JP2001085480A - 半導体装置および半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体集積回路装置の製造方法

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JP2001085480A
JP2001085480A JP25735399A JP25735399A JP2001085480A JP 2001085480 A JP2001085480 A JP 2001085480A JP 25735399 A JP25735399 A JP 25735399A JP 25735399 A JP25735399 A JP 25735399A JP 2001085480 A JP2001085480 A JP 2001085480A
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Katsuya Furue
勝也 古江
Shigeru Kikuta
繁 菊田
Kiyohiro Furuya
清広 古谷
Tetsushi Tanizaki
哲志 谷▲崎▼
Shigehiro Hisaie
重博 久家
Takashi Kono
隆司 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でテストが可能で、かつ、チップ面積
の増大を抑制することが可能な半導体装置および半導体
集積回路装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板100上には、複数の半導体集積回
路101と、複数のTEG回路103とが整列して設け
られる。TEG回路103中において、半導体集積回路
101とダイシングライン領域150を挟んで対向する
領域に内蔵テスト回路102が設けられる。内蔵テスト
回路102と半導体集積回路101とは、ダイシングラ
イン領域150上に設けられる配線104により接続さ
れている。チップ分離の際に、配線104は切断され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路を
複数一括して形成するための半導体装置および半導体集
積回路装置の製造方法に関する。より特定的には、この
発明は、自身でテスト信号を生成し半導体集積回路の動
作をテストすることが可能な自己テスト回路を設けて、
半導体集積回路を複数一括して形成するための半導体装
置および半導体集積回路装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路、たとえば、ダイナミッ
クランダムアクセス型メモリ(以下、DRAMと呼ぶ)
などの半導体メモリの集積度の向上にともなって、その
回路動作に対するテストに要する時間や、テスタにかか
る負荷は加速度的に増大している。ここで、テスト時間
の増大は、半導体集積回路の製造コストの増大に直結す
ることになる。
【0003】たとえば、半導体メモリのチップの機能テ
ストは、ウェハ工程完了後やパッケージ収容後の出荷段
階で大型テスタを用いて行われることが多い。この場合
の機能テストは、電源電圧、環境温度、入力信号のタイ
ミング、動作モード、データ入力、アドレスなどの条件
を指定して厳密に行われる。
【0004】ここで、このテスト時間は、単純な書込み
/読出しサイクルでもメモリ容量に比例して長くなるの
で、これを高価な大型テスタで行うこととすると、チッ
プコストの上昇を招いてしまうことになるのである。
【0005】そこで、チップ内部にテスト回路を設ける
ことが行われるようになっている。すなわち、テスタか
らテスト信号を各チップに与えるのではなく、この内蔵
テスト回路(Built-in test circuit)自身が発生した
テスト信号を各チップの内部回路に与え、その内部回路
からの出力信号に基づいて、内蔵テスト回路自身が内部
回路の機能の良否を判断して、この判断結果を外部に出
力する。このような構成とすることで、テスタの負担を
大幅に減少させることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各半導
体集積回路のチップ内部に設ける構成とすると、各チッ
プの面積が増大し、1ウェハあたりに製造することがで
きるチップ数の減少を招いてしまうという問題がある。
【0007】ただし、一方で、各半導体集積回路の性能
の向上にともない、テスト回路と被試験集積回路との間
で授受されるデータの転送速度を向上させるためには、
テスト回路と被試験集積回路は近接して同一基板上に設
けられていることが望ましい。
【0008】そこで、各チップごとに内蔵テスト回路を
設けるのではなく、ウェハ上に形成される複数の集積回
路チップにぞれぞれ近接するチップにテスト回路を設け
て、同一ウェハ上の集積回路チップのテストを行う構成
とすることが可能である。図17は、特開平4−152
543号公報に開示された、このような構成を有する集
積回路構造体を示す。
【0009】図17を参照して、従来の自己試験機能を
有する集積化回路構造体には、被試験集積回路31と、
被試験集積回路を試験動作させて試験データを抽出する
自己試験回路32とが、同一基板上にあって、互いにチ
ップ分割線23で分割可能な、第1の領域21と第2の
領域22に並べて設けられている。
【0010】ところで、半導体集積回路の製造工程で
は、一般にステッパと呼ばれる露光装置が用いられる。
ここで、このステッパが1ショットで露光する領域内の
大きさには制限がある。たとえば、この1ショットで露
光する領域内には、製造対象となる半導体集積回路パタ
ーンの他に、プロセスモニタを行うインラインテストの
ためのTEG(Test Elements Group)パターンなども
配置されている。上述の場合、さらに、この領域内にテ
スト回路(自己試験回路)パターンも配置されている。
したがって、たとえば、プロセスが成熟して、このテス
ト回路の転写を省略したい場合には、マスク改定を行う
ことが必要となり、非効率的である。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであって、その目的は、半導体集
積回路の集積度が向上した場合でも、この半導体集積回
路を複数個一括して製造する際に、短時間でテストを行
うことが可能で、かつ、半導体集積回路のチップ面積の
増大を抑制することが可能な半導体装置および半導体集
積回路装置の製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、基板と、基板の主表面上に一括して形成される複
数の半導体集積回路と、基板の主表面上に、半導体集積
回路に対応して設けられる複数の第1の試験回路形成領
域と、基板上に、複数の半導体集積回路および第1の試
験回路形成領域を互いに分離可能なように設けられる分
離余裕領域とを備え、各第1の試験回路形成領域は、半
導体集積回路の製造工程に対するインラインテストを行
なうための複数の第1のテスト素子と、テスト信号を生
成して対応する半導体集積回路に与え、かつ、対応する
半導体集積回路からの出力信号に基づいて、対応する半
導体集積回路の動作の良否を判定するための第1の自己
動作テスト回路とを含み、第1の自己動作テスト回路
は、第1の試験回路形成領域のうち、分離余裕領域を挟
んで隣接する半導体集積回路に対向する領域に設けられ
る。
【0013】請求項2記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の試験回路形成領
域は、半導体集積回路ごとに設けられ、複数の半導体集
積回路のうち任意の1つの半導体集積回路と、対応する
第1の試験回路形成領域に設けられる第1の自己動作テ
スト回路とを接続するために、分離余裕領域上に設けら
れる第1の配線と、任意の1つの半導体集積回路に隣接
する他の半導体集積回路と対応する第1の試験回路形成
領域に設けられる第1の自己動作テスト回路と、任意の
1つの半導体集積回路とを接続するために、分離余裕領
域上に設けられる第2の配線とをさらに備え、各半導体
集積回路は、第1の配線および第2の配線のいずれか一
方との接続を活性化するためのセレクタ回路を含む。
【0014】請求項3記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、複
数の第1の半導体集積回路を有する第1の半導体集積回
路群と、第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複数の
第2の半導体集積回路を有する第2の半導体集積回路群
とに分割され、第1の試験回路形成領域は、第1の半導
体集積回路ごとに設けられ、基板上に、分離余裕領域に
より複数の半導体集積回路および第1の試験回路形成領
域と分離可能なように、第2の半導体集積回路ごとに設
けられる複数の第2の試験回路形成領域とを備え、各第
2の試験回路形成領域は、半導体集積回路の製造工程に
対するインラインテストを行なうための複数の第2のテ
スト素子と、テスト信号を生成して対応する第2の半導
体集積回路に与え、かつ、対応する半導体集積回路から
の出力信号に基づいて、対応する半導体集積回路の動作
の良否を判定するために第1の自己動作テスト回路とは
異なるテストを行う第2の自己動作テスト回路とを含
み、第2の自己動作テスト回路は、第2の試験回路形成
領域のうち、分離余裕領域を挟んで隣接する半導体集積
回路に対向する領域に設けられ、第1の半導体集積回路
群のうち任意の1つの第1の半導体集積回路と、対応す
る第1の試験回路形成領域に設けられる第1の自己動作
テスト回路とを接続するために、分離余裕領域上に設け
られる第1の配線と、任意の1つの第1の半導体集積回
路に隣接する第2の半導体集積回路と対応する第2の試
験回路形成領域に設けられる第2の自己動作テスト回路
と、任意の1つの第1の半導体集積回路とを接続するた
めに、分離余裕領域上に設けられる第2の配線と、第2
の半導体集積回路群のうち任意の1つの第2の半導体集
積回路と、対応する第2の試験回路形成領域に設けられ
る第2の自己動作テスト回路とを接続するために、分離
余裕領域上に設けられる第3の配線と、任意の1つの第
2の半導体集積回路に隣接する第1の半導体集積回路と
対応する第1の試験回路形成領域に設けられる第1の自
己動作テスト回路と、任意の1つの第2の半導体集積回
路とを接続するために、分離余裕領域上に設けられる第
4の配線とをさらに備え、各第1の半導体集積回路は、
第1の配線および第2の配線のいずれか一方との接続を
活性化するための第1のセレクタ回路を含み、各第2の
半導体集積回路は、第3の配線および第4の配線のいず
れか一方との接続を活性化するための第2のセレクタ回
路を含む。
【0015】請求項4記載の半導体装置は、請求項3記
載の半導体装置の構成に加えて、第1および第2の半導
体集積回路ならびに第1および第2の試験回路形成領域
は、写真製版工程において、ステッパ露光装置の1ショ
