JP2001088928A - 省エネ型振動フィーダ - Google Patents

省エネ型振動フィーダ

Info

Publication number
JP2001088928A
JP2001088928A JP26584599A JP26584599A JP2001088928A JP 2001088928 A JP2001088928 A JP 2001088928A JP 26584599 A JP26584599 A JP 26584599A JP 26584599 A JP26584599 A JP 26584599A JP 2001088928 A JP2001088928 A JP 2001088928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
oscillator
energy
vibration
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26584599A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Hasegawa
隆三 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
Priority to JP26584599A priority Critical patent/JP2001088928A/ja
Publication of JP2001088928A publication Critical patent/JP2001088928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigging Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守、整備等が容易にでき、小型の発振機で
運転できて低騒音となる省エネ型振動フィーダを提供す
る。 【解決手段】 粉粒体が流れるトラフ11と発振機12
とが直接取付けられ、トラフ11は、ばね材13、19
を介して基台14に取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、砕石、鉄
鉱石、化学薬品等を供給、切り出し可能な振動コンベア
を含む振動フィーダに係り、詳しくは、小型の発振機で
運転でき、低騒音となる振動フィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、採石場や製鉄所内で、砕石、
コークス、鉄鉱石、又は砂等の粉粒体を移送する場合の
材料の切り出し、供給用として電磁フィーダ等の振動フ
ィーダ(振動コンベヤも含む)が多数採用されている。
図3に示すように、従来例に係る振動フィーダ70は、
下部に基台71を有し、基台71の上部には、粉体を搬
送するトラフ72(原料を供給する溝形枠体)が取付け
られ、また、基台71の側部には発振機73が取付けら
れていた。基台71の下部は防振ばね74を介して所定
の位置に固定されていた。このように構成することによ
って、トラフ72の原料投入部75に供給された粉体を
往復振動する発振機73によって一方向に移動させるこ
とができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の振動フィーダ70は、トラフ72と共に基台71も
同時に振動させるため無駄な動力を使用していた。ま
た、大型の発振機73を必要とするため騒音が大きくな
っていた。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、保守、整備等が容易にでき、小型の発振機で運転で
きて低騒音となる省エネ型振動フィーダを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る省エネ型振動フィーダは、粉粒体が流れるトラフと
発振機とが直接取付けられ、前記トラフは、ばね材を介
して基台に取付けられている。ここで、振動フィーダに
は、振動コンベヤも含まれる。また、直接取付けると
は、ばね材を介さないで取付ける意味である。トラフ
が、ばね材を介して基台に取付けられているので、発振
機でトラフのみを振動させることができ、発振機の出力
を小さくすることができ、騒音の発生も抑えることがで
きる。また、前記ばね材の底部には、高さ調整機構を設
けることも可能である。このように構成することによっ
て、トラフの傾斜角を調整して、材料の供給量を変化さ
せることが可能となる。さらに、前記トラフを、溝底部
とその両側の側壁部で分離し、該側壁部を前記基台に直
接取付け、前記発振機を前記トラフに直接取付けること
も可能である。このように構成することによって、発振
機でトラフのみを振動させることができ、さらに発振機
の出力を抑えることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1(A)に示すように、本発明
の第1の実施の形態に係る省エネ型振動フィーダ10
は、粉粒体が流れるトラフ11と発振機の一例である振
動モータ12とが直接取付けられ、トラフ11は、ばね
材の一例である防振ばね13、19を介して基台14に
取付けられている。以下、詳しく説明する。トラフ11
は、開口部を上部に向けた溝形部材で、流れ方向上流側
端部に投入用壁板15を取付けた原料の投入部16を有
し、標準の状態では水平に設けられている。振動モータ
12は、トラフ11の両側部に、それぞれ取付けられ、
トラフ11を一定方向に往復振動させることができるよ
うに構成されている。
【0006】振動モータ12を取付けたトラフ11とト
ラフ11の下方に位置する基台14を連結する防振ばね
13、19は、トラフ11の下部の上流側端部17及び
下流側端部18にそれぞれ複数取付けられている。基台
14の下部には、4隅に取付け部28が設けられ、設置
位置にアンカーボルト等を使用して強固に固定すること
ができる。このように、振動モータ12は、トラフ11
のみを振動させる構成となっている。従って、基台14
を振動させるためのエネルギーが必要ないので、振動モ
ータ12を小型化でき、騒音も小さくすることができ
る。また、振動モータ12を小型化することによってこ
れを支持する基台14も小型化できるので、省エネ型振
動フィーダ10を全体的に小型化することが可能とな
る。
【0007】トラフ11の上流側端部17に取付けられ
た防振ばね13の底部には、高さ調整機構の一例である
ジャッキ部材20が設けられている。ジャッキ部材20
を操作することによって、トラフ11の上流側端部17
の高さを変えて、トラフ11の傾斜角度を変更し、省エ
ネ型振動フィーダ10の原料供給能力を調整することが
できる。図1(B)に、発振機の変形例を示す。振動モ
ータ12の替わりに電磁振動とばねの共振を利用した往
復式の電磁式発振機29を使用することもできる。この
ように構成することによって、取付けブラケットを省略
でき、さらに小さい発振機を使用することができる。続
