JP2001083207A - テストソケット、チェンジキット及びテスト装置 - Google Patents
テストソケット、チェンジキット及びテスト装置Info
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- G01R31/2801—Testing of printed circuits, backplanes, motherboards, hybrid circuits or carriers for multichip packages [MCP]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、フリップチップタイプの
半導体チップのテスト装置において、様々な品種の半導
体チップについて短時間で品種換えができ、またすぐに
量産モードで半導体チップをテストできるようにするこ
とにある。 【解決手段】 半導体チップのテスト装置において、テ
ストすべき半導体チップの品種換えで最も調整時間を要
していたテストソケットとチェンジキットのうち、テス
トソケットを例にすれば、半導体チップ30のボールバ
ンプ32と同一のピッチでマトリックス配置され、且つ
そのボールバンプ32と電気的に接続し得る充分な個数
の端子34から成る端子群28が形成された端子プレ−
ト22と、マトリックス配置された端子群28が形成す
る四角形の4辺のそれぞれと平行を成す辺を規定する内
壁40を備え、端子プレート22に着脱可能に配設され
るガイド部材41から成る取付けガイド24とを含んで
テストソケット20を構成した。
半導体チップのテスト装置において、様々な品種の半導
体チップについて短時間で品種換えができ、またすぐに
量産モードで半導体チップをテストできるようにするこ
とにある。 【解決手段】 半導体チップのテスト装置において、テ
ストすべき半導体チップの品種換えで最も調整時間を要
していたテストソケットとチェンジキットのうち、テス
トソケットを例にすれば、半導体チップ30のボールバ
ンプ32と同一のピッチでマトリックス配置され、且つ
そのボールバンプ32と電気的に接続し得る充分な個数
の端子34から成る端子群28が形成された端子プレ−
ト22と、マトリックス配置された端子群28が形成す
る四角形の4辺のそれぞれと平行を成す辺を規定する内
壁40を備え、端子プレート22に着脱可能に配設され
るガイド部材41から成る取付けガイド24とを含んで
テストソケット20を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテストソケット、チ
ェンジキット及びテスト装置に関し、より詳しくは半導
体チップを自動的にテストするためのテスト装置とそれ
に使用される交換部品の交換を容易にする技術に関す
る。
ェンジキット及びテスト装置に関し、より詳しくは半導
体チップを自動的にテストするためのテスト装置とそれ
に使用される交換部品の交換を容易にする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、高密度実装を行なうために、BG
A( Ball Grid Array ) 、CSP( Chip Size Package
) 、LGA( Land Grid Array ) などのフリップチッ
プタイプの半導体チップが多数用いられるようになって
きた。この種の半導体チップは図19に示すように、パ
ッケージ1の底面にボールバンプ2をマトリックス配置
したものである。このボールバンプ2は、パッケージ1
の底面全体に配設されている場合のほか、同図に示すよ
うに、パッケージ1の底面の中央部を除く周囲に配設さ
れている場合などがある。また、ボールバンプ2のピッ
チは1.27mmが主流であったが、今日1.0mm、0.
8mm、0.5mmへと挟ピッチ化して、複数種類存在して
いる。さらに、パッケージ1の外形寸法は規格で定めら
れているが、ボールバンプ2の数などに対応して、複数
種類存在する。
A( Ball Grid Array ) 、CSP( Chip Size Package
) 、LGA( Land Grid Array ) などのフリップチッ
プタイプの半導体チップが多数用いられるようになって
きた。この種の半導体チップは図19に示すように、パ
ッケージ1の底面にボールバンプ2をマトリックス配置
したものである。このボールバンプ2は、パッケージ1
の底面全体に配設されている場合のほか、同図に示すよ
うに、パッケージ1の底面の中央部を除く周囲に配設さ
れている場合などがある。また、ボールバンプ2のピッ
チは1.27mmが主流であったが、今日1.0mm、0.
8mm、0.5mmへと挟ピッチ化して、複数種類存在して
いる。さらに、パッケージ1の外形寸法は規格で定めら
れているが、ボールバンプ2の数などに対応して、複数
種類存在する。
【0003】このような半導体チップについて、その動
作確認などのテストを自動で行なうとき、ハンドラー装
置と称されるテスト装置を用いてテストが行なわれる。
このハンドラー装置は図20に概念図を示すように、半
導体チップ3が収納された供給用トレー4を載置し、そ
の供給用トレー4からバキューム式の搬送装置を用いて
一つずつ取り出された半導体チップ3を供給シャトル5
に供給する。その後、半導体チップ3は供給シャトル5
からコンタクト供給6に移動させられた後、このコンタ
クト供給6からテストソケット7に半導体チップ3を移
載して、その半導体チップ3をテストする。その後、テ
ストソケット7から収納シャトル8に半導体チップ3を
移した後、その半導体チップ3を良否振り分けて収納ト
レー9,9に収納して、回収するように構成されてい
る。
作確認などのテストを自動で行なうとき、ハンドラー装
置と称されるテスト装置を用いてテストが行なわれる。
このハンドラー装置は図20に概念図を示すように、半
導体チップ3が収納された供給用トレー4を載置し、そ
の供給用トレー4からバキューム式の搬送装置を用いて
一つずつ取り出された半導体チップ3を供給シャトル5
に供給する。その後、半導体チップ3は供給シャトル5
からコンタクト供給6に移動させられた後、このコンタ
クト供給6からテストソケット7に半導体チップ3を移
載して、その半導体チップ3をテストする。その後、テ
ストソケット7から収納シャトル8に半導体チップ3を
移した後、その半導体チップ3を良否振り分けて収納ト
レー9,9に収納して、回収するように構成されてい
る。
【0004】このハンドラー装置において、新しいパッ
ケージ1の半導体チップ3についてテストを行なう場
合、そのパッケージ1のサイズ、あるいはボールバンプ
2のマトリックス及びピッチに適合したテストソケット
7を用意しなければならなかった。また、半導体チップ
3の量産体制に備えて、そのテストを効率的に行なうた
めに、ハンドラー装置のチェンジキットを準備しなけれ
ばならなかった。
ケージ1の半導体チップ3についてテストを行なう場
合、そのパッケージ1のサイズ、あるいはボールバンプ
2のマトリックス及びピッチに適合したテストソケット
7を用意しなければならなかった。また、半導体チップ
3の量産体制に備えて、そのテストを効率的に行なうた
めに、ハンドラー装置のチェンジキットを準備しなけれ
ばならなかった。
【0005】すなわち、テストソケット7は図21に示
すように、半導体チップ3のマトリックス配置されたボ
ールバンプ2に対応させて形成された半球状の窪み形状
の端子10を備えるとともに、その端子10に半導体チ
ップ3のボールバンプ2を嵌合させたとき、その半導体
チップ3のパッケージ1が嵌合させられる矩形形状の凹
陥部11を成すフレーム12を備えて構成されている。
したがって、半導体チップ3が異なる種類になれば、パ
ッケージ1の寸法やあるいはボールバンプ2のマトリッ
クス数が変わることになるため、新たにテストソケット
7を作る必要があった。
すように、半導体チップ3のマトリックス配置されたボ
ールバンプ2に対応させて形成された半球状の窪み形状
の端子10を備えるとともに、その端子10に半導体チ
ップ3のボールバンプ2を嵌合させたとき、その半導体
チップ3のパッケージ1が嵌合させられる矩形形状の凹
陥部11を成すフレーム12を備えて構成されている。
したがって、半導体チップ3が異なる種類になれば、パ
ッケージ1の寸法やあるいはボールバンプ2のマトリッ
クス数が変わることになるため、新たにテストソケット
7を作る必要があった。
【0006】また、チェンジキットは、供給シャトル5
と、収納シャトル8と、テストソケット7を固定するた
