JP2001095022A - 情報通信用コンセント、宅内配線及び接続ユニット - Google Patents

情報通信用コンセント、宅内配線及び接続ユニット

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JP2001095022A
JP2001095022A JP26607099A JP26607099A JP2001095022A JP 2001095022 A JP2001095022 A JP 2001095022A JP 26607099 A JP26607099 A JP 26607099A JP 26607099 A JP26607099 A JP 26607099A JP 2001095022 A JP2001095022 A JP 2001095022A
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Masaru Sakamoto
勝 坂本
Hiroki Niizaki
浩樹 新崎
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Kaga Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN端末のスター接続とISDN端末のバ
ス接続とが切換え可能な通信コンセント、接続ユニット
および宅内配線を提供する。 【解決手段】 宅内配線は、情報分電盤と、複数の端末
接続箇所に配置した通信コンセントと、これらを繋ぐケ
ーブルとを備えている。通信コンセントは、スター接続
端末の必要端子数Ns、バス接続端末の必要端子数Nb
としたとき、(Ns+(Nb−Ns/2))以上の数のケ
ーブル接続端子と、ケーブル接続端子とモジュラジャッ
クとの端子間相互の接続を切換える切換え器とを備えて
いる。切換え器は、一方の切換え側ではバス接続用とし
て選択した行き側と戻り側との2回路分のケーブル接続
端子のなかで行き側回路と戻り側回路とで異なる端子と
なっているもの相互を短絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の情報通信
端末の信号線を接続するために事務所や住宅の壁面など
に設けられるコネクタ(通信コンセント)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ、パソコン通信、ISD
N、インターネットなどの情報通信技術の急速な発展と
普及により、1本のISDN回路に複数の端末を接続し
たりLANを接続することが、小規模の事業所でも当然
のこととなりつつあり、その動きが一般家庭にも拡がっ
ている。広く普及している情報化端末には、アナログ端
末とISDN端末とLAN端末とがあり、LAN端末の
通信プロトコルとしては、10BASE−Tが最も一般
的である。
【0003】これらの3種類の情報通信端末は、その信
号ケーブルの接続形態がそれぞれ異なっている。図9は
これらの端末をISDN回路に接続する場合の一例を示
した図である。ISDN回路4の接続口には、保安器3
を介してDSU内蔵TA(ターミナルアダプタ)10が
接続される。TAは複数のアナログポート13とデジタ
ルポート15とを備えており、LANを接続するとき
は、TAのデジタルポートの1個にハブ12を接続する
(ハブを内蔵したTAも提供されている)。ハブ12は
複数のLANポート35を備えている。
【0004】通常の電話機やG3ファクシミリなどのア
ナログ端末8は、2芯ケーブル8aでTAのアナログポ
ート13に接続される。接続に用いるコネクタはRJ−
11と呼ばれる6端子のジャックとプラグである。IS
DN電話機やG4ファクシミリなどのISDN端末7
は、8芯ケーブル7aを用いてTAのデジタルポート1
5にバス接続される。接続に用いるコネクタは、RJ−
45と呼ばれる8端子のジャックとプラグである。パソ
コンなどのLAN端末6は、8芯ケーブル6aを用いて
ハブのLANポート35にスター接続される。ケーブル
及びコネクタはISDN端末接続用のものと同じである
が、使用する端子の組合せが異なるため共用することは
できない。
【0005】これらの端末がTAに近接して配置される
ときは、端末を直接接続してやればよいが、端末が建物
の複数の部屋に分散して配置されるときは、それらの部
屋にTAやハブに接続された接続口を予め設けておく必
要がある。
【0006】すなわち商用電源の屋内配線と同様に、情
