JP2001084058A - 情報入力・検出・表示装置 - Google Patents

情報入力・検出・表示装置

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JP2001084058A
JP2001084058A JP26016499A JP26016499A JP2001084058A JP 2001084058 A JP2001084058 A JP 2001084058A JP 26016499 A JP26016499 A JP 26016499A JP 26016499 A JP26016499 A JP 26016499A JP 2001084058 A JP2001084058 A JP 2001084058A
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Takuro Sekiya
卓朗 関谷
Katsuyuki Omura
克之 大村
Takao Inoue
隆夫 井上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学式の座標入力・検出装置と表示手段を組み
合わせた大型の装置の設置部分にかかる重量を分散させ
移動を容易にうとともに移動時の衝撃を低減させる。 【解決手段】光学式の座標入力・検出装置と表示装置と
を組み合わせた大型の情報入力・検出・表示装置1の保
持部材5の底面の床面に相対する領域であって情報入力
・検出・表示装置1を上から床面に投影したときの投影
領域に対応する内部に床面との接地面が変形復元性のあ
る回転移動部材91を複数個設け、各回転移動部材91
の配置位置を結んだ線分が多角形を形成するように各回
転移動部材を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等において情報の入力や選択をするためにペン
等の指示部材や指等によって指示された座標位置を検出
するいわゆるタッチパネル方式の座標入力・検出装置を
電子黒板や大型のディスプレイと共に一体化した情報入
力・検出・表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】座標検出装置としてペンで座標入力面を
押さえた時あるいはペンが座標入力面に接近した時に静
電誘導又は電磁誘導によって電気的な変化を検出するも
のが使用されたり、特開昭61−239322号公報に
示すような超音波方式のタッチパネル座標検出装置が使
用されている。これらのパネル座標入力装置はパネル上
に送出された表面弾性波をパネルに触れることによりそ
の表面弾性波を減衰させ、その位置を検出するものであ
る。
【0003】しかし静電誘導又は電磁誘導によって座標
位置を検出するものでは、座標入力面に電気的なスイッ
チ機能を有するため製造コストが高く、かつ、ペンと本
体とをつなぐケーブルが必要であるため操作性に難点が
あった。また、超音波方式の座標入力装置はペンや指入
力を前提としているため、柔らかく弾力性を有し吸収を
伴うような材質のパネル上でペン入力を行わせ直線を描
く場合、ペンや指で押した時点では超音波の安定な減衰
が得られるが、ペンを移動するとき十分な接触が得られ
ず直線が切れてしまう。そこで十分な接触を得るにはペ
ンを必要以上の力で押し付けてしまう。このためペンの
移動に伴いペンの持つ弾力性のため応力を受け歪を生
じ、移動中に復帰させる力が働く。したがって一旦ペン
入力時に曲線を描こうとすると、ペンを抑える力が弱く
なり歪を元へ戻す力が優るため復帰して安定な減衰が得
られなくなり入力が途絶えたと判断してしまう.このた
めにペン入力としては信頼性が確保できないという問題
を有する。
【0004】これに対して例えば特開平5−17369
9号公報や特開平9−319501号公報等に開示され
ている光学式の座標検出装置はこれらの問題を解消し比
較的簡単な構成によりタッチパネル型の座標検出装置を
実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年このような座標検
出装置はパーソナルコンピュータ等の普及に伴い情報の
入力や選択をするための有力なツールとして位置付けら
れ、各種の装置が検討されているが、本格的な実用化に
向けていまだ解決されねばならない課題が多々存在す
る。そのうちの1つの課題として、このような光学式の
座標入力・検出装置あるいはカメラのような画像入力手
段を利用した座標入力・検出装置と表示手段等を組み合
わせてシステム化した装置は、光学式である利点を利用
して大画面化と大型化が実現できるが、大画面化と大型
化された装置であるがために装置の移動が困難であっ
た。
【0006】この発明はかから課題を解消し、光学式の
座標入力・検出装置あるいはカメラのような画像入力手
段を利用した座標入力・検出装置と表示手段を組み合わ
せた大型の装置の設置部分にかかる重量を分散させると
ともにどの方向にも容易に移動させ、かつ移動時の衝撃
を低減させることができる情報入力・検出・表示装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報入力
・検出・表示装置は、複数の発光手段と複数の受光手段
の各発光手段と受光手段の光路内の光遮断手段の有無に
より、光遮断手段の平面又はほぼ平面の2次元座標を検
出する座標入力・検出装置、若しくは平面又はほぼ平面
の座標入力・検出領域を取り込む画像入力手段と、画像
入力手段により取り込まれた情報のうちの一部の領域を
2次元座標情報に変換する手段とよりなる座標入力・検
出装置と、座標入力・検出装置によって入力して検出さ
れた座標に基づいて所定の位置に情報を表示する表示装
置とを、座標入力・検出装置の座標入力・検出面と表示
装置の表示面とを組み合わせて一体にした情報入力・検
出・表示装置において、入力して検出された座標に基づ
いて所定の位置に情報を表示する情報入力・検出・表示
ユニットと、入力した座標を検出して座標情報を処理す
るコントロールユニットと、情報入力・検出・表示ユニ
ットとコントロールユニットを保持する保持部材とを有
し、保持部材の底面の床面に相対する領域であって情報
入力・検出・表示装置を上から床面に投影したときの投
影領域に対応する内部に床面との接地面が変形復元性の
ある回転移動部材を複数個設け、各回転移動部材の配置
位置を結んだ線分が多角形を形成するように各回転移動
部材を配置したことを特徴とする。
【0008】前記保持部材の回転移動部材を設けた底面
のコーナ部分を面取り形状とし、保持部材の底面の床面
からの高さを回転移動部材の回転部分外径の1/5から
2倍の範囲内にすると良い。
【0009】また、保持部材の回転移動部材を設けた底
