JP2001087884A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP2001087884A
JP2001087884A JP26923299A JP26923299A JP2001087884A JP 2001087884 A JP2001087884 A JP 2001087884A JP 26923299 A JP26923299 A JP 26923299A JP 26923299 A JP26923299 A JP 26923299A JP 2001087884 A JP2001087884 A JP 2001087884A
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孝司 北山
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勤 岩本
Shogo Obata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多関節ロボットの手首にレーザ発振器を備え
て構成しても、被加工物や治具等の接触による衝撃から
レーザ発振器を保護し得るレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 レーザ加工装置10は、多関節ロボット
の手首部60aに固定される接続構造部30を備えると
ころ、接続構造部30を介してレーザ発振器40と集光
光学系50とを間接的に接続しながら、手首部60aに
両者を固定する。これにより、多関節ロボットの故障等
により集光光学系50自体が被加工物Wや治具95等に
接触しても、その接触による衝撃が、接続構造部30の
介在によって集光光学系50から直接、レーザ発振器4
0に伝わることがない。したがって、レーザ発振器40
の性能劣化や故障を抑制できるから、多関節ロボットの
手首部60aにレーザ発振器40を備えて構成しても、
被加工物Wや治具95の接触による衝撃からレーザ発振
器40を保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ発振器を備
えた多関節ロボットによるレーザ加工装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、多関節ロボットによるレーザ
加工装置には、図8に示すようなロボットの腕103に
レーザ発振器106を備えたレーザ加工装置100や、
特開平5−104271号公報に開示される「円形穴加
工装置」等がある。
【0003】図8に示すレーザ加工装置100では、多
関節ロボットの腕103に取り付けられたレーザ発振器
106から発射するレーザ光を、多関節による加工動作
に応じて配置された複数のミラー105によって反射さ
せ、被加工物Wまで伝達する構成を採用している。ま
た、前述の公報に開示される「円形穴加工装置」では、
多関節による移動ロボットの手首部の先端に直接、レー
ザ加工装置(レーザ発振器を内蔵するもの)を固定する
とともに、このレーザ加工装置の出力ミラー側に集光光
学系を取り付けた構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すレーザ加工装置100によると、腕103のレーザ
発振器106から発射したレーザ光は、複数のミラー1
05によって反射されて被加工物Wまで伝達することか
ら、複数のミラー105相互間のアライメント、即ち鏡
面角度誤差に関する信頼性が、多関節動作に伴う振動や
歪み等によって低くならざるを得えず実用に適さないと
いう問題がある。この問題は、多関節ロボットの腕10
3、手首、手104の中を通す光ファイバーによってレ
ーザ光を伝送すれば解決するように考えられるが、光フ
ァイバーによる減衰や光ファイバー自体が破損し易いこ
と、また比較的波長の長いCO レーザは光ファイバ
ーに通らないこと等を考慮すると、あまり現実的ではな
い。
【0005】また、特開平5−104271号公報に開
示される「円形穴加工装置」によれば、移動ロボットの
手首部の先端に直接、レーザ加工装置を固定する構成を
採ることにより、ミラー105が不要になるため図8に
よるレーザ加工装置100の前述した問題を解決してい
る。ところが、移動ロボットの故障や誤操作によりレー
ザ加工装置や集光光学系自体が被加工物や治具に接触し
た場合、レーザ加工装置本体に被加工物等が接触したと
