JP2001092690A - 時間データ補正装置及び計算機システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

時間データ補正装置及び計算機システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001092690A
JP2001092690A JP27052999A JP27052999A JP2001092690A JP 2001092690 A JP2001092690 A JP 2001092690A JP 27052999 A JP27052999 A JP 27052999A JP 27052999 A JP27052999 A JP 27052999A JP 2001092690 A JP2001092690 A JP 2001092690A
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JP
Japan
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time
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JP27052999A
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Kenichi Ono
健一 大野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マシン時刻が過去の状態に変更された場合であ
っても、その後にジャーナルファイルに書き込まれたジ
ャーナルレコードの有効性を保証する。 【解決手段】本発明は、比較手段15bにより基準とな
るマシン時刻とジャーナルファイル1内の最新の時間デ
ータとを比較する。また、この比較手段15bによる比
較の結果、マシン時刻の方がジャーナルファイル1内の
最新の時間データよりも前の状態の場合に、補正時間デ
ータ生成手段15cによりジャーナルファイル1内の最
新の時間データよりもマシン時刻を後の状態に補正する
ための補正時間データを生成する。そして、時間データ
補正手段15dによりジャーナルファイル1内に書き込
む時間データをマシン時刻と補正時間データとから求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオンライン
・トランザクション処理を行うシステム(以下、「OL
TPシステム」という)においてマシン時刻が変更され
たことにより記録した時間データ(タイムスタンプ)間
で不整合が発生するのを防止する時間データ補正装置及
び計算機システム並びにプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のオンライン・トランザクション処
理においては、ホスト計算機にオンライン接続された複
数の端末からこのホスト計算機に対してメッセージを送
信し、そのメッセージにしたがってホスト計算機で処理
が実行され、処理結果がメッセージ送信元の端末に送信
される。
【0003】従来のOLTPシステムにおいては、ホス
ト計算機で実行されたトランザクション処理に関する時
間順の実行記録をジャーナルファイルとして逐次保持す
る。このジャーナルファイルは、OLTPシステムに障
害が発生した場合の復旧処理に利用される。
【0004】図2は、従来のOLTPシステムにおける
ジャーナルファイルの状態を示すブロック図であり、こ
こでは2つのジャーナルファイルについて図示している
がこの数はいくつでもよい。
【0005】トランザクション処理がホスト計算機で実
行され、まず一方のジャーナルファイル1に対して初め
て書き込みがなされる場合に、その時のカレント時刻が
このジャーナルファイル1におけるファイルヘッダ情報
2のファイルヘッダタイムスタンプとして書き込まれ
る。すなわち、ファイルヘッダ情報2の書き込み処理
は、ジャーナルファイル1を使用する際に1度だけ実行
される。
【0006】また、カレント時刻によるレコードに対す
るタイムスタンプ31とシーケンシャルなブロック通番
41がヘッダ情報51としてトランザクション処理の内
容を示すジャーナルデータ61に付加され、ジャーナル
レコード71として書き込まれる。
【0007】以後、トランザクション処理がホスト計算
機で実行される度に、各カレント時刻によるタイムスタ
ンプ32〜3nとシーケンシャルな各ブロック通番42
〜4nとを各ヘッダ情報52〜5nに含み、それぞれ各
処理内容を示すジャーナルデータ62〜6nに付加した
ジャーナルレコード72〜7nがジャーナルファイル1
に順次書き込まれる。
【0008】ここで、一方のジャーナルファイル1にジ
ャーナルレコード記憶用の領域がなくなると、他方のジ
ャーナルファイル8に対して上記と同様の書き込みが実
行される。
