JP2001094552A - データ処理装置およびデータ処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents
データ処理装置およびデータ処理方法、並びに記録媒体Info
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- JP2001094552A JP2001094552A JP26726299A JP26726299A JP2001094552A JP 2001094552 A JP2001094552 A JP 2001094552A JP 26726299 A JP26726299 A JP 26726299A JP 26726299 A JP26726299 A JP 26726299A JP 2001094552 A JP2001094552 A JP 2001094552A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
護するとともに、DTCP(Digital Transmission Cont
ent Protection)の規格外のDVCRで記録する。 【解決手段】 DTCPの規格に適合した変換装置4で
は、MPEGリンクIC32において、ディジタルCS
チューナからの暗号化TSパケットに含まれている、暗
号化および復号に用いるキーが抽出され、CPU35
は、そのキーを、それを特定するためのインデックスと
対応付けて、キーメモリ37に記憶させる。また、パケ
ット分割部33では、暗号化TSパケットが、DVCR
で記録可能なDIFブロックに変換され、演算器34で
は、そのDIFブロックの、キーが含まれていた位置
に、そのキーに対応付けられたインデックスが付加され
る。そして、その結果得られるDIFブロックが、外部
のDVCRに出力されて記録される。
Description
よびデータ処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、IE
EE1394シリアルバス等を介して、ディジタルコンテンツ
を伝送し、規格外の記録装置等でも、その記録を行うこ
とができるようにするデータ処理装置およびデータ処理
方法、並びに記録媒体に関する。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engin
eers)1394規格による通信は、データのアイソクロナス
(isochronous)転送を行うことができることから、画像
や音声といったリアルタイムで再生する必要のあるディ
ジタルデータの転送に適しており、さらに、近年におけ
るマルチメディア通信の要請もあって、大きく注目され
ている。
ジタルオーディオデータ等のディジタルコンテンツは、
その画質や音質を劣化させることなく、何度もコピーす
ることができるため、その著作権者等を違法なコピーか
ら保護する必要がある。
を含む5社によって、IEEE1394シリアルバスを介して接
続した装置どうしの間で、ディジタルコンテンツを伝送
するときの、そのディジタルコンテンツを保護するため
の規格として、5CDTCP(Five Company Digital Tr
ansmission Content Protection)(以下、適宜、DTC
Pという)が定められた。
タルコンテンツの伝送に先立って、受信側が、コピーを
制御するためのコピー制御情報を正しく取り扱えるかど
うかの認証を相互に行い、その後、送信側において、デ
ィジタルコンテンツを暗号化して伝送し、受信側におい
て、その暗号化されたディジタルコンテンツを復号する
ようになっている。
号化は、時間変化するキーを生成し、そのキーを用いて
行われる。暗号化されたディジタルコンテンツは、その
暗号化に用いたキーを含めて、IEEE1394シリアルバス上
を伝送され、受信側では、その暗号化されたディジタル
コンテンツが、そこに含まれるキーを用いて復号され
る。
ーの初期値と、ディジタルコンテンツの暗号化に用いる
キーの変更タイミングを表すフラグとが、暗号化された
ディジタルコンテンツ(以下、適宜、暗号化コンテンツ
という)に含められる。そして、受信側では、その暗号
化コンテンツに含まれるキーの初期値を、やはり、その
暗号化コンテンツに含まれるフラグのタイミングで変更
していくことで、暗号化に用いられたキーが生成され、
暗号化コンテンツが復号される。なお、本明細書中にお
いては、暗号化コンテンツに、その復号を行うためのキ
ーが含まれていると等価であると考えても差し支えない
ため、以下では、そのように考えるものとする。
ィジタルCS(Communication Satellite)チューナで受
信したディジタルコンテンツを、IEEE1394シリアルバス
を介して、コピー制御情報を正しく取り扱えない規格外
のDVCR(Digital Video Tape Recoder)等で記録する
ことはできない。
ューナで受信したディジタルコンテンツを、IEEE1394シ
リアルバスを介して、DVCRに伝送して録画するよう
な利用形態に対するニーズが増加していくことが予想さ
れる。
暗号化コンテンツを、DVCRで、そのまま録画すれ
ば、ディジタルコンテンツを違法なコピーから保護する
ことができるが、録画した暗号化コンテンツを視聴する
ことはできない。即ち、従来においては、DVCRで記
録した暗号化コンテンツを再生し、ディジタルCSチュ
ーナに入力して、その復号を行うのは困難であった。
たものであり、ディジタルコンテンツを違法なコピーか
ら保護するとともに、規格外のDVCR等で記録するこ
と等ができるようにするものである。
は、暗号化データに含まれているキーを抽出するキー抽
出手段と、キーを、それを特定するためのインデックス
と対応付けて記憶する記憶手段と、暗号化データを、所
定フォーマットのデータに変換する第1のフォーマット
変換手段と、所定フォーマットのデータの、キーが含ま
れていた位置に、そのキーに対応付けられたインデック
スを付加するインデックス付加手段と、インデックスが
付加された所定フォーマットのデータを、外部に出力す
る第1の出力手段と、外部から供給される所定フォーマ
ットのデータから、インデックスを抽出するインデック
ス抽出手段と、所定フォーマットのデータを、元のフォ
ーマットの暗号化データに変換する第2のフォーマット
変換手段と、暗号化データの、インデックスが含まれて
いた位置に、そのインデックスに対応付けられたキーを
付加するキー付加手段と、キーが付加された暗号化デー
タを、外部に出力する第2の出力手段とを含むことを特
徴とする。
ムとすることができる。
ital Interface)フォーマットのデータとすることがで
きる。
ーが許可されたものであるかどうか、または外部に接続
された所定フォーマットのデータを受信する装置の仕様
によって、所定のフォーマットのデータの出力を制限さ
せることができる。また、第1の出力手段には、所定フ
