JP2001092908A - 電子診療録装置 - Google Patents

電子診療録装置

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JP2001092908A
JP2001092908A JP26657499A JP26657499A JP2001092908A JP 2001092908 A JP2001092908 A JP 2001092908A JP 26657499 A JP26657499 A JP 26657499A JP 26657499 A JP26657499 A JP 26657499A JP 2001092908 A JP2001092908 A JP 2001092908A
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JP26657499A
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Inventor
Hirokazu Namikawa
寛和 並川
Norihiro Hazumi
典宏 羽澄
Toshio Kawamoto
俊男 川本
Yasushi Takahashi
康 高橋
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NEC Corp
NEC Software Kansai Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Software Kansai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】診療録情報を構成する個々のデータを構造化し
ないで保存することにより、柔軟なデータ検索および簡
易なデータ管理を可能とする。 【解決手段】入力手段131が診療録情報を入力する
と、非構造化手段121が診療録情報を解析し、個別に
意味を持つ各データに分解し、データ間の関連をデータ
内に隠蔽することによって非構造化し、非構造化データ
を記憶手段111に送信し、記憶手段111が非構造化
データを単一の構造を持つスキーマで記憶する。検索手
段122が記憶手段111から非構造化データを検索す
ると、構造化手段123が非構造化データを入力し、個
々のデータ内に隠蔽された関連を解析してデータを構造
化し、診療録情報を復元し、出力手段141が復元され
た診療録情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子診療録装置に関
し、特に診療録(カルテ)情報を入力して保存し、随時
参照可能とする電子診療録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子診療録装置は、診療上発生するデー
タを電子化した診療録情報として入力,保存,および出
力するものである。
【0003】先行技術文献としては、たとえば、特開平
4−175970号公報,特開平9−305671号公
報等がある。
【0004】特開平4−175970号公報に開示され
た「電子カルテシステムにおけるデータ保存方式」は、
医師や医療従事者がコンピュータを利用してカルテを作
成するときに、文字,数値,図形,画像などのデータを
入力することができ、かつそれらのデータを入力したと
きと同じ形式で出力でき、また入力したデータをその利
用目的別に任意に編集し、医師や医療従事者の業務遂行
の支援をする機能を設けるようにしたものである。
【0005】また、特開平9−305671号公報に開
示された「電子カルテシステム」は、データを木構造の
構成で表示するようにしたものである。
【0006】これらの従来の電子診療録装置では、診療
録情報を構成する各データが構造化されて保存されてい
た。たとえば、図5に示すように、診療録情報が種類1
のデータ1,2,4および5と種類2のデータ3および
6とから構成されている場合、各種類のデータ毎にテー
ブルC1およびC2が設けられて各レコードにデータが
格納され、種類1のデータ2および5と種類2のデータ
3および6との関連がレコード間のリンクD1およびD
2として実現されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子診療録装置
には、以下のような問題点があった。
【0008】第1の問題点は、診療録情報を構成する各
データを構造化して保存しているため、診療録情報の参
照時にはデータの構造に依存した検索のみが可能であ
り、柔軟性にかけるということである。
【0009】第2の問題点は、診療録情報を構成する各
データを構造化して保存しているため、記憶装置がデー
タ間の関連を管理する必要があり、データの構造が変更
になった際には多大な改造を必要とするということであ
る。
【0010】第3の問題点は、診療録情報を構成する各
データの種類は無数に存在するが、全ての種類のデータ
を記憶可能な記憶手段が存在しなかったので、データの
欠落が発生するということである。
【0011】第4の問題点は、診療録情報を構成する各
データを構造化して保存しているため、あるデータを修
正または削除すると、他のデータにもその影響を与えて
しまうということである。
【0012】本発明の目的は、診療録情報を構成するデ
ータを診療に関わる行為単位に分け、個々のデータを構
造化しないで保存することにより、柔軟なデータ検索お
よび簡易なデータ管理を可能とする電子診療録装置を提
供することにある。
【0013】なお、ここでいう「構造化しない」とは、
診療録情報を構成するデータ間の関連をデータの内部に
隠蔽し、あるいは新たなデータとすることによって、デ
ータを記憶する際には診療録情報の論理的構造を意識せ
ずに単一の構造を持ったスキーマで格納することを意味
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電子診療録装置
は、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記憶
する記憶手段と、入力手段から入力された診療録情報を
解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、データ間
の関連をデータ内に隠蔽することによって非構造化し、
非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化手段
と、前記記憶手段から検索手段を介して検索された非構
造化データを入力し、個々のデータ内に隠蔽された関連
を解析してデータを構造化し、診療録情報を復元する構
造化手段とを備えることを特徴とする。
【0015】また、本発明の電子診療録装置は、記憶装
置,制御装置,入力装置および出力装置を備える電子診
療録装置において、非構造化データを単一の構造を持つ
スキーマで記憶する記憶手段と、診療録情報を入力する
入力手段と、前記入力手段から入力された診療録情報を
解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、データ間
の関連をデータ内に隠蔽することによって非構造化し、
非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化手段
と、前記記憶手段から非構造化データを検索する検索手
段と、前記検索手段により検索された非構造化データを
入力し、個々のデータ内に隠蔽された関連を解析してデ
ータを構造化し、診療録情報を復元する構造化手段と、
前記構造化手段により復元された診療録情報を出力する
出力手段とを備えることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の電子診療録装置は、記憶
