JP2001091147A - 断熱扉及びこの断熱扉を備えた貯蔵庫 - Google Patents

断熱扉及びこの断熱扉を備えた貯蔵庫

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JP2001091147A
JP2001091147A JP27241399A JP27241399A JP2001091147A JP 2001091147 A JP2001091147 A JP 2001091147A JP 27241399 A JP27241399 A JP 27241399A JP 27241399 A JP27241399 A JP 27241399A JP 2001091147 A JP2001091147 A JP 2001091147A
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heat insulating
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Kazuo Hashimoto
一夫 橋本
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱扉とシ−ル部材の密着性を向上させて断
熱性能と耐久性、信頼性を向上させた断熱扉および貯蔵
庫を提供する。 【解決手段】 扉内板30とシ−ル部材35を二色成形
で一体成形し、シ−ル部材35を内箱27に密着させる
ことにより、断熱扉23とシ−ル部材35間の気密性が
向上し、断熱性能や防露性能を向上させた貯蔵庫やシ−
ル部材の外れのない耐久性のある断熱扉を提供すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シ−ル部材を設け
た断熱扉及び貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫等の冷却貯蔵庫におい
て、貯蔵庫開口部における庫内外の通気シールを行わせ
るために、軟質の塩化ビニル材などを使ったシール部材
(ガスケット)を断熱扉内面の周縁部に取り付けて密閉
することが行われている。
【0003】従来の技術として、特開平10−2059
86号公報に示されたものがある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の断熱
扉について説明する。
【0005】図7は、従来の断熱扉を含む貯蔵庫の斜視
図である。図8は、図7のA−A線断面図である。図7
において、1は貯蔵庫で、貯蔵庫本体2と断熱扉3から
構成され、断熱扉3はヒンジ4、ヒンジ5を介して貯蔵
庫本体2に取付けられている。図8において、6は断熱
材で、貯蔵庫本体2の内部及び断熱扉3の内部に設けら
れている。7は断熱扉3の内面外周部に設けられたサッ
シュで、係合溝部8が形成されている。9はシ−ル部材
であり取付脚10をサッシュ7の係合溝部8内に挿入係
合して断熱扉3に係止されている。
【0006】そして、シ−ル部材の取付脚10の先端部
に爪11を一体成形し、サッシュ7の内面底部にも爪1
2を一体成形して、爪11と爪12を引っかけてシ−ル
部材9の固定や抜け防止を行わせるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成ではシ−ル部材9を断熱扉3に取り付ける場
合、サッシュ7に形成された係合溝部8にシ−ル部材9
の取付脚10を圧入して取り付けるため、取付脚10の
変形や破損が生じ、さらに、圧入し易いように石鹸水等
の潤滑剤が必要であり作業工数も多かった。
【0008】また、サッシュ7の爪12に引っかけるシ
−ル部材9の爪11は成形後の運送時に変形し、取付け
が不十分となり、取付け後も使用中に密着性が悪くなり
シ−ル部材9が外れるという問題が生じた。そのため、
シ−ル部材9と断熱扉3との気密を保持できなくなり貯
蔵庫本体2内部の冷気が外へ逃げ、かつ、外気が侵入し
て冷却運転時間が長くなることによる電力消費の増大や
冷気漏れによる局部的な外観部への結露が発生するとい
う欠点があった。
【0009】本発明の目的は、断熱扉とシ−ル部材の密
着性を向上し外れを防止すると共に、断熱性能を向上さ