ォーマットのデータを出力するときに、そのデータにつ
いてのコピーを制御するためのコピー制御情報を操作さ
せることができる。
に含まれているキーを抽出するキー抽出ステップと、キ
ーを、それを特定するためのインデックスと対応付けて
記憶する記憶ステップと、暗号化データを、所定フォー
マットのデータに変換する第1のフォーマット変換ステ
ップと、所定フォーマットのデータの、キーが含まれて
いた位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを
付加するインデックス付加ステップと、インデックスが
付加された所定フォーマットのデータを、外部に出力す
る第1の出力ステップと、外部から供給される所定フォ
ーマットのデータから、インデックスを抽出するインデ
ックス抽出ステップと、所定フォーマットのデータを、
元のフォーマットの暗号化データに変換する第2のフォ
ーマット変換ステップと、暗号化データの、インデック
スが含まれていた位置に、そのインデックスに対応付け
られたキーを付加するキー付加ステップと、キーが付加
された暗号化データを、外部に出力する第2の出力ステ
ップとを含むことを特徴とする。
れているキーを抽出するキー抽出ステップと、キーを、
それを特定するためのインデックスと対応付けて記憶す
る記憶ステップと、暗号化データを、所定フォーマット
のデータに変換する第1のフォーマット変換ステップ
と、所定フォーマットのデータの、キーが含まれていた
位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを付加
するインデックス付加ステップと、インデックスが付加
された所定フォーマットのデータを、外部に出力する第
1の出力ステップと、外部から供給される所定フォーマ
ットのデータから、インデックスを抽出するインデック
ス抽出ステップと、所定フォーマットのデータを、元の
フォーマットの暗号化データに変換する第2のフォーマ
ット変換ステップと、暗号化データの、インデックスが
含まれていた位置に、そのインデックスに対応付けられ
たキーを付加するキー付加ステップと、キーが付加され
た暗号化データを、外部に出力する第2の出力ステップ
とを含むプログラムが記録されていることを特徴とす
る。
方法、並びに記録媒体においては、暗号化データに含ま
れているキーが抽出され、そのキーが、それを特定する
ためのインデックスと対応付けて記憶される。さらに、
暗号化データが、所定フォーマットのデータに変換さ
れ、その所定フォーマットのデータの、キーが含まれて
いた位置に、そのキーに対応付けられたインデックスが
付加されて、外部に出力される。一方、外部から供給さ
れる所定フォーマットのデータから、インデックスが抽
出され、その所定フォーマットのデータが、元のフォー
マットの暗号化データに変換される。そして、暗号化デ
ータの、インデックスが含まれていた位置に、そのイン
デックスに対応付けられたキーが付加されて、外部に出
力される。
タル衛星放送受信システムの一実施の形態の構成例を示
している。
れてくるディジタル衛星放送波は、アンテナ1で受信さ
れ、ディジタルCSチューナ2に供給される。ディジタ
ルCSチューナ2は、DTCPに準拠した仕様を有し、
アンテナ1から供給される信号から、所定の周波数帯域
の受信信号を検波、復調し、MPEG(Moving Picture
Experts Group)トランスポートストリームとする。さら
に、ディジタルCSチューナ2では、そのトランスポー
トストリームを構成するTSパケット(Transport Stre
amパケット)のうち、所定の1つのチャンネルのものが
抽出され、その抽出されたTSパケットに含まれる、M
PEG2エンコードされたビデオデータやオーディオデ
ータが、MPEG2デコードされる。そして、そのデコ
ードの結果得られたビデオデータまたはオーディオデー
タは、モニタ3に供給され、それぞれ画像として表示ま
たは音声として出力される。
ランスポートストリームから、1チャンネル以上のTS
パケットが抽出され、DTCPに準拠した方式で暗号化
される。そして、その暗号化されたTSパケット(以
下、適宜、暗号化TSパケット)は、IEEE1394シリアル
バスを介して、変換装置4に供給される。
バスを介して、ディジタルCSチューナ2との間で、デ
ィジタルコンテンツのやりとりをする場合、DTCPに
準拠した通信を行うようになっている。従って、ディジ
タルCSチューナ2および変換装置4は、いずれも、相
互認証を行った後、時間変化するキーを用いて、ディジ
タルコンテンツを暗号化し、その結果得られる暗号化コ
ンテンツに、暗号化に用いたキーを含めて、IEEE1394シ
リアルバス上に出力するようになっている。
2からの暗号化TSパケットが、SD(Standard densit
y)規格のDIF(Digital Interface)ブロックにフォー
マット変換され、IEEE1394シリアルバスを介して、DV
CR5に供給される。DV(Digital Video)機器である
DVCR5では、変換装置4からのDIFブロックが、
図示せぬディジタルビデオテープに記録される。
例えば、HD Digital VCR Conferenceにおいてまとめら
れたSpecification of Consumer Use Digital VCRs等
に、その詳細が記載されている。
オテープに記録されたDIFブロックが再生され、IEEE
1394シリアルバスを介して、変換装置4に供給される。
変換装置4では、DVCR5からのDIFブロックが、
元の暗号化TSパケットにフォーマット変換され、IEEE
1394シリアルバスを介して、ディジタルCSチューナ2
に供給される。ディジタルCSチューナ2では、変換装
置4からの暗号化TSパケットが、そこに含まれるキー
を用いて復号され、さらにMPEGデコードされる。そ
して、そのデコードの結果得られたビデオデータまたは
オーディオデータは、モニタ3に供給され、それぞれ画
像として表示または音声として出力される。
ーナ2の構成例を示している。
することにより出力する受信信号は、フロントエンド部
12に供給されるようになっている。
の受信信号の復調等を行い、トランスポートストリーム
を得て、デスクランブラ13に供給する。デスクランブ
ラ13は、フロントエンド部12からのトランスポート
ストリームにかけられているスクランブルを解き、スイ
ッチ14に供給する。スイッチ14は、デスクランブラ
13から供給されるトランスポートストリームを選択
し、DEMUX(デマルチプレクサ)15に出力する。
下、スイッチ14から供給されるトランスポートストリ
ームから、所定のチャンネルのTSパケットを抽出し、
AVデコーダ16に供給するようになっている。AVデ
コーダ16は、CPU21の制御の下、DEMUX15
からのTSパケットを、MPEG(Moving Picture Expe
rts Group)デコードし、その結果得られるビデオデータ