装置,制御装置,入力装置および出力装置を備える電子
診療録装置において、非構造化データを単一の構造を持
つスキーマで記憶する記憶手段と、診療録情報を入力す
る入力手段と、前記入力手段から入力された診療録情報
を構造化データ記憶テーブルとして展開し、この構造化
データ記憶テーブルを解析して個別に意味を持つ各デー
タに分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽すること
によって非構造化し、非構造化データを前記記憶手段に
送信する非構造化手段と、前記記憶手段から非構造化デ
ータを検索する検索手段と、前記検索手段により検索さ
れた非構造化データを非構造化データ記憶テーブルとし
て展開し、この非構造化データ記憶テーブルの個々のデ
ータ内に隠蔽された関連を解析してデータを構造化し、
構造化データ記憶テーブルとして診療録情報を復元する
構造化手段と、前記構造化手段により復元された診療録
情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明の電子診療録装置は、
非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記憶する
記憶手段と、入力手段から入力された診療録情報を解析
し、個別に意味を持つ各データに分解し、データ間の関
連を新たなデータとすることによって非構造化し、非構
造化データを前記記憶手段に送信する非構造化手段と、
前記記憶手段から検索手段を介して検索された非構造化
データを入力し、個々のデータ間の関連を解析してデー
タを構造化し、診療録情報を復元する構造化手段とを備
えることを特徴とする。
【0018】また、本発明の電子診療録装置は、記憶装
置,制御装置,入力装置および出力装置を備える電子診
療録装置において、非構造化データを単一の構造を持つ
スキーマで記憶する記憶手段と、診療録情報を入力する
入力手段と、前記入力手段から入力された診療録情報を
解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、データ間
の関連を新たなデータとすることによって非構造化し、
非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化手段
と、前記記憶手段から非構造化データを検索する検索手
段と、前記検索手段により検索された非構造化データを
入力し、個々のデータ間の関連を解析してデータを構造
化し、診療録情報を復元する構造化手段と、前記構造化
手段により復元された診療録情報を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の電子診療録装置は、記憶
装置,制御装置,入力装置および出力装置を備える電子
診療録装置において、非構造化データを単一の構造を持
つスキーマで記憶する記憶手段と、診療録情報を入力す
る入力手段と、前記入力手段から入力された診療録情報
を構造化データ記憶テーブルとして展開し、この構造化
データ記憶テーブルを解析して個別に意味を持つ各デー
タに分解し、データ間の関連を新たなデータとすること
によって非構造化し、非構造化データを前記記憶手段に
送信する非構造化手段と、前記記憶手段から非構造化デ
ータを検索する検索手段と、前記検索手段により検索さ
れた非構造化データを非構造化データ記憶テーブルとし
て展開し、この非構造化データ記憶テーブルの個々のデ
ータ間の関連を解析してデータを構造化し、構造化デー
タ記憶テーブルとして診療録情報を復元する構造化手段
と、前記構造化手段により復元された診療録情報を出力
する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0020】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記憶
する記憶手段,入力手段から入力された診療録情報を解
析し、個別に意味を持つ各データに分解し、データ間の
関連をデータ内に隠蔽することによって非構造化し、非
構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化手段,
および前記記憶手段から検索手段を介して検索された非
構造化データを入力し、個々のデータ内に隠蔽された関
連を解析してデータを構造化し、診療録情報を復元する
構造化手段として機能させるためのプログラムを記録す
る。
【0021】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記憶
する記憶手段,診療録情報を入力する入力手段,前記入
力手段から入力された診療録情報を解析し、個別に意味
を持つ各データに分解し、データ間の関連をデータ内に
隠蔽することによって非構造化し、非構造化データを前
記記憶手段に送信する非構造化手段,前記記憶手段から
非構造化データを検索する検索手段,前記検索手段によ
り検索された非構造化データを入力し、個々のデータ内
に隠蔽された関連を解析してデータを構造化し、診療録
情報を復元する構造化手段,および前記構造化手段によ
り復元された診療録情報を出力する出力手段として機能
させるためのプログラムを記録する。
【0022】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記
憶する記憶手段,診療録情報を入力する入力手段,前記
入力手段から入力された診療録情報を構造化データ記憶
テーブルとして展開し、この構造化データ記憶テーブル
を解析して個別に意味を持つ各データに分解し、データ
間の関連をデータ内に隠蔽することによって非構造化
し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化
手段,前記記憶手段から非構造化データを検索する検索
手段,前記検索手段により検索された非構造化データを
非構造化データ記憶テーブルとして展開し、この非構造
化データ記憶テーブルの個々のデータ内に隠蔽された関
連を解析してデータを構造化し、構造化データ記憶テー
ブルとして診療録情報を復元する構造化手段,および前
記構造化手段により復元された診療録情報を出力する出
力手段として機能させるためのプログラムを記録する。
【0023】さらにまた、本発明の記録媒体は、コンピ
ュータを、非構造化データを単一の構造を持つスキーマ
で記憶する記憶手段,入力手段から入力された診療録情
報を解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、デー
タ間の関連を新たなデータとすることによって非構造化
し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化
手段,および前記記憶手段から検索手段を介して検索さ
れた非構造化データを入力し、個々のデータ間の関連を
解析してデータを構造化し、診療録情報を復元する構造
化手段として機能させるためのプログラムを記録する。
【0024】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記憶
する記憶手段,診療録情報を入力する入力手段,前記入
力手段から入力された診療録情報を解析し、個別に意味
を持つ各データに分解し、データ間の関連を新たなデー
タとすることによって非構造化し、非構造化データを前
記記憶手段に送信する非構造化手段,前記記憶手段から
非構造化データを検索する検索手段,前記検索手段によ
り検索された非構造化データを入力し、個々のデータ間
の関連を解析してデータを構造化し、診療録情報を復元
する構造化手段,および前記構造化手段により復元され
た診療録情報を出力する出力手段として機能させるため