きは勿論のこと、集光光学系に被加工物等が接触したと
きにも、レーザ加工装置本体に直接的に取り付けられた
集光光学系を介してレーザ加工装置本体にも衝撃が加わ
ることから、レーザ加工装置本体に機械的、光学的な歪
みを生ずる原因になる。したがって、集光光学系に被加
工物等が接触しても比較的高価なレーザ加工装置本体の
性能劣化や故障を招くことなるという新たなる問題が生
ずる。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、多関節
ロボットの手首にレーザ発振器を備えて構成しても、被
加工物や治具等の接触による衝撃からレーザ発振器を保
護し得るレーザ加工装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のレーザ加工装置では、レーザ発振器を備
えた多関節ロボットによるレーザ加工装置であって、レ
ーザ光を発射し得るレーザ発振器と、前記レーザ光の光
路上に位置し、前記レーザ光を集光し照射し得る集光部
と、多関節ロボットの手首に固定されるとともに、前記
レーザ発振器と前記集光部とが各々独立して取り付けら
れる接続構造部材と、を備えることを技術的特徴とす
る。
【0008】また、請求項2のレーザ加工装置では、請
求項1において、前記接続構造部材は、前記レーザ発射
方向に平行な前記レーザ発振器の面に沿って配置される
とともに該面側から見た外縁形状が前記レーザ発振器の
ものより大きい発振器取付部と、前記発振器取付部から
前記レーザ光の光路を遮断する方向に突出するとともに
前記レーザ発射方向から見た外縁形状が前記レーザ発振
器のものよりも大きい集光部取付部と、を有することを
技術的特徴とする。
【0009】さらに、請求項3のレーザ加工装置では、
請求項2において、前記発振器取付部と前記集光部取付
部とは、補強部により互いに固定されていることを技術
的特徴とする。
【0010】さらにまた、請求項4のレーザ加工装置で
は、請求項1、2または3において、前記集光部による
レーザ照射方向は、前記手首の回転軸方向にほぼ一致す
ることを技術的特徴とする。
【0011】請求項1の発明では、レーザ光を発射し得
るレーザ発振器と、レーザ光を集光し照射し得る集光部
とを備え、さらにこれらが各々独立して取り付けられ
て、多関節ロボットの手首に固定される接続構造部材を
備える。これにより、接続構造部材を介してレーザ発振
器と集光部とを間接的に接続しながら、多関節ロボット
の手首にこれらを固定することができる。
【0012】請求項2の発明では、接続構造部材は、レ
ーザ発射方向に平行なレーザ発振器の面に沿って配置さ
れるとともに該面側から見た外縁形状がレーザ発振器の
ものより大きい発振器取付部と、発振器取付部からレー
ザ光の光路を遮断する方向に突出するとともにレーザ発
射方向から見た外縁形状がレーザ発振器のものよりも大
きい集光部取付部とを有する。これにより、発振器取付
部に取り付けたレーザ発振器が、発振器取付部の外周縁
より内側に位置することで、発振器取付部の外周方向か
ら接近する被加工物や治具等の接触を発振器取付部の外
縁によって阻止することができる。また発振器取付部に
取り付けたレーザ発振器が、レーザ発射方向から見て集
光部取付部の外周縁より内側に位置することで、集光部
取付部の方向から接近する被加工物や治具等の接触を集
光部取付部によって阻止することができる。
【0013】請求項3の発明では、発振器取付部と集光
部取付部とは、補強部により互いに固定されている。こ
れにより、発振器取付部から突出する集光部取付部が、
例えば比較的変形し易い板形状であっても、その突出位
置、角度等の変動を抑制することができる。
【0014】請求項4の発明では、集光部によるレーザ
照射方向は、多関節ロボットの手首の回転軸方向にほぼ
一致する。これにより、多関節ロボットの手に対する制
御方向とレーザ照射方向を一致させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ加工装置の
実施形態について図1〜図7を参照して説明する。ま
ず、本発明の一実施形態によるレーザ加工装置の全体構
成の概要を図2に基づいて説明する。図2に示すよう
に、レーザ加工装置10は、主に、多関節ロボット60
と、その手首部60aに取り付けられたレーザ加工ヘッ
ド20とから構成されており、レーザ加工ヘッド20の
ノズルから発射されるレーザ光を被加工物に照射して任