およびオーディオデータを、OSD(On Screen Displa
y)処理部17に出力する。OSD処理部17では、CP
U21の制御の下、所定の必要な画像(例えば、音量
や、選択されているチャンネル等の表示)が、AVデコ
ーダ16からのビデオデータに重畳され、D/A(Digta
l/Analog)コンバータ18に出力される。D/Aコンバ
ータ18は、OSD処理部17が出力するディジタルコ
ンテンツ(ここでは、ビデオデータおよびオーディオデ
ータ)をD/A変換することにより、アナログ信号と
し、例えば、モニタ3等に出力する。
して放送されてくるディジタルコンテンツは、モニタ3
において表示等される。
てくるディジタルコンテンツを記録する場合には、スイ
ッチ14は、デスクランブラ13からのトランスポート
ストリームを選択して、リンクIC(LINK Integrated C
urcuit)20に供給する。リンクIC20は、CPU2
1の制御の下、IEEE1394シリアルバスのレイヤ構造にお
けるリンク層の処理を行う他、スイッチ14からのトラ
ンスポートストリームを、DTCPに準拠して暗号化す
る。即ち、リンクIC20は、トランスポートストリー
ムを、約30秒ごとに変更される8バイトのキーを用い
て暗号化し、さらに、キーを、そのキーによって暗号化
した最初のTSパケットの直前の位置等に挿入(付加)
することにより、暗号化TSパケットする。そして、リ
ンクIC20は、この暗号化TSパケットを、アイソク
ロナス(Isochronous)パケットに配置して、ファイIC
(PHY IC)19に供給する。ファイIC19は、リンク
IC20からのアイソクロナスパケットを、IEEE1394シ
リアルバスを介して、変換装置4に、アイソクロナス転
送する。
して放送されてくるディジタルコンテンツとしてのTS
パケットは、IEEE1394シリアルバスを介して、変換装置
4に供給され、変換装置4において、DIFブロック等
への変換その他の処理が施された後、IEEE1394シリアル
バスを介して、DVCR5に供給されて記録される。
されたディジタルコンテンツを再生する場合において
は、DVCR5では、そのディジタルコンテンツとして
のDIFブロックが再生され、IEEE1394シリアルバスを
介して、変換装置4に供給される。変換装置4では、D
VCR5からのDIFブロックに対して、TSパケット
等への変換その他の処理が施される。さらに、変換装置
4では、TSパケットが配置されたアイソクロナスパケ
ットが構成され、IEEE1394シリアルバスを介して、ディ
ジタル衛星チューナ2にアイソクロナス転送される。
C19において、変換装置4からのTSパケット(暗号
化TSパケット)が配置されたアイソクロナスパケット
が受信され、リンクIC20に供給される。リンクIC
20は、CPU21の制御の下、ファイIC19からの
アイソクロナスパケットに配置された暗号化TSパケッ
トを、そこに付加されている(含まれている)キーを用
いて復号し、スイッチ14に供給する。スイッチ14
は、リンクIC20からのTSパケットを選択して、D
EMUX15に出力し、以下、DEMUX15、AVデ
コーダ16、OSD処理部17、およびD/Aコンバー
タ18において、上述した場合と同様の処理が施され、
DVCR5で記録されたディジタルコンテンツとしての
画像および音声が、モニタ3から出力される。
から受信したパケットが、AVデータ(ビデオデータ、
オーディオデータ)が配置されたものである場合には、
そのパケットを、スイッチ14に出力する。また、リン
クIC20は、ファイIC19から受信したパケット
が、コマンドが配置されたものである場合には、そのパ
ケットを、CPU21に出力する。
れたプログラムを実行することで、DEMUX15、A
Vデコーダ16、およびOSD処理部17を制御すると
ともに、IEEE1394シリアルバスのレイヤ構造におけるト
ランザクション層やシリアルバス管理(Serial Bus Mana
gement)の処理等を行う。
EMUX15、AVデコーダ16、およびOSD処理部
17の制御や、トランザクション層およびシリアルバス
管理の処理を行わせるためのプログラム(ファームウェ
ア)を記憶している。また、メモリ22は、CPU21
の動作上必要なデータを、一時記憶するようにもなって
いる。
を示している。
を介して、ディジタルCSチューナ2との間でやりとり
されるデータの送受信を行うようになっている。即ち、
ファイIC31は、IEEE1394シリアルバスを介して、デ
ィジタルCSチューナ2から送信されてくるパケットを
受信し、MPEGリンクIC(MPEG-LINK-IC)32に供給
するとともに、MPEGリンクIC32からのパケット
を、IEEE1394シリアルバスを介して、ディジタルCSチ
ューナ2に送信するようになっている。
1から供給される暗号化TSパケットを、パケット分割
部33に供給するとともに、その暗号化TSパケットに
付加されているキー(Key)を抽出し、CPU35に供給
するようになっている。さらに、MPEGリンクIC3
2は、CPU35から供給されるキーを受信し、そのキ
ーを、パケット合成部46から供給される暗号化TSパ
ケットの、元の位置に付加(挿入)して、ファイIC3
1に供給するようになっている。
C32からの暗号化TSパケットを、DIFブロックに
変換するようになっている。
マットでは、DVCR5で記録することができないた
め、パケット分割部33において、DVCR5で記録す
ることのできるDIFブロックに変換されるようになっ
ている。
(A)に示すように、80バイトで構成される。そし
て、その先頭の3バイトには、DIFブロックを識別す
るためのID(Identification)が配置され、残りの77
バイトに、データが配置される。
イトで構成される。このため、パケット分割部33は、
TSパケットを分割し、図4(B)に示すように、3つ
のDIFブロックに分けて配置することで、TSパケッ
トをDIFブロックに変換する。
イトには、図4(A)に示したように、IDが配置され
る。さらに、3つのDIFブロックとも、3バイトのI
Dの後には、ダミーデータとしての13バイトの0が配
置される。そして、3つのDIBブロックにおいて、ダ
ミーデータの後の残りの64バイトに、188バイトの
TSパケットが分割されて配置される。但し、図4の実
施の形態では、3つのDIFブロックのうち、最初と2
番目のDIFブロックには、188バイトのTSパケッ
ト(TRS)のうちの64バイトずつが配置されるが、
最後のDIFブロックには、188バイトのTSパケッ
トの残りの60バイトと、後述するサイクルタイマ43
が出力する4バイトのタイムスタンプ(TS(Time Stam
p))とが配置される。
部33からのDIFブロックに、CPU35から供給さ
れるインデックスを付加し、演算器38に出力するよう
になっている。即ち、CPU35は、MPEGリンクI
C32から供給される、暗号化TSパケットに付加され
ているキーに対して、現在の日時等の、キーを特定する
