JP2001094582A - 上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方法 - Google Patents

上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方法

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JP2001094582A JP2000160649A JP2000160649A JP2001094582A JP 2001094582 A JP2001094582 A JP 2001094582A JP 2000160649 A JP2000160649 A JP 2000160649A JP 2000160649 A JP2000160649 A JP 2000160649A JP 2001094582 A JP2001094582 A JP 2001094582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位階層の通信アプリケーションと高速シリ
アルバスとを効率的に整合する方法を提供する。 【解決手段】 本上位プロトコルと高速シリアルバスと
の整合方法は、(a)上位階層から高速シリアルバスの
ノードに伝送されるパケットの長さが所定長さ以上であ
るかを検査する段階と、(b)前記検査の結果、パケッ
トの長さが所定の長さ以上であれば前記バスのチャネル
を割り当てられて等時性伝送サービスによってデータを
伝送する段階と、(c)前記検査の結果、パケットの長
さが所定の長さ未満であれば非同期伝送サービスによっ
てデータを伝送する段階とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上位プロトコルと高
速シリアルバスとを整合する方法に係り、特に既存の通
信アプリケーションのデータパケットを透明性を維持し
ながら効果的にIEEE1394バスに伝送するために
上位プロトコルとIEEE1394バスとを整合させる
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394バスは、マルチメディ
アアプリケーションのためのリアルタイムデータ伝送が
可能な高速直列バスである。IEEE1394バスは、
非同期サービス、等時性ストリームサービス及び非同期
ストリームサービスを提供する。本明細書では前記等時
性ストリーム及び非同期ストリームサービスを統合して
ストリームサービスと称することとする。
【0003】図1にはFTP(File Transfer protoco
l)等のような一般的なデータ通信アプリケーションを
サービスするための通信階層と、非同期サービスでパケ
ット伝送をする場合のデータ流れとを示した。図1を参
照すると、例えば、インターネットのように非同期方式
のTCP/IPを基盤にする通信アプリケーションで作
られるデータパケットは1394リンクが提供するサブ
アクションタイプ を明示しない。したがって、上位階
層の通信アプリケーションとIEEE1394バスとが
効率的に整合されないという問題点がある。
【0004】上位階層の通信アプリケーションとIEE
E1394バスとを整合するためには上位階層から送っ
てくる全てのデータパケットを非同期サブアクションと
して見なして非同期サービスによってデータを伝送した
り、全てのデータパケットを等時性サブアクションに見
なして等時性ストリームサービスによってデータを伝送
することが可能である。
【0005】しかし、前者の場合には1394シリアル
バス資源を効率的に管理することがむずかしいという問
題点がある。すなわち、IP(Internet Protocol)の
ように非接続サービスを受けるデータを1394非同期
パケットに載せて送ることは簡単だが、IEEE139
4等時性/非同期ストリームを積極的に用いるアプリケ
ーションがまれな環境では1394チャネルを十分に活
用できなくて遊ばせて置く結果をもたらす。また等時性
サービスを多く用いる環境で非同期パケットが暴走する
ようになれば1394バスの基本サイクル(125m
s)が維持できない場合が生じることによって等時性サ
ービスが不安定になる。
【0006】また、後者の場合には限定されたチャネル
資源が浪費されるという問題がある。すなわち、このよ
うな場合は全ての接続に対してチャネルを割り当てたり
データ量が少ない場合にもチャネルを割り当てるケース
に該当してこのような場合にはチャネル容量を過度に消
耗して過負荷が生じる場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が達成しようと
する技術的課題は、上位階層の通信アプリケーションと