めのソケットアタッチメントなどから構成されている。
これらのうち、供給シャトル5は、製品である半導体チ
ップ3が収納された供給用トレー4よりその半導体チッ
プ3を取り出して、テストソケット7の端子10に半導
体チップ3のボールバンプ2を正確に挿入するために、
位置決めする目的で使用される。また、収納シャトル8
は、半導体チップ3のテスト終了後に、テストソケット
7より収納トレー9に半導体チップ3を収納するのに際
し、動作を効率的に行なうとともに、位置決めする目的
で使用される。
と、収納シャトル8と、テストソケット7を固定するた
めのソケットアタッチメントなどから構成されている。
これらのうち、供給シャトル5は、製品である半導体チ
ップ3が収納された供給用トレー4よりその半導体チッ
プ3を取り出して、テストソケット7の端子10に半導
体チップ3のボールバンプ2を正確に挿入するために、
位置決めする目的で使用される。また、収納シャトル8
は、半導体チップ3のテスト終了後に、テストソケット
7より収納トレー9に半導体チップ3を収納するのに際
し、動作を効率的に行なうとともに、位置決めする目的
で使用される。
【0007】これら供給シャトル5や収納シャトル8
は、いずれもテストソケット7とほぼ同様に、半導体チ
ップ3の外形に沿わせて嵌合させられる矩形形状の凹陥
部を成すフレームを備えて構成されている。したがっ
て、これら供給シャトル5や収納シャトル8について
も、半導体チップ3の種類が異なれば、新たな専用のシ
ャトルに取り換えなければならなかった。さらに、テス
トソケット7を固定するためのソケットアタッチメント
は、半導体チップ3のボールバンプ2の数、すなわちテ
ストソケット7の端子10の数に対応させて、本体の装
置に接続される配線の接続部を含んでいる。したがっ
て、半導体チップ3の種類が異なれば、配線の接続から
やり直さなければならなかった。
は、いずれもテストソケット7とほぼ同様に、半導体チ
ップ3の外形に沿わせて嵌合させられる矩形形状の凹陥
部を成すフレームを備えて構成されている。したがっ
て、これら供給シャトル5や収納シャトル8について
も、半導体チップ3の種類が異なれば、新たな専用のシ
ャトルに取り換えなければならなかった。さらに、テス
トソケット7を固定するためのソケットアタッチメント
は、半導体チップ3のボールバンプ2の数、すなわちテ
ストソケット7の端子10の数に対応させて、本体の装
置に接続される配線の接続部を含んでいる。したがっ
て、半導体チップ3の種類が異なれば、配線の接続から
やり直さなければならなかった。
【0008】テストすべき半導体チップ3の品種換えを
行なう度に、上述の煩雑な交換作業をしなければならな
い。この交換作業に長時間を要し、装置の稼働率が低い
という問題があった。しかも、半導体チップの品種の数
だけチェンジキットなどを揃える必要があり、そのコス
トが高く付くなどの問題があった。
行なう度に、上述の煩雑な交換作業をしなければならな
い。この交換作業に長時間を要し、装置の稼働率が低い
という問題があった。しかも、半導体チップの品種の数
だけチェンジキットなどを揃える必要があり、そのコス
トが高く付くなどの問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フリ
ップチップタイプの半導体チップのテスト装置におい
て、様々な品種の半導体チップについて短時間で品種換
えができ、またすぐに量産モードで半導体チップをテス
トできるようにすることにある。
ップチップタイプの半導体チップのテスト装置におい
て、様々な品種の半導体チップについて短時間で品種換
えができ、またすぐに量産モードで半導体チップをテス
トできるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記目的を達成するため、半導体チップのテスト装置につ
いて鋭意検討した結果、本発明に至ったのである。本発
明に係るテストソケットの要旨とするところは、パッケ
ージの底面にマトリックス配置されたボールバンプを備
えた半導体チップをテストするためのテストソケットに
おいて、前記半導体チップのボールバンプと同一のピッ
チでマトリックス配置され、且つ該ボールバンプと電気
的に接続し得る充分な個数の端子から成る端子群が形成
された端子プレ−トと、前記マトリックス配置された端
子群が形成する四角形の4辺のそれぞれと平行を成す辺
を規定する内壁を備え、前記端子プレートに着脱可能に
配設されるガイド部材から成る取付けガイドとを含むこ
とにある。このテストソケットによれば、まず半導体チ
ップのボールバンプのピッチと同じピッチで端子が形成
された端子群を備えた端子プレートが用いられる。この
端子プレートに取付けガイドが取り付けられ、その取付
けガイドの内壁が形成する寸法が半導体チップのパッケ
ージの寸法と同じになるようにされる。1つのサイズの
半導体チップについてのテストが終了し、他のサイズの
半導体チップについてテストをするとき、端子プレート
から取付けガイドが取り外され、代わりに新しい半導体
チップのサイズになるような新しい取付けガイドが端子
プレートに取り付けられる。このとき、端子プレートの
端子群の一部が取付けガイドによって覆われて、端子と
して機能しないようにされる。
記目的を達成するため、半導体チップのテスト装置につ
いて鋭意検討した結果、本発明に至ったのである。本発
明に係るテストソケットの要旨とするところは、パッケ
ージの底面にマトリックス配置されたボールバンプを備
えた半導体チップをテストするためのテストソケットに
おいて、前記半導体チップのボールバンプと同一のピッ
チでマトリックス配置され、且つ該ボールバンプと電気
的に接続し得る充分な個数の端子から成る端子群が形成
された端子プレ−トと、前記マトリックス配置された端
子群が形成する四角形の4辺のそれぞれと平行を成す辺
を規定する内壁を備え、前記端子プレートに着脱可能に
配設されるガイド部材から成る取付けガイドとを含むこ
とにある。このテストソケットによれば、まず半導体チ
ップのボールバンプのピッチと同じピッチで端子が形成
された端子群を備えた端子プレートが用いられる。この
端子プレートに取付けガイドが取り付けられ、その取付
けガイドの内壁が形成する寸法が半導体チップのパッケ
ージの寸法と同じになるようにされる。1つのサイズの
半導体チップについてのテストが終了し、他のサイズの
半導体チップについてテストをするとき、端子プレート
から取付けガイドが取り外され、代わりに新しい半導体
チップのサイズになるような新しい取付けガイドが端子
プレートに取り付けられる。このとき、端子プレートの
端子群の一部が取付けガイドによって覆われて、端子と
して機能しないようにされる。
【0011】また、本発明に係るチェンジキットの要旨
とするところは、半導体チップの位置決めをする供給シ
ャトルと収納シャトルとを含むチェンジキットにおい
て、前記供給シャトル又は収納シャトルのいずれかが、
基盤と、該基盤に移動可能に取り付けられ、前記半導体
チップの底面外周部を載置する受け台と該半導体チップ
の側面と接触させられる内壁を備えた位置決め部品とを
含むことにある。このチェンジキットにおける供給シャ
トル又は収納シャトルによれば、テストすべき半導体チ
ップの外周に合わせて位置決め部品を基盤に対して移動
させて、半導体チップの底面外周部を受け台に載置する
とともに、内壁を半導体チップの外周に合わせて固定す
る。この操作により供給シャトル又は収納シャトルの調
整が終了するので、直ちにテスト装置を稼動させること
ができる。特に、位置決め部品の受け台及び内壁を複数
段形成することにより、半導体チップのサイズ換えある
いは品種換えをするときにおいても、それぞれの段の受
け台及び内壁に適合する半導体チップについては位置決
め部品の調整をすることなく、供給シャトル又は収納シ
ャトルを使用することができる。
とするところは、半導体チップの位置決めをする供給シ
ャトルと収納シャトルとを含むチェンジキットにおい
て、前記供給シャトル又は収納シャトルのいずれかが、
基盤と、該基盤に移動可能に取り付けられ、前記半導体
チップの底面外周部を載置する受け台と該半導体チップ
の側面と接触させられる内壁を備えた位置決め部品とを
含むことにある。このチェンジキットにおける供給シャ
トル又は収納シャトルによれば、テストすべき半導体チ
ップの外周に合わせて位置決め部品を基盤に対して移動
させて、半導体チップの底面外周部を受け台に載置する
とともに、内壁を半導体チップの外周に合わせて固定す