意箇所に孔あけや切断等の加工を施すものである。この
多関節ロボット60は、例えば汎用の6軸ロボット等が
用いられ、図示しない制御装置による制御プログラムに
よって自動的に制御されるものである。なお、多関節ロ
ボット60の手首部60aには、その手首回転軸βを中
心に回動自在な回動部61が取り付けられており、また
この回動部61にはプレート62がボルト63によって
固定されている。
【0016】次に、レーザ加工ヘッド20の構成を図
1、図3、図4に基づいて説明する。図1および図3に
示すように、レーザ加工ヘッド20は、主に、接続構造
部30,レーザ発振器40、集光光学系50、カバー3
6から構成されている。接続構造部30は、長板状に形
成された鋼板からなる発振器取付プレート32と、正方
形に近い矩形状に形成された鋼板からなる集光系取付プ
レート34と構成されており、発振器取付プレート32
の一端部に集光系取付プレート34が発振器取付プレー
ト32に対しほぼ垂直に立ち上がることでL字形状を形
成するように、両者がボルト33によって組み付け固定
されている。
【0017】発振器取付プレート32は、その一方の面
に後述するレーザ発振器40がボルト38により取り付
けられるように平板状に形成されるとともに、他方の面
には前述した多関節ロボット60の手首部60aがプレ
ート62を介してボルト65により取り付けられるよう
に平板状に形成されている。ここで、図4を参照して発
振器取付プレート32の形状とレーザ発振器40の面4
0k側から見た外縁形状とを比較すると、同図(A) から
長方形状の発振器取付プレート32の外縁形状の方が、
斜線部により表されたレーザ発振器40の面40k側か
ら見た外縁形状40aよりも大きく設定されていること
がわかる。即ち、発振器取付プレート32からレーザ発
振器40がはみ出ることなく、レーザ発振器40が発振
器取付プレート32の外周縁32aより内側に位置する
ように、発振器取付プレート32の形状が設定されてい
る。これにより、発振器取付プレート32の外縁方向か
ら被加工物や治具等が接近しても、この発振器取付プレ
ート32の外周縁32aによってその接近が阻止される
ことから、レーザ発振器40に被加工物や治具等が直接
接触することを防止できる。
【0018】一方、正方形に近い矩形状に形成される集
光系取付プレート34には、図1および図3に示すよう
に、後述する集光光学系50を取り付ける取付穴34a
が偏心した位置に形成されている。このように偏心した
位置に取付穴34aを形成するのは、レーザ発振器40
から発射されたレーザ光の光路L上に集光光学系50を
位置させ集光系取付プレート34に取り付けるためであ
る。ここでまた、図4を参照し、集光系取付プレート3
4の形状とレーザ発振器40のレーザ発射方向から見た
外縁形状とを比較すると、同図(B) からほぼ正方形状の
集光系取付プレート34の外縁形状の方が、斜線部によ
り表されたレーザ発振器40のレーザ発射方向から見た
外縁形状40bよりも大きく設定されていることがわか
る。即ち、集光系取付プレート34からレーザ発振器4
0がはみ出ることなく、レーザ発振器40が集光系取付
プレート34の外周縁34bより内側に位置するよう
に、集光系取付プレート34の形状が設定されている。
これにより、集光系取付プレート34の外縁方向から被
加工物や治具等が接近しても、この集光系取付プレート
34の外周縁34bによってその接近が阻止されること
から、レーザ発振器40に被加工物や治具等が直接接触
することを防止できる。
【0019】つまり、発振器取付プレート32と集光系
取付プレート34とをL字形状に組み合わせて接続構造
部30を構成することによって、図4(C) に示すよう
に、発振器取付プレート32と集光系取付プレート34
とにより仕切られる仮想空間Xが形成されるため、この
仮想空間X内にレーザ発振器40を位置させることで、
レーザ発振器40に被加工物等が直接接触することを防
止できる。なお、本実施形態では、発振器取付プレート
32および集光系取付プレート34に鋼板を用いたが、
レーザ発振器40および集光光学系50を取り付けた状
態で撓み等の変形を生じないものであれば本発明ではこ
れに限られることはなく、例えばアルミニウム、チタ
ン、その他各種合金、樹脂、セラミック等からなるもの
であっても良い。またこれらの材料の選択により、接続
構造部30の軽量化を図ることも可能になる。
【0020】レーザ発振器40は、光共振部42、出力