のプログラムを記録する。
【0025】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、非構造化データを単一の構造を持つスキーマで記
憶する記憶手段,診療録情報を入力する入力手段,前記
入力手段から入力された診療録情報を構造化データ記憶
テーブルとして展開し、この構造化データ記憶テーブル
を解析して個別に意味を持つ各データに分解し、データ
間の関連を新たなデータとすることによって非構造化
し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構造化
手段,前記記憶手段から非構造化データを検索する検索
手段,前記検索手段により検索された非構造化データを
非構造化データ記憶テーブルとして展開し、この非構造
化データ記憶テーブルの個々のデータ間の関連を解析し
てデータを構造化し、構造化データ記憶テーブルとして
診療録情報を復元する構造化手段,および前記構造化手
段により復元された診療録情報を出力する出力手段とし
て機能させるためのプログラムを記録する。
【0026】他方、本発明の診療録情報保存方法は、診
療録情報を個別に意味を持つ各データに分解し、データ
間の関連をデータ内に隠蔽することによって非構造化
し、非構造化データを保存することを特徴とする。
【0027】また、本発明の診療録情報保存方法は、診
療録情報を個別に意味を持つ各データに分解し、データ
間の関連を新たなデータとすることによって非構造化
し、非構造化データを保存することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
電子診療録装置101の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子診療録装置101は、記憶手段
111を含む記憶装置110と、非構造化手段121,
検索手段122,構造化手段123,構造化データ記憶
領域124,および非構造化データ記憶領域125を含
む制御装置120と、入力手段131を含む入力装置1
30と、出力手段141を含む出力装置140とから、
その主要部が構成されている。
【0030】記憶装置110は、たとえば、電磁気学的
または光学的に記憶する磁気ディスク,光ディスク,R
OM(Read Only Memory),RAM
(Random Access Memery),IC
(Integrated Circuit)カードおよ
び磁気テープのうち、単体または複数台、チェンジャー
等で操作される大量格納型の装置のいずれかで構成され
た装置を少なくとも1つを含む記憶装置を備えている。
扱えるデータとしては、フリーテキスト,画像,グラ
フ,表データなどの診療録に記載され得るすべてのデー
タと、音声,動画,バイナリデータなどといった診療の
際に記録できるすべてのデータとを対象とする。
【0031】記憶手段111は、非構造化手段121に
より非構造化された診療に関するデータ(以下、単に非
構造化データという)を単一の構造を持つスキーマで記
憶装置110に記憶する。非構造化データには、患者番
号,患者氏名,診療日,診療種別名,診療種別コード,
診療科名,診療科コードなどといった診療に関するあら
ゆる共通の項目と、薬剤名,所見,画像などといったデ
ータの種類によって決定する固有の項目とが含まれてい
るが、各データの意味は認識されない。さらに、記憶手
段111には、個々のデータ間の関連に関する情報
(「関連」)も記憶する。単一の構造を持つスキーマで
異なる型(形式)のデータを記憶するため、共用記憶領
域(図3のB2参照。リレーショナルデータベースでは
列に相当)はあらゆる型のデータが記憶可能な定義とし
ておく。
【0032】制御装置120は、CPU(Centra
l Processing Unit)(図示せず),
主記憶(図示せず)等を備えるデータ処理装置でなる。
【0033】非構造化手段121は、入力手段131に
よって入力された診療録情報を解析し、個別に意味を持
つ各データに分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽
することによって非構造化し、非構造化データを記憶手
段111に送信する。
【0034】検索手段122は、記憶手段111に記憶
された非構造化データを検索して制御装置120に読み
込む。
【0035】構造化手段123は、記憶手段111から
検索手段122を介して受信した非構造化データを、個
々のデータに隠蔽された関連を解析することにより、利
用者の意図に従い関連を再生し、データを構造化して診
療録情報を復元する。
【0036】構造化データ記憶領域124は、非構造化
手段121および構造化手段123が利用する作業領域
であり、構造化されたデータを構造化データ記憶テーブ
ルとして一時的に格納する。
【0037】非構造化データ記憶領域125は、非構造
化手段121および構造化手段123が利用する作業領
域であり、非構造化データを非構造化データ記憶テーブ
ルとして一時的に格納する。
【0038】入力装置130は、たとえば、キーボー
ド,テンキースイッチ,マウス,トラックボール,入力
ペン,入力タブレット,データグローブ,OCR(Op
tical Character Recogniti
on)装置,イメージスキャナ,マイクなどのうちの少
なくとも1つを含む入力操作装置 、またはネットワー
クインタフェースを備えている。扱えるデータとして
は、テキスト,画像,グラフ,表データなどの診療録に
記載され得るすべてのデータと、音声,動画,バイナリ
データなどといった診療の際に記録できるすべてのデー
タとを対象とする。
【0039】入力手段131は、入力装置130から診
療録情報を入力する。
【0040】出力装置140は、たとえば、ディスプレ
イ,データスコープなどのような表示出力装置を少なく
とも1つ備えている。さらに、データの型によっては、
スピーカ,ヘッドホン,イヤホン,ヘッドセットなどの
ような音声出力装置を備える。また、プリンタのような
印刷装置,ディスクシステム,ネットワークなども出力
装置の対象とする。扱えるデータとしては、テキスト,
画像,グラフ,表データなどの診療録に記載され得るす
べてのデータと、音声,動画,バイナリデータなどとい
った診療の際に記録できるすべてのデータとを対象とす
る。
【0041】出力手段141は、構造化手段123によ
り復元された診療録情報を出力装置140に表示,印
刷,または出力する。
【0042】図2は、非構造化手段121により診療録
情報が各データに分解されて非構造化される過程を例示
する図である。本例では、診療録情報は、種類1のデー
タ1,2,4および5と、種類2のデータ3および6と
から構成されている。また、種類1のデータ2と種類2
のデータ3とが関連され、種類1のデータ5と種類2の
データ6とが関連されている。このような診療録情報が
各データに分解されて非構造化されると、非構造化され
たデータ1〜6の中に「関連」の項目が設けられ、互い
に関連するデータの識別子が格納される。関連するデー
タがない場合には、値”なし”が格納される。
【0043】図3は、図2の過程で非構造化されたデー
タが保存される記憶手段111の非構造化データ記憶テ
ーブルA1を例示する図である。この非構造化データ記
憶テーブルA1は、「識別子」,「関連」,「種類」,
および複数の「共用記憶領域」の各フィールドからなる
データレコードを複数格納する。すべてのデータは、種
類によらず単一の構造を持つスキーマで記憶される。デ
ータ間の関連は、データレコード中の「関連」フィール
ドに隠蔽される。本例では、データ毎に記憶のための構
造を変えたり(図5のC1およびC2参照。リレーショ
ナルデータベースでは、複数の異なった構造を持つスキ