る。この操作により供給シャトル又は収納シャトルの調
整が終了するので、直ちにテスト装置を稼動させること
ができる。特に、位置決め部品の受け台及び内壁を複数
段形成することにより、半導体チップのサイズ換えある
いは品種換えをするときにおいても、それぞれの段の受
け台及び内壁に適合する半導体チップについては位置決
め部品の調整をすることなく、供給シャトル又は収納シ
ャトルを使用することができる。
【0012】次に、本発明に係るテスト装置の要旨とす
るところは、上記テストソケット又はチェンジキットの
いずれか一方又は双方を備えたことにある。半導体チッ
プをテストするテスト装置において、半導体チップを別
の種類のものなどに変更するとき、調整を必要とするも
ののなかで時間を要するのは、テストソケットとチェン
ジキットにかかる箇所のみである。したがって、上述の
調整作業をほとんど必要としないテストソケットあるい
は供給シャトル又は収納シャトルを用いたテスト装置
は、半導体チップのサイズ換えあるいは品種換えなどに
伴って生じる調整作業を前述したように簡単に終えるこ
とができる。
るところは、上記テストソケット又はチェンジキットの
いずれか一方又は双方を備えたことにある。半導体チッ
プをテストするテスト装置において、半導体チップを別
の種類のものなどに変更するとき、調整を必要とするも
ののなかで時間を要するのは、テストソケットとチェン
ジキットにかかる箇所のみである。したがって、上述の
調整作業をほとんど必要としないテストソケットあるい
は供給シャトル又は収納シャトルを用いたテスト装置
は、半導体チップのサイズ換えあるいは品種換えなどに
伴って生じる調整作業を前述したように簡単に終えるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るテストソケッ
ト、チェンジキット及びテスト装置の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。
ト、チェンジキット及びテスト装置の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。
【0014】まず、半導体チップを導通テストするため
のテスト装置に用いられているテストソケットについて
説明する。図1に拡大平面図を示すように、テストソケ
ット20は、端子プレ−ト22と2対の取付けガイド2
4とを含んで構成されている。
のテスト装置に用いられているテストソケットについて
説明する。図1に拡大平面図を示すように、テストソケ
ット20は、端子プレ−ト22と2対の取付けガイド2
4とを含んで構成されている。
【0015】このうち、端子プレ−ト22は、平坦な絶
縁体から成るプレート26に端子群28が形成されて、
主要部が構成されている。端子群28は、図2に示すよ
うな半導体チップ30の導通テストを行うために、その
半導体チップ30のマトリックス配置されたボールバン
プ32と電気的に接続させられるものである。したがっ
て、端子群28は、半導体チップ30のボールバンプ3
2と同一のピッチで端子34がマトリックス配置された
ものであり、且つその端子34はボールバンプ32と電
気的に接続し得る充分な個数を備えて構成されている。
端子34のマトリックスの個数はn×nの正方形である
のが好ましいが、m×nの長方形であってもよく、半導
体チップ30のボールバンプ32のマトリックスによっ
て決定される。したがって、半導体チップ30のボール
バンプ32が千鳥状に形成されたものがあれば、それに
適合するように端子プレートの端子群が形成されること
になる。ここで、端子34が充分な個数であるとは、少
なくとも現存する半導体チップ30に形成されているボ
ールバンプ32の最大個数又はそれ以上であるのが好ま
しく、将来予定されるボールバンプ32の最大個数又は
それ以上であってもよい。
縁体から成るプレート26に端子群28が形成されて、
主要部が構成されている。端子群28は、図2に示すよ
うな半導体チップ30の導通テストを行うために、その
半導体チップ30のマトリックス配置されたボールバン
プ32と電気的に接続させられるものである。したがっ
て、端子群28は、半導体チップ30のボールバンプ3
2と同一のピッチで端子34がマトリックス配置された
ものであり、且つその端子34はボールバンプ32と電
気的に接続し得る充分な個数を備えて構成されている。
端子34のマトリックスの個数はn×nの正方形である
のが好ましいが、m×nの長方形であってもよく、半導
体チップ30のボールバンプ32のマトリックスによっ
て決定される。したがって、半導体チップ30のボール
バンプ32が千鳥状に形成されたものがあれば、それに
適合するように端子プレートの端子群が形成されること
になる。ここで、端子34が充分な個数であるとは、少
なくとも現存する半導体チップ30に形成されているボ
ールバンプ32の最大個数又はそれ以上であるのが好ま
しく、将来予定されるボールバンプ32の最大個数又は
それ以上であってもよい。
【0016】端子34は、半導体チップ30の半球状の
ボールバンプ32と嵌合させられるように、半球状の凹
面36で形成されているのが好ましい。この場合、半球
状の凹面36がテスト装置本体の判定装置などに電気的
に接続されることになる。また、半導体チップ30のボ
ールバンプ32は高さが一定ではなく、若干のばらつき
があることから、端子34の内部にバネなどの付勢手段
によって付勢された可動端子38を設けるのも好まし
い。このようにすれば、ボールバンプ32に当接した可
動端子38は適宜押し下げられることになり、確実にボ
ールバンプ32と可動端子38は電気的に接続させられ
る。この例においては、可動端子38がテスト装置本体
の判定装置などに電気的に接続されることになる。いず
れにおいても、全ての端子34の個々はテスト装置本体
の判定装置などに電気的に接続されていて、装置内部の
配線をプログラムなどによって変更することにより、テ
ストする端子34の選定などが行なわれる。
ボールバンプ32と嵌合させられるように、半球状の凹
面36で形成されているのが好ましい。この場合、半球
状の凹面36がテスト装置本体の判定装置などに電気的
に接続されることになる。また、半導体チップ30のボ
ールバンプ32は高さが一定ではなく、若干のばらつき
があることから、端子34の内部にバネなどの付勢手段
によって付勢された可動端子38を設けるのも好まし
い。このようにすれば、ボールバンプ32に当接した可
動端子38は適宜押し下げられることになり、確実にボ
ールバンプ32と可動端子38は電気的に接続させられ
る。この例においては、可動端子38がテスト装置本体
の判定装置などに電気的に接続されることになる。いず
れにおいても、全ての端子34の個々はテスト装置本体
の判定装置などに電気的に接続されていて、装置内部の
配線をプログラムなどによって変更することにより、テ
ストする端子34の選定などが行なわれる。
【0017】一方、取付けガイド24は、直角をなす内
壁40を有するガイド部材41を4個備えている。そし
て、これらのガイド部材41は、端子34がマトリック
ス配置された端子群28が形成する形状の対角方向の4
隅に配置され、端子プレ−ト22に螺子42などにより
着脱可能に固定されている。この取付けガイド24は、
半導体チップ30のボールバンプ32を端子プレ−ト2
2の所定の端子34に接続させるために、半導体チップ
30のパッケージ31をガイドして位置決めするもので
ある。このため、4個のガイド部材41の内壁40によ
って囲まれた枠内に供給されてきた半導体チップ30の
ボールバンプ32が端子群28と適切に接続させられる
ように、ガイド部材41の内壁40と半導体チップ30
のパッケージ31とのクリアランスが調整される。した
がって、供給されてきた半導体チップ30に若干の位置
ずれが生じたとしても、取付けガイド24によって矯正
され、ボールバンプ32は端子群28と適切に接続させ
られる。
壁40を有するガイド部材41を4個備えている。そし
て、これらのガイド部材41は、端子34がマトリック
ス配置された端子群28が形成する形状の対角方向の4
隅に配置され、端子プレ−ト22に螺子42などにより
着脱可能に固定されている。この取付けガイド24は、
半導体チップ30のボールバンプ32を端子プレ−ト2
2の所定の端子34に接続させるために、半導体チップ
30のパッケージ31をガイドして位置決めするもので
ある。このため、4個のガイド部材41の内壁40によ
って囲まれた枠内に供給されてきた半導体チップ30の
ボールバンプ32が端子群28と適切に接続させられる