【0009】そして、この他方のジャーナルファイル8
においてもジャーナルレコード記憶用の領域がなくなる
と、再び一方のジャーナルファイル1にその後のジャー
ナルレコードが逐次上書きされ、ジャーナルレコードの
書き込みがジャーナルファイル1、8間でサイクリック
に実行されて行く。
【0010】以上のように、従来のOLTPシステムに
おいて一度使用済みとなったジャーナルファイルは、再
度使用される際にファイル内のデータが全てクリアされ
るのではなく、ファイルデータが逐次書き換えられるの
みである。
【0011】図3は、新規に書き込まれたジャーナルレ
コードと以前のジャーナルレコードとが共存しているジ
ャーナルファイルを示すブロック図である。この図3で
は、先の図2で示したジャーナルレコード71、72の
上に新規のジャーナルレコード91、92が書き込まれ
た場合を例示している。各新規のジャーナルレコード9
1、92は、それぞれタイムスタンプ101、102と
ブロック通番111、112とを含むヘッダ情報12
1、122がジャーナルデータ131、132に付加さ
れて構成されている。
【0012】なお、先において書き込み済みのジャーナ
ルファイル1において、新規のジャーナルレコード9
1、92が上書きされても、その他の領域には以前に書
き込まれたジャーナルレコード73〜7nが残ったまま
となる。
【0013】OLTPシステムを通常運用している場合
には、上書き前のジャーナルレコード73〜7nのタイ
ムスタンプ33〜3nは、新規に書き込まれたジャーナ
ルレコード91、92のタイムスタンプ101、102
よりも前になる(古くなる)。
【0014】したがって、例えば障害復旧時においてジ
ャーナルレコードのタイムスタンプを順次チェックし、
先のジャーナルレコードよりもタイムスタンプが前にな
るジャーナルレコード63以後を無効として取り扱うこ
とができる。
【0015】実際の障害復旧時においては、ジャーナル
レコードの有効性をチェックするために、まずジャーナ
ルファイル1のファイルヘッダ情報2に書き込まれてい
るタイムスタンプとこのジャーナルファイル1の先頭に
書き込まれているジャーナルレコード91のタイムスタ
ンプ101とが比較される。
【0016】ここで、タイムスタンプ101の方が新し
ければ、このジャーナルレコード91のブロック通番1
11が、このジャーナルレコード91の直前に有効性が
チェックされたジャーナルレコードのブロック通番より
も後を示すか否かがチェックされる。
【0017】この結果、このジャーナルレコード91の
ブロック通番111の方が後を示していれば、このジャ
ーナルレコード91は有効であると判定される。
【0018】すると、次のジャーナルレコード92の有
効性をチェックするために、この次のジャーナルレコー
ド92のヘッダ情報122の内容と直前に有効性のチェ
ックされたジャーナルレコード91のヘッダ情報121
の内容とが比較され、ヘッダ情報122の内容の方がヘ
ッダ情報121の内容よりも後を示しているか否かによ
り有効性がチェックされる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
OLTPシステムにおいては、システムの障害に備えて
トランザクション処理を実行する度にジャーナルデータ
を逐次取得し、タイムスタンプと個々のレコードに対す
るブロック通番を付加して記憶する。
【0020】そして、障害復旧時にタイムスタンプとブ
ロック通番とを併せて2段階でチェックすることで、そ
の有効範囲を判定している。
【0021】しかしながら、例えばOLTPシステムの
オンライン中に外部からの命令によりマシン時刻が変更
される場合には、マシン時刻が過去の状態に戻されるこ
とがある。
【0022】同様に、OLTPシステムが複合系システ
ムを構成しており障害により計算機が切り替わった場合
にも、マシン時刻が過去の状態となることがある。
【0023】このような場合、ジャーナルレコードとし
ては有効であるにもかかわらず、タイムスタンプが直前
のジャーナルレコードよりも前の状態となるため、障害
発生時の復旧処理において無効と判定される場合があ
る。
【0024】例えば、先で述べた図2においてジャーナ
ルレコード71のタイムスタンプ31が「1999-10/01」
であり、その後にマシン時刻が過去の状態に修正され、
ジャーナルレコード72のタイムスタンプ32が「1999
-9/16」となると、このジャーナルレコード72以後の
レコードが有効であっても無効と判定される。
【0025】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、マシン時刻が過去の状態に変更された場合
であってもその変更後に書き込まれるジャーナルレコー
ドのタイムスタンプを補正することで、マシン時刻変更
後に書き込まれるジャーナルレコードの有効性を保証す