ーマのテーブルを用意すること)、外部に関連を持ち出
したり(図5のD1およびD2参照。リレーショナルデ
ータベースでは、テーブルのリレーションに相当)する
ことはしていない。
【0044】図4は、図3の非構造化データ記憶テーブ
ルA1の非構造化データを関連づけて構造化する過程を
例示する図である。記憶手段111に記憶された非構造
化データは、検索手段122によって検索され、検索さ
れた非構造化データは構造化手段123によって利用者
の指示に応じた出力形式に構造化される。ここでは、種
類1のデータ1,2,4および5と、種類2のデータ3
および6とが検索され、種類1のデータ2と種類2のデ
ータ3とが関連され、種類1のデータ5と種類2のデー
タ6とが関連されて、診療録情報が復元されている。
【0045】図5は、図3の非構造化データ記憶テーブ
ルA1の非構造化データが図4の過程で構造化されて復
元された構造化データ記憶テーブルC1およびC2を例
示する図である。
【0046】図6を参照すると、第1の実施の形態に係
る診療録記憶装置101における診療録情報の登録処理
は、データ入力ステップE1と、入力完了判定ステップ
E2と、診療録情報解析・非構造化ステップE3と、記
憶ステップE4とからなる。
【0047】図7を参照すると、非構造化手段121に
よる診療録情報解析・非構造化ステップE3のより詳し
い処理は、カウンタ初期化ステップJ1と、非構造化す
るデータ読み込みステップJ2と、固有項目型変換ステ
ップJ3と、型変換後固有項目格納ステップJ4と、固
有項目全型変換判定ステップJ5と、カウンタインクリ
メントステップJ6と、関連データ有無判定ステップJ
7と、「関連」格納ステップJ8とからなる。
【0048】図8を参照すると、第1の実施の形態に係
る診療録記憶装置101における診療録情報の参照処理
は、検索・読み込みステップF1と、構造化ステップF
2と、出力ステップF3とからなる。
【0049】図9を参照すると、構造化手段123によ
るデータ間の「関連」をもとに構造化する構造化ステッ
プF2のより詳しい処理は、カウンタ初期化ステップN
1と、「関連」格納ステップN2と、共用記憶領域内容
型変換ステップN3と、型変換後内容格納ステップN4
と、共用記憶領域内容全型変換判定ステップN5と、カ
ウンタインクリメントステップN6とからなる。
【0050】図10を参照すると、構造化手段123に
よるデータ間の「関連」を使用しないで構造化する構造
化ステップF2のより詳しい処理は、カウンタ初期化ス
テップO1と、「関連」格納ステップO2と、共用記憶
領域内容型変換ステップO3と、型変換後内容格納ステ
ップO4と、共用記憶領域内容全型変換判定ステップO
5と、カウンタインクリメントステップO6とからな
る。
【0051】図11は、構造化データ記憶テーブルの定
義の一例を示す図である。本例では、構造化されたデー
タを格納する構造化データ記憶テーブルとして、病名テ
ーブルG1と、医師記述コメントテーブルG2とを定義
する。病名テーブルG1および医師記述コメントテーブ
ルG2のPrimary Keyの"*"は、この列がデ
ータベースの主キーとなることを示す。病名テーブルG
1と医師記述コメントテーブルG2とは、病名テーブル
G1の「UniqueID」と医師記述コメントテーブ
ルG2の「関連する病名」とでリンクが張られている
(関連されている)。
【0052】図12は、図11に示した構造化データ記
憶テーブルの定義に従って入力された診療録情報の一例
を示す図である。ここでは、病名テーブルH1および医
師記述コメントテーブルH2が入力されている。
【0053】図13は、図12に示した診療録情報を、
非構造化データ記憶テーブル用に型変換したテーブルの
一例を示す図である。このテーブルは、病名テーブルK
1と、医師記述コメントテーブルK2とから構成されて
いる。
【0054】図14は、非構造化データ記憶領域125
上に形成される非構造化データ記憶テーブルL1の定義
を示す図である。
【0055】図15は、図12に示した診療録情報を、
図14の非構造化データ記憶テーブルL1の定義に従っ
て非構造化データ記憶テーブルM1に格納した状態を示
す図である。
【0056】図16は、構造化データ記憶領域124上
に形成される構造化データ記憶テーブルの定義の一例を
示す図である。ここでは、構造化データ記憶テーブルと
して、患者テーブルP1と、病名テーブルP2と、病名
コードテーブルP3との3つのテーブルが定義されてい
る。
【0057】図17は、図15に示した非構造化データ
記憶テーブルM1の非構造化データを、図16に示した
構造化データ記憶テーブルの定義に従って復元した構造
化データ記憶テーブルの一例を示す図である。この構造
化データ記憶テーブルは、患者テーブルQ1と、病名テ
ーブルQ2と、病名コードテーブルQ3とからなる。
【0058】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る電子診療録装置101の動作について説明す
る。
【0059】診療録情報の登録時には、入力手段131
は、診療録情報を個別に意味を持つ各データに分解して
入力する(ステップE1)。入力されるデータは、「病
名をつけた」,「処方をオーダーした」,「所見を書い
た」,「検査結果が出た」といった診療において発生し
た行為および結果を示すすべてのデータを含むことがで
きる。
【0060】次に、入力手段131は、診療録情報を構
成するすべてのデータの入力が完了したかどうかをチェ
ックする(ステップE2)。診療録情報を構成するすべ
てのデータの入力が完了していない場合には、入力手段
131は、制御をステップE1に戻して、診療録情報を
構成するデータの入力を繰り返す。
【0061】そして、診療録情報を構成するすべてのデ
ータの入力が完了したとする。その結果、入力された診
療録情報は、たとえば、図12に示す病名テーブルH1
および医師記述コメントテーブルH2のようになったも
のとする。病名テーブルH1には、「UniqueI
D」として”0001”、「患者ID」として”P00
1”、「病名コード」として”CD000”、「病名」
として”虫垂炎”、「開始日」として”7/1/199
7”、「終了日」として”8/10/1999”、「転
帰」として”治癒”が入力されたものとする。医師記述
コメントテーブルH2には、「UniqueID」とし
て”99999”、「患者ID」として”P001”、
「関連する病名」として”0001”、「記述日」とし
て”1999/7/10”、「コメント」として”手術
が必要”が入力されたものとする。
【0062】次に、非構造化手段121は、入力手段1
31により入力された診療録情報を構造化データ記憶テ
ーブルとして構造化データ記憶領域124に展開した
後、診療録情報を構成する各データを解析して非構造化
する(ステップE3)。
【0063】詳しくは、非構造化手段121は、まず、
カウンタXを1に初期化し(ステップJ1)、構造化デ
ータ記憶領域124上の構造化データ記憶テーブルから
非構造化するデータを読み込む(ステップJ2)。ここ
では、図12の病名テーブルH1の「UniqueI
D」フィールドの値”00001”のデータレコード,
およびこのデータレコードと患者ID”P001”が一
致する医師記述コメントテーブルH2の「Unique
ID」フィールドの値”99999”のデータレコード
が1件のデータとして読み込まれるものとする。
【0064】次に、非構造化手段121は、読み込んだ
データの固有の項目(病名テーブルH1の「Uniqu
eID」,「患者ID」,「病名コード」,「病名」,
「開始日」,「終了日」,および「転帰」の各フィール
ドの値,ならびに医師記述コメントテーブルH2の「U
