JP2001087935A - 工具等におけるハンドルと連結具との係合構成 - Google Patents

工具等におけるハンドルと連結具との係合構成

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JP2001087935A
JP2001087935A JP25963499A JP25963499A JP2001087935A JP 2001087935 A JP2001087935 A JP 2001087935A JP 25963499 A JP25963499 A JP 25963499A JP 25963499 A JP25963499 A JP 25963499A JP 2001087935 A JP2001087935 A JP 2001087935A
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Japan
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tool
handle
cutting
operation handle
blade
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JP25963499A
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English (en)
Inventor
Takanobu Nishigaki
孝信 西垣
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Nishigaki Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nishigaki Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ハンドルの回動操作によって、下地材
等に対して切断加工等を行なうための工具類にあって、
少ない範囲のハンドル操作により効率よく作業を行ない
得るようにしようとするものである。 【解決手段】 先端部に切断具等を取り付ける一方、後
方部に操作ハンドルを揺動自在の状態で取り付け、該操
作ハンドルの回動操作によって、連結具を介して切断具
等を開閉するように形成した構成の工具にあって、操作
ハンドルと連結具との係合位置を変化させ得るように構
成するとともに、支点から係合位置までの距離をガイド
によって、強制的に変化させ得るようし、それにより、
作業時における操作ハンドルの回動範囲を少なくすると
同時に、軽い力で効率良く作業を行ない得るようにしよ
うとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、天井や
壁の下地材として用いられる建築用の下地鋼材等を切断
する際に使用する切断工具等における操作ハンドルと連
結具との係合構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の天井に天井パネルを張る場合、
天井スラブから吊り下げたハンガーボルトにハンガーを
取り付け、そのハンガーによって支持された野縁受け材
に、野縁材を交差状に配置することによって下地枠を形
成し、この下地枠に対して天井パネルを貼り付けるとい
う工法が採用されているのであるが、このような下地枠
には、薄い鋼板を「コ」字状に屈曲させた下地材が使用
されるのが普通である。
【0003】このような下地材を使用して工事を行なう
場合にあって、天井への照明器具の取り付けや、空気ダ
クトの敷設のため、枠組み後に下地材への切断加工が必
要になることが多いのであるが、そのような場合、天井
等の高所で電動式鋸を使用して作業を行なうのは非常に
危険であり、最近では、例えば、特開平7−32883
4号公報や特開平11−156629号公報に見られる
ように、先端に切断刃と下地材を保持する保持プレート
をもって構成される切断具を取り付け、その切断具の開
閉をハンドルによって行なえるようにしたものが存在し
ているが、この種のものは、切断時の刃送りに強力な力
を必要とする一方、保持プレートに形成した凹部に下地
材を装着する際には刃を大きく移動させる必要があるこ
とから、いわゆるラチェット機構により刃を小刻みに送
り込むという方式を採用しているのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切断刃をラチ
ェット機構により送り込む構成とした場合、レバーを何
十回も操作しなければならず、切断作業に手間がかかる
と同時に、作業者の手への負担が大きく、効率の良い切
断方法とは言えないのである。
【0005】このようなラチェット式のものにみられる
欠点は、揺動可能な操作ハンドルにより刃の開閉を行な
えるクリッパー式にすることによって解消し得る可能性