ように、ガイド部材41の内壁40と半導体チップ30
のパッケージ31とのクリアランスが調整される。した
がって、供給されてきた半導体チップ30に若干の位置
ずれが生じたとしても、取付けガイド24によって矯正
され、ボールバンプ32は端子群28と適切に接続させ
られる。
【0018】以上、説明したところから明らかなよう
に、端子プレ−ト22には端子群28が形成されてい
て、その端子群28のうち使用する端子34の範囲を取
付けガイド24によって設定することができる。図1に
示すように、取付けガイド24により7×7から成るマ
トリックスの端子群28が設定されたテストソケット2
0に、7×7から成るマトリックスの半導体チップ30
のボールバンプ32を接続して導通テストを行なう場
合、図3に示すように、全ての端子34とボールバンプ
32とが接続されることになる。なお、図中に、端子3
4とボールバンプ32とが接続している箇所を黒丸で示
す。
に、端子プレ−ト22には端子群28が形成されてい
て、その端子群28のうち使用する端子34の範囲を取
付けガイド24によって設定することができる。図1に
示すように、取付けガイド24により7×7から成るマ
トリックスの端子群28が設定されたテストソケット2
0に、7×7から成るマトリックスの半導体チップ30
のボールバンプ32を接続して導通テストを行なう場
合、図3に示すように、全ての端子34とボールバンプ
32とが接続されることになる。なお、図中に、端子3
4とボールバンプ32とが接続している箇所を黒丸で示
す。
【0019】また、パッケージ31の外径やボールバン
プ32のピッチは前記図3に示す半導体チップ30と同
じであるが、図4に示すように、マトリックスが異なる
半導体チップ44の場合についても、図1に示すテスト
ソケット20を利用することができる。この場合、半導
体チップ44のボールバンプ32と接続させられない端
子34(図中、白丸で示す)については、テスト装置本
体内の判定装置などの設定が変更させられ、動作しない
ようにされる。このように、パッケージ31の外径やボ
ールバンプ32のピッチが同じであれば、マトリックス
のパターンが異なっていても、端子34の電気的接続を
選択するのみでテストをすることができる。
プ32のピッチは前記図3に示す半導体チップ30と同
じであるが、図4に示すように、マトリックスが異なる
半導体チップ44の場合についても、図1に示すテスト
ソケット20を利用することができる。この場合、半導
体チップ44のボールバンプ32と接続させられない端
子34(図中、白丸で示す)については、テスト装置本
体内の判定装置などの設定が変更させられ、動作しない
ようにされる。このように、パッケージ31の外径やボ
ールバンプ32のピッチが同じであれば、マトリックス
のパターンが異なっていても、端子34の電気的接続を
選択するのみでテストをすることができる。
【0020】次に、半導体チップのボールバンプ32の
ピッチは同じであるが、パッケージの外径が異なる場
合、図5に示すように、前述とは異なる取付けガイド4
6が端子プレート22に取り付けられる。すなわち、取
付けガイド46のガイド部材47の幅が広く形成され、
その直角を成す内壁48の対向する間隔が図6に示すよ
うに、半導体チップ50のパッケージ52の幅になるよ
うに設定される。このとき、ガイド部材47の取付け位
置は、図1に示す取付けガイド24と同じ位置であり、
螺子42などによって着脱可能に固定されるのが好まし
い。ガイド部材47が端子プレート22に取り付けられ
ることによって、端子群28のうち外周の一部の端子3
4の上部がガイド部材47で覆われ、ボールバンプ32
が接続できないようにされる。その結果、元々の端子プ
レート22の端子群28が7×7のマトリックスである
のに対して、取付けガイド46を取り付けることによ
り、5×5のマトリックスから成る端子群54が形成さ
れる。
ピッチは同じであるが、パッケージの外径が異なる場
合、図5に示すように、前述とは異なる取付けガイド4
6が端子プレート22に取り付けられる。すなわち、取
付けガイド46のガイド部材47の幅が広く形成され、
その直角を成す内壁48の対向する間隔が図6に示すよ
うに、半導体チップ50のパッケージ52の幅になるよ
うに設定される。このとき、ガイド部材47の取付け位
置は、図1に示す取付けガイド24と同じ位置であり、
螺子42などによって着脱可能に固定されるのが好まし
い。ガイド部材47が端子プレート22に取り付けられ
ることによって、端子群28のうち外周の一部の端子3
4の上部がガイド部材47で覆われ、ボールバンプ32
が接続できないようにされる。その結果、元々の端子プ
レート22の端子群28が7×7のマトリックスである
のに対して、取付けガイド46を取り付けることによ
り、5×5のマトリックスから成る端子群54が形成さ
れる。
【0021】上述のテストソケットは端子プレートに4
個のガイド部材から成る取付けガイドを取り付け、半導
体チップの4隅をガイドしていたが、次に説明するよう
に、2個のガイド部材から成る取付けガイドを取り付け
るだけでも足りる。すなわち、図7に示すように、端子
プレート22に形成された端子群28が構成する正方形
の一方の対角線上に対向させてその両端部に、直角を成
す内壁56を備えたガイド部材57を配置し、端子プレ
ート22に螺子42などにより着脱可能に固定するよう
にしてもよい。この実施形態においては、図8に示すよ
うに、1対のガイド部材57から成る取付けガイド58
の間に半導体チップ30を嵌め込んだとき、ガイド部材
57の直角を成す内壁56に半導体チップ30のパッケ
ージ31の角部が挟まれ、位置決めをすることことがで
きる。
個のガイド部材から成る取付けガイドを取り付け、半導
体チップの4隅をガイドしていたが、次に説明するよう
に、2個のガイド部材から成る取付けガイドを取り付け
るだけでも足りる。すなわち、図7に示すように、端子
プレート22に形成された端子群28が構成する正方形
の一方の対角線上に対向させてその両端部に、直角を成
す内壁56を備えたガイド部材57を配置し、端子プレ
ート22に螺子42などにより着脱可能に固定するよう
にしてもよい。この実施形態においては、図8に示すよ
うに、1対のガイド部材57から成る取付けガイド58
の間に半導体チップ30を嵌め込んだとき、ガイド部材
57の直角を成す内壁56に半導体チップ30のパッケ
ージ31の角部が挟まれ、位置決めをすることことがで
きる。
【0022】この実施形態において、ガイド部材57の
内壁56と半導体チップ30のパッケージ31とのクリ
アランスが比較的大きいときは、ガイド部材57の直角
を成す内壁56の長さを長くし、パッケージ31の側面
と接触する接触面積を大きくするのが好ましい。逆に、
ガイド部材57の内壁56と半導体チップ30のパッケ
ージ31とのクリアランスが比較的小さいときは、ガイ
ド部材57の内壁56の長さを短くしても、安定してボ
ールバンプ32と端子34とを接続させることができ
る。
内壁56と半導体チップ30のパッケージ31とのクリ
アランスが比較的大きいときは、ガイド部材57の直角
を成す内壁56の長さを長くし、パッケージ31の側面
と接触する接触面積を大きくするのが好ましい。逆に、
ガイド部材57の内壁56と半導体チップ30のパッケ
ージ31とのクリアランスが比較的小さいときは、ガイ
ド部材57の内壁56の長さを短くしても、安定してボ
ールバンプ32と端子34とを接続させることができ
る。
【0023】また、上述の実施形態と同様に、図9に示
すように、1対のガイド部材60の幅を広くした取付け
ガイド61を端子プレート22に取り付け、その直角を
成す内壁62の対向する間隔を狭めることができる。こ
のようにして、サイズの小さい半導体チップ50のパッ
ケージ52の幅になるように設定することも可能であ
る。
すように、1対のガイド部材60の幅を広くした取付け
ガイド61を端子プレート22に取り付け、その直角を
成す内壁62の対向する間隔を狭めることができる。こ
のようにして、サイズの小さい半導体チップ50のパッ
ケージ52の幅になるように設定することも可能であ
る。
【0024】さらに、図10に示すように、取付けガイ
ド64を構成するガイド部材65において、そのガイド
部材65の直角2方向に延び出す部材66,68の幅を
それぞれ異に形成することも可能である。このように部
材66,68の幅をそれぞれ異に形成することにより、
半導体チップ70のパッケージ72が長方形のものに
も、直ちに対応することができる。その結果、元々の端