高速シリアルバスとを効率的に整合する方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るための本発明の一側面による上位プロトコルと高速シ
リアルバスとを整合する方法は、(a)上位階層から高
速シリアルバスのノードに伝送されるパケットの長さが
所定長さ以上であるかを検査する段階と、(b)前記検
査の結果、パケットの長さが所定の長さ以上であれば前
記バスのチャネルを割り当てられて等時性伝送サービス
によってデータを伝送する段階と、(c)前記検査の結
果、パケットの長さが所定の長さ未満であれば非同期伝
送サービスによってデータを伝送する段階とを含むこと
を特徴とする。
【0009】また、前記(a)段階は、前記所定の長さ
がTCP/IPプロトコルで定義されるMPU(Maximu
m Transfer Unit)であることが望ましい。また、前記
(a)段階は、IP1394階層で遂行されて、前記I
P1394階層は前記(a)段階を遂行するチャネルマ
トロンとAPR(Adress Resolution Protocol)139
4階層とを備えることが望ましい。また、前記高速シリ
アルバスは、IEEE1394規格に準じる高速シリア
ルバスであることが望ましい。
【0010】また、前記技術的課題を解決するための本
発明の他の側面による上位プロトコルと高速シリアルバ
スとを整合する方法は、(a)上位階層から高速シリア
ルバスのノードに伝送されるデータパケットの長さが、
Nを1より小さい正の数、MPUをTCP/IPプロト
コルで定義される最大伝送単位とする場合、N×MTU
以上に該当しているかを検査する段階と、(b)前記検
査結果、データパケットの長さがN×MTU以上に該当
すればストリームデータであると判断して前記バスのチ
ャネルを割り当てられて等時性伝送方式でデータを伝送
する段階と、(c)前記検査結果、データパケットの長
さがN×MTU未満であればストリームデータではない
ことと判断して非同期伝送方式でデータを伝送する段階
とを含むことを特徴とする。
【0011】また、前記技術的課題を解決するための本
発明のまた他の側面による上位プロトコルと、高速シリ
アルバスとを整合する方法は、(a)上位階層で高速シ
リアルバスが認識できる所定のノードに長さがMTUに
該当するデータパケットが所定時間中所定回数以上入る
かを検査する段階と、(b)前記(a)段階で、長さが
MTUに該当するデータパケットが所定時間中所定回数
以上入ると検査されると、入力データをストリームデー
タであると判断して前記バスのチャネルを割り当てられ
て等時性伝送方式でデータを伝送する段階と、(c)前
記(a)段階で、長さがMTUに該当するデータパケッ
トが所定時間中所定回数未満入ると検査されると、入力
データをストリームデータではないと判断して非同期伝
送方式でデータを伝送する段階とを含むことを特徴とす
る。
【0012】また、前記方法は、前記(a)段階で、長
さがMTUに該当するデータパケットが所定時間中所定
回数未満入ると検査されると、入力データをストリーム
データではないと判断してチャネルを返還して非同期伝
送方式でデータを伝送する段階をさらに含むことが望ま
しい。
【0013】また、前記技術的課題を解決するための本
発明のまた他の側面による上位プロトコルと高速シリア
ルバスとを整合する方法は、(a)所定時間間隔ごとに
タイマープロセスをウェークアップする段階と、(b)
現在のエントリーがマトロンノートの終わりに該当して
いるかを検査する段階と、(c)もしもエントリーがマ
トロンノートの終わりに該当する場合にはスリープして
いる途中で一定時間が過ぎればウェークアップする段階
と、(d)もしもエントリーがマトロンノートの終わり
に該当しない場合にはエントリーの状態を示す"status"
フィールドを読み出して前記"status"フィールドが"inv
alid"状態であるかを検査する段階と、(e)"status"
フィールドが"invalid"であれば次のエントリーに移っ
て、再び前記(b)段階にジャンプする段階と、(f)
もしも、前記"status"フィールドが"invalid"ではなけ
れば、TTL(time−to−live)値を減少させる段階
と、(g)減少されたTTL値が0より大きいか検査す
る段階と、(h)前記(g)段階でもしもTTL値が0
より大きくなければ前記"status"フィールドを"invali
d"状態に遷移させて、チャネルを解除する段階とを含む
テーブル管理を遂行することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の望ましい実施形態をより詳しく説明する。図
2は、本発明による上位プロトコルと、高速シリアルバ
スとの整合方法の原理を説明するためにデータ通信プロ
トコルスタックと、そのデータの流れとを示しており、
図3は、本発明の実施形態による上位プロトコルと、高