があるのであるが、鋼材を「コ」字状に屈曲させた構成
の下地材を切断するだけの力を得ようとすると、操作ハ
ンドルの支点から極近い位置に連結軸を取り付けた構成
とする必要があるのであるが、そのような構成とした場
合、作業時におてる操作ハンドルの揺動範囲が極端に大
きくなり、下地材を差し渡し状に配置した狭い個所での
使用が不可能になってしまうのである。レバーを上方に
向けて180度近くも回動させなければ、切断刃を引き
込めないような構成では、到底使用目的を達成し得ない
のである。
【0006】この発明は、従来の構成のものにみられた
このような問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、先端部に切
断具等を取り付ける一方、後方部に操作ハンドルを揺動
自在の状態で取り付け、該操作ハンドルの回動操作によ
って、連結具を介して切断具等を開閉するように形成し
た構成の工具にあって、操作ハンドルと連結具との係合
位置を変化させ得るように構成するとともに、支点から
係合位置までの距離をガイドによって、強制的に変化さ
せ得るようし、それにより、作業時における操作ハンド
ルの回動範囲を少なくすると同時に、軽い力で効率良く
作業を行ない得るようにしようとするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は、基部側に軸を支点と
して揺動する操作ハンドルを配置する一方、先端側に切
断具を配置させた構成の工具にあって、操作ハンドルに
長孔を形成するとともに、操作ハンドルと連結具の係合
を、長孔内を自由に移動し得る軸によって行ない、しか
も、その移動をガイドによって制御するように形成した
構成となっているのである。
【0009】
【実施例】図面に基づいてこの発明の一実施例を説明す
ると、工具本体1は、図1乃至図4に示すとおり、パイ
プ体4の先端部に切断具3を、基部側にハンドル取り付
け部6をそれぞれ取り付けるとともに、ハンドル取り付
け部6に操作ハンドル2を揺動自在の状態として取り付
け、操作ハンドル2に形成した長孔17と、連結具5に
形成した孔8と、ハンドル取り付け部6に形成したガイ
ド7とをそれぞれ一致させた状態にした後、螺子9を差
し入れて係合する一方、連結具5の先端を切断具3の可
動部に連結した構成となっているのである。
【0010】すなわち、パイプ体4は、その内部に連結
具5を挿通させるとともに、その先端部には、切断刃1
0と保持プレート11をもって構成される切断具3が取
り付けられており、また、その基部側には、ハンドル取
り付け部6を形成した構成となっているのである。
【0011】ハンドル取り付け部6は、上下に板部13
を形成し、その板部の間に操作ハンドル2の先端部を差
し入れ得る構成となっており、板部13には、操作ハン
ドル2を揺動自在の状態として取り付けるための孔14
と、手前側にあっては孔14と同心円弧となるととも
に、横位置からは前方側に向かって切り込んだ形のガイ
ド7が形成されており、また、基部には、握り部12が
取り付けれらた構成となっているのである。
【0012】操作ハンドル2は、先端部に連結具5の端
部を差し入れ得る切割部が形成されているとともに、先
端側に螺子15を挿通させる孔16が形成されており、
また、該孔16からやや離れた位置には、螺子9を差し
入れ得る長孔17が形成されており、ハンドル取り付け
部6に形成された空間部18内に先端部を差し入れ、ハ
ンドル取り付け部6に形成した孔14と、操作ハンドル
2の先端部に形成した孔16とを一致させた後、螺子1
5を挿通させ、その先端部にナット19を螺合させるこ
とによって、ハンドル取り付け部6に対して揺動自在の
状態となり、また、操作ハンドル2の先端部に形成した
切割部に連結具5の端部を差し入れ、連結具5に形成し
た孔8と、操作ハンドル2に形成した長孔17と、ハン
ドル取り付け部6に形成したガイド7とをそれぞれ一致
させた状態とした後、螺子9を差し入れ、その先端部に
ナット20螺合させることによって、連結具5との係合
が図られるのである。
【0013】従って、操作ハンドル2を回動操作した場
合、操作ハンドル2と連結具5との係合位置は、ガイド
部7にそって移動し、それによって支点からの距離が変
化することになるのである。すなわち、ガイド部7の形
が支点と同心円弧になっている個所では、支点からの距
離は変化しないのに対し、ガイド7の形が前方側に延び
た状態となった個所に移動した場合、連結具5との係合
位置は、長孔17にそって徐々に移動して支点から遠ざ
かり、僅かなハンドル操作によって、連結具5を大きく
移動させ得ることになるのである。ちなみに、図5は、
連結具21と操作ハンドル22との係合位置を固定式に
した場合における連結具21の移動範囲(B)と、この
発明における係合構成を採用した場合における連結具5
の移動範囲(A)との違いを示した比較図であり、同じ