部44等から構成されている。光共振部42は、レーザ
媒質で増幅される光ビームを正帰還させてレーザ発振を
実現し得る働きをする。レーザ媒質の種類により気体レ
ーザや固体レーザ等があり、気体レーザの代表的なもの
にCO レーザ、固体レーザの代表的なものにYAG
レーザがある。出力部44は、光共振部42により得ら
れたレーザ光を外部に向けて所定方向に導出する働きを
有する。これにより、出力部44からは図1に示す一点
鎖線上にレーザ光の光路Lが形成される。このように構
成されるレーザ発振器40は、前述した接続構造部30
の発振器取付プレート32の外周縁32aより内側に位
置するように複数のボルト38によってねじ固定され
る。
【0021】集光光学系50は、主に、集光部本体5
1、導入部53から構成されており、前述したレーザ発
振器40から発射されたレーザ光を導入部53から導入
し、集光部本体51によってレーザビームを絞り込む働
きを有する。つまり、集光部本体51の内部には、図示
しないビームエキスパンダと呼ばれるレンズ群、レーザ
ビームを絞り込む集光レンズ等が収容されており、これ
らによってレーザビームがピンポイント状に絞り込まれ
る。これにより、レーザビームのエネルギ密度が増加す
るので、整ったレーザ加工面が形成され得る。また、集
光部本体51内には、アシストガスと呼ばれる加圧ガス
が図示しないチューブによって導入されており、集光部
本体51の端部にボルト59で取り付けられるノズル5
7の照射孔58からレーザビームとともに被加工物に対
して噴射される。これにより、レーザ加工の際に生ずる
被加工物の切り屑等がアシストガスによって吹き飛ばさ
れる。
【0022】このように構成される集光光学系50は、
前述した接続構造部30の集光系取付プレート34の取
付穴34aに通されて、集光系取付プレート34の外周
縁34bよりも内側に位置するように複数のボルト55
によってねじ固定される。また集光光学系50は、接続
構造部30にのみ固定され、レーザ発振器40には一切
固定されていない。つまり、接続構造部30を介してレ
ーザ発振器40と集光光学系50とを間接的に接続して
いるにすぎない。これにより、レーザ発振器40の光路
L上に集光光学系50が位置しても、両者は直接接続さ
れることなく、接続構造部30によって多関節ロボット
60の手首部60aに固定されているので、多関節ロボ
ット60の故障や誤操作により集光光学系50自体が被
加工物や治具等に接触しても、その接触による衝撃が、
接続構造部30の介在によって集光光学系50から直
接、レーザ発振器40に伝わることがなく、また集光光
学系50の接触による衝撃によってレーザ発振器40自
体に機械的な歪み等を与えない。したがって、集光光学
系50が被加工物等に接触しても、その衝撃によるレー
ザ発振器40の性能劣化や故障を抑制することができ
る。
【0023】なお、レーザ発振器40の出力部44と集
光光学系50の導入部53との間の光路Lの途中に一つ
以上のミラーを介在させても良い。これにより、光路L
を光学的に延長させることができるので、光路Lが延長
された分、レーザビームの幅が拡がることから、集光部
本体51に内装された集光レンズによる絞り込みを一層
高めることができる。したがって、さらに絞り込まれた
よりシャープなレーザビームを得る効果がある。
【0024】カバー36は、薄板状の鋼板等をコ字形状
に折り曲げて形成されており、前述した発振器取付プレ
ート32と集光系取付プレート34とにより仕切られて
形成される仮想空間X(図4(C) 参照)を覆うように接
続構造部30にボルト37により取り付けられている。
これにより、外部からこの仮想空間X内に異物等が侵入
することを防止するとともに、接続構造部30だけでは
防ぐことのできない接続構造部30の外縁方向以外から
接近する物体がレーザ発振器40や集光光学系50の一
部に接触することを防止することができる。また、カバ
ー36は、ボルト37によって発振器取付プレート32
と集光系取付プレート34の双方の側面に固定されるこ
とから(図1参照)、発振器取付プレート32からほぼ
垂直立ち上がる集光系取付プレート34に対し、いわゆ
る筋交いの役割を果たす。これにより、集光系取付プレ
ート34の位置や角度等の変動を抑制することができる
ため、集光系取付プレート34に取り付けられた集光光
学系50の位置や角度の変動を抑制し、集光系取付プレ
