JP2001086690A - 水中モータ - Google Patents

水中モータ

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JP2001086690A
JP2001086690A JP26093399A JP26093399A JP2001086690A JP 2001086690 A JP2001086690 A JP 2001086690A JP 26093399 A JP26093399 A JP 26093399A JP 26093399 A JP26093399 A JP 26093399A JP 2001086690 A JP2001086690 A JP 2001086690A
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JP
Japan
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casing
dew condensation
condensation box
motor
water
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Pending
Application number
JP26093399A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichiro Honda
田 修一郎 本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング内の湿分を除去して結露を防止
し、地絡する危険性をなくした水中モータを提供する。 【解決手段】 水中ポンプ(3)等のケーシング(1
1)の上に連設される水中モータ(2)において、水中
モータ(2)のケーシング(4)の上部にパイプ(2
1)で接続されている結露ボックス(16)を設け、結
露ボックス(16)内に除湿剤(22)を入れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中ポンプモータ
として使用される水中モータに関する。
【0002】
【従来の技術】水中モータはそのケーシングの内部の温
度変化及び圧力変化等が原因となって、ケーシングの内
の空気中の湿分やシール部分から浸入した水分が結露す
る。そして、水中モータの端子台付近等で結露すると、
短絡したり接地したりする事故が発生することがある。
このような結露による短絡する事故を防止するため、ケ
ーシング内での結露を防ぐ手段が必要とされている。特
に電力供給用の電線と水中モータのステータの電線を結
線する端子台の付近の結露は、この部分の電線にワニス
が塗布されていないため、少量の結露であっても短絡す
る危険性がある。なお、キャンドモータでは、モータが
ケーシングで密閉されているので、ケーシング内の空気
を乾燥空気等に置換することにより湿分をシャットアウ
トして結露を防止できるが、水中モータではシール部か
ら水分が僅かながら浸入するため、結露トラブルの危険
性をなくすことは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した様
な従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、ケ
ーシング内の湿分を除去して結露を防止し、短絡したり
接地したりする危険性をなくした水中モータを提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水中ポンプの
ケーシングの上に連設される水中モータにおいて、水中
モータのケーシングに連通管を介して結露ボックスを設
けてケーシングと結露ボックスとを連通し、結露ボック
ス内に除湿剤を入れたので、ケーシング内の湿分は除去
されて結露が防止され、地絡する危険性がなくなる。そ
して、前記結露ボックスは薄肉金属製とすれば、結露ボ
ックス内の空気は周囲の水により冷却されて湿分が結露
し易くなる。
【0005】さらに、前記結露ボックスは前記水中モー
タのケーシングの上部に連通管すなわちパイプで接続す
れば、結露ボックスに掛かる水圧は比較的に小さく、薄
肉金属製のボックスで充分であり、結露ボックス内の除
湿剤が劣化した場合の除湿剤の交換が容易である。
【0006】また、前記除湿剤は高分子水吸収体または
シリカゲルが好ましく、除湿効果が良く安価である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照にして、本
発明を水中ポンプを駆動する水中モータ、すなわち水中
ポンプモータの実施の形態で説明する。図1に示すよう
に、水中ポンプモータ1は、水中モータ2と水中ポンプ
3で構成されている。水中モータ2のケーシング4は、
筒状の本体ケーシング4aと、本体ケーシング4aの下
面を塞ぐ下部ケーシング4bと、本体ケーシング4の上
面を塞ぐ上部ケーシング4cで構成されている。
【0008】本体ケーシング4a内にはステータ5とロ
ータ6が設けられ、ロータ6の軸7の上端は上ケーシン
グ4cに設けられた軸受け8により支持され、軸7の下
部は下部ケーシング4bに設けられた軸受け9により支
持されている。そして、軸7は下部ケーシング4b外へ
導出され、導出部分にはシール部材10が設けられてい
る。
【0009】水中ポンプ3のケーシング11は、ディフ
ューザーケーシング11aとインペラーケーシング11
bで構成され、ディフューザーケーシング11aは水中
モータ2の下部ケーシング4bに連接されている。そし
て、軸7の下端に設けられたインペラーボス12がイン
ペラーケーシング11bに位置し、インペラーボス12
には複数枚のインペラーベーン13が設けられている。