面のコーナ部分に衝撃緩衝部材を設けることが望まし
い。さらに、保持部材の側面全周に衝撃緩衝部材を設け
ると良い。
【0010】また、回転移動部材を4個使用し、4個の
回転移動部材の配置位置で形成される4角形が横長形状
になるように4個の回転移動部材を配置すると良い。
【0011】さらに、回転移動部材を変形復元力可変構
造にすることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の情報入力・検出・表示
装置は座標入力・検出装置とCRT,LCD,プラズマ
ディスプレイ等の表示装置とを組み合わせた大型のもの
であり、会議等で複数の人に操作者が入力した情報を表
示して説明するために使用する。この情報入力・検出・
表示装置は座標入力・検出装置によって入力した位置の
座標を検出し、検出した座標に基づいて所定の位置に情
報を表示する情報入力・検出・表示ユニットと保持部材
とコントロールユニットを有する。
【0013】情報入力・検出・表示ユニットの座標入力
・検出装置は4角形の形状をした入力・検出・表示面を
座標入力領域とし、この座標入力領域上を光学的に不透
明な材質からなるユーザの手指やペンあるいは支持棒な
どの指示手段で触った位置の座標を検出する。この座標
入力,検出装置の座標入力領域の上方の両端部にそれぞ
れ受発光手段が設けられている。各受発光手段からは座
標入力領域に向けて点光源から座標入力領域に平行な面
に沿って進行する扇形板状の光波により光ビームの束
(プローブ光)が照射されている。各受発光手段から光
が照射される座標入力領域の周辺の3辺には再帰性反射
部材が再帰反射面を座標入力領域の中央に向けて装着さ
れている。この再帰性反射部材は入射した光を入射角度
によらずに同じ方向に反射する特性をもった部材であ
る。
【0014】各受発光手段は点光源と集光レンズ及び受
光素子を有する。点光源は受光素子と反対の方向に扇形
に光を射出する。この点光源から出射された扇形の光は
再帰性反射部材で反射されて各受発光手段に入射し、集
光レンズを通り受光素子のそれぞれ異なる位置に到達す
る。したがってある位置に指示手段が挿入され、その位
置を通るビームが遮断されると、そのビームに対応する
受光素子上の点に光が到達しなくなる。このため受光素
子上の光強度の分布は指示手段により遮断されたビーム
に対応する位置に光強度が弱い領域(暗点)が生じる。
受光素子が集光レンズの焦点位置に設けられていると、
この暗点が生じた位置を検出することにより、検出した
位置と集光レンズの焦点距離から指示手段により遮断さ
れたビームの出射角を知ることができる。そこで座標入
力領域の上方の両端部に設けた2つの受発光手段で指示
手段で遮られたビームの出射角をそれぞれ検出し、検出
した各出射角と2つの受発光手段の間隔から指示手段が
挿入された位置の座標を検出することができる。
【0015】この光学式の座標入力・検出装置と表示装
置を組み合わせてシステム化した情報入力・検出・表示
装置は光学式である利点を利用して大画面化と大型化が
実現できる。このように大型化すると必然的に重量も重
くなり、情報入力・検出・表示装置の移動や運搬が困難
になる。そこで情報入力・検出・表示ユニットとコント
ロールユニットを保持する保持部材に回転移動部材を設
ける。この情報入力・検出・表示ユニットを保持した保
持部材に設けた回転移動部材は単に滑車構造になってい
て回転すればよいというものではなく、情報入力・検出
・表示ユニットの光学的方式を採用している座標入力・
検出装置の光学的な精度の維持と光軸の狂いの回避等の
ため,振動や衝撃をできるだけ少なくすることが必須の
要件になる。そこで回転移動部材を単なる滑車構造では
なく、回転移動部材が床に接する部分を変形復元性のあ
る材料で構成する。例えばゴムあるいはプラスチックの
ような弾性的性質をもつ材料を回転移動部材が床に接す
る部分に配したり、回転移動部材全体をゴムやプラスチ
ックのような弾性的性質をもつ材料によって構成する。
このように回転移動部材が床に接する部分を変形復元性
のある材料で構成することにより、大型の情報入力・検
出・表示装置の移動や運搬時に床の段差等から拾う振動
や衝撃を少なくでき、情報入力・検出・表示ユニットの
光学的な精度の維持や光軸の狂いを回避することができ
る。また、移動時だけでなく通常に設置してある場合に
おいても、地震あるいは物の衝突等の予期せぬ事態によ
り情報入力・検出・表示装置に衝撃等が加わっても、回
転移動部材の変形復元性によりその衝撃を吸収でき、情
報入力・検出・表示ユニットの光学的な精度の維持と光
軸の狂い等を最小限に抑えることができる。
【0016】さらに、各回転移動部材を保持部材に配置
する場合、各回転移動部材全体が保持部材を床面に投影
した投影領域の内部に位置するように配置して、大型の
情報入力・検出・表示装置を移動するときに作業者が回
転移動部材に足を引っかけて躓いたりする事故や、操作
者が説明のために情報入力・検出・表示装置の周辺を行
き来するときに回転移動部材に足を引っかけて躓いたり
する事故をなくす。
【0017】また、保持部材の最外側部分の床面に近い
側のコーナ部分を面取りしてエッジをなくすとともに保
持部材の底面の床面からの高さを適切な範囲内である回
転移動部材の回転部分の外径の1/5以上から2倍以内
の範囲にして、情報入力・検出・表示装置の移動機能性
と使用者の安全性を確保する。
【0018】
【実施例】図1,図2はこの発明の一実施例の情報入力
・検出・表示装置を示し、図1は正面図、図2は側面図
である。図に示す情報入力・検出・表示装置1は座標入
力・検出装置とCRT,LCD,プラズマディスプレイ
等の表示装置とを組み合わせた大型のものであり、図3
の側面配置図に示すように、会議等で椅子に座っている
1又は複数の人2に操作者3が入力した情報を表示して
説明するために使用する。この情報入力・検出・表示装
置1は座標入力・検出装置によって入力した位置の座標
を検出し、検出した座標に基づいて所定の位置に情報を
表示する情報入力・検出・表示ユニット4と保持部材5
とコントロールユニット6を有する。情報入力・検出・
表示ユニット4は表示面外枠部分7で囲まれた内側に大
形の入力・検出・表示面8を有する。入力・検出・表示
面8は電子的に画像を表示するディスプレイ表面やマー
カー等のペンで書き込むホワイトボードなどからなる。
【0019】この実施例を説明するにあたり、まず、情
報入力・検出・表示装置1の入力・検出・表示面8を使
用して光学的な原理を利用して入力した座標を検出する
各種の座標入力,検出装置について説明する。
【0020】〔座標入力・検出装置の第1の例〕 座標
入力・検出装置10は、図4に示すように、4角形の形