子プレート22の端子群28が7×7のマトリックスで
あるのに対して、取付けガイド64を取り付けることに
より、5×7のマトリックスから成る端子群74が形成
される。
ド64を構成するガイド部材65において、そのガイド
部材65の直角2方向に延び出す部材66,68の幅を
それぞれ異に形成することも可能である。このように部
材66,68の幅をそれぞれ異に形成することにより、
半導体チップ70のパッケージ72が長方形のものに
も、直ちに対応することができる。その結果、元々の端
子プレート22の端子群28が7×7のマトリックスで
あるのに対して、取付けガイド64を取り付けることに
より、5×7のマトリックスから成る端子群74が形成
される。
【0025】また同様に、部材66,68の幅が異なる
ガイド部材65についても、2対設ける必要は必ずしも
なく、1対でも足りる。さらに、たとえば図11に示す
ように、ガイド部材76,78は少なくとも端子群28
が形成する形状の対角方向の両端部にそれぞれ配設され
ていればよく、それぞれのガイド部材76,78の形状
は同一である必要はない。たとえば同図に示すように、
ガイド部材76は、端子プレート22の7×7のマトリ
ックスから成る端子群28のうち2列の端子34の一部
を覆う。一方、ガイド部材78は、端子群28の反対側
の端子34の1列の一部を覆う。このようにして、4×
7のマトリックスから成る端子群80を構成することが
できる。このように、ガイド部材76,78を適宜構成
することにより、半導体チップのパッケージの形状やボ
ールバンプのマトリックスに適合したテストソケットを
直ちに構成することができる。
ガイド部材65についても、2対設ける必要は必ずしも
なく、1対でも足りる。さらに、たとえば図11に示す
ように、ガイド部材76,78は少なくとも端子群28
が形成する形状の対角方向の両端部にそれぞれ配設され
ていればよく、それぞれのガイド部材76,78の形状
は同一である必要はない。たとえば同図に示すように、
ガイド部材76は、端子プレート22の7×7のマトリ
ックスから成る端子群28のうち2列の端子34の一部
を覆う。一方、ガイド部材78は、端子群28の反対側
の端子34の1列の一部を覆う。このようにして、4×
7のマトリックスから成る端子群80を構成することが
できる。このように、ガイド部材76,78を適宜構成
することにより、半導体チップのパッケージの形状やボ
ールバンプのマトリックスに適合したテストソケットを
直ちに構成することができる。
【0026】次に、図12に示すように、取付けガイド
82を、直角を成す内壁83を有するガイド部材84
と、直線状の内壁85を有するガイド部材86の2個と
から構成することも可能である。この実施形態において
は、ガイド部材84は、マトリックス配置された端子群
28の角部に着脱可能に配設される。また、ガイド部材
86は、端子群28が形成する四角形の1辺と平行を成
すように、その内壁85が配置され、端子プレート22
に着脱可能に配設される。この実施形態においても、個
々のガイド部材84,86,86の幅を適宜変更するこ
とにより、半導体チップのパッケージの形状やボールバ
ンプのマトリックスに適合したテストソケットを直ちに
構成することができる。
82を、直角を成す内壁83を有するガイド部材84
と、直線状の内壁85を有するガイド部材86の2個と
から構成することも可能である。この実施形態において
は、ガイド部材84は、マトリックス配置された端子群
28の角部に着脱可能に配設される。また、ガイド部材
86は、端子群28が形成する四角形の1辺と平行を成
すように、その内壁85が配置され、端子プレート22
に着脱可能に配設される。この実施形態においても、個
々のガイド部材84,86,86の幅を適宜変更するこ
とにより、半導体チップのパッケージの形状やボールバ
ンプのマトリックスに適合したテストソケットを直ちに
構成することができる。
【0027】また、図13に示すように、取付けガイド
88を、直線状の内壁85を有するガイド部材86のみ
から構成することも可能である。このガイド部材86を
端子群28が形成する四角形の4辺のそれぞれに、その
1辺と平行を成すように、その内壁85を配置し、端子
プレート22に着脱可能に配設してもよい。この実施形
態においても、個々のガイド部材86の幅を適宜変更す
ることにより、半導体チップのパッケージの形状やボー
ルバンプのマトリックスに適合したテストソケットを直
ちに構成することができる。
88を、直線状の内壁85を有するガイド部材86のみ
から構成することも可能である。このガイド部材86を
端子群28が形成する四角形の4辺のそれぞれに、その
1辺と平行を成すように、その内壁85を配置し、端子
プレート22に着脱可能に配設してもよい。この実施形
態においても、個々のガイド部材86の幅を適宜変更す
ることにより、半導体チップのパッケージの形状やボー
ルバンプのマトリックスに適合したテストソケットを直
ちに構成することができる。
【0028】以上、本発明に係るテストソケットの実施
形態を種々図示して説明したが、本発明のテストソケッ
トは図示した例示に限定されるものではなく、たとえば
上述の各種の例示を任意に組み合わせて実施することも
好ましい。また、ガイド部材は端子プレートに対して同
じ位置に固定されるのが好ましいが、ガイド部材を平行
移動させることができるように構成することも可能であ
る。但し、ガイド部材を端子プレートに固定したとき、
微調整を極力必要としないように構成するのが好まし
い。
形態を種々図示して説明したが、本発明のテストソケッ
トは図示した例示に限定されるものではなく、たとえば
上述の各種の例示を任意に組み合わせて実施することも
好ましい。また、ガイド部材は端子プレートに対して同
じ位置に固定されるのが好ましいが、ガイド部材を平行
移動させることができるように構成することも可能であ
る。但し、ガイド部材を端子プレートに固定したとき、
微調整を極力必要としないように構成するのが好まし
い。
【0029】また、複数のガイド部材から成る取付けガ
イドが取り付けられる端子プレートは、端子のピッチに
対応させて、各種準備しておくのが好ましい。さらに、
端子プレートに形成される端子は平坦な面で形成されて
いてもよい。特に、半導体チップのボールバンプの高さ
がほぼ一定で、平坦な端子群の上に載置するだけで、個
々のボールバンプと端子が電気的に接続されるのであれ
ば、端子群は平坦に形成されるのが好ましい。
イドが取り付けられる端子プレートは、端子のピッチに
対応させて、各種準備しておくのが好ましい。さらに、
端子プレートに形成される端子は平坦な面で形成されて
いてもよい。特に、半導体チップのボールバンプの高さ
がほぼ一定で、平坦な端子群の上に載置するだけで、個
々のボールバンプと端子が電気的に接続されるのであれ
ば、端子群は平坦に形成されるのが好ましい。
【0030】次に、本発明のテスト装置に用いられるチ
ェンジキットは、半導体チップの位置決めをする供給シ
ャトルと収納シャトルなどを含んで構成されている。こ
れら供給シャトルと収納シャトルは同一の構造であって
もよいことから、以下の説明においては供給シャトルを
例にする。
ェンジキットは、半導体チップの位置決めをする供給シ
ャトルと収納シャトルなどを含んで構成されている。こ
れら供給シャトルと収納シャトルは同一の構造であって
もよいことから、以下の説明においては供給シャトルを
例にする。
【0031】図14及び図15に示すように、供給シャ
トル90は、基盤92と、その基盤92に移動可能に取
り付けられ、半導体チップ30の底面外周部を載置する
受け台94と、その半導体チップ30の側面と接触させ
られる内壁96を備えた位置決め部品98とを含んで構
成されている。このうち、基盤92は図示しないテスト
装置本体に固定されている。この基盤92には、直角を
成す方向に長孔93が4ヶ所設けられていて、それぞれ
の長孔93に位置決め部品98が螺子99などにより取
り付けられる。
トル90は、基盤92と、その基盤92に移動可能に取
り付けられ、半導体チップ30の底面外周部を載置する
受け台94と、その半導体チップ30の側面と接触させ
られる内壁96を備えた位置決め部品98とを含んで構
成されている。このうち、基盤92は図示しないテスト
装置本体に固定されている。この基盤92には、直角を
成す方向に長孔93が4ヶ所設けられていて、それぞれ
の長孔93に位置決め部品98が螺子99などにより取
り付けられる。
【0032】位置決め部品98の受け台94及び内壁9
