JP2001091938A - 反射型液晶表示装置および電子機器 - Google Patents
反射型液晶表示装置および電子機器Info
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Abstract
板の一方を金属基板とすることで装置全体の軽量化、小
型化、薄型化をなし得、明るい表示を得ることができる
ようにした反射型液晶表示装置の提供を目的の1つとす
る。 【解決手段】 本発明の液晶装置は、金属基板14とこ
の金属基板に対向される透明基板13との間に液晶層1
5が挟持されてなり、前記金属基板の液晶層側の面に凹
凸部と反射面が形成されて光反射拡散面が形成され、該
光反射拡散面上に絶縁層25が被覆されるとともに、該
絶縁層25上に液晶駆動用の電極32が形成される一
方、前記透明基板の液晶層側に対向側の電極が形成され
てなることを特徴とする反射型液晶表示装置。
Description
けられる透明基板と金属基板を備えた反射型液晶表示装
置とそれを備えた電子機器に関し、特に、裏面側の基板
を光反射拡散面を有する金属基板とした構造に関する。
型ゲーム機や電子手帳などの種々の電子機器には表示部
として消費電力の少ない液晶表示装置が多用されてい
る。特に近年は表示内容の多用化に伴って、カラー表示
が可能な液晶表示装置の需要が高まっている。また、前
記電子機器のバッテリー駆動時間を長くしたいという要
求から、バックライト装置を必要としない反射型のカラ
ー液晶表示装置が開発されている。
一例の要部を示す拡大概略断面図である。図9に示す反
射型カラー液晶表示装置は、内面散乱タイプと称される
構造を有し、一対のガラス基板100、101と、これ
らの間に挟持される液晶層102とを備え、ガラス基板
100の液晶層102側の表面には、反射板を兼ねるA
l薄膜等からなる画素電極107が表面に光を乱反射す
る凹凸部を設けた状態で形成されている。なお、ガラス
基板100、101の周縁部分間には実際にはガラス基
板100、101に挟まれた状態でシール材が形成され
ていて液晶層102を封止しているが、図9ではシール
材を省略して記載した。
層102側の表面には、カラーフィルタ104が形成さ
れ、ガラス基板101の上面側には偏光板106が設け
られている。このような内面散乱板タイプの液晶表示装
置において、入射光L1は、偏光板106、ガラス基板
101、カラーフィルタ104、液晶層102を通過
後、画素電極107の表面で乱反射され、液晶層102
の状態によって偏光が変化された後、反射光はカラーフ
ィルタ104とガラス基板101を通過し、偏光板10
6により反射光の偏光状態により透過、不透過とされ、
透過した場合はカラーフィルタ104の特定の色が見
え、不透過の場合にはカラーフィルタの特定の色が見え
ない状態の散乱光L2として観察者の肉眼Eに入射する
ことによりカラーの液晶表示として視認される。
カラー液晶表示装置にあっては、液晶層102を挟持す
るための基板100、101がガラス基板から構成され
ることが一般的である。ここで近年、この種の反射型カ
ラー液晶表示装置が適用されている携帯型電話機器ある
いは携帯型情報端末機器にあっては、更なる小型化、軽
量化、薄型化が求められており、反射型のカラー液晶表
示装置自体に対して更なる軽量化の要求がなされてい
る。
示装置の重量を検討してみると、体積的に最も大きな割
合を占めるガラス基板100、101の重量が重量の大
部分を占めるので、カラー液晶表示装置を軽量化するた
めには、ガラス基板を薄型化すれば最も効果的であると
思われる。ところが、現在のガラス基板は十分に薄型化
されて、厚さが0.3mm程度とされており、ガラス自
体の強度面から鑑みるとこれ以上の薄型化は難しいのが
現状である。
基板100の裏面側に2点鎖線で示す如く光散乱反射層
108を貼着させて設け、画素電極107を凹凸の無い
状態の平面状の透明電極で構成した構造も知られてい
る。
面側に別工程で製造した出来合いの光散乱反射層108
を貼着することで光散乱反射面を構成することができ、
ガラス基板100の上面側に形成する層構造も簡略化で
きる利点を有するが、ガラス基板100の裏面側で光を
反射させるので、反射効率が劣り、反射型液晶表示装置
として明るい表示を得ることが難しい問題があった。