ット内に含まれるパターンにより形成される。
【0016】請求項5記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、複
数の第1の半導体集積回路を有する第1の半導体集積回
路群と、第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複数の
第2の半導体集積回路を有する第2の半導体集積回路群
とに分割され、第1の試験回路形成領域は、第1の半導
体集積回路ごとに設けられ、基板上に、分離余裕領域に
より複数の半導体集積回路および第1の試験回路形成領
域と分離可能なように、第2の半導体集積回路ごとに設
けられる複数の第2の試験回路形成領域とを備え、各第
2の試験回路形成領域は、半導体集積回路の製造工程に
対するインラインテストを行なうための複数の第2のテ
スト素子を含み、第1の半導体集積回路群のうち任意の
1つの第1の半導体集積回路と、対応する第1の試験回
路形成領域に設けられる第1の自己動作テスト回路とを
接続するために、分離余裕領域上に設けられる第1の配
線と、任意の1つの第1の半導体集積回路に隣接する第
2の半導体集積回路と、対応する第1の試験回路形成領
域に設けられる第1の自己動作テスト回路とを接続する
ために、分離余裕領域上に設けられる第2の配線とをさ
らに備え、各第1の自己動作テスト回路は、第1の配線
および第2の配線のいずれか一方との接続を活性化する
ための第3のセレクタ回路を含む。
【0017】請求項6記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の試験回路形成領
域に設けられる第1の自己動作テスト回路は、接地電位
の供給を受けるための接地パッドを含む。
【0018】請求項7記載の半導体装置は、請求項6記
載の半導体装置の構成に加えて、半導体回路は、外部電
源電位および接地電位を供給され、外部との間でデータ
を授受するための複数のパッドを含み、接地パッドと複
数のパッドとは、同一の中心線に対して整列するように
配置される。
【0019】請求項8記載の半導体装置は、請求項7記
載の半導体装置の構成に加えて、第1の試験回路形成領
域に設けられる第1の自己動作テスト回路は、中心線に
対して整列するように設けられ、外部電源電位の供給を
受けるための電源パッドを含む。
【0020】請求項9記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、外
部電源電位から内部電位を生成するための第1の内部電
位生成回路と、第1の内部電位生成回路の出力を半導体
集積回路に供給するための第1のバッファ回路と、外部
電源電位から内部電位を生成するための第2の内部電位
生成回路と、第2の内部電位生成回路の出力を第1の自
己テスト回路に供給するための第2のバッファ回路とを
含む。
【0021】請求項10記載の半導体装置は、請求項1
記載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、
外部電源電位から内部電位を生成するための内部電位生
成回路と、内部電位生成回路の出力を半導体集積回路お
よび第1の自己テスト回路に供給するためのバッファ回
路とを含む。
【0022】請求項11記載の半導体装置は、請求項1
0記載の半導体装置の構成に加えて、第1の自己テスト
回路は、テスト動作状態であることを示すテスト活性信
号と、半導体集積回路のスタンバイ状態への移行を指示
するためのスタンバイ指示信号とを出力し、半導体集積
回路は、テスト活性信号がテスト状態であることを示し
ている場合、スタンバイ指示信号のバッファ回路への伝
達を不能化するゲート回路をさらに含む。
【0023】請求項12記載の半導体装置は、請求項1
0記載の半導体装置の構成に加えて、第1の自己テスト
回路は、対応する半導体集積回路に対するテストを行っ
ている期間中に、複数の半導体集積回路のうち対応する
半導体集積回路以外の半導体集積回路から内部電位の供
給を受けるための手段を含む。
【0024】請求項13記載の半導体装置は、請求項1
記載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、
外部電源電位から内部電位を生成するための内部電位生
成回路と、内部電位生成回路の出力を半導体集積回路に
供給するための第1のバッファ回路と、内部電位生成回
路の出力を第1の自己テスト回路に供給するための第2
のバッファ回路とを含む。
【0025】請求項14記載の半導体装置は、請求項1
記載の半導体装置の構成に加えて、半導体集積回路は、
内部電位生成回路を含み、内部電位生成回路は、第1の
出力ノードと、外部電源電位から、第1の内部電位と第
1の内部電位よりも低い第2の内部電位とを生成するた
めの電圧変換回路と、外部からの指示に応じて、第1の
出力ノードに供給する電位を、第1および第2の内部電
位のいずれか一方とするための切換回路と、第1の内部
電位が供給される第2の出力ノードとを有し、第1の出
力ノードからの電位を半導体集積回路に供給するための
第1のバッファ回路と、第2の出力ノードからの電位を
第1の自己テスト回路に供給するための第2のバッファ
回路とを含む。
【0026】請求項15記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、複数の半導体集積回路と、半導体集積回路に
対応して設けられる複数の第1の試験回路形成領域と
を、複数の半導体集積回路および第1の試験回路形成領
域を互いに分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、
複数の製造工程を経て、基板の主表面上に一括して形成
するステップを備え、第1の自己動作テスト回路は、第
1の試験回路形成領域のうち、分離余裕領域を挟んで隣
接する半導体集積回路に対向する領域に設けられ、複数
の半導体集積回路と複数の第1の試験回路形成領域とを
形成するステップは、各第1の試験回路形成領域に含ま
れる複数の第1のテスト素子を用いて、半導体集積回路
の製造工程に対するインラインテストを行なうステップ
を含み、各第1の試験回路形成領域に含まれる第1の自
己動作テスト回路が、テスト信号を生成して対応する半
導体集積回路に与え、かつ、対応する半導体集積回路か
らの出力信号に基づいて、対応する半導体集積回路の動
作の良否を判定するステップと、分離余裕領域を切断す
ることにより、複数の半導体集積回路をチップに分離す
るステップとをさらに備える。
【0027】請求項16記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1の試験回路形成領域は、半導
体集積回路ごとに設けられ、複数の半導体集積回路と複
数の第1の試験回路形成領域とを形成するステップは、
複数の半導体集積回路のうち任意の1つの半導体集積回
路と、対応する第1の試験回路形成領域に設けられる第
1の自己動作テスト回路とを接続するために、分離余裕
領域上に設けられる第1の配線を形成し、任意の1つの
半導体集積回路に隣接する他の半導体集積回路と対応す
る第1の試験回路形成領域に設けられる第1の自己動作
テスト回路と、任意の1つの半導体集積回路とを接続す
るために、分離余裕領域上に設けられる第2の配線を形
成し、各半導体集積回路に対して、第1の配線および第
2の配線のいずれか一方との接続を活性化するためのセ
レクタ回路を形成するステップを含む。
【0028】請求項17記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、複数の第1の半導体集積回路を有する第1の
半導体集積回路群と第1の導体集積回路にそれぞれ隣接
する複数の第2の半導体集積回路を有する第2の半導体
集積回路群とに分割される複数の半導体集積回路と、第
1の半導体集積回路に対応して設けられる複数の第1の
試験回路形成領域と、第2の半導体集積回路に対応して
設けられる複数の第2の試験回路形成領域とを、複数の
半導体集積回路および第1の試験回路形成領域を互いに
分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、複数の製造
工程を経て、基板の主表面上に一括して形成するステッ
プを備え、第1および第2の自己動作テスト回路は、第
1および第2の試験回路形成領域のうち、分離余裕領域
を挟んで隣接する半導体集積回路に対向する領域に設け
られ、複数の半導体集積回路と複数の第1および第2の
試験回路形成領域とを形成するステップは、第1の試験
回路形成領域に複数の第1のテスト素子と第1の自己動
作テスト回路とを形成し、第2の試験回路形成領域に複
数の第2のテスト素子と第1の自己動作テスト回路とは
異なるテストを行うための第2の自己動作テスト回路と
を形成するステップと、第1の半導体集積回路群のうち
任意の1つの第1の半導体集積回路と、対応する第1の
試験回路形成領域に設けられる第1の自己動作テスト回
路とを接続するために、分離余裕領域上に設けられる第
1の配線を形成し、任意の1つの第1の半導体集積回路
に隣接する第2の半導体集積回路と対応する第2の試験
回路形成領域に設けられる第2の自己動作テスト回路
と、任意の1つの第1の半導体集積回路とを接続するた
めに、分離余裕領域上に設けられる第2の配線を形成す
るステップと、第2の半導体集積回路群のうち任意の1
つの第2の半導体集積回路と、対応する第2の試験回路
形成領域に設けられる第2の自己動作テスト回路とを接
続するために、分離余裕領域上に設けられる第3の配線
を形成し、任意の1つの第2の半導体集積回路に隣接す
る第1の半導体集積回路と対応する第1の試験回路形成
領域に設けられる第1の自己動作テスト回路と、任意の
1つの第2の半導体集積回路とを接続するために、分離
余裕領域上に設けられる第4の配線を形成するステップ
と、各第1の半導体集積回路に対し、第1の配線および
第2の配線のいずれか一方との接続を活性化するための
第1のセレクタ回路を形成するステップと、各第2の半
導体集積回路に対し、第3の配線および第4の配線のい
ずれか一方との接続を活性化するための第2のセレクタ
回路を形成するステップと、各第1および第2の試験回
路形成領域にそれぞれ含まれる複数の第1および第2の
テスト素子を用いて、半導体集積回路の製造工程に対す
るインラインテストを行なうステップとを含み、各第1
および第2の試験回路形成領域に含まれる第1および第
2の自己動作テスト回路のうち、第1および第2のセレ
クタ回路により選択されるいずれか一方が、テスト信号
を生成して対応する半導体集積回路に与え、かつ、対応
する半導体集積回路からの出力信号に基づいて、対応す
る半導体集積回路の動作の良否を判定するステップと、
分離余裕領域を切断することにより、複数の半導体集積
回路をチップに分離するステップとを備える。
【0029】請求項18記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項17記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1および第2の半導体集積回路
