JP2001086056A - 移動通信網における輻輳要因識別制御方法および記憶媒体 - Google Patents

移動通信網における輻輳要因識別制御方法および記憶媒体

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JP2001086056A
JP2001086056A JP25820399A JP25820399A JP2001086056A JP 2001086056 A JP2001086056 A JP 2001086056A JP 25820399 A JP25820399 A JP 25820399A JP 25820399 A JP25820399 A JP 25820399A JP 2001086056 A JP2001086056 A JP 2001086056A
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Hironobu Nakanishi
裕信 中西
Hiromichi Kawano
弘道 川野
Akinari Inoue
明也 井上
Yoshihiko Yamada
佳彦 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信ネットワークのトラヒックの制御に
関し、呼の処理が特定のネットワーク装置に集中したと
き、その装置の輻輳が起因となってネットワーク全体の
性能が低下することを防止することを目的とする。 【解決手段】 各移動通信交換機に位置登録エリアが割
り当てられ、該位置登録エリアが複数の無線ゾーンに分
割され、該各ゾーンには1局の無線基地局が配置され、
該各無線ゾーンは複数のセクタに分割され、移動機の加
人者が契約する加入者情報、位置情報を記憶するホーム
ロケーションレジスタを有している移動通信ネットワー
クにおいて、移動通信交換機、基地局、回線等の装置の
輻輳時に、当該輻輳装置に加わる呼の呼数を該輻輳装置
での処理可能な呼の呼数以下に制限するトラヒック制御
方法であって、着信呼が集中する輻輳要因セクタを検出
し、該セクタを収容する交換機が該セクタに対して位置
登録番号の代わりに輻輳エリア番号を移動機に対して送
信することにより該セクタに在圏する移動機を検知し、
該移動機に着信する呼をホームロケーションレジスタに
て規制するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明技術の属する技術分野】本発明は、移動通信ネッ
トワークにおいて、呼の処理が特定のネットワーク装置
に集中し、その装置の輻輳が起因となって起こるネット
ワーク全体の性能低下を防ぐために、周期的に測定され
るトラヒックデータに基づいて、発信呼を当該輻輳装置
より前段に位置する他のネットワーク装置において規制
し、当該輻輳装置へ到着する呼を少なくし当該輻輳装置
の負荷を低下させ、ネットワーク全体の処理能力を維持
させるトラヒック制御に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来から、移動通信ネットワークの交換
機や回線等の装置の輻輳時に、当該輻輳装置へ加わる呼
数を、輻輳装置の処理能力呼数以下に制限するトラヒッ
ク制御方法の技術があった。このような従来の技術で
は、装置が輻輳した場合には該装置に加わる呼を位置登
録エリア番号を最小制御単位として、該装置に加わる呼
を規制していた。
【0003】また、この規制は、ホームロケーションレ
ジスタより返信された位置情報番号が輻輳装置が扱う位
置登録エリア番号に該当する呼を輻輳装置の処理能力呼
数以下となるように規制するものであった。このような
従来の方法では、発信ごとに規制される率が、輻輳装置
が収容する各セクタを通じて均等化されており、各セク
タヘ均等に呼が加わっている場合には規制された呼も均
等に完了呼となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】あるネットワーク装置
の輻輳は、該装置が収容するセクタの内、特定のセクタ
に呼が集中することにより発生する可能性がある。その
場合において、従来の技術では位置登録エリアよりも狭