状をした入力・検出・表示面8を座標入力領域11と
し、この座標入力領域11上を光学的に不透明な材質か
らなるユーザの手指やペンあるいは支持棒などの指示手
段12で触った位置の座標を検出する。この座標入力,
検出装置10の座標入力領域11の上方の両端部に受発
光手段13a,13bが設けられている。各受発光手段
13a,13bからは座標入力領域11に向けて点光源
14から座標入力面に平行な面に沿って進行する扇形板
状の光波により光ビームの束(プローブ光)L1,L2
〜Lnが照射されている。各受発光手段13a,13b
から光が照射される座標入力領域11の周辺の3辺には
再帰性反射部材15が再帰反射面を座標入力領域11の
中央に向けて装着されている。この再帰性反射部材15
は入射した光を入射角度によらずに同じ方向に反射する
特性をもった部材である。例えば受発光手段13aから
発した扇形板状の光波のうちある一つのビームL3に注
目すると、ビームL3は再帰性反射部材15によって反
射されて再び同じ光路を再帰反射光L31として受発光
手段13aに向かって戻るように進行する。
【0021】受発光手段13a,13bは、図5の平面
図に示すように点光源14と集光レンズ16及び受光素
子17を有する。点光源14は受光素子17と反対の方
向に扇形に光を射出する。この点光源14から出射され
た扇形の光は再帰性反射部材15で反射されて受発光手
段13a,13bに入射し、集光レンズ16を通り受光
素子17のそれぞれ異なる位置に到達する。したがって
ある位置に指示手段12が挿入され、その位置を通るビ
ームLjが遮断されると、そのビームに対応する受光素
子17上の点に光が到達しなくなる。このため、図6に
示すように、受光素子17上の光強度の分布は指示手段
12により遮断されたビームLjに対応する位置Dnに
光強度が弱い領域(暗点)が生じる。受光素子17が集
光レンズ16の焦点位置に設けられていると、この暗点
が生じた位置Dnを検出することにより、検出した位置
Dnと集光レンズ16の焦点距離fから指示手段12に
より遮断されたビームLjの出射角θiを知ることがで
きる。そこで、図4に示すように座標入力領域11の上
方の端部に設けた受発光手段13aで指示手段12で遮
られたビームの出射角θLを検出し、受発光手段13b
で指示手段12で遮られたビームの出射角θRを検出
し、検出した出射角θL,θRと受発光手段13a,1
3bの間隔wから指示手段12が挿入された位置の座標
P(x,y)を次式で得ることができる。 x=wtanθR/(tanθL+tanθR) y=wtanθL・tanθR/(tanθL+tanθR
【0022】この受発光手段13a,13bの発光部で
ある点光源14の光学系は、図7の入力・検出・表示面
7の側面断面図に示すように、レーザダイオードやピン
ポイントLEDなどスポットをある程度絞ることができ
る光源21とシリンドリカルレンズ22と曲率の分布が
直交する2枚のシリンドリカルレンズ23,24とスリ
ット25とハーフミラー26を有し、光軸が座標入力領
域11の表面に対して垂直になるように配置されてい
る。そして光源21から座標入力領域11に垂直に出射
した光はシリンドリカルレンズ21によってx方向にの
みコリメートされ、シリンドリカルレンズ21を出た
後、シリンドリカルレンズ21とは曲率の分布が直交す
る2枚のシリンドリカルレンズ23,24でy方向に対
して集光され、シリンドリカルレンズ21〜24の作用
により線状に集光した領域を形成する。このシリンドリ
カルレンズ24を出た光をy方向に狭くx方向に細長い
スリット21により線状の2次光源を形成する。この2
次光源から発した光はハーフミラー26で座標入力領域
11の表面と平行に反射して扇形状に広がりながら進行
し、座標入力領域11の周辺部に設けた再帰性反射部材
15で反射する。反射した光は同じ経路を通りハーフミ
ラー26に入射し、ハーフミラー26を透過した光はシ
リンドリカルレンズ16を通り受光素子17に入射す
る。このときスリット21とシリンドリカルレンズ16
はハーフミラー26に対して共役な位置関係Dにある。
なお、図7において、Aは点光源14の光学系を説明の
ために90度回転して示す、Bはシリンドリカルレンズ
16と受光素子17を90度回転して示した図である。
このようにして点光源14から扇形状に広がった光を座
標入力領域11の表面と平行に出射し、座標入力領域1
1の周辺部に設けた再帰性反射部材15で反射を受光素
子17で受光することができる。
【0023】〔座標入力・検出装置の第2の例〕 第2
の座標入力・検出装置10aは、図8に示すように、水
平方向にXm個配列された発光ダイオード(LED)3
1と、Xm個のLED31と1対1に対応して対向配置
されたXm個のフォトトランジスタ32と、垂直方向に
Yn個配列されたLED33と、Yn個のLED33に
1対1に対応して対向配置されたYn個のフォトトラン
ジスタ34とにより座標入力領域11を形成する。そし
て座標入力領域11の例えばタッチ部分35にタッチ入
力が行なわれると、タッチ部分35を通る光路が遮ぎら
れるため、その遮断光路にある水平方向と垂直方向のフ
ォトトランジスタ32,34の受光光量が低下する。こ
の受光光量が低下したフォトトランジスタ32,34の
位置を平均することによりタッチ座標の位置36を算出
することができる。
【0024】〔座標入力・検出装置の第3の例〕 第3
の座標入力・検出装置10bは、図9に示すように、座
標入力領域11の隣接する2つの角部k1,k2に発光
検出装置41a,41bを設置しておく。各発光検出装
置41a,41bにはそれぞれ発光部42と受光角度検
出部43を有する。この発光検出装置41a,41bの
発光部42から座標入力領域11上に光を出射する。一
方、ユーザは位置指示棒であるペン44で座標入力領域
11上の任意の位置を指し示す。この位置指示棒である
ペン44は、図10に示すように、通常の筆記具と同様
な形状をし、先端部には多数のコーナーキューブ45を
有する。コーナーキューブ45は、図11に示すよう
に、互いに直交させた3枚鏡をプリズムで作ったもので
あり、反射光を正確に入射光の方向に戻す。例えば一辺
の長さcを2mmとしたコーナーキューブ45を直径1
0mmのペン44の先端部に放射状に配置する。また図
10に示すように、隣り合うコーナーキューブ45の向
きを逆にして配置すると1段につき62個のコーナーキ
ューブ45から構成でき、3段構成とすると合計186
個のコーナーキューブ45から構成できる。なお,反射
光が入射光の方向に戻るような構造としてコーナーキュ
ーブ45を用いた場合について示したが、反射光が入射
光の方向に戻る再帰性を有するものであれば他の構造を
用いても良い。