ことのできるインデックスを対応付け、そのインデック
スを、演算器34に供給するようになっており、演算器
34は、そのようにしてCPU35から供給されるイン
デックスを、そのインデックスに対応付けられたキーが
付加されていた暗号化TSパケットが配置されたDIF
ブロックに付加するようになっている。従って、DIF
ブロックに付加されたインデックスによれば、MPEG
リンクIC32がパケット分割部33に出力する暗号化
TSパケットのシーケンスのどの位置に、そのインデッ
クスに対応付けられたキーが配置されていたかを認識す
ることができる。
うに、150ブロックを1つのユニットとして、DVC
R5等のDV機器に伝送され、その150のDIFブロ
ックのうち、先頭のDIFブロック(ヘッダセクション
(Header section)と呼ばれる)を除く149ブロッが、
ディジタルビデオテープの1トラックに記録される。演
算器34では、図5に示すようなユニットを構成するD
IFブロックに配置された暗号化TSパケットを復号す
るのに用いるキーに対応付けられたインデックスが、例
えば、図5においてV0で示すDIFブロック等の、所
定のDIFブロックに配置される。
36に記憶されたプログラムを実行することで、各種の
処理を行うようになっている。
PEGリンクIC32から供給される、暗号化TSパケ
ットに付加されているキーに対して、インデックスを対
応付け、そのインデックスを、演算器34に供給する。
さらに、CPU35は、その対応付けたインデックスと
キーの組を、キーメモリ37に供給して記憶させる。ま
た、CPU35は、インデックス抽出部45からインデ
ックスを受信し、そのインデックスに対応付けられてい
るキーを、キーメモリ37から読み出して、MPEGリ
ンクIC32に供給する。さらに、CPU35は、FIFO
(First In First Out)部39およびSDリンクIC(SD-
LINK-IC)40を制御する。
うな処理を行わせるためのプログラムを記憶している。
さらに、メモリ36は、CPU35の動作上必要なデー
タを一時記憶するようにもなっている。キーメモリ37
は、CPU35から供給されるインデックスとキーメモ
リの組を一時記憶するようになっている。なお、DTC
Pでは、上述したように、TSパケットの暗号化/復号
に用いられる8バイトのキーが、約30秒ごとに更新さ
れるため、DVCR5において1時間の記録を行うごと
に、キーメモリ37では、約9800バイト分のキー
と、それらのキーに対応付けられたインデックスが記憶
されることになる。
するタイムスタンプを、演算器34が出力するDIFブ
ロックに付加し、FIFO部39に出力するようになってい
る。
40が出力するDIFブロックを一時記憶し、比較部4
4に出力する入力FIFO39Aと、記録時に、演算器38
が出力するDIFブロックを一時記憶し、SDリンクI
C40に出力する出力FIFO39Bとから構成されてい
る。
タレートは、一般に、4Mbps(Bit Per Second)であ
る。一方、DVCR5が、SD規格に準拠したものであ
るとすると、その記録レートは25Mbps程度であ
る。従って、TSパケットを変換したDIFブロック
を、特に時間軸制御することなく、DVCR5で記録し
たのでは、ディジタルビデオテープの多くの記録領域が
使用されないこととなり、記録効率が悪い。そこで、変
換装置4では、入力FIFO39Aまたは出力FIFO39Bに
おいて、DIFブロックを一時記憶することにより、そ
の時間軸伸張または時間軸圧縮をそれぞれ行い、トラン
スポートストリームのデータレートと、DVCR5の記
録レートとの間の差を吸収して、DVCR5において、
効率の良い記録を行うことができるようになっている。
クの記録時に、DIFブロックが一時記憶されることに
より、その時間軸圧縮が行われるが、この時間軸圧縮に
より、TSパケット間の元の時間間隔が損なわれる。従
って、再生時には、その損なわれた時間間隔を復元する
必要があるが、そのために、演算器38において、DI
Fブロックにタイムスタンプが付加される。
のデータレートと、DVCRの記録レートとの差を吸収
して、効率の良い記録を行い、かつそのようにして記録
されたデータを正常に再生する方法については、本件出
願人が先に出願した特開平11−74796号公報(特
願平9−231943号)に、その詳細が開示されてい
る。
の下、FIFO部39の出力FIFO39Bに記憶されたDIF
ブロックを読み出し、アイソクロナスパケットに配置し
て、ファイIC(PHY-IC)41に供給するようになってい
る。また、SDリンクIC40は、ファイIC41から
供給されるアイソクロナスパケットを受信し、そこに配
置されているDIFブロックをFIFO部39の入力FIFO3
9Aに供給するようになっている。さらに、SDリンク
IC40は、例えば、60Hzのクロックを、PLL(P
hase Lock Loop)回路42に供給するようにもなってい
る。
らのアイソクロナスパケットを、IEEE1394シリアルケー
ブルを介して、DVCR5に、アイソクロナス転送し、
また、DVCR5から、IEEE1394シリアルバスを介して
アイソクロナス転送されてくるアイソクロナスパケット
を受信し、SDリンクIC40に供給するようになって
いる。
らのクロックに同期して、サイクルタイマ43に所定の
クロックを出力するようになっている。サイクルタイマ
43は、PLL回路42からのクロックをカウントし、
そのカウント値を、タイムスタンプとして、演算器38
および比較部44に供給するようになっている。
ているDIFブロックに付加されているタイムスタンプ
と、サイクルタイマ43が出力するタイムスタンプとを
比較し、サイクルタイマ43の出力と一致するタイムス
タンプが付加されているDIFブロックを、入力FIFO3
9Aから読み出して、インデックス抽出部45に出力す
るようになっており、これにより、上述したように、時
間軸圧縮によって損なわれたTSパケット間の時間間隔
が復元されるようになっている。
らのDIFブロックに付加されているインデックスを抽
出し、CPU35に出力するとともに、そのDIFブロ
ックを、パケット合成部46に出力するようになってい
る。
たように、3つのDIFブロックに分割して配置された
TSパケットを、その3つのDIFブロックを合成する
ことで元に戻し、MPEGリンクIC32に出力するよ
うになっている。
変換装置4において、ディジタルコンテンツをDVCR
5で記録するときに行われる処理について説明する。
する場合においては、上述したように、ディジタルCS
チューナ2から、IEEE1394シリアルバスを介し、変換装
置4に対して、暗号化TSパケットが配置されたアイソ
クロナスパケットが送信され、そのアイソクロナスパケ
ットは、ファイIC31で受信される。ファイIC31
は、受信したアイソクロナスパケットを、MPEGリン
クIC32に出力し、MPEGリンクIC32は、アイ