ート34に多少の外力が加わっても集光光学系50の位
置や角度をレーザ光の光路Lに一致させたまま保持する
ことができる。
【0025】なお、カバー36の代わりに補強部とし
て、発振器取付プレート32と集光系取付プレート34
との間に、三角板形状に形成されたアングル部を両者に
固定しても良い。即ち、組み合わせることによりL字形
状を形成する発振器取付プレート32と集光系取付プレ
ート34との側面に三角板形状のアングル部を固定して
も、いわゆる筋交いの役割をこのアングル部に持たせる
ことができるので、これによっても、集光系取付プレー
ト34の位置や角度等の変動を抑制することができる。
したがって、カバー36と同様に、集光系取付プレート
34に多少の外力が加わっても集光光学系50の位置や
角度をレーザ光の光路Lに一致させたまま保持すること
ができる。
【0026】続いて、レーザ加工ヘッド20の改変例を
図5および図6に基づいて説明する。なお、前述したレ
ーザ加工ヘッド20と実質的に同一の構成部分には同一
符号を付す。図5および図6に示すレーザ加工ヘッド1
20は、前述したレーザ加工ヘッド20に対しアタッチ
メント70を装着することによって、多関節ロボット6
0の手首部60aの取付方向を90度変化させたもので
ある。即ち、レーザ加工ヘッド120は、多関節ロボッ
ト60の手首回転軸β方向にレーザ照射方向を一致させ
ている点がレーザ加工ヘッド20と異なる。
【0027】図5に示すように、アタッチメント70
は、ベースプレート71、手首プレート73、Lアング
ル部75により構成されており、長板状のベースプレー
ト71に対しほぼ直角にベースプレート71とともにL
字形状を形成するように手首プレート73が取り付けら
れている。そして、ベースプレート71と手首プレート
73との間に、L字形状に形成されたLアングル部75
が筋交い状態に両者に固定されている。即ち、直角三角
形でいうところの垂辺と底辺をベースプレート71と手
首プレート73とにより構成し、斜辺をLアングル部7
5によって構成するように、ベースプレート71と手首
プレート73とにLアングル部75が溶接等により固定
されている。
【0028】このように構成したアタッチメント70の
ベースプレート71側を接続構造部30を構成する発振
器取付プレート32にボルト76により取り付ける一方
で、手首プレート73側に多関節ロボット60の手首部
60aをボルト65により取り付けることによって、発
振器取付プレート32に対して垂直に立ち上がった面、
即ち集光系取付プレート34と平行な面に手首部60a
が取り付けられる。これにより、多関節ロボット60の
手首回転軸β方向とレーザ照射方向軸(光路Lの延びる
方向)L’とを一致させることができる。また、図6に
示すように、レーザ照射方向軸L’と手首回転軸βとを
多関節ロボット60の腕中心軸αを交わるように位置さ
せるように接続構造部30の取付位置を設定することに
よって、手首回転軸β方向とレーザ照射方向軸L’とを
一致させながら、しかも腕中心軸αに沿ってレーザ照射
方向を制御することができる。
【0029】ここで、レーザ加工ヘッド120を備えた
レーザ加工装置10の稼働状態を図7に基づいて説明す
る。図7は、レーザ加工装置10を設置したレーザ孔あ
け加工室90の概要を示すものである。このレーザ孔あ
け加工室90の一方側の壁91には、窓91aが形成さ
れており、シャッター92により開閉自在に構成されて
いる。またこの窓91aを使ってターンテーブル93が
レーザ孔あけ加工室91の内外に跨って設置されてお
り、このターンテーブル93のワーク受け治具94上に
は孔あけ加工がなされる被加工物Wが載置されている。
またワーク受け治具94には、孔あけ加工により生ずる
切り屑等を吸引する集塵ダクト96が接続されており、
レーザ孔あけ加工室91の外部に設置された集塵機97
によって集められる。そして、レーザ孔あけ加工室91
のほぼ中央にはレーザ加工装置10が設置されており、
3次元で任意の方向に移動可能な手首部60aにレーザ
加工ヘッド120を備えている。
【0030】このため、ワーク受け治具94上の載置さ
れた被加工物Wに対して、任意の位置に孔あけ加工する
ことができる一方で、多関節ロボット60の故障やプロ
グラムミスによる誤動作等により、被加工物Wやその周
囲に位置する治具95、壁91等にレーザ加工ヘッド1
20が接触するおそれがある。つまり、被加工物Wの位
置ずれによってレーザ加工ヘッド120の先端、即ちノ