niqueID」,「患者ID」,「関連する病名」,
「記述日」,および「コメント」の各フィールドの値)
を全て共用記憶領域にあった型に変換する(ステップJ
3)。たとえば、DATE型であった「開始日」フィー
ルドの値”7/1/1997”を可変長文字列型のVA
RCHAR(4000)に変換する。この結果、型変換
後のテーブルは、図13に示す病名テーブルK1および
医師記述コメントテーブルK2のようになる。
【0065】続いて、非構造化手段121は、型変換し
た固有の項目Xの内容を非構造化データ記憶領域125
上の非構造化データ記憶テーブルの共用記憶領域に格納
する(ステップJ4)。たとえば、図14の非構造化デ
ータ記憶テーブルの定義に従って、共用記憶領域のどこ
に格納するか(共用記憶領域1か、共用記憶領域2か、
…)は、種類毎に任意に決定される。
【0066】次に、非構造化手段121は、固有の項目
をすべて型変換したどうかを判定し(ステップJ5)、
型変換が完了していなければ、カウンタXを1つインク
リメントしてから(ステップJ6)、ステップJ3に制
御を戻す。
【0067】固有の項目のすべての型変換が完了する
と、非構造化手段121は、関連するデータがあれば
(ステップJ7)、「UniqueID」フィールドの
値”00001”を、非構造化データ記憶テーブルM1
の「関連」フィールドに格納する(ステップJ8)。
【0068】この結果、非構造化データ記憶領域125
上には、たとえば、図15に示すような非構造化データ
記憶テーブルM1が形成される。
【0069】最後に、非構造化手段121は、非構造化
データ記憶領域125上の非構造化データ記憶テーブル
M1の非構造化データを記憶手段111に送信し、記憶
装置110に記憶させる(ステップE4)。
【0070】一方、診療録情報の参照時は、まず、検索
手段122が、記憶手段111から非構造化データを検
索して読み込む(ステップF1)。検索条件は、たとえ
ば「患者IDがP001のデータを検索せよ」といった
ものである。
【0071】次に、構造化手段123は、検索手段12
2によって読み込まれた非構造化データを非構造化デー
タ記憶テーブルとして非構造化データ記憶領域125上
に展開した後に、非構造化データを構造化データ記憶領
域124上に構造化データ記憶テーブルとして構造化す
る(ステップF2)。
【0072】詳しくは、「関連」をもとに構造化する場
合には、構造化手段123は、まず、カウンタXを1に
初期化し(ステップN1)、非構造化データの「関連」
フィールドに格納されている値を、それぞれの「種類」
に応じたテーブルのデータレコード中の固有の項目に格
納する(ステップN2)。上記の例では、図15の「U
niqueID」が”99999”のデータレコード中
の「関連」フィールドの値”00001”を、図12の
医師記述コメントテーブルH2のデータレコード中の
「関連する病名」フィールドに格納する。
【0073】次に、構造化手段123は、非構造化デー
タの共用記憶領域の項目を、固有の項目に合った型に変
換する(ステップN3)。これは、ステップJ3の逆の
処理であり、たとえば、「UniqueID」が”00
001”のデータレコード中の共用記憶領域3の型は可
変長文字列型のVARCHAR(4000)であるが、
これをDATE型に変換することである。
【0074】続いて、構造化手段123は、ステップN
3で型変換が終わった内容を、図11の病名テーブルG
1および医師記述コメントテーブルG2の定義に従っ
て、図12の病名テーブルH1および医師記述コメント
テーブルH2にそれぞれ格納する(ステップN4)。共
用記憶領域のどの項目がどの固有の項目にあたるかは、
「種類」毎に定義されている。たとえば、「種類」フィ
ールドが”病名”のデータレコード中の共用記憶領域3
の内容は、病名テーブルH1の「開始日」フィールドに
格納される。
【0075】次に、構造化手段123は、共用記憶領域
の内容をすべて型変換したどうかを判定し(ステップN
5)、共用記憶領域の内容の型変換が終了していなけれ
ば、カウンタXを1つインクリメントして(ステップN
6)、制御をステップN3に戻す。
【0076】そして、共用記憶領域の内容の型変換がす
べて終了すると、構造化手段123は、処理を終了す
る。
【0077】この結果、たとえば、図12に示すような
病名テーブルH1および医師記述コメントテーブルH2
からなる構造化データ記憶テーブルが、構造化データ記
憶領域124上に形成される。
【0078】最後に、出力手段141は、構造化データ
記憶領域124上の構造化データ記憶テーブルの構造化
データを検索された診療録情報として出力装置140に
表示,印刷,または出力する(ステップF3)。
【0079】ところで、上記では、非構造化データ記憶
テーブルM1の「関連」フィールドを元に構造化処理を
行ったが、必ずしもその必要はなく、他の項目を元に構
造化してもよい。
【0080】次に、データの「関連」を使用しないで構
造化する処理を考える。ここでは、図16に示すよう
に、構造化データ記憶テーブルとして、患者テーブルP
1,病名テーブルP2,および病名コードテーブルP3
が定義されているものとする。また、患者テーブルP1
には、あらかじめデータが格納されているものとする。
【0081】まず、構造化手段123は、カウンタXを
1に初期化し(ステップO1)、任意の項目で「関連」
を見つけ該当する固有の項目に格納する(ステップO
2)。
【0082】次に、構造化手段123は、非構造化デー
タの共用記憶領域の項目を、固有の項目に合った型に変
換する(ステップO3)。たとえば、非構造化データ記
憶テーブルM1の「UniqueID」フィールドが”
00001”のデータレコード中の共用記憶領域3の型
はVARCHAR(4000)であるが、これをDAT
E型に変換する。
【0083】続いて、構造化手段123は、ステップO
3で型変換した内容を病名テーブルP2に格納する(ス
テップO4)。共用記憶領域のどの項目がどの固有の項
目にあたるかは、あらかじめ定義されている。この場合
は、「種類」フィールドが”病名”のデータレコード中
の共用記憶領域3のデータは、病名テーブルP2の「開
始日」フィールドに格納すると定義されている。
【0084】次に、構造化手段123は、共用記憶領域
の内容をすべて型変換したどうかを判定し(ステップO
5)、共用記憶領域の内容の型変換が終了していなけれ
ば、カウンタXを1つインクリメントして(ステップO
6)、制御をステップO3に戻す。
【0085】そして、共用記憶領域の内容の型変換がす
べて終了すると、構造化手段123は、処理を終了す
る。
【0086】この結果、構造化データ記憶領域124上
には、図17に示すような患者テーブルQ1,病名テー
ブルQ2,および病名コードテーブルQ3からなる構造
化データ記憶テーブルが形成される。
【0087】最後に、出力手段141は、構造化データ
記憶領域124上の構造化データ記憶テーブルの構造化
データを検索された診療録情報として出力装置140に
表示,印刷,または出力する(ステップF3)。
【0088】なお、非構造化データを構造化して表示,
印刷,または出力する理由は、非構造化データをそのま
ま表示,印刷,または出力すると、そのデータの認識力
が弱められるからである。
【0089】たとえば、図18は非構造化データをその
まま表示した画面T1のイメージであり、図19は非構
造化データを構造してから表示した画面U1のイメージ
である。画面U1の方が画面T1よりデータの視認が容
易であることはいうまでもない。
【0090】以上説明したように、第1の実施の形態に
係る電子診療録装置101では、制御装置120を利用
してデータの非構造化および構造化を行うことにより、
個々のデータを構造化せずに保存することができ、柔軟
