JP2001085825A - プリント基板の実装部品用パッド - Google Patents
プリント基板の実装部品用パッドInfo
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Abstract
されたクリーム半田によって半田固定する際に、表面実
装部品の位置ずれを生じることなく、半田付けの良否を
容易かつ精度良く判定し、よって検査工程の作業能率を
向上させるようにしたプリント基板の実装部品用パッド
を提供する。 【解決手段】 前記実装部品用パッド30を、表面実装
部品の底部電極と略同大の円形で、かつ2個の引出し部
36,36を有する第1のパッド32と、第1のパッド
から離間して配置した第2のパッド34から構成すると
共に、引出し部は表面実装部品の外周より突出するよう
に構成する。半田付けの良否は、リフロー後に上記引出
し部上に残留した半田フィレットに基づいて判定する。
Description
装部品用パッドに関し、より詳しくはプリント基板表面
で、底面にその端子電極が形成されてなる表面実装部品
が半田固定されるプリント基板の実装部品用パッドの形
状に関する。
底面に形成されてなるパワーツェナダイオード等の部品
をプリント基板上に実装する場合、まずプリント基板の
パッドにクリーム半田を塗布し、次いで上記部品をパッ
ドのクリーム半田上に配置して加熱し、クリーム半田を
溶融接続(リフロー)することにより実装を行ってい
る。
的に、基板の上方からCCDカメラなどによって撮像し
て得た二値画像に基づいて、あるいは目視などにより判
定している。
リント基板の実装部品用パッドおよび検査方法について
説明する。
部品用パッドの上面図、図8はそれにパワーツェナダイ
オード(以下、「ダイオード」という)を実装した状態
の左側面図、図9はその説明側面図である。
0は、第1のパッド12および第2のパッド14から構
成される。ここで第1のパッド12の形状は、実装され
る部品の端子電極の形状に合わせて円形とされると共
に、その直径も前記円形の端子電極の底面とほぼ同大と
される。尚、符号100はプリント基板を示す。
0には半田フィレット16を介してダイオード18が接
続される。尚、前記ダイオード18は、第1のパッド1
2に接続される円形状の端子18aと第2のパッド14
に接続されるべき端子18bとを有する。
を、その形状に合わせたパッド12上に固着接続させて
ダイオード18を実装した場合、半田フィレット16が
実装部品の陰に隠れてしまう。従って、図9に示すよう
にCCDカメラや目視などの検査手段20で基板の上方
から半田付けの良否を判定しようとする際、半田フィレ
ット16の良否を精度良く判定することができなかっ
た。
を拡径することも考えられるが、パッド中心付近の半田
がリフロー時に表面張力により高くなってしまい、図1
0に示すように、実装部品(ダイオード18)が実線で
示す所期位置から想像線で示すように位置ずれを起こし
てしまうことがあった。
開昭64−32697号公報に開示されるように、半田
付け確認用電極を部品端面の対向する位置に形成し、半
田付けの良否を判定する技術が提案されている。
特開昭64−32697号公報に示す従来技術の場合、
半田付け確認用の電極が部品端面の対向する位置に形成
されるため、部品が半田付け確認用の電極同士を結ぶ線
と直交する方向にずれる可能性がある。
ことを目的とし、実装部品の位置ずれを生じることな
く、プリント基板の上方から半田付けの良否を容易かつ
精度良く判定することを可能とし、よって検査工程の作
業能率を向上させるようにしたプリント基板の実装部品
用パッドを提供することを目的とする。
め、請求項1項に記載の発明においては、プリント基板
上に設けられ、塗布されたクリーム半田によって表面実
装部品が溶融接続されるプリント基板の実装部品用パッ
ドにおいて、前記表面実装部品の底部に円形状の電極を
設け、前記プリント基板上に引出し部を有するパッドを
設けると共に、前記引出し部を前記表面実装部品の外周
より突出させ、さらに前記パッドの引出し部を除く直径
を前記表面実装部品の直径よりも小さく、かつ前記表面
実装部品底部の円形状の電極と略同大に形成するように
構成した。
ことなく、プリント基板の上方から半田付けの良否を容
易かつ精度良く判定することを可能とし、よって検査工
程の作業能率を向上させることができる。
を少なくとも2個設けると共に、前記パッドから離間し
た位置に第2のパッドを設け、前記2個の引出し部を、
前記パッドと前記第2のパッドの中心位置を結ぶ線に対
して対称となる位置に設けるように構成した。
層位置ずれを効果的に防止することができる。
を、前記プリント基板上の前記表面実装部品、例えば抵
抗やFETなどのプリント基板上に配置される素子を除
く部品に干渉しない位置に設けるように構成した。
実装面積を不必要に減少させることがない。
明の一つの実施の形態に係るプリント基板の実装部品用
パッドを説明する。
実装部品用パッド30の全体構成を示す上面図である。
尚、以降の図において従来技術に係るものと特に相違の
ないものについては、従来技術の説明の際に用いた符号
と同じ符号を使用する。
用パッド30は、第1のパッド32および第2のパッド
34から構成される。ここで、第2のパッド34は従来
のものと同様の形状であると共に、第1のパッド32の
円形状の中心に対して対向する位置である。また、第2
のパッドからの距離が等しくなる位置には、引出し部3
6,36が設けられる。
装部品用パッド30の正面図である。この位置から見た
場合、プリント基板100上の実装部品用パッド30は
引出し部36を除くと従来技術に係るパッド10と大き
な相違はない。また、図3は図2のIII-III 線断面図で
あるが、第1のパッド32の断面の横方向の長さは、
((第1のパッド32の円形状部分の直径)+(引出し
部36の延長部分長)×2)となる。
ト基板100の実装面積、すなわち他の実装部品との干
渉および部品の位置ずれを考慮して前記第1のパッド3
2の円形状部分の直径の1/3程度またはそれ以下とす
る。また、第1のパッド32および第2のパッド34
は、プリント基板100側において適宜な回路(図示せ
ず)に接続される。
実装部品用パッド30へのダイオード18の実装につい
て説明する。
実装部品用パッド30に、ダイオード18を実装した状
態の上面図である。図5は、上述のようにダイオード1
8が実装された状態の説明側面図、図6は図5のVI-VI
線断面図である。図示の如く、ダイオード18の実装
は、パッドに塗布されたクリーム半田の上にダイオード
18を配置し、次いで加熱してクリーム半田を溶融(リ
フロー)させ、ダイオード18の円形状の端子18aを
第1のパッド32に接続固着させると共に、他の端子1
