JP2001084051A - 触覚インタフェース装置及びその方法 - Google Patents
触覚インタフェース装置及びその方法Info
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- JP2001084051A JP2001084051A JP25900899A JP25900899A JP2001084051A JP 2001084051 A JP2001084051 A JP 2001084051A JP 25900899 A JP25900899 A JP 25900899A JP 25900899 A JP25900899 A JP 25900899A JP 2001084051 A JP2001084051 A JP 2001084051A
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Abstract
リーな触覚インターフェース装置を提供する。 【解決手段】 触覚提示部101a〜n、操作入力部102a〜
n、秘密情報記憶部103、及び制御部104から構成され、
触覚刺激パターンによって、パスワードを規定してお
き、利用者に、触覚提示部から少なくとも一つの触覚刺
激を提示し、利用者に前記触覚刺激に基づいて操作入力
部を通じてパスワード入力を行わせ、前記触覚刺激と前
記パスワード入力の組み合わせに基づいて、利用者から
の入力を解釈し、本人認証を行う。
Description
ーマンインタフェース装置及びヒューマンインタフェー
ス方式に関する。
子商取引などが拡大している。ここでは、セキュリティ
確保が重要であり、アクセス管理(ログイン,入場,入
室)を含め、本人認証の重要性が拡大してきている。
に間違いないことを確認する行為である。
方式、(b) IDカード/物理キー方式、(c) 生体情報
方式、の3つに分類することができる(社団法人、日本
電子工業振興協会、ネットワーク社会におけるヒューマ
ンインタフェース調査研究報告書I、1999年3
月)。
立された方法であるが、パスワードが入力時などに漏洩
し、盗用される恐れがあった。
るタッチパネルによるテンキーは、盲人が使えないなど
バリアフリー性が欠如していることが指摘されている。
や、磁気ストライプ付きカードや、ICカードなどを利用
するもので、(a)と組み合わせるなどして広く使われて
いるが、偽造や盗用の恐れがある。
個体を識別する方法であり、バイオメトリクス方式とも
呼ばれている。
膜や、署名や、耳介や、血管パターンや、においや、毛
髪や、歯型や、血液成分や、DNAや、抗原体反応や、声
紋や、顔貌や、姿勢や、体重移動や、掌形や、指型や、
掌紋や、キーストロークや、汗線分析などのパターンな
どを利用するが、認識処理を含む方式であるため、信頼
性が不十分であり、かつコストが高いという問題があ
る。
銀行キャッシュカードの自動支払/取り引き装置や、あ
るいはクレジットカード利用時など、社会に広く普及し
ているシステムで利用され、老人や身障者などを含むす
べての人に対する平等なアクセシビリティの確保(cf. "
Social Acceptability")が要求されており、バリアフリ
ー化が必要である。
者により代理入力する方法や、音声入力を用いる方法
や、音によるフィードバックを用いる方法や、点字など
を用いる方法などがとられている。
来方式には以下に示すような問題点があった。
るパスワードが漏洩し盗用される恐れがあるという問題
点があった。
ことがあり、例えば入力操作部を第三者が盗み見たり、
あるいは操作中の利用者の手の位置や動きや、あるいは
利用者の視線位置などを盗み見たり、あるいは利用者が
老人や身障者である場合に、周囲状況の把握が困難であ
ることを悪用してパスワードの盗み見られるなどする恐
れがあるという問題点があった。
れたり、偽造されたりして本人へのなりすましがなされ
るという問題点があった。
法であるためと、生体情報は常時変化するものであるた
めに、動作が不安定であったり、性能が不十分となると
いう問題点があった。
必要であるため、設置及び利用のコストが高くなるとい
う問題点があった。
プライバシを侵害する恐れがあるという問題点があっ
た。
が生理的な不快感を感じるという問題点があった。
情報方式でさえも、バリアフリー性が不足しているとい
う次のような問題点があった。
で入れることが出来ないという問題点があった。
第三者によりパスワードなどを代理入力する方法では、
悪意の第三者によって、パスワードが盗用される恐れが