い範囲であるセクタ単位での輻輳要因判別ができないと
いう問題があった。
【0005】また、輻輳要因のセクタが判別できたとし
ても、該セクタに在圏する端末を識別できなかった。こ
のため、特定セクタに呼が集中した場合、輻輳要因セク
タを収容する位置登録エリア全体に対して規制をおこな
うこととなり、輻輳要因セクタ以外へ着信する呼も規制
してしまうという問題があった。
【0006】また、上述したような、従来の方法では該
輻輳装置が収容する各セクタごとの処理呼数等を考慮し
ていないため、セクタ毎に利用される無線通話チャネル
の処理容量が配分呼数を上回るセクタが存在するような
状況では、ネットワーク全体の完了呼数が低いものとな
るという問題があった。
【0007】例えば、輻輳装置の処理可能呼数Xで制御
した場合には該装置が収容する各セクタへの発呼数が均
等に規制される。その場合に、特定のセクタヘ呼が集中
したとき、該セクタにおいては、セクタが処理可能な呼
数以上がそのセクタヘ到達して無効な処理が生じ、一
方、輻輳要因セクタ以外は、セクタの処理能力以下の呼
に制限されるから、設備の空きが生じ、輻輳装置へ到着
する全体の完了呼が最大化されない。
【0008】さらに、該当する装置に在圏する全ての移
動機へ着信する呼が規制の対象となるため、当該装置に
在圏する重要加入移動機に着信する呼も規制されてしま
う。本発明は、位置登録エリアよりも狭い範囲での輻輳
要因の判定、制御が出来ないこと、および、重要加入移
動機への着信呼の確保が出来ないという従来の課題を解
決して、輻輳要因呼のみを制御すると同時に重要通信呼
の確保を行う技術を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記「特許請求の範囲」に記載した手段によって
解決される。すなわち、請求項1の発明は、各移動通信
交換機に位置登録エリアが割り当てられ、該位置登録エ
リアが複数の無線ゾーンに分割され、該各ゾーンには1
局の無線基地局が配置され、該各無線ゾーンは複数のセ
クタに分割され、移動機の加人者が契約する加入者情
報、位置情報を記憶するホームロケーションレジスタを
有している移動通信ネットワークにおいて、
【0010】移動通信交換機、基地局、回線等の装置の
輻輳時に、当該輻輳装置に加わる呼の呼数を該輻輳装置
での処理可能な呼の呼数以下に制限するトラヒック制御
方法であって、着信呼が集中する輻輳要因セクタを検出
し、該セクタを収容する該交換機が該セクタに対して位
置登録番号の代わりに輻輳エリア番号を移動機に対して
送信することにより該セクタに在圏する移動機を検知
し、該移動機に着信する呼をホームロケーションレジス
タにて規制する移動体通信網における輻輳要因識別制御
方法である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の移動体
通信網における輻輳要因識別制御方法において、移動通
信交換機、基地局、回線等の装置が輻輳時に、測定周期
k-1の測定データとして該装置が収容するセクタの集合
Gsに属するセクタiへの着信呼数ni,k-1 、セクタi
への着信不完了呼数bi,k-1 を測定し、セクタiへの着
信不完了率ri,k-1 を“数5”とし、
【0012】
【数5】
【0013】着信不完了呼数要因判定しきい値B、着信
不完了率要因判定しきい値Rとした時に、周期kにおけ
る輻輳要因セクタの集合Skを“数6”とする輻輳要因
検出方法を備えて構成したものである。
【0014】
【数6】
【0015】請求項3の発明は、前記請求項1記載の移
動体通信網における輻輳要因識別制御方法において、移
動通信交換機、基地局、回線等の装置が輻輳時におい
て、測定周期k-1 の測定データとして該装置が収容する
セクタの集合Gs 、に属するセクタiへの通話チャネル
使用率ρi,k-1 を測定し、通話チャネル使用率要因判定
しきい値Pとした時に、輻輳要因セクタSkを“数7”
とする輻輳要因検出方法を備えて構成したものである。
【0016】
【数7】
【0017】請求項4の発明は、前記請求項1記載の移
動体通信網における輻輳要因識別制御方法において、移