のであり、液晶層を挟持するための一対の基板の一方を
金属基板としてその上に絶縁層を形成することで装置全
体の軽量化、小型化、薄型化をなし得、明るい表示を得
ることができるようにした反射型液晶表示装置の提供を
目的の1つとする。また、本発明は、カラー表示を可能
とした上で装置全体の軽量化、小型化、薄型化をなし
得、明るい表示を得ることができるようにした反射型液
晶表示装置の提供を目的の1つとする。更に本発明は前
述の反射型液晶表示装置を備えた電子機器を提供するこ
とを目的とする。
装置は前記課題を解決するために、金属基板とこの金属
基板に対向される透明基板との間に液晶層が挟持されて
なり、前記金属基板の液晶層側の面に凹凸部を有する反
射面が形成されて光反射拡散面が形成され、該光反射拡
散面上に絶縁層が被覆されるとともに、該絶縁層上に液
晶駆動用の電極が形成される一方、前記透明基板の液晶
層側に対向側の電極が形成されてなることを特徴とす
る。
のガラス基板に代えて金属基板を用いるならば、ガラス
基板と同等の強度であってもガラス基板よりも薄い金属
基板とすることが可能となるので、ガラス基板を用いた
従来構造よりも薄型化、軽量化が可能となる。次に、金
属基板の液晶側の面を直接反射面とするので、反射効率
も良好であり、明るい高品位の表示が得られる。
記金属基板の少なくとも液晶層側の面が、Al、Mg、
Ti、Be、Zn、Nbの少なくとも1つまたはこれら
各金属元素を主体とする合金からなり、前記金属基板上
に被覆された絶縁層がこれらの金属または合金の陽極酸
化皮膜からなる構造を採用するできる。これら金属の陽
極酸化皮膜であるならば、金属基板上に良好な密着力と
絶縁性でもって均一な絶縁層を形成することができる。
基板であるならば、ガラスと同程度の比重、例えば、
2.7程度の比重を有し、強度がガラスよりも高いの
で、ガラス基板と同等程度の強度であるならば、ガラス
基板の厚さの1/2〜1/3程度の金属基板を採用する
ことができ、基板部分を薄型化あるいは軽量化すること
ができる。また、Mg、Ti、Be、Zn、Nbにおい
ても同様であり、ガラス基板に代えてこれらの金属材料
からなる基板を用いることで薄型化、軽量化をなし得
る。
記絶縁層が酸化ケイ素膜または有機樹脂膜からなる構造
でも良い。これらの膜であっても十分な絶縁性を得るこ
とが可能となる。
記透明基板の液晶層側にカラーフィルタ層を設けてなる
ことを特徴とする構成でも良い。カラーフィルタ層を備
えることでカラー表示が可能となる。
基板とこの金属基板に対向される透明基板との間に液晶
層が挟持されてなり、該光反射拡散面上に絶縁層が被覆
されるとともに、該絶縁層上に液晶駆動用の金属電極が
形成され、該金属電極の液晶側の面に凹凸部を有する反
射面が形成されて光反射拡散面が形成される一方、前記
透明基板の液晶層側に対向側の電極が形成されてなるこ
とを特徴とする。
晶層側の面に凹凸部を有する反射面が形成されて光反射
拡散面が形成されたものでも良い。
のガラス基板に代えて金属基板を用いるならば、ガラス
基板と同等の強度であってもガラス基板よりも薄い金属
基板を用いることが可能となるので、ガラス基板を用い
た構造よりも薄型化、軽量化が可能となる。次に、金属
電極の液晶側の面と金属基板の液晶側の面を直接反射面
とするので、反射効率も良好であり、明るい高品位の表
示が得られる。
おいて、前記金属基板が、Al、Mg、Ti、Be、Z
n、Nbの少なくとも1つまたはこれら各金属元素を主
体とする合金からなり、前記金属基板上に被覆された絶
縁層がこれらの金属または合金の陽極酸化皮膜からなる
ことを特徴とするものでも良い。
基板であるならば、ガラスと同程度の比重、例えば、
2.7程度の比重を有し、強度がガラスよりも高いの
で、ガラス基板と同等程度の強度であるならば、ガラス
基板の厚さの1/2〜1/3程度の金属基板を採用する
ことができ、基板部分を薄型化、軽量化することができ
る。また、Mg、Ti、Be、Zn、Nbにおいても同
様であり、ガラス基板に代えてこれらの金属材料からな
る基板を用いることで薄型化、軽量化をなし得る。
おいて、前記絶縁層が酸化ケイ素膜または有機樹脂膜か
らなることを特徴とする構造を採用することができる。
これらの膜であっても十分な絶縁性を得ることが可能と
なる。
の液晶層側にカラーフィルタ層が設けられてなることを