な検索および容易なデータ管理が可能となる。
【0091】ところで、第1の実施の形態に係る電子診
療録装置101では、データ間の「関連」を各々のデー
タレコード内に実装しているが(図3の「関連」フィー
ルド参照)、図20に示す非構造化データ記憶テーブル
S1のように、「関連」自体を「種類」の1つと見なし
て、1つのデータとして保存するようにしてもよい。
【0092】また、第1の実施の形態に係る電子診療録
装置では、記憶手段111としてリレーショナルデータ
ベースを用いた場合を例にとって説明したが、必ずしも
それである必要はなく、たとえばオブジェクト指向デー
タベースなどを用いてもよい。
【0093】図21は、非構造化データ記憶テーブルお
よび構造化データ記憶テーブルをオブジェクト指向デー
タベースのスキーマイメージとして表現したものであ
る。R1は非構造化オブジェクトであり、病名オブジェ
クトR2および医師記述コメントオブジェクトR3は構
造化されたオブジェクトである。
【0094】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0095】図22を参照すると、本発明の第2の実施
の形態に係る電子診療録装置101は、図1に示した第
1の実施の形態に係る電子診療録装置101に対して、
制御プログラムを記録した記録媒体200を備えるよう
にしたものである。この記録媒体200は、磁気ディス
ク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよい。ま
た、ネットワークを通じて接続されたサーバ等であって
もよい。
【0096】制御プログラムは記録媒体200から電子
診療録装置101に読み込まれ、電子診療録装置101
の動作を、記憶手段111,非構造化手段121,検索
手段122,構造化手段123,入力手段131,およ
び出力手段141として制御する。なお、この制御プロ
グラムの制御による電子診療録装置101の動作の詳細
は、図1に示した第1の実施の形態に係る電子診療録装
置101の場合と全く同様になるので、その詳しい説明
を割愛する。
【0097】ところで、上記第1および第2の実施の形
態では、電子診療録装置101が1台である場合につい
て説明したが、各手段を複数台の装置に分散して持たせ
ることも可能であることはいうまでもない。
【0098】
【発明の効果】第1の効果は、記憶手段に単一の構造を
持つスキーマであらゆるデータが格納できることであ
る。その理由は、非構造化手段においてデータを非構造
化しデータ間の関連をデータ内に隠蔽し、個々のデータ
を独立させて管理できる状態にしたので、個々のデータ
の意味,およびデータ間の関連を記憶手段が認識しなく
てよいからである。
【0099】第2の効果は、診療録情報の参照時に柔軟
性が上がることである。その理由は、記憶手段には非構
造化データを保存し、参照時の構造化を構造化手段に分
離したため、参照する診療録情報の構造を自由に決定す
ることができるからである。
【0100】第3の効果は、診療録情報の参照時の検索
が容易かつ高速になることである。その理由は、記憶手
段には単一の構造を持つスキーマであらゆるデータが記
憶されているために検索が単純化されることと、1つの
格納領域(リレーショナルデータベースではテーブルに
相当)にデータが記憶されているために出力の負荷が減
るからである。
【0101】第4の効果は、他のデータに左右されずに
データの削除および修正が可能になることである。その
理由は、非構造化手段においてデータを非構造化しデー
タ間の関連をデータ内に隠蔽し、個々のデータが独立し
て意味を持つようにしたので、データの整合性を意識す
る必要がなくなり、それぞれのデータ毎に削除および修
正が可能となるからである。
【0102】第5の効果は、データの管理が容易になる
ことにある。その理由は、非構造化手段においてデータ
を非構造化しデータ間の関連をデータ内に隠蔽し、個々
のデータが独立して意味を持つようにしたので、それぞ
れのデータ毎に保存等の管理が可能になるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子診療録装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の非構造化手段により診療録情報が各デ
ータに分解されて非構造化される過程を例示する図であ
る。
【図3】図1中の記憶手段における単一の構造を持つス
キーマで定義された非構造化データ記憶テーブルを例示
する図である。
【図4】図1中の構造化手段により非構造化データが関
連づけられて構造化される過程を例示する図である。
【図5】図1中の構造化データ記憶領域に復元された構
造化データ記憶テーブルを例示する図である。
【図6】第1の実施の形態に係る診療録記憶装置におけ
る診療録情報の登録処理を示すフローチャートである。
【図7】図6中の診療録情報解析・非構造化ステップの
より詳しい処理を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態に係る診療録記憶装置におけ
る診療録情報の参照処理を示すフローチャートである。
【図9】図8中の構造化ステップのデータ間の「関連」
をもとに構造化する場合のより詳しい処理を示すフロー
チャートである。
【図10】図8中の構造化ステップのデータ間の「関
連」をもとにしないで構造化する場合のより詳しい処理
を示すフロチャートである。
【図11】図1中の構造化データ記憶領域上に作成され
る構造化データ記憶テーブルの定義の一例を示す図であ
る。
【図12】図1中の入力手段により入力された診療録情
報の一例を示す図である。
【図13】図12に示した診療録情報を非構造化データ
記憶テーブル用に型変換したテーブルの一例を示す図で
ある。
【図14】図1中の非構造化データ記憶領域に形成され
る非構造化データ記憶テーブルの定義を示す図である。
【図15】図1中の非構造化データ記憶領域に形成され
た非構造化データ記憶テーブルを示す図である。
【図16】図1中の構造化データ記憶領域に形成される
構造化データ記憶テーブルの定義の一例を示す図であ
る。
【図17】図1中の構造化データ記憶領域に形成された
構造化データ記憶テーブルを示す図である。
【図18】図15の非構造化データをそのまま表示した
画面イメージである。
【図19】図15の非構造化データを構造化してから表
示した画面イメージである。
【図20】「関連」自体を1つのデータとして保存する
ようにした非構造化データ記憶テーブルの変形例を示す
図である。
【図21】非構造化データ記憶テーブルおよび構造化デ
ータ記憶テーブルをオブジェクト指向データベースのス
キーマイメージとして表現した図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係る電子診療録