あるという問題点があった。
あり、かつ入力時に盗聴される恐れがあるという問題点
があった。
ドや入力結果のフィードバックを行なう方法は、音声に
よってパスワードが漏洩するおそれがあり利用できない
という問題点があった。
を示す方法では、固定的な情報しか表示できず、設置が
コストかかるなどといった問題点があった。
どれも単独では不十分であり、安全で、信頼性が高く、
低コストで、かつバリアフリーな本人認証手段が求めら
れているといえる。
たものである。
式を提供するものである。
不要な、本人認証方式を提供するものである。
高コストとなる認識技術が不要な、本人認証方式を提供
するものである。
するものである。
本人認証方式を提供するものである。
感を与えない、本人認証方式を提供するものである。
きる、バリアフリーな、本人認証方式を提供するもので
ある。
者が操作を行うための操作入力手段と、前記利用者に少
なくとも一つの触覚刺激を、前記操作入力手段を用いて
提示する触覚提示手段と、前記触覚提示手段によって提
示された前記触覚刺激に関する触覚刺激情報と、前記操
作入力手段によって入力された操作情報の組み合わせに
基づいて、前記利用者からの入力内容を特定する入力特
定手段と、を有したことを特徴とする触覚インタフェー
ス装置である。
刺激、少なくとも2つ以上の触覚刺激の組み合わせ、ま
たは、少なくとも2つの触覚刺激の系列から構成される
触覚パスワード情報と、所定の利用者を規定する利用者
ID情報との組である秘密情報を記憶する秘密情報記憶
手段と、前記秘密情報記憶手段に記憶された秘密情報
と、前記入力特定手段が特定した前記利用者の入力内容
とに基づいて前記利用者の本人認証を行う認証手段と、
を有したことを特徴とする請求項1記載の触覚インタフ
ェース装置である。
前記利用者の触覚を刺激する箇所の配置、提示する触覚
の順序、提示する触覚の組み合わせ、または、提示する
触覚のタイミングのうち少なくとも一つを、利用のたび
に変更することを特徴とする請求項1記載の触覚インタ
フェース装置である。
は、前記秘密情報として、前記触覚パスワード情報と前
記利用者ID情報に加えて、前記利用者に関する触覚パ
スワード情報に対して、予め定めた規則に基づいて前記
操作入力手段を操作することによって、前記利用者が入
力することが期待される触覚レスポンス情報も記憶して
おり、前記認証手段は、前記秘密情報記憶手段に記憶さ
れた前記触覚パスワード情報と前記利用者ID情報と前
記触覚レスポンス情報よりなる前記秘密情報と、前記入
力特定手段が特定した前記利用者の入力内容とに基づい
て前記利用者の本人認証を行うことを特徴とする請求項
2記載の触覚インタフェース装置である。
覚パスワード情報に対して、予め定めた規則に基づいて
前記操作入力手段を操作することによって、前記利用者
が入力することが期待される入力情報である触覚レスポ
ンス情報を生成して前記利用者に提示する反応生成手段
と、前記入力特定手段が特定した前記利用者の入力内容
と、前記反応生成手段が提示した触覚レスポンス情報と
に基づいて前記利用者の本人認証を行うことを特徴とす
る請求項2記載の触覚インタフェース装置である。
操作を行うための身体の一部が、前記操作入力手段の操
作面に接近、または、接触しているかどうかを判定し
て、接近、または、接触していると判定した場合に利用
者接近情報を出力する利用者検出手段を有し、前記触覚
提示手段は、前記利用者検出手段が出力した利用者接近
情報に基づいて前記触覚刺激の提示状態を制御すること
を特徴とする請求項1記載の触覚インタフェース装置で
ある。
つの触覚刺激を、前記利用者が操作を行うための操作入
力手段を用いて提示する触覚提示ステップと、前記触覚
提示ステップにおいて提示された前記触覚刺激に関する
触覚刺激情報と、前記操作入力手段によって入力された
操作情報の組み合わせに基づいて、前記利用者からの入
力内容を特定する入力特定ステップと、を有したことを
特徴とする触覚インタフェース方法である。
つの触覚刺激を、前記利用者が操作を行うための操作入
力手段を用いて提示する触覚提示機能と、前記触覚提示
機能において提示された前記触覚刺激に関する触覚刺激
情報と、前記操作入力手段によって入力された操作情報
の組み合わせに基づいて、前記利用者からの入力内容を
特定する入力特定機能と、を実現するプログラムを記録
したことを特徴とする触覚インタフェース方法の記録媒
体である。
る。
キートップに、さまざまなザラザラ感を提示可能な触覚