報分電盤となるTAやハブから信号ケーブルを分岐して
端末の接続口となる通信コンセント(通常モジュラージ
ャックと呼ばれているRJ−11やRJ−45ジャッ
ク)を部屋の壁面や端末が設置されるデスクに予め配置
しておくのである。情報分電盤と各部屋の通信コンセン
トを接続する8芯または2芯の信号ケーブルは、建物の
新築時や改修時に壁内や床下に予め配線(先行配線)し
ておくのが美観及び安全の点で好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この通信ケーブルの先
行配線は、将来の端末の増設を見越して余分に設けてお
くことが望ましい。しかし前述したように、端末の種類
毎にケーブルやコネクタの接続形態が異なり、従って先
行配線された通信ケーブルを共用することができないた
め、それぞれの端末に対する通信コンセントを余裕を持
って配置しなければならないとなると、多量の通信コン
セントとケーブルを必要とし、各部屋における設置端末
の偏在により使用されない通信コンセントも当然多くな
るので、経済上のロスが大きい。特にISDN端末やL
AN端末を接続する8芯ケーブルやRJ−45ジャック
は、4芯ケーブルやRJ−11ジャックに比べて割高で
ある。
【0008】そこでこの発明は、ISDN端末のバス接
続とLAN端末のスター接続とで先行配線を共用するこ
とが可能な技術手段を提供することを課題としており、
特に宅内配線のケーブル長さが長いときでも雑音信号に
よる端末の動作に障害を生じない技術手段を提供するこ
とを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の情報通信用宅
内配線は、1個の情報分電盤1と、複数の端末接続箇所
にそれぞれ配置した通信コンセント21と、両者の間に
敷設されたケーブル18とを備えている。上記ケーブル
の各々は、スター接続される端末が必要とする線数Ns
以上でかつバス接続される端末が必要とする線数Nbの
2倍以上の芯線を備えている。
【0010】また上記通信コンセントの各々は、情報分
電盤1にスター接続される端末が必要とする端子数Ns
に、当該分電盤にバス接続される端末が必要とする端子
数Nbから前記スター接続される端末が必要とする端子
数の1/2を引いた数を加えた数(Ns+(Nb−Ns
/2))以上の数のケーブル接続端子T1〜T8と、前
記スター接続される端末とバス接続される端末とに共通
のモジュラジャックMJと、ケーブル接続端子とモジュ
ラジャックとの端子間相互の接続を切換える切換え器S
Wとを備えている。
【0011】この切換え器は、一方の切換え側ではバス
接続用として選択した行き側と戻り側との2回路分のケ
ーブル接続端子のなかで行き側回路と戻り側回路とで異
なる端子となっているもの相互を一対一に対応させて短
絡すると共に1回路分の端子をモジュラジャックMJの
バス接続用接触子に接続し、他方の切換え側では前記行
き側回路と戻り側回路とで共用する端子を除く端子群か
ら選択したスター接続用端子をモジュラジャックMJの
スター接続用接触子に接続すると共に、当該選択した端
子のなかに前記短絡したものがあるときはその短絡を遮
断する。
【0012】バス接続端末の必要線数Nbの2倍以上の
数の芯線を備えた上記各ケーブルの当該2倍の数の芯線
は、行き側と戻り側との2群に分割されて各群の対応す
る芯線が上記通信コンセント21の行き側回路用と戻り
側回路用に選択した端子群の同一又は切換え器によって
短絡される端子の各側に接続される。スター接続用とし
て選択した芯線は、上記通信コンセントのスター接続用
端子に接続される。各ケーブルの情報分電盤側端部には
基端側コネクタが接続される。
【0013】情報分電盤には、接続ユニット5を設け
る。この接続ユニットは、TA(ターミナルアダプタ)
10に接続される少なくとも1個のTA側コネクタ16
と、複数のケーブルにそれぞれ接続される複数のケーブ
ル側コネクタ17とを備え、各ケーブル側コネクタの端
子群は2群に分割されて、対となるケーブル側コネクタ
の行き側の端子群とTA側コネクタの端子群とを接続す
る第1接続手段25と、2個のケーブル側コネクタの戻
り側の端子と行き側の端子群相互を接続する複数の第2
接続手段26とを備えている。
【0014】我国でのISDN端末の接続には、8芯ケ
ーブルと8端子コネクタ(RJ−45ジャック及びプラ
グ)を用いているが、現実には4芯4端子しか用いてい
ない。これは8芯8端子を用いる国際規格とハードウエ
