JP2001088117A - 穿孔帰切断機、はつり機等の工具 - Google Patents

穿孔帰切断機、はつり機等の工具

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登志郎 堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の穿孔機は、コンクリート壁に設けた移動ヘ゛ース
に支柱を立設し、支柱に設けたスライト゛フ゛ロックを介してコアト゛
リル本体及びト゛リルを設けた構成であり、穿孔位置の変更
は、移動ヘ゛ースの前進後退位置において可能な構造であ
る。穿孔機の固定位置の変更が前後方向と狭いこと、汎
用性に欠ける。穿孔機の固定位置の変更が前後方向以外
の場合には、その都度、穿孔機の位置を変更する必要が
あり、大変であり、かつ作業性が劣る。 【解決手段】本発明は、取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、
支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、コアト゛リル本体に
設けたト゛リルで構成される穿孔機であって、旋回手段を利
用してスライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及びト゛リルを、固定用ヘ゛ース
に対して旋回自在に設けた構成である。ト゛リルによる穿孔
作業等が、安全かつ効率的に、かつ確実に行える。ト゛リル
による穿孔位置を広域的に選択できる。穿孔機の移動回
数の軽減化に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔機、切断機
(ハント゛カッターを含む)、はつり機、ワイヤーソー等の工具(作業
機械を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の穿孔機(コアト゛リル装置)は、コンクリート
壁に移動ヘ゛ース又は固定ヘ゛ース等(移動ヘ゛ースとする)を設
け、この移動ヘ゛ースに支柱を立設し、この支柱に上下動自
在に設けたスライト゛フ゛ロックを介してコアト゛リル本体及びト゛リルを設
けた構成であり、穿孔位置の変更は、移動ヘ゛ースの前進後
退位置において可能な構造となっている。従って、穿孔
機の固定位置の変更が前後方向と狭いこと、及び汎用性
に欠けること、又は穿孔機の固定位置の変更が前後方向
以外の場合には、その都度、穿孔機の位置を変更する必
要があり、大変であること、作業性が劣ること、等の課
題がある。
【0003】この課題を解決する構成の穿孔機を、従来
の技術文献より考察すると、文献(1)の実開平3-20112号
の回転穿孔装置と、文献(2)の特開平4-263905号のコンクリー
ト壁のホ゛ーリンク゛方法及びその方法に用いるホ゛ーリンク゛装置の
固定装置が挙げられる。
【0004】文献(1)は、土木機械類に装着手段を回転
(旋回)自在に設け、この装着手段に設けた基盤にスライタ
゛を前進後退自在に設け、このスライタ゛にカッタ(コアト゛リル)を
設けた構成であり、カッタを土木機械類に旋回及び移動可
能とし、穿孔作業の容易化、簡略化、迅速化等を図る。
【0005】文献(2)は、コンクリート壁に設けたH型鋼に固定
装置及び支持装置を介してコアト゛リル装置を設け、このコアト゛
リル装置は固定装置のフランシ゛部に傾けて取付け可能に設け
た基台、及びこの基台に設けた案内部材にスライト゛自在に
保持された支持部材を介して旋回かつ移動可能とし、穿
孔作業の容易化、簡略化、迅速化等を図る。
【0006】また穿孔機と略同じ構成の工具としては、
例えば、切断機、はつり機等の工具がある。この切断
機、はつり機等は、移動ヘ゛ースに支柱を設け、この支柱に
スライト゛フ゛ロック又は固定フ゛ロック等を設け、このスライト゛フ゛ロックに
本体腕又は本体を介して切断刃(刃とする)、はつり刃
(刃とする)を設けた構成であり、切断、はつり位置の
変更は、X・Y方向の移動となっている。従って、前述の
穿孔機と略同様な課題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記文献(1)、(2)は、
ともにコアト゛リル装置が土木機構類のフ゛ーム又はH形鋼に設け
た固定装置に旋回可能に設けるか、又は傾けて設置する
構成である。しかし、このコアト゛リル装置は、土木機構類の
フ゛ーム又はH形鋼を介して設けた構成であり、直接コンクリート
壁に設けたコアト゛リル装置ではない。
【0008】また文献(1)は、上下板と中間板との組合
せにより旋回し、止めネシ゛を介して固止する構成である
ので、構造が複雑であること、又はこの上下板と中間板
を介してコアト゛リル装置を支持する構成であり、この上下板
と中間板によるコアト゛リル装置の支持に問題が考えられる。
【0009】また文献(2)は、取付板に基台を傾けて設
置する構成であり、取付板と基台はホ゛ルト及びナットの緊締
及び解除を介して旋回する構成である。従って、安定性
に欠けることが考えられること、及びホ゛ーリンク゛装置を支
持するには、少し不安を感ずる処である。
【0010】尚、従来のコアト゛リル装置では、固定ヘ゛ースに可
動手段を介してコアト゛リルヘ゛ースを可動自在に設け、このコアト゛
リルヘ゛ースに設けた支柱を介してスライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及
びト゛リルを設け、このト゛リルを固定ヘ゛ースに可動自在にする構
成は存在せず、例えば、トンネル壁、天井壁等への穿孔に不
都合であった。
【0011】また切断機、はつり機等の工具では、移動
ヘ゛ースに可動手段を介して支柱を設け、このヘ゛ースに設けた
支柱を介してスライト゛フ゛ロック等を設け、このスライト゛フ゛ロック等に
本体腕又は本体を介して刃をそれぞれ設け、この各刃を
ヘ゛ースに可動自在にする構成は存在せず、前述の穿孔機と
略同様な課題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、旋回
手段を利用して固定用ヘ゛ースに、少なくともコアト゛リル本体及
びト゛リルを、旋回可能に設けた構成であり、穿孔、切断、