特徴とする構造を採用することができる。カラーフィル
タ層を備えることでカラー表示が可能となる。
型液晶表示装置を表示部として備えてなるものである。
先に記載の優れた反射型液晶表示装置を備えた電子機器
であるならば、薄型化、軽量化、小型化を推進できると
ともに、表示品位の高いものが得られる。
基づいて説明する。
発明による反射型液晶表示装置の第1実施形態の液晶パ
ネルについて、図1〜図4を参照して以下に説明する。
図1は、本発明を反射型のTFD型(Thin Film Diode
型)の液晶パネルに適用した第1実施形態を示した断面
図であり、図2は前記液晶パネルに内蔵されたカラーフ
ィルタ部分の拡大断面図であり、図3は同液晶パネルの
分解斜視図であり、図4は同液晶パネルのスイッチング
素子部分の拡大断面図である。
動用IC、支持体などの付帯要素を装着することによっ
て、最終製品としての反射型液晶表示装置が構成され
る。
略矩形状、かつ環状のシール材12を介して互いに対向
するように貼り付けられた一対の平面視矩形状の透明基
板13、金属基板14と、これらの間に前記シール材1
2に囲まれて挟持された液晶層15と、一方の透明基板
13の上面側(観測者側)に付設された偏光板16を主
体として構成されている。前記基板13、14のうち、
透明基板13は透明なガラスから構成され、観測者側に
向いて設けられる表側の基板であり、金属基板14はそ
の反対側、換言すると裏側に設けられる不透明な金属か
らなる薄型の基板である。なお、この実施形態では偏光
板16を1枚のみ設けた構造としたが偏光板を別途必要
枚数設けた構造としても良いのは勿論であり、偏光板に
加えて位相差板等も適宜必要に応じて備えていても良い
のは勿論である。
m(0.3mm)程度に形成されたガラス基板であり、
従来から反射型液晶表示装置に広く使用されている種々
のガラス基板と同等のもので良い。なお、この透明基板
13の厚さは一例であって、用途に応じて更に厚いか、
更に薄いガラス基板を適宜適用しても良いのは勿論であ
る。この透明基板13の裏側(換言すると液晶層15
側)にはカラーフィルタ層17と駆動用の電極18が形
成されている。なお、実際の液晶表示装置においては電
極18を覆って液晶層15側に配向膜が設けられるが図
1では省略してあるとともに、反対側の金属基板14側
の後述する電極32上にも配向膜が設けられるが、図1
では省略し、配向膜の説明については省略する。
して示すように、透明基板13の下面(換言すると液晶
層15側の面)に、光遮断用のブラックマスク20、カ
ラー表示用のRGBパターン21を形成することにより
構成されている。また、RGBパターン21を保護する
透明な保護平坦化膜22が被覆されている。
パッタリング法、真空蒸着法等により厚さ1000〜2
000オングストローム程度のクロム等の金属薄膜をパ
ターニングしてマトリクス状に形成されている。RGB
パターン21は、赤色パターン(R)、緑色パターン
(G)、青色パターン(B)が、所望のパターン形状で
配列され、例えば、所定の着色材を含有する感光性樹脂
を使用した顔料分散法、各種印刷法、電着法、転写法、
染色法等の種々の方法で形成されている。
には、液晶駆動用の電極18が形成されている。この液
晶駆動用の電極18はITO(Indium Tin Oxide:イン
ジウム錫酸化物)などの透明導電材料から、平面視スト
ライプ状に形成されたものである。
l、Mg、Ti、Be、Zn、Nbの少なくとも1つま
たはこれら各金属元素を主体とする合金、例えばAl合
金、Mg合金、Ti合金、Be合金、Nb合金、Zn合
金のいずれかからなる。なおまた、金属基板14は積層
体であっても差し支えないので、強度が高く、比重もで
きるだけ小さい薄い金属板の上に先のAl、Mg、T
i、Be、Zn、Nbの少なくとも1つまたはこれら各
金属元素を主体とする合金の被覆層を形成した積層板を
用いても良いのは勿論である。
側の面)には以下に説明する光拡散処理が施されて光拡
散反射面14Aとされている。
後に金属基板14で反射させる光を散乱させるための処
理であり、金属基板14の表面を金型等の塑性加工具に
よって塑性変形させて表面に多数の凹凸を形成する処理
と、金属基板14の表面に機械切削等の機械加工手段に
よって凹凸を形成する処理と、金属基板14の表面にレ
ジストを塗布してからエッチングして表面の必要部分を