アのみを共通にしたためである。我国の通信コンセント
及び情報通信用宅内配線では、8端子コネクタの第3、
第4、第5及び第6端子の4端子のみで通信を行ってい
る。また10BASE−TのLAN接続においては、8
芯ケーブルと8端子コネクタとを用いているが、この接
続方式もまた4芯4端子しか用いていない。具体的には
8端子コネクタの第1、第2、第3及び第6端子のみを
用いて通信を行っている。また100BASE−TのL
AN接続においては、8端子すべてを用いて通信を行な
う。TAやハブのポートは8端子ジャック、端末の接続
端は8端子プラグである。
【0015】このような現状を考慮すれば、ケーブルに
8芯ケーブルを用い、通信コンセントのモジュラジャッ
クとして8端子ジャックを用い、ケーブルの基端側コネ
クタに8端子プラグ又は2個の4端子プラグを用いるの
が合理的である。この場合の通信コンセント21は、バ
ス端末の必要端子数Nb=4、スター端末の必要端子数
Ns=8より、Ns+(Nb−Ns/2)=8となる。
【0016】更にLAN接続を最も多用されている10
BASE−Tに限定するなら、Ns=4となるから、通
信コンセントの必要端子数は6個である。一般に使用さ
れているモジュラジャック及びプラグを考慮し、使用端
子番号も考慮して内蔵切換えスイッチの接点数を少なく
して回路を単純化することをも考慮すれば、実用上好ま
しい通信コンセントの構造は、次の構造である。
【0017】すなわち、実質上6個のケーブル接続端子
を備え、切換え器は、一方の切換え側では選択されたス
ター接続用の4個の端子T1、T2、T3、T6をモジ
ュラジャックMJのスター接続用接触子に接続し、他方
の切換え側では前記4個の端子の2個宛T1T3、T2
T6を短絡すると共に当該短絡した二回路と選択されな
かった2個の端子とをモジュラジャックMJのバス接続
用接触子に接続する構造である。
【0018】このときのケーブルの8本の芯線は4本ず
つ行き側L3〜L6と戻り側L1、L2、L7、L8と
に分けられて各側の4本の芯線の内の各2本L1、L
2、L3、L6は通信コンセント21のスター接続用と
して選択された4個の端子T1、T2、T3、T6に1
本宛かつ切換え器で短絡されたときに他の群のものと接
続されるように接続され、他の各2本L4、L5、L
7、L8はスター接続用として選択されなかった2個の
端子T4、T5に各群のものを短絡した状態で接続され
る。各芯線の情報分電盤側端部が2個の4端子コネクタ
または1個の8端子コネクタの互いに短絡されていない
端子に接続される。
【0019】この発明によれば、通信コネクタの切換え
スイッチを切換え、先行ケーブルの分電盤側端を差し換
えるという作業で、所望の通信コンセントをLAN端末
用とISDN端末用とに容易に切り換えることができ
る。また従来これらの端末は8芯ケーブルで接続されて
いたので、先行配線も8芯ケーブルが用いられており、
当該ケーブルの通信コンセントをこの発明の通信コンセ
ントに変更し、情報分電盤側に接続ユニット5を設ける
ことによってISDNとLANとに交換可能な宅内配線
にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施例を参照して
この発明の具体例について説明する。図1はこの発明の
通信コンセントの一実施例を示す断面側面図、図2は通
信コンセントの端子相互の接続図、図3及び図4は、ケ
ーブル及び端末側プラグとの接続状態を模式的に示した
図である。
【0021】通信コンセント21は、図1の紙面直角方
向に並ぶ6個のケーブル接続端子T1〜T6と、8端子
モジュラジャック(RJ−45ジャック)MJと、両者
を接続する回路板PTと、内蔵スライドスイッチSWと
を備えている。スイッチSWは、図2に示すように、4
個の接点a1〜a4を備えている。
【0022】回路板PTは、図2に示すように、ケーブ
ル接続用の6個の端子T1〜T6をモジュラジャックM
Jの対応する接触子C1〜C6に接続しており、スイッ
チの第1接点a1は第1端子T1と第3端子T3とを短
絡する回路を開閉し、第2接点a2は第2端子T2と第
6端子T6とを短絡する回路を開閉し、第3接点a3は
第4端子T4と第4接触子C4とを接続する回路を開閉
し、第4接点a4は第5端子T5と第5接触子C5とを
接続する回路を開閉している。
【0023】各端子T1〜T6は、各2個のケーブル接
続ランドを備えており、1個の端子に2本の芯線が接続
可能である(図3、4参照)。通信コンセント21は8