8bを第2のパッド34へ接続固着させることによって
行う。
6に塗布されたクリーム半田は、リフロー後に半田フィ
レット40aとして凝固して引出し部36上に残留す
る。尚、図9の説明と同様にダイオード18の内部構造
についての図示は、本発明の要旨と関連しないために省
略した。
施形態に係るプリント基板の実装部品用パッド30に前
記ダイオード18などの部品を実装した際の半田付けの
良否の判定は、図5に良く示すように、従来技術の説明
にて前述したような、プリント基板38の上方からCC
Dカメラなどにより撮像して得た二値画像に基づいて、
あるいは目視などの検査手段20を用いて行う。
したため、ダイオード18の実装状態を従来技術で用い
たようにプリント基板上方から検査した場合でも、引出
し部36上に残留した半田フィレット40aに基づいて
半田付けの良否を容易かつ精度良く判定することがで
き、よって検査工程の作業能率を向上させることができ
る。
第1のパッド32の円形状部分の直径の1/3程度また
はそれ以下であるように構成したので、プリント基板の
有効実装面積を不必要に減少させることがないと共に、
位置ずれを起こすことがない。
ト基板100上に設けられ、塗布されたクリーム半田に
よって表面実装部品(ダイオード18)が溶融(リフロ
ー)接続されるプリント基板の実装部品用パッド30に
おいて、前記表面実装部品の底部に円形状の電極18a
を設け、前記プリント基板上に引出し部36,36を有
するパッド(第1のパッド32)を設けると共に、前記
引出し部を前記表面実装部品の外周より突出させ、さら
に前記パッドの引出し部を除く直径を前記表面実装部品
の直径よりも小さく、かつ前記表面実装部品底部の円形
状の電極と略同大に形成するように構成した。
ると共に、前記パッドから離間した位置に第2のパッド
を設け、前記2個の引出し部を、前記パッドと前記第2
のパッドの中心位置を結ぶ線に対して対称となる位置に
設けるように構成した。
上の前記表面実装部品、例えば抵抗やFETなどのプリ
ント基板上に配置される素子を除く部品に干渉しない位
置に設けるように構成した。
6,36を除いたパッド32の形状を円形としたが、そ
れに限られるものではなく、位置ずれを生じない形状で
あればどのような形状でも良い。
ド34の形状は従来技術における第2のパッド14の形
状と同形としたが、この形状に限られるものではない。
装部品の位置ずれを生じることなく、プリント基板の上
方から半田付けの良否を容易かつ精度良く判定すること
を可能とし、よって検査工程の作業能率を向上させるこ
とができる。
は、前記した効果に加え、より一層位置ずれを効果的に
防止することができる。
は、前記した効果に加え、基板の実装面積を不必要に減
少させることがない。
実装部品用パッドの全体構成を示す上面図である。
下方から見た側面図である。
III-III 線断面図である。
ダイオードを実装した状態を示す上面図である。
である。
ドの上面図である。
ドにダイオードを実装した状態の左側面図である。
ッドにあって、実装されたダイオードが位置ずれを生じ
た状態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 プリント基板上に設けられ、塗布された
クリーム半田によって表面実装部品が溶融接続されるプ
リント基板の実装部品用パッドにおいて、前記表面実装
部品の底部に円形状の電極を設け、前記プリント基板上
に引出し部を有するパッドを設けると共に、前記引出し
部を前記表面実装部品の外周より突出させ、さらに前記
パッドの引出し部を除く直径を前記表面実装部品の直径
よりも小さく、かつ前記表面実装部品底部の円形状の電
極と略同大に形成するようにしたことを特徴とするプリ
ント基板の実装部品用パッド。 - 【請求項2】 前記引出し部を少なくとも2個設けると
共に、前記パッドから離間した位置に第2のパッドを設
け、前記2個の引出し部を、前記パッドと前記第2のパ
ッドの中心位置を結ぶ線に対して対称となる位置に設け
ることを特徴とする請求項1項記載のプリント基板の実
装部品用パッド。 - 【請求項3】 前記引出し部を、前記プリント基板上の
前記表面実装部品を除く部品に干渉しない位置に設ける
ことを特徴とする請求項1項または2項記載のプリント
基板の実装部品用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25818199A JP3342855B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | プリント基板の実装部品用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001085825A true JP2001085825A (ja) | 2001-03-30 |
JP3342855B2 JP3342855B2 (ja) | 2002-11-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3342855B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8059420B2 (en) | 2003-07-22 | 2011-11-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface mountable device |
DE102012212087A1 (de) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | Robert Bosch Gmbh | Leiterplatte mit einer Lotmittel führenden Kapillare |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25818199A patent/JP3342855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8059420B2 (en) | 2003-07-22 | 2011-11-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface mountable device |
DE102012212087A1 (de) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | Robert Bosch Gmbh | Leiterplatte mit einer Lotmittel führenden Kapillare |
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