提示手段を配置し、それぞれのキートップに感触の異な
るザラザラ感を提示する。
て、所望の感触を持つキーを押すことで入力特定手段が
入力内容を特定する。そのため、操作入力を見ずに入力
を行ったりできる。
ップに提示される複数のザラザラ感の中から、3つを選
んで登録しておき、利用者ID情報とともに記憶してお
く。その上で、操作入力手段のキーの中から、予め登録
した3つの感触が提示されているキーを選んで押すこと
によって、利用者が本人認証を行う。
覚を刺激する箇所の配置をランダムに変更することで、
利用者がパスワードを入力する際の手の位置などによっ
て、パスワードが漏洩することを防いだりする。
次利用者に示され、そのうちの、例えば3つ目と4つ目
など、利用者本人とシステムだけが承知している順番で
提示された触覚パターンの組合せなどを、触覚レスポン
ス情報として記録しておく。そして後に、利用者が本装
置に対して行う入力と、前述の触覚レスポンス情報とを
比較することで、本人認証を行う。
次利用者に示され、そのうちの、例えば3つ目と4つ目
など、利用者本人とシステムだけが承知している順番で
提示された触覚刺激情報(触覚パターン)を生成する機
構を用意しておく。
る上述の触覚パターンを含む複数の触覚パターンを提示
し、利用者が正解となる触覚パターンに対応するキーを
押したかどうかなどによって、本人認証を行う。
サや超音波センサなどによって、利用者の手が、操作入
力手段に接近あるいは接触している間だけ触覚出力を行
う。
実施例に係る触覚インタフェース装置につき説明する。
ス装置の内部構成を表しており、触覚提示部101a〜n、
操作入力部102a〜n、秘密情報記憶部103、及び制御部10
4から構成されることも示している。
者の身体に対して、触覚刺激を提示する触覚提示デバイ
スであり、それぞれ操作入力部102a〜nにおける利用者
が接触して操作する部分に設置されている。
ば、藤原著、「人工現実感の展開」(コロナ社、199
4年刊)の3.1節(触覚ディスプレイなどにも示され
ている触覚デバイスなどを用いて実現する。
されるアームやワイアなどによって機械的な力を加える
ことによって、利用者に触覚刺激を与える。
製などの風船を配置する。
いは、ヒータやペルチエ素子などの発熱/吸熱素子など
によって風船内部の空気圧を変化させる。また、水素吸
蔵合金(MH)に熱を加えたり冷やしたりすることによって
水素を放出させたり吸蔵させたすることによって、風船
の中の空気圧を変化させる。
変化させ、利用者に触覚刺激を与える。
触覚刺激を与える。
ータやペルチエ素子などの発熱/吸熱素子などを配置
し、熱を加えたり冷やしたりすることによって、利用者
に触覚刺激を与える。
流体を当てることによって、利用者に触覚刺激を与え
る。
よって、利用者に触覚刺激を与える。
るいは圧力センサーや、あるいは静電式センサーや、あ
るいはタッチパネルなどであり、利用者が行なった入力
を受け付け、制御部104に通知する。
報であるパスワード情報を記録している。
示しており、パスワード情報が、秘密情報記憶103の各
エントリに、利用者ID情報A、触覚パターン系列情報B
などとと分類され記録される。
て、利用者ID情報Aの欄には、本装置を利用して本人
認証を行うべき、利用者のIDとなる識別記号が記録さ
れるようにしている。
の例の、格納アドレスp1のエントリでは、利用者ID情
報Aの内容が「user001」であるので、このエントリが識
別記号が「user001」である利用者の本人認証を行なう
ためのパスワード情報であることが示されている。
おいて、触覚パターン系列情報Bの欄には、利用者を識
別するためのパスワードとなる触覚パターンの系列が記
録される。
て記述するための記号として「Texture#<番号>」という
表記を用いることとする。
の例の、格納アドレスp1のエントリでは、触覚パターン
系列情報Bの内容が 「[Texture#1→Texture#5→Texture#4]」 であるので、このエントリに対応する利用者の本人認証
を行なうためのパスワードが、記号「Texture#1」に対
応する触覚パターンで始まり、続いて記号「Texture#
5」に対応する触覚パターンが続き、続いて記号「Textu
re#4」に対応する触覚パターンで終る、一連の系列で規
定されていることが示されている。
って、触覚提示部101a〜n、及び操作入力部102a〜n、及
び秘密情報記憶部103を参照あるいは、制御して本装置
の効果を実現する。
提示部101及び操作入力部102はn組存在し、パスワード