除去し、レジストを剥離することで凹凸加工する処理
と、サンドブラスト処理のように研削用の砥粒を吹き付
けて表面の凹凸加工を行う処理、金属基板の表面を電界
研磨により粗面化する処理のうち、1つ以上の方法を実
施することで行う処理である。これらの処理が施された
金属基板14は凹凸を有し表面光沢を有し光を乱反射す
るので、反射型液晶表示装置の反射板として利用するこ
とができる。
表面に切削加工によりディンプル処理を施すことで光散
乱させることもでき、仕上研磨により光散乱させること
もでき、酸性エッチングによりリン酸と硫酸の混合液に
て処理温度105〜120℃にて必要時間処理すること
で光散乱させることもできる。また、電界研磨により光
拡散反射面を形成することもでき、その場合の基本的な
方法として、過塩素酸酢酸法、硫酸リン酸法、濃リン酸
法、振動電界研磨法、フリュオボレート法、アルカリリ
ン酸塩法、硫酸浴法、アルカリ法等のいずれの方法を用
いても良い。電解研磨法とはAlなどの金属を陽極酸化
的に酸化剤の電解液中で所定の条件で電解する方法で、
特に比較的高温かつ高電流密度で行う電界光輝処理法
(Electrobrighening Process)を採用することができ
る。更に具体的な方法としては、特許第128891号
に記載のリン酸浴法(リン酸浴を用いて20〜60A/
dm2の電流密度で50〜70℃の浴温度で3〜20分
程度電解する方法)を適用することで凹凸を生じた電解
研磨面を容易に得ることができる。
金属基板14の表面の凹凸は例えば表面粗さRaにおい
て0.05〜0.35μm(10-6m)程度のものであ
る。
の上面側(液晶層15側)に厚さ1500〜3000オ
ングストローム程度の陽極酸化皮膜の絶縁層25が被覆
されている。ここでAlの陽極酸化皮膜であって、硫酸
を電解質として用いた陽極酸化皮膜からなるものである
ならば、金属基板14に対して良好な密着性を有し、無
色透明なものが容易に得られるので、金属基板14の光
反射散乱性能に悪影響は無い。この陽極酸化皮膜とし
て、Alの陽極酸化皮膜を適用するならば、Alを硫酸
10〜30%程度の溶液に浸漬して電圧100V以上で
陽極酸化する処理で無色透明の陽極酸化皮膜(ベータ皮
膜)を得ることができる。なお、各種Al合金におい
て、AA規格の1070合金、1100合金、3004
合金、5052合金、5005合金、7072合金等に
おいて無色透明の陽極酸化皮膜を得ることができる。こ
れらの合金を用いて陽極酸化皮膜を形成する場合の電流
密度、浴温などの電解条件でも色は変化するが、浴温1
5〜25℃程度、電流密度60〜300A/m3程度の
条件で無色透明の陽極酸化皮膜を容易に得ることができ
る。前記陽極酸化皮膜は電気絶縁性に優れ、5×1012
Ω・cm程度の体積固有抵抗を有する。
せた合金に対して陽極酸化皮膜を形成すると、陽極酸化
皮膜の厚さに応じて光反射率が低下する。光反射率の低
下は陽極酸化皮膜の厚さが2μm(10-6m)において
5%、厚さ10μm(10-6m)において10%となる
ので、陽極酸化皮膜が厚すぎると光反射率の低下が著し
くなるが、光反射率の面からみても陽極酸化皮膜の厚さ
が先の範囲(1500〜3000オングストローム)で
あれば悪影響はない。
あるいはスパッタ処理で得られた厚さ1500〜300
0オングストローム程度の酸化ケイ素(SiO2)の
膜、エポキシ樹脂やアクリル樹脂等の無色透明の有機皮
膜をスピンコート法や印刷法などで塗布形成した厚さ
1.0〜2.0μm(10-6m)程度の有機樹脂絶縁膜を
用いても良い。
明するTFD型のスイッチング素子と画素電極が形成さ
れている。
極18と直交する方向にデータ線30…が所定間隔離間
して整列形成され、各データ線30…間に、先のストラ
イプ状の電極18と位置合わせするように2端子型非線
形素子31を介してITOなどの透明導電材料からなる
画素電極32が複数形成されている。なお、この実施形
態においては2端子型線形素子31が、Taなどのデー
タ線30から引き出された配線素子部33とこの配線素
子部33に一部を重ねて形成されたCr等の導電膜34
と、この導電膜34に一部を重ねて形成された画素電極
32の接続部分から構成されている。
示す第2の例のように、Cr等からなる配線素子部33
に一部を重ねて形成したTaなどからなる第1の導電膜