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 電子診療録装置 110 記憶装置 111 記憶手段 120 制御装置 121 非構造化手段 122 検索手段 123 構造化手段 124 構造化データ記憶領域 125 非構造化データ記憶領域 130 入力装置 131 入力手段 140 出力装置 141 出力手段 200 記録媒体 E1 データ入力ステップ E2 入力完了判定ステップ E3 診療録情報解析・非構造化ステップ E4 記憶ステップ F1 検索・読み込みステップ F2 構造化ステップ F3 出力ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/40 380D 380E 15/42 J (72)発明者 羽澄 典宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 川本 俊男 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 高橋 康 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 関西日本電気ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB41 BB42 DD01 DD02 DD05 EE05 FF02 FF03 FF04 FF06 FF09 5B075 MM01 MM11 MM23 MM62 ND03 ND06 ND12 ND14 ND32 ND40 NK44 NK54 PP02 PP04 PP22 PQ02 PQ03 PQ04 PQ05 QT03 QT06 UU27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非構造化データを単一の構造を持つスキー
    マで記憶する記憶手段と、入力手段から入力された診療
    録情報を解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、
    データ間の関連をデータ内に隠蔽することによって非構
    造化し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構
    造化手段と、前記記憶手段から検索手段を介して検索さ
    れた非構造化データを入力し、個々のデータ内に隠蔽さ
    れた関連を解析してデータを構造化し、診療録情報を復
    元する構造化手段とを備えることを特徴とする電子診療
    録装置。
  2. 【請求項2】記憶装置,制御装置,入力装置および出力
    装置を備える電子診療録装置において、非構造化データ
    を単一の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段と、診
    療録情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力
    された診療録情報を解析し、個別に意味を持つ各データ
    に分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽することに
    よって非構造化し、非構造化データを前記記憶手段に送
    信する非構造化手段と、前記記憶手段から非構造化デー
    タを検索する検索手段と、前記検索手段により検索され
    た非構造化データを入力し、個々のデータ内に隠蔽され
    た関連を解析してデータを構造化し、診療録情報を復元
    する構造化手段と、前記構造化手段により復元された診
    療録情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とす
    る電子診療録装置。
  3. 【請求項3】記憶装置,制御装置,入力装置および出力
    装置を備える電子診療録装置において、非構造化データ
    を単一の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段と、診
    療録情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力
    された診療録情報を構造化データ記憶テーブルとして展
    開し、この構造化データ記憶テーブルを解析して個別に
    意味を持つ各データに分解し、データ間の関連をデータ
    内に隠蔽することによって非構造化し、非構造化データ
    を前記記憶手段に送信する非構造化手段と、前記記憶手
    段から非構造化データを検索する検索手段と、前記検索
    手段により検索された非構造化データを非構造化データ
    記憶テーブルとして展開し、この非構造化データ記憶テ
    ーブルの個々のデータ内に隠蔽された関連を解析してデ
    ータを構造化し、構造化データ記憶テーブルとして診療
    録情報を復元する構造化手段と、前記構造化手段により
    復元された診療録情報を出力する出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする電子診療録装置。
  4. 【請求項4】非構造化データを単一の構造を持つスキー
    マで記憶する記憶手段と、入力手段から入力された診療
    録情報を解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、
    データ間の関連を新たなデータとすることによって非構
    造化し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構
    造化手段と、前記記憶手段から検索手段を介して検索さ
    れた非構造化データを入力し、個々のデータ間の関連を
    解析してデータを構造化し、診療録情報を復元する構造
    化手段とを備えることを特徴とする電子診療録装置。
  5. 【請求項5】記憶装置,制御装置,入力装置および出力
    装置を備える電子診療録装置において、非構造化データ
    を単一の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段と、診
    療録情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力
    された診療録情報を解析し、個別に意味を持つ各データ
    に分解し、データ間の関連を新たなデータとすることに
    よって非構造化し、非構造化データを前記記憶手段に送
    信する非構造化手段と、前記記憶手段から非構造化デー
    タを検索する検索手段と、前記検索手段により検索され
    た非構造化データを入力し、個々のデータ間の関連を解
    析してデータを構造化し、診療録情報を復元する構造化
    手段と、前記構造化手段により復元された診療録情報を
    出力する出力手段とを備えることを特徴とする電子診療
    録装置。
  6. 【請求項6】記憶装置,制御装置,入力装置および出力
    装置を備える電子診療録装置において、非構造化データ
    を単一の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段と、診
    療録情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力
    された診療録情報を構造化データ記憶テーブルとして展
    開し、この構造化データ記憶テーブルを解析して個別に
    意味を持つ各データに分解し、データ間の関連を新たな
    データとすることによって非構造化し、非構造化データ
    を前記記憶手段に送信する非構造化手段と、前記記憶手
    段から非構造化データを検索する検索手段と、前記検索
    手段により検索された非構造化データを非構造化データ
    記憶テーブルとして展開し、この非構造化データ記憶テ
    ーブルの個々のデータ間の関連を解析してデータを構造
    化し、構造化データ記憶テーブルとして診療録情報を復
    元する構造化手段と、前記構造化手段により復元された
    診療録情報を出力する出力手段とを備えることを特徴と
    する電子診療録装置。
  7. 【請求項7】前記記憶手段が、リレーショナルデータベ
    ースでなる請求項1,2,3,4,5または6記載の電
    子診療録装置。
  8. 【請求項8】前記記憶手段が、オブジェクト指向データ
    ベースでなる請求項1,2,3,4,5または6記載の