情報の触覚パターン系列情報Bに現れるすべての触覚パ
ターンは、「Texture#1」〜「Texture#n」に対応するn
種類であったと仮定する。
ーチャートである。
情報Ixが与えられる。
ダムに割り振り、それぞれに対応する触覚パターンを提
示するとともに、ここで行なった割り振りを、対応関係
Mとして記憶しておく。
触覚提示部101a〜nに触れ、自己の触覚パスワードに対
応する触覚を持つ触覚提示部を順次操作することで、利
用者の操作に対応する操作入力部が順次操作され、その
結果が順次制御部104に通知される。ここで、通知され
た操作入力部の記号の系列を、系列Pと呼ぶこととす
る。
参照して利用者が入力した触覚パターンの系列Qを得
る。
が、利用者ID情報Ixに一致し、かつ触覚パターン系
列情報Bの内容が、系列Qに一致するエントリVが存在
するかどうかを調べる。
力を行った利用者Yが、利用者Xであると認証し処理を
終える。
入力を行った利用者Yは、利用者Xでないとして処理を
終える。
明する。
である。
覚提示デバイスa〜fと、操作入力部102a〜fに対応する
ボタンa〜fの組は、それぞれa〜fの添字記号ごとに対応
した6組があるものとする。
触覚パターンは、記号「Texture#1」〜記号「Texture#
6」に対応する6種類であり、かつまた、図2に示されて
いる秘密情報記憶部103内の各エントリの触覚パターン
系列情報Bに出現する触覚パターンも、上記6種類から
構成されているものとする。
対応する利用者001の本人認証を行なう場面で、利用者0
01当人が本装置によって、本人認証を試みる場合につい
て説明する。
利用者ID情報Ix=user001となる。
e#1〜Texture#6が、ランダムに配置される。ここでは、
下記のように配置され、かつ記録されたものとする。
示デバイスbにTexture#4、触覚提示デバイスcにTexture
#2、触覚提示デバイスdにTexture#6、触覚提示デバイス
eにTexture#3、触覚提示デバイスfにTexture#5」 なお、以後この対応関係を対応関係M1と呼ぶこととす
る。
触れ、自己の触覚パスワードに対応する触覚を持つ触覚
デバイスを探し、 「触覚デバイスa→触覚デバイスf→触覚デバイスb」 の順に操作したとする。
る。
用者が入力した触覚パターンの系列 「Texture#1→Texture#5→Texture#4」 を得る。
ID情報Aの内容が、user001で、かつ触覚パターン系列
情報Bの内容が、系列Q1に一致するエントリV1が存在す
るかどうかを調べられ、該当するエントリp1が得られ
る。
理が終了する。
証が正しく達成されることになる。
証を行う場面で、利用者001ではない利用者132が本装置
によって、本人認証を試みる場合について説明する。
32であるとする。
つ、利用者ID情報Ix=user001となる。
e#1〜Texture#6が、ランダムに配置される。ここでは、
下記のように配置され、かつ記録されたものとする。
示デバイスbにTexture#5、触覚提示デバイスcにTexture
#1、触覚提示デバイスdにTexture#2、触覚提示デバイス
eにTexture#6、触覚提示デバイスfにTexture#4」 なお、以後この対応関係を対応関係M2と呼ぶこととす
る。
触れ、自己の触覚パスワードに対応する触覚を持つ触覚
デバイスを探し、 「触覚デバイスa→触覚デバイスf→触覚デバイスb」 の順に操作したとする。
る。
用者が入力した触覚パターンの系列 「Texture#3→Texture#4→Texture#1」 を得る。
ID情報Aの内容が、user001で、かつ触覚パターン系列
情報Bの内容が、系列Q2に一致するエントリV1が存在す
るかどうかを調べられ、該当するエントリが存在しない
ことが判明する。
者001でないとして処理を終える。
ない利用者132は、本人認証で正しく拒絶されることに
なる。
操作したボタンの系列と、時点t11に利用者132が操作し
たボタンの系列が、たまたま一致していたが、触覚パタ
ーンの配置を毎回変更しているので、他人である利用者
132を誤って利用者001と認証してしまうことも、正しく
回避されている。
手順を盗み見て同様の操作を行ったとしても、なりすま
し出来ないという本装置の利点も示されたことになる。
果がある。
人認証方式を提供することが可能となる。
が不要な、本人認証方式を提供することが可能となる。
で、高コストとなる認識技術が不要な、本人認証方式を
提供することが可能となる。
供することが可能となる。
