JP2001095383A - 植物の栽培装置 - Google Patents

植物の栽培装置

Info

Publication number
JP2001095383A
JP2001095383A JP28360099A JP28360099A JP2001095383A JP 2001095383 A JP2001095383 A JP 2001095383A JP 28360099 A JP28360099 A JP 28360099A JP 28360099 A JP28360099 A JP 28360099A JP 2001095383 A JP2001095383 A JP 2001095383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
tray
plant
conveyer
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28360099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisakazu Uchiyama
久和 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Plant Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Plant Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Plant Co Ltd filed Critical Cosmo Plant Co Ltd
Priority to JP28360099A priority Critical patent/JP2001095383A/ja
Publication of JP2001095383A publication Critical patent/JP2001095383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の植物栽培装置の無駄なスペースを省
き、照明効果を向上させる。 【解決手段】 植物35を培養液と共に収容するアルミ
パイプ製の長尺のトレイ5と、そのトレイ5を横方向に
順に搬送するコンベア装置2と、そのコンベア装置5の
上方に配置される照明器具3とを有し、照明器具3がコ
ンベア装置2の上流側から下流側に向かって順次高くな
るように傾斜している植物の栽培装置A。トレイ5の上
面には、植物35の上部を保持する漏斗形の保持具30
が設けられている。コンベア装置2の上流側および下流
側には、供給・取り出し用の定植コンベア6および収穫
コンベア7と、それらとコンベア装置2の間に介在され
る反射壁8と、コンベア装置2と定植コンベア6・収穫
コンベア7との間でトレイ5の受け渡しをする受け渡し
バー41とが設けられている。反射壁8には受け渡しバ
ー41が出入りする開口部50が設けられ、受け渡しバ
ー41の先端にその開口部50を閉じる扉51が取り付
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植物の栽培装置に関
する。さらに詳しくは、トレイに植え付けた種苗状態の
植物を、コンベアで移動させながら水や栄養分を含む培
養液を給水管で供給すると共に、人工的な光(場合によ
り天然の光)を照射して、いわば工場生産的に植物を栽
培する装置に関する。なお、本明細書において、植物に
は野菜や果物のほか、茸類なども含むものとする。
【0002】
【従来の技術】本出願人はすでにこの種の植物栽培装置
を提案している。たとえば特開平6−245646号公
報では、多数のトレイをチェーンコンベアに吊り下げ
て、建屋内を循環駆動させ、作業者は植物の種苗を植え
付けたトレイをコンベアに供給し、生育した植物のトレ
イを収穫するだけで、途中の育成過程は自動的に行うよ
うにした植物栽培用の立体ベンチを提案している。ま
た、特開平10−136790号公報では、固定式の棚
フレームと、その棚フレームに取り出し自在に載置した
栽培用の容器と、各容器の上方に設けた発光ダイオード
などの光源を備えた栽培棚を提案している。さらに現時
点では未公開であるが、特願平10−283860号で
は、上下に複数段で設けたコンベアと、それらのコンベ
アの入り口側および出口側にそれぞれ上下に移動自在に
設けた供給機構および取り出し機構とを備えた植物栽培
装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記立体ベンチ型の植
物栽培装置は、駆動機構が複雑で、支持方法も繁雑であ
る。また、植物が育ったときに葉同士が絡まないよう
に、育ったときの大きさに合わせてトレイや容器を比較
的大きい間隔で配列している。そのため、植物が種や苗
の状態では実際に必要なスペースより大きい間隔で配列
することになり、スペースが無駄になる。そのため給水
管が長くなり、しかも光源の間隔が拡がるので照射の効
率も低下する。また上記の栽培棚では、育成状態に応じ
て順に大きい棚に移し換えていくことも可能であるが、
実際には多くの困難を伴う。また特願平10−2838
60号の植物栽培装置では、とくに育成が進んだ段階で
大きいスペースが必要で、照明の効率性が充分でない。
本発明は前記従来の植物栽培装置の無駄なスペースを省
き、照明効果を向上させることを技術課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の植物の栽培装置
(請求項1)は、栽培しようとする植物を搬送するコン
ベアと、そのコンベアの上方にコンベアに沿って配置さ
れる照明器具とを有し、その照明器具がコンベアの上流
側から下流側に向かって順次コンベアより離れるように
配置されていることを特徴としている。
【0005】本発明の植物の栽培装置の第2の態様(請
求項2)は、栽培しようとする植物の根を浸す培養液を
収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのトレ
イを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置さ
れる照明器具とを有し、前記トレイの上面に、各植物の
株の上部を保持する漏斗形の保持具が設けられているこ
とを特徴としている。
【0006】本発明の植物の栽培装置の第3の態様(請
求項3)は、栽培しようとする植物の根を浸す培養液を
収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのトレ
イを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置さ
れる照明器具と、そのコンベアの上流側または下流側の
端部から離れた位置に配置される供給・取り出し用の上
下コンベアと、コンベアと上下コンベアの間に介在され
る隔壁と、コンベアと上下コンベアとの間でトレイの受
け渡しをするようにコンベアの延長方向に往復移動自在
の受け渡しバーとを有し、前記隔壁がコンベアの延長方
向に受け渡しバーが出入りする開口部を有することを特
徴としている。
【0007】このような栽培装置では、前記受け渡しバ
ーの先端に隔壁の開口部を塞ぐ扉が取り付けられている
ものが好ましい(請求項4)。さらに前記隔壁の内面お
よび扉の内面が、照明器具の光を反射する反射面を備え
ているものが好ましい(請求項5)。さらに上下コンベ
アに、トレイを保持する上下アームが取り付けられてお
り、その上下アームがコンベアの方に延びる水平部と、
その水平部の先端から下方に延び、その下端からコンベ
アから離れる方向に延びるフィンガーとを備えているも
のが好ましい(請求項6)。
【0008】本発明の植物の栽培装置の第4の態様(請
求項7)は、栽培しようとする植物の根を浸す培養液を
収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのトレ
イを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置さ
れる照明器具とを有し、前記培養液が10〜20℃であ
り、前記トレイがアルミニウムないしその合金製である
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の栽培装置のコンベアで搬送される植物
の苗は、コンベアの上方に配置される照明器具で照らさ
れながら生育し、下流側に移動するにしたがって背が高
くなる。第1の態様の栽培装置(請求項1)では、上流
側から下流側に向かって順次照明器具がコンベアから離
れるように配置されているので、背が低い上流側でも背
が高い下流側でも、照明器具と植物の苗の上端部の間隔
があまり変わらない。したがって照明の効率が高く、照
明器具の光が無駄なく利用される。
【0010】また第2の態様の栽培装置(請求項2)で
は、トレイの上面に植物の株の上部が漏斗形の保持具で
保持される。そのため、とくにレタスなどの葉ものの植
物の葉が拡がらず、上向きに纏められる。そのため隣接
する植物の間隔を小さくしても、植物の葉同士が絡まっ
たりすることが少ない。したがって1本のトレイに多く
の植物の株を収容することができ、照明器具の光を多く
の植物に対して効率よく照らすことができる。
【0011】第3の態様の栽培装置(請求項3)では、
コンベアと上下コンベアとの間に隔壁が設けられている
ので、コンベア上の植物を照らす照明器具の光が外部に
拡がらない。また、温度管理も容易になる。コンベアと
上下コンベアの間のトレイの受け渡しは、開口部を通す
ことにより行うことができる。開口部を塞ぐ開閉自在の
扉を設ける場合(請求項4)は、トレイの受け渡しのと
きを除き、扉が開口部を塞いでいるので、開口部から洩
れる光が一層遮断され、温度管理も一層容易になる。ま
た隔壁や扉の内面に照明器具の光を反射する反射面を設
けるとき(請求項5)は、一層照明効果が効率的にな
る。
【0012】上下コンベアにトレイを保持する上下アー
ムが取り付けられており、その上下アームがコンベアの
方に延びる水平部と、その水平部の先端から下方に延
び、その下端からコンベアから離れる方向に延びる鉤状
のフィンガーとを備え、受け渡しバーの先端に扉を設け
た栽培装置(請求項6)では、上下アームとフィンガー
の間に扉を通すことができるので、扉とフィンガーとを
干渉させずに上下アームと受け渡しバーの間でトレイの
受け渡しを行うことができる。また扉の開閉と受け渡し
バーの前後動が連動するので、駆動機構および制御機構
が簡単になる。
【0013】栽培しようとする植物の根を浸す培養液を
収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのトレ
イを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置さ
れる照明器具とを有し、前記培養液が10〜20℃であ
り、前記トレイがアルミニウムないしその合金製である
栽培装置(請求項7)では、培養液の温度が適温で植物
の徒長などの生育障害を防ぐことができる。しかもトレ
イがアルミニウムないしその金属合金であるので、周囲
を冷やすことができ、照明器具による温度上昇を緩和さ
せ、周囲温度を適切な範囲に維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の植物の栽培装置の実施の形態を説明する。図1は本発
明の栽培装置の一実施形態を示す概略側断面図、図2お
よび図3はそれぞれその栽培装置の全体を示す側面図お
よび平面図、図4aおよび図4bはそれぞれその栽培装
置のトレイの一実施形態を示す部分切り欠き斜視図およ
び要部断面図、図5は本発明の栽培装置の受け渡し機構
の一実施形態を示す斜視図、図6および図7はその受け
渡し機構の作用を順に示す工程図、図8は収穫コンベア
側の受け渡し機構の実施形態を示す概略断面図、図9a
は本発明に関わる照明器具の一実施形態を示す斜視図、
図9bはその照明器具の要部断面図、図10a〜eはそ
れぞれその照明器具の発光要素の実施形態を示す拡大断
面図である。
【0015】始めに図2および図3を参照して栽培装置
の全体を説明する。図2および図3に示す栽培装置A
は、建屋1内に組み立てられた多段の搬送用のコンベア
装置2、2・・・と、各段のコンベア装置2の間に配置
された照明器具3と、コンベア装置2にトレイ(樋)5
を供給するための定植コンベア6と、トレイを取り出す
ための収穫コンベア7とを備えている。定植コンベア6
および収穫コンベア7は上下に移動する。さらに照明器
具3を冷却する冷却水の配管や、コンベア装置2に載置
されているトレイ5に水耕栽培用の培養液を供給するた
めの給水設備およびトレイからの排水を流す排水設備な
どの付帯設備なども設けられている。この実施形態では
各段のコンベア装置2の構成は実質的に同じであり、各
段で同じ植物を栽培したり、段ごとに異なる植物を栽培
することができる。
【0016】前記建屋1は、たとえば高さ10m、長さ
12m、間口10m程度のものであり、外壁には10cm
程度の断熱壁が採用されている。ただし建屋の大きさや
高さなどは、栽培しようとする植物の種類などにより自
由に変更しうる。さらにこの実施形態では、定植コンベ
ア6とコンベア装置2の間、およびコンベア装置2と収