ソクロナスパケットを受信すると、ステップS1におい
て、そのアイソクロナスパケットに配置された暗号化T
Sパケットを、パケット分割部33に供給する。
おいて、MPEGリンクIC32からの暗号化TSパケ
ットを分割し、図4で説明したように、3つのDIFブ
ロックに変換して、演算器34に出力する。
において、パケット分割部33が出力したDIFブロッ
クに分割された暗号化TSパケットに、キーが付加され
ていたかどうかが判定される。即ち、MPEGリンクI
C32は、上述したように、ファイIC31から受信し
た暗号化TSパケットに、キーが付加されている場合に
は、そのキーを抽出して、CPU35に供給するように
なっており、CPU35は、ステップS2において、そ
のようにして、MPEGリンクIC32からキーが供給
されてきたかどうかによって、パケット分割部33が出
力したDIFブロックに分割された暗号化TSパケット
に、キーが付加されていたかどうかを判定する。
トに、キーが付加されていないと判定された場合、演算
器34は、その暗号化TSパケットを変換したDIFブ
ロックを、演算器38に出力し、ステップS3およびS
4をスキップして、ステップS5に進む。
パケットに、キーが付加されていると判定された場合、
ステップS3に進み、CPU35は、そのキー、即ち、
MPEGリンクIC32から供給されるキーに、インデ
ックスを対応付け、そのインデックスを、演算器34に
出力する。演算器34は、CPU35からのインデック
スを、パケット分割部33からのDIFブロックに付加
し、演算器38に出力する。
は、演算器34に出力したインデックスと、それに対応
付けたキーとの組を、キーメモリ37に供給して記憶さ
せ、ステップS5に進む。
演算器34が出力するDIFブロックに、サイクルタイ
マ43が出力するタイムスタンプが付加され、ステップ
S6に進み、FIFO部39の出力FIFO39Bに出力され
る。出力FIFO39Bでは、演算器38からのDIFブロ
ックが記憶される。そして、出力FIFO39Bに記憶され
たDIFブロックは、CPU35の制御にしたがって読
み出され、SDリンクIC40およびファイIC41を
経由し、IEEE1394シリアルバスを介して、DVCR5に
供給されて記憶される。
進み、次の暗号化TSパケットが、IEEE1394シリアルバ
スを介して、ディジタルCSチューナ2から伝送されて
きたかどうかが判定され、伝送されてきたと判定された
場合、その暗号化TSパケットは、ファイIC31で受
信され、MPEGリンクIC32を介して、パケット分
割部33に供給される。そして、ステップS1に戻り、
以下、同様の処理が繰り返される。
TSパケットが、IEEE1394シリアルバスを介して、ディ
ジタルCSチューナ2から伝送されてきていないと判定
された場合、即ち、記録対象の暗号化TSパケットの伝
送が終了した場合、処理を終了する。
変換装置4において、ディジタルCSチューナ2からの
暗号化TSパケットに含まれている、暗号化および復号
に用いるキーを抽出し、そのキーを、それを特定するた
めのインデックスと対応付けて記憶する一方、暗号化T
Sパケットを、DVCR5で記録可能なDIFブロック
に変換し、そのDIFブロックの、キーが含まれていた
位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを付加
して、外部のDVCR5に出力するようにしたので、デ
ィジタルコンテンツを違法なコピーから保護するととも
に、DTCPの規格外のDVCR5で記録することがで
きる。
置4とを接続するIEEE1394シリアルバスにおいても、変
換装置4とDVCR5とを接続するIEEE1394シリアルバ
スにおいても、そこを転送されるデータは暗号化されて
おり、従って、ディジタルコンテンツを違法なコピーか
ら保護することができる。さらに、ディジタルCSチュ
ーナ2が出力するディジタルコンテンツは、DTCPの
規格に適合した変換装置4を介して、DVCR5に供給
されるので、DTCPの規格に適合していないDVCR
5において、ディジタルCSチューナ2が出力するディ
ジタルコンテンツを記録することができる。
変換装置4において、上述のようにして、DVCR5で
記録されたディジタルコンテンツを再生するときに行わ
れる処理について説明する。
は、IEEE1394シリアルバスを介して、変換装置4に転送
され、変換装置4では、ファイIC41において、DV
CR5からのDIFブロックが受信され、SDリンクI
C40に供給される。SDリンクIC40は、ファイI
C41からのDIFブロックを、順次、FIFO部39の入
力39Aに供給して記憶させる。
44は、入力FIFO39Aに記憶されている、最も古いD
IFブロックに付加されているタイムスタンプと、サイ
クルタイマ43から供給されるタイムスタンプとを比較
し、それらが等しいかどうかを判定する。ステップS1
1において、DIFブロックに付加されているタイムス
タンプと、サイクルタイマ43のタイムスタンプとが等
しくないと判定された場合、ステップS11に戻る。
ロックに付加されているタイムスタンプと、サイクルタ
イマ43のタイムスタンプとが等しいと判定された場
合、ステップS12に進み、比較部44は、そのタイム
スタンプが付加されているDIFブロックと、そのDI
Fブロックに一部が配置されている暗号化TSパケット
の他の一部が配置されているDIFブロックを、入力FI
FO39Aから読み出し、インデックス抽出部45に出力
する。
3において、比較部44からのDIFブロックに、イン
デックスが付加されているかどうかを判定し、付加され
ていない場合、そのDIFブロックを、パケット合成部
46に出力し、ステップS14およびS15をスキップ
して、ステップS16に進む。
4からのDIFブロックに、インデックスが付加されて
いると判定された場合、ステップS14に進み、インデ
ックス抽出部45は、そのDIFブロックに付加されて
いるインデックスを抽出し、CPU35に出力して、ス
テップS15に進む。
デックス抽出部35からのインデックスと対応付けられ
ているキーを、キーメモリ37から読み出し、MPEG
リンクIC32に出力する。
合成部46において、インデックス抽出部45からのD
IFブロックが、元の暗号化TSパケットに合成され、
MPEGリンクIC32に出力される。
らキーが供給されてこない場合には、パケット合成部4
6からの暗号化TSパケットを、ファイIC31に出力
し、また、CPU35からキーが供給されてきた場合に
は、パケット合成部46からの暗号化TSパケットに、
そのキーを付加して、ファイIC31に出力する。これ
により、ファイIC31からは、記録時に、ディジタル
CSチューナ2から転送されてきたときと同じ状態の暗
号化TSパケットが、IEEE1394シリアルバスを介して、
ディジタルCSチューナ2に転送され、ディジタルCS
チューナ2では、このようにして、DVCR5から変換
装置4を介して転送されてくるディジタルコンテンツ