6は、いずれも直角を成す方向に形成されていて、受け
台94及び内壁96は半導体チップ30の角部を支持す
るように構成されている。受け台94の奥行き寸法は、
半導体チップ30の外周側壁からボールバンプが形成さ
れている箇所までとされ、半導体チップ30のボールバ
ンプと受け台94とが干渉しないようにされているのが
好ましい。但し、半導体チップ30の外周側壁からボー
ルバンプが形成されている箇所までの間隔が狭い場合に
は、受け台94の奥行き寸法は充分な寸法とされるのが
好ましい。また、内壁96は勾配をもって形成されてい
るのが好ましく、搬送装置100によって搬送されてき
た半導体チップ30が位置ズレしていたときでも、その
内壁96に沿って正しい位置に導かれるようにされてい
る。
6は、いずれも直角を成す方向に形成されていて、受け
台94及び内壁96は半導体チップ30の角部を支持す
るように構成されている。受け台94の奥行き寸法は、
半導体チップ30の外周側壁からボールバンプが形成さ
れている箇所までとされ、半導体チップ30のボールバ
ンプと受け台94とが干渉しないようにされているのが
好ましい。但し、半導体チップ30の外周側壁からボー
ルバンプが形成されている箇所までの間隔が狭い場合に
は、受け台94の奥行き寸法は充分な寸法とされるのが
好ましい。また、内壁96は勾配をもって形成されてい
るのが好ましく、搬送装置100によって搬送されてき
た半導体チップ30が位置ズレしていたときでも、その
内壁96に沿って正しい位置に導かれるようにされてい
る。
【0033】ここで、搬送装置100は、半導体チップ
30を吸引して吸着するバキューム式のカップ101
と、半導体チップ30を上下させるエアシリンダ102
と、そのエアシリンダ102を所定の位置と位置との間
を往復駆動させる図示しない駆動装置を備えて構成され
ている。この駆動装置は、アームを円弧状に揺動させる
ものであってもよく、あるいはX−Y軸ローダーなどで
あってもよく、特に限定されない。
30を吸引して吸着するバキューム式のカップ101
と、半導体チップ30を上下させるエアシリンダ102
と、そのエアシリンダ102を所定の位置と位置との間
を往復駆動させる図示しない駆動装置を備えて構成され
ている。この駆動装置は、アームを円弧状に揺動させる
ものであってもよく、あるいはX−Y軸ローダーなどで
あってもよく、特に限定されない。
【0034】以上の構成に係るチェンジキットにおける
供給シャトル90は、処理しようとする半導体チップ3
0をもとにして、位置決め部品90を基盤92の長孔9
3に沿わせて移動させ、適切な位置で4つの位置決め部
品90を基盤92に螺子99などを締め付けて固定する
のである。また、半導体チップ30のサイズを変更する
ときにおいても、螺子99を緩めた後、4つの位置決め
部品90を基盤92の長孔93に沿わせて移動させ、半
導体チップ30のサンプルを基に適切な位置で4つの位
置決め部品90を基盤92に螺子99などを締め付けて
固定するのである。このように、非常に簡単な作業で半
導体チップ30のサイズに応じた供給シャトル90の変
更が可能となる。また、この変更に伴い、半導体チップ
30の厚みがほぼ一定であれば、搬送装置100の調整
を必要としないので、作業時間を非常に短縮することが
できる。
供給シャトル90は、処理しようとする半導体チップ3
0をもとにして、位置決め部品90を基盤92の長孔9
3に沿わせて移動させ、適切な位置で4つの位置決め部
品90を基盤92に螺子99などを締め付けて固定する
のである。また、半導体チップ30のサイズを変更する
ときにおいても、螺子99を緩めた後、4つの位置決め
部品90を基盤92の長孔93に沿わせて移動させ、半
導体チップ30のサンプルを基に適切な位置で4つの位
置決め部品90を基盤92に螺子99などを締め付けて
固定するのである。このように、非常に簡単な作業で半
導体チップ30のサイズに応じた供給シャトル90の変
更が可能となる。また、この変更に伴い、半導体チップ
30の厚みがほぼ一定であれば、搬送装置100の調整
を必要としないので、作業時間を非常に短縮することが
できる。
【0035】次に、図16及び図17に示すように、供
給シャトル104の位置決め部品106において、その
受け台108,110と内壁112,114とをそれぞ
れ2段、あるいはそれ以上の段を備えて形成するのも好
ましい。半導体チップ116は一般に、縦横のサイズが
大きくなるのに伴い、その厚みも厚くなる。また、半導
体チップ116の種類が異なると、その厚みが大きく変
化する。そこで、代表的な半導体チップ116,118
のサイズを選定し、1つの位置決め部品106に半導体
チップ116用の受け台108と内壁112を構成する
とともに、さらに半導体チップ118用の受け台110
と内壁114を構成する。このように構成することによ
り、半導体チップ116と半導体チップ118相互間の
サイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャトル1
04の調整作業をほとんどなくすことができる。
給シャトル104の位置決め部品106において、その
受け台108,110と内壁112,114とをそれぞ
れ2段、あるいはそれ以上の段を備えて形成するのも好
ましい。半導体チップ116は一般に、縦横のサイズが
大きくなるのに伴い、その厚みも厚くなる。また、半導
体チップ116の種類が異なると、その厚みが大きく変
化する。そこで、代表的な半導体チップ116,118
のサイズを選定し、1つの位置決め部品106に半導体
チップ116用の受け台108と内壁112を構成する
とともに、さらに半導体チップ118用の受け台110
と内壁114を構成する。このように構成することによ
り、半導体チップ116と半導体チップ118相互間の
サイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャトル1
04の調整作業をほとんどなくすことができる。
【0036】さらに、この実施形態における位置決め部
品106において、図17に示すように、下の相対向す
る内壁112の間隔が半導体チップ116の幅であると
き、その上の相対向する内壁114の間隔が他の半導体
チップ118の幅となるように、内壁112,114が
形成されているのが好ましい。このように構成すること
により、半導体チップ116と半導体チップ118相互
間のサイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャト
ル104の調整作業をなくすことができる。
品106において、図17に示すように、下の相対向す
る内壁112の間隔が半導体チップ116の幅であると
き、その上の相対向する内壁114の間隔が他の半導体
チップ118の幅となるように、内壁112,114が
形成されているのが好ましい。このように構成すること
により、半導体チップ116と半導体チップ118相互
間のサイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャト
ル104の調整作業をなくすことができる。
【0037】またさらに、この実施形態における位置決
め部品106において、図17及び図18に示すよう
に、下の受け台108の高さとその上の受け台110の
高さを、それぞれの受け台108,110に半導体チッ
プ116,118を載置したとすれば、双方の半導体チ
ップ116,118の上面がほぼ一定となるように、形
成することも可能である。このように構成することによ
り、半導体チップ116と半導体チップ118相互間の
サイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャトル1
04の調整作業だけでなく、搬送装置の調整作業をなく
すことができ、一層、作業効率が向上する。
め部品106において、図17及び図18に示すよう
に、下の受け台108の高さとその上の受け台110の
高さを、それぞれの受け台108,110に半導体チッ
プ116,118を載置したとすれば、双方の半導体チ
ップ116,118の上面がほぼ一定となるように、形
成することも可能である。このように構成することによ
り、半導体チップ116と半導体チップ118相互間の
サイズ換えあるいは品種換えにおいて、供給シャトル1
04の調整作業だけでなく、搬送装置の調整作業をなく
すことができ、一層、作業効率が向上する。
【0038】上述の各実施形態において、受け台の段数
を増加させて、位置決め部品106の調整作業をほとん
どなくすように構成することも可能であるが、この場