穫コンベア7の間に、照明器具3の光を反射させる反射
壁8が設けられている。反射壁8は図3のように、コン
ベア装置2を囲むように設けてもよい。また、反射壁8
として、断熱材を使用してもよい。たとえば白色の発泡
スチロールの壁は、その両方の作用を奏する。反射壁8
の内面に、アルミ箔などの光を反射させやすい金属箔を
貼り付けてもよい。
【0017】建屋1の下部には作業者9が定植コンベア
6にトレイ5を乗せたり、収穫コンベア7からトレイを
収穫したりするための作業室10が設けられ、その上方
にたとえば10段程度でコンベア装置2が配置されてい
る。作業室10の中央部はトレイ5に種を植え付ける播
種エリア10aであり、定植コンベア6に近い部位は種
から苗に育てるための育種エリア10bであり、収穫コ
ンベア7に近い部位はトレイを積み降ろして植物を収穫
するための収穫エリア10cである。
【0018】図2に示すように、各段のコンベア装置2
は建屋1の左右の2ヶ所に配置され、横に長いトレイ5
の左右端からいくらか内側寄りの位置を支えるようにし
ている。さらに左右端の近辺およびコンベア装置2の間
には、トレイ5を滑らせるように支持するためのレール
11が複数本設けられている。
【0019】図1および図3に示すように、前記照明器
具3はコンベア装置2の下面近辺に平面状に拡がるよう
に、かつコンベア装置2の上流側では低く、下流側では
高くなるように支柱12などで取り付けられ、1段下の
コンベア装置2のトレイ5を照射するようにしている。
照明器具3を傾斜して設けているのは、栽培しようとし
ている植物の生長の初期の段階では、その背が低いた
め、少しでも照明器具3と植物とを接近させて照明効果
を上げるためである。
【0020】なお、最下段のコンベアの下面には照明器
具3は設けられておらず、最上段のコンベア装置2のト
レイ5を照射する照明器具が天井近辺に設けられてい
る。照明器具3としては、蛍光灯、電灯などでも可能で
あるが、植物の栽培に適切な波長(色)の光を出す発光
ダイオード(LED)が好ましい。たとえば発光ダイオ
ードをパネル状にして用いる場合、各パネルの2/3は
赤色の発光ダイオードとし、1/3を青色の発光ダイオ
ードとするなど、植物の種類に応じて適切な組み合わせ
を選択すればよい。パネル全体の明るさは、たとえば2
000〜3000ルクス程度が好ましいが、植物によっ
て適切な照度に設定すればよく、また、時間的に明るさ
をコントロールすることも任意である。
【0021】図2の符号13は、建屋1内の空気を循環
するファンであり、温度コントロール、湿度コントロー
ル、CO2 コントロールを行うエアコンディショナを設
けている。なおコンベア装置2の途中で植物の生育環境
を変えたい場合は、透明な合成樹脂シートなどの仕切り
を設けるようにしてもよい。またガスの濃度、温度、湿
度などを検出するセンサを設け、常時監視しながら自動
的に各種の環境要素のコントロールを行うのが好まし
い。
【0022】つぎに図1および図3を参照して、コンベ
ア装置2を説明する。左右に配置されている各コンベア
装置2は、それぞれ1本のベルトコンベアで構成しう
る。ベルトコンベアは、端部に回転自在に設けた駆動ド
ラム14と、途中に回転自在に設けた多数本のアイドラ
ローラ15と、それらの周囲を循環するベルト16と、
駆動ドラム14を回転させるモータ(図5の符号M参
照)などから構成されている。左右のコンベア装置2の
駆動ドラム14は駆動軸(図5の符号17参照)で連結
している。また、ベルトコンベアに変えてチェーンコン
ベアなどの循環伝導要素を用いてもよい。さらに定植コ
ンベア6から収穫コンベア7まで複数本のコンベアを連
結するようにしてもよく、その場合は各コンベアごとに
搬送速度を変えることができる。
【0023】前記定植コンベア6は図3に示すように、
上下端に配置した4個のスプロケット20で無端状のチ
ェーン21を支持する形態、すなわちチェーンコンベア
を縦方向に配置したような形態を備えている。チェーン
21には、トレイ5を支持するための受け具22がコン
ベア装置2の上下の段差に応じたピッチで設けられてい
る。なお、受け具22は後述する受け渡し機構との関係
で、図1に示すように、前方に延びる水平部23と、そ
の先端から下方に延び、さらにその下端から戻る方向に
延びるL字状のフィンガー24とを備えている。フィン
ガー24の先端には上向きに突出する引っ掛け部25が
設けられている。チェーン21は前面側が上昇すると後
面側が下降するように、モータ(図示していない)など
で循環駆動する。収穫コンベア7は定植コンベア6と実
質的に同じであるので、同じ部分に同じ符号を付して説
明を省略する。
【0024】図4aは前記トレイ5の好ましい実施形態
を示している。トレイ5は、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金製の角パイプ製であり、両端が蓋5aなどで
閉じられている。そして上面には50〜300mm程度
の間隔で植物栽培用の開口部26が形成されている。図
4bに示すように、トレイ5には培養液27が収容され
るので、液密状態にしている。トレイ5の一端側の上面
には、培養液を流し込むための供給口5bが開口してお
り、他端の底部には、底面を貫通するように培養液の排
出用のパイプ5cが設けられている。パイプ5cの上端
の高さは、培養液の液面を定めており、それを超える培
養液はパイプ5cから排出される。培養液27は通常は
10〜20℃程度、より好ましくは15〜16℃程度に
冷却されている。そしてトレイ5がアルミニウムないし
アルミニウム合金製であるので、周囲の空気を冷却する
ことができる。それにより培養液が漬かっている根の部
分だけでなく、茎や葉についても、22〜23℃の室温
や照明器具3による温度上昇を抑えることができ、徒長
などの育成障害を防ぐことができる。
【0025】この実施形態では、トレイ5の開口部26
を円形にしており、その中に漏斗状の保持具30が取り
付けられている。トレイ5の上面の内面中央には、下向
きに突出するリブ5dが設けられており、開口部26は
そのリブ5dを避けるように千鳥状に配置されている。
保持具30は開口部26内に挿入される円筒状の基部3
1と、基部31の上方に延びる円錐状の保持部33とか
ら構成されている。保持部33の上端には、強度を増す
ための折り曲げ段部32を設けている。保持部33は円
筒状ないし角筒状であってもよい。トレイ5の全体は合
成樹脂などで一体に成形しうる。たとえば合成樹脂シー
トを熱プレス成形して保持部33と有底の基部31の形
状を成形し、折り曲げ段部32の周囲をトリミングし、
基部31の底部を打ち抜くことにより製造することがで