動通信交換機、基地局、回線等の装置の輻輳時における
請求項2の方法により検出した輻輳要因セクタを収容す
る当該移動通信交換機が配信する位置情報として、該セ
クタに対して位置情報内の位置登録番号を輻輳エリアを
表す番号に置換して配信し、該セクタに在圏する移動機
の位置情報を記憶するホームロケーションレジスタが輻
輳エリア番号に対する移動機の数及び、移動機着信番号
を検知する制御対象認識方法を備えて構成したものであ
る。
【0018】請求項5の発明は、前記請求項1記載の移
動体通信網における輻輳要因識別制御方法において、ホ
ームロケーションレジスタにて、移動機への着信要求時
に移動機着信番号が輻輳セクタに在圏する移動機への着
信番号である場合に、予め輻輳制御システムより与えら
れた規制量に基づいて規制を行う制御方法を備えて構成
したものである。
【0019】請求項6の発明は、上記請求項5記載の移
動体通信網における輻輳要因識別制御方法において、輻
輳装置での処埋可能な着信呼数がX、移動通信ネットワ
ークに設置されるホームロケーションレジスタの集合G
H に属するホームロケーションレジスタpに収容される
輻輳要因セクタに在圏する測定周期k-1 における移動機
数がmP,k-1 の場合に、周期kのホームロケーションレ
ジスタpへの規制配分呼数Xp,k を、“数8”とするト
ラフィック配分方法を備えて構成したものである。
【0020】
【数8】
【0021】請求項7の発明は、前記請求項5記載の移
動体通信網における輻輳要因識別制御方法において、輻
輳セクタに在圏する移動機が重要加入機の場合に、該重
要端末への着信呼の規制を行わない重要端末着信非規制
方法を備えて構成したものである。
【0022】請求項8の発明は、前記請求項1〜請求項
8記載のいずれか1項に記載の移動体通信網における輻
輳要因識別制御方法の手順をプログラムとして記録した
記憶媒体である。
【0023】上述のように、本発明は、輻輳要因と判別
したセクタに対して該セクタの位置登録番号の代わりに
輻輳エリア番号を送信することにより、輻輳要因である
セクタに在圏する端末を特定し、制御することを、最も
主要な特徴とする。従来の技術とは位置登録エリアより
も狭い範囲でのきめ細かな制御が可能となる点が大きく
異なる。
【0024】また、請求項2、請求項3の輻輳要因検出
方法では装置が輻輳した場合に、その要因となるセクタ
を特定する。請求項4の制御対象認識方法では、該装置
の輻輳要因であるセクタに在圏する移動機の着信番号を
識別している。請求項5の制御方法では該移動機への着
信呼をホームロケーションレジスタで制御している。
【0025】請求項6のトラヒック配分方法では規制ポ
イントである各ホームロケーションレジスタヘ規制量を
配分している。請求項7の重要移動機着信非規制方法で
は該セクタに在圏する重要移動機への着信呼は規制対象
から外している。従って、装置輻輳の要因であるセクタ
に在圏する一般移動機に着信する呼のみを規制すること
が可能となり、本発明の目的である輻輳要因呼のみを規
制し、重要通信の確保を行うことが出来るようになる。
【0026】以上述べた本発明の輻輳要因識別制御方法
は、移動体通信網内に、輻輳要因判別制御装置を設けて
実現する方法を採ることが可能であるが、これに限るも
のではなく、例えば、移動通信交換機等の制御の一部と
して、輻輳要因の識別機能を付加することによっても実
現が可能である。
【0027】本発明の輻輳要因識別制御方法は該当する
装置の制御にプロセッサを用いていれば、そのプログラ
ムに本発明の手順をプログラム化したモジュールを付加
することにより容易に実現できる。請求項8の発明は、
このような場合の本発明の輻輳要因識別制御方法の手順
をプログラムとして記録した記憶媒体について規定して
いる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施する輻輳要因
判別制御装置に関連する系のネットワークを示す図であ
る。同図において、数字符号1は輻輳要因判別制御装
置、2は輻輳交換機、3は輻輳要因セクタ、4は移動
機、5は発呼規制ホームロケーションレジスタ、6は輻
輳要因判定部、7は輻輳エリア情報管理部、8は配分値
