JP2001094673A - 電話回線/ドアホン切替アダプタ - Google Patents

電話回線/ドアホン切替アダプタ

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JP2001094673A
JP2001094673A JP26604399A JP26604399A JP2001094673A JP 2001094673 A JP2001094673 A JP 2001094673A JP 26604399 A JP26604399 A JP 26604399A JP 26604399 A JP26604399 A JP 26604399A JP 2001094673 A JP2001094673 A JP 2001094673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話回線をデジタル回線に変更した場合でも、
正常に通信ができる電話回線/ドアホン切替アダプタを
提供する。 【解決手段】電話回線Lの使用状態を検出するために電
話回線Lに対して直列に接続された電流検出回路12
を、高周波信号が通過することによって抵抗値が大きく
なることを抑制する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線とドアホ
ンとを、電話機などの通信装置に対して切替接続する電
話回線/ドアホン切替アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の電話回線/ドアホン切替
アダプタ(以下、単に「アダプタ」ともいう)の内部構
成の一例を示すブロック図である。図示したアダプタ1
00は、電話回線Lに接続され、ドアホン300を接続
するとともに、電話機200を付加接続できるようにな
っている。また、集合住宅の各住戸に設置されたインタ
ーホンとしても構成され、集合住宅の中央(監視室、警
備室など)に設置された監視盤400に通話線L1と制
御線L2とを介して接続されている。
【0003】このアダプタ100は、アダプタ100自
身にも通話機能を備えているため、アダプタ100によ
って、電話回線Lを通じた通話、ドアホン300との通
話、監視室や警備室などに設置された監視盤400との
通話、監視盤400に更に接続された集合玄関子機50
0(ロビーインターホン)との通話を可能とするととも
に、電話機200においても、アダプタ100の切替制
御により、電話回線L、ドアホン300、監視盤40
0、集合玄関子機500との通話を可能にしている。
【0004】アダプタ100は、CPUなどで構成さ
れ、以下の各部を制御する制御部110と、電話機20
0の接続を、電話回線Lとドアホン300等との間で切
り替える切替リレー111と、電話回線Lの使用状態を
検出する外線使用状態検出回路112と、電話回線Lを
通じた呼出を検出する着信検出回路113と、電話機2
00からのダイヤル信号を検出するダイヤル検出部11
4と、ドアホン300、監視盤400、集合玄関子機5
00との通話を制御するドアホン通話制御回路115
と、このアダプタ100自身での通話を行うため、スピ
ーカSP及びマイクMIを有した通話回路116と、こ
のアダプタ100自身から呼出音を発生させるための呼
出音発生部117と、このアダプタ100で通話をする
ために応答時に操作する通話釦118と備えている。
【0005】通常の待機時では、切替リレー111は、
電話機200を電話回線Lに接続しており、ドアホン3
00、監視盤400、集合玄関子機500のいずれかか
らの呼出を、ドアホン通話制御回路115が検出する
と、制御部110は、切替リレー111を切り替えて、
電話機200とドアホン通話制御回路115とを接続
し、ドアホン通話制御回路115から電話機200に対
し、呼出信号(60Hz、約180Vp−p)を送出す
る。
【0006】この呼出に対して、電話機200が受話器
を取り上げる等で応答すれば、ドアホン通話制御回路1
15は呼出信号の送出を停止して、電話機200とドア
ホン300等との間での通話状態に移行する。電話機2
00では、例えば、集合玄関子機500との通話中に、
所定のダイヤル操作(例えば「5」をダイヤル)を行う
と、ダイヤル検出部114がこれを検出し、制御部11
0が制御線L2を通じて解錠信号を送出する。すると、
集合玄関子機500側の電気錠が解錠できるようになっ
ている。その後、電話機200において受話器を元に戻
せば、切替リレー111は、電話機200と電話回線L
を接続するように切り替わる。
【0007】なお、ドアホン300等からの呼出を検知
したときには、アダプタ100自身からも呼出音発生部
117によって呼出音を出力し、通話釦118の操作に