きる。保持部33は照明器具3の光を透過するように透
明ないし半透明にするのが好ましい。なお保持具30を
図4bのように開口部26に挿入すると、基部31がト
レイ5の内壁あるいはリブ5dに当たるので、ひっくり
返ることはないが、基部31と保持部33の境目に鍔を
設けてもよい。
【0026】このような保持具30を使用することによ
り、サニーレタスなどの葉物の野菜などの植物35の葉
を拡がらないように保持することができる。すなわちト
レイ5の開口部26に直接植物35を植え付けた場合
は、生長するにしたがって想像線のように葉が横方向に
拡がる。しかしこのように拡がると、隣接する植物35
の葉同士が干渉し、収穫時に葉が絡まってちぎれたりす
る問題がある。そのため、開口部26の間隔を大きくと
る必要がある。図4a、図4bのトレイ5では、植物の
葉を纏めて上向きに保持する保持具を設けているので、
想像線のように拡がらず、そのため隣接する葉同士の干
渉が避けられ、開口の間隔をたとえば50〜200mm
程度と小さくすることができ、それにより同じスペース
で収穫量を増やすことができる。
【0027】定植コンベア6は搬送用のコンベア装置2
と干渉しないように配置している。そのため図5に示す
ように、両者の間にトレイ5を受け渡しするための受け
渡し機構40を設けている。この受け渡し機構40は、
前後に移動する受け渡しバー41と、定植コンベア6の
上下動とを組み合わせたものである。受け渡しバー41
はたとえば平坦な板材あるいはパイプであり、その先端
に上向きにトレイ5を安定して保持するためのフック4
2を備えている。受け渡しバー41はガイド43により
前後に移動自在に支持されており、下面に設けたラック
歯列44とモータM2で駆動されるピニオン45とによ
って前後に駆動される。
【0028】受け渡しバー41は左右に長いトレイ5を
安定して受け渡すことができるように、左右に複数基、
たとえば2〜3基程度平行に設けられている。各受け渡
しバー41を駆動するピニオン45はそれぞれのモータ
M2で同調するように回転駆動されており、それにより
同調して作動することができる。なおエアシリンダや油
圧シリンダなどの他の直動アクチュエータを採用するこ
ともできるが、モータ駆動が好ましい。
【0029】前述のように定植コンベア6と搬送用のコ
ンベア装置2との間には反射壁8が設けられている。そ
のため反射壁8には受け渡しバー41を通すための開口
部50ないし窓が形成されている。そしてこの実施形態
では、受け渡しバー41の先端に、その開口部50を閉
じるための扉51が取り付けられている。扉51も反射
壁8と同様の白色の発泡スチロール、あるいはその内面
にアルミ箔を貼り付けたものなどで構成しうる。
【0030】定植コンベア6の受け具22と受け渡しバ
ー41とは、図5から分かるように左右にずらせること
ができるので、本来は受け渡しバー41を前進(左方
向)させた状態で定植コンベア6をいくらか下降させ、
トレイ5を受け渡しバー41に乗せ替えるだけでよい。
しかしこの実施形態では受け渡しバー41の先端に扉5
1を取り付けているために扉51と受け具22の干渉を
避ける必要がある。前述のように受け具22にフィンガ
ー24を設けてトレイ5を後ろ向きに取り出す形態にし
たのは、その干渉を避けるためである。以下、図1、図
6および図7を参照して、受け具22から受け渡しバー
41への受け渡しの手順を説明する。なお、定植コンベ
ア6のモータおよび受け渡しバー41のモータM2は、
下記の手順を順に行うように制御されている。
【0031】始めは図1のように受け具22は反射壁8
の開口部50よりも上方の、扉51と干渉しない位置で
止まっている。この状態で図6の上段に示すように、受
け渡しバー41を定植コンベア6の方に移動させ、フッ
ク42をトレイ5の後方に位置させる(ステップS
1)。ついで定植コンベア6を駆動して受け具22を下
降させ、トレイ5を受け渡しバー41に軽く乗せる(ス
テップS2)。ついで受け渡しバー41を後退させ、フ
ック42でトレイ5を保持するようにする(ステップS
3)。
【0032】ついで図7の上段に示すように、受け具2
2をいくらか下降させ、受け渡しバー41を再び前進さ
せる(ステップS4)。ついでその状態で受け具22を
扉51と干渉しない位置まで上昇させる(ステップS
5)。さらに受け渡しバー41を後退させ、トレイ5を
コンベア装置5に乗せ替える。その後は再び受け渡しバ
ー41を前進させて扉51で反射壁8の開口部50を閉
じる。
【0033】上記の手順で受け具22と受け渡しバー4
1とを順に作動させることにより、扉51やトレイ5と
受け具22の干渉を避けることができる。そしてこのよ
うな扉51を設けることにより、開口部50を別個の駆
動源を設けることなく、自動的に開閉させることができ
る。また開口部50を閉じることにより、反射壁8の反
射作用および断熱作用を一層確実にすることができる。
【0034】ただし扉51の上端を反射壁8にヒンジ連
結しておき、モータやエアシリンダなどの別個の駆動源
で開閉させるようにしてもよい。その場合は受け具22
は単に水平部23の先端にトレイ5を引っ掛けるための
上向きの突起を設けた形態でよく、また受け具22を下
降させて受け渡しバー41にトレイ5を乗せた後は、そ
のまま下側に逃げればよい。
【0035】定植コンベア6の各段の受け具42からは
一斉に対応するコンベアにトレイ5を乗せ換えてもよ
く、一段ずつ順に乗せ換えるようにしてもよい。なお空
になった定植コンベア6には、図2の作業者9が次の種
苗を植えたトレイ5を積み込む。
【0036】定植コンベア6および受け渡し機構40は
上記のものに限らず、立体倉庫などで用いられている種
々の装置を採用することができる。たとえば前述の受け
渡しバー41は、それ自体がチェーンに対して上下動す
るものであってもよい。その場合は定植コンベア6の前
面側をいくらか下降させる必要がない。また受け渡しバ
ー44から搬送用のコンベア装置2への受け渡しがスム
ーズである。
【0037】図8の収穫コンベア7についても、循環方
向や作用の順序が逆になるだけで、定植コンベア6と実
質的に同じ装置を採用することができる。ただしコンベ
ア装置2からトレイ5を降ろすとき、植物の葉が次のト
レイの植物の葉とからまっていることがあるので、受け
渡しバー41の上でトレイ5が滑らないように、受け渡
しバー41の先端近辺にトレイ5を引っ掛けるための段
部53を設けておくのが好ましい。収穫コンベア7によ
って降ろしたトレイ5は、作業者が作業室の収穫エリア
10cに降ろし、トレイ5から植物だけを収穫する。空
になったトレイ5は、再び播種エリア10aで種をまく