いて、本発明の第2の実施の形態に係る省エネ型振動フ
ィーダ21について、図2(A)を参照しながら説明す
る。なお、省エネ型振動フィーダ21は、省エネ型振動
フィーダ10のトラフ11の構造を変更し、振動モータ
12の替わりに電磁式発振機29を使用したものである
ので、省エネ型振動フィーダ10と同一の部材には同一
の番号を付し、説明は省略する。省エネ型振動フィーダ
21のトラフ22は、溝底部26とその両側の側壁部2
4、25が分離され、側壁部24、25は基台23に直
接取付けられ、電磁式発振機29はトラフ22の下部に
直接取付けられている。なお、トラフ22の溝底部26
をパンチングメタルやスクリーンバーなどによって構成
し、荒篩をするようにしたものも本発明に含まれる。
【0008】トラフ22の平板状の側壁部24、25
は、その上部をトラフ22の外側に傾けた状態で、基台
23に複数の取付け部材27を介して取付けられてい
る。また、溝底部26は、上方に屈曲した左右の両端部
34で、側壁部24、25の下端部を外側から挟むよう
にして設けられている。そして、電磁式発振機29を取
付けたトラフ22の溝底部26は、複数の防振ばね19
を介して基台23に取付けられている。なお、側壁部2
4、25は、傾斜を無くして平行に設けることもでき、
また、側壁部24、25の上部をトラフ22の中央側に
傾斜させて設けることもできる。側壁部24、25の上
部を外側に傾斜させると、原料の投入部16の幅を広げ
て原料を投入しやすくなり、上部をトラフ22の中央側
に傾斜させると、原料が側壁に付着しにくくなる。ま
た、使用時には、電磁式発振機29は、トラフ22の溝
底部26のみを振動させることになり、さらに小さいエ
ネルギーで駆動することができる。図2(B)に省エネ
型振動フィーダ21のトラフ22の変形例であるトラフ
22aを示す。複数の取付け部材33によって基台23
に取付けられている側壁部31、32は、その下端位置
が、溝底部30の上方に屈曲した左右の両端部35の直
上方になるようにして取付けられている。また、両端部
35の内側にはC面取りが施されている。このように、
構成することによって、小粒の原料を搬送するとき、及
び原料の投入時に原料が溝底部30の両端部35から外
側にこぼれることを防止している。以上、本発明に係る
実施の形態について説明してきたが、本発明は、前記実
施の形態に限定されるものではなく、例えば、振動モー
タ又は電磁式発振機の位置はトラフの下部に取付けてい
るが、トラフの側部、又は上部に取付けることもでき
る。また、防振ばねの数量、位置は、共に任意であり、
また、防振ばねと基台との間にスペーサを取付け、防振
ばねの長さを調整することもできる。さらに、ジャッキ
部材は、防振ばねの下部に取付けているが上部に取付け
てもよく、また、下流側の防振ばねに取付けても良く、
省略してもよい。
【0009】
【発明の効果】請求項1〜3記載の省エネ型振動フィー
ダは、トラフが、ばね材を介して基台に取付けられてお
り、発振機でトラフのみを直接振動させることになるの
で、発振機の出力が直接トラフに伝わり、小さい出力で
も効率よく駆動することができる。また、全体が振動し
ないので、騒音の発生も抑えることができ、更には、発
振機の出力を小さくすることによって、省エネ型振動フ
ィーダ全体の大きさも小さくすることができる。また、
小型化することによって装置の保守、整備、点検が容易
になる。さらに、ばね材を基台に取付けているので、省
エネ型振動フィーダの取付けに複雑な機構を要せずに簡
単に設置することができる。特に、請求項2記載の省エ
ネ型振動フィーダにおいては、ばね材に高さ調整機構を
設けているので、トラフの傾斜角を調整して、材料の性
状に合わせた供給が可能となる。そして、請求項3記載
の省エネ型振動フィーダにおいては、トラフの側壁部を
基台に直接取付けているので、側壁部を除いたトラフの
みを直接振動させることができ、さらに発振機の出力を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第1の実施
の形態に係る省エネ型振動フィーダの側面図と、同変形
例に係る発振機の説明図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第2の実施
の形態に係る省エネ型振動フィーダの正面図と、同変形
例に係るトラフを有する省エネ型振動フィーダの説明図
である。
【図3】従来例に係る省エネ型振動フィーダの斜視図で
ある。
【符号の説明】
10:省エネ型振動フィーダ、11:トラフ、12:振
動モータ(発振機)、13:防振ばね(ばね材)、1
4:基台、15:投入用壁板、16:投入部、17:上
流側端部、18:下流側端部、19:防振ばね(ばね
材)、20:ジャッキ部材(高さ調整機構)、21:省
エネ型振動フィーダ、22:トラフ、22a:トラフ、
23:基台、24、25:側壁部、26:溝底部、2
7:取付け部材、28:取付け部、29:電磁式発振
機、30:溝底部、31、32:側壁部、33:取付け
部材、34、35:両端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体が流れるトラフと発振機とが直接
    取付けられ、前記トラフは、ばね材を介して基台に取付
    けられたことを特徴とする省エネ型振動フィーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の省エネ型振動フィーダに
    おいて、前記ばね材の底部には、高さ調整機構が設けら
    れていることを特徴とする省エネ型振動フィーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の省エネ型振動フィ
    ーダにおいて、前記トラフは、溝底部とその両側の側壁
    部が分離され、該側壁部は前記基台に直接取付けられ、
    前記発振機は前記トラフに直接取付けられたことを特徴
    とする省エネ型振動フィーダ。
JP26584599A 1999-09-20 1999-09-20 省エネ型振動フィーダ Pending JP2001088928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26584599A JP2001088928A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 省エネ型振動フィーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26584599A JP2001088928A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 省エネ型振動フィーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001088928A true JP2001088928A (ja) 2001-04-03