【0025】このようなペン44で座標入力領域11上
の任意の位置を指し示すと、各発光検出装置41a,4
1bの発光部42から出射した光のうちペン44で反射
した光はそれぞれ発光検出装置41a,41bに戻る。
このペン44からの反射光を受光角度検出部43でそれ
ぞれ検出する。ここで発光検出装置41a,41bの発
光部42から出射する光の光軸と受光角度検出部43の
光軸とを座標入力領域11の基準点46の方向を向くよ
うに設置しておく。ここで基準点46は座標入力領域1
1の発光検出装置41a,41bを結ぶ周辺に対して4
5度をなす線分の交点の位置とし、座標入力領域11の
角部k2を原点(0,0)とし、座標入力領域11上の
位置を横方向をY軸,縦方向をX軸とするX−Y座標系
で表わすものとする。
【0026】この座標入力領域11に光を出射してペン
44からの反射光の受光角度を検出する発光検出装置4
1a,41bの発光部42には、図12に示すように、
光源(LED)47と光学レンズ48を有する。光学レ
ンズ48は像の一方向の倍率のみを変えることを特徴と
するシリンドリカルレンズ又は像の一方向の倍率のみを
変え、しかも入射角度による倍率の変化が無いことを特
徴とするトロイダルレンズを利用する。また、受光角度
検出部43はPSD49とシリンドリカルレンズ50と
を有する。そしてLED47から出射した光は光学レン
ズ48によって座標入力領域11と平行なビームとなる
ように集光され、座標入力領域11と平行な扇形状のビ
ームとなる。ここでLED47として可視光線を発光す
るものでもよいが,赤外線(波長890nm)を発光す
る例えばL2656(浜松ホトニクス社製)を使用する
と良い。また、光学レンズ48としては座標入力領域1
1と垂直な方向の長さが10mm、座標入力領域11と
平行で赤外光の発光光軸と垂直な方向の長さが10mm
程度の大きさで、焦点距離6mm程度のものを用いると
良い。さらに、光学レンズ48の焦点位置にLED47
の発光点がくるように固定配置する。
【0027】受光角度検出部43のシリンドリカルレン
ズ50は、図12に示すように、ペン44からの反射光
を座標入力領域11と平行な方向に集光するように配置
されている。そして集光したスポット光はPSD49で
受光する。PSD49は、図12に示すように、座標入
力領域11と平行な方向に細長い構造とし、受光面は入
射光を電気信号に変換するためのPN接合面となってい
る。また、PSD49は受光面の両端に電流を取り出す
ための出力端子S1,S2が設けられ、受光点S0と出
力端子S1,S2までの距離に反比例した電流I1,I
2が出力端子S1,S2から出力される。この電流I
1,I2をA/D変換し、マイクロコンピュータによっ
て演算することによって受光点S0の位置を特定するこ
とができ、この受光点S0の位置によりペン44からの
反射光の受光角度を計算することができる。このPSD
49は座標入力領域11と平行な方向の受光面の長さが
13mm、座標入力領域11と垂直な方向の長さが1m
m程度のものを用いれば良い。例えば浜松ホトニクス社
製のS3270を用いることができる。このシリンドリ
カルレンズ50とPSD49の具体的な配置例を図13
に示す。ここで,シリンドリカルレンズ50は座標入力
領域11及びPSD49の受光面と平行な方向の長さを
10mm、座標入力領域11と垂直な方向の長さを10
mm程度としたものを用い、シリンドリカルレンズ50
の光学的中心位置とPSD49の受光面との距離が6.5
mmとなるように配置する。また、ペン44からの反射
光がPSD49の受光面へ直接入射しないようにシリン
ドリカルレンズ50の周囲に黒色ABS等の材料で作っ
たマスク51を配置する。さらに、シリンドリカルレン
ズ50の焦点距離はペン44からの反射光の入射角度の
違いによりシリンドリカルレンズ50とPSD49との
距離が変化するため、シリンドリカルレンズ50の中心
とPSD49の受光面との距離の最大値と最小値との間
であればよい。例えば図13の場合、シリンドリカルレ
ンズ50の中心とPSD49の受光面との距離の最大値
は9.2mm、最小値は6.5mmとなるので,焦点距離が9
mm程度のシリンドリカルレンズ50を用いれば良い。
また、マスク51の座標入力領域11に平行な方向の長
さはPSD49の受光面の長さよりも大きければ良い。
【0028】また、受光角度検出部43に、ペン44か
らの反射光をスポット光に絞るために用いるシリンドリ
カルレンズ50の代わりに、図14に示すように、微小
な透過孔52を1個有し、黒色ABS等の材料で作られ
た薄い板からなるアパーチャー53を用いても良い。こ
の場合、ペン44からの反射光のうちアパーチャー53
の透過孔52を通過した光のみがスポット光としてPS
D40の受光点S0に受光される。このアパーチャー5
3とPSD49の具体的な配置例を図15に示す。PS
D49の受光面の長さを例えば13mmとした場合、P
SD49の受光面からその半分の距離6.5mmだけ離れ
た位置にPSD49の受光面とアパーチャー53の表面
とが平行になるようにアパーチャー53を配置する。ま
た、アパーチャー53の大きさはペン44からの反射光
がPSD49の受光面に直接入射しないようにPSD4
9の受光面よりも大きくすると良い。例えばPSD49
の受光面の大きさが13mm×1mmの場合、アパーチ
ャー53の大きさを15mm×3mm程度にすると良
い。また、透過孔52は座標入力領域11と平行な方向
ではPSD49の受光面の長さよりも短く、座標入力領
域11と垂直な方向ではPSD49の受光面の幅よりも
長くする。例えば2mm×2mmの大きさとする。この
受光角度検出部43と発光部42を一体成型することに
よって、発光検出装置41a,41bを20mm×15
mm×10mm程度の大きさとすることができ、回転モ
ータを用いてビーム光をスキャンして位置検出を行う場
合よりも小型化することができる。
【0029】この発光検出装置41a,41bの発光部
42のLED47の発光タイミングの制御と受光角度検
出部43のPSD49から出力された電流I1,I2の
演算を行う制御回路は、図16のブロック図に示すよう
に、MPU67を中心としてプログラム及びデータを記
憶するROM65とRAM66と発光時間間隔を制御す
るためのタイマー68とインタフェースドライバ69と
A/Dコンバータ63及びLEDドライバ64がバス接
続されている。PSD49から出力された電流I1,I
2の演算回路としては、PSD49の出力端子S1,S
2)に接続されたアンプ61とアンプ61に接続された
アナログ演算回路62を有する。そしてPSD49から
出力された電流I1,I2はアンプ61に入力され増幅
される。増幅された電流信号はアナログ演算回路62で