ために使用する。なおトレイ5には、通常は水と、養分
と、それらを吸収保持する水分保持材と、種だけを入れ
る。すなわち水耕栽培により栽培する。しかし土を入れ
てその土に種を植えてもよい。また最初から苗を植える
ようにしてもよい。
【0038】つぎに照明器具3として発光ダイオードを
採用する場合の好ましい実施形態を説明する。発光ダイ
オードは発光により温度が上昇し、発光効率が低下す
る。さらに建屋1内は高温多湿に維持する場合が多く、
一層発光効率が低下する。この実施形態では、図9aに
示すように、発光ダイオードを多数取り付けたパネル5
5をアルミニウムなどの熱伝導率が高い金属板とし、そ
のパネル55の裏面側に冷却水を通すための配管56を
密着して設けている。
【0039】図9bのパネル55では、配管56を角形
のパイプとし、パネル55の裏面からスタッドボルト5
7を突出させ、金属板を折り曲げたマウント部材58お
よびナット59で配管56を固定している。このような
角形のパイプを用いると、熱伝導性が高くなるので好ま
しい。なお図8bのパネル55は、アルミニウムなどの
ベースプレート60と、その下面に配置されるアルミの
角パイプからなる枠体61と、その下面側に設けられる
ガラス板62と枠体61の外周に充填されるシリコーン
樹脂などの充填材63とを備えている。
【0040】ベースプレート60の下面には、発光ダイ
オードなどの発光素子64を配列した基板65を配列し
ている。前記枠体61の内部には乾燥剤66が充填され
ており、ベースプレート60とガラス板62の間での空
間Nは乾燥した窒素ガスなどの不活性ガスが充填されて
いる。なお乾燥空気などでもよい。枠体61とベースプ
レート60の間、および枠体61とガラス板62の間に
は、ブチルパテ67などのシール材が介在されており、
前述のシリコーン樹脂の充填材63と共に、空間N内の
気密性を維持している。
【0041】図1などに示すように、パネル55は傾斜
して設けている。そしてパネル55の裏面の配管56に
より冷却水を循環させるが、配管56も傾斜しているの
で、冷却水の循環作用がよくなる。なお配管51あるい
はダクトに−40℃〜−80℃程度の乾燥した空気を送
り、直接、あるいは冷却板などを介して照明器具3を冷
却するようにしてもよい。照明器具3を冷却して温度が
上昇した空気はそのままダクトで回収してもよく、また
室内に放出してもよい。
【0042】なお発光ダイオードなどの光源を断熱材の
箱などで囲み、その箱内を乾燥した低温の空気あるいは
水などで冷却すると共に、光源からコンベアの下面(ト
レイの上方)まで光ファイバーで光を導くようにしても
よい。その場合は光源を充分に低温に冷却することがで
き、また結露を防止しうるので、光源を保護することが
できる。また太陽など、外部の自然光を光ファイバーで
建屋内のコンベアの下面まで導くようにしてもよい。
【0043】図10a〜fは前記パネル55の下面に取
り付ける発光ダイオードを用いた発光素子の実施形態を
示している。図10aの発光素子64はアルミニウムな
どの金属製の基板65に発光ダイオード70を固定し、
その上に半球状ないし凸レンズ状に盛り上げるように、
エポキシ樹脂などの透明の耐熱性が高い合成樹脂の封止
材71を設けたものである。さらにこの実施形態では、
封止材71上に第2の凸レンズ層72および第3の凸レ
ンズ層73を2段に設けている。なお符号75は電極線
であり、76は電極、77は製造時に封止材71の流れ
が外側に拡がらないように設けたリング状のダム部材で
ある。
【0044】この発光素子64の封止材71は凸レンズ
状に盛り上がっているので、発光ダイオード70から発
せられる光が拡散せず、基板65に対してほぼ直角にま
っすぐ放射される。また第2の凸レンズ層72および第
3の凸レンズ層73によっても、光が収束され、強力な
光が植物に照射される。したがってこのパネル55を照
明器具3として採用する場合は、一層植物の育成作用が
効率的になる。
【0045】図10bの発光素子64は、基板65に深
さ0.3〜2mm程度、好ましくは0.5〜1mm程度
の窪み80を設け、その内面を光を反射する鏡面にして
いる。そして窪み80に充填した封止材71の上面は凸
レンズ状に盛り上げている。なお内面のうち、窪み80
の底面81は電極76を設けるために平坦で、側面82
は凹面鏡状に湾曲している。このものは発光ダイオード
70から発した光が内面に反射してある程度収束され、
さらに封止材71による凸レンズ作用で一層収束されて
放射される。
【0046】図10cの発光素子64は図10aの3層
の凸レンズ構造と図10bの内面反射鏡構造とを組み合
わせたものであり、両方の作用が同時に達成される。図
10dの発光素子64は、図10cのものとほぼ同じ構
造を有する。ただし窪み80がいくらか浅く、電極76
が基板65の表面に設けられ、封止材71がその電極7
6を覆うように窪み80よりも大きい拡がりを有する点
で異なる。このものも図10cのものと実質的に同じ作
用効果を奏するほか、電極線75の接続が容易であると
いう利点がある。
【0047】図10eの発光素子64は、封止材71の
上面が基板65の表面と面一になっている点を除き、図
10b〜10dの発光素子と同じである。このものはレ
ンズ作用を奏しないが、窪み80の内面の凹面鏡作用に
より、光がある程度収束され、植物まである程度強い光
が届く。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の栽培装置の一実施形態を示す概略側
断面図である。
【図2】 その栽培装置の全体を示す側面図である。
【図3】 その栽培装置の全体を示す平面図である。
【図4】 図4aおよび図4bはそれぞれその栽培装置
のトレイの一実施形態を示す部分切り欠き斜視図および
要部断面図である。
【図5】 本発明の栽培装置の受け渡し機構の一実施形
態を示す斜視図である。
【図6】 その受け渡し機構の作用を順に示す工程図で
ある。
【図7】 その受け渡し機構の作用を順に示す図6に続
く工程図である。
【図8】 図1の栽培装置の収穫コンベア側の概略側断
面図である。
【図9】 図9aは本発明に関わる照明器具の一実施形
態を示す斜視図、図9bはその照明器具の要部断面図で
ある。
【図10】 図10a〜eはそれぞれその照明器具の発
光要素の実施形態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