よって応答してドアホン通話をすることもできる。ま
た、電話機200が電話回線Lを介して通話中であるこ
とを、外線使用状態検出回路112が検出している状態
において、ドアホン通話制御回路115が、ドアホン3
00側からの呼出を検知したときには、呼出信号を送出
して、通話信号に重畳させるとともに、呼出音発生部1
7からも呼出音を出力する。これに対して電話機200
で、受話器を元に戻す(オンフック)などで応答する
と、電話回線Lを介した通話を終了し、再度受話器を取
り上げれば(オフフック)、ドアホン300側との通話
を開始できる。また、アダプタ100において、通話釦
118の操作によって応答してドアホン通話をすること
もできる。このとき、電話機200による通話は継続で
きる。
【0008】一方、電話機200においてドアホン30
0等と通話中に、電話回線Lを通じて呼出信号が送出さ
れて来たときには、これを着信検出回路113が検出
し、ドアホン通話制御回路115が呼出信号を送出し
て、通話信号に重畳させる。これに対して電話機200
では、受話器を元に戻す(オンフック)などで応答する
と、ドアホン300等との通話を終了し、再度受話器を
取り上げれば(オフフック)、電話回線Lを介して通話
を開始できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電話回線/ドアホン切替アダプタは、電話回線と直列
に、電話回線の使用状態を検出する外線使用状態検出回
路(図4の112)を設けているため、使用する電話回
線を、アナログ回線から、ISDNなどのデジタル回線
に変更した場合、外線使用状態検出回路にデジタル信号
が通過すると、信号波形に減衰や歪み等が生じ、伝送エ
ラーになる等の通信に支障がでる場合がある。すなわ
ち、外線使用状態検出回路では、コイルを使用して、こ
のコイルに流れる電流によって、電話回線の使用を判断
しているため、コイルの抵抗値が大きくなれば、信号の
減衰などが生じてしまう。
【0010】図5は、外線使用状態検出回路による抵抗
値と、この回路を通過する信号の周波数の関係を示した
図である。電話回線がアナログ回線である場合には、通
話帯域は低い周波数なので、抵抗値が大きくなることは
ないが、デジタル信号の高周波帯域では、抵抗値は大き
くなる。また、従来の電話回線/ドアホン切替アダプタ
は、電話回線から送出されて来る呼出信号(16Hz)
を検出するために、着信検出回路(図4の113)を設
けているため、電話回線をデジタル回線に変更したとき
に、この着信検出回路が余分な負荷となって、信号波形
に減衰や歪み等が生じ、伝送エラーになる等の通信に支
障がでる場合がある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、電話回線をデジタル回線に変更した場合
でも、正常に通信ができる電話回線/ドアホン切替アダ
プタを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電話回線と、住戸の玄関口などに設置さ
れたドアホンとを接続するとともに、通信装置を接続
し、電話回線、ドアホンのいずれかを切替接続して、通
信装置による通信を可能とする電話回線/ドアホン切替
アダプタの改良を提案する。
【0013】ここに通信装置には、電話回線がアナログ
回線の場合、通常のアナログ電話機や、モデムを備えた
ファクシミリ装置やパソコンなどがあり、電話回線がデ
ジタル回線の場合は、デジタル電話機、G4ファクシミ
リ装置、テレビ電話機、ターミナルアダプタ(TA)に
接続された電話機やパソコンなどがある。なお、DSU
(回線終端装置)や、DSUに接続されるTC(宅内制
御装置)もこの通信装置に含まれる。
【0014】請求項1では、電話回線の使用状態を検出
するために電話回線に対して直列に接続された電流検出
回路を、高周波信号が通過することによって抵抗値が大
きくなることを抑制する構成にしたことを特徴とする。
請求項2では、請求項1の電流検出回路の具体的な構成
を提案しており、電流検出回路は、電話回線に直列に接
続して電流を検出するコイルと、このコイルに並列に接
続されたコンデンサとで構成されることを特徴とする。
【0015】請求項3では、請求項2において、コイル
とコンデンサの共振周波数を、アナログ信号の通話周波
数帯及びデジタル信号の周波数帯以外の周波数としたこ
とを特徴とする。請求項4では、電話回線と、電話回線
を通じて送出されて来る呼出信号を検出する着信検出回
路との間に、電話回線と着信検出回路との接続を切り離
すためのスイッチ手段を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項5では、請求項4において、電話回