芯の宅内配線ケーブル18で情報分電盤に接続されてお
り、ケーブルの8本の芯線のうち、第3ないし第6芯線
L3〜L6がISDNの行き側として選択され、第1、
第2、第7及び第8芯線L1、L2、L7、L8がIS
DNの戻り側として選択され、第1ないし第3及び第6
芯線L1〜L3、L6がLAN用として詮索されてい
る。この8本の芯線のうち、第1芯線ないし第6芯線L
1〜L6は、第1ないし第6端子T1〜T6に接続さ
れ、第7芯線T7と第8芯線T8とは、第4端子T4と
第5端子T5に接続されている。
【0024】通信コンセント21にISDN端末7を繋
ぐときは、図3に示すように、スイッチSWを操作して
その接点a1〜a4を全て閉成する。この状態で、ケー
ブル18のISDN用の行き側の第3ないし第6芯線L
3〜L6がそれぞれモジュラジャックMJの第3ないし
第6接触子C3〜C6に接続されると共に、戻り側の第
1、第2、第7及び第8芯線が行き側の第3、第6、第
4及び第5芯線にそれぞれ接続された状態となる。
【0025】一方、通信コンセント21にLAN端末6
を接続するときは、図4に示すように、スイッチの接点
a1〜a4を全て開成する。この状態で、ケーブル18
の第1ないし第3芯線及び第6芯線は、それぞれがモジ
ュラジャックMJの第1ないし第3接触子及び第6接触
子に接続されると共に、ケーブルの第4芯線と第5芯線
(及び同一端子に接続された第7芯線と第8芯線)とモ
ジュラジャックの接触子との接続が遮断される。
【0026】通信ケーブル18の分電盤側端には、図7
及び8に示すような2個の4端子プラグ23が接続され
ている。片方の4端子プラグ23aはISDNの行き側
のプラグで、ケーブルの第3ないし第6芯線に接続さ
れ、他方の戻り側のプラグ23bはケーブルの第1、第
2、第7及び第8芯線に接続されている。
【0027】情報分電盤には、図5及び6で示すような
接続ユニット5を設ける。図に例示した接続ユニット5
は、2個のLAN用TA側コネクタ36、1個のISD
N用TA側コネクタ16、2組のLAN用ケーブル側コ
ネクタ37及び3組のISDN用ケーブル側コネクタ1
7とを備えている。TA側コネクタ16、36はRJ−
45ジャックであり、ケーブル側コネクタ17、37は
2個一組にした4端子ジャック17a、17b、37
a、37bで形成されている。LAN用TA側コネクタ
36とTAのLANポート35とは、及びISDN用T
A側コネクタ16とTAのISDNポート15とは、両
端にRJ−45プラグを設けた従来からある短い8芯ケ
ーブル28で接続される。
【0028】TA側コネクタ16、26及びケーブル側
コネクタ17、37は、接続ユニット5に設けられたプ
リント配線板22に固定されている。プリント配線板に
は、LAN用TA側コネクタ36と対応するLAN用4
端子ジャック37a、37bとを接続する第3接続パタ
ーン24が設けられている。またプリント配線板22に
は、ISDN用TA側コネクタ16と1個のISDN用
行き側4端子ジャック17aとを接続する第1接続パタ
ーン25と、隣接するISDN用ケーブル側コネクタの
片方の4端子ジャック17b、17a相互を接続する第
2接続パターン26と、ISDN用4端子ジャックの1
個に接続された終端抵抗27とが設けられている。
【0029】LAN端末を接続しようとする通信コンセ
ントのケーブルは、その分電盤側端部に設けられた4端
子プラグ23を第3接続パターンに接続された4端子ジ
ャック37a、37bに接続する。バス接続しようとす
る複数(図5の結線の場合は1個ないし3個)の通信コ
ンセントは、それらのケーブルの2個の4端子プラグ2
3を第1接続パターン25に接続されている4端子ジャ
ックを含むケーブル側コネクタから順次接続し、最後の
ケーブルの戻り側の4端子プラグを終端抵抗が接続され
ている4端子ジャック17bに接続する。1個の通信コ
ンセントのみをバス接続用にするときは、当該ケーブル
の分電盤側4端子プラグの一方を第1接続パターン25
に接続された4端子ジャック17aに接続し、他の一方
を終端抵抗27が接続された4端子ジャック17bに接
続することとなる。
【0030】図7は、通信コンセントにケーブル接続端
子を8個設け、この8個の端子を一対一の関係で8芯ケ
ーブルの8本の芯線と接続し、第1ないし第8端子T1
〜T8を一対一の関係で8極モジュラジャックの第1な
いし第8接触子C1〜C8に接続した例を示した図であ
る。この場合には、通信コンセントのスイッチSWとし
て8個(後述するように4個又は6個でも良い)の接点
