JP2001090340A - 階段用型枠 - Google Patents

階段用型枠

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JP2001090340A
JP2001090340A JP27385199A JP27385199A JP2001090340A JP 2001090340 A JP2001090340 A JP 2001090340A JP 27385199 A JP27385199 A JP 27385199A JP 27385199 A JP27385199 A JP 27385199A JP 2001090340 A JP2001090340 A JP 2001090340A
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JP
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rod
height
horizontal
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stairs
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JP27385199A
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Inventor
Kiyomi Ito
清美 伊藤
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BUIAAKU CORP KK
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BUIAAKU CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は階段をコンクリート施行する場合
の階段用型枠に関し、この型枠を複数個の金属製の部材
を用いて基礎型を形成し、この基礎型に階段の形状に対
応する型枠を取付けて繰り返し使用可能な階段用型枠を
提供しようとするものである。 【解決手段】 基礎型は複数個の水平杆の端部を取付け
た傾斜枠と、一端を水平杆の他端部を結合し、他端部を
前記水平杆の次の位置に存する他の水平杆に固定した高
さ杆と、前記した最初の水平杆の高さ杆に両端をそれぞ
れ固定した調整杆とで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は階段をコンクリー
ト施行する場合に使用する基礎型とこの基礎型を用いた
階段用型枠に関し、具体的には、連接して形成するため
の複数個の階段を同時に形成できるようにした階段用型
枠に係り、更に具体的にはこの発明に係る型枠は階段の
巾および傾斜度の異なる階段の成形に適用できる機能を
備えた階段用型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の階段の施行態様を図8により説明
すれば次のとおりである。図8に示すように所定傾斜を
持つように基礎台1′を足場杆2′,2′で形成し、こ
の基礎台1′に1個の階段の寸法が巾L,高さHである
ように型枠3′と押枠4′で所定空間を形成し、この空
間内にコンクリートを流し込んで階段を形成していた。
なお符号5′は型枠3′と押板4′とを固定するための
固定杆であり、6′は踊り場である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】階段に対するコンクリ
ート施行は図8に示すように、足場の設定に加えて階段
の形状に対応した型枠を設定する必要があり、上記設定
に時間をとられるばかりでなく、一度使用した型枠等は
再使用できないものであった。この発明は再使用できる
型枠等と形状の異なる階段にも適用できる階段用型枠を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は階段用型枠を
基礎枠と型枠とで構成し、前記した基礎枠は金属等の剛
性材で形成し、この基礎型で形成した階段の段部に対応
する部位と階段の側端面に対応する部位にそれぞれ型枠
を取付けて階段用型枠を構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明に係る階段用型枠20に
つき図1を用いて説明すれば次の通りである。階段用型
枠20は階段の傾斜角とほぼ同角度Aをもって設置する
2個の基礎型10,10で形成され、この基礎型10,
10を巾杆11,11によって結合固定した構成とされ
ている。この基礎型10は傾斜枠1と巾杆11,11を
上,下部に取付けて、階段の水平部および高さを規定す
る水平杆2および高さ杆3と調整杆4とで形成されてい
る。なお本実施の形態においては基礎型10,10は同
形につき一方の基礎型10について説明する。
【0006】上記した各杆2,3,4の組付状態を説明
すれば次の通りである。傾斜枠1は形成しようとする階
段と同傾斜に位置設定され、傾斜枠の始端Xと終端Yと
は固定されている。水平杆2は施行する階段の形成位置
とほぼ同位置に位置するように一端を傾斜枠1に固定5
し、他端を高さ杆3に連結固定6している。しかもこの
水平杆2は固定5側で固定部位の調整が行なえるように
形成している。高さ杆3は端部を最初の水平杆2に固定
6すると共に他端部を最初の水平杆の次の水平杆2に連
結固定7している。調整杆4は端部の一方を水平杆2に
他の一方を高さ杆3にそれぞれ連結固定8,9してい
る。またこの調整杆4は前記両杆に対して取付部位を変
更出来るようにルーズ穴が形成されている。
【0007】図2はこの発明に係る基礎型10を用いて
階段を施行する場合の型枠の取付状態を平面図として示
したもので、サイド型枠30,30は水平杆2への裾部
に、階段の高さ型枠40,40は両側の高さ杆3,3に
それぞれ取付けられており、前記両型枠30,40で階
段用型枠20を形成し、この型枠内に形成される閉空間
内にコンクリートを流し込んで所定形状の階段が形成さ
れる。
【0008】
【実施例】この発明に適用される各部材の具体的構造を
説明すれば次の通りである。傾斜枠1は図3に示すよう
に所定長さを持った金属等の平板11として形成されて
おり、この平板11には複数個の長穴12,12が形成
されている。この長穴12はいずれも水平杆2の端部を
固定5(図1参照)するもので、この長穴12と次の長
穴12との間隔は階段の高さHに対応するように設けら
れている。また長穴の巾Mによって階段の高さHを少な
くとも2Mだけ増減できるものである。
【0009】水平杆2は図4に示すように、所定長さの
平板21とこの平板21と直角方向に延出する他の平板
22とでL型平板として形成されている。また平板21
には傾斜枠1と高さ杆3および調整杆4との連結孔2
3,25および24が形成されている。なお前記した各
孔は図1における連結固定部5,6および8に相当する
ものである。
【0010】また他の平板22には複数個の長穴26,
26が形成されており、この長穴26は高さ枠3の端部