る時間データ補正装置及び計算機システム並びにプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、最新に
書き込まれたジャーナルレコードに含まれる時間データ
よりもマシン時刻を後の(新しい)状態に補正するため
の補正時間データを求め、ジャーナルレコード書き込み
時に補正時間データを用いてマシン時刻を修正し、時間
データを求める点にある。
【0027】以下、本発明を実現するにあたって講じた
具体的手段について説明する。
【0028】第1の発明の時間データ補正装置は、比較
手段により基準となるマシン時刻とジャーナルファイル
内の最新の時間データとを比較する。また、比較手段に
よる比較の結果、マシン時刻の方がジャーナルファイル
内の最新の時間データよりも前の状態の場合に、補正時
間データ生成手段によりジャーナルファイル内の最新の
時間データよりもマシン時刻を後の状態に補正するため
の補正時間データを生成する。そして、時間データ補正
手段によりジャーナルファイル内に書き込む時間データ
をマシン時刻と補正時間データとから求める。
【0029】この第1の発明の時間データ補正装置を適
用することにより、マシン時刻が過去の状態に変更され
ても、マシン時刻変更前の時間データと変更後の時間デ
ータとの間の整合性を確保することができる。
【0030】ゆえに、障害復旧処理に利用可能なデータ
を確保することができ、障害復旧のための時間、労力を
軽減させることができる。また、計算機あるいは計算機
システムの信頼性、可用性を向上させることができる。
【0031】第2の発明は、障害復旧のために、実行し
た処理に関するデータと時間データとを関係付けてジャ
ーナルファイルに書き込む計算機システムに関する。こ
の第2の発明の計算機システムは、基準となるマシン時
刻とジャーナルファイル内の最新の時間データとを比較
する比較手段と、比較手段による比較の結果マシン時刻
の方がジャーナルファイル内の最新の時間データよりも
前の状態の場合にジャーナルファイル内の最新の時間デ
ータよりもマシン時刻を後の状態に補正するための補正
時間データを生成する補正時間データ生成手段と、ジャ
ーナルファイル内に書き込む時間データをマシン時刻と
補正時間データとから求める時間データ補正手段とを具
備する。
【0032】例えば、この第2の発明の計算機システム
には、OLTPシステムがある。
【0033】第3の発明は、コンピュータに、基準とな
るマシン時刻とジャーナルファイル内の最新の時間デー
タとを比較させる比較機能と、比較機能による比較の結
果マシン時刻の方がジャーナルファイル内の最新の時間
データよりも前の状態の場合にジャーナルファイル内の
最新の時間データよりもマシン時刻を後の状態に補正す
るための補正時間データを生成させる補正時間データ生
成機能と、ジャーナルファイル内に書き込む時間データ
をマシン時刻と補正時間データとから求めさせる時間デ
ータ補正機能とを実現させるためのプログラムを記憶し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0034】この第3の発明は、上記第1の発明で説明
した時間データ補正装置の機能をコンピュータにより実
現するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体である。
【0035】このようなプログラムを記憶した記憶媒体
を用いることによって、上述した機能を有していない計
算機及び計算機システム、その他各種装置に対しても、
簡単に上述した機能を付加することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0037】本実施の形態においては、マシン時刻変更
後においても、直前に書き込まれたジャーナルレコード
の含むタイムスタンプより、次に書き込むべきジャーナ
ルレコードの含むタイムスタンプの方が新しくなる(後
の状態になる)ような補正を行う時間データ補正プログ
ラムについて説明する。
【0038】図1は、本実施の形態に係る時間データ補
正プログラムを搭載した計算機を示すブロック図であ
り、この計算機は例えばOLTPシステムに利用され
る。
【0039】なお、この図1において先で示した図2、
3と同一の部分については同一の符号を付してその説明
を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳しく説明
する。また、図1においては、ジャーナルレコードの記
載を省略し、そのジャーナルレコードの含むタイムスタ
ンプとブロック通番のみを図示している。
【0040】計算機14は、OLTPシステムにおいて
ジャーナルファイル1の管理を行う計算機であり、本実
施の形態に係る時間データ補正プログラム15を搭載し
ている。
【0041】時間データ補正プログラム15は、主に、
カレント時刻格納部15aと、比較部15bと、補正時
間データ生成部15cと、タイムスタンプ補正部15d