せた断熱扉および貯蔵庫を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の断熱扉は、扉内板周縁部に設けたシ−ル部材を
扉内板との二色成形で形成するのである。
【0011】これにより、冷気の漏れや外気の侵入の防
止、また、シール部材の外れを防止し、シ−ル部材を断
熱扉へ確実に取付けることができる。
【0012】また、本発明は、貯蔵庫本体の開口部に周
縁部にシ−ル部材を二色成形した扉内板を対向して配置
し、シ−ル部材を貯蔵庫本体に当接シ−ルするのであ
る。
【0013】これにより、貯蔵庫の気密性が向上し、電
力消費の増加や結露発生の防止が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、扉外板と、扉内板と、前記扉内板周縁部に設けたシ
−ル部材と、前記扉外板と前記扉内板とで形成される空
間に設けた断熱材とからなり、前記扉内板と前記シ−ル
部材を二色成形したものであり、シ−ル部材と扉内板が
密着し、冷気の漏れや外気の侵入の防止、また、シール
部材の外れを防止できる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、シ−ル部材のシ−ル面端部を曲面形状
としたものであり、成形時の流動性が改善され成形の歩
留まりが向上する。また、ドア開閉時に、シ−ル面端部
の変形やへたりが小さくなりシ−ル部材の寿命が伸び
る。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、シ−ル部材の高さ方向に肉盗み部を設
けたものであり、弾力性が向上してシール性が高まる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、シ−ル部材の先端部にヒレ形状部を設
けたものであり、ヒレ形状部が当接面になじんでシ−ル
性が向上する。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
に記載の発明において、シ−ル部材を熱可塑性エラスト
マ−で形成したものであり、扉内板の材料に応じて熱可
塑性材料を選定することにより密着性の高い二色成形が
得られ、耐久性が高まる。
【0019】請求項6に記載の発明は、貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体の前面開口部に対向して設けられ、扉外
板と、周縁部にシ−ル部材を二色成形した扉内板と、前
記扉外板と前記扉内板とで形成される空間に断熱材を設
けた断熱扉とからなり、前記シ−ル部材を前記貯蔵庫本
体に当接シ−ルしたものであり、シ−ル部材と扉内板と
の密着性が向上し、冷気の逃げや外気の侵入が防止さ
れ、断熱性能や防露性能を向上できる。
【0020】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載の発明に、さらに、貯蔵庫本体と断熱扉の相対
する位置に磁性体を設けたものであり、シ−ル部材内に
磁性体を設ける必要がなく扉内板との二色成形が容易に
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明による断熱扉およびこの断熱扉
を備えた貯蔵庫の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる断熱扉を備えた貯蔵庫の斜視図である。図2は、図
1のA−A線断面図である。図3は、同実施例による断
熱扉の要部断面図である。
【0023】図1において、21は貯蔵庫で、貯蔵庫本
体22と断熱扉23から構成されている。断熱扉23は
ヒンジ24、ヒンジ25を介して貯蔵庫本体22に取付
けられている。26は貯蔵庫本体22の鋼板製の外箱で
あり、前面部を内側に折り曲げ加工することによって、
前面の平面部にフランジ26aを、フランジ26aの裏
面に袋状の折り返しフランジ26bを形成している。2
7は折り返しフランジ26b内に、外側に湾曲した前端
面を挿入された真空成形などによる樹脂製の内箱であ
る。27aは内箱27の開口部に形成した傾斜部であ
る。そして、貯蔵庫本体22は外箱26と内箱27の間
の空間に発泡ウレタン等の断熱材28を封入して構成さ
れている。
【0024】一方、断熱扉23は、鋼板製の扉外板29
の端面に樹脂製の扉内板30の端面を平面部30aで重