a1〜a8を備えたものを用い、ISDN端末接続時に
は、接点a1ないしa6を閉成して第1、第2、第7及
び第8端子をそれぞれ第3、第4、第5及び第6端子に
接続し、LAN端末接続時には、接点a1ないしa8を
全て開成して前記ISDN時の接続を解くと共に10B
ASE−Tで使用しない第4、第5、第7及び第8端子
とモジュラジャックの対応する接触子との接続を遮断す
る。
【0031】図7の通信コンセントにおいて、100B
ASE−Tを使用するときは、LAN端末を接続すると
きに端子相互の短絡用接点a1ないしa4を開成し、ケ
ーブル接続端子とモジュラジャックとを繋ぐ接点a5な
いしa8を閉成する。100BASE−Tのみに対応さ
せるのであれば、接点a5ないしa8はISDNのとき
もLANのときも閉成したままで良いので、これらの接
点は設ける必要が無い。また第1実施例のように10B
ASE−Tのみに限定するのであれば、第7端子と第8
端子の接点a7、a8は開成したままでよく、これらの
接点は不要である(接続を遮断しておけば良い)。
【0032】更にに言えば、図7の接続構造で10BA
SE−TのLAN端末を接続するとき、接続に使用され
ない端子T4、T5、T7及びT8とモジュラジャック
の対応する接触子C4、C5、C7及びC8とを繋ぐ回
路を必ず遮断しなければならない訳ではない。接続した
ままにするのであれば、短絡接点a1ないしa4のみと
して良いが、ケーブル配線が長くなったときの雑音によ
る障害等を未然に防止するには、接点a5ないしa8を
設けて遮断するのが安全である。
【0033】なお、通信コンセントとして図7の接続構
造のものを用いるときは、分電盤側の接続ユニットの第
2接続パターン26の端子相互の結線の組み合わせが第
1実施例のものと異なってくる。第2接続パターンの結
線は、通信コンセント側で行き側と戻り側とでケーブル
のどの芯線相互を対にしているかと、それらの芯線が分
電盤側コネクタのどの端子に接続されていいるかによっ
て変化する。
【0034】図8は、第1実施例の通信コネクタを用
い、ケーブルの分電盤側端部に8極モジュラプラグを接
続したときの、情報分電盤側に設ける回路例を示したも
のである。分電盤側の8極モジュラプラグの第1接触子
ないし第8接触子には、ケーブルの第1芯線ないし第8
芯線をそれぞれ接続する。この場合は、LAN接続する
ケーブルは直接TAのLANポート35に差し込むこと
ができるので、接続ユニット5には、ISDN接続用の
回路のみを設けてやればよい。この場合の第1接続パタ
ーン25は、TA側ジャック16の第3ないし第6接触
子をケーブル側ジャックの第3ないし第6接触子に接続
し、第2接続パターン26は、隣接するケーブル側ジャ
ック17の上流側(TA側)のジャックの第1、第2、
第7及び第8接触子を下流側ジャックの第3、第4、第
5及び第6接触子に接続する構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信コンセントの実施例を示す断面側面図
【図2】実施例の通信コンセントの内部結線図
【図3】ISDN端末接続時の通信コンセント状態を示
す模式図
【図4】LAN端末接続時の通信コンセント状態を示す
模式図
【図5】宅内配線の実施例を示す結線図
【図6】接続ユニットの実施例を示す斜視図
【図7】通信コンセントの他の実施例を示す結線図
【図8】接続ユニットの他の実施例を示す結線図
【図9】情報通信端末の接続形態を示す説明図
【符号の説明】
1 情報分電盤 16 TA側コネクタ 18 ケーブル 21 通信コンセント 25 第1接続パターン 26 第2接続パターン T1〜T8 端子 MJ モジュラジャック SW スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 BB05 BB07 CC01 JJ03 KK02 MM04 5K033 DB01 5K073 AA01 AA03 AA06 AA07 CC45 CC58 GG03 GG07 GG12 JJ15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報分電盤(1)にスター接続される端末
    が必要とする端子数Nsに、当該分電盤にバス接続され
    る端末が必要とする端子数Nbから前記スター接続され
    る端末が必要とする端子数の1/2を引いた数を加えた
    数(Ns+((Nb−Ns/2))以上の数のケーブル接続