A 栽培装置 1 建屋 2 コンベア装置 3 照明器具 5 トレイ 6 定植コンベア 7 収穫コンベア 8 反射壁 10 作業室 11 レール 13 ファン 14 駆動ドラム 15 アイドラローラ 16 ベルト 17 駆動軸 20 スプロケット 21 チェーン 22 受け具 23 水平部 24 フィンガー 25 引っ掛け部 26 開口部 27 培養液 30 保持具 31 基部 33 保持部 35 植物 40 受け渡し機構 41 受け渡しバー 43 ガイド 44 ラック歯列 M2 モータ 45 ピニオン 50 開口部(窓) 51 扉 53 段部 55 パネル 56 配管 57 スタッドボルト 58 マウント部材 59 ナット 60 ベースプレート 61 枠体 62 ガラス板 63 充填剤 64 発光素子 65 基板 66 乾燥剤 N 空間 67 ブチルパテ 70 発光ダイオード 71 封止材 72、73 凸レンズ層 75 電極線 76 電極 77 ダム部材 80 窪み 81 底面 82 側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B022 AA01 DA01 DA05 DA15 DA17 DA19 DA20 2B027 NB01 ND01 ND13 NE01 TC05 TC14 TC15 UA03 UA10 UA13 UA21 UB03 2B314 MA38 MA39 MA40 MA42 NA13 ND27 ND29 ND32 PB02 PD06 PD07 PD37 PD59 PD64

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培しようとする植物を搬送するコンベ
    アと、そのコンベアの上方にコンベアに沿って配置され
    る照明器具とを有し、その照明器具がコンベアの上流側
    から下流側に向かって順次コンベアより離れるように配
    置されている植物の栽培装置。
  2. 【請求項2】 栽培しようとする植物の根を浸す培養液
    を収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのト
    レイを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置
    される照明器具とを有し、前記トレイの上面に、各植物
    の株の上部を保持する漏斗形の保持具が設けられている
    植物の栽培装置。
  3. 【請求項3】 栽培しようとする植物の根を浸す培養液
    を収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのト
    レイを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置
    される照明器具と、そのコンベアの上流側または下流側
    の端部から離れた位置に配置される供給取り出し用の上
    下コンベアと、コンベアと上下コンベアの間に介在され
    る隔壁と、コンベアと上下コンベアとの間でトレイの受
    け渡しをするようにコンベアの延長方向に往復移動自在
    の受け渡しバーとを有し、前記隔壁がコンベアの延長方
    向に受け渡しバーが出入りする開口部を有する植物の栽
    培装置。
  4. 【請求項4】 前記隔壁の開口部を塞ぐ開閉自在の扉が
    設けられている請求項3記載の栽培装置。
  5. 【請求項5】 前記隔壁の内面および扉の内面が、照明
    器具の光を反射する反射面を備えている請求項4記載の
    栽培装置。
  6. 【請求項6】 前記上下コンベアに、トレイを保持する
    上下アームが取り付けられており、その上下アームがコ
    ンベアの方に延びる水平部と、その水平部の先端から下
    方に延び、その下端からコンベアから離れる方向に延び
    るフィンガーとを備えており、前記扉が受け渡しバーの
    先端に取り付けられている請求項4記載の栽培装置。
  7. 【請求項7】 栽培しようとする植物の根を浸す培養液
    を収容すると共に植物の株を保持するトレイと、そのト
    レイを搬送するコンベアと、そのコンベアの上方に配置
    される照明器具とを有し、前記培養液が10〜20℃で
    あり、前記トレイがアルミニウムないしその合金製であ
    る植物の栽培装置。
JP28360099A 1999-10-04 1999-10-04 植物の栽培装置 Pending JP2001095383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28360099A JP2001095383A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 植物の栽培装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28360099A JP2001095383A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 植物の栽培装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001095383A true JP2001095383A (ja) 2001-04-10

Family

ID=17667614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28360099A Pending JP2001095383A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 植物の栽培装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001095383A (ja)

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002003777A1 (fr) * 2000-07-07 2002-01-17 Cosmo Plant Co.,Ltd Procede de production de plantes, dispositif de culture et panneau electroluminescent
WO2005079557A1 (en) * 2004-02-19 2005-09-01 Biosson Co., Ltd. Plant cultivation apparatus
WO2009067194A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Promachine, Inc. Continuous loop plant growing system