ねあわせた後、扉外板29と扉内板30の間の空間部分
に発泡ウレタンなどの断熱材31を封入して構成されて
いる。そして、断熱扉23の側端部をヒンジ24、25
で上下に支持して回転式の扉とし、貯蔵庫本体22の開
口部前面に開閉自在に取付けることによって、その内部
に貯蔵室32を形成している。33は、扉棚で、断熱扉
23の側壁34に固定支持されている。
【0025】35は扉内板30の傾斜部36に全周にわ
たって取付けた熱可塑性エラストマーからなるシ−ル部
材であり、シール部材35と扉内板30は二色成形して
一体に形成されている。そして、扉内板30の周縁部に
設けたシ−ル部材35を貯蔵庫本体の内箱の傾斜部27
aに当接することによって貯蔵庫本体22と断熱扉23
をシールし貯蔵室32を密閉している。
【0026】以上のような構成において、断熱扉23
は、熱可塑性エラストマーからなるシール部材35と前
記扉内板30を二色成形して形成しているため、シール
部材35と扉内板30との密着性が向上し外れを防止で
きる。また、シ−ル部材35と断熱扉23との間に隙間
がないため、気密性が向上し冷気の逃げや外気の侵入を
防ぎ、結露を防止し、断熱性能を向上させた断熱扉23
を提供することができる。
【0027】さらに、扉内板30とシ−ル部材35を二
色成形したので、従来のようにシ−ル部材をはめ込むシ
−ル部材挿入用のサッシュが不要となり、部品点数を削
減でき、工数も小さくなる。結果として、断熱性能を向
上させた安価な断熱扉となる。
【0028】以上のように本実施例1の貯蔵庫21は、
貯蔵庫本体22と、前記貯蔵庫本体22の前面開口部に
対向して設けられた前記断熱扉23とからなり、前記断
熱扉23は、前記断熱扉23の前記扉内板30周縁部に
設けた前記シ−ル部材35を前記貯蔵庫本体22の前記
内板27の傾斜部27aに当接シ−ルして取付けている
ため、シ−ル部材35と扉内板30との密着性が向上し
外れを防止できる。また、シ−ル部材35と断熱扉23
との間に隙間がないため、断熱性能を向上させた安価な
断熱扉を備えた貯蔵庫を提供することができる。
【0029】また、スチレン系の熱可塑性エラストマー
材料は、ポリエチレン樹脂、または、ポリプロピレン樹
脂、または、ポリスチレン樹脂、または、ABS樹脂と
の密着性における相性が良く、二色成形に適し、さらに
低硬度(15度)から高硬度(75度)まで、硬度を広
範囲にわたって変化させることが出来る。このため、シ
−ル部材35の材料を、スチレン系の熱可塑性エラスト
マーとすることにより、扉内板30の材料は、ポリエチ
レン樹脂、または、ポリプロピレン樹脂、または、ポリ
スチレン樹脂、または、ABS樹脂でも二色成形が可能
で、扉内板30の材料の選択の幅を広げることが出来
る。さらに、シ−ル部材35の硬度を広い範囲にわたっ
て選ぶことが出来る。
【0030】また、ポリオレフィン系の熱可塑性エラス
トマー材料は、ポリエチレン樹脂、または、ポリプロピ
レン樹脂との密着性における相性が良く、二色成形に適
している。このため、シ−ル部材35の材料を、ポリオ
レフィン系の熱可塑性エラストマーとすることにより、
扉内板30の材料は、ポリエチレン樹脂、または、ポリ
プロピレン樹脂でも二色成形が可能で、扉内板30の材
料をポリエチレン樹脂、または、ポリプロピレン樹脂に
できるため、低重量で安価で、さらに、ケミカルアタッ
ク性の強い市販清掃剤で清掃されて、扉内板30が割れ
るという問題を解決できる。すなわち、シ−ル部材35
の熱可塑性エラストマー材料を、ポリオレフィン系の熱
可塑性エラストマーとし、扉内板30の材料をポリエチ
レン樹脂、または、ポリプロピレン樹脂とすることによ
り、低重量で安価で耐薬品性が向上した断熱扉を提供で
きる。
【0031】また、ポリウレタン系の熱可塑性エラスト
マー材料は、一般に扉内板30の材料として使用されて
いるABS樹脂との密着性における相性が良く、二色成
形に適し、さらに、耐摩耗性および低温柔軟性が良好で
ある。このため、シ−ル部材35の材料を、ポリウレタ
ン系の熱可塑性エラストマーとし、扉内板30の材料を
ABS樹脂とすることにより、シ−ル部材35の耐摩耗
性が向上し、さらに、低温柔軟性が良好なため、シ−ル
性が向上し、断熱性能を向上させた断熱扉を提供するこ
とができる。