ズル57に被加工物W自体が接触する場合があるほか、
多関節ロボット60の誤動作による予期せぬ腕等の旋回
によりレーザ加工ヘッド120の接続構造部30自体が
治具95や壁91に接触する場合がある。
【0031】しかしながら、このような事態が生じても
本実施形態に係るレーザ加工ヘッド20、120では、
レーザ発振器40と集光光学系50とは、接続構造部3
0を介して間接的に接続されているので、被加工物Wの
接触による集光光学系50が受けた衝撃が接続構造部3
0の介在によってレーザ発振器40に直接伝わることが
なく、また前述の如く発振器取付プレート32と集光系
取付プレート34とにより仕切られて形成される仮想空
間X内にレーザ発振器40を位置させているので、レー
ザ発振器40に治具95や壁91等が直接接触すること
がない。したがって、上述した事態が生じても、被加工
物W、治具95、壁91等の接触による衝撃からレーザ
発振器40の性能劣化や故障を抑制することができる。
【0032】以上説明したように、本実施形態に係るレ
ーザ加工装置10によると、レーザ光を発射し得るレー
ザ発振器40と、レーザ光を集光し照射し得る集光光学
系50とを備え、さらにこれらが各々独立して取り付け
られて、多関節ロボット60の手首部60aに固定され
る接続構造部30を備えるところ、接続構造部30を介
してレーザ発振器40と集光光学系50とを間接的に接
続しながら、多関節ロボット60の手首部60aに両者
を固定することができる。これにより、多関節ロボット
60の故障や誤操作により集光光学系50自体が被加工
物Wや治具95等に接触しても、その接触による衝撃
が、接続構造部30の介在によって集光光学系50から
直接、レーザ発振器40に伝わることがないため、集光
光学系50の接触による衝撃によってレーザ発振器40
自体に機械的な歪み等を与えない。したがって、集光光
学系50が被加工物Wや治具95等に接触しても、その
衝撃によるレーザ発振器40の性能劣化や故障を抑制す
ることができるから、多関節ロボット60の手首部60
aにレーザ発振器40を備えて構成しても、被加工物W
や治具95の接触による衝撃からレーザ発振器40を保
護し得る効果がある。
【0033】また、本実施形態に係るレーザ加工装置1
0によると、接続構造部30は、レーザ発射方向に平行
なレーザ発振器40の面40kに沿って配置されるとと
もにこの面40k側から見た外縁形状40aがレーザ発
振器40のものより大きい発振器取付プレート32と、
発振器取付プレート32からレーザ光の光路Lを遮断す
る方向に突出するとともにレーザ発射方向から見た外縁
形状40bがレーザ発振器40のものよりも大きい集光
系取付プレート34とを有する。つまり、発振器取付プ
レート32に取り付けたレーザ発振器40が、発振器取
付プレート32の外周縁32aより内側に位置すること
で、発振器取付プレート32の外周方向から接近する被
加工物Wや治具95等の接触を発振器取付プレート32
の外周縁32aによって阻止することができ、また発振
器取付プレート32に取り付けたレーザ発振器40が、
レーザ発射方向から見て集光系取付プレート34の外周
縁外周縁34bより内側に位置することで、集光系取付
プレート34の方向から接近する被加工物Wや治具95
等の接触を集光系取付プレート34によって阻止するこ
とができる。
【0034】これにより、多関節ロボット60の故障や
誤操作等によって、発振器取付プレート32の外周方向
や集光系取付プレート34の方向から被加工物Wや治具
95等が接触するような事態が発射しても、発振器取付
プレート32や集光系取付プレート34によりレーザ発
振器40への接触を阻止することができる。つまり、接
続構造部30の外周縁32a、34bによって被加工物
Wや治具95等がレーザ発振器40に直接接触すること
を防止することができる。したがって、被加工物Wや治
具95等に接続構造部30が接触しても、その衝撃によ
るレーザ発振器40の性能劣化や故障を抑制することが
できるから、多関節ロボット60の手首部60aにレー
ザ発振器40を備えて構成しても、被加工物Wや治具9
5の接触による衝撃からレーザ発振器40を保護し得る
効果がある。
【0035】さらに、本実施形態に係るレーザ加工装置
10によると、発振器取付プレート32と集光系取付プ
レート34とは、カバー36により互いに固定されてい
るところ、発振器取付プレート32から突出する集光系