ならびに第1および第2の試験回路形成領域は、写真製
版工程において、ステッパ露光装置の1ショット内に含
まれるパターンにより形成される。
【0030】請求項19記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、複数の第1の半導体集積回路を有する第1の
半導体集積回路群と第1の導体集積回路にそれぞれ隣接
する複数の第2の半導体集積回路を有する第2の半導体
集積回路群とに分割される複数の半導体集積回路と、第
1の半導体集積回路に対応して設けられる複数の第1の
試験回路形成領域と、第2の半導体集積回路に対応して
設けられる複数の第2の試験回路形成領域とを、複数の
半導体集積回路および第1の試験回路形成領域を互いに
分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、複数の製造
工程を経て、基板の主表面上に一括して形成するステッ
プを備え、第1および第2の自己動作テスト回路は、第
1および第2の試験回路形成領域のうち、分離余裕領域
を挟んで隣接する半導体集積回路に対向する領域に設け
られ、複数の半導体集積回路と複数の第1および第2の
試験回路形成領域とを形成するステップは、第1の試験
回路形成領域に複数の第1のテスト素子と第1の自己動
作テスト回路とを形成し、第2の試験回路形成領域に複
数の第2のテスト素子を形成するステップと、第1の半
導体集積回路群のうち任意の1つの第1の半導体集積回
路と、対応する第1の試験回路形成領域に設けられる第
1の自己動作テスト回路とを接続するために、分離余裕
領域上に設けられる第1の配線を形成し、任意の1つの
第1の半導体集積回路に隣接する第2の半導体集積回路
と、対応する第1の試験回路形成領域に設けられる第1
の自己動作テスト回路とを接続するために、分離余裕領
域上に設けられる第2の配線を形成するステップと、各
第1の自己動作テスト回路に対して、第1の配線および
第2の配線のいずれか一方との接続を活性化するための
セレクタ回路を形成するステップと、各第1および第2
の試験回路形成領域にそれぞれ含まれる複数の第1およ
び第2のテスト素子を用いて、半導体集積回路の製造工
程に対するインラインテストを行なうステップとを含
み、第1および第2の半導体集積回路のうち、セレクタ
回路により選択されるいずれか一方に対して、第1の自
己テスト回路が、テスト信号を生成して与え、かつ、選
択された第1および第2の半導体集積回路の一方からの
出力信号に基づいて、動作の良否を判定するステップ
と、分離余裕領域を切断することにより、複数の半導体
集積回路をチップに分離するステップとを備える。
【0031】請求項20記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1の試験回路形成領域に設けら
れる第1の自己動作テスト回路は、接地電位の供給を受
けるための接地パッドを含む。
【0032】請求項21記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項20記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、半導体回路は、外部電源電位およ
び接地電位を供給され、外部との間でデータを授受する
ための複数のパッドを含み、接地パッドと複数のパッド
とは、同一の中心線に対して整列するように配置され
る。
【0033】請求項22記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項21記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1の試験回路形成領域に設けら
れる第1の自己動作テスト回路は、中心線に対して整列
するように設けられ、外部電源電位の供給を受けるため
の電源パッドを含む。
【0034】請求項23記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、半導体集積回路は、外部電源電位
から内部電位を生成するための第1の内部電位生成回路
と、第1の内部電位生成回路の出力を半導体集積回路に
供給するための第1のバッファ回路と、外部電源電位か
ら内部電位を生成するための第2の内部電位生成回路
と、第2の内部電位生成回路の出力を第1の自己テスト
回路に供給するための第2のバッファ回路とを含む。
【0035】請求項24記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、半導体集積回路は、外部電源電位
から内部電位を生成するための内部電位生成回路と、内
部電位生成回路の出力を半導体集積回路および第1の自
己テスト回路に供給するためのバッファ回路とを含む。
【0036】請求項25記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項24記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1の自己テスト回路は、テスト
動作状態であることを示すテスト活性信号と、半導体集
積回路のスタンバイ状態への移行を指示するためのスタ
ンバイ指示信号とを出力可能なように形成され、半導体
集積回路は、テスト活性信号がテスト状態であることを
示している場合、スタンバイ指示信号のバッファ回路へ
の伝達を不能化するゲート回路をさらに含む。
【0037】請求項26記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項24記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、第1の自己テスト回路は、対応す
る半導体集積回路に対するテストを行っている期間中
に、複数の半導体集積回路のうち対応する半導体集積回
路以外の半導体集積回路から内部電位の供給を受けるた
めの手段を含む。
【0038】請求項27記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、半導体集積回路は、外部電源電位
から内部電位を生成するための内部電位生成回路と、内
部電位生成回路の出力を半導体集積回路に供給するため
の第1のバッファ回路と、内部電位生成回路の出力を第
1の自己テスト回路に供給するための第2のバッファ回
路とを含む。
【0039】請求項28記載の半導体集積回路装置の製
造方法は、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造
方法の構成に加えて、半導体集積回路は、内部電位生成
回路を含み、内部電位生成回路は、第1の出力ノード
と、外部電源電位から、第1の内部電位と第1の内部電
位よりも低い第2の内部電位とを生成するための電圧変
換回路と、外部からの指示に応じて、第1の出力ノード
に供給する電位を、第1および第2の内部電位のいずれ
か一方とするための切換回路と、第1の内部電位が供給
される第2の出力ノードとを有し、第1の出力ノードか
らの電位を半導体集積回路に供給するための第1のバッ
ファ回路と、第2の出力ノードからの電位を第1の自己
テスト回路に供給するための第2のバッファ回路とを含
む。
【0040】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1の、半導体集積回路101を形成する
ための半導体基板100の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0041】半導体基板100には、複数の被試験半導
体集積回路101と、複数のTEG回路103とが整列
して設けられている。これら複数の被試験半導体集積回
路101と、複数のTEG回路103とは、それぞれダ
イシング等により分離可能なようにダイシングライン領
域150により分離されている。
【0042】TEG回路103は、プロセスの状態をモ
ニターするための抵抗素子、トランジスタ素子、コンデ
ンサ等の回路素子を含むテスト素子領域1032と、内
蔵テスト回路102とを含む。
【0043】内蔵テスト回路102は、この内蔵テスト
回路102自身が発生したテスト信号を各チップの内部
回路に与え、その内部回路からの出力信号に基づいて、
内蔵テスト回路自身が内部回路の機能の良否を判断し
て、この判断結果を外部に出力する。
【0044】内蔵テスト回路102と被試験半導体集積
回路101との間でデータや電源電位の授受をするため
に、配線104が、ダイシングライン領域150上を経
由して、内蔵テスト回路102と被試験半導体集積回路
101とを接続している。
【0045】この配線104は、特に制限されないが、
たとえば、アルミ配線を用いることが可能である。
【0046】被試験半導体集積回路101は、配線10
4を介して内蔵テスト回路102との間でデータや電源
電位の授受をするための入出力回路105と、外部との
間でデータや電源電位の授受をするためのパッド140
とを含む。
【0047】内蔵テスト回路102のテスト結果は、内
蔵テスト回路102に対応して、内蔵テスト回路内に設
けられるパッドを介して外部(テスタ装置)に出力され
る構成としてもよいし、被試験半導体集積回路101の
パッド140を介して外部(テスタ装置)に出力される
構成としてもよい。
【0048】このように、被試験半導体集積回路101
に隣接して設けられるTEG回路101中に、内蔵テス
ト回路102を設けることで、被試験半導体集積回路1
01のチップ面積の増大を抑制することが可能となる。
【0049】しかも、被試験半導体集積回路101の入
出力回路105に隣接して、内蔵テスト回路102が設
けられているので、配線104の配線長を短縮でき、こ
の配線104の配線抵抗や寄生容量の影響を最小限に抑
制できるので高速なテストを行うことが可能となる。
【0050】なお、半導体基板100としては、その主
表面上に半導体集積回路が形成できるものであればよ
く、たとえば、通常のシリコン(Si)基板でもよく、
また、SOI(Semiconductor on Insulator)基板でも
好適にもちいることが可能である。
【0051】図2は、図1に示したような被試験半導体
集積回路101が形成された基板100を製造し、さら
に被試験半導体集積回路101を搭載する半導体集積回
路装置を製造するプロセスを説明するためのフローチャ
ートである。
【0052】製造工程が開始されると(ステップS10
0)、周知のウエハ工程により、基板100上に、被試
験半導体集積回路101およびTEG回路103等が形
成される(ステップS102)。このウエハ工程は、ゲ
ート酸化膜の形成工程や、分離酸化膜等の素子分離構造
の形成工程や、トランジスタ等を形成するためのイオン
注入、拡散工程や、トランジスタのゲート電極層、ポリ
シリコン配線層、層間絶縁膜層、アルミ配線層などを順