【0032】また、ポリエステル系の熱可塑性エラスト
マー材料は、ポリエステル系の樹脂との密着性における
相性が良く、二色成形に適し、さらに、耐屈曲性が良好
である。このため、シ−ル部材35の材料を、ポリエス
テル系の熱可塑性エラストマーとし、扉内板30の材料
をポリエステル系樹脂とすることにより、シ−ル部材3
5の耐屈曲性が向上し、シ−ル部材35が変形しにく
く、長期にわたって、断熱性能を確保した断熱扉を提供
することができる。
【0033】また、ポリアミド系の熱可塑性エラストマ
ー材料は、ポリアミド系の樹脂との密着性における相性
が良く、二色成形に適し、さらに、絶縁抵抗値が低く帯
電防止効果が良好である。また、一般に、扉内板30
は、ほこり等が付着しないように帯電防止剤を付着させ
ており、コスト高であった。このため、シ−ル部材35
の材料を、ポリアミド系の熱可塑性エラストマーとし、
扉内板30の材料をポリアミド系樹脂とすることによ
り、シ−ル部材35及び扉内板30に帯電防止効果を付
加した安価な断熱扉を提供することができる。
【0034】また、シ−ル部材35に、抗菌剤や防カビ
剤を添加しても良い。また、前記扉内板30に、抗菌剤
や防カビ剤を添加しても良い。
【0035】また、図3に示すように、シ−ル部材35
のシ−ル面端部に曲面形状37を設けている。このた
め、ドア開閉時にシ−ル部材35のシ−ル面端部の変形
も小さく、へたりが小さいために、シ−ル部材35の寿
命が伸び、さらに、成形時に、材料の流動性が向上し歩
留まりが向上する。
【0036】(実施例2)図4は、本発明の実施例2に
よる断熱扉の要部断面図である。
【0037】図4において、38はシ−ル部材で、高さ
方向に肉盗み部39を設けた形状としている。
【0038】以上のような構成において、シ−ル部材3
8の高さ方向に肉盗み部39を設けた形状としているた
め、弾力性が向上し断熱扉23と貯蔵庫本体22とのシ
ール性がさらに高まる。
【0039】(実施例3)図5は、本発明の実施例3に
よる断熱扉の要部断面図である。
【0040】図5において、40はシ−ル部材で、先端
部にヒレ形状部41を設けた形状としている。
【0041】以上のような構成において、シ−ル部材4
0の先端部にヒレ形状部39を設けた形状としているた
め、ヒレ形状部39が内箱27に沿うように密着し断熱
扉23と貯蔵庫本体22とのシ−ル性が一層向上する。 (実施例4)図6は、本発明の実施例4による貯蔵庫の
要部断面図。
【0042】図6において、42は永久磁石などの磁性
体で、貯蔵庫本体22と断熱扉23の相対する位置に、
シ−ル部材35を間に挟んで、配置されている。
【0043】以上のような構成において、断熱扉23の
開閉時に、磁性体42同士がシ−ル部材35を間に介し
て吸引し合いシ−ル部材35が貯蔵庫本体22の内箱2
7の傾斜部27aに圧接されてシ−ルする。
【0044】以上のように本実施例の断熱扉は、磁性体
42を、貯蔵庫本体22と断熱扉23の相対する位置に
取付けているため、シ−ル部材内に磁性体を設ける必要
がなく扉内板との二色成形が容易にできる。また、磁性
体42の位置を任意に設定できる。なお、本実施例では
磁性体42を双方永久磁石としたが、一方を永久磁石、
他方を着磁性金属としてもよく、また、電磁石を利用し
たものに置き換えてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、扉内板とシ−ル部材を二色成形したので、シール
部材と扉内板との密着性が向上し外れを防止できる。ま
た、気密性が向上し冷気の逃げや外気の侵入を防ぎ、結
露を防止し、断熱性能を向上させた断熱扉を提供するこ
とができる。
【0046】さらに、扉内板とシール部材を二色成形し
たので、シール部材挿入用サッシュが不要となり、部品
点数を削減でき、工数も小さくなる。結果として、断熱
性能を向上させた安価な断熱扉を提供できる。
【0047】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、シール部材のシール面端部を曲
面形状としたものであり、成形時の流動性が改善され成
形の歩留まりが向上し、シール部材の寿命が伸びる。
【0048】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、シール部材の高さ方向に肉盗み