速シリアルバスとの整合方法の主要段階を流れ図で示し
た。
【0015】本発明の実施形態による上位プロトコル
と、高速シリアルバスとの整合方法は、媒体アクセス制
御(media access control:MAC)階層であるIP1
394階層で遂行される。IP1394階層は、受信さ
れたデータのIEEE1394シリアルバスが伝送する
伝送方式を効率的に活用できるようにデータ伝送制御を
遂行する。前記IP1394階層は、以下で"チャネル
マトロン"または"マトロン"と称する一種のデータ伝送
制御階層と、ARP1394階層とを備える。
【0016】アプリケーションからの伝送データは、T
CP階層またはUDP階層を通してIP1394階層に
伝送される。IP1394階層ではTCP階層またはU
DP階層を通して伝送されたデータを識別する。伝送デ
ータはパケット形態を取っている。パケット形態のデー
タは、目的地住所としてIPアドレスを備える。本発明
による整合方法を遂行するためにIP1394階層では
チャネル情報が貯蔵されるマトロンノートと称する情報
貯蔵部を備える。前記マトロンノートには"目的地住所"
フィールド、"status"フィールド、"TTL(time to l
ive)"フィールド、及び"チャネル番号"フィールドに各
々記録される情報を含んだエントリー情報が記録されて
いる。"目的地住所"フィールドは伝送されるデータパケ
ットの目的地住所を示す。前記目的地住所は、例えば目
的地のポート住所またはセッション番号等システムでデ
ータ伝送流れを区分するための情報に該当する。"statu
s"フィールドは、エントリーの状態を示し、前記エント
リーの状態は"valid"、"invalid"及び"channel_invali
d"がある。"valid"は、伝送されるデータパケットがス
トリームであることを示す。"invalid"は、該エントリ
ー自体が有効でないことを示す。"channel_invalid"
は、伝送されるパケットが非同期伝送であることを示
す。"TTL"フィールドは該エントリーが前記マトロン
ノート内にで生き残った(live)時間を示す。"チャネ
ル番号"フィールドは、ストリームデータを伝送時割り
当て受けたチャネル番号を示す。マトロンは、アプリケ
ーションからデータパケットが入ればデータパケットの
IPアドレスを用いてマトロンノートからIPアドレス
に対応するエントリーを探す(段階301)。
【0017】次には、該エントリーにチャネルが割り当
てられているかをチェックする(段階302)。段階
(302)で該エントリーにチャネルが割り当てられて
いるとチェックされた場合、前記マトロンは貯蔵されて
いるチャネル情報を読み出した次に、前記チャネル情報
に該当するチャネルにデータを伝送する。すなわち、こ
の場合はアプリケーションから特定ノードへのデータ伝
送がIEEE1394バスと整合されており、等時性伝
送を遂行しているケースに該当する。このような場合に
は、前記アプリケーションから出力されたデータパケッ
トのIPアドレスに対応するエントリーにはチャネルが
割り当てられている。このように、該エントリーにチャ
ネルが割り当てられている場合には引続き等時性ストリ
ームサービスを遂行する(段階308)。
【0018】インターネットのような一般的な通信アプ
リケーションは、IEEE1394バスに整合されてい
ないためにこのような通信アプリケーションから出力さ
れたデータパケットのIPアドレスに対応するエントリ
ーにはチャネルが割り当てられていない。このような場
合のように、段階(302)で該エントリーにチャネル
が割り当てられていないこととチェックされた場合、前
記マトロンはまず上位プロトコル階層から入ったデータ
パケットの長さがMPU以上であるかを検査する。実際
に、パケットの長さはMTUを超過しないので、パケッ
トの長さがMTUに該当しているかまたはMTU未満で
あるかをチェックする(段階304)。例えば、TCP
/IPプロトコルの場合、MTUは1500バイトであ
るのでデータパケットの長さが1500バイトであるか
をチェックする。すなわち、所定ノードに伝送されるパ
ケットデータの長さが1500バイトであれば、前記デ
ータパケットはストリームサービスをするためのフロー
を形成するストリームデータであると決定する。
【0019】データパケットがストリームデータである
と決定された場合、マトロンは該エントリーにチャネル
及び帯域幅を割り当てられ、割り当てられたチャネルを
用いて等時性ストリームサービスを遂行(図2の210
のデータの流れ参照)する(段階308)。チャネル割
り当てはバスの可用帯域幅を考慮して行なわれる。代案
として、マルチキャストまたはブロードキャストと関連
した作業を遂行しようとする場合には、前記段階(30
6)と段階(308)とで1394リンク階層は各々チ
ャネルを割り当てる段階と非同期ストリームサービスを