35と、この第1の導電膜35に一部を重ねて形成した
Crなどからなる第2の導電膜34’と、この第2の導
電膜34’に一部を重ねて形成した画素電極32の接続
部分から構成されている素子構造を採用しても良い。
ば、入射光L1は液晶層15を通過後金属基板14の表
面の光拡散反射面14Aによって乱反射され、再び液晶
層15を通過後、カラーフィルタ層17を通過し、偏光
板16を介して液晶パネル10から出射され、出射光L
2として観測者の肉眼Eに到達される。そして、電極1
8、32に印加する電圧を調整することにより液晶層1
5の液晶分子の配向制御を行い、液晶層15の光の透過
状態を調節して表示、非表示を切り替える。
は、観察者から見て裏側の基板が金属基板14から構成
されていて、従来のガラス基板より薄型化されているの
で、従来のガラス基板を用いた構造の液晶パネルよりも
軽量化がなされるとともに薄型化されていることとな
る。また、通常のガラス基板であれば比重2.5〜2.7
程度でありAlの金属基板であればAlの比重が2.7
であり、Alの強度がガラスの強度の数倍あることを考
慮すると、同一強度の基板とするためにはAl基板の方
が薄型化できることは明らかであり、Alに加えて、更
に比重の小さなMg(比重1.7)を基板構成材料とし
て選択するならば、基板を更に軽量化することができ
る。
された光拡散反射面14Aとされているとともに透明の
絶縁層25で被覆されているので、金属基板14が有す
る効率の高い光反射性を損なうことなく反射光を乱反射
できるので、干渉光等の光ムラを生じる事なく均一化さ
れた明るい高品位の表示を得ることができる。
6に示すものは、本発明に係る反射型液晶表示装置の第
2実施形態の液晶パネル40を示す断面図である。
4を基に先に説明した第1実施形態の液晶パネル10と
同様に偏光板16を1枚有する反射型のものであるが、
液晶駆動用の電極が単純マトリクス方式のものである。
ただし、その他の基本的な構造は第1実施形態と同様で
あるので同一構成要素には同一符号を付してそれら構成
要素の説明を省略し、以下に異なる構成要素を主体に説
明する。
施形態の構造と同様に裏側の基板が光拡散処理された金
属基板14から構成されている。この金属基板14の光
拡散反射面14A上には絶縁層25が形成されるととも
に、観察者側の透明基板13側のストライプ状の電極1
8に直交する方向に沿ったストライプ状の電極41…が
定間隔で形成されている。
第1実施形態の液晶パネル10と液晶駆動の際の駆動方
式が異なるが、電極18、41に印加する電圧とそのタ
イミングを調整することにより液晶分子の配向制御を行
い、液晶層15の光の透過状態を調節して表示、非表示
を切り替えるのは同様である。
第1実施形態の液晶パネル10と同様の効果を得ること
ができる。即ち、図6に示す液晶パネル40では、薄型
化、軽量化、小型化を実現できる。更に、干渉光等の光
ムラを生じる事なく均一化された明るい高品位の表示を
得ることができる。
7に示すものは、本発明に係る反射型液晶表示装置の第
3実施形態の液晶パネル50を示す断面図である。
4を基に先に説明した第1実施形態の液晶パネル10と
同様に偏光板16を1枚有する反射型のものであるが、
画素電極27が透明導電材料ではなく、光反射率の良好
な不透明な金属材料からなる金属電極とされているもの
である。ただし、その他の基本的な構造は第1実施形態
と同様であるので同一構成要素には同一符号を付してそ
れら構成要素の説明を省略し、以下に異なる構成要素を
主体に説明する。
施形態の構造と同様に裏側の基板が金属基板14から構
成されている。この金属基板14上には絶縁層25が形
成されるとともに、観察者側の透明基板13側のストラ
イプ状の電極18に位置合わせするようにマトリクス状
に画素電極27が並列形成されている。また、画素電極
27を駆動するためのスイッチング素子の構造は、先の
第1実施形態と同様な構造の2端子型線形素子が適用さ
れている。
の金属基板14を構成する材料と同等の材料からなる。
例えば、Al、Mg、Ti、Be、Zn、Nbの少なく
とも1つまたはこれら各金属元素を主体とする合金、例
えばAl合金、Mg合金、Ti合金、Ag合金、Pt合
金のいずれかから金属の画素電極27が構成される。そ
して、金属の画素電極27の上面(液晶層15側の面)
には先に説明した光拡散処理が施されて光拡散反射面2