部を設けたものであり、弾力性が向上してシール性がさ
らに高まる。
【0049】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、シール部材の先端部にヒレ形状
部を設けたものであり、ヒレ形状部が当接面になじんで
シール性が一層向上する。
【0050】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から4に記載の発明において、シール部材を熱可塑性エ
ラストマーで形成したものであり、扉内板の材料に応じ
て熱可塑性材料を選定することにより密着性の高い二色
成形が得られ、耐久性が高まる。
【0051】また、請求項6に記載の発明は、断熱扉の
周縁部に、扉内板に二色成形したシール部材を貯蔵庫本
体に当接シールしたので、断熱性能を向上した省エネル
ギー型の冷蔵庫や防露性能を向上した信頼性の高い冷蔵
庫を提供できる。
【0052】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明に、さらに、貯蔵庫本体と断熱扉の相対す
る位置に磁性体を設けたものであり、シ−ル部材内に磁
性体を設ける必要がなく扉内板との二色成形が容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貯蔵庫の実施例1の斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】同実施例の貯蔵庫の要部断面図
【図4】本発明による断熱扉の実施例2の要部断面図
【図5】本発明による貯蔵庫の実施例3の要部断面図
【図6】本発明による貯蔵庫の実施例4の要部断面図
【図7】従来の貯蔵庫の斜視図
【図8】図7のA−A線断面図
【符号の説明】
21 貯蔵庫 22 貯蔵庫本体 23 断熱扉 29 扉外板 30 扉内板 31 断熱材 35 シ−ル部材 37 曲面形状 38 シ−ル部材 39 肉盗み部 40 シ−ル部材 41 ヒレ形状部 42 磁性体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉外板と、扉内板と、前記扉内板周縁部
    に設けたシ−ル部材と、前記扉外板と前記扉内板とで形
    成される空間に設けた断熱材とからなり、前記扉内板と
    前記シ−ル部材を二色成形したことを特徴とする断熱
    扉。
  2. 【請求項2】 シ−ル部材のシ−ル面端部を曲面形状と
    したことを特徴とする請求項1に記載の断熱扉。
  3. 【請求項3】 シ−ル部材の高さ方向に肉盗み部を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の断熱扉。
  4. 【請求項4】 シ−ル部材の先端部にヒレ形状部を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の断熱扉。
  5. 【請求項5】 シ−ル部材を熱可塑性エラストマ−で形
    成したことを特徴とする請求項1から4に記載の断熱
    扉。
  6. 【請求項6】 貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の前面開
    口部に対向して設けられ、扉外板と、周縁部にシ−ル部
    材を二色成形した扉内板と、前記扉外板と前記扉内板と
    で形成される空間に断熱材を設けた断熱扉とからなり、
    前記シ−ル部材を前記貯蔵庫本体に当接シ−ルしたこと
    を特徴とする貯蔵庫。
  7. 【請求項7】 貯蔵庫本体と断熱扉の相対する位置に磁
    性体を設けたことを特徴とする請求項6に記載の貯蔵
    庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101306125B1 (ko) * 2006-10-24 2013-09-09 엘지전자 주식회사 냉장고용 도어 및 이를 포함하는 냉장고
WO2013140658A1 (ja) * 2012-03-21 2013-09-26 株式会社 東芝 冷蔵庫

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