I2/(I1+I2)のような処理がされ、A/Dコン
バータ63によってデジタル信号に変換されてMPU6
7に渡される。この後、MPU67によって受光角度及
びペン44の位置座標の演算が行われる。この制御回路
は発光検出装置41a,41bのいずれか一方の筺体に
組み込んでもよく、また、発光検出装置41a,41b
とは別筺体として座標入力領域11の一部分に組み込ん
でもよい。また、インタフェースドライバ69を介して
パソコン等に演算された座標データを出力するために出
力端子を設けることが好ましい。
【0030】この座標入力・検出装置10bにおいて、
ペン44で座標入力領域11上の任意の位置を指し示し
たときに、その位置の座標を検出するときの動作につい
て説明する。図9に示すように、座標入力領域11上の
適当な位置(X,Y)をペン44を用いて指示すると、
各発光検出装置41a,41bの発光部43から出射さ
れた光でペン44に入射して反射した光はそれぞれ入射
光と同じ経路を通り発光検出装置41a,41bの受光
角度検出部43のPSD49で受光される。PSD49
で受光された光はPSD49に対する入射角度によって
PSD49の受光面上の異なる位置にスポット光を形成
する。ここでペン44からの反射光の発光検出装置41
aに対する入射角をθ1、光検出装置41bに対する入
射角をθ2とし、図17に示すように、受光角度検出部
43のシリンドリカルレンズ50の中心とPSD49の
受光面の中央との距離をL、PSD49の受光面の長さ
を2Lとすると、PSD49の中央位置から距離D1だ
け離れた位置にペン44からの反射光のスポット光が入
射した場合、PSD49の2つの出力端子S1,S2か
ら得られる電流値I1,I2と受光位置D1とは下記の
関係が成立する。 I1=I0×(L−D1)/2L I2=I0×(L+D1)/2L ここでI0=(I1+I2) したがって、 L+D1=2L×I2/(I1+I2) すなわち、ペン44の反射光の受光位置D1はPSD4
9が出力する電流値I1,I2から求めることができ
る。この受光位置D1からペン44の反射光の発光検出
装置41aに対する入射角θ1と光検出装置41bに対
する入射角θ2をそれぞれ次式で求めることができる。 tanθ=(D1/L) 但しi=1,2 この入射角θ1,θ2と座標入力領域11の横方向の長
さWからペン44の指示位置(X,Y)の座標を次式で
表せる。 Y=Xtan(45°−θ2) Y=(A−X)tan(45°−θ1) この連立方程式を解くことによりペン44によって指示
された座標入力領域11上の位置座標(X,Y)を求め
ることができる。この演算結果である座標値はインタフ
ェースドライバ69を介してパソコン等へ転送すること
によりペン44による指示位置の表示や指示位置に対応
するコマンド入力などの処理に利用できる。
【0031】このようにペン44で指示した位置の座標
を検出するときに、発光検出装置41a,41bで同時
にLED47に発光させると、例えば発光検出装置41
aから出射した赤外光が発光検出装置41bのPSD4
9で検出されるおそれがある。そこで各発光検出装置4
1a,41bのLED47の発光制御を時分割して交互
に行ない、これと同期させてPSD49の電流検出を行
なうことが好ましい。
【0032】〔座標入力・検出装置の第4の例〕 次ぎ
に画像入力装置を利用した第4の座標入力・検出装置に
ついて説明する、第4の座標入力・検出装置10cは、
図18に示すように、赤外線位置検出部71とコントロ
ール部72とペン型の座標入力部73を有する。赤外線
位置検出部71には2組の赤外線CCDカメラ74a,
74bが水平方向に一定距離Lの間隔をあけて配列され
ている。ペン型の座標入力部73は先端に赤外線LED
75を配置し、赤外線LED74からの赤外線を上方に
向けて放射する。コントロール部72には、リセット信
号を発生するリセット信号回路76と、垂直クロック信
号を発生する垂直クロック回路77と、水平クロック信
号を発生する水平クロック回路78と、赤外線CCDカ
メラ74aからの映像信号をもとに波形のピークを検出
し水平クロック信号の周期にあわせてピーク信号を発生
するピーク検出回路79aと、赤外線CCDカメラ74
bからの映像信号をもとに波形のピークを検出し水平ク
ロック信号の周期にあわせてピーク信号を発生するピー
ク検出回路79bと、座標位置を算出する演算回路80
と、演算回路80により算出された座標位置をコンピュ
ータ(図示せず)に送信するインターフェース回路81
と、演算回路80により算出された座標位置を表示する
表示回路82を有する。また、赤外線位置検出部71の
撮影範囲以外にペン型の座標入力部73が位置すると警
告音等を発生する音声回路部を備えることにより、操作
性を向上させることができる。さらに、赤外線CCDカ
メラ74a,74bにレンズ倍率調整回路部又は焦点距
離調整回路部を設けることにより、原稿サイズの大きさ
や入力精度の要求又は作業スペースに応じて解像度や検
出範囲を設定でき、操作性を向上させることができる。
このコントロール部72は赤外線位置検出部71と別体
に設けても良く、あるいはコントロール部72の各回路
を小型化して赤外線位置検出部71と一体化しても良
い。
【0033】この座標入力・検出装置10cの動作を図
19のタイムチャートを参照して説明する。まず、リセ
ット信号回路76からのリセット信号と垂直クロック回
路77からの垂直クロック信号と水平クロック回路78
からの水平クロック信号を同時に2つの赤外線CCDカ
メラ74a,74bに入力する。これらの入力信号によ
り2つの赤外線CCDカメラ74a,74bからの映像
信号をコントロール部72に入力する。通常の赤外線C
CDカメラでペン型の座標入力部73を撮影するとペン
自体が撮影されるが、露出を絞った赤外線CCDカメラ
74a,74bで撮影すると、赤外線LED75の発光
部のみが撮影され、他の物は撮影されず黒色となる。し
たがって赤外線CCDカメラ74a,74bの映像信号
には赤外線LED75の位置に相当するところに強いピ
ーク信号83a,83bが現れる。この各ピーク信号8
3a,83bはピーク検出回路79a,79bで検出さ
れ、ピーク検出信号84a,84bとして演算回路80
に送られる。演算回路80ではコントロール部72のR
OM(図示せず)にあらかじめ計算して格納した変換テ
ーブルにより、赤外線CCDカメラ74a,74bにピ
ーク信号83a,83bが現れたところが赤外線CCD
カメラ74a,74bの基準となる原点から何度の角度
の位置にあるかが判るので、その2つの角度情報と2つ
の赤外線CCDカメラ74a,74bの距離Lによりペ
ン型の座標入力部73の座標位置を計算することができ