はつり位置を略180°〜360°の範囲(広域)内で選択で
きること、又は穿孔機、切断機、はつり機等の工具の移
動回数の軽減化に寄与できること、等の特徴がある。
【0013】請求項1は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可
能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに支持するコア
ト゛リル本体と、このコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成さ
れる穿孔機、切断機、はつり機等の工具であって、前記
スライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回手段を利用し
て前記固定用ヘ゛ースに旋回自在に設けたことを特徴とする
穿孔機、切断機、はつり機等の工具である。
【0014】請求項2の発明は、請求項1と同効が図れる
特徴がある。
【0015】請求項2は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可
能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したコア
ト゛リル本体と、このコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成さ
れる穿孔機、切断機、はつり機等の工具であって、前記
コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回手段を利用して前記固定用
ヘ゛ースに旋回自在に設けたことを特徴とする穿孔機、切断
機、はつり機等の工具である。
【0016】請求項3の発明は、旋回手段を利用して固
定用ヘ゛ースに、クランクを介してコアト゛リル本体を枢着し、かつこ
のコアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回可能に設けた構成であ
り、所定の旋回位置において、穿孔、切断、はつり位置
を略全方向で選択できること、又は穿孔機、切断機、は
つり機等の工具の移動回数の軽減化に寄与できること、
等の特徴がある。
【0017】請求項3は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可
能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したクラ
ンクと、このクランクに枢着したコアト゛リル本体と、このコアト゛リル本
体に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、切断機、はつ
り機等の工具であって、前記コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋
回手段を利用して前記固定用ヘ゛ースに旋回自在に設けたこ
とを特徴とする穿孔機、切断機、はつり機等の工具であ
る。
【0018】請求項4の発明は、請求項1・3と同効が図れ
る特徴がある。
【0019】請求項4は、旋回手段が、固定用ヘ゛ースに設
けた支柱が遊嵌される軸と、この軸と前記支柱を止める
当該軸に螺合されるナットで構成されている穿孔機、切断
機、はつり機等の工具である。
【0020】請求項5の発明は、請求項1・3と同効が図れ
る特徴がある。
【0021】請求項5は、旋回手段が、固定用ヘ゛ースに設
けた支柱が立設された回転ヘ゛ースと、この回転ヘ゛ースを止め
る固定用ヘ゛ースに螺入されるホ゛ルトで構成されている穿孔
機、切断機、はつり機等の工具である。
【0022】請求項6の発明は、移動可能な固定用ヘ゛ース
に、クランクを介してコアト゛リル本体を設け、かつこのコアト゛リル本
体及びト゛リルを、旋回可能に設けた構成であり、所定の可
動位置において、穿孔、切断、はつり位置を選択できる
こと、又は穿孔機、切断機、はつり機等の工具の移動回
数の軽減化に寄与できること、等の特徴がある。
【0023】請求項6は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リル
ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト
゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに支持するコアト゛リル本体と、こ
のコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、切
断機、はつり機等の工具であって、前記スライト゛フ゛ロック、コア
ト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利用して前記固定用ヘ゛
ースに90°可動自在に設けたことを特徴とする穿孔機、切
断機、はつり機等の工具である。
【0024】請求項7の発明は、移動可能な固定用ヘ゛ース
に、クランクを介してコアト゛リル本体を設け、かつこのコアト゛リル本
体及びト゛リルを、旋回可能に設けた構成であり、所定の旋
回及び可動位置において、穿孔、切断、はつり位置を大
幅に選択できること、又は穿孔機、切断機、はつり機等
の工具の移動回数の軽減化に寄与できること、等の特徴
がある。
【0025】請求項7は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リル
ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト
゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したコアト゛リル本体と、こ
のコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、切
断機、はつり機等の工具であって、前記コアト゛リルヘ゛ース、コア
ト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利用して前記固定用ヘ゛
ースに90°可動自在に設けたことを特徴とする穿孔機、切
断機、はつり機等の工具である。
【0026】請求項8の発明は、請求項7と略同効が図れ