をボルト等を介して結合(図1の符号7参照)するため
のもので階段の水平長さの調整を行うことができるもの
である。高さ杆3は図5に示すように、所定長さのL字
型平板31,32で形成されており、両端には一方の平
板32の外方に延出するボルト孔36,37を設けた係
片34,35が形成されており、他方の平板31には長
穴38,39が形成されている。
【0011】この高さ杆3は鎖線図で示す上下の水平杆
2,2と結合して階段の高さを規制するものであり、上
方の水平板2にはボルト孔36を介して係片34と、ま
た下方の水平板2には長穴38を介してそれぞれ高さ杆
3とにそれぞれ結合(7,6)されるものである。調整
杆4は図6に示すように所定長さの平板41として形成
されており、この平板41には高さ杆3と結合するため
ボルト孔2と水平杆2と結合するための長穴43がそれ
ぞれ形成されている。上記した各部材は図1で示すよう
に組付けられて基礎型10を構成するものである。
【0012】上記した各部材で形成された図1に示す基
礎型10を用いて構成した図2に示す階段用型20の実
施例を図7により説明すれば次のとおりである。傾斜枠
1は階段の傾斜角に相当する角度Aをもって始,終端を
図示しないフロア部に固定されている。水平杆2の端部
は傾斜枠1の長穴12にボルト等を介して固定5されて
いる。また水平杆2の他端部はボルト孔25に対接する
高さ杆3の長穴38に取付けたボルトによって高さ杆3
の端部と結合6している。また前記した高さ杆3の他端
部は先の水平杆2の次段に設けた水平杆2の長穴26と
高さ杆3の係片34のボルト孔36とを対接させてボル
トを介して両部材を固定7している。
【0013】また調整杆4は一方の端部を水平杆2のボ
ルト孔24に長穴43を当接させて固定8され、他端部
は高さ杆3の長穴39に当接させて固定9されている。
なお図3乃至図6で鎖線図で示したものは各部材に対し
て取付ける部材を模式的に表わしたものである。また型
枠40は高さ杆3の上下に形成したそれぞれの係片3
4,36間にボルト等を介して担持されている。また図
7の鎖線図で示した型枠40は水平杆1,高さ杆2およ
び調整杆3の各部材間のそれぞれの固定部位7,8およ
び9を調整することで階段の水平角と巾L(図1参照)
とを任意に設計できることを例示したものである。上記
した固定部位の調整は各部材に設けた長穴26,38,
39および43によって可能とされている。(図4,5
および6参照) また階段の高さ方向の位置調整は傾斜枠1の長穴12に
よって行なわれる。なお調整範囲はそれぞれの長穴の長
さによって定まる。(図3参照) なお図7には巾Lを変更した場合を型枠40の位置を鎖
線図によって示している。
【0014】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば傾斜枠,水平杆,高さおよび調整杆の形
状及び長穴,ボルト孔の数位置は必要に応じて任意に設
計できるものであり、また基礎型に対する型枠の取付手
段等は任意に設計できるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は傾斜枠,水平杆,高さ杆およ
び調整杆によって階段の形状に相応する基礎型を形成
し、この基礎型に型枠を取付けてコンクリート施行する
もので従来の階段用型枠施行にくらべて階段の形成を簡
単に行なえるものである。またこの発明は傾斜枠に設け
た長穴によって高さ方向の位置調整を、また水平杆,高
さ杆および調整杆に設けたそれぞれの長穴によって階段
の水平角と階段の巾とを任意に設計施行できるものであ
る。またこの発明は高さ杆の選択を任意に行えるもので
所望する階段の高さに適用できるものである。またこの
発明は基礎型を金属等の剛性材を用いて、傾斜枠,水平
杆,高さ杆および調整杆の4部材で形成し、前記各部材
を施行しようとする階段に相応する形状に組立てるもの
で階段用型枠の形成を容易に行なえるものである。また
この発明は基礎型の各形成部材は繰り返し使用できるも
ので極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】基礎型の正面図である。
【図2】階段用型枠の平面図である。
【図3】傾斜枠の説明図である。
【図4】水平杆の説明図である。
【図5】高さ杆の説明図である。
【図6】調整杆の説明図である。
【図7】実施例の説明図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10 基礎型 20 階段用型枠 1 傾斜枠 11 平板 12 長穴 2 水平杆 21(22) 平板 23(24,25) ボルト孔 26 長穴 3 高さ杆 31(32) 平板 34(35) 係片 36(37) ボルト孔 38 長穴 4 調整杆 41 平板 42 ボルト孔 43 長穴 5(6,7,8,9) 固定位置 30 型枠 40 型枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の取付孔を形成した傾斜枠とこの
    傾斜枠に一端を固定するための取付孔を形成し、他端に
    高さ杆の一端を固定するため取付孔と中央部に調整杆の
    一端を固定するための取付孔を形成した水平杆と一端に
    前記水平杆の取付孔に適応する取付孔と他端に他の水平
    杆に固定するための取付孔と中央部に調整杆の他端を固
    定するための取付孔を形成した高さ杆と、一端に前記し
    た水平杆に固定する取付孔を、他端に前記した高さ杆に
    固定するための取付孔を形成した調整杆とで構成したこ
    とを特徴とする階段用型枠の基礎型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基礎枠に階段の形状に対
    応した型枠を取付けて構成したことを特徴とする階段用
    型枠。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基礎型において、傾斜
    枠,水平杆,高さ杆および調整杆のそれぞれの取付孔の
    うち、固定するために対接するそれぞれの取付孔のいず
    れか一方を長穴として形成し、取付位置を変更可能にし
    たことを特徴とする階段用型枠の基礎型。
JP27385199A 1999-09-28 1999-09-28 階段用型枠 Pending JP2001090340A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102140839A (zh) * 2011-01-28 2011-08-03 四川省建筑机械化工程公司 楼梯定型支模架
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CN110259118A (zh) * 2019-06-13 2019-09-20 中国建筑第八工程局有限公司 楼梯斜板式体育场看台模板加固体系及其施工方法

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Effective date: 20040323