る。この得られた座標位置をインターフェース回路81
を介してコンピュータ等にデータを送信して表示画面等
に表示させる。
【0034】この座標位置の算出方法を図20を参照し
て説明する。2つの赤外線CCDカメラ74a,7ab
により赤外線LED75を有するペン型の座標入力部7
3の位置を示すピーク検出信号84a,84bが検出さ
れ、リセット信号からの垂直クロック信号の位置と水平
クロック信号の位置により赤外線CCDカメラ74a,
74bにおける2次元座標(x1,y1),(x2,y
2)が求められる。ここで各座標の原点は適宜決定され
るが、赤外線CCDカメラ74aの位置を原点にとる
と、赤外線CCDカメラ74a,74bからの赤外線L
ED75の角度α,βは次式により求められる。 tanα=(y1/x1) tanβ=(y2/x2) そして2つの赤外線CCDカメラ74a,74bと赤外
線LED75を結ぶ直線a,bは次式で表される。 直線a;y=xtanα 直線b;y=(x−L)tan(π−β) この2つの連立一次方程式を解くことによりペン型の座
標入力部73の赤外線LED75の座標位置を算出でき
る。ここで演算回路80の演算速度を上げるために、角
度α,βによる座標位置の算出のための変換テーブルを
設けることにより、直ちに座標位置を求めることができ
スムーズな図形等の入力ができる。このように電子カメ
ラの如き画像入力手段を利用した座標入力・検出装置1
0dによればタブレット盤等を作業台等におく必要がな
く、作業台のある空間を利用して図形等の入力し正確に
座標位置を検出することができる。また、原稿等があっ
ても、その上で図形等の位置入力作業を行うことができ
る、原稿に図面等が記載されていた場合、レンズ倍率調
整回路部等により原稿のサイズに合わせて撮影範囲を可
変設定できたり解像度の設定ができるので、操作性と利
便性を向上させることができる。
【0035】図1,図2に示した情報入力・検出・表示
装置1の情報入力・検出・表示ユニット4は、以上説明
した座標入力・検出装置10,10a〜10cのいずれ
かとCRTやLCD,プラズマディスプレイ等の表示装
置と組み合わせたものであり、大型化に適した方式であ
り、図3に示すように、複数の人2が参加した会議等で
操作者3が入力した情報を表示して説明するために使用
することができる。このように大型化すると必然的に重
量も重くなり、情報入力・検出・表示装置1の移動や運
搬が困難になる。そこで情報入力・検出・表示ユニット
4とコントロールユニット6を保持する保持部材5に回
転移動部材91を設ける。この情報入力・検出・表示ユ
ニット4を保持した保持部材5に設けた回転移動部材9
1は単に滑車構造になっていて回転すればよいというも
のではなく、情報入力・検出・表示ユニット4の光学的
方式を採用している座標入力・検出装置10,10a〜
10cの光学的な精度の維持と光軸の狂いの回避等のた
め,振動や衝撃をできるだけ少なくすることが必須の要
件になる。
【0036】そこで回転移動部材91を単なる滑車構造
ではなく、回転移動部材91が床に接する部分を変形復
元性のある材料で構成する。例えばゴムあるいはプラス
チックのような弾性的性質をもつ材料を回転移動部材9
1が床に接する部分に配したり、回転移動部材91全体
をゴムやプラスチックのような弾性的性質をもつ材料に
よって構成する。また、回転移動部材91を自転車や自
動車等に使われている空気を入れたタイヤ構造としたも
のでも良い。このように回転移動部材91が床に接する
部分を変形復元性のある材料で構成することにより、情
報入力・検出・表示装置1の移動や運搬時に床の段差等
から拾う振動や衝撃を少なくでき、情報入力・検出・表
示ユニット4の光学的な精度の維持や光軸の狂いを回避
することができる。また、移動時だけでなく通常に設置
してある場合においても、地震あるいは物の衝突等の予
期せぬ事態により情報入力・検出・表示装置1に衝撃等
が加わっても、回転移動部材91の変形復元性によりそ
の衝撃を吸収でき、情報入力・検出・表示ユニット4の
光学的な精度の維持と光軸の狂い等を最小限に抑えるこ
とができる。
【0037】この保持部材5に対する回転移動部材91
を取り付ける位置の配置は、図21の(a)に示すよう
に、3個の回転移動部材91が3角形を形成するように
配置する場合と、(b)に示すように、4個の回転移動
部材91が4角形を形成するように配置する場合と、
(c)に示すように、3個の回転移動部材91を1列に
配置する場合とがある。なお、保持部材5の床面である
回転移動部材91の取付部は必ずしも板である必要はな
くフレーム構造であっても良い。この回転移動部材91
の配置例において、(c)の回転移動部材91を3個1
列に配列した場合は、3点で保持部材5を支持してお
り、装置の荷重は分散されているが、3点で1平面を構
成できない配置であるため不安定な支持になっている。
一方、(a)のように3個の回転移動部材91が3角形
を形成するように配置した場合は、3点により1平面が
構成できる配置であるため装置を安定して支持できる。
また(b)の4個の回転移動部材91が4角形を形成す
るように配置した場合は支持する点が3点であればそれ
だけで1平面が構成でき、さらに支持点が1点余分にな
るが荷重の分散という点からみて好ましい状態になる。
これらの配置例からわかるように、3個以上の回転移動
部材91で多角形を形成するように配置することによ
り、情報入力・検出・表示装置1の荷重を分散して安定
して支持することができるとともに取っ手92を持って
移動するときの転倒を防止することができる。
【0038】また、4個の回転移動部材91が4角形を
形成するように配置する場合、図22に示すように、情
報入力・検出・表示ユニット4の大きさに応じて表面側
から見て左右の方向に横長形状の4角形になるように配
置すると良い。情報入力・検出・表示ユニット4に使用
する表示装置はCRTやLCD,プラズマディスプレ
イ,FED(電界放射型)ディスプレイ等は例えば40イ
ンチ〜200インチと大型化するにしたがって薄型にな
り、奥行きよりも左右方向に大きくなる。したがって回
転移動部材91も左右の方向に横長形状の4角形になる
ように配置することにより荷重を適正に分散できるとと
もに移動時の転倒等を防止して安定性を高めることがで
きる。
【0039】このように3個又は4個の回転移動部材9
1の配置位置が多角形になるように各回転移動部材91
を保持部材5に配置する場合、図22、図23に示すよ
うに、各回転移動部材91全体が保持部材5を上から床
面に投影した投影領域90に対応する保持部材5の内部
に位置するように配置すると良い。このように各回転移
動部材91が保持部材5の投影領域90から外側に出な