る特徴がある。
【0027】請求項8は、取付面に設けた固定用ヘ゛ース
と、この固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リル
ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト
゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したクランクと、このクランク
に枢着したコアト゛リル本体と、このコアト゛リル本体に設けたト゛リル
と、で構成される穿孔機、切断機、はつり機等の工具で
あって、前記コアト゛リルヘ゛ース、コアト゛リル本体及びト゛リルを、可動
手段を利用して前記固定用ヘ゛ースに90°可動自在に設けた
ことを特徴とする穿孔機、切断機、はつり機等の工具で
ある。
【0028】請求項9の発明は、請求項6〜8の可動手段
を自動的に行う装置を提案する。
【0029】請求項9は、可動手段が、固定用ヘ゛ースに設
けた可動コアト゛リルヘ゛ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動する
シリンタ゛ーで構成されている穿孔機、切断機、はつり機等の
工具である。
【0030】請求項10・11の発明は、請求項6〜8の可動
手段を人力で操作し、動力のない場所での使用ができる
ことを意図する。
【0031】請求項10は、可動手段が、固定用ヘ゛ースに設
けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた可動コアト゛リル
ヘ゛ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動する前記コアト゛リルヘ゛ース
と当該可動コアト゛リルヘ゛ース間に設けた可動歯車機構と、この
可動歯車機構を回転するハント゛ルで構成されている穿孔
機、切断機、はつり機等の工具である。
【0032】請求項11は、可動手段が、固定用ヘ゛ースに設
けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた回転軸と、
この回転軸で上下動する可動歯車と、この可動歯車に枢
着されたリンク式の可動コアト゛リルヘ゛ースと、前記回転軸に設け
たハント゛ルで構成されている穿孔機、切断機、はつり機等
の工具である。
【0033】
【発明の実施の形態】請求項1は、図1〜4に対応してお
り、この例は、取付面に移動できるように設けた固定用
ヘ゛ース(固定用ヘ゛ースとする)にスライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及
びト゛リルを旋回手段を利用して旋回自在に設けた構成であ
る。図1、図2(請求項4参照)は軸に支柱が回転自在に
設けられており、この支柱を回転するときは、ホ゛ルトを螺
戻し、この軸をセンターとして回転する。また支柱の回転を
固定するときは、ホ゛ルトを緊締する。従って、原則とし
て、支柱が回転できる位置に穿孔が行える。勿論、固定
用ヘ゛ースは、長溝と固定ホ゛ルトを利用して前進後退できる
(以下同じ)。図3、図4(請求項5参照)は固定用ヘ゛ース
に回転ヘ゛ースが回転自在に設けられており、この回転ヘ゛ース
を回転するときは、固定ホ゛ルトを螺戻し、この回転ヘ゛ースを
固定用ヘ゛ースを基に回転する。従って、略360°の範囲の
穿孔ができる。この穿孔位置における穿孔作業は、従来
と略同様である。例えば、水の使用、ト゛リル等の穿孔具の
速度制御又は排水の回収又は処理等は略同様である(以
下同じ)。
【0034】請求項2は、図5〜10に対応しており、この
例は、固定用ヘ゛ースに設けた支柱(図5、図6、図8、図9参
照)、又は前述図1〜4の支柱に設けたスライト゛フ゛ロック(図10
参照)にコアト゛リル本体を枢着し、このコアト゛リル本体にト゛リルを
設けた構成である。従って、スライト゛フ゛ロックにコアト゛リル本体及
びト゛リルを旋回自在に設けた。このスライト゛フ゛ロックに設けた枢
軸の固定(緊張)又は開放を利用して、当該コアト゛リル本体
を旋回自在とする。効果は前述の図1〜図4の例の回転と
略同様である。また図1〜図4の例の支柱・回転ヘ゛ースの回
転を使用することにより、極めて広いエリアー(広域)の穿
孔が可能となる(図10参照)。
【0035】請求項3は、図11〜16に対応しており、こ
の例は、固定用ヘ゛ースに設けた支柱(図11、図12、図14、
図15参照)、又は前述図1〜4の支柱に設けたスライト゛フ゛ロック
(図16参照)にクランクを枢着し、このクランクにコアト゛リル本体を
枢着し、このコアト゛リル本体にト゛リルを設けた構成である。従
って、スライト゛フ゛ロックにクランク、コアト゛リル本体及びト゛リルを旋回自
在に設けた。このスライト゛フ゛ロック及びクランクに設けた枢軸の固
定(緊張)又は開放を利用して、当該コアト゛リル本体を旋回
自在とする。効果は前述の図1〜図4の例の回転をより広
範囲に変更して穿孔できる(図14、図15参照)。また図
1〜図4の例の支柱・回転ヘ゛ースの回転を使用することによ
り、さらに広域に穿孔が可能となる(図16参照)。
【0036】請求項6は、図17〜22に対応しており、こ
の例は、固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースを略90°〜略27
0°(90°とする)可動するとして、このコアト゛リルヘ゛ースに
設けた支柱、スライト゛フ゛ロック及びコアト゛リル本体、ト゛リルが略90°
可動できる構成である。従って、ト゛リルを天井又は上の穿
孔面に向かって移動できる。具体的には、図17、図18が
シリンタ゛ーを利用して行う構成を、また図19、図20が可動歯
車機構・ハント゛ル等を利用して行う構成を、図21、図22がリ
ンク式機構を利用して行う構成を、示す。尚、支柱、スライト
゛フ゛ロック及びコアト゛リル本体又はクランク等の構造は、前述固定用
ヘ゛ースに設けた支柱(図示せず)、又は前述図1〜4の支柱
に設けたスライト゛フ゛ロック、前述の図11、図12、図14、図15の
固定用ヘ゛ースに設けた支柱、等の構造を採用できる。
【0037】請求項7は、図23〜25に対応しており、こ