次形成するための成膜工程や、イオン注入を選択した領
域にのみ行うためのマスクや成膜工程で形成された膜を
所望の形状に加工するためのマスクを形成するための写
真製版工程や、写真製版工程で形成されたレジストパタ
ーンをマスクにエッチング加工を行うためのエッチング
工程や、これらの工程の状態をモニタするために形成さ
れているTEG回路により工程のチェックを行うための
インラインテスト工程などを含む。
【0053】ウエハ工程完了後に、ウエハ状態のまま、
各チップ(各被試験半導体集積回路101)の機能テス
トを行い、良品の選別を行うオンウエハテストが行われ
る(ステップS104)。このオンウエハテストでは、
TEG回路103内に形成された内蔵テスト回路102
により、各被試験半導体集積回路101の機能テストが
行われる。このオンウエハテストで、不良品と判定され
たチップには、たとえば、インク等でマーキングがなさ
れる。
【0054】つづいて、アセンブリ工程において、基板
を研削によ薄化したのち、基板100上に形成された各
チップは、ダイシングライン領域150をダイサカット
されることにより、チップに分離される。このとき、配
線104もダイサにより切断される。各チップが、さら
に、組み立て・パッケージングを経て、半導体集積回路
装置が製造される(ステップS106)。
【0055】さらに、組立て完了後の最終検査工程を経
て(ステップS108)、半導体集積回路装置は出荷さ
れる(ステップS110)。
【0056】[実施の形態2]図3は、この発明の実施
の形態2の、半導体集積回路101を形成するための半
導体基板100の構成を示す概略ブロック図である。
【0057】図1に示した実施の形態1と比較すると以
下のとおりである。まず、図3に示した実施の形態2で
は、TEG回路103中には、全て同一のテストを行う
機能を有する内蔵テスト回路102が設けられている点
では、実施の形態1と同様である。
【0058】ただし、実施の形態2では、被試験半導体
集積回路101aは、ダイシングライン領域105を挟
んで対向するTEG回路103中の内蔵テスト回路10
2aと、配線104aで接続可能であるとともに、配線
104bにより、被試験半導体集積回路101aと隣接
する被試験半導体集積回路101bとダイシングライン
領域105を挟んで対向するTEG回路103中の内蔵
テスト回路102bと接続可能となっている。
【0059】被試験半導体集積回路101aは、セレク
タ機能を有する入出力回路106aを介して配線104
aおよび104bと接続しており、入出力回路106a
は、外部からの指示、たとえば、パッド140を介して
与えられる指示に応じて、配線104aおよび104b
のいずれか一方と被試験半導体集積回路101aとを接
続する。
【0060】また、被試験半導体集積回路101bは、
ダイシングライン領域105を挟んで対向するTEG回
路103中の内蔵テスト回路102bと、配線104d
で接続可能であるとともに、配線104cにより、被試
験半導体集積回路101bと隣接する被試験半導体集積
回路101aとダイシングライン領域105を挟んで対
向するTEG回路103中の内蔵テスト回路102aと
接続可能となっている。
【0061】被試験半導体集積回路101bは、セレク
タ機能を有する入出力回路106bを介して配線104
cおよび104dと接続しており、入出力回路106b
は、外部からの指示、たとえば、パッド140を介して
与えられる指示に応じて、配線104cおよび104d
のいずれか一方と被試験半導体集積回路101bとを接
続する。
【0062】なお、図中、配線104a〜104は、図
1と同様、複数本の配線の集合体であり、これを1本の
線で表している。
【0063】このような構成とすることで、内蔵テスト
回路102aまたは102bのいずれか一方が不良であ
って、正常なテスト結果が出力されない場合でも、内蔵
テスト回路を切換えて使用することで、オンウエハテス
トを正常に行うことが可能となる。
【0064】なお、実施の形態2の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0065】ただし、オンウエハテスト工程では、上述
のとおり、内蔵テスト回路102aと102bとを切換
えて、テストを行なうことが可能である。
【0066】[実施の形態3]図4は、この発明の実施
の形態3の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101aおよび101bの構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0067】図3に示した実施の形態2の構成と異なる
点は、被試験半導体集積回路101aとダイシングライ
ン領域105を挟んで対向するTEG回路103中の内
蔵テスト回路102aと、被試験半導体集積回路101
bとダイシングライン領域105を挟んで対向するTE
G回路103中の内蔵テスト回路102cとが、異なる
テストを実施できる構成となっていることである。した
がって、入出力回路106aまたは106bにより、そ
れぞれ、被試験半導体集積回路101aまたは101b
と接続する内蔵テスト回路を切換えることにより、各被
試験半導体集積回路101aおよび101bに対して、
ことなるテストを実施することが可能となる。
【0068】なお、実施の形態3の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0069】ただし、オンウエハテスト工程では、上述
のとおり、内蔵テスト回路102aと102bとを切換
えて、テストを行なうことが可能である。
【0070】[実施の形態4]図5は、この発明の実施
の形態4の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101aおよび101bの構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0071】図4に示した実施の形態3の構成におい
て、図5に示すように、被試験半導体集積回路101a
および101b、TEG回路103は、写真製版工程で
用いられるステッパ装置の1つのレティクルサイズ10
7aまたは107bに含まれる。すなわち、被試験半導
体集積回路101aおよび101b、TEG回路103
は、ステッパの1ショットの露光で形成される領域内に
配置されている。
【0072】図5に示した場合では、レティクルサイズ
内には、2つの被試験半導体集積回路が設けられている
が、より一般には、3以上の被試験半導体集積回路が設
けられていてもよい。
【0073】レティクルサイズ内に設けられる被試験半
導体集積回路の任意の1つと、レティクルサイズ内に設
けられるすべてのTEG回路内の内蔵テスト回路とを、
入出力回路106を介して切換えて接続できるようにす
ることで、1つの被試験半導体集積回路について最大項
目のテストを実施することが可能となる。
【0074】[実施の形態5]図6は、この発明の実施
の形態5の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101aおよび101bの構成を示す概略ブロック図で
ある。
【0075】実施の形態5では、被試験半導体集積回路
101aとダイシングライン領域105を挟んで対向す
るTEG回路103中の内蔵テスト回路102は、配線
104aで被試験半導体集積回路101aと接続可能で
あるとともに、配線104bにより、被試験半導体集積
回路101aと隣接する被試験半導体集積回路101b
と接続可能となっている。被試験半導体集積回路101
aまたは101bは、入出力回路105を介して、配線
104aまたは104bとデータや電源電位をやり取り
する。
【0076】内蔵テスト回路102は、セレクタ機能を
有する入出力回路106を介して配線104aおよび1
04bと接続しており、入出力回路106は、外部から
の指示、たとえば、パッド140を介して与えられる指
示に応じて、配線104aおよび104bのいずれか一
方と内蔵テスト回路102とを接続する。
【0077】このような構成とすることで、全てのTE
G回路中に内蔵テスト回路102を設ける必要がなくな
り、TEG回路103中に十分な広さのテスト素子領域
1032を確保することが可能となる。
【0078】なお、実施の形態5の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0079】ただし、オンウエハテスト工程では、上述
のとおり、内蔵テスト回路102に対する被試験半導体
集積回路101aと101bとを切換えて、テストを行
なうことが可能である。
【0080】[実施の形態6]図7は、この発明の実施
の形態6の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101の構成を示す概略ブロック図である。
【0081】図1に示した実施の形態1の構成と異なる
点は、内蔵テスト回路102に、アナログ回路用接地パ
ッド142が設けられる構成となっている点である。
【0082】すなわち、内蔵テスト回路102は、デジ
タル回路とアナログ回路とを含み、デジタル回路への外
部電源電位および接地電位は、被試験半導体集積回路1
01の側のパッド140のうちそれぞれ対応するパッド
から、配線104を介して供給される。
【0083】一方、内蔵テスト回路102中のアナログ
回路への外部電源電位は、被試験半導体集積回路101
の側のパッド140のうち対応するパッドから、配線1
04を介して供給される。内蔵テスト回路102中のア
ナログ回路への接地電位は、パッド142を介して供給
される。
【0084】このような構成とすることで、ノイズに弱
いアナログ回路用の接地電位は、専用パッド142を介
して供給されるので、接地電位を供給する配線の配線抵
抗を小さくすることができ、内蔵テスト回路102中の
アナログ回路へのノイズを抑えることができる。
【0085】なお、実施の形態6の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0086】[実施の形態7]図8は、この発明の実施
の形態7の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101の構成を示す概略ブロック図である。
【0087】図7に示した実施の形態6の構成と異なる
点は、内蔵テスト回路102に対して設けられているア
ナログ回路用接地パッド142と、対応する被試験半導
体集積回路101のパッド140とが、同一の中心線上
に整列して配置されていることである。その他の点は、
図7と同様であるので、その説明は繰り返さない。
【0088】このような構成とすることにより、オンウ
エハ状態でテストを行う際のプローブテスト用冶工具の
プローブ針を製造しやすくなるとともに、テストの際の
針立ても容易となる。
【0089】なお、実施の形態7の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0090】[実施の形態8]図9は、この発明の実施