合、たとえば半導体チップの供給用トレーの高さと、供
給シャトルの高さが変化してしまう。このため、搬送装
置の半導体チップ30を上下させるエアシリンダ102
のピストンロッドの突出量を適宜調整し得るようにする
ことにより、半導体チップの搬送を安定して行なうこと
ができる。あるいは、基盤92又は供給用トレーの高さ
を適宜調整し得るようにして両者の高さをほぼ一定にす
ることにより、搬送装置の調整をすることなく、半導体
チップの搬送を安定して行なうことができる。
を増加させて、位置決め部品106の調整作業をほとん
どなくすように構成することも可能であるが、この場
合、たとえば半導体チップの供給用トレーの高さと、供
給シャトルの高さが変化してしまう。このため、搬送装
置の半導体チップ30を上下させるエアシリンダ102
のピストンロッドの突出量を適宜調整し得るようにする
ことにより、半導体チップの搬送を安定して行なうこと
ができる。あるいは、基盤92又は供給用トレーの高さ
を適宜調整し得るようにして両者の高さをほぼ一定にす
ることにより、搬送装置の調整をすることなく、半導体
チップの搬送を安定して行なうことができる。
【0039】また、本発明に係る供給シャトル又は収納
シャトルの構成において、位置決め部品の平面形状とし
て、上述の実施形態に限らず、前述のテストソケットに
おいて説明したのと同様の平面構成(たとえば、図7、
図12又は図13)を採用することができ、図示した例
示に限定されない。
シャトルの構成において、位置決め部品の平面形状とし
て、上述の実施形態に限らず、前述のテストソケットに
おいて説明したのと同様の平面構成(たとえば、図7、
図12又は図13)を採用することができ、図示した例
示に限定されない。
【0040】次に、本発明に係るテストソケットやチェ
ンジキットは、従来の図20で示したテスト装置にその
まま使用することができるものである。すなわち、従来
のテスト装置において、各種の半導体チップをテストを
するのに際して、その主要な交換部品であったテストソ
ケットやチェンジキットにおける供給シャトル及び収納
シャトルについて、前述の本発明に係る各種のテストソ
ケットや供給シャトル又は収納シャトルを用いることが
できる。すなわち、本発明に係る前述の各種のテストソ
ケットや供給シャトル又は収納シャトルのうちいずれか
1つ以上を従来のテスト装置に採用することにより、調
整時間の短縮を図ることができ、稼働率を向上させるこ
とができる。特に、テスト装置に本発明に係るテストソ
ケット、供給シャトル及び収納シャトルの全てを採用す
ることにより、一層の効果が得られる。
ンジキットは、従来の図20で示したテスト装置にその
まま使用することができるものである。すなわち、従来
のテスト装置において、各種の半導体チップをテストを
するのに際して、その主要な交換部品であったテストソ
ケットやチェンジキットにおける供給シャトル及び収納
シャトルについて、前述の本発明に係る各種のテストソ
ケットや供給シャトル又は収納シャトルを用いることが
できる。すなわち、本発明に係る前述の各種のテストソ
ケットや供給シャトル又は収納シャトルのうちいずれか
1つ以上を従来のテスト装置に採用することにより、調
整時間の短縮を図ることができ、稼働率を向上させるこ
とができる。特に、テスト装置に本発明に係るテストソ
ケット、供給シャトル及び収納シャトルの全てを採用す
ることにより、一層の効果が得られる。
【0041】半導体チップのテスト装置は、常温でテス
トをすることがほとんどであるが、製品の仕様によって
は高温試験あるいは低温試験を必要とする場合がある。
このため、テスト装置は、その搬送装置部分に予熱装置
(冷却装置)を備えているのがほとんどである。この半
導体チップの予熱装置を例に説明すれば、ヒーターを内
蔵したプレート(ヒートプレート)に複数の半導体チッ
プを並べて規定温度にまで上昇させるようにしたり、あ
るいはプレート上に半導体チップを並べた後、それを炉
内に入れて昇温させるようにしている。一方、冷却装置
においても同様にして、液体窒素などを用いて半導体チ
ップを冷却している。
トをすることがほとんどであるが、製品の仕様によって
は高温試験あるいは低温試験を必要とする場合がある。
このため、テスト装置は、その搬送装置部分に予熱装置
(冷却装置)を備えているのがほとんどである。この半
導体チップの予熱装置を例に説明すれば、ヒーターを内
蔵したプレート(ヒートプレート)に複数の半導体チッ
プを並べて規定温度にまで上昇させるようにしたり、あ
るいはプレート上に半導体チップを並べた後、それを炉
内に入れて昇温させるようにしている。一方、冷却装置
においても同様にして、液体窒素などを用いて半導体チ
ップを冷却している。
【0042】いずれにおいても、半導体チップが並べら
れるプレートは、前述の供給シャトル又は収納シャトル
と同様の構成を備えている。そして、半導体チップのサ
イズや品種に適合させて位置決め部品を調整し、半導体
チップを保持し得るように構成されている。半導体チッ
プについて予熱又は予冷を必要としない場合にも、この
プレートは位置決め装置として機能させられることか
ら、このプレートはチェンジキットの一つとして備えら
れているのが好ましい。本発明においては、このプレー
トは供給シャトルの概念に含まれるものである。供給シ
ャトルなどと同様のプレートを備えることにより、調整
作業をほとんどすることなく、半導体チップのサイズ換
えなどが容易にできる。
れるプレートは、前述の供給シャトル又は収納シャトル
と同様の構成を備えている。そして、半導体チップのサ
イズや品種に適合させて位置決め部品を調整し、半導体
チップを保持し得るように構成されている。半導体チッ
プについて予熱又は予冷を必要としない場合にも、この
プレートは位置決め装置として機能させられることか
ら、このプレートはチェンジキットの一つとして備えら
れているのが好ましい。本発明においては、このプレー
トは供給シャトルの概念に含まれるものである。供給シ
ャトルなどと同様のプレートを備えることにより、調整
作業をほとんどすることなく、半導体チップのサイズ換
えなどが容易にできる。
【0043】なお、前述のヒートプレートに代えて、1
つの半導体チップ毎に位置決め機能を有するヒートブロ
ックについても、本発明に係る供給シャトルなどと同様
の構成とするのが好ましい。
つの半導体チップ毎に位置決め機能を有するヒートブロ
ックについても、本発明に係る供給シャトルなどと同様
の構成とするのが好ましい。
【0044】また、本発明に係るテストソケット、供給
シャトル及び収納シャトルなどを含むチェンジキット、
あるいはこれらを含むテスト装置において、これらを構
成する材質は設計事項であり限定されない。その他、本
発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に
基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し
得るものである。
シャトル及び収納シャトルなどを含むチェンジキット、
あるいはこれらを含むテスト装置において、これらを構
成する材質は設計事項であり限定されない。その他、本
発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に
基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し
得るものである。
【0045】
【発明の効果】本発明に係るテストソケットによれば、
テストをすべき半導体チップのボールバンプのピッチと
同一のピッチで端子が形成された端子群を備えた端子プ
レートに、取付けガイドを取り付けて、半導体チップの
パッケージを固定するように構成している。このため、
半導体チップのパッケージサイズが異なる場合には、適
切なサイズ用の取付けガイドを端子プレートに取り付け
るのみで、直ちにテストを行うことができるようにな
る。また、テストすべき半導体チップのボールバンプの
ピッチが異なる場合には、そのピッチと同一のピッチで
端子が形成された端子群を備えた端子プレートを用いる
ことになる。このように基本的には取付けガイドを交換
するだけで、品種換えによるテストソケットの調整作業
が終了するため、テスト装置の稼働率が向上することに
なる。
テストをすべき半導体チップのボールバンプのピッチと
同一のピッチで端子が形成された端子群を備えた端子プ
レートに、取付けガイドを取り付けて、半導体チップの
パッケージを固定するように構成している。このため、