Family

ID=17422878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26584599A Pending JP2001088928A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 省エネ型振動フィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001088928A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082969A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Micro Products:Kk 物品の搬送装置及びその方法
JP2007186294A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Shinko Electric Co Ltd 部品搬送装置
CN105344457A (zh) * 2015-12-09 2016-02-24 徐妍玲 一种粉末涂料粉碎机弹性装置
CN106516810A (zh) * 2016-11-08 2017-03-22 平顶山鸿顺源工贸有限公司 一种自动上料机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082969A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Micro Products:Kk 物品の搬送装置及びその方法
JP2007186294A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Shinko Electric Co Ltd 部品搬送装置
CN105344457A (zh) * 2015-12-09 2016-02-24 徐妍玲 一种粉末涂料粉碎机弹性装置
CN106516810A (zh) * 2016-11-08 2017-03-22 平顶山鸿顺源工贸有限公司 一种自动上料机
CN106516810B (zh) * 2016-11-08 2019-05-10 平顶山鸿顺源工贸有限公司 一种自动上料机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3089582A (en) Vibratory device
TWI457264B (zh) Vibrating conveyor
US20100108574A1 (en) Sieve device for controlled sieving
US9649665B2 (en) Vibrating equipment and method of processing material
US3330411A (en) Screen with spring supported vibratory drive
CN201055845Y (zh) 双振源振动筛
US6250792B1 (en) Integrated vibratory adapter device for providing multi-frequency oscillation of a vibratable working unit
JP2001088928A (ja) 省エネ型振動フィーダ
JP3848950B2 (ja) 振動式部品搬送装置
JP2001301882A (ja) 粉粒体の供給・排出装置
CN105905539A (zh) 一种具有粗筛分功能的机械振动式给料设备
CN205128383U (zh) 一种新型振动筛
CN205085003U (zh) 一种圆振动筛设备
US3130831A (en) Base construction for vibratory feeder
JPH1043689A (ja) 振動篩装置
JP2001054763A (ja) 省エネ型振動篩機
JPH0243118A (ja) 電磁振動フィーダ
CN1330543C (zh) 浮动式压电振动送料装置
CN200939430Y (zh) 振动式溜板筛选机
CN217450890U (zh) 振动筛和物料筛分设备
CN212328403U (zh) 一种振动给料机
CN214160417U (zh) 一种振动筛
CN219519549U (zh) 一种改进型的干混砂浆圆振筛
CN209382891U (zh) 一种可移动的电磁振动给料机
CN217830331U (zh) 矿山破碎用振动给料机