決定部を示している。
【0029】輻輳交換機2は処理すべき呼が増大して輻
輳状態となったために、自輻輳交換機への呼の規制を輻
輳要因判別制御装置1に要求している交換機である。輻
輳交換機2が収容するエリアの位置登録番号は100で
ある。輻輳交換機2での処理可能な着信呼数はXであ
る。輻輳交換機2は輻輳中には、輻輳交換機2が収容し
ている各セクタ毎の着信呼数、着信不完了呼数、無線通
話チャネルの使用率を測定する。
【0030】輻輳要因セクタ3は輻輳要因判別制御装置
1によって輻輳交換機2の輻輳の要因と判定されるエリ
アである。移動機4は輻輳要因セクタ3に在圏する移動
機の集合である。発呼規制ホームロケーションレジスタ
5は、輻輳要因セクタ内の移動機の数及び移動機の着信
番号を測定し、輻輳交換機2へ向かう発呼を配分呼数に
もとづき規制する装置であり、ネットワーク内には複数
台存在する。
【0031】輻輳要因判別制御装置1は、輻輳交換機2
のトラヒック測定データに基づき、輻輳要因セクタを判
別し、ホームロケーションレジスタ5に対する規制呼数
を配分する装置である。輻輳要因判別制御装置1は輻輳
要因判定部6と、輻輳エリア情報管理部7と、配分値決
定部8で構成される。輻輳要因判定部6は、輻輳交換機
の測定データにもとづき、輻輳要因セクタを検出し、輻
輳要因のセクタ番号を輻輳エリア情報管理部7へ通知す
る。
【0032】輻輳エリア情報管理部7は、輻輳要因セク
タに対する輻輳エリア番号を決定し、その情報を輻輳交
換機2へ通知する。配分値決定部8は発呼規制ホームロ
ケーションレジスタ5からの輻輳セクタに在圏する移動
機情報にもとずき、各ホームロケーションレジスタにお
ける規制配分値を算出する。
【0033】図2は、本発明の実施の形態の第1の例の
トラヒックの制御方法の手順の詳細を示す流れ図であ
る。同図において、S0〜S7との符号に表示は、処理
の各ステップを示すもので、以下の説明中のステップ0
〜ステップ7との記載と対応している。
【0034】[ステップ0]:輻輳交換機は輻輳要因検
出部へ周期k-2 における輻輳交換機が収容するセクタの
集合Gs 、に属するセクタiへの着信呼数ni,k-2 、セ
クタiへの着信不完了呼数bi,k-2 を通知する。
【0035】[ステップ1]:輻輳要因検出部は集合
G、に属するセクタiへの着信不完了率ri,k-2 を“数
9”によって計算し、輻輳要因セクタSk-1 を“数1
0”によって抽出し、その結果を輻輳エリア情報管理部
へ通知する。
【0036】
【数9】
【0037】
【数10】
【0038】[ステップ2]:輻輳エリア情報管理部
は、現在使用されていない輻輳エリア番号を選定し、該
輻輳エリア番号を輻輳要因セクタに割り当て、輻輳交換
機及びネットワーク内に設置されているホームロケーシ
ョンレジスタの集合GH に属するホームロケーションレ
ジスタヘ通知する。
【0039】[ステップ3]:輻輳交換機は、収容輻輳
要因セクタに対して配信している位置登録番号100の
代わりに輻輳エリア番号999へ変更し、配信する。
【0040】[ステップ4]:輻輳セクタに在圏する移
動機は、輻輳エリア番号999を受信したことによりホ
ームロケーションレジスタヘ位置登録の更新を行う。
【0041】[ステップ5]:集合GH 内のホームロケ
ーションレジスタPは、位置登録更新情報に基づき、周
期k-1 における輻輳エリア番号に在圏する移動機の数m
P,k-1と、移動機の着信番号を測定し、移動機の数m
P,k-1 を輻輳エリア情報管理部へ通知する。
【0042】[ステップ6]:輻輳エリア情報管理部は
配分値決定部へ結果を通知し、配分値決定部は各ホーム
ロケーションレジスタの規制配分呼数Xp,k を“数1
1”によって算出し、その結果を各ホームロケーション
レジスタヘ通知する。
【0043】
【数11】
【0044】[ステップ7]:各ホームロケーションレ
ジスタは規制配分呼数に応じて輻輳エリアに在圏する移
動機への着信呼を規制する。
【0045】図3は、本発明の実施の形態の第2の例の
トラヒックの制御方法の手順の詳細を示す流れ図であ
る。同図において、S0〜S7との符号に表示は、処理
の各ステップを示すもので、以下の説明中の[ステップ