の形態8の、半導体基板上に形成される半導体集積回路
101の構成を示す概略ブロック図である。
【0091】図8に示した実施の形態7の構成と異なる
点は、内蔵テスト回路102に、さらにアナログ回路用
外部電源パッド144が設けられ、この外部電源パッド
144も、アナログ回路用接地パッド142および被試
験半導体集積回路101のパッド140と同一の中心線
上に整列していることである。
【0092】したがって、内蔵テスト回路102のデジ
タル回路には、パッド140のうちの対応するパッドか
ら、配線104を介して、それぞれ外部電源電位と接地
電位が供給される。
【0093】これに対して、内蔵テスト回路102のア
ナログ回路には、パッド142および144から、それ
ぞれ外部電源電位と接地電位が供給される。
【0094】このような構成とすることで、実施の形態
7の奏する効果に加えて、内蔵テスト回路102のアナ
ログ回路に対するノイズを一層低減できる。
【0095】なお、実施の形態8の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0096】[実施の形態9]図10は、この発明の実
施の形態9の、半導体基板上に形成される半導体集積回
路101の構成を示す概略ブロック図である。
【0097】図1に示した実施の形態1の構成と異なる
点は、被試験半導体集積回路101が、外部電源電位か
ら内部電位を生成するための第1の内部基準電圧発生回
路108aと、第1の内部基準電圧発生回路108aの
出力を被試験半導体集積回路101の内部回路に供給す
るためのバッファ回路109aと、外部電源電位から内
部電位を生成するための第2の内部基準電圧発生回路1
08bと、第1の内部基準電圧発生回路108bの出力
を内蔵テスト回路102に供給するためのバッファ回路
109bとを備える構成となっている点である。バッフ
ァ回路109bの出力は、配線104を介して、内蔵テ
スト回路102に供給される。
【0098】このように、内蔵テスト回路102中にで
はなく、被試験半導体集積回路101内に内部基準電位
発生回路108bおよびバッファ回路109bを設ける
構成としたので、高精度が要求される基準電圧となる内
部電位を、TEG回路103の領域と、被試験半導体集
積回路101の領域とに分散して設ける必要がないた
め、回路設計が容易となる。
【0099】なお、実施の形態9の半導体集積回路10
1を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形成
される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に示
した製造フローにより形成することが可能である。
【0100】[実施の形態10]図11は、この発明の
実施の形態10の、半導体基板上に形成される半導体集
積回路101の構成を示す概略ブロック図である。
【0101】図10に示した実施の形態9の構成と異な
る点は、被試験半導体集積回路101へ内部電位を供給
するための第1の内部基準電圧発生回路108aと内蔵
テスト回路102へ内部電位を供給するための第2の内
部基準電圧発生回路108bとを統合して、内部基準電
位発生回路108とし、被試験半導体集積回路101へ
内部電位を供給するためのバッファ回路109aと内蔵
テスト回路102へ内部電位を供給するためのバッファ
回路109bとを統合して、バッファ回路109として
いる点である。
【0102】特に、内部基準電位発生回路108は、一
般に高抵抗素子を用いて大きな面積を必要とする定電流
回路を含むため、このように内部基準電位発生回路10
8を、被試験半導体集積回路101と内蔵テスト回路1
02とが共有する構成とすることで、チップ面積をさら
に削減することが可能である。
【0103】なお、実施の形態10の半導体集積回路1
01を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形
成される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に
示した製造フローにより形成することが可能である。
【0104】[実施の形態11]図12は、この発明の
実施の形態11の、半導体基板上に形成される半導体集
積回路101の構成を示す概略ブロック図である。
【0105】図11に示した実施の形態10の構成と異
なる点は、以下のとおりである。まず、内蔵テスト回路
102は、被試験半導体集積回路101に対して、スタ
ンバイ状態への移行を指示するためのスタンバイ指示信
号と、内蔵テスト回路102がテストを実行中であるこ
とを示すテスト活性信号とを、配線104を介して与え
る点である。
【0106】さらに、被試験半導体集積回路装置101
は、内蔵テスト回路102からのテスト活性信号を受け
るインバータ160と、インバータ160の出力と内蔵
テスト回路102からのスタンバイ指示信号とを受ける
AND回路160とを備える点である。バッファ回路1
09は、AND回路160からの信号が活性である場合
は、スタンバイ状態となる。
【0107】このような構成とすることで、測定装置や
内蔵テスト回路102から、被試験半導体集積回路10
1に対してスタンバイ状態への移行が指示された場合で
も、内蔵テスト回路102がテスト期間中は、バッファ
回路109はスタンバイ状態とならないため、内蔵テス
ト回路102には、内部基準電位発生回路108からの
内部電位が供給されるので、待機動作時における被試験
半導体集積回路101の機能テストを内蔵テスト回路1
02が行うことが可能である。
【0108】なお、実施の形態11の半導体集積回路1
01を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形
成される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に
示した製造フローにより形成することが可能である。
【0109】[実施の形態12]図13は、この発明の
実施の形態12の、半導体基板上に形成される半導体集
積回路101aおよび101bの構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【0110】図11に示した実施の形態10の構成と異
なる点は、内蔵テスト回路102が、テスト動作中の被
試験半導体集積回路101aに含まれる内部基準電位発
生回路108aおよびバッファ回路109aから内部電
位の供給を受けるのではなく、テスト動作中でない被試
験半導体集積回路101bに含まれる内部基準電位発生
回路108bおよびバッファ回路109bから内部電位
の供給を配線104bを介して受ける構成となっている
ことである。
【0111】このような構成とすることで、内蔵テスト
回路102が逆に被試験半導体集積回路101aの動作
に与える影響を抑えつつ、内蔵テスト回路102により
テストを行うことが可能となる。
【0112】なお、図13に示すように、被試験半導体
集積回路101aがテスト期間中に、内蔵テスト回路1
02に内部電位を供給するのは、必ずしも、半導体集積
回路101bに限定されることなく、内蔵テスト回路1
02に近接する他の半導体集積回路101であってもか
まわない。さらに、必要に応じて、内蔵テスト回路10
2に近接するいくつかの半導体集積回路101のうち、
外部からの指示に応じて選択されるものから、内部電位
が内蔵テスト回路102に供給される構成としてもよ
い。
【0113】なお、実施の形態12の半導体集積回路1
01を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形
成される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に
示した製造フローにより形成することが可能である。
【0114】[実施の形態13]図14は、この発明の
実施の形態13の、半導体基板上に形成される半導体集
積回路101の構成を示す概略ブロック図である。
【0115】図11に示した実施の形態10の構成と異
なる点は、内部基準電圧発生回路108に対して、半導
体集積回路101の内部回路へ内部電位を供給するため
のバッファ回路109aと内蔵テスト回路102へ内部
電位を供給するためのバッファ回路109bとを備えて
いる点である。
【0116】バッファ回路109bからの出力は、配線
104を介して内臓テスト回路102へ供給される。
【0117】上述のとおり、内部基準電位発生回路10
8は、一般に高抵抗素子を用いて大きな面積を必要とす
る定電流回路を含むため、このように内部基準電位発生
回路108を、被試験半導体集積回路101と内蔵テス
ト回路102とが共有する構成とすることで、チップ面
積をさらに削減することが可能である。
【0118】さらに、半導体集積回路101の内部回路
に対するバッファ回路109aと、内蔵テスト回路10
2に対するバッファ回路109bとを別個に設けること
で、内蔵テスト回路102と被試験半導体集積回路10
1との電源電位が互いに干渉することを防止することが
できる。
【0119】なお、実施の形態13の半導体集積回路1
01を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形
成される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に
示した製造フローにより形成することが可能である。
【0120】[実施の形態14]図15は、この発明の
実施の形態14の、半導体基板上に形成される半導体集
積回路101の構成を示す概略ブロック図である。
【0121】図14に示した実施の形態13の構成と異
なる点は、以下のとおりである。まず、被試験半導体集
積回路101は、パッド140を介して与えられる信
号、またはパッド140を介して与えられる複数の信号
の組合せにより指定された動作モードを検知して動作モ
ード信号MDSを生成するための動作モード検知回路を
備え、さらに、内部基準電位発生回路108の代りに、
動作モードに応じて出力する内部電位のレベルを切換え
ることが可能な内部基準電位発生回路120を備えてい
る。
【0122】その他の点は、図14に示した実施の形態
13と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
て、その説明は繰り返さない。
【0123】図16は、図15に示した内部基準電位発
生回路120の構成をより詳しく説明するための概略ブ
ロック図である。
【0124】図16を参照して、内部基準電位発生回路
120は、外部電源電位Vccを受けて定電流を供給す
るための定電流回路1202と、定電流回路1202の
出力と接地との間に直列に設けられる抵抗体R1、R2
およびR3と、抵抗体R1およびR2の接続ノードN1
の電位と、抵抗体R2およびR3の接続ノードN2の電