とから構成される。
【0042】カレント時刻格納部15aは、カレントの
マシン時刻を適宜取得して図示しないメモリ上のセル1
6に格納する。
【0043】比較部15bは、最新に書き込まれたジャ
ーナルファイル1内のタイムスタンプ(ここではタイム
スタンプ32としている)とセル16に格納されている
カレント時刻とを取得し比較する。比較の結果、セル1
6に格納されているカレント時刻が最新のタイムスタン
プよりも前の状態の場合(過去であった場合)に、その
旨を補正時間データ生成部15cに通知する。
【0044】補正時間データ生成部15cは、比較部1
5bからの通知に基づいて、セル16に格納されている
カレント時刻を最新のタイムスタンプよりも後の状態に
するために必要となる差分時間を補正時間データとして
メモリ上のセル17に格納する。
【0045】すなわち、補正時間データは、この補正時
間データとセル16に格納されているカレント時間との
和が最新のタイムスタンプよりも時系列的に後の位置と
なるように求められる。
【0046】タイムスタンプ補正部15dは、ジャーナ
ルレコード書き込み時に、セル16に格納されているカ
レント時刻とセル17に格納されている補正時間データ
との和を求めて書き込みを行うジャーナルレコードのタ
イムスタンプとする。
【0047】上記のような構成を持つ時間データ補正プ
ログラム15を適用した場合のジャーナルファイル1へ
の書き込み動作について以下に説明する。
【0048】初めてジャーナルファイル1を利用する場
合に、まずファイルヘッダ情報2にファイルヘッダタイ
ムスタンプが書き込まれる。
【0049】ジャーナルレコードがジャーナルファイル
1に書き込まれる際には、カレントのマシン時刻がセル
16に格納される。
【0050】そして、セル16の内容とファイルヘッダ
タイムスタンプの内容とが比較され、セル16の方が前
(過去)の状態であれば、ファイルヘッダタイムスタン
プの内容よりも時系列的に後の状態となるまでの差分が
補正時間データとしてセル17に格納される。
【0051】実際にジャーナルレコードが書き込まれる
際には、セル16とセル17の内容の和がタイムスタン
プとしてジャーナルレコードに含まれ、ジャーナルファ
イル1に書き込まれる。
【0052】以後、ジャーナルが発生する度に、同様の
手法により補正時間データが求められ、タイムスタンプ
が補正され、書き込みが実行される。
【0053】例えば、「1999-10/02」を内容とするタイ
ムスタンプ32が書き込まれた後に、マシン時刻が「19
99-9/15」に変更され、ジャーナルレコードの書き込み
が発生したとすると、カレント時刻「1999-9/15」がセ
ル16に格納され、最新のタイムスタンプ32の内容
「1999-10/2」とセル16の内容「1999-9/15」とから補
正時間データ「18」がセル17に格納される。
【0054】そして、セル16の内容「1999-9/15」と
セル17の内容「18」とから、このジャーナルレコード
のタイムスタンプとして「1999-10/03」が利用され、書
き込みがなされる。
【0055】以上説明したように、本実施の形態に係る
時間データ補正プログラム15を適用すると、マシン時
刻が過去の状態に変更された場合であっても、ジャーナ
ルレコードを書き込む場合に付加されるタイムスタンプ
は、ジャーナルファイル1内の最新のタイムスタンプよ
りも後の状態となる。
【0056】したがって、マシン時刻が変更されても、
その後のジャーナルデータを障害復旧処理で有効に利用
することができる。
【0057】ゆえに、障害復旧に必要となる時間、労力
を軽減させることができ、OLTPシステムの信頼性、
利用性、可用性を向上させることができる。
【0058】なお、本実施の形態に係る時間データ補正
プログラム15は、同様の作用・機能を実現可能であれ
ば各構成要素15a〜15dの配置を変更させてもよ
く、また各構成要素15a〜15dを自由に組み合わせ
てもよい。
【0059】また、本実施の形態においては、ジャーナ
ルファイルに記憶するタイムスタンプの補正をプログラ
ムにより実現しているが、ハードウェアにより実現して
もよい。
【0060】また、本実施の形態においては、ジャーナ
ルファイルが1つの場合を説明しているが、複数のジャ
ーナルファイルに対する場合であっても同様に適用でき
る。
【0061】また、本実施の形態に係る時間データ補正
プログラム15の各機能、各要素は、例えば磁気ディス
ク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディ
スク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの
記録媒体に書き込んで適用したり、通信媒体により伝送
して計算機あるいは計算機システムに適用してもよい。
上記各機能を実現するコンピュータは、記録媒体に記録