7Aとされている。
第1実施形態の液晶パネル10と画素電極27の構成材
料が異なるが、電極18、27に印加する電圧を調整す
ることにより、液晶分子の配向制御を行い、液晶層15
の光の透過状態を調節して表示、非表示を切り替えるの
は同様である。
第1実施形態の液晶パネル10と同様の効果を得ること
ができる。即ち、図7に示す液晶パネル50では、金属
基板14を用いるので薄型化、軽量化、小型化を実現で
きる。本第3実施形態の構造においては、画素電極27
の上面の光拡散反射面27Aにおいて光を拡散反射する
ことができるので、干渉光等の光ムラを生じる事なく均
一化された明るい高品位の表示を得ることができる。更
に加えて本第3実施形態の構造においては、金属基板1
4の液晶層15側の面を光拡散反射面14Aとしている
ので、先の画素電極27の光拡散反射面27Aの反射光
に加えて、光拡散反射面14Aの反射光も利用すること
ができ、干渉光等の光ムラを生じる事なく均一化された
更に一層明るい高品位の表示を得ることができる。
電極27の全体を金属電極としたが画素電極27の上面
のみを金属とすれば目的を達成することができるので、
画素電極27の底部側をITOなどの透明導電材料から
構成し、その上に金属層を被覆形成した2重構造の画素
電極としても良いのは勿論である。
ッチング素子は本実施形態の如く2端子型線形素子に限
るものではなく、薄膜トランジスタを用いたアクティブ
駆動素子を適宜用いても良いのは勿論である。
1、第2、第3実施形態の液晶パネル10、40、50
のいずれかを備えた電子機器の具体例について説明す
る。
視図である。
話本体を示し、符号201は前記の液晶パネル10、4
0、50のいずれかを用いた液晶表示部を示している。
携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。
理装置、符号301はキーボードなどの入力部、符号3
03は情報処理装置本体、符号302は前記の液晶パネ
ル10、40、50のいずれかを用いた液晶表示部を示
している。
示した斜視図である。
体を示し、符号401は前記の液晶パネル10、40、
50のいずれかを用いた液晶表示部を示している。
機器は、前記の液晶パネル10、40、50のいずれか
を用いた液晶表示部を備えたものであり、先の第1〜第
3実施形態の反射型液晶表示装置10、40、50の特
徴を有するので、いずれの反射型液晶表示装置を用いて
も薄型化、小型化、軽量化された明るい表示品質の優れ
た効果を有する電子機器となる。
よれば、液晶層を挟持する基板の一方に金属基板を用い
るので、ガラス基板と同等の強度であってもガラス基板
よりも薄い金属基板とすることが可能となり、ガラス基
板を用いた従来構造の反射型液晶表示装置よりも薄型
化、軽量化、小型化が可能となる。次に、金属基板の液
晶側の面を光拡散可能な直接反射面とするので、反射効
率も良好であり、明るい高品位の表示が得られる。
lからなる基板であるならば、ガラスと同程度の比重、
例えば、2.7程度の比重を有し、強度がガラスよりも
高いので、ガラス基板と同等程度の強度であるならば、
ガラス基板の厚さの1/2〜1/3程度の金属基板を採
用することができ、基板部分を薄型化あるいは軽量化す
ることができる。また、Mg、Ti、Be、Zn、Nb
においても同様であり、ガラス基板に代えて少なくとも
表面がこれらの金属材料からなる基板を用いることで薄
型化、軽量化、小型化をなし得る。
イ素膜または有機樹脂膜からなる構造でも良く、これら
の構造であっても金属基板の十分な絶縁性を得ることが
可能となる。
層側にカラーフィルタ層を備えることでカラー表示が可
能となる。
層上の液晶駆動用の金属電極が形成されたものでは、該
金属の電極の液晶側の面に凹凸部を有する反射面が形成
されて光反射拡散面が形成されるので、金属の電極の光
拡散反射面において反射させた光を液晶層の液晶分子の
配向制御により透過、非透過に切り替えて表示すること
ができる。この構造においても、従来のガラス基板に代
えて金属基板が用いられるので、ガラス基板よりも薄い
金属基板を用いることが可能となり、ガラス基板を用い
た従来構造よりも薄型化、軽量化、小型化が可能とな
る。更にこの構造では、金属電極の液晶側の光拡散反射
面と金属基板の液晶側の光拡散反射面を反射面として利