いように配置することにより、大型の情報入力・検出・
表示装置1を移動するときに作業者が回転移動部材91
に足を引っかけて躓いたりする事故や、操作者が説明の
ために情報入力・検出・表示装置1の周辺を行き来する
ときに回転移動部材91に足を引っかけて躓いたりする
事故をなくすことができる。なお、図22、図23にお
いて、保持部材5の投影領域90の外側に情報入力・検
出・表示装置1全体の投影領域90aを示したが、必ず
しも保持部材5の投影領域90が情報入力・検出・表示
装置1全体の投影領域90aの内側に位置するとは限ら
ない。
【0040】さらに、図2の側面図に示すように、保持
部材5の最外側部分の床に近い側のコーナ部分をC形状
あるいはR形状に面取りしてエッジをなくすと良い。こ
のように保持部材5の最外側部分の床に近い側のエッジ
をなくすことにより、情報入力・検出・表示装置1を移
動したり使用中に作業者や操作者の足が保持部材5の底
面と床面93の間に入り込んで躓くというような不慮の
事故が起こったとしても怪我を最小限に止めることがで
きる。特にサンダル等の足が露出しているような履き物
を履いている場合に、足に傷をつけることを防ぐことが
できる。
【0041】また、保持部材5の底面の床面93からの
高さhを適切な範囲内にして、大型の情報入力・検出・
表示装置1の移動機能性と使用者の安全性を確保する。
このため回転部分の外径が100mmの回転移動部材91
を保持部材5に4個設け、保持部材5の底面の床面93
からの高さhを5mmから300mmに変えて情報入力・
検出・表示装置1の移動機能性と使用者の安全性を調べ
た。ここで高さhが回転移動部材91の回転部分外径よ
りも小さい場合には、図24に示すように、回転移動部
材91が保持部材5の内部に潜り込んだような構造とし
た。情報入力・検出・表示装置1の移動機能性は、床面
93をリノリウムの床と、絨毯を敷いた床と、高さ10m
mのバリアのある床及び高さ15mmのバリアのある床の
各種の床面を使用して情報入力・検出・表示装置1を移
動させて移動可否を評価するとともに人の躓きにくさも
評価した。この評価の結果を下記評価表に示す。この評
価表において、移動可否の○印はスムーズに移動ができ
た場合、△印はぎこちなく移動ができた場合、×印は移
動ができなかった場合を示し、躓きにくさは、○印が躓
かなかった場合、×印は足が保持部材5の底面と床面9
3の間に入り込んで躓いた場合である。
【0042】
【表1】
【0043】この評価表に示すように、移動機能性と使
用者の安全性を確保するためには、保持部材5の底面の
床面93からの高さhを回転移動部材91の回転部分の
外径の1/5以上から2倍以内の範囲にすると良いこと
が判明した。
【0044】さらに、図25に示すように、保持部材5
の回転移動部材91を設けた底面のコーナ部分に、柔ら
かいゴム材料やスポンジ状の材料などからなる衝撃緩衝
部材94を設けると良い。このように保持部材5の床面
93に近いコーナ部分に衝撃緩衝部材94を設けること
により、情報入力・検出・表示装置1の移動時等に人が
足を引っかけたような場合であっても怪我をしないです
み、安全性を高めることができる。
【0045】また、図26に示すように、保持部材5の
側面全周にわたり柔らかいゴム材料やスポンジ状の材
料,変形復元可能なプラスチック材料,ウレタン材料な
どの衝撃緩衝部材95を設けると良い。このように保持
部材5の側面全周にわたり衝撃緩衝部材95を設ける
と、情報入力・検出・表示装置1を移動させたり、情報
入力・検出・表示装置1の操作をするために周辺を行き
来するときに、作業者や操作者が保持部材5に足をぶつ
けても、その衝撃を衝撃緩衝部材95で吸収して怪我を
しにくくして安全を図ることができる。また、情報入力
・検出・表示装置1を移動するときに、保持部材5の側
面が不慮の事故により他の物と衝突した場合において
も、その衝撃を衝撃緩衝部材95で吸収して、装置が破
損したり、光学式の座標入力・検出装置10の光軸の狂
い等が生じることを防ぐことができる。
【0046】さらに、回転移動部材91を変形復元力可
変構造にすることにより、情報入力・検出・表示装置1
をシステム化して重量が増加した場合に、回転移動部材
91の変形復元力を適宜変えることができ、大型の情報
入力・検出・表示装置1を容易に移動させるとともに安
定して移動することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、光学式
の座標入力・検出装置と表示装置とを組み合わせた情報
入力・検出・表示ユニットとコントロールユニットを保
持する保持部材とを有する大型の情報入力・検出・表示
装置の保持部材の底面の床面に相対する領域であって情
報入力・検出・表示装置を上から床面に投影したときの
投影領域に対応する内部に床面との接地面が変形復元性
のある回転移動部材を複数個設け、各回転移動部材の配
置位置を結んだ線分が多角形を形成するように各回転移
動部材を配置したから、大型の情報入力・検出・表示装
置の設置部分にかかる重量を分散させることができ、情
報入力・検出・表示装置を移動するときの安定性を高
め、作業者や操作者の安全を図るとともに容易に移動す
ることができる。
【0048】また、保持部材の回転移動部材を設けた底
面のコーナ部分を面取り形状にして保持部材の最外側部
分の床に近い側のエッジをなくすことにより、情報入力
・検出・表示装置を移動したり使用中に作業者や操作者
の足が保持部材の底面と床面の間に入り込んで躓くとい
うような不慮の事故が起こったとしても怪我を最小限に
止めることができ、安全性を高めることができる。
【0049】さらに、保持部材の底面の床面からの高さ
を回転移動部材の回転部分外径の1/5から2倍の範囲
内にすることにより、情報入力・検出・表示装置の移動
機能性と使用者の安全性を確保することができる。
【0050】また、保持部材の回転移動部材を設けた底
面のコーナ部分に衝撃緩衝部材を設けることにより、情
報入力・検出・表示装置の移動時等に人が足を引っかけ
たような場合であっても怪我をしないですみ、安全性を
高めることができる。
【0051】また、保持部材の側面全周に衝撃緩衝部材
を設けることにより、情報入力・検出・表示装置を移動
させたり、情報入力・検出・表示装置の操作をするため
に周辺を行き来するときに、作業者や操作者が保持部材
に足をぶつけても、その衝撃を衝撃緩衝部材で吸収して
怪我をしにくくして安全を図ることができる。さらに、
情報入力・検出・表示装置を移動するときに、保持部材
の側面が不慮の事故により他の物と衝突した場合におい
ても、その衝撃を衝撃緩衝部材で吸収して装置が破損し
たり、光学式の座標入力・検出装置の光軸の狂い等が生