が、上述したようにしてモニタ3に表示される。
7に進み、入力FIFO39Aに、DIFブロックが、まだ
記憶されているかどうかが判定される。ステップS17
において、入力FIFO39Aに、DIFブロックが、まだ
記憶されていると判定された場合、ステップS11に戻
り、以下、同様の処理が繰り返される。
39Aに、DIFブロックが記憶されていないと判定さ
れた場合、即ち、DVCR5の再生が終了し、その再生
によって得られたDIFブロックをすべて処理した場
合、処理を終了する。
のDVCR5で再生されたDIFブロックから、インデ
ックスを抽出するとともに、そのDIFブロックを、暗
号化TSパケットにフォーマット変換し、その変換後の
暗号化TSパケットの、抽出されたインデックスが含ま
れていた位置に、そのインデックスに対応付けられたキ
ーを付加して、外部のディジタルCSチューナ2に出力
するようにしたので、ディジタルCSチューナ2では、
上述したようにして、その暗号化TSパケットを復号
し、ディジタルコンテンツとしての画像や音声を再生す
ることができる。
て、ディジタルCSチューナ2からの暗号化TSパケッ
トを復号せずに処理するようにしたが、暗号化TSパケ
ットは、一旦復号してから処理することも可能である。
即ち、暗号化TSパケットは、MPEGリンクIC32
において、暗号化TSパケットに含まれるキーを用いて
復号してから、DIFブロックへの変換等を行い、SD
リンクIC40において、そのDIFブロックを暗号化
してから、DVCR5に記録するようにすることが可能
である。この場合も、ディジタルコンテンツを違法なコ
ピーから保護するとともに、DTCPの規格外のDVC
R5で記録することができる。
IC40において、DVCR5からの、暗号化されたD
IFブロックを復号してから、TSパケットへの変換等
を行い、MPEGリンクIC32において、そのTSパ
ケットを、キーを用いて暗号化(DTCPの規格に準拠
した暗号化)してから、ディジタルCSチューナ2に出
力するようにする必要がある。
するためのコピー制御情報としての2ビットのEMI(E
ncryption Mode Indicator)が規定されている。EMI
が00B(Bは、その前の値が2進数であることを表
す)である場合は、ディジタルコンテンツがコピーフリ
ーのもの(Copy-freely)であることを表し、EMIが0
1Bである場合には、ディジタルコンテンツが、それ以
上のコピーをすることができないもの(No-more-copies)
であることを表す。さらに、EMIが10Bである場合
は、ディジタルコンテンツが、1度だけコピーして良い
もの(Copy-one-generation)であることを表し、EMI
が11Bである場合には、ディジタルコンテンツが、コ
ピーが禁止されているもの(Copy-never)であることを表
す。
では、そこに入力されるDIFブロックから、上述のよ
うなEMIを検出し、そのEMIに基づいて、DIFブ
ロックを、外部のDVCR5に出力するかどうかを制限
するようにすることが可能である。即ち、例えば、EM
Iが、Copy-freelyである場合以外は、DTCPの規格
外の装置であるDVCR5には、DIFブロックを出力
しないようにすること等が可能である。
を、DTCPの規格に反しない範囲で操作させることが
可能である。即ち、例えば、EMIが、Copy-one-gener
ationを表す10Bとなっている場合において、DIF
ブロックを、外部のDVCR5に出力するときには、そ
のEMIを、No-more-copiesを表す01Bに変更するこ
とが可能である。なお、EMIの操作は、変換装置4に
入力されたディジタルコンテンツが、その入力された端
子以外の端子から出力される場合にのみ行うようにする
ことが可能である。
て、ファイIC41と、IEEE1394シリアルバスを介して
接続される装置の種類(装置が何であるか)や、メーカ
を確認するようにして、あらかじめ設定された種類やメ
ーカの装置以外には、DIFブロックを出力しないよう
にすることが可能である。この場合、違法コピーを目的
として製作された装置へのDIFブロックの出力を防止
することが可能となる。
ル衛星放送受信システムの他の実施の形態の構成例を示
している。なお、図中、図1における場合と対応する部
分については、同一の符号を付してある。即ち、図8の
ディジタル衛星放送受信システムは、ディジタルCSチ
ューナ2および変換装置4に替えて、ディジタルCSチ
ューナ51が設けられている他は、図1における場合と
同様に構成されている。
ィジタルCSチューナ2と変換装置4とを一体的にした
機能を有している。
ーナ51の構成例を示している。なお、図中、図2のデ
ィジタルCSチューナ2と対応する部分については、同
一の符号を付してある。即ち、図9のディジタルCSチ
ューナ51は、パケット分割部61、パケット合成部6
2、およびキーメモリ63が新たに設けられている他
は、図2のディジタルCSチューナ2と基本的に同様に
構成されている。
割部33と同様に、スイッチ14が出力するTSパケッ
トを、DIFブロックにフォーマット変換し、リンクI
C20に出力するようになっている。パケット合成部6
2は、図3のパケット合成部46と同様に、リンクIC
20が出力するDIFブロックを、元のTSパケットに
フォーマット変換し、スイッチ14に供給するようにな
っている。キーメモリ63は、図3のキーメモリ37と
同様に、CPU21から供給されるキーとインデックス
との組を記憶するようになっている。
したようなプログラムの他、ディジタルCSチューナ5
1を、変換装置4として機能させるためのプログラムも
記憶されており、従って、CPU21は、変換装置4が
行う処理も行うようになっている。
ューナ51では、図2における場合と同様にして、ディ
ジタル衛星放送として放送されてくるディジタルコンテ
ンツが、モニタ3に表示等される。
てくるディジタルコンテンツを記録する場合には、スイ
ッチ14は、デスクランブラ13からのトランスポート
ストリームを、パケット分割部61に供給し、パケット
分割部61では、トランスポートストリームを構成する
TSパケットが、DIFブロックにフォーマット変換さ
れ、リンクIC20に供給される。
下、DIFブロックに分割されたTSパケットが、図2
における場合と同様にして、時間変化するキーを用いて
暗号化される。さらに、リンクIC20では、その暗号
化結果から、キーが抽出され、CPU21に供給され
る。CPU21は、リンクIC20からのキーに、イン
デックスを対応付け、キーメモリ63に記憶させる。さ
らに、CPU21は、キーに対応付けたインデックス
を、リンクIC20に供給し、リンクIC20では、そ
のインデックスが、図3の演算器34における場合と同
様にして、DIFブロックに付加される。その後、リン
クIC20では、CPU21の制御の下、DIFブロッ
クに対するタイムスタンプの付加や、DIFブロックの