位とを受けて、信号MDSに基づいて特殊動作モードが
指定されているかに応じて、出力する電位を切換える切
換回路1204とを含む。
【0125】接続ノードN2の電位レベルの方が、接続
ノードN1の電位レベルよりも低く、バッファ回路10
9bには、この接続ノードN2の電位レベルが与えられ
る。
【0126】これに対して、切換回路1204は、通常
動作モードでは、バッファ回路109aに接続ノードN
2の電位レベルを与え、高電圧を内部回路に印加するス
トレス動作モードに相当する特殊動作モードでは、バッ
ファ回路109aに接続ノードN1の電位レベルを与え
る。
【0127】このような構成とすることで、被試験半導
体集積回路101が、特殊動作モードにあるときも、内
蔵テスト回路102に与えられる内部電位(基準電位)
は所定の値を維持するため、内蔵テスト回路102につ
いては一定条件下で動作させることが可能である。
【0128】なお、実施の形態14の半導体集積回路1
01を搭載する半導体集積回路装置も、ウエハ工程で形
成される回路要素が異なる点を除くと、基本的に図2に
示した製造フローにより形成することが可能である。
【0129】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0130】
【発明の効果】請求項1〜14記載の半導体装置におい
ては、半導体集積回路の集積度が向上した場合でも、短
時間でテストを行うことが可能で、かつ、半導体集積回
路のチップ面積の増大を抑制することが可能なである。
【0131】請求項15〜28記載の半導体集積回路装
置の製造方法においては、半導体集積回路の集積度が向
上した場合でも、この半導体集積回路を複数個一括して
製造する際に、短時間でテストを行うことが可能で、か
つ、半導体集積回路のチップ面積の増大を抑制すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の、半導体集積回路
101を形成するための半導体基板100の構成を示す
概略ブロック図である。
【図2】 被試験半導体集積回路101を搭載する半導
体集積回路装置を製造するプロセスを説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2の、半導体集積回路
101を形成するための半導体基板100の構成を示す
概略ブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101aおよび101bの構
成を示す概略ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101aおよび101bの構
成を示す概略ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101aおよび101bの構
成を示す概略ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8の、半導体基板上に
形成される半導体集積回路101の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図10】 この発明の実施の形態9の、半導体基板上
に形成される半導体集積回路101の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態10の、半導体基板
上に形成される半導体集積回路101の構成を示す概略
ブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態11の、半導体基板
上に形成される半導体集積回路101の構成を示す概略
ブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態12の、半導体基板
上に形成される半導体集積回路101aおよび101b
の構成を示す概略ブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態13の、半導体基板
上に形成される半導体集積回路101の構成を示す概略
ブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態14の、半導体基板
上に形成される半導体集積回路101の構成を示す概略
ブロック図である。
【図16】 図15に示した内部基準電位発生回路12
0の構成をより詳しく説明するための概略ブロック図で
ある。
【図17】 従来の集積回路構造体を示す概略ブロック
図である。
【符号の説明】
100 基板、101 半導体集積回路、102 内蔵
テスト回路、103TEG回路、104 配線、10
5,106 入出力回路、140 パッド、142 接
地パッド、144 電源パッド、160 インバータ、
162 AND回路、1032 テスト素子領域。
フロントページの続き (72)発明者 古谷 清広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 谷▲崎▼ 哲志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久家 重博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 河野 隆司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AB01 AG01 AK11 AK19 4M106 AA02 AA07 AA08 AC04 AC05 BA14 CA70 5L106 AA01 DD21 GG06 9A001 BB05 BZ03 LL06

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置であって、 基板と前記基板の主表面上に一括して形成される複数の
    半導体集積回路と、 前記基板の主表面上に、前記半導体集積回路に対応して
    設けられる複数の第1の試験回路形成領域と、 前記基板上に、前記複数の半導体集積回路および前記第
    1の試験回路形成領域を互いに分離可能なように設けら
    れる分離余裕領域とを備え、 各前記第1の試験回路形成領域は、 前記半導体集積回路の製造工程に対するインラインテス
    トを行なうための複数の第1のテスト素子と、 テスト信号を生成して対応する半導体集積回路に与え、
    かつ、前記対応する半導体集積回路からの出力信号に基
    づいて、前記対応する半導体集積回路の動作の良否を判
    定するための第1の自己動作テスト回路とを含み、 前記第1の自己動作テスト回路は、前記第1の試験回路
    形成領域のうち、前記分離余裕領域を挟んで隣接する半
    導体集積回路に対向する領域に設けられる、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の試験回路形成領域は、前記半
    導体集積回路ごとに設けられ、 前記複数の半導体集積回路のうち任意の1つの半導体集
    積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領域に設け
    られる前記第1の自己動作テスト回路とを接続するため
    に、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配線と、 前記任意の1つの半導体集積回路に隣接する他の半導体
    集積回路と対応する前記第1の試験回路形成領域に設け
    られる前記第1の自己動作テスト回路と、前記任意の1
    つの半導体集積回路とを接続するために、前記分離余裕
    領域上に設けられる第2の配線とをさらに備え、 各前記半導体集積回路は、 前記第1の配線および前記第2の配線のいずれか一方と
    の接続を活性化するためのセレクタ回路を含む、請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体集積回路は、複数の第1の半
    導体集積回路を有する第1の半導体集積回路群と、前記
    第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複数の第2の半
    導体集積回路を有する第2の半導体集積回路群とに分割
    され、 前記第1の試験回路形成領域は、前記第1の半導体集積
    回路ごとに設けられ、 前記基板上に、前記分離余裕領域により前記複数の半導
    体集積回路および前記第1の試験回路形成領域と分離可
    能なように、前記第2の半導体集積回路ごとに設けられ
    る複数の第2の試験回路形成領域とを備え、 各前記第2の試験回路形成領域は、 前記半導体集積回路の製造工程に対するインラインテス
    トを行なうための複数の第2のテスト素子と、 テスト信号を生成して対応する第2の半導体集積回路に
    与え、かつ、前記対応する半導体集積回路からの出力信
    号に基づいて、前記対応する半導体集積回路の動作の良
    否を判定するために前記第1の自己動作テスト回路とは
    異なるテストを行う第2の自己動作テスト回路とを含
    み、 前記第2の自己動作テスト回路は、前記第2の試験回路
    形成領域のうち、前記分離余裕領域を挟んで隣接する半
    導体集積回路に対向する領域に設けられ、 前記第1の半導体集積回路群のうち任意の1つの第1の
    半導体集積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領
    域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配
    線と、 前記任意の1つの第1の半導体集積回路に隣接する第2
    の半導体集積回路と対応する前記第2の試験回路形成領
    域に設けられる前記第2の自己動作テスト回路と、前記
    任意の1つの第1の半導体集積回路とを接続するため
    に、前記分離余裕領域上に設けられる第2の配線と、 前記第2の半導体集積回路群のうち任意の1つの第2の
    半導体集積回路と、対応する前記第2の試験回路形成領
    域に設けられる前記第2の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第3の配
    線と、 前記任意の1つの第2の半導体集積回路に隣接する第1
    の半導体集積回路と対応する前記第1の試験回路形成領
    域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路と、前記
    任意の1つの第2の半導体集積回路とを接続するため
    に、前記分離余裕領域上に設けられる第4の配線とをさ
    らに備え、 各前記第1の半導体集積回路は、 前記第1の配線および前記第2の配線のいずれか一方と
    の接続を活性化するための第1のセレクタ回路を含み、 各前記第2の半導体集積回路は、 前記第3の配線および前記第4の配線のいずれか一方と