じることを防ぐことができる。
【0052】また、4個の回転移動部材が4角形を形成
するように配置する場合、情報入力・検出・表示ユニッ
トの大きさに応じて表面側から見て左右の方向に横長形
状の4角形になるように配置することにより、大型の情
報入力・検出・表示装置の荷重を適正に分散して移動時
の転倒等を防止し、安定性を高めることができる。
【0053】さらに、回転移動部材を変形復元力可変構
造にすることにより、情報入力・検出・表示装置をシス
テム化して重量が増加した場合に、回転移動部材の変形
復元力を適宜変えることができ、大型の情報入力・検出
・表示装置を容易に移動させるとともに安定して移動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す正面図である。
【図2】上記実施例の側面図である。
【図3】上記実施例の使用状態を示す側面図である。
【図4】第1の座標入力・検出装置の構成図である。
【図5】第1の座標入力・検出装置の発受光手段の構成
を示す平面図である。
【図6】発受光手段の動作を示す説明図である。
【図7】発受光手段の点光源の構成を示す側面断面図で
ある。
【図8】第2の座標入力・検出装置の構成図である。
【図9】第3の座標入力・検出装置の構成図である。
【図10】第3の座標入力・検出装置のペンの構成図で
ある。
【図11】ペンのコーナーキューブの構成図である。
【図12】第3の座標入力・検出装置の発光検出装置の
構成図である。
【図13】発光検出装置の受光角検出部の配置図であ
る。
【図14】第3の座標入力・検出装置の第2の発光検出
装置の構成図である。
【図15】第2の発光検出装置の受光角検出部の配置図
である。
【図16】第3の座標入力・検出装置の制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図17】受光角検出部の動作を示す説明図である。
【図18】第4の座標入力・検出装置の構成図である。
【図19】第4の座標入力・検出装置の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図20】第4の座標入力・検出装置の座標検出動作を
示す説明図である。
【図21】保持部材に対する回転移動部材の配置図であ
る。
【図22】横長の4角形で配置した回転移動部材の配置
図である。
【図23】保持部材の投影領域内にした回転移動部材の
配置図である。
【図24】保持部材の高さが低い情報入力・検出・表示
装置の側面図である。
【図25】保持部材のコーナ部に衝撃緩衝部材を設けた
情報入力・検出・表示装置の側面図である。
【図26】保持部材の側面全周に衝撃緩衝部材を設けた
情報入力・検出・表示装置の側面図である。
【符号の説明】
1;情報入力・検出・表示装置、4;情報入力・検出・
表示ユニット、5;保持部材、6;コントロールユニッ
ト、8;入力・検出・表示面、10,10a〜10c;
座標入力・検出装置、91;回転移動部材、92;取っ
手、93;床面、94;衝撃緩衝部材、95;衝撃緩衝
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 隆夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3D050 AA31 DD03 EE15 5B068 AA01 AA15 AA22 AA32 BB18 BC02 BC04 BE08 CC11 CD06 5G435 AA00 BB01 BB02 BB06 BB12 DD09 DD10 EE13 EE18 EE50 FF03 GG01 GG09 GG41 HH18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光手段と複数の受光手段の各発
    光手段と受光手段の光路内の光遮断手段の有無により、
    光遮断手段の平面又はほぼ平面の2次元座標を検出する
    座標入力・検出装置、若しくは平面又はほぼ平面の座標
    入力・検出領域を取り込む画像入力手段と、画像入力手
    段により取り込まれた情報のうちの一部の領域を2次元
    座標情報に変換する手段とよりなる座標入力・検出装置
    と、座標入力・検出装置によって入力して検出された座
    標に基づいて所定の位置に情報を表示する表示装置と
    を、座標入力・検出装置の座標入力・検出面と表示装置
    の表示面とを組み合わせて一体にした情報入力・検出・
    表示装置において、 入力して検出された座標に基づいて所定の位置に情報を
    表示する情報入力・検出・表示ユニットと、入力した座
    標を検出して座標情報を処理するコントロールユニット
    と、情報入力・検出・表示ユニットとコントロールユニ
    ットを保持する保持部材とを有し、保持部材の底面の床
    面に相対する領域であって情報入力・検出・表示装置を
    上から床面に投影したときの投影領域に対応する内部に
    床面との接地面が変形復元性のある回転移動部材を複数
    個設け、各回転移動部材の配置位置を結んだ線分が多角
    形を形成するように各回転移動部材を配置したことを特
    徴とする情報入力・検出・表示装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部材の回転移動部材を設けた底
    面のコーナ部分を面取り形状とし、保持部材の底面の床
    面からの高さを回転移動部材の回転部分外径の1/5か
    ら2倍の範囲内とする請求項1記載の情報入力・検出・
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材の回転移動部材を設けた底
    面のコーナ部分に衝撃緩衝部材を設けた請求項1又は2
    記載の情報入力・検出・表示装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部材の側面全周に衝撃緩衝部材
    を設けた請求項1,2又は3記載の情報入力・検出・表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記回転移動部材を4個使用し、4個の
    回転移動部材の配置位置で形成される4角形が横長形状
    になるように4個の回転移動部材を配置した請求項1,
    2,3又は4記載の情報入力・検出・表示装置。
  6. 【請求項6】 前記回転移動部材を変形復元力可変構造
    とした請求項1,2,3,4又は5記載の情報入力・検
    出・表示装置。
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