時間軸圧縮等が行われ、ファイIC19に出力される。
ファイIC19は、リンクIC20からのDIFブロッ
クを、IEEE1394シリアルバスを介して、DVCR5に転
送し、これにより、DVCR5では、そのDIFブロッ
クが記録される。
ブロックが、DVCR5で再生されると、その再生され
たDIFブロックは、IEEE1394シリアルバスを介して、
ディジタルCSチューナ51に転送される。ディジタル
CSチューナ51では、ファイIC19において、DV
CR5からのDIFブロックが受信され、リンクIC2
0に供給される。リンクIC20では、DIFブロック
の時間軸伸張等が行われ、その後、DIFブロックに付
加されているインデックスが抽出される。このインデッ
クスは、リンクIC20からCPU21に供給され、C
PU21は、リンクIC20からインデックスを受信す
ると、そのインデックスに対応付けられているキーを、
キーメモリ3から読み出し、リンクIC20に供給す
る。リンクIC20では、CPU21からのキーを用い
て、DIFブロックに分割されているTSパケットが復
号され、パケット合成部62に出力される。
からのDIFブロックが、元のTSパケットに合成さ
れ、スイッチ14に供給される。そして、以下、スイッ
チ14、DEMUX15、AVデコーダ16、OSD処
理部17、およびD/Aコンバータ18において、上述
した場合と同様の処理が施され、これにより、DVCR
5で記録されたディジタルコンテンツとしての画像およ
び音声が、モニタ3から出力される。
アにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行う
こともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う
場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、
専用のハードウェアとしての変換装置4やディジタルC
Sチューナ51に組み込まれているコンピュータ(図3
のCPU35や、図9のCPU21が相当する)や、汎
用のコンピュータ等にインストールされる。
の処理を実行するプログラムをコンピュータにインスト
ールし、コンピュータによって実行可能な状態とするた
めに用いられる、そのプログラムが記録されている記録
媒体について説明する。
に、コンピュータ101に内蔵されている記録媒体とし
てのハードディスク102や半導体メモリ103に予め
記録しておくことができる。
(B)に示すように、フロッピーディスク111、CD-R
OM(Compact Disc Read Only Memory)112,MO(Magnet
o optical)ディスク113,DVD(Digital Versatile Di
sc)114、磁気ディスク115、半導体メモリ116
などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記
録)しておくことができる。このような記録媒体は、い
わゆるパッケージソフトウエアとして提供することがで
きる。
媒体からコンピュータにインストールする他、図10
(C)に示すように、ダウンロードサイト121から、
ディジタル衛星放送用の人工衛星122を介して、コン
ピュータ101に無線で転送したり、LAN(Local Area N
etwork)、インターネットといったネットワーク131
を介して、コンピュータ123に有線で転送し、コンピ
ュータ101において、内蔵するハードディスク102
などにインストールすることができる。
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載され
た順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あ
るいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるい
はオブジェクトによる処理)も含むものである。
より処理されるものであっても良いし、複数のコンピュ
ータによって分散処理されるものであっても良い。さら
に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実
行されるものであっても良い。
01の構成例を示している。
に、CPU(Central Processing Unit)142を内蔵してい
る。CPU142には、バス141を介して、入出力イン
タフェース145が接続されており、CPU142は、入
出力インタフェース145を介して、ユーザによって、
キーボードやマウス等で構成される入力部147が操作
されることにより指令が入力されると、それにしたがっ
て、図10(A)の半導体メモリ103に対応するROM
(Read Only Memory)143に格納されているプログラム
を実行する。あるいは、また、CPU142は、ハードデ
ィスク102に格納されているプログラム、衛星122
若しくはネットワーク131から転送され、通信部14
8で受信されてハードディスク102にインストールさ
れたプログラム、またはドライブ149に装着されたフ
ロッピディスク111、CD-ROM112、MOディスク11
3、DVD114、若しくは磁気ディスク115から読み
出されてハードディスク102にインストールされたプ
ログラムを、RAM(Random Access Memory)144にロー
ドして実行する。そして、CPU142は、その処理結果
を、例えば、入出力インタフェース145を介して、LC
D(Liquid CryStal Display)等で構成される表示部14
6に、必要に応じて出力する。
ジタル衛星放送を受信するディジタル衛星放送受信シス
テムに適用した場合について説明したが、本発明は、そ
の他、ディジタルコンテンツを取り扱う装置に適用可能
である。
ストリームには、188バイトのTSパケットで構成さ
れるストリームの他、そのTSパケットをデコードする
のと同様の原理でデコードされる、例えば、米国のDire
cTV社がDSS(Direct Satellite System)で用いている
130バイトのパケットで構成されるストリーム等も含
まれる。
よびデータ処理方法、並びに記録媒体によれば、暗号化
データに含まれているキーが抽出され、そのキーが、そ
れを特定するためのインデックスと対応付けて記憶され
る。さらに、暗号化データが、所定フォーマットのデー
タに変換され、その所定フォーマットのデータの、キー
が含まれていた位置に、そのキーに対応付けられたイン
デックスが付加されて、外部に出力される。一方、外部
から供給される所定フォーマットのデータから、インデ
ックスが抽出され、その所定フォーマットのデータが、
元のフォーマットの暗号化データに変換される。そし
て、暗号化データの、インデックスが含まれていた位置
に、そのインデックスに対応付けられたキーが付加され
て、外部に出力される。従って、ディジタルコンテンツ