の例は、固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースを略90°可動と
し、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた支柱にスライト゛フ゛ロックを移動で
きるように設け、このスライト゛フ゛ロックにコアト゛リル本体を枢着す
る。このコアト゛リル本体にト゛リルを設けた。従って、このコアト゛
リルヘ゛ースに設けた支柱、スライト゛フ゛ロック及びコアト゛リル本体、ト゛リル
が略90°可動できるとともに、この支柱を中心として、
スライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及びト゛リルは旋回できる構成であ
る。従って、ト゛リルを天井又は上の穿孔面に向かって移動
できる。このコアト゛リルヘ゛ースの可動は、請求項6と略同じで
ある。またコアト゛リル本体に設けたト゛リルの旋回は請求項2と
略同じである。
【0038】請求項8は、図26〜28に対応しており、こ
の例は、固定用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースを略90°可動と
し、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた支柱にスライト゛フ゛ロックを移動で
きるように設け、このスライト゛フ゛ロックにクランクを枢着する。ま
たこのクランクにコアト゛リル本体を枢着する。このコアト゛リル本体に
ト゛リルを設けた。従って、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた支柱、
スライト゛フ゛ロック及びコアト゛リル本体、ト゛リルが略90°可動できると
ともに、この支柱を中心として、スライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本
体及びクランク、ト゛リルは旋回できる構成である。従って、ト゛
リルを天井又は上の穿孔面に向かって移動できる。このコア
ト゛リルヘ゛ースの可動は、請求項6と略同じである。またコアト゛リ
ル本体に設けたト゛リルの旋回は請求項3と略同じである。
【0039】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0040】図1〜4は請求項1に対応しており、ト゛リル
(後述する)が旋回手段を利用して略360°旋回できる
構成である。図1、図2の例は、取付面H(壁、床、天井
等のコンクリート等の面、又は図示しないが走行車、移動体、
移動車等の取付面を含む)に移動又は固定等できるよう
に固定用ヘ゛ース1を設け、この固定用ヘ゛ース1に軸2を立設す
る。この軸2に支柱3を回転(旋回)自在に設け、この支
柱3の回転又は固止を一本又は数本のホ゛ルト4(以下同
じ)の螺入、螺戻で操作する。尚、前記固定用ヘ゛ース1の
移動の場合は、一本又は数本の長孔1a(以下同じ)とこ
の長孔1aに挿入される固定用ホ゛ルト1bで行う。前記支柱3
に上下動自在にスライト゛フ゛ロック5(固定フ゛ロック等を含む)を設
け、このスライト゛フ゛ロック5にコアト゛リル本体6及びト゛リル7(ト゛リル、ヒ
゛ット、コアト゛リル等の穿孔部材で、駆動手段としては、エア、
油圧、電動等とする)が設けられている。従って、この
例では、支柱3の回転で、スライト゛フ゛ロック5、一基又は数基の
コアト゛リル本体6及び一本又は数本の ト゛リル7(以下同じ)が
旋回自在に設けられる。即ち、軸2を中心として略360°
の範囲に穿孔作業ができる。また図3、4の例は、取付面
Hに移動できるように固定用ヘ゛ース1を設け、この固定用ヘ゛
ース1に回転ヘ゛ース8を回転(旋回)自在に設け、この回転ヘ゛
ース8に支柱3を立設する。尚、前記回転ヘ゛ース8の回転及び
固止は、固定用ホ゛ルト8aの螺入、螺戻の操作で行う。スライト
゛フ゛ロック5、コア ト゛リル本体6及びト゛リル7等の構成は前述の例と
同様である。この例では、回転ヘ゛ース8の回転で、支柱3、
スライト゛フ゛ロック5、及びコアト゛リル本体6、ト゛リル7が旋回自在に設
けられる。即ち、回転ヘ゛ース8を中心として略360°の範囲
に穿孔作業ができる。
【0041】図5〜10は請求項2に対応しており、ト゛リル7
が旋回手段を利用して広範囲に旋回できる構成である。
図5、図6、図8、図9の例は、固定用ヘ゛ース1に設けた支柱3
に上下動自在にスライト゛フ゛ロック5を設け、このスライト゛フ゛ロック5に
枢軸9を介してコアト゛リル本体6を枢着し、このコアト゛リル本体6
にト゛リル7を設けた。従って、この例では、図8、9の如
く、コアト゛リル本体6の回転で、ト゛リル7が旋回自在に設けられ
る。即ち、枢軸9を中心として略360°の範囲に穿孔作業
ができる。図10の例では、前記図1〜4の支柱3を利用す
る構成例であり、この支柱3に上下動自在にスライト゛フ゛ロック5
を設け、このスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6
を枢着し、このコアト゛リル本体6にト゛リル7を設けた。従って、
この例では、図示の如く、支柱3及び/又はコアト゛リル本体6
の回転で、コアト゛リル本体6及び/又はト゛リル7が旋回自在に設
けられる。即ち、支柱3を中心として略360°の範囲、枢
軸9を中心として略360°の範囲、又はこれらの複合の範
囲での穿孔作業ができる。
【0042】図11〜16は請求項3に対応しており、ト゛リル7
が旋回手段を利用してさらに広範囲に旋回できる構成で
ある。図11〜図15の例は、固定用ヘ゛ース1に設けた支柱3に
上下動自在にスライト゛フ゛ロック5を設け、このスライト゛フ゛ロック5に枢
軸9を介してクランク10を枢着し、このクランク10に枢軸11を介
してコアト゛リル本体6を枢着し、このコアト゛リル本体6にト゛リル7を
設けた。従って、この例では、図15の如く、クランク10及び
/又はコアト゛リル本体6の回転で、ト゛リル7が旋回自在に設け
た。即ち、枢軸9・枢軸11をそれぞれ中心とした二重軌
跡の略360°の範囲及び/又はこの範囲の組合せ等を介
して穿孔作業ができる。図16の例では、前記図1〜4の支
柱3を利用する構成例であり、この支柱3に上下動自在に