取付プレート34が、例えば比較的変形し易い板形状で
あっても、その突出位置、角度等の変動を抑制すること
ができる。これにより、集光系取付プレート34に取り
付けられた集光光学系50の位置や角度の変動を抑制し
得るため、集光系取付プレート34に多少の外力が加わ
っても集光光学系50の位置や角度をレーザ光の光路L
に一致させたまま保持することができる。したがって、
被加工物Wや治具95が集光系取付プレート34に接触
しても、その衝撃により生じ得る集光光学系50の位置
変動や角度変動を抑制し得る効果もある。
【0036】さらにまた、本実施形態に係るレーザ加工
装置10によると、集光光学系50によるレーザ照射方
向軸L’は、多関節ロボット60の手首回転軸βにほぼ
一致するところ、多関節ロボット60の手首部60aに
対する制御方向とレーザ照射方向を一致させることがで
きる。これにより、多関節ロボット60の手首部60a
を制御するのと同様の方向でレーザを照射する方向を制
御することができるため、多関節ロボット60の制御プ
ログラムの作成に際し、手首部60aを制御する方向感
覚でレーザ照射の方向を設定することができる。したが
って、レーザ加工における制御プログラムの作成を容易
にし得る効果もある。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明では、レーザ光を発射し
得るレーザ発振器と、レーザ光を集光し照射し得る集光
部とを備え、さらにこれらが各々独立して取り付けられ
て、多関節ロボットの手首に固定される接続構造部材を
備えるところ、接続構造部材を介してレーザ発振器と集
光部とを間接的に接続しながら、多関節ロボットの手首
にこれらを固定することができる。これにより、多関節
ロボットの故障や誤操作により集光部自体が被加工物や
治具等に接触しても、その接触による衝撃が、接続構造
部材の介在によって集光部から直接、レーザ発振器に伝
わることがないため、集光部の接触による衝撃によって
はレーザ発振器自体に機械的な歪み等を与えない。した
がって、集光部が被加工物や治具等に接触しても、その
衝撃によるレーザ発振器の性能劣化や故障を抑制するこ
とができるから、多関節ロボットの手首にレーザ発振器
を備えて構成しても、被加工物や治具の接触による衝撃
からレーザ発振器を保護し得る効果がある。
【0038】請求項2の発明では、接続構造部材は、レ
ーザ発射方向に平行なレーザ発振器の面に沿って配置さ
れるとともに該面側から見た外縁形状がレーザ発振器の
ものより大きい発振器取付部と、発振器取付部からレー
ザ光の光路を遮断する方向に突出するとともにレーザ発
射方向から見た外縁形状がレーザ発振器のものよりも大
きい集光部取付部とを有するところ、発振器取付部に取
り付けたレーザ発振器が、発振器取付部の外周縁より内
側に位置することで、発振器取付部の外周方向から接近
する被加工物や治具等の接触を発振器取付部の外縁によ
って阻止することができる。また発振器取付部に取り付
けたレーザ発振器が、レーザ発射方向から見て集光部取
付部の外周縁より内側に位置することで、集光部取付部
の方向から接近する被加工物や治具等の接触を集光部取
付部によって阻止することができる。これにより、多関
節ロボットの故障や誤操作等によって、発振器取付部の
外周方向や集光部取付部の方向から被加工物や治具等が
接触するような事態が発射しても、発振器取付部や集光
部取付部によりレーザ発振器への接触を阻止することが
できる。つまり、接続構造部材の外縁によって被加工物
や治具等がレーザ発振器に直接接触することを防止する
ことができる。したがって、被加工物や治具等に接続構
造部材が接触しても、その衝撃によるレーザ発振器の性
能劣化や故障を抑制することができるから、多関節ロボ
ットの手首にレーザ発振器を備えて構成しても、被加工
物や治具の接触による衝撃からレーザ発振器を保護し得
る効果がある。
【0039】請求項3の発明では、発振器取付部と集光
部取付部とは、補強部により互いに固定されているとこ
ろ、発振器取付部から突出する集光部取付部が、例えば
比較的変形し易い板形状であっても、その突出位置、角
度等の変動を抑制することができる。これにより、集光
部取付部に取り付けられた集光部の位置や角度の変動を
抑制し得るため、集光部取付部に多少の外力が加わって
も集光部の位置や角度をレーザ光の光路に一致させたま
ま保持することができる。したがって、被加工物や治具
が集光部取付部に接触しても、その衝撃により生じ得る