線がデジタル回線である場合に、スイッチ手段によっ
て、電話回線と着信検出回路との接続を切り離すことを
特徴とする。ここに、デジタル回線にはISDN(統合
サービスデジタル通信網)やDDX網(デジタルデータ
交換網)などがある。デジタル回線に接続したときは、
アナログ信号で送信されて来る呼出信号(16Hz)を
検出する着信検出回路は必要ではなく、また、通信装置
によるドアホン側との通話を禁止し、アダプタでは、デ
ジタル信号で送信されて来る呼出信号を検出する必要が
ないため、電話回線と着信検出回路との接続を切り離し
ても支障がない。電話網や放送網などのアナログ回線に
接続するときは、スイッチ手段により、電話回線と着信
検出回路との接続を切り離すことはしない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、電話回線/ドア
ホン切替アダプタの構成の一例を示したブロック図であ
る。電話回線/ドアホン切替アダプタ1は、電話回線L
と、住戸の玄関口などに設置されたドアホン3とを接続
するとともに、電話機などの通信装置を接続し、電話回
線L、ドアホン3のいずれかを切替接続して、通信装置
による通信を可能とする。
【0018】なお、ドアホン3は1台には限定されず、
複数台であってもよい。また、通信装置も複数台の接続
を可能とする。これらの場合、複数台のドアホン3の
間、又は、複数台の通信装置の間において、切替制御が
行われる。電話回線Lがアナログ回線の場合は、通信装
置として、通常のアナログ電話機や、モデムを備えたフ
ァクシミリ装置やパソコンなどが接続され、電話回線L
がデジタル回線の場合は、通信装置として、デジタル電
話機、G4ファクシミリ装置、テレビ電話機、ターミナ
ルアダプタ(TA)に接続された電話機やパソコンなど
が接続される。なお、DSU(回線終端装置)や、DS
Uに接続されるTC(宅内制御装置)も、デジタル回線
に接続される通信装置に含まれる。
【0019】したがって、アナログ回線に接続するとき
は、アナログ電話機やモデム等のアナログ端末を接続し
て、DSUなどは不要となり、デジタル回線に接続する
ときは、ISDN用電話機やデジタル端末を接続する。
アナログ回線には電話網や放送網などがあり、デジタル
回線にはISDN(統合サービスデジタル通信網)やD
DX網(デジタルデータ交換網)などがある。この図で
は、電話回線Lは、デジタル回線であるISDNであ
り、通信装置として、DSU2を接続している場合を示
しており、DSU2には、更に電話機などの通信装置を
接続するようになっている。
【0020】なお、ここでは、電話回線Lに対して、D
SU2の前段にアダプタ1を接続する場合を示したが、
本発明では、これに限定されることはなく、電話回線L
に接続されたDSU2の後段にアダプタ1を接続する構
成であってもよい。本発明のアダプタ1は、電話回線L
とドアホン3とを切替接続するだけではなく、集合住宅
の監視室などに設置された監視盤4などとの切替接続も
可能になっており、図では、その場合の構成を示してい
る。したがって、このアダプタ1は、一戸建ての住戸以
外に、集合住宅の住戸においても適用できる。
【0021】アダプタ1と監視盤4とは、通話線L1
と、多重伝送を行う制御線L2とを介して接続されてお
り、監視盤4には更に、集合住宅の共同玄関に設置され
た集合玄関子機5(ロビーインターホン)を接続してい
る。ここでは、更に、アダプタ1は、集合住宅の各住戸
に設置されたインターホンとして構成されており、この
アダプタ1自身において、ドアホン3との通話、監視盤
4との通話、監視盤4に更に接続された集合玄関子機5
との通話を可能としている。なお、ここでは、ダイヤル
操作部を備えずに、アダプタ1自身では、電話回線Lを
通じた通信機能は備えていないものとしているが、これ
に限定されるものではない。
【0022】このアダプタ1は、図4に示した従来の構
成と同様に、CPUなどで構成され、以下の各部を制御
する制御部10と、リレーなどで構成され、DSU2な
どの通信装置側との接続を、電話回線Lとドアホン3等
との間で切り替える切替部11と、電話回線Lの使用状
態を検出する外線使用状態検出回路12と、電話回線L
を通じた呼出信号を検出する着信検出回路13と、通信
装置側からのダイヤル信号を検出するダイヤル検出部1
4と、ドアホン3、監視盤4、集合玄関子機5との通話
を制御するドアホン通話制御回路15と、このアダプタ
1自身での通話を行うため、スピーカSP及びマイクM
Iを有した通話回路16と、このアダプタ1自身から呼
出音を発生させるための呼出音発生部17と、このアダ
プタ1で通話をするために応答時に操作する通話釦18