    電子診療録装置。
  9. 【請求項9】コンピュータを、非構造化データを単一の
    構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,入力手段から
    入力された診療録情報を解析し、個別に意味を持つ各デ
    ータに分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽するこ
    とによって非構造化し、非構造化データを前記記憶手段
    に送信する非構造化手段,および前記記憶手段から検索
    手段を介して検索された非構造化データを入力し、個々
    のデータ内に隠蔽された関連を解析してデータを構造化
    し、診療録情報を復元する構造化手段として機能させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】コンピュータを、非構造化データを単一
    の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,診療録情報
    を入力する入力手段,前記入力手段から入力された診療
    録情報を解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、
    データ間の関連をデータ内に隠蔽することによって非構
    造化し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構
    造化手段,前記記憶手段から非構造化データを検索する
    検索手段,前記検索手段により検索された非構造化デー
    タを入力し、個々のデータ内に隠蔽された関連を解析し
    てデータを構造化し、診療録情報を復元する構造化手
    段,および前記構造化手段により復元された診療録情報
    を出力する出力手段として機能させるためのプログラム
    を記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】コンピュータを、非構造化データを単一
    の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,診療録情報
    を入力する入力手段,前記入力手段から入力された診療
    録情報を構造化データ記憶テーブルとして展開し、この
    構造化データ記憶テーブルを解析して個別に意味を持つ
    各データに分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽す
    ることによって非構造化し、非構造化データを前記記憶
    手段に送信する非構造化手段,前記記憶手段から非構造
    化データを検索する検索手段,前記検索手段により検索
    された非構造化データを非構造化データ記憶テーブルと
    して展開し、この非構造化データ記憶テーブルの個々の
    データ内に隠蔽された関連を解析してデータを構造化
    し、構造化データ記憶テーブルとして診療録情報を復元
    する構造化手段,および前記構造化手段により復元され
    た診療録情報を出力する出力手段として機能させるため
    のプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータを、非構造化データを単一
    の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,入力手段か
    ら入力された診療録情報を解析し、個別に意味を持つ各
    データに分解し、データ間の関連を新たなデータとする
    ことによって非構造化し、非構造化データを前記記憶手
    段に送信する非構造化手段,および前記記憶手段から検
    索手段を介して検索された非構造化データを入力し、個
    々のデータ間の関連を解析してデータを構造化し、診療
    録情報を復元する構造化手段として機能させるためのプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】コンピュータを、非構造化データを単一
    の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,診療録情報
    を入力する入力手段,前記入力手段から入力された診療
    録情報を解析し、個別に意味を持つ各データに分解し、
    データ間の関連を新たなデータとすることによって非構
    造化し、非構造化データを前記記憶手段に送信する非構
    造化手段,前記記憶手段から非構造化データを検索する
    検索手段,前記検索手段により検索された非構造化デー
    タを入力し、個々のデータ間の関連を解析してデータを
    構造化し、診療録情報を復元する構造化手段,および前
    記構造化手段により復元された診療録情報を出力する出
    力手段として機能させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  14. 【請求項14】コンピュータを、非構造化データを単一
    の構造を持つスキーマで記憶する記憶手段,診療録情報
    を入力する入力手段,前記入力手段から入力された診療
    録情報を構造化データ記憶テーブルとして展開し、この
    構造化データ記憶テーブルを解析して個別に意味を持つ
    各データに分解し、データ間の関連を新たなデータとす
    ることによって非構造化し、非構造化データを前記記憶
    手段に送信する非構造化手段,前記記憶手段から非構造
    化データを検索する検索手段,前記検索手段により検索
    された非構造化データを非構造化データ記憶テーブルと
    して展開し、この非構造化データ記憶テーブルの個々の
    データ間の関連を解析してデータを構造化し、構造化デ
    ータ記憶テーブルとして診療録情報を復元する構造化手
    段,および前記構造化手段により復元された診療録情報
    を出力する出力手段として機能させるためのプログラム
    を記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 診療録情報を個別に意味を持つ各デー
    タに分解し、データ間の関連をデータ内に隠蔽すること
    によって非構造化し、非構造化データを保存することを
    特徴とする診療録情報保存方法。
  16. 【請求項16】 診療録情報を個別に意味を持つ各デー
    タに分解し、データ間の関連を新たなデータとすること
    によって非構造化し、非構造化データを保存することを
    特徴とする診療録情報保存方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537409A (ja) * 2014-12-09 2017-12-14 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 非構造化項目特徴を関連する療法特徴に一様に相関付けするためのシステムおよび方法

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JP2017537409A (ja) * 2014-12-09 2017-12-14 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 非構造化項目特徴を関連する療法特徴に一様に相関付けするためのシステムおよび方法

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