0]〜[ステップ7]との記載と対応している。本例を
実施する輻輳要因判別制御装置に関連する系は、先に図
1に基づいて説明したものと同様であって、本発明の実
施の形態の第1の例の場合と変わりはない。
【0046】[ステップ0]:輻輳交換機は輻輳要因検
出部へ周期k-2 における輻輳交換機が収容するセクタの
集合GS 、に属するセクタiへの通話チャネル使用率P
i,k-1を通知する。 [ステップ1]:輻輳要因検出部は,輻輳要因セクタS
k-1 を“数12”によって抽出し、その結果を輻輳エリ
ア管理部へ通知する。
【0047】
【数12】
【0048】以下[ステップ2]〜[ステップ7]につ
いては、先に説明した本発明の実施の形態の第1の例の
場合の、[ステップ2]〜[ステップ7]と全く同様で
あるので説明を省略する。
【0049】図4は、本発明の実施の形態の第3の例の
トラヒックの制御方法の手順の詳細を示す流れ図であ
る。同図において、S0〜S7との符号に表示は、処理
の各ステップを示すもので、以下の説明中の[ステップ
0]〜[ステップ7]との記載と対応している。本例を
実施する輻輳要因判別制御装置に関連する系は、先に図
1に基づいて説明したものと同様であって、本発明の実
施の形態の第1の例の場合と変わりはない。
【0050】この例の手順[ステップ0]〜[ステップ
6]については、先に説明した本発明の実施の形態の第
1の例の場合の、[ステップ0]〜[ステップ6]と全
く同様であるので説明を省略し、以下に“ステップ7”
についてのみ記述する。 [ステップ7]:各ホームロケーションレジスタは規制
配分呼数に応じて輻輳エリアに在圏する移動機の内、一
般移動機への着信呼を規制する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動体通信網の位置登録エリアよりも狭い範囲での輻輳
要因の判別と、制御ができるから、輻輳要因呼のみを規
制することが可能であり、輻棒要因以外の呼への影響を
与えることがないという利点がある。また、重要移動機
への着信を非規制とすることができるから、トラヒック
が輻輳しているときでも重要通信の確保をすることが可
能であるという利点がある。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輻輳要因識別制御を行うためのシステ
ム構成を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例の輻輳要因識別
制御を示す流れ図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例の輻輳要因識別
制御を示す流れ図である。
【図4】本発明の実施の形態の第3の例の輻輳要因識別
制御を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 輻輳要因判別制御装置 2 輻輳交換機 3 輻輳要因セクタ 4 移動機 5 発呼規制ホームロケーションレジスタ 6 輻輳要因判定部 7 輻輳エリア情報管理部 8 配分値決定部 S0〜S7 処理のステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 明也 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 佳彦 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA03 AA05 DA01 DA19 EA03 5K067 AA12 AA28 DD19 EE02 EE10 EE16 EE53 JJ73 LL01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各移動通信交換機に位置登録エリアが割
    り当てられ、該位置登録エリアが複数の無線ゾーンに分
    割され、該各ゾーンには1局の無線基地局が配置され、
    該各無線ゾーンは複数のセクタに分割され、移動機の加
    人者が契約する加入者情報、位置情報を記憶するホーム
    ロケーションレジスタを有している移動通信ネットワー