また、ディフューザーケーシング11aには複数枚のデ
ィフューザーベーン14が設けられ、ディフューザーケ
ーシング11aに連接して吐出しケーシング15が設け
られている。
【0010】上部ケーシング4cには結露ボックス16
が設けられ、上部ケーシング4c内は結線室で端子台1
7が設けられている。この端子台17を介して上部ケー
シング4cを挿通した電線18とステータ5の電線19
が接続されている。そして、電線18が上部ケーシング
4cを挿通した部分は、シール部材20でシールされて
いる。
【0011】図2に示すように、結露ボックス16は薄
肉金属製で、結露ボックス16の上部と上部ケーシング
4cとはパイプ21で接続され、結露ボックス16内に
は除湿剤22が入れられている。この除湿剤22は、比
較的に安価である高分子水吸収体またはシリカゲルであ
る。そして、ビス23を外して結露ボックス16の下カ
バー16aを取れば,除湿剤22を容易に交換すること
ができるようになっている。
【0012】なお、結露ボックス16に透明の窓を設け
れば、除湿剤22の劣化を容易に知ることができ、除湿
剤22の交換時期を逸することがない。以上のように構
成されている水中ポンプモータ1を水中に設置し、電線
18を電源に接続する。そして、図示しないスイッチを
入れて水中モータ2に通電すると、ロータ6及び軸7が
回り、水中ポンプ3のインペラーボス12及びインペラ
ーベーン13が回転する。インペラーベーン13の回転
により、インペラーケーシング11bから流入した水
は、ディフューザーケーシング11a及び吐出しケーシ
ング15を介して送水される。
【0013】このようにして水中ポンプモータ1を運転
していると、水中モータ2のケーシング4内にシール部
材10から水分が僅かながら浸入する。そして、水中モ
ータ2が運転されることによりケーシング4内の温度及
び圧力が上昇し、結露ボックス16内の圧力も上昇す
る。しかし、結露ボックス16は周囲の水によって冷却
され、圧力が上昇したことによって露点が下がり、空気
中の水分は結露する。結露ボックス16内で結露した水
滴は除湿剤22に吸収され、結露ボックス16内の湿度
が低下し、湿度低下を補うためにケーシング4内の水分
子が接続パイプ21を通って結露ボックス16内へ移動
して結露する。以上が繰り返されてケーシング4内が除
湿され、ケーシング4内で結露する事がなくなり、短絡
したり接地による事故を防止することができる。そし
て、結露ボックス16内で結露した水滴は除湿剤22に
吸収されるため、水中モータ2のケーシング4内へ逆流
することはない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、水中ポンプ等の
ケーシングの上に連設される水中モータにおいて、水中
モータのケーシングに結露ボックスを設け、結露ボック
ス内に除湿剤を入れたので、ケーシング内の湿分は除去
されて結露が防止され、短絡により接続したりする危険
性がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中モータを用いた水中ポンプモータ
の縦断面図である。
【図2】本発明の結露ボックス部分の縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・水中ポンプモータ 2・・・水中モータ 3・・・水中ポンプ 4・・・ケーシング 4a・・・本体ケーシング 4b・・・下部ケーシング 4c・・・上部ケーシング 5・・・ステータ 6・・・ロータ 7・・・軸 8、9・・・軸受け 10・・・シール部材 11・・・ケーシング 11a・・・ディフューザーケーシング 11b・・・インペラーケーシング 12・・・インペラーボス 13・・・インペラーベーン 14・・・ディフューザーベーン 15・・・吐出しケーシング 16・・・結露ボックス 16a・・・下カバー 17・・・端子台 18、19・・・電線 20・・・シール部材 21・・・パイプ(連通管) 22・・・除湿剤 23・・・ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA02 BB06 BB14 BB17 CC01 CC02 CC04 CC05 CC08 DD09 DD16 EB10 GG06 5H607 AA05 AA07 BB01 BB14 CC01 CC05 DD01 DD02 DD03 DD08 DD09 DD18 FF06 FF12 GG08 JJ05 JJ10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中ポンプのケーシングの上に連設され
    る水中モータにおいて、水中モータのケーシングに連通
    管を介して結露ボックスを設けてケーシングと結露ボッ
    クスとを連通し、その結露ボックス内に除湿剤を入れた
    ことを特徴とする水中モータ。
JP26093399A 1999-09-14 1999-09-14 水中モータ Pending JP2001086690A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090296A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Tsurumi Mfg Co Ltd 水中モータの結露防止構造
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KR101185116B1 (ko) 2012-03-28 2012-09-21 이응수 결로방지 기능을 구비한 수중펌프
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