    端子(T1...T8)と、前記スター接続される端末とバス接
    続される端末とに共通のモジュラジャック(MJ)と、ケー
    ブル接続端子とモジュラジャックとの端子間相互の接続
    を切換える切換え器(SW)とを備え、前記切換え器は、一
    方の切換え側ではバス接続用として選択した2回路分の
    ケーブル接続端子のなかで第1回路用と第2回路用とで
    異なる端子となっているもの相互を一対一に対応させて
    短絡すると共に1回路分の端子をモジュラジャック(MJ)
    のバス接続用接触子に接続し、他方の切換え側では前記
    第1回路と第2回路とで共用する端子を除く端子群から
    選択したスター接続用のケーブル接続端子をモジュラジ
    ャック(MJ)のスター接続用端子に接続すると共に当該選
    択した端子のなかに前記短絡したものがあるときはその
    短絡を遮断することを特徴とする、通信コンセント。
  2. 【請求項2】 1個の情報分電盤(1)と複数の端末接続
    箇所にそれぞれ配置した通信コンセント(21)とを接続す
    る情報通信用宅内配線において、各通信コンセント(21)
    が請求項1記載の通信コンセントであり、情報分電盤
    (1)の設置箇所と各通信コンセント(21)との間に敷設さ
    れた各ケーブル(18)はスター接続される端末が必要とす
    る線数以上でかつバス接続される端末が必要とする線数
    の2倍以上の芯線数を備え、各ケーブルの上記2倍の数
    の芯線は2群に分割されて各群の対応する芯線が通信コ
    ンセント(21)の同一又は切換え器によって短絡される端
    子の各側に接続され、各ケーブルの情報分電盤側端部に
    は上記2群に分けた芯線のそれぞれが基端側コネクタ(2
    3)の互いに短絡されていない端子にそれぞれ接続されて
    いることを特徴とする、情報通信用宅内配線。
  3. 【請求項3】 通信コンセントのモジュラジャックが8
    極ジャックであり、ケーブルが8芯ケーブルである、請
    求項2記載の情報通信用宅内配線。
  4. 【請求項4】 TA(10)に接続される少なくとも1個の
    TA側コネクタ(16)と、複数のケーブルにそれぞれ接続
    される複数のケーブル側コネクタ(17)とを備え、各ケー
    ブル側コネクタの端子群は一方と他方との2群に分割さ
    れており、1個のケーブル側コネクタの一方の端子群と
    TA側コネクタの端子群とを接続する1個の第1接続手
    段(25)と、2個のケーブル側コネクタの一方の端子群と
    他方の端子群とを接続する複数の第2接続手段(26)とを
    備えた、情報分電盤の接続ユニット。
  5. 【請求項5】 実質上6個のケーブル接続端子(T1...T
    6)を備え、切換え器(SW)は、一方の切換え側では選択さ
    れたスター接続用の4個の端子(T1,T2,T3,T6)をモジュ
    ラジャック(MJ)のスター接続用接触子に接続し、他方の
    切換え側では前記4個の端子の2個宛(T1T3,T2T6)を短
    絡すると共に当該短絡した2回路と選択されなかった2
    個の端子とをモジュラジャック(MJ)のバス接続用接触子
    に接続する、請求項1記載の通信コンセント
  6. 【請求項6】 1個の情報分電盤(1)と複数の端末接続
    箇所にそれぞれ配置した通信コンセント(21)とを接続す
    る情報通信用宅内配線において通信コンセント(21)が請
    求項4記載の通信コンセントであり、情報分電盤(1)と
    各通信コンセント(21)との間に敷設されたケーブル(18)
    が8芯ケーブルであり、当該ケーブルの8本の芯線は4
    本ずつ2群に分けられて各群の4本の芯線の内の2本は
    通信コンセント(21)のスター接続用として選択された4
    個の端子に1本宛かつ切換え器で短絡されたときに他の
    群のものと接続されるように接続され、他の2本はスタ
    ー接続用として選択されなかった2個の端子に各群のも
    のを短絡した状態で接続されており、各芯線の情報分電
    盤側端部が2個の4端子コネクタまたは1個の8端子コ
    ネクタの互いに短絡されていない端子に接続されている
    ことを特徴とする、情報通信用宅内配線。
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