と備えている。なお、アダプタ1は、図示したようなハ
ンズフリー通話を行う構成には限定されず、ハンドセッ
トを備えた構成であってもよい。
【0023】外線使用状態検出回路12は、電話回線L
の使用状態を検出するために電話回線Lに対して直列に
接続された電流検出回路を構成しており、この回路に流
れる電流を検出して、電話回線Lの使用状態を判断して
いるが、本発明では、この回路12を、高周波信号が通
過することによって抵抗値が大きくなることを抑制する
構成にしている。具体的には、電話回線Lに直列に接続
して電流を検出するコイルCOと、このコイルCOに並
列に接続されたコンデンサCとで構成されている。ま
た、図2の周波数と抵抗値の関係に示すように、コイル
COとコンデンサCの共振周波数を、アナログ信号の通
話周波数帯及びデジタル信号の周波数帯以外の周波数
(図中の矢印P)としている。
【0024】本発明によれば、図示したように、電話回
線Lをデジタル回線に変更した場合に、外線使用状態検
出回路12に高周波数のデジタル信号が通過したとして
も、抵抗値が大きくなることを抑制できるため、信号の
減衰や歪み等が生じることがなく、正常な通信ができ
る。また、コンデンサCを設けるだけの簡単な構成によ
って、正常な通信が実現できる。更に、コイルCOとコ
ンデンサCの共振周波数を、アナログ信号の通話周波数
帯及びデジタル信号の周波数帯以外の周波数にしている
ので、デジタル回線に接続した場合の通信と、アナログ
回線に接続した場合の通信のいずれにおいても、信号の
減衰などが生じない。
【0025】以下に、本発明の電話回線/ドアホン切替
アダプタ1をデジタル回線に接続した場合の動作を説明
する。切替部11は、DSU2の電話回線L側への接続
を維持しており、電話回線Lを介したデジタル通信がで
きるようになっている。ドアホン通話制御回路15は、
電圧降下などでドアホン3からの呼出を検出するととも
に、制御線L2を通じた呼出信号の受信により、監視盤
4又は集合玄関子機5からの呼出を検出できるようにな
っており、このドアホン通話制御回路15がこれらの呼
出を検出すると、制御部10は、スイッチなどによって
デジタル回線に接続したことが設定されていれば、切替
部11を切り替えずに、DSU2と電話回線Lの接続を
維持するとともに、呼出音発生部17によって、スピー
カSPから「ピンポン」といった呼出音を出力する。こ
の呼出に対して、通話釦18を操作して応答すると、通
話回路16によって、マイクMIとスピーカSPとを用
いたドアホン3等との通話状態に移行する。
【0026】また、このアダプタ1が、通話回路16に
よってドアホン通話中に、電話回線Lを通じて呼出があ
ったときには、切替部11は電話回線L側に接続を維持
しているので、通信装置側で呼出信号を検出し、応答す
ることが可能である。また、アダプタ1が監視盤4又は
集合玄関子機5と通話中に、電話回線Lを通じて呼出が
あったときも同様である。
【0027】このように、アダプタ1に通話機能を備え
ていれば、デジタル回線に接続した場合に、ドアホン3
から呼出があったときには、呼出音発生部17によって
呼出音を発生させて、通話回路16によるドアホン通話
が可能となる。次に、電話回線/ドアホン切替アダプタ
の別の構成を、図3に示す。このアダプタ1Aは、図4
に示した従来の構成とは、電話回線Lと、電話回線Lを
通じて送出されて来る呼出信号を検出する着信検出回路
13との間に、電話回線Lと着信検出回路13との接続
を切り離すためのスイッチ手段19を設けた点のみが異
なっている。
【0028】電話回線Lをデジタル回線に変更したとき
に、スイッチ手段19によって、電話回線Lと着信検出
回路13との接続を切り離すようにする。これによっ
て、電話回線Lをデジタル回線に変更したときに、着信
検出回路13が余分な負荷となって、信号波形に減衰や
歪み等が生じる場合がなく、正常に通信ができる。デジ
タル回線に接続したときは、アナログ信号で送信されて
来る呼出信号(16Hz)を検出する着信検出回路13
は必要ではなく、また、通信装置によるドアホン3側と
の通話を禁止しており、アダプタ1Aでは、デジタル信
号で送信されて来る呼出信号を検出する必要がないた
め、電話回線Lと着信検出回路13との接続を切り離し
ても支障がない。
【0029】デジタル回線に接続した場合、電話回線L
を通じて呼出があったときは、通信装置において通信を
行い、ドアホン3側から呼出があったときには、アダプ
タ1AのマイクMI及びスピーカSPによってドアホン
通話を行う。一方、アナログ回線に接続するときは、ス
イッチ手段19によって、電話回線Lと着信検出回路1
3との接続を切り離すことはせずに、着信検出回路13
において呼出信号が検出できるようにしておけば、従来