スライト゛フ゛ロック5を設け、このスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してク
ランク10を枢着し、このクランク10に枢軸11を介してコアト゛リル本
体6を枢着し、このコアト゛リル本体6にト゛リル7を設けた。従っ
て、この例では、図15の如く、支柱3及び/又はクランク10
及び/又はコアト゛リル本体6の回転で、ト゛リル7が旋回自在に設
けた。即ち、支柱3・枢軸9・枢軸11をそれぞれ中心とし
た三重軌跡の略360°の範囲、及び/又はこの範囲の組
合せ等を介して穿孔作業ができる。尚、この例では、ト゛
リル7を三本設けた例を示すが、一本又は多数本でも可能
である(各例とも同じ)。
【0043】図17〜22は請求項6に対応しており、ト゛リル7
が可動手段を利用して略90°可動できる構成である。図
17、図18の例は、固定用ヘ゛ース1に枢軸12を介してコアト゛リル
ヘ゛ース13を設け、このコアト゛リルヘ゛ース13がシリンタ゛ー14(シリンタ゛ー
は、エア、油圧、電動等とする)のヒ゜ストンロット゛14aの伸縮で
略90°可動する構成である。尚、コアト゛リルヘ゛ース13に支柱3
を設け、この支柱3に上下動自在にスライト゛ フ゛ロック5を設け
た。このスライト゛フ゛ロック5にコアト゛リル本体6を設け、このコアト゛リル
本体6にト゛リル7を設けた。従って、この例では、図示の想
像線の如く、枢軸12を中心としてコアト゛リルヘ゛ース13、スライト゛フ
゛ロック5及びコアト゛リル本体6、ト゛リル7が略90°可動できる構成
である。即ち、枢軸12を中心として上面の略90°の範囲
に穿孔作業ができる。図19、図20の例は、固定用ヘ゛ース1
にフ゛ラケット15及び枢軸12を介してコアト゛リルヘ゛ース13を設け、こ
のコアト゛リルヘ゛ース13を可動歯車機構16(ウォーム、ウオームホィール
等)、ハント゛ル21を介して略90°可動する構成である。こ
のハント゛ル17を回転し、可動歯車機構16によりコアト゛リルヘ゛ース1
3を可動する。他の構成は前述の例と同様である。尚、フ
゛ラケット15は固定用ヘ゛ース1に旋回及び/又は移動(取付面H
の面に対して)に設ける構成も可能である(以下同
じ)。また図21、図22の例は、固定用ヘ゛ース1にフ゛ラケット15
及び枢軸12を介してコアト゛リルヘ゛ース13を設け、軸18及び移動
駒19、並びにハント゛ル17を介して略90°可動する構成であ
る。このハント゛ル17を回転し、軸18に沿って移動する移動
駒19によりコアト゛リルヘ゛ース13を可動する。他の構成は前述の
各例と同様である。
【0044】図23〜25は請求項7に対応しており、ト゛リル7
が可動手段を利用して略90°可動し、かつ旋回手段を利
用して略360°旋回できる構成である。図23の例は、前
述の図17と同図8等との組合せ構成である。即ち、固定
用ヘ゛ース1に枢軸12及びシリンタ゛ー14を介してコアト゛リルヘ゛ース13を
設け、このコアト゛リルヘ゛ース13がシリンタ゛ー14のヒ゜ストンロット゛14aの伸
縮で略90°可動する構成である。またコアト゛リルヘ゛ース13に設
けた支柱3に上下動自在にスライト゛フ゛ロック5を設け、このスライト
゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6を枢着し、このコアト
゛リル本体6に対してト゛リル7が旋回できる構成である。従っ
て、この例では、可動と旋回とによる複合の穿孔作業が
できる。図24の例は、前述の図19と同図8等との組合せ
構成である。即ち、固定用ヘ゛ース1にフ゛ラケット15及び枢軸12
を介してコアト゛リルヘ゛ース13を設け、このコアト゛リルヘ゛ース13に支柱
3、スライト゛フ゛ロック5等を介してト゛リル7を設け、このト゛リル7、支
柱3及びコアト゛リルヘ゛ース13等を可動歯車機構16、ハント゛ル17を介
して略90°可動する構成である。またコアト゛リルヘ゛ース13に支
柱3を介して設けたスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル
本体6を枢着し、このコアト゛リル本体6に対してト゛リル7が旋回
できる構成である。従って、この例では、可動と旋回と
による複合の穿孔作業ができる。また図25の例は、前述
の図21と同図8等との組合せ構成である。即ち、固定用ヘ
゛ース1にフ゛ラケット15及び枢軸12を介してコアト゛リルヘ゛ース13を設
け、このコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3、スライト゛フ゛ロック5等を介して
ト゛リル7を設け、このト゛リル7、支柱3及びコアト゛リルヘ゛ース13等を
軸18及び移動駒19、並びにハント゛ル17を介して略90°可動
する構成である。またコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3を介して設
けたスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6を枢着
し、このコアト゛リル本体6に対してト゛リル7が旋回できる構成で
ある。従って、この例では、可動と旋回とによる複合の
穿孔作業ができる。
【0045】図26〜28は請求項8に対応しており、ト゛リル7
が可動手段を利用して略90°可動し、かつ旋回手段を利
用して少なくとも略360°旋回できる構成である。図26
の例は、前述の図17と同図11等との組合せ構成である。
即ち、固定用ヘ゛ース1に枢軸12及びシリンタ゛ー14を介してコアト゛
リルヘ゛ース13を設け、このコアト゛リルヘ゛ース13がシリンタ゛ー14のヒ゜ストンロ
ット゛14aの伸縮で略90°可動する構成である。またコアト゛リル
ヘ゛ース13に設けた支柱3に上下動自在にスライト゛フ゛ロック5を設
け、このスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6を枢
着し、このコアト゛リル本体6に枢軸11を介してクランク10を枢着
し、このコアト゛リル本体6及び/又はクランク10に対してト゛リル7が
旋回できる構成である。従って、この例では、可動と広
域の旋回とによる複合の穿孔作業ができる。図27の例
は、前述の図19と同図11等との組合せ構成である。即