WO2010029993A1 (ja) * 2008-09-11 2010-03-18 日本グリーンファーム株式会社 植物栽培システム、植物栽培プラントおよび家庭用の植物栽培装置
JP2010088425A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Japan Greenfarm Co Ltd 植物栽培システムおよび植物栽培プラント
JP2010136724A (ja) * 2010-01-22 2010-06-24 Hiroshi Sawazaki 植物栽培装置
JP2011200148A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Sankyo Kucho Kk 立体栽培装置
WO2012005121A1 (ja) * 2010-07-09 2012-01-12 株式会社生物機能工学研究所 栽培装置
CN102369856A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 株式会社格林普乐斯 利用照射装置培养植物的自动设备
JP2013021998A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Seibu Electric & Mach Co Ltd 植物栽培設備
KR101240249B1 (ko) * 2011-02-17 2013-03-07 박영환 식물재배시스템
KR101277788B1 (ko) * 2011-05-26 2013-06-25 대한민국 다단식 이동 재배시스템용 반출장치
JP5357863B2 (ja) * 2008-03-26 2013-12-04 久和 内山 栽培装置
KR101345365B1 (ko) * 2006-10-19 2013-12-30 코닌클리케 필립스 엔.브이. 식물 재배 장치
JP2014045669A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Tohoku Shizai Kogyo Kk 水耕栽培装置
KR101571548B1 (ko) * 2014-04-11 2015-11-24 농업회사법인 주식회사 태초의 자연으로 식물공장 자동화장치
JP2016135123A (ja) * 2015-01-16 2016-07-28 トーホー工業株式会社 土保温用発泡材
JP2016136919A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 タイヨー電子株式会社 水耕栽培装置
WO2016125296A1 (ja) * 2015-02-06 2016-08-11 不二精工株式会社 植物栽培装置
WO2016129673A1 (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 伊東電機株式会社 植物栽培装置及び植物栽培システム
CN106613862A (zh) * 2016-09-13 2017-05-10 程翌 一种水培植物流水式生产的方法
KR20180004281A (ko) * 2015-08-10 2018-01-10 노지쿠미아이호징 미쿠니 바이오 노죠 묘목 육성장치 및 그 묘목 육성방법
JP2018057408A (ja) * 2018-01-17 2018-04-12 パイオニア株式会社 栽培装置
JP2019216685A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 菱熱工業株式会社 植物栽培装置、植物栽培方法
JP2019216754A (ja) * 2019-10-08 2019-12-26 パイオニア株式会社 栽培装置
WO2021006342A1 (ja) * 2019-07-10 2021-01-14 日亜化学工業株式会社 植物処理装置
WO2022172884A1 (ja) * 2021-02-09 2022-08-18 株式会社A-Plus 植物工場、栽培植物の作成方法

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002003777A1 (fr) * 2000-07-07 2002-01-17 Cosmo Plant Co.,Ltd Procede de production de plantes, dispositif de culture et panneau electroluminescent
WO2005079557A1 (en) * 2004-02-19 2005-09-01 Biosson Co., Ltd. Plant cultivation apparatus
KR100671469B1 (ko) 2004-02-19 2007-01-18 주식회사 바이오쏜 식물재배장치
KR101345365B1 (ko) * 2006-10-19 2013-12-30 코닌클리케 필립스 엔.브이. 식물 재배 장치
WO2009067194A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Promachine, Inc. Continuous loop plant growing system
US8671617B2 (en) 2007-11-21 2014-03-18 James B. Prohaska Continuous loop plant growing system
JP5357863B2 (ja) * 2008-03-26 2013-12-04 久和 内山 栽培装置
WO2010029993A1 (ja) * 2008-09-11 2010-03-18 日本グリーンファーム株式会社 植物栽培システム、植物栽培プラントおよび家庭用の植物栽培装置
JP2010088425A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Japan Greenfarm Co Ltd 植物栽培システムおよび植物栽培プラント
JP2010136724A (ja) * 2010-01-22 2010-06-24 Hiroshi Sawazaki 植物栽培装置
JP2011200148A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Sankyo Kucho Kk 立体栽培装置
WO2012005121A1 (ja) * 2010-07-09 2012-01-12 株式会社生物機能工学研究所 栽培装置
JP6057711B2 (ja) * 2010-07-09 2017-01-11 株式会社生物機能工学研究所 栽培装置