遂行(図2の220に参照されたデータ流れ参照)する
段階に置き換えることができ、この場合、チャネルは割
り当てるが別途に帯域幅は割り当てない。
【0020】一方、バスを通して伝送されるデータがM
TU未満であると検査されるとチャネルを割り当てなく
IEEE1394標準から支援する非同期伝送方式で伝
送する。すなわち、トランザクション階層と1394リ
ンク階層とでは伝送データをIEEE1394標準に合
う非同期パケットの形態に変換して、1394物理階層
は変換された非同期パケットをバス上に伝送する(図2
の200のデータの流れ参照)。
【0021】このようにして、IP1394階層に伝送
されたデータは、識別結果によってトランザクション階
層または適応階層を通してリンク階層に伝送される。リ
ンク階層に伝送されたデータは、物理階層を通して13
94バスに伝送される。また、割り当てられたチャネル
を通してデータフローが形成されたとしても周期的にパ
ケット伝送率とバスの帯域幅とを確認してチャネルに対
する帯域幅を再割り当てしたり割り当てられたチャネル
を返却することがより望ましい。
【0022】一方、IEEE1394を基礎とする高速
シリアルバス上で上述したデータ伝送を遂行するために
は図4に示したようなテーブル管理過程が遂行される。
図4を参照すると、本発明による上位プロトコルと高速
シリアルバスとの整合方法を遂行するためのテーブル管
理過程によると、まず、一定時間間隔ごとにタイマープ
ロセスをウェークアップする(段階400)。ウェーク
アップをし終えれば、まず、現在のエントリーがマトロ
ンノートの終わりに該当しているかを検査する(段階4
02)。もしもエントリーがマトロンノートの終わりに
該当する場合には、スリープしている途中で一定時間が
過ぎればウェークアップする。もしもエントリーがマト
ロンノートの終わりに該当しない場合には、エントリー
の状態を示す"status"フィールドを読み出して前記"sta
tus"フィールドが"invalid"状態であるのかを検査する
(段階404)。"status"フィールドが"invalid"であ
れば次のエントリーに移って(段階406)、再び段階
(402)を遂行する。もしも、前記"status"フィール
ドが"invalid"ではなければ、TTL値を減少させ(段
階410)、その値が0より大きいか検査する(段階4
12)。もしもTTL値が0より大きくなければマトロ
ンノートに伝送されるパケットの該エントリーが存在し
ないので、前記"status"フィールドを"invalid"状態に
遷移(段階414)させ、チャネルを解除(段階41
6)する。
【0023】以上の実施形態では上位プロトコル階層か
ら入ったデータパケットの長さがMPU以上であるかを
検査することを例として説明した。しかし、データパケ
ットの長さがMTU以下の所定長さ以上であるかをチェ
ックしてデータ流れを決定することも可能である。この
場合、データパケットの長さがNを1より小さい正の数
という時N×MPU以上であるかを検査して、前記検査
結果、データパケットの長さがN×MTU以上であれば
ストリームデータであると判断して前記バスのチャネル
を割り当てられて等時性伝送方式でデータを伝送する。
反面、前記検査結果、データパケットの長さがN×MT
U未満であればストリームデータではないと判断して非
同期伝送方式でデータを伝送する。
【0024】また、代案として、MTUに該当するデー
タパケットが所定時間中所定回数以上に入るのかをチェ
ックしてデータ流れを決定することも可能である。この
場合、上位階層で高速シリアルバスの前記バスが認識で
きる所定のノードにデータパケットの長さがMTUに該
当するデータパケットが所定時間中所定回数以上に入る
のかを検査して、検査結果、長さがMTUに該当するデ
ータパケットが所定時間中所定回数以上入ると検査され
ると、入力データをストリームデータであると判断して
前記バスのチャネルを割り当てられて等時性伝送方式で
データを伝送する。反面、検査結果、長さがMTUに該
当するデータパケットが所定時間中所定回数未満入ると
検査されると、入力データをストリームデータではない
と判断して非同期伝送方式でデータを伝送する。また、
さらに望ましくは、長さがMTUに該当するデータパケ
ットが所定時間中所定回数未満入ると検査されると、入
力データをストリームデータではないと判断してチャネ
ルを返還して非同期伝送方式でデータを伝送する。
【0025】
【発明の効果】前記のような本発明による整合方法によ
ると、パケットの区分作業が簡単でシステムの負担が非
常に少ないながらもデータの流れによって適切な伝送方
法を選択することによってIEEE1394のどんなサ
ービスを用いるのかを明示しない既存アプリケーション
を効果的にIEEE1394と整合させ、チャネルを効