ち、固定用ヘ゛ース1にフ゛ラケット15及び枢軸12を介してコアト゛リル
ヘ゛ース13を設け、このコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3、スライト゛フ゛ロック5
等を介してト゛リル7を設け、このト゛リル7、支柱3及びコアト゛リルヘ
゛ース13等を可動歯車機構16、ハント゛ル17を介して略90°可動
する構成である。またコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3を介して設
けたスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6を枢着
し、このコアト゛リル本体6に枢軸11を介してクランク10を枢着
し、このコアト゛リル本体6及び/又はクランク10に対してト゛リル7が
旋回できる構成である。従って、この例では、可動と広
域の旋回とによる複合の穿孔作業ができる。また図28の
例は、前述の図21と同図11等との組合せ構成である。即
ち、固定用ヘ゛ース1にフ゛ラケット15及び枢軸12を介してコアト゛リル
ヘ゛ース13を設け、このコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3、スライト゛フ゛ロック5
等を介してト゛リル7を設け、このト゛リル7、支柱3及びコアト゛リルヘ
゛ース13等を軸18及び移動駒19、並びにハント゛ル17を介して略
90°可動する構成である。またコアト゛リルヘ゛ース13に支柱3を
介して設けたスライト゛フ゛ロック5に枢軸9を介してコアト゛リル本体6
を枢着し、このコアト゛リル本体6に枢軸11を介してクランク10を
枢着し、このコアト゛リル本体6及び/又はクランク10に対してト゛リ
ル7が旋回できる構成である。従って、この例では、可動
と広域の旋回とによる複合の穿孔作業ができる。
【0046】図中20は操作ハント゛ル(モータ等による自動化も
採用できる)、21は支柱3に設けた案内部材を示す。
【0047】以上で説明した如く、各例は、使用態様に
より区々に組合せて使用されるものであり、最適な条件
での使用ができる。これにより、ト゛リル7による穿孔作業
等が、安全かつ効率的に、かつ確実に行える実益があ
る。また多機能な穿孔機を提供できる。
【0048】図29は各請求項に採用できる切断機の一例
であるが、図示は請求項1に対応する。図中7aは刃(カッタ
ー)であり、スライト゛フ゛ロック5に本体腕6aを設け、この本体腕
6aに刃7aを設けた構成であり、この刃7aによりコンクリート床
・壁・物体等を切断する。尚、刃7aの旋回、可動等の機
構は前述の各例を採用できる。
【0049】図30は各請求項に採用できるはつり機の一
例であるが、図示は請求項1に対応する。図中7bは刃(ヒ゛
ット)であり、スライト゛フ゛ロック5に本体6bを設け、この本体6bに
刃7bを設けた構成であり、この刃7bによりコンクリート床・壁
・物体の面等をはつる。尚、刃7bの旋回、可動等の機構
は前述の各例を採用できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、取付面に設けた固定
用ヘ゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、コア
ト゛リル本体に設けたト゛リルで構成される穿孔機、切断機、は
つり機等の工具であって、旋回手段を利用してスライト゛フ゛ロ
ック、コアト゛リル本体及びト゛リルを、固定用ヘ゛ースに対して旋回自
在に設けた構成である。従って、ト゛リルによる穿孔、切
断、はつり作業等が、安全かつ効率的に、かつ確実に行
えること、このト゛リルによる穿孔、切断、はつり位置を広
域的に選択できること、又は穿孔機、切断機、はつり機
等の工具の移動回数の軽減化に寄与できること、等の特
徴がある。
【0051】請求項2の発明は、取付面に設けた固定用ヘ
゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このス
ライト゛フ゛ロックに枢着したコアト゛リル本体と、ト゛リルで構成される
穿孔機、切断機、はつり機等の工具であって、旋回手段
を利用してコアト゛リル本体及びト゛リルを、固定用ヘ゛ースに対して
旋回自在に設けた構成である。従って、請求項1と同効
が期待できる。
【0052】請求項3の発明は、取付面に設けた固定用ヘ
゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このス
ライト゛フ゛ロックに枢着したクランクと、このクランクに枢着したコアト゛リ
ル本体と、ト゛リルで構成される穿孔機、切断機、はつり機
等の工具であって、旋回手段を利用してコアト゛リル本体、クラ
ンク及びト゛リルを、固定用ヘ゛ースに旋回自在に設けた構成であ
る。従って、所定の旋回位置において、穿孔、切断、は
つり位置を略全方向で選択できること、又は穿孔機、切
断機、はつり機等の工具の移動回数の軽減化に寄与でき
ること、等の特徴がある。
【0053】請求項4の発明は、旋回手段が、固定用ヘ゛ー
スに設けた支柱が遊嵌される軸と、この軸と前記支柱を
止める当該軸に螺合されるナットで構成される。従って、
請求項1・3と同効が期待できる。
【0054】請求項5の発明は、旋回手段が、固定用ヘ゛ー
スに設けた支柱が立設された回転ヘ゛ースと、この回転ヘ゛ース
を止める固定用ヘ゛ースに螺入されるホ゛ルトで構成される。従
って、請求項1・3と同効が期待できる。
【0055】請求項6の発明は、取付面に設けた固定用ヘ
゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、コアト゛リ
ル本体に設けたト゛リルで構成される穿孔機、切断機、はつ
り機等の工具であって、可動手段を利用してスライト゛フ゛ロッ
ク、コアト゛リル本体及びト゛リルを、固定用ヘ゛ースに90°可動自在
に設けた構成である。従って、所定の可動位置におい
て、穿孔、切断、はつり位置を選択できること、又は穿
孔機、切断機、はつり機等の工具の移動回数の軽減化に
寄与できること、等の特徴がある。
【0056】請求項7の発明は、取付面に設けた固定用ヘ
゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このス
ライト゛フ゛ロックに枢着したコアト゛リル本体と、ト゛リルで構成される
穿孔機、切断機、はつり機等の工具であって、コアト゛リルヘ゛
ース、コアト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利用して固定用
ヘ゛ースに90°可動自在に設けた構成である。従って、所定
の旋回及び可動位置において、穿孔、切断、はつり位置
を大幅に選択できること、又は穿孔機、切断機、はつり
機等の工具の移動回数の軽減化に寄与できること、等の
特徴がある。
【0057】請求項8の発明は、取付面に設けた固定用ヘ
゛ースと、支柱と、移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、このス
ライト゛フ゛ロックに枢着したクランクと、このクランクに枢着したコアト゛リ
ル本体と、ト゛リルで構成される穿孔機、切断機、はつり機
等の工具であって、コアト゛リルヘ゛ース、コアト゛リル本体及びト゛リル
を、可動手段を利用して固定用ヘ゛ースに90°可動自在に設
けた構成である。従って、請求項7と同効が期待でき
る。
【0058】請求項9の発明は、請求項6〜8の可動手段
を自動的に行う装置を提案する。
【0059】請求項9は、可動手段が、固定用ヘ゛ースに設
けた可動コアト゛リルヘ゛ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動する
シリンタ゛ーで構成されている穿孔機、切断機、はつり機等の
工具である。従って、請求項6〜8の可動手段の操作が自
動的に行える特徴がある。
【0060】請求項10の発明は、可動手段が、固定用ヘ゛
ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた可動
コアト゛リルヘ゛ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動する前記コアト゛
リルヘ゛ースと当該可動コアト゛リルヘ゛ース間に設けた可動歯車機構
と、この可動歯車機構を回転するハント゛ルで構成される。
従って、請求項6〜8の可動手段の操作が人力で操作でき
ること、及び動力のない場所での使用ができること、等
の特徴がある。
【0061】請求項11の発明は、可動手段が、固定用ヘ゛
ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた回転
軸と、この回転軸で上下動する可動歯車と、この可動歯
車に枢着されたリンク式可動コアト゛リルヘ゛ースと、前記回転軸に
設けたハント゛ルで構成される。従って、請求項6〜8の可動
手段の操作が人力で操作できること、及び一例では動力
のない場所での使用ができること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の旋回式の穿孔機の一部欠截の正面図であ
る。
【図2】第1の旋回式の穿孔機の要部の平面図である。
【図3】第2の旋回式の穿孔機の正面図である。
【図4】第2の旋回式の穿孔機の要部の平面図である。
【図5】第3の旋回式の穿孔機の一部欠截の正面図であ
る。
【図6】第3の旋回式の穿孔機の要部の平面図である。
【図7】第3の旋回式の穿孔機の要部の他の平面図であ
る。
【図8】第3の旋回式の穿孔機の旋回軌跡を示す平面図で
ある。
【図9】第3の旋回式の穿孔機の他の旋回軌跡を示す平面
図である。
【図10】第3の旋回式の他の穿孔機の旋回軌跡を示す平
面図である。
【図11】第4の旋回式の穿孔機の正面図である。
【図12】第4の旋回式の穿孔機の平面図である。
【図13】第4の旋回式の穿孔機の要部の他の平面図であ
る。
【図14】第4の旋回式の穿孔機の他の平面図である。
【図15】第4の旋回式の穿孔機の旋回軌跡を示す平面図
である。
【図16】第4の旋回式の他の穿孔機の旋回軌跡を示す平
面図である。
【図17】第1の可動式の穿孔機の正面図である。
【図18】第1の可動式の穿孔機の要部の平面図である。
【図19】第2の可動式の穿孔機の正面図である。
【図20】第2の可動式の穿孔機の要部の平面図である。
【図21】第3の可動式の穿孔機の正面図である。
【図22】第3の可動式の穿孔機の要部の平面図である。
【図23】第1の可動式の他の穿孔機の正面図である。
【図24】第2の可動式の他の穿孔機の正面図である。
【図25】第3の可動式の他の穿孔機の正面図である。
【図26】第1の可動式のさらに他の穿孔機の正面図であ
る。
【図27】第2の可動式のさらに他の穿孔機の正面図であ
る。
【図28】第3の可動式のさらに他の穿孔機の正面図であ
る。
【図29】本発明の切断機の正面図である。
【図30】本発明のはつり機の正面図である。
【符号の説明】
1 固定用ヘ゛ース 1a 長孔 1b 固定用ホ゛ルト 2 軸 3 支柱 4 ホ゛ルト 5 スライト゛フ゛ロック 6 コアト゛リル本体 6a 本体腕 6b 本体 7 ト゛リル 7a 刃 7b 刃 8 回転ヘ゛ース 8a 固定用ホ゛ルト 9 枢軸 10 クランク 11 枢軸 12 枢軸 13 コアト゛リルヘ゛ース 14 シリンタ゛ー 15 フ゛ラケット 16 可動歯車機構 17 ハント゛ル 18 軸 19 移動駒 20 操作ハント゛ル 21 案内部材 H 取付面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスラ
    イト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに支持するコアト゛リル本体と、
    このコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、
    切断機、はつり機等の工具であって、 前記スライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回手段を利
    用して前記固定用ヘ゛ースに旋回自在に設けたことを特徴と
    する穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
  2. 【請求項2】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスラ
    イト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したコアト゛リル本体と、
    このコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、
    切断機、はつり機等の工具であって、 前記コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回手段を利用して前記固
    定用ヘ゛ースに旋回自在に設けたことを特徴とする穿孔機、
    切断機、はつり機等の工具。
  3. 【請求項3】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けた支柱と、この支柱に移動可能に設けたスラ
    イト゛フ゛ロックと、このスライト゛フ゛ロックに枢着したクランクと、このクラ
    ンクに枢着したコアト゛リル本体と、このコアト゛リル本体に設けたト゛
    リルと、で構成される穿孔機、切断機、はつり機等の工具
    であって、 前記コアト゛リル本体及びト゛リルを、旋回手段を利用して前記固
    定用ヘ゛ースに旋回自在に設けたことを特徴とする穿孔機、
    切断機、はつり機等の工具。
  4. 【請求項4】 上記の旋回手段が、固定用ヘ゛ースに設けた
    支柱が遊嵌される軸と、この軸と前記支柱を止める当該
    軸に螺合されるナットで構成されている請求項1、請求項2
    又は請求項3に記載の穿孔機、切断機、はつり機等の工
    具。
  5. 【請求項5】 上記の旋回手段が、固定用ヘ゛ースに設けた
    支柱が立設された回転ヘ゛ースと、この回転ヘ゛ースを止める固
    定用ヘ゛ースに螺入されるホ゛ルトで構成されている請求項1、
    請求項2又は請求項3に記載の穿孔機、切断機、はつり機
    等の工具。
  6. 【請求項6】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた
    支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、こ
    のスライト゛フ゛ロックに支持するコアト゛リル本体と、このコアト゛リル本体
    に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、切断機、はつり
    機等の工具であって、 前記スライト゛フ゛ロック、コアト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利
    用して前記固定用ヘ゛ースに90°可動自在に設けたことを特
    徴とする穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
  7. 【請求項7】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた
    支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、こ
    のスライト゛フ゛ロックに枢着したコアト゛リル本体と、このコアト゛リル本体
    に設けたト゛リルと、で構成される穿孔機、切断機、はつり
    機等の工具であって、 前記コアト゛リルヘ゛ース、コアト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利
    用して前記固定用ヘ゛ースに90°可動自在に設けたことを特
    徴とする穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
  8. 【請求項8】 取付面に設けた固定用ヘ゛ースと、この固定
    用ヘ゛ースに設けたコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた
    支柱と、この支柱に移動可能に設けたスライト゛フ゛ロックと、こ
    のスライト゛フ゛ロックに枢着したクランクと、このクランクに枢着したコア
    ト゛リル本体と、このコアト゛リル本体に設けたト゛リルと、で構成さ
    れる穿孔機、切断機、はつり機等の工具であって、 前記コアト゛リルヘ゛ース、コアト゛リル本体及びト゛リルを、可動手段を利
    用して前記固定用ヘ゛ースに90°可動自在に設けたことを特
    徴とする穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
  9. 【請求項9】 上記の可動手段が、固定用ヘ゛ースに設けた
    可動コアト゛リルヘ゛ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動するシリンタ
    ゛ーで構成されている請求項6、請求項7又は請求項8に記
    載の穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
  10. 【請求項10】 上記の可動手段が、固定用ヘ゛ースに設け
    たコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた可動コアト゛リルヘ゛
    ースと、この可動コアト゛リルヘ゛ースを可動する前記コアト゛リルヘ゛ースと
    当該可動コアト゛リルヘ゛ース間に設けた可動歯車機構と、この可
    動歯車機構を回転するハント゛ルで構成されている請求項6、
    請求項7又は請求項8に記載の穿孔機、切断機、はつり機
    等の工具。
  11. 【請求項11】 上記の可動手段が、固定用ヘ゛ースに設け
    たコアト゛リルヘ゛ースと、このコアト゛リルヘ゛ースに設けた回転軸と、こ
    の回転軸で上下動する可動歯車と、この可動歯車に枢着
    されたリンク式の可動コアト゛リルヘ゛ースと、前記回転軸に設けたハ
    ント゛ルで構成されている請求項6、請求項7又は請求項8に
    記載の穿孔機、切断機、はつり機等の工具。
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