半導体チップのパッケージサイズが異なる場合には、適
切なサイズ用の取付けガイドを端子プレートに取り付け
るのみで、直ちにテストを行うことができるようにな
る。また、テストすべき半導体チップのボールバンプの
ピッチが異なる場合には、そのピッチと同一のピッチで
端子が形成された端子群を備えた端子プレートを用いる
ことになる。このように基本的には取付けガイドを交換
するだけで、品種換えによるテストソケットの調整作業
が終了するため、テスト装置の稼働率が向上することに
なる。
【0046】また、本発明に係るチェンジキットにおけ
る供給シャトル又は収納シャトルなどによれば、テスト
すべき半導体チップの外周に合わせて位置決め部品を基
盤に対して移動させて、半導体チップの底面外周部を受
け台に載置するとともに、内壁を半導体チップの外周に
合わせて固定することにしている。このため、この操作
により供給シャトル又は収納シャトルの調整が終了する
ので、直ちにテスト装置を稼動させることができ、テス
ト装置の稼働率が大幅に向上する。特に、位置決め部品
の受け台及び内壁を複数段形成することにより、半導体
チップのサイズ換えあるいは品種換えをするときにおい
ても、それぞれの段の受け台及び内壁に適合する半導体
チップについては位置決め部品の調整をすることなく、
供給シャトル又は収納シャトルを使用することができ
る。この場合は、さらにテスト装置の稼働率が向上する
ことになる。
る供給シャトル又は収納シャトルなどによれば、テスト
すべき半導体チップの外周に合わせて位置決め部品を基
盤に対して移動させて、半導体チップの底面外周部を受
け台に載置するとともに、内壁を半導体チップの外周に
合わせて固定することにしている。このため、この操作
により供給シャトル又は収納シャトルの調整が終了する
ので、直ちにテスト装置を稼動させることができ、テス
ト装置の稼働率が大幅に向上する。特に、位置決め部品
の受け台及び内壁を複数段形成することにより、半導体
チップのサイズ換えあるいは品種換えをするときにおい
ても、それぞれの段の受け台及び内壁に適合する半導体
チップについては位置決め部品の調整をすることなく、
供給シャトル又は収納シャトルを使用することができ
る。この場合は、さらにテスト装置の稼働率が向上する
ことになる。
【0047】半導体チップをテストするテスト装置にお
いては、半導体チップを別の種類のものなどに変更する
とき、調整を必要とするもののなかで時間を要するの
は、テストソケットとチェンジキットにかかる箇所のみ
である。したがって、上述のテストソケットあるいは供
給シャトル又は収納シャトルを用いたテスト装置は、半
導体チップのサイズ換えあるいは品種換えなどに伴って
生じる調整作業を前述したように簡単に終えることがで
きる。このため、テスト装置の稼働率が飛躍的に向上す
ることになる。
いては、半導体チップを別の種類のものなどに変更する
とき、調整を必要とするもののなかで時間を要するの
は、テストソケットとチェンジキットにかかる箇所のみ
である。したがって、上述のテストソケットあるいは供
給シャトル又は収納シャトルを用いたテスト装置は、半
導体チップのサイズ換えあるいは品種換えなどに伴って
生じる調整作業を前述したように簡単に終えることがで
きる。このため、テスト装置の稼働率が飛躍的に向上す
ることになる。
【図1】本発明に係るテストソケットを拡大して示す平
面模式図である。
面模式図である。
【図2】図1に示すテストソケットの正面断面模式図で
ある。
ある。
【図3】図1に示すテストソケットの1つの作動を示す
平面模式図である。
平面模式図である。
【図4】図1に示すテストソケットの他の作動を示す平
面模式図である。
面模式図である。
【図5】図1に示すテストソケットの他の実施形態を示
す平面模式図である。
す平面模式図である。
【図6】図4に示すテストソケットの1つの作動を示す
平面模式図である。
平面模式図である。
【図7】本発明に係るテストソケットの他の実施形態を
示す平面模式図である。
示す平面模式図である。
【図8】図7に示すテストソケットの1つの作動を示す
平面模式図である。
平面模式図である。
【図9】図7に示すテストソケットの他の実施形態を示
す平面模式図である。
す平面模式図である。
【図10】図1に示すテストソケットの更に他の実施形
態を示す平面模式図である。
態を示す平面模式図である。
【図11】図7に示すテストソケットの更に他の実施形
態を示す平面模式図である。
態を示す平面模式図である。
【図12】本発明に係るテストソケットの更に他の実施
形態を示す平面模式図である。
形態を示す平面模式図である。
【図13】本発明に係るテストソケットの更に他の実施
形態を示す平面模式図である。
形態を示す平面模式図である。
【図14】本発明に係るチェンジキットにおける供給シ
ャトル又は収納シャトルの1実施形態を示す平面模式図
である。
ャトル又は収納シャトルの1実施形態を示す平面模式図
である。
【図15】図14に示すチェンジキットにおける供給シ
ャトル又は収納シャトルの正面断面模式図である。
ャトル又は収納シャトルの正面断面模式図である。
【図16】本発明に係るチェンジキットにおける供給シ
ャトル又は収納シャトルの他の実施形態を示す平面模式
図である。
ャトル又は収納シャトルの他の実施形態を示す平面模式
図である。
【図17】図16に示すチェンジキットにおける供給シ
ャトル又は収納シャトルの正面断面模式図である。
ャトル又は収納シャトルの正面断面模式図である。
【図18】図16に示すチェンジキットにおける供給シ
ャトル又は収納シャトルの他の作動を示す正面断面模式
図である。
ャトル又は収納シャトルの他の作動を示す正面断面模式
図である。
【図19】本発明に用いられる半導体チップの一例を拡
大して示す図であり、(a)は底面図、(b)は正面図
である。
大して示す図であり、(a)は底面図、(b)は正面図
である。
【図20】本発明が適用される従来のテスト装置の1例
を示す平面模式図である。
を示す平面模式図である。
【図21】従来のテストソケットの1例を示す平面模式
図である。
図である。
4:供給用トレー 5:供給シャトル 6:コンタクト供給 7:テストソケット 8:収納シャトル 9:収納トレー 20:テストソケット 22:端子プレート 24,46,58,61,64,82,88:取付けガ
イド 26:プレート 28,54,74,80:端子群 30,44,50,70,116,118:半導体チッ
プ 32:ボールバンプ 34:端子 38:可動端子 40,48,56,62,83,85:内壁 41,47,57,60,65,76,78,84,8
6:ガイド部材 42:螺子 52,72:パッケージ 90,104:供給シャトル 92:基盤 94,108,110:受け台 96,112,114:内壁 98,106:位置決め部品 100:搬送装置
イド 26:プレート 28,54,74,80:端子群 30,44,50,70,116,118:半導体チッ
プ 32:ボールバンプ 34:端子 38:可動端子 40,48,56,62,83,85:内壁 41,47,57,60,65,76,78,84,8
6:ガイド部材 42:螺子 52,72:パッケージ 90,104:供給シャトル 92:基盤 94,108,110:受け台 96,112,114:内壁 98,106:位置決め部品 100:搬送装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月18日(2000.7.1
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記目的を達成するため、半導体チップのテスト装置につ
いて鋭意検討した結果、本発明に至ったのである。本発
明に係るテストソケットの要旨とするところは、外形寸
法の異なる複数個のパッケージの底面にマトリックス配
置されたボールバンプを備えたサイズの異なる複数個の
半導体チップをテストするためのテストソケットにおい
て、前記半導体チップのボールバンプと同一のピッチで
マトリックス配置され、且つ最大外形寸法のパッケージ
の該ボールバンプと電気的に接続し得る充分な個数の端
子から成る端子群が形成された端子プレ−トと、前記マ
トリックス配置された端子群が形成する四角形の4辺の
それぞれと平行を成す辺を規定する内壁を備え、前記端
子プレートに選択的に着脱可能に配設される種類の異な
る複数個のガイド部材から成る取付けガイドとを含むこ
とにある。このテストソケットによれば、まず半導体チ
ップのボールバンプのピッチと同じピッチで端子が形成
された端