率的に用いることができるようにする。
【0026】一方、上述した本発明の実施形態は、コン
ピュータで実行できるプログラムで作成可能である。そ
してコンピュータで用いられる媒体から前記プログラム
を動作させる汎用ディジタルコンピューターで具現でき
る。前記媒体は、マグネチック貯蔵媒体(例:ロム、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、
光学的判読媒体(例:CD−ROM、DVD等)及び搬
送波(例:インターネットを通して伝送)のような貯蔵
媒体を含む。
【0027】前記記録媒体は、(a)上位階層から高速
シリアルバスのノードに伝送されるパケットの長さが所
定長さ以上であるかを検査する段階と、(b)前記検査
の結果、パケットの長さが所定の長さ以上であれば前記
バスのチャネルを割り当てられて等時性伝送サービスに
よってデータを伝送する段階と、(c)前記検査の結
果、パケットの長さが所定の長さ未満であれば非同期伝
送サービスによってデータを伝送する段階とをコンピュ
ータで実行できるプログラムコードを貯蔵する。
【0028】そして本発明を具現するための機能的なプ
ログラム、コード及びコードセグメントは本発明が属す
る技術分野のプログラマーにより容易に推論できる。前
記実施形態は、説明のためのもので当業者によって理解
されるように本発明の範囲内で修正または変形でき、し
たがって、前記実施形態は請求項によって定義される本
発明の範囲を限定しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 FTPのような一般的なデータ通信アプリケ
ーションをサービスするための通信階層と、非同期サー
ビスでパケット伝送をする場合のデータの流れとを例示
した図である。
【図2】 本発明による上位プロトコルと、高速シリア
ルバスとの整合方法を説明するために、データ通信プロ
トコルスタックとそのデータの流れとを示した図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態による上位プロトコルと、
高速シリアルバスとの整合方法の主要段階を示した流れ
図である。
【図4】 図3の方法を遂行するのに必要なテーブル管
理過程の主要段階を示した流れ図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位プロトコルと高速シリアルバスとの
    整合方法において、 (a)上位階層から高速シリアルバスのノードに伝送さ
    れるパケットの長さが所定長さ以上であるかを検査する
    段階と、 (b)前記検査の結果、パケットの長さが所定の長さ以
    上であれば前記バスのチャネルを割り当てられて等時性
    伝送サービスによってデータを伝送する段階と、 (c)前記検査の結果、パケットの長さが所定の長さ未
    満であれば非同期伝送サービスによってデータを伝送す
    る段階とを含むことを特徴とする上位プロトコルと高速
    シリアルバスとの整合方法。
  2. 【請求項2】 前記(a)段階は、 前記所定の長さが、TCP/IPプロトコルで定義され
    るMPUであることを特徴とする請求項1に記載の上位
    プロトコルと高速シリアルバスとの整合方法。
  3. 【請求項3】 前記(a)段階は、 IP1394階層で遂行されて、前記IP1394階層
    は前記(a)段階を遂行するチャネルマトロンとARP
    1394階層とを備えることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれか1つに記載の上位プロトコルと高速シリ
    アルバスとの整合方法。
  4. 【請求項4】 前記高速シリアルバスは、 IEEE1394規格に準じる高速シリアルバスである
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記
    載の上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方法。
  5. 【請求項5】 前記高速シリアルバスは、 IEEE1394規格に準じる高速シリアルバスである
    ことを特徴とする請求項3に記載の上位プロトコルと高
    速シリアルバスとの整合方法。
  6. 【請求項6】 上位プロトコルと高速シリアルバスとの
    整合方法において、 (a)上位階層から高速シリアルバスのノードに伝送さ
    れるデータパケットの長さが、Nを1より小さい正の
    数、MPUをTCP/IPプロトコルで定義される最大
    伝送単位とする場合、N×MTU以上に該当しているか
    を検査する段階と、 (b)前記検査の結果、データパケットの長さがN×M
    TU以上に該当すればストリームデータであると判断し