ハンドル操作でも、この発明のような構成とすることに
よって、連結具5の移動範囲を大きく設定することが可
能となるのである。(図5の「h」で示す部分。)
【0014】上記は、ガイド7を、螺子9が移動する形
のガイド溝によって形成した場合の実施例であるが、連
結具5との係合位置を変化させるためのガイド7の別実
施例としては、図6に示すとおり、軸26を支点として
揺動するバー25を配置させた構成とし、連結具5との
係合に際して、連結具5に形成した孔8と、操作ハンド
ル2に形成した長孔17と、バー25の先端部に形成し
た孔とをそれぞれ一致させた状態とした後、螺子9を差
し入れ、その先端部にナットを螺合させることによって
係合した構成とすることも可能である。従って、この発
明にかかるガイド7の構成は、操作レバー2の回動によ
り、操作ハンドル2と連結具5との係合位置を強制的に
変化させ得るようなものであれば足り、また、操作ハン
ドル2と連結具5との係合構成も、操作ハンドル2に長
孔を形成するという実施例に限られるこはなく、長孔に
代えてスライド部を形成し、そのスライド部面に沿って
連結具5との係合位置が変化するような構成とすること
も可能である。操作ハンドル2と連結具5との係合位置
の変化が可能で、しかも、操作ハンドル2を回動させた
場合、ガイドによって、その係合位置が強制的に変化さ
せ得れば、この発明の目的を達成し得るのである。
【0015】
【発明の効果】この発明にかかる切断工具等における操
作ハンドルと連結具との係合構成は、上記のようなもの
であり、従来のものに比べて僅かな労力で効率よく作業
を行ない得るという利点があるのである。
【0016】すなわち、切断工具を使用して下地材を切
断する場合、保持プレート11の凹部23に下地材24
を差し入れなければならないのであるが、その場合、刃
10は凹23部から完全に引き込んだ状態にする必要が
あるのである。仮に、図5のBで示すように、連結具2
1と操作ハンドル22との係合位置が変化しない方式と
した場合、操作ハンドル22を大きく回動させても、連
結軸21の移動距離が不足して、保持プレートの凹部か
ら刃を完全に引き込めない状態になる可能性があるので
ある。このよな事態にならないようにするには、連結具
との係合位置を支点から離せばいいのであるが、そのよ
うにすれば、切断時に大きな力が必要となり、作業者の
疲労を著しく増加させることになるのであるが、この発
明にかかるような構成とした場合、力を必要としない部
分では、連結具との係合位置を支点から遠ざけることに
よって、連結具の運動範囲を広げ、逆に、切断時等、大
きな力を要する個所では、連結具との係合位置を支点側
に近づけることによって、強力な力を発揮させることが
でき、従来のものにみられた種々の欠点を解消し得ると
いう利点があるのである。
【0017】なお、上記の実施例は、刃を固定し、保持
プレートを刃側に引き寄せる構成とした場合のものであ
るが、刃を保持プレート側に押し出す構成とした場合で
あっても、ガイド部の形状を変えることによって、同様
の効果を発揮させ得るのはもちろんのこと、その形を適
切に変えることによって、切断工具以外の工具にも採用
することが可能であり、それにより、作業効率の良い工
具とすることが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】工具の全体を示す斜視図である。
【図2】この発明に係る連結具の係合構成を示す分解斜
視図である。
【図3】切断具の構成を示す斜視図である。
【図4】操作レバーの作動状態を示す側面図である。
【図5】従来のものとの作動範囲を比較した参考図であ
る。
【図6】ガイドの別実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 工具本体 2 操作ハンドル 3 切断具 5 連結具 6 ハンドル取り付け部 7 ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に切断具3等を取り付ける一方、
    後方部に操作ハンドル2を揺動自在の状態で取り付け、
    該操作ハンドル2の操作によって、連結具5を介して切
    断具3等を開閉させるように形成した構成の工具にあっ
    て、操作ハンドル2と連結具5との係合位置を変化させ
    得るように構成するとともに、支点から係合位置までの
    距離を、ガイド7によって強制的に変化させ得るように
    構成したことを特徴とする工具等における操作ハンドル
    2と連結具5との係合構成。
JP25963499A 1999-09-14 1999-09-14 工具等におけるハンドルと連結具との係合構成 Pending JP2001087935A (ja)

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