    の接続を活性化するための第2のセレクタ回路を含む、
    請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の半導体集積回路な
    らびに前記第1および第2の試験回路形成領域は、写真
    製版工程において、ステッパ露光装置の1ショット内に
    含まれるパターンにより形成される、請求項3記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体集積回路は、複数の第1の半
    導体集積回路を有する第1の半導体集積回路群と、前記
    第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複数の第2の半
    導体集積回路を有する第2の半導体集積回路群とに分割
    され、 前記第1の試験回路形成領域は、前記第1の半導体集積
    回路ごとに設けられ、 前記基板上に、前記分離余裕領域により前記複数の半導
    体集積回路および前記第1の試験回路形成領域と分離可
    能なように、前記第2の半導体集積回路ごとに設けられ
    る複数の第2の試験回路形成領域とを備え、 各前記第2の試験回路形成領域は、 前記半導体集積回路の製造工程に対するインラインテス
    トを行なうための複数の第2のテスト素子を含み、 前記第1の半導体集積回路群のうち任意の1つの第1の
    半導体集積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領
    域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配
    線と、 前記任意の1つの第1の半導体集積回路に隣接する第2
    の半導体集積回路と、前記対応する前記第1の試験回路
    形成領域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路と
    を接続するために、前記分離余裕領域上に設けられる第
    2の配線とをさらに備え、 各前記第1の自己動作テスト回路は、 前記第1の配線および前記第2の配線のいずれか一方と
    の接続を活性化するための第3のセレクタ回路を含む、
    請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の試験回路形成領域に設けられ
    る前記第1の自己動作テスト回路は、接地電位の供給を
    受けるための接地パッドを含む、請求項1記載の半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体回路は、外部電源電位および
    接地電位を供給され、外部との間でデータを授受するた
    めの複数のパッドを含み、 前記接地パッドと前記複数のパッドとは、同一の中心線
    に対して整列するように配置される、請求項6記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の試験回路形成領域に設けられ
    る前記第1の自己動作テスト回路は、前記中心線に対し
    て整列するように設けられ、前記外部電源電位の供給を
    受けるための電源パッドを含む、請求項7記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための第1の
    内部電位生成回路と、 前記第1の内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回
    路に供給するための第1のバッファ回路と、 前記外部電源電位から前記内部電位を生成するための第
    2の内部電位生成回路と、 前記第2の内部電位生成回路の出力を前記第1の自己テ
    スト回路に供給するための第2のバッファ回路とを含
    む、請求項1記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための内部電
    位生成回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回路およ
    び前記第1の自己テスト回路に供給するためのバッファ
    回路とを含む、請求項1記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の自己テスト回路は、テスト
    動作状態であることを示すテスト活性信号と、前記半導
    体集積回路のスタンバイ状態への移行を指示するための
    スタンバイ指示信号とを出力し、 前記半導体集積回路は、 前記テスト活性信号がテスト状態であることを示してい
    る場合、前記スタンバイ指示信号の前記バッファ回路へ
    の伝達を不能化するゲート回路をさらに含む、請求項1
    0記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の自己テスト回路は、 対応する半導体集積回路に対するテストを行っている期
    間中に、前記複数の半導体集積回路のうち前記対応する
    半導体集積回路以外の半導体集積回路から前記内部電位
    の供給を受けるための手段を含む、請求項10記載の半
    導体装置。
  13. 【請求項13】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための内部電
    位生成回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回路に供
    給するための第1のバッファ回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記第1の自己テスト回
    路に供給するための第2のバッファ回路とを含む、請求
    項1記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記半導体集積回路は、 内部電位生成回路を含み、 前記内部電位生成回路は、 第1の出力ノードと、 外部電源電位から、第1の内部電位と前記第1の内部電
    位よりも低い第2の内部電位とを生成するための電圧変
    換回路と、 外部からの指示に応じて、前記第1の出力ノードに供給
    する電位を、前記第1および第2の内部電位のいずれか
    一方とするための切換回路と、 前記第1の内部電位が供給される第2の出力ノードとを
    有し、 前記第1の出力ノードからの電位を前記半導体集積回路
    に供給するための第1のバッファ回路と、 前記第2の出力ノードからの電位を前記第1の自己テス
    ト回路に供給するための第2のバッファ回路とを含む、
    請求項1記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 複数の半導体集積回路と、前記半導体集積回路に対応し
    て設けられる複数の第1の試験回路形成領域とを、前記
    複数の半導体集積回路および前記第1の試験回路形成領
    域を互いに分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、
    複数の製造工程を経て、基板の主表面上に一括して形成
    するステップを備え、 前記第1の自己動作テスト回路は、前記第1の試験回路
    形成領域のうち、前記分離余裕領域を挟んで隣接する半
    導体集積回路に対向する領域に設けられ、 前記複数の半導体集積回路と前記複数の第1の試験回路
    形成領域とを形成するステップは、 各前記第1の試験回路形成領域に含まれる複数の第1の
    テスト素子を用いて、前記半導体集積回路の前記製造工
    程に対するインラインテストを行なうステップを含み、 各前記第1の試験回路形成領域に含まれる第1の自己動
    作テスト回路が、テスト信号を生成して対応する半導体
    集積回路に与え、かつ、前記対応する半導体集積回路か
    らの出力信号に基づいて、前記対応する半導体集積回路
    の動作の良否を判定するステップと、 前記分離余裕領域を切断することにより、前記複数の半
    導体集積回路をチップに分離するステップとをさらに備
    える、半導体集積回路装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の試験回路形成領域は、前記
    半導体集積回路ごとに設けられ、 前記複数の半導体集積回路と前記複数の第1の試験回路
    形成領域とを形成するステップは、 前記複数の半導体集積回路のうち任意の1つの半導体集
    積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領域に設け
    られる前記第1の自己動作テスト回路とを接続するため
    に、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配線を形成
    し、前記任意の1つの半導体集積回路に隣接する他の半
    導体集積回路と対応する前記第1の試験回路形成領域に
    設けられる前記第1の自己動作テスト回路と、前記任意
    の1つの半導体集積回路とを接続するために、前記分離
    余裕領域上に設けられる第2の配線を形成し、各前記半
    導体集積回路に対して、前記第1の配線および前記第2
    の配線のいずれか一方との接続を活性化するためのセレ
    クタ回路を形成するステップを含む、請求項15記載の
    半導体集積回路装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 複数の第1の半導体集積回路を有する第1の半導体集積
    回路群と前記第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複
    数の第2の半導体集積回路を有する第2の半導体集積回
    路群とに分割される複数の半導体集積回路と、前記第1
    の半導体集積回路に対応して設けられる複数の第1の試
    験回路形成領域と、前記第2の半導体集積回路に対応し
    て設けられる複数の第2の試験回路形成領域とを、前記
    複数の半導体集積回路および前記第1の試験回路形成領
    域を互いに分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、
    複数の製造工程を経て、基板の主表面上に一括して形成
    するステップを備え、 前記第1および第2の自己動作テスト回路は、前記第1
    および第2の試験回路形成領域のうち、前記分離余裕領
    域を挟んで隣接する半導体集積回路に対向する領域に設
    けられ、 前記複数の半導体集積回路と前記複数の第1および第2
    の試験回路形成領域とを形成するステップは、 前記第1の試験回路形成領域に複数の第1のテスト素子
    と第1の自己動作テスト回路とを形成し、前記第2の試