    て前記バスのチャネルを割り当てられて等時性伝送方式
    でデータを伝送する段階と、 (c)前記検査の結果、データパケットの長さがN×M
    TU未満であればストリームデータではないことと判断
    して非同期伝送方式でデータを伝送する段階とを含むこ
    とを特徴とする上位プロトコルと高速シリアルバスとの
    整合方法。
  7. 【請求項7】 前記(a)段階は、IP1394階層で
    遂行されて、前記IP1394階層は前記(a)段階を
    遂行するチャネルマトロンとARP1394階層とを備
    えることを特徴とする請求項6に記載の上位プロトコル
    と高速シリアルバスとの整合方法。
  8. 【請求項8】 前記高速シリアルバスは、 IEEE1394規格に準じる高速シリアルバスである
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれか1つに記
    載の上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方法。
  9. 【請求項9】 上位プロトコルと高速シリアルバスとの
    整合方法において、 (a)上位階層で、前記高速シリアルバスが認識できる
    所定のノードに、長さがMTUに該当するデータパケッ
    トが所定時間中所定回数以上入るかを検査する段階と、 (b)前記(a)段階で、長さがMTUに該当するデー
    タパケットが所定時間中所定回数以上入ると検査される
    と、入力データをストリームデータであると判断して前
    記バスのチャネルを割り当てられて等時性伝送方式でデ
    ータを伝送する段階と、 (c)前記(a)段階で、長さがMTUに該当するデー
    タパケットが所定時間中所定回数未満入ると検査される
    と、入力データをストリームデータではないと判断して
    非同期伝送方式でデータを伝送する段階とを含むことを
    特徴とする上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合
    方法。
  10. 【請求項10】 前記(a)段階で、長さがMTUに該
    当するデータパケットが所定時間中所定回数未満入ると
    検査されると、入力データをストリームデータではない
    と判断してチャネルを返還して非同期伝送方式でデータ
    を伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項9
    に記載の上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方
    法。
  11. 【請求項11】 前記(a)段階はIP1394階層で
    遂行されて、前記IP1394階層は前記(a)段階を
    遂行するチャネルマトロンとARP1394階層とを備
    えることを特徴とする請求項10に記載の上位プロトコ
    ルと高速シリアルバスとの整合方法。
  12. 【請求項12】 前記高速シリアルバスは、 IEEE1394規格に準じる高速シリアルバスである
    ことを特徴とする請求項10または11のいずれか1つ
    に記載の上位プロトコルと高速シリアルバスとの整合方
    法。
  13. 【請求項13】 上位プロトコルと高速シリアルバスと
    の整合方法において、 (a)所定時間間隔ごとにタイマープロセスをウェーク
    アップする段階と、 (b)現在のエントリーがマトロンノートの終わりに該
    当しているかを検査する段階と、 (c)もしもエントリーがマトロンノートの終わりに該
    当する場合にはスリープしている途中で一定時間が過ぎ
    ればウェークアップする段階と、 (d)もしもエントリーがマトロンノートの終わりに該
    当しない場合にはエントリーの状態を示す"status"フィ
    ールドを読み出して前記"status"フィールドが"invali
    d"状態であるかを検査する段階と、 (e)"status"フィールドが"invalid"であれば次のエ
    ントリーに移って、再び前記(b)段階にジャンプする
    段階と、 (f)もしも、前記"status"フィールドが"invalid"で
    はなければ、TTL値を減少させる段階と、 (g)減少されたTTL値が0より大きいか検査する段
    階と、 (h)前記(g)段階でもしもTTL値が0より大きく
    なければ前記"status"フィールドを"invalid"状態に遷
    移させて、チャネルを解除する段階とを含むテーブル管
    理を遂行することを特徴とする上位プロトコルと高速シ
    リアルバスとの整合方法。
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