と同様に動作する。
【0030】以上では、図1に外線使用状態検出回路1
2に特徴を有するアダプタ1を示し、図3にスイッチ手
段19を設けたアダプタ1Aを示して、これらを別々に
説明したが、アダプタ1,1Aの構成は、両方を同時に
備えるものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項3に記載の電話回線/ドアホン
切替アダプタによれば、電話回線の使用状態を検出する
ための電流検出回路を、高周波信号が通過することによ
って抵抗値が大きくなることを抑制する構成にしている
ので、電話回線をデジタル回線に変更した場合でも、配
線をしなおす必要がなく、正常な通信を行うことが出来
る。
【0032】特に、請求項2では、電流検出回路をコイ
ルとコンデンサとで簡易に構成できる。また、請求項3
では、コイルとコンデンサの共振周波数を、アナログ信
号の通話周波数帯及びデジタル信号の周波数帯以外の周
波数にしたので、デジタル回線に接続した場合の通信
と、アナログ回線に接続した場合の通信のいずれにも、
支障をきたすことがない。
【0033】本発明の請求項4、請求項5に記載の電話
回線/ドアホン切替アダプタによれば、電話回線と着信
検出回路との接続を切り離すためのスイッチ手段を設け
たので、電話回線をデジタル回線に変更したときに、ス
イッチ手段によって、電話回線と着信検出回路との接続
を切り離すようにすれば、着信検出回路が余分な負荷と
なることがなく、信号波形に減衰や歪み等が生じず、正
常に通信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話回線/ドアホン切替アダプタの構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の電話回線/ドアホン切替アダプタによ
る周波数と抵抗値の関係を示した図である。
【図3】本発明の電話回線/ドアホン切替アダプタの他
の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】従来の電話回線/ドアホン切替アダプタの構成
の一例を示すブロック図である。
【図5】従来の電話回線/ドアホン切替アダプタによる
周波数と抵抗値の関係を示した図である。
【符号の説明】
1,1A 電話回線/ドアホン切替アダプタ 10 制御部 11 切替部 12 外線使用状態検出回路 13 着信検出回路 19 スイッチ手段 2 DSU 3 ドアホン L 電話回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線と、住戸の玄関口などに設置され
    たドアホンとを接続するとともに、通信装置を接続し、
    上記電話回線、ドアホンのいずれかを切替接続して、通
    信装置による通信を可能とする電話回線/ドアホン切替
    アダプタにおいて、 上記電話回線の使用状態を検出するために電話回線に対
    して直列に接続された電流検出回路を、高周波信号が通
    過することによって抵抗値が大きくなることを抑制する
    構成にしたことを特徴とする電話回線/ドアホン切替ア
    ダプタ。
  2. 【請求項2】上記電流検出回路は、上記電話回線に直列
    に接続して電流を検出するコイルと、このコイルに並列
    に接続されたコンデンサとで構成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の電話回線/ドアホン切替アダプタ。
  3. 【請求項3】上記コイルとコンデンサの共振周波数を、
    アナログ信号の通話周波数帯及びデジタル信号の周波数
    帯以外の周波数としたことを特徴とする請求項2に記載
    の電話回線/ドアホン切替アダプタ。
  4. 【請求項4】電話回線と、住戸の玄関口などに設置され
    たドアホンとを接続するとともに、通信装置を接続し、
    上記電話回線、ドアホンのいずれかを切替接続して、通
    信装置による通信を可能とする電話回線/ドアホン切替
    アダプタにおいて、 上記電話回線と、電話回線を通じて送出されて来る呼出
    信号を検出する着信検出回路との間に、電話回線と着信
    検出回路との接続を切り離すためのスイッチ手段を設け
    たことを特徴とする電話回線/ドアホン切替アダプタ。
  5. 【請求項5】上記電話回線がデジタル回線である場合
    に、上記スイッチ手段によって、上記電話回線と着信検
    出回路との接続を切り離すことを特徴とする請求項4に
    記載の電話回線/ドアホン切替アダプタ。
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