    験回路形成領域に複数の第2のテスト素子と前記第1の
    自己動作テスト回路とは異なるテストを行うための第2
    の自己動作テスト回路とを形成するステップと、 前記第1の半導体集積回路群のうち任意の1つの第1の
    半導体集積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領
    域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配
    線を形成し、前記任意の1つの第1の半導体集積回路に
    隣接する第2の半導体集積回路と対応する前記第2の試
    験回路形成領域に設けられる前記第2の自己動作テスト
    回路と、前記任意の1つの第1の半導体集積回路とを接
    続するために、前記分離余裕領域上に設けられる第2の
    配線を形成するステップと、 前記第2の半導体集積回路群のうち任意の1つの第2の
    半導体集積回路と、対応する前記第2の試験回路形成領
    域に設けられる前記第2の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第3の配
    線を形成し、前記任意の1つの第2の半導体集積回路に
    隣接する第1の半導体集積回路と対応する前記第1の試
    験回路形成領域に設けられる前記第1の自己動作テスト
    回路と、前記任意の1つの第2の半導体集積回路とを接
    続するために、前記分離余裕領域上に設けられる第4の
    配線を形成するステップと、 各前記第1の半導体集積回路に対し、前記第1の配線お
    よび前記第2の配線のいずれか一方との接続を活性化す
    るための第1のセレクタ回路を形成するステップと、 各前記第2の半導体集積回路に対し、前記第3の配線お
    よび前記第4の配線のいずれか一方との接続を活性化す
    るための第2のセレクタ回路を形成するステップと、 各前記第1および第2の試験回路形成領域にそれぞれ含
    まれる複数の第1および第2のテスト素子を用いて、前
    記半導体集積回路の前記製造工程に対するインラインテ
    ストを行なうステップとを含み、 各前記第1および第2の試験回路形成領域に含まれる第
    1および第2の自己動作テスト回路のうち、前記第1お
    よび第2のセレクタ回路により選択されるいずれか一方
    が、テスト信号を生成して対応する半導体集積回路に与
    え、かつ、前記対応する半導体集積回路からの出力信号
    に基づいて、前記対応する半導体集積回路の動作の良否
    を判定するステップと、 前記分離余裕領域を切断することにより、前記複数の半
    導体集積回路をチップに分離するステップとを備える、
    半導体集積回路装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第1および第2の半導体集積回路
    ならびに前記第1および第2の試験回路形成領域は、写
    真製版工程において、ステッパ露光装置の1ショット内
    に含まれるパターンにより形成される、請求項17記載
    の半導体集積回路装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 複数の第1の半導体集積回路を有する第1の半導体集積
    回路群と前記第1の導体集積回路にそれぞれ隣接する複
    数の第2の半導体集積回路を有する第2の半導体集積回
    路群とに分割される複数の半導体集積回路と、前記第1
    の半導体集積回路に対応して設けられる複数の第1の試
    験回路形成領域と、前記第2の半導体集積回路に対応し
    て設けられる複数の第2の試験回路形成領域とを、前記
    複数の半導体集積回路および前記第1の試験回路形成領
    域を互いに分離可能なように分離余裕領域を設けつつ、
    複数の製造工程を経て、基板の主表面上に一括して形成
    するステップを備え、 前記第1および第2の自己動作テスト回路は、前記第1
    および第2の試験回路形成領域のうち、前記分離余裕領
    域を挟んで隣接する半導体集積回路に対向する領域に設
    けられ、 前記複数の半導体集積回路と前記複数の第1および第2
    の試験回路形成領域とを形成するステップは、 前記第1の試験回路形成領域に複数の第1のテスト素子
    と第1の自己動作テスト回路とを形成し、前記第2の試
    験回路形成領域に複数の第2のテスト素子を形成するス
    テップと、 前記第1の半導体集積回路群のうち任意の1つの第1の
    半導体集積回路と、対応する前記第1の試験回路形成領
    域に設けられる前記第1の自己動作テスト回路とを接続
    するために、前記分離余裕領域上に設けられる第1の配
    線を形成し、前記任意の1つの第1の半導体集積回路に
    隣接する第2の半導体集積回路と、前記対応する前記第
    1の試験回路形成領域に設けられる前記第1の自己動作
    テスト回路とを接続するために、前記分離余裕領域上に
    設けられる第2の配線を形成するステップと、 各前記第1の自己動作テスト回路に対して、前記第1の
    配線および前記第2の配線のいずれか一方との接続を活
    性化するためのセレクタ回路を形成するステップと、 各前記第1および第2の試験回路形成領域にそれぞれ含
    まれる複数の第1および第2のテスト素子を用いて、前
    記半導体集積回路の前記製造工程に対するインラインテ
    ストを行なうステップとを含み、 前記第1および第2の半導体集積回路のうち、前記セレ
    クタ回路により選択されるいずれか一方に対して、前記
    第1の自己テスト回路が、テスト信号を生成して与え、
    かつ、選択された前記第1および第2の半導体集積回路
    の一方からの出力信号に基づいて、動作の良否を判定す
    るステップと、 前記分離余裕領域を切断することにより、前記複数の半
    導体集積回路をチップに分離するステップとを備える、
    半導体集積回路装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第1の試験回路形成領域に設けら
    れる前記第1の自己動作テスト回路は、接地電位の供給
    を受けるための接地パッドを含む、請求項15記載の半
    導体集積回路装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記半導体回路は、外部電源電位およ
    び接地電位を供給され、外部との間でデータを授受する
    ための複数のパッドを含み、 前記接地パッドと前記複数のパッドとは、同一の中心線
    に対して整列するように配置される、請求項20記載の
    半導体集積回路装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の試験回路形成領域に設けら
    れる前記第1の自己動作テスト回路は、前記中心線に対
    して整列するように設けられ、前記外部電源電位の供給
    を受けるための電源パッドを含む、請求項21記載の半
    導体集積回路装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための第1の
    内部電位生成回路と、 前記第1の内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回
    路に供給するための第1のバッファ回路と、 前記外部電源電位から前記内部電位を生成するための第
    2の内部電位生成回路と、 前記第2の内部電位生成回路の出力を前記第1の自己テ
    スト回路に供給するための第2のバッファ回路とを含
    む、請求項15記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための内部電
    位生成回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回路およ
    び前記第1の自己テスト回路に供給するためのバッファ
    回路とを含む、請求項15記載の半導体集積回路装置の
    製造方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の自己テスト回路は、テスト
    動作状態であることを示すテスト活性信号と、前記半導
    体集積回路のスタンバイ状態への移行を指示するための
    スタンバイ指示信号とを出力可能なように形成され、 前記半導体集積回路は、 前記テスト活性信号がテスト状態であることを示してい
    る場合、前記スタンバイ指示信号の前記バッファ回路へ
    の伝達を不能化するゲート回路をさらに含む、請求項2
    4記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の自己テスト回路は、 対応する半導体集積回路に対するテストを行っている期
    間中に、前記複数の半導体集積回路のうち前記対応する
    半導体集積回路以外の半導体集積回路から前記内部電位
    の供給を受けるための手段を含む、請求項24記載の半
    導体集積回路装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記半導体集積回路は、 前記外部電源電位から内部電位を生成するための内部電
    位生成回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記半導体集積回路に供
    給するための第1のバッファ回路と、 前記内部電位生成回路の出力を前記第1の自己テスト回
    路に供給するための第2のバッファ回路とを含む、請求
    項15記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記半導体集積回路は、 内部電位生成回路を含み、 前記内部電位生成回路は、 第1の出力ノードと、 外部電源電位から、第1の内部電位と前記第1の内部電
    位よりも低い第2の内部電位とを生成するための電圧変
    換回路と、 外部からの指示に応じて、前記第1の出力ノードに供給
    する電位を、前記第1および第2の内部電位のいずれか
    一方とするための切換回路と、 前記第1の内部電位が供給される第2の出力ノードとを
    有し、 前記第1の出力ノードからの電位を前記半導体集積回路
    に供給するための第1のバッファ回路と、 前記第2の出力ノードからの電位を前記第1の自己テス
    ト回路に供給するための第2のバッファ回路とを含む、
    請求項15記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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