用するので、更に反射効率が良好となり、明るい高品位
の表示が得られる。
ルの断面図である。
タ層部分を示す拡大断面図である。
ルの分解斜視図である。
ルの画素電極と2端子型線形素子の接続部分の構造を示
す断面図である。
2端子型線形素子の第2の例を示す平面図である。
ルの断面図である。
ルの断面図である。
8(a)は携帯型電話機を示す斜視図、図8(b)は携
帯型情報処理装置の一例を示す斜視図、図8(c)は腕
時計型電子機器の一例を示す斜視図である。
す断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 金属基板とこの金属基板に対向される透
明基板との間に液晶層が挟持されてなり、前記金属基板
の液晶層側の面に凹凸部を有する反射面が形成されて光
反射拡散面が形成され、該光反射拡散面上に絶縁層が被
覆されるとともに、該絶縁層上に液晶駆動用の電極が形
成される一方、前記透明基板の液晶層側に対向側の電極
が形成されてなることを特徴とする反射型液晶表示装
置。 - 【請求項2】 前記金属基板の少なくとも液晶層側の面
が、Al、Mg、Ti、Be、Zn、Nbの少なくとも
1つまたはこれら各金属元素を主体とする合金からな
り、前記金属基板上に被覆された絶縁層がこれらの金属
または合金の陽極酸化皮膜からなることを特徴とする請
求項1記載の反射型液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記絶縁層が酸化ケイ素膜または有機樹
脂膜からなることを特徴とする請求項1記載の反射型液
晶表示装置。 - 【請求項4】 前記透明基板の液晶層側にカラーフィル
タ層が設けられてなることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の反射型液晶表示装置。 - 【請求項5】 金属基板とこの金属基板に対向される透
明基板との間に液晶層が挟持されてなり、前記金属基板
上に絶縁層が被覆されるとともに、該絶縁層上に液晶駆
動用の金属電極が形成され、該金属電極の液晶側の面に
凹凸部を有する反射面が形成されて光反射拡散面が形成
される一方、前記透明基板の液晶層側に対向側の電極が
形成されてなることを特徴とする反射型液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記金属基板の液晶層側の面に凹凸部を
有する反射面が形成されて光反射拡散面が形成されてな
ることを特徴とする請求項5記載の反射型液晶表示装
置。 - 【請求項7】 前記金属基板がAl、Mg、Ti、B
e、Zn、Nbの少なくとも1つまたはこれら各金属元
素を主体とする合金からなり、前記金属基板上に被覆さ
れた絶縁層がこれらの金属または合金の陽極酸化皮膜か
らなることを特徴とする請求項5または6記載の反射型
液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記絶縁層が酸化ケイ素膜または有機樹
脂膜からなることを特徴とする請求項5または6記載の
反射型液晶表示装置。 - 【請求項9】 前記透明基板の液晶層側にカラーフィル
タ層が設けられてなることを特徴とする請求項5、6、
7または8記載の反射型液晶表示装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の反射
型液晶表示装置が表示部として備えられてなることを特
徴とする電子機器。
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US8960977B2 (en) | 2012-08-10 | 2015-02-24 | Lg Innotek Co., Ltd. | Illuminating device |
-
1999
- 1999-09-17 JP JP26457099A patent/JP3752914B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2696135A3 (en) * | 2012-08-10 | 2014-11-26 | LG Innotek Co., Ltd. | Lighting device |
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