されたプログラムを読み込み、プログラムによって動作
が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
ジャーナルファイル内の最新の時間データよりもマシン
時刻を後の状態に補正するための補正時間データを求め
る。
【0063】そして、時間データと障害復旧用のジャー
ナルデータとを関係付けしてジャーナルファイル内に書
き込む際に、補正時間データを用いてマシン時刻を修正
し、時間データを求める。
【0064】したがって、本発明では、何らかの原因で
マシン時刻が過去に戻っても、その後に書き込まれるジ
ャーナルレコードの有効性を保証することができる。
【0065】これにより、マシン時刻が変更されても、
その後のジャーナルデータを障害復旧処理で有効に利用
することができる。
【0066】ゆえに、障害復旧に必要となる時間、労力
を軽減させることができ、計算機、計算機システムの信
頼性、利用性、可用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る時間データ補正プロ
グラムを搭載した計算機を示すブロック図。
【図2】従来のOLTPシステムにおけるジャーナルフ
ァイルの状態を示すブロック図。
【図3】新規に書き込まれたジャーナルレコードと以前
のジャーナルレコードとが共存しているジャーナルファ
イルを示すブロック図。
【符号の説明】
1、8…ジャーナルファイル 2…ファイルヘッダ情報 31〜3n、101、102…タイムスタンプ 41〜4n、111、112…ブロック通番 51〜5n、121、122…ヘッダ情報 61〜6n、131、132…ジャーナルデータ 14…計算機 15…時間データ補正プログラム 15a…カレント時刻格納部 15b…比較部 15c…補正時間データ生成部 15d…タイムスタンプ補正部 16、17…セル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となるマシン時刻とジャーナルファ
    イル内の最新の時間データとを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記マシン時刻の方が
    前記ジャーナルファイル内の最新の時間データよりも前
    の状態の場合に、前記ジャーナルファイル内の最新の時
    間データよりも前記マシン時刻を後の状態に補正するた
    めの補正時間データを生成する補正時間データ生成手段
    と、 前記ジャーナルファイル内に書き込む時間データを前記
    マシン時刻と前記補正時間データとから求める時間デー
    タ補正手段とを具備したことを特徴とする時間データ補
    正装置。
  2. 【請求項2】 障害復旧のために、実行した処理に関す
    るデータと時間データとを関係付けてジャーナルファイ
    ルに書き込む計算機システムにおいて、 基準となるマシン時刻と前記ジャーナルファイル内の最
    新の時間データとを比較する比較手段と、 比較手段による比較の結果、前記マシン時刻の方が前記
    ジャーナルファイル内の最新の時間データよりも前の状
    態の場合に、前記ジャーナルファイル内の最新の時間デ
    ータよりも前記マシン時刻を後の状態に補正するための
    補正時間データを生成する補正時間データ生成手段と、 前記ジャーナルファイル内に書き込む時間データを前記
    マシン時刻と前記補正時間データとから求める時間デー
    タ補正手段とを具備したことを特徴とする計算機システ
    ム。
  3. 【請求項3】 コンピュータに、 基準となるマシン時刻とジャーナルファイル内の最新の
    時間データとを比較させる比較機能と、 前記比較機能による比較の結果、前記マシン時刻の方が
    前記ジャーナルファイル内の最新の時間データよりも前
    の状態の場合に、前記ジャーナルファイル内の最新の時
    間データよりも前記マシン時刻を後の状態に補正するた
    めの補正時間データを生成させる補正時間データ生成機
    能と、 前記ジャーナルファイル内に書き込む時間データを前記
    マシン時刻と前記補正時間データとから求めさせる時間
    データ補正機能とを実現させるためのプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280863A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Denso Corp マイクロコンピュータ
JP2008310665A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Nippon Denpa Co Ltd 燃料供給管理装置及び燃料供給システム

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