CN102369856A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 株式会社格林普乐斯 利用照射装置培养植物的自动设备
KR101240249B1 (ko) * 2011-02-17 2013-03-07 박영환 식물재배시스템
KR101277788B1 (ko) * 2011-05-26 2013-06-25 대한민국 다단식 이동 재배시스템용 반출장치
JP2013021998A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Seibu Electric & Mach Co Ltd 植物栽培設備
JP2014045669A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Tohoku Shizai Kogyo Kk 水耕栽培装置
KR101571548B1 (ko) * 2014-04-11 2015-11-24 농업회사법인 주식회사 태초의 자연으로 식물공장 자동화장치
JP2016135123A (ja) * 2015-01-16 2016-07-28 トーホー工業株式会社 土保温用発泡材
JP2016136919A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 タイヨー電子株式会社 水耕栽培装置
US10912261B2 (en) 2015-02-06 2021-02-09 Fuji Seiko Co., Ltd. Plant cultivation device
CN107205348A (zh) * 2015-02-06 2017-09-26 不二精工株式会社 植物栽培装置
JPWO2016125296A1 (ja) * 2015-02-06 2017-11-09 不二精工株式会社 植物栽培装置
WO2016125296A1 (ja) * 2015-02-06 2016-08-11 不二精工株式会社 植物栽培装置
CN107205348B (zh) * 2015-02-06 2021-03-12 不二精工株式会社 植物栽培装置
WO2016129673A1 (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 伊東電機株式会社 植物栽培装置及び植物栽培システム
JPWO2016129673A1 (ja) * 2015-02-13 2017-11-24 伊東電機株式会社 植物栽培装置及び植物栽培システム
JP2019115365A (ja) * 2015-02-13 2019-07-18 伊東電機株式会社 植物栽培装置
KR20180004281A (ko) * 2015-08-10 2018-01-10 노지쿠미아이호징 미쿠니 바이오 노죠 묘목 육성장치 및 그 묘목 육성방법
KR101881368B1 (ko) 2015-08-10 2018-08-27 노지쿠미아이호징 미쿠니 바이오 노죠 묘목 육성장치 및 그 묘목 육성방법
CN106613862A (zh) * 2016-09-13 2017-05-10 程翌 一种水培植物流水式生产的方法
JP2018057408A (ja) * 2018-01-17 2018-04-12 パイオニア株式会社 栽培装置
JP2019216685A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 菱熱工業株式会社 植物栽培装置、植物栽培方法
WO2021006342A1 (ja) * 2019-07-10 2021-01-14 日亜化学工業株式会社 植物処理装置
JP7462139B2 (ja) 2019-07-10 2024-04-05 日亜化学工業株式会社 植物処理装置
JP2019216754A (ja) * 2019-10-08 2019-12-26 パイオニア株式会社 栽培装置
JP2021104068A (ja) * 2019-10-08 2021-07-26 パイオニア株式会社 栽培装置
WO2022172884A1 (ja) * 2021-02-09 2022-08-18 株式会社A-Plus 植物工場、栽培植物の作成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001095383A (ja) 植物の栽培装置
KR100854295B1 (ko) 식물의 생산방법, 재배장치 및 발광패널
JP6865974B2 (ja) 植物栽培装置、並びに、植物栽培方法
RU2762415C2 (ru) Автоматическая модульная система для управления вертикальными фермами
JP5338011B2 (ja) 照明装置を用いた無人植物栽培装置
KR102654971B1 (ko) 식물의 성장을 촉진시키는 장치
KR101101889B1 (ko) 식물재배 조명시스템
EP3292750A1 (en) Sapling cultivation apparatus and sapling cultivation method
US8671617B2 (en) Continuous loop plant growing system
CN1812708A (zh) 苗生产装置及苗生产方法
JP6814589B2 (ja) 植物生育促進装置、該植物生育促進装置を用いた植物生育促進システム、及び植物生育促進方法
KR20110046753A (ko) 회전식 다단 행거 장치 및 이를 구비한 활착 챔버 시스템
JP2016150001A (ja) 植物栽培装置及び植物栽培システム
JP4279379B2 (ja) 植物栽培装置
KR102060055B1 (ko) 식물 재배 장치
KR20160090023A (ko) 수직걸이 식생장치
JP2022124073A (ja) 植物栽培装置
JP6477148B2 (ja) 水耕栽培方法
KR101865628B1 (ko) 수직걸이 식생장치
WO2024038581A1 (ja) 植物栽培装置
JPH02154622A (ja) きのこの栽培装置
JP2024014135A (ja) 植物栽培装置及びイチゴ製造方法
JP2017063721A (ja) 植物栽培用棚及び植物栽培ユニット
CN115812586A (zh) 一种具有连续传送结构的立式植物栽培装置
JP2021108554A (ja) 栽培装置及び栽培方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624