    クにおいて、 移動通信交換機、基地局、回線等の装置の輻輳時に、当
    該輻輳装置に加わる呼の呼数を該輻輳装置での処理可能
    な呼の呼数以下に制限するトラヒック制御方法であっ
    て、 着信呼が集中する輻輳要因セクタを検出し、 該セクタを収容する交換機が該セクタに対して位置登録
    番号の代わりに輻輳エリア番号を移動機に対して送信す
    ることにより該セクタに在圏する移動機を検知し、 該移動機に着信する呼をホームロケーションレジスタに
    て規制することを特徴とする移動体通信網における輻輳
    要因識別制御方法。
  2. 【請求項2】 移動通信交換機、基地局、回線等の装置
    が輻輳時において、測定周期k-1 の測定データとして該
    装置が収容するセクタの集合Gs に属するセクタiへの
    着信呼数ni,k-1 、セクタiへの着信不完了呼数b
    i,k-1 を測定し、セクタiへの着信不完了率ri,k-1
    “数1”とし、 【数1】 着信不完了呼数要因判定しきい値B、着信不完了率要因
    判定しきい値Rとした時に、周期kにおける輻輳要因セ
    クタの集合Sk を“数2”とする輻輳要因検出方法を備
    えた請求項1記載の移動体通信網における輻輳要因識別
    制御方法。 【数2】
  3. 【請求項3】 移動通信交換機、基地局、回線等の装置
    が輻輳時において、測定周期k-1 の測定データとして該
    装置が収容するセクタの集合Gs 、に属するセクタiへ
    の通話チャネル使用率ρi,k-1 を測定し、通話チャネル
    使用率要因判定しきい値Pとした時に、輻輳要因セクタ
    Skを“数3”とする輻輳要因検出方法を備えた請求項
    1記載の移動体通信網における輻輳要因識別制御方法。 【数3】
  4. 【請求項4】 移動通信交換機、基地局、回線等の装置
    の輻輳時における請求項2の方法により検出した輻輳要
    因セクタを収容する当該移動通信交換機が配信する位置
    情報として、該セクタに対して位置情報内の位置登録番
    号を輻輳エリアを表す番号に置換して配信し、該セクタ
    に在圏する移動機の位置情報を記憶するホームロケーシ
    ョンレジスタが輻輳エリア番号に対する移動機の数及
    び、移動機着信番号を検知する制御対象認識方法を備え
    た請求項1記載の移動体通信網における輻輳要因識別制
    御方法。
  5. 【請求項5】 ホームロケーションレジスタにて、移動
    機への着信要求時に移動機着信番号が輻輳セクタに在圏
    する移動機への着信番号である場合に、予め輻輳制御シ
    ステムより与えられた規制量に基づいて規制を行う制御
    方法を備えた請求項1記載の移動体通信網における輻輳
    要因識別制御方法。
  6. 【請求項6】 輻輳装置での処埋可能な着信呼数がX、
    移動通信ネットワークに設置されるホームロケーション
    レジスタの集合GH に属するホームロケーションレジス
    タpに収容される輻輳要因セクタに在圏する測定周期k-
    1 における移動機数がmP,k-1 の場合に、周期kのホー
    ムロケーションレジスタpへの規制配分呼数Xp,k を、
    “数4”とするトラフィック配分方法を備えた請求項5
    記載の移動体通信網における輻輳要因識別制御方法。 【数4】
  7. 【請求項7】 輻輳セクタに在圏する移動機が重要加入
    機の場合に、該重要端末への着信呼の規制を行わない重
    要端末着信非規制方法を備えた請求項5記載の移動体通
    信網における輻輳要因識別制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
    載の移動体通信網における輻輳要因識別制御方法の手順
    をプログラムとして記録した記憶媒体。
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Cited By (3)

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