を違法なコピーから保護して、所定フォーマットの形で
記録、再生を行うことができる。
テムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
すブロック図である。
ある。
めの図である。
ある。
置4の処理を説明するためのフローチャートである。
置4の処理を説明するためのフローチャートである。
テムの他の実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
示すブロック図である。
図である。
ブロック図である。
モニタ, 4 変換装置, 5 DVCR, 12 フ
ロントエンド部, 13 デスクランブラ,14 スイ
ッチ, 15 DEMUX, 16 AVデコーダ,
17 OSD処理部, 18 D/Aコンバータ, 1
9 ファイIC, 20 リンクIC, 21 CP
U, 22 メモリ, 31 ファイIC, 32 M
PEGリンクIC, 33 パケット分割部, 34
演算器, 35 CPU, 36メモリ, 37 キー
メモリ, 38 演算器, 39 FIFO部, 39A入
力FIFO, 39B 出力FIFO, 40 SDリンクI
C, 41 ファイIC, 42 PLL回路, 43
サイクルタイマ, 44 比較部, 45 インデッ
クス抽出部, 46 パケット合成部, 51 ディジ
タルCSチューナ, 61 パケット分割部, 62
パケット合成部, 63 キーメモリ,101 コンピ
ュータ, 102 ハードディスク, 103 半導体
メモリ,111 フロッピーディスク, 112 CD-R
OM, 113 MOディスク,114 DVD, 115
磁気ディスク, 116 半導体メモリ, 121ダウ
ンロードサイト, 122 衛星, 131 ネットワ
ーク, 141 バス, 142 CPU, 143 RO
M, 144 RAM, 145 入出力インタフェース,
146 表示部, 147 入力部, 148 通信
部, 149ドライブ
Claims (7)
- 【請求項1】 所定のキーを用いて暗号化されたデータ
である暗号化データを処理するデータ処理装置であっ
て、 前記暗号化データに含まれている前記キーを抽出するキ
ー抽出手段と、 前記キーを、それを特定するためのインデックスと対応
付けて記憶する記憶手段と、 前記暗号化データを、所定フォーマットのデータに変換
する第1のフォーマット変換手段と、 前記所定フォーマットのデータの、前記キーが含まれて
いた位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを
付加するインデックス付加手段と、 前記インデックスが付加された前記所定フォーマットの
データを、外部に出力する第1の出力手段と、 外部から供給される前記所定フォーマットのデータか
ら、前記インデックスを抽出するインデックス抽出手段
と、 前記所定フォーマットのデータを、元のフォーマットの
前記暗号化データに変換する第2のフォーマット変換手
段と、 前記暗号化データの、前記インデックスが含まれていた
位置に、そのインデックスに対応付けられた前記キーを
付加するキー付加手段と、 前記キーが付加された前記暗号化データを、外部に出力
する第2の出力手段とを含むことを特徴とするデータ処
理装置。 - 【請求項2】 前記暗号化データは、トランスポートス
トリームであることを特徴とする請求項1に記載のデー
タ処理装置。 - 【請求項3】 前記所定フォーマットのデータは、DI
F(Digital Interface)フォーマットのデータであるこ
とを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記第1の出力手段は、前記暗号化デー
タがコピーが許可されたものであるかどうか、または外
部に接続された前記所定フォーマットのデータを受信す
る装置の仕様によって、前記所定のフォーマットのデー
タの出力を制限することを特徴とする請求項1に記載の
データ処理装置。 - 【請求項5】 前記第1の出力手段は、前記所定フォー
マットのデータを出力するときに、そのデータについて
のコピーを制御するためのコピー制御情報を操作するこ
とを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項6】 所定のキーを用いて暗号化されたデータ
である暗号化データを処理するデータ処理方法であっ
て、 前記暗号化データに含まれている前記キーを抽出するキ
ー抽出ステップと、 前記キーを、それを特定するためのインデックスと対応
付けて記憶する記憶ステップと、 前記暗号化データを、所定フォーマットのデータに変換
する第1のフォーマット変換ステップと、 前記所定フォーマットのデータの、前記キーが含まれて
いた位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを
付加するインデックス付加ステップと、 前記インデックスが付加された前記所定フォーマットの
データを、外部に出力する第1の出力ステップと、 外部から供給される前記所定フォーマットのデータか
ら、前記インデックスを抽出するインデックス抽出ステ
ップと、 前記所定フォーマットのデータを、元のフォーマットの
前記暗号化データに変換する第2のフォーマット変換ス
テップと、 前記暗号化データの、前記インデックスが含まれていた
位置に、そのインデックスに対応付けられた前記キーを
付加するキー付加ステップと、 前記キーが付加された前記暗号化データを、外部に出力
する第2の出力ステップとを含むことを特徴とするデー
タ処理方法。 - 【請求項7】 所定のキーを用いて暗号化されたデータ
である暗号化データを、コンピュータに処理させるため
のプログラムが記録されている記録媒体であって、 前記暗号化データに含まれている前記キーを抽出するキ
ー抽出ステップと、 前記キーを、それを特定するためのインデックスと対応
付けて記憶する記憶ステップと、 前記暗号化データを、所定フォーマットのデータに変換
する第1のフォーマット変換ステップと、 前記所定フォーマットのデータの、前記キーが含まれて
いた位置に、そのキーに対応付けられたインデックスを
付加するインデックス付加ステップと、 前記インデックスが付加された前記所定フォーマットの
データを、外部に出力する第1の出力ステップと、 外部から供給される前記所定フォーマットのデータか
ら、前記インデックスを抽出するインデックス抽出ステ
ップと、 前記所定フォーマットのデータを、元のフォーマットの
前記暗号化データに変換する第2のフォーマット変換ス
テップと、 前記暗号化データの、前記インデックスが含まれていた
位置に、そのインデックスに対応付けられた前記キーを
付加するキー付加ステップと、 前記キーが付加された前記暗号化データを、外部に出力
する第2の出力ステップとを含むプログラムが記録され
ていることを特徴とする記録媒体。
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