集光部の位置変動や角度変動を抑制し得る効果もある。
【0040】請求項4の発明では、集光部によるレーザ
照射方向は、多関節ロボットの手首の回転軸方向にほぼ
一致するところ、多関節ロボットの手に対する制御方向
とレーザ照射方向を一致させることができる。これによ
り、多関節ロボットの手を制御するのと同様の方向でレ
ーザを照射する方向を制御することができるため、多関
節ロボットの制御プログラムの作成に際し、ロボットの
手を制御する方向感覚でレーザ照射の方向を設定するこ
とができる。したがって、レーザ加工における制御プロ
グラムの作成を容易にし得る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレーザ加工装置のヘ
ッド部を示す側面図である。
【図2】本実施形態に係るレーザ加工装置の全体構成の
概要を示す説明図である。
【図3】本実施形態に係るレーザ加工装置のヘッド部を
示す平面図である。
【図4】本実施形態のヘッド部を構成するレーザ発振器
および接続構造部材のそれぞれの外縁形状の大小関係を
示す模式図で、図4(A) はレーザ発振器の面側から見た
もの、図4(B) は同図(A) に示すB矢印の方向から見た
もの、図4(C) は同図(B) に示すC矢印方向から見たも
のである。
【図5】本実施形態の改変例に係るレーザ加工装置のヘ
ッド部を示す側面図である。
【図6】図5に示すIV方向矢視による側面図である。
【図7】本実施形態に係るレーザ加工装置を設置したレ
ーザ孔あけ加工室の概要を示す説明図である。
【図8】従来の多関節ロボットによるレーザ加工装置の
模式的な斜視図である。
【符号の説明】
10 レーザ加工装置 20 レーザ加工ヘッド 30 接続構造部 (接続構造部材) 32 発振器取付プレート(発振器取付部) 32a 外周縁32a (発振器取付部の外形) 34 集光系取付プレート(集光部取付部) 34a 外周縁34b (集光部取付部の外形) 36 カバー (補強部) 40 レーザ発振器 40a 外縁形状 (レーザ発振器の面側から
見た外縁形状) 40b 外縁形状 (レーザ発射方向から見た
外縁形状) 40k 面 (レーザ発振器の面) 50 集光光学系 (集光部) 57 ノズル 60 多関節ロボット 60a 手首部 (多関節ロボットの手首) 70 アタッチメント L 光路 X 仮想空間 α 腕中心軸 β 手首回転軸 (手首の回転軸)
フロントページの続き (72)発明者 小幡 省吾 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 3F060 AA05 BA00 HA01 4E068 CE05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器を備えた多関節ロボットに
    よるレーザ加工装置であって、 レーザ光を発射し得るレーザ発振器と、 前記レーザ光の光路上に位置し、前記レーザ光を集光し
    照射し得る集光部と、 多関節ロボットの手首に固定されるとともに、前記レー
    ザ発振器と前記集光部とが各々独立して取り付けられる
    接続構造部材と、 を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記接続構造部材は、 前記レーザ発射方向に平行な前記レーザ発振器の面に沿
    って配置されるとともに該面側から見た外縁形状が前記
    レーザ発振器のものより大きい発振器取付部と、 前記発振器取付部から前記レーザ光の光路を遮断する方
    向に突出するとともに前記レーザ発射方向から見た外縁
    形状が前記レーザ発振器のものよりも大きい集光部取付
    部と、 を有することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装
    置。
  3. 【請求項3】 前記発振器取付部と前記集光部取付部と
    は、補強部により互いに固定されていることを特徴とす
    る請求項2記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記集光部によるレーザ照射方向は、前
    記手首の回転軸方向にほぼ一致することを特徴とする請
    求項1、2または3記載のレーザ加工装置。
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