い、本人認証方式を提供することが可能でとなる。
快感を与えない、本人認証方式を提供することが可能と
なる。
バリアフリーな、本人認証方式を提供することが可能と
なる。
い。以下、変更例を説明する。
し、あるいは振動を用いても良いし、あるいは温度変化
などを用いても良いし、あるいは、感覚統合と呼ばれる
性質(ファントムセンセーション:藤本著、「人工現実
感の展開」、コロナ社、81頁、1994など)をつか
っても良い。
カバーを設置しても良いし、あるいはそのカバーを着脱
可能としておいても良い。
覚提示デバイスの表面が利用者の手などによって隠れる
場合などには、カバーを不要とすることも可能である。
は、それを遮閉するためのカバーをつけたり、あるいは
ノイズ音など発生させるようにしても良い。
状の変化が可能なデバイスを用いたり、あるいは併用し
ても良い。
は、使用前後などに動作する紫外線などによる消毒機能
をつけることも可能である。
提示する部位は手指に限定されるものではない。
示して選択させる例を示したが、これを対比較などによ
って入力させるようにしても良い。
面に、時間的にずらして、複数通りの触覚パターンを順
次提示して選択させるようにしても良い。
複数のボタンと同様の機能を実現しても良い。
を出すようにしても良い。
利用することも可能である。
が希望する方法を選択して使えるようにしても良い。
入力部102に接近、または、接触しているかどうかを
判定して、接近、または、接触していると判定した場合
に利用者接近情報を出力する利用者検出部を設け、ま
た、制御部104は、利用者接近情報に基づいて前記触
覚刺激の提示状態を制御してもよい。
サや超音波センサなどによって、利用者の手が、触覚提
示部に接近あるいは接触している間だけ触覚出力を行
う。
を示したが、上述の具体例の中で示した処理手順、フロ
ーチャートをプログラムとして記述し、実装し、汎用の
計算機システムで実行することによっても同様の機能と
効果を得ることが可能である。
例に示す。
記憶装置部503、通信インタフェース部504からな
る汎用計算機に、次のものが設けられている。
と、入力デバイス部506a〜506n、出力インタフ
ェース部507a〜507m、出力デバイス部508a
〜508mが設けられている。
なくとも一つを用いて本人認証すべき利用者に関する情
報を受け取る。
じて外部アプリケーションから本人認証すべき利用者に
関する情報を受け取る。
入力デバイス部506を通じて本人認証すべき利用者に
関する情報を受け取る。
03に格納してCPU部501で動作させるためのアプ
リケーションプログラムから本人認証すべき利用者に関
する情報を受け取る。
501によるソフトウェア制御により、出力デバイス部
508a〜508mとして用意した触覚提示デバイス等
を用いて触覚パターンを提示し、入力デバイス50部6
a〜nとして、用意したボタンなどを用いて利用者から
の入力を受け取る。
ことが出来る。
コンピュータに実行させることの出来るプログラムとし
て、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディス
クなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、
半導体メモリなどの記録媒体を用いてコンピュータにプ
ログラムを読み込み、CPU部501で実行させれば、
本発明のマルチモーダルインタフェース装置を実現する
ことが出来ることになる。
パスワードが漏洩されにくく、偽造や盗用のおそれのあ
る所有物が不要で、認識技術が不要で、低コストで、プ
ライバシを侵害する恐れのなく、使用に際して利用者に
生理的な不快感を与えず、さらに、例えば視覚障害者が
一人で利用できるバリアフリーな本人認証方式を提供す
ることが可能となる等の実用上多大な効果が奏せられ
る。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】利用者が操作を行うための操作入力手段
と、 前記利用者に少なくとも一つの触覚刺激を、前記操作入
力手段を用いて提示する触覚提示手段と、 前記触覚提示手段によって提示された前記触覚刺激に関
する触覚刺激情報と、前記操作入力手段によって入力さ
れた操作情報の組み合わせに基づいて、前記利用者から
の入力内容を特定する入力特定手段と、 を有したことを特徴とする触覚インタフェース装置。 - 【請求項2】少なくとも1つの触覚刺激、少なくとも2
つ以上の触覚刺激の組み合わせ、または、少なくとも2
つの触覚刺激の系列から構成される触覚パスワード情報
と、所定の利用者を規定する利用者ID情報との組であ
る秘密情報を記憶する秘密情報記憶手段と、 前記秘密情報記憶手段に記憶された秘密情報と、前記入
力特定手段が特定した前記利用者の入力内容とに基づい
て前記利用者の本人認証を行う認証手段と、 を有したことを特徴とする請求項1記載の触覚インタフ
ェース装置。 - 【請求項3】前記触覚提示手段は、 前記利用者の触覚を刺激する箇所の配置、提示する触覚
の順序、提示する触覚の組み合わせ、または、提示する
触覚のタイミングのうち少なくとも一つを、利用のたび
に変更することを特徴とする請求項1記載の触覚インタ
フェース装置。 - 【請求項4】前記秘密情報記憶手段は、 前記秘密情報として、前記触覚パスワード情報と前記利
用者ID情報に加えて、前記利用者に関する触覚パスワ
ード情報に対して、予め定めた規則に基づいて前記操作
入力手段を操作することによって、前記利用者が入力す
ることが期待される触覚レスポンス情報も記憶してお
り、 前記認証手段は、 前記秘密情報記憶手段に記憶された前記触覚パスワード
情報と前記利用者ID情報と前記触覚レスポンス情報よ
りなる前記秘密情報と、前記入力特定手段が特定した前
記利用者の入力内容とに基づいて前記利用者の本人認証
を行うことを特徴とする請求項2記載の触覚インタフェ
ース装置。 - 【請求項5】前記利用者に関する触覚パスワード情報に
対して、予め定めた規則に基づいて前記操作入力手段を
操作することによって、前記利用者が入力することが期
待される入力情報である触覚レスポンス情報を生成して
前記利用者に提示する反応生成手段と、 前記入力特定手段が特定した前記利用者の入力内容と、
前記反応生成手段が提示した触覚レスポンス情報とに基
づいて前記利用者の本人認証を行うことを特徴とする請
求項2記載の触覚インタフェース装置。 - 【請求項6】前記利用者の手などの操作を行うための身
体の一部が、前記操作入力手段の操作面に接近、また
は、接触しているかどうかを判定して、接近、または、
接触していると判定した場合に利用者接近情報を出力す
る利用者検出手段を有し、 前記触覚提示手段は、 前記利用者検出手段が出力した利用者接近情報に基づい
て前記触覚刺激の提示状態を制御することを特徴とする
請求項1記載の触覚インタフェース装置。 - 【請求項7】利用者に少なくとも一つの触覚刺激を、前
記利用者が操作を行うための操作入力手段を用いて提示
する触覚提示ステップと、 前記触覚提示ステップにおいて提示された前記触覚刺激
に関する触覚刺激情報と、前記操作入力手段によって入
力された操作情報の組み合わせに基づいて、前記利用者
からの入力内容を特定する入力特定ステップと、 を有したことを特徴とする触覚インタフェース方法。 - 【請求項8】利用者に少なくとも一つの触覚刺激を、前
記利用者が操作を行うための操作入力手段を用いて提示
する触覚提示機能と、 前記触覚提示機能において提示された前記触覚刺激に関
する触覚刺激情報と、前記操作入力手段によって入力さ
れた操作情報の組み合わせに基づいて、前記利用者から
の入力内容を特定する入力特定機能と、 を実現するプログラムを記録したことを特徴とする触覚
インタフェース方法の記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25900899A JP2001084051A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 触覚インタフェース装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25900899A JP2001084051A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 触覚インタフェース装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001084051A true JP2001084051A (ja) | 2001-03-30 |
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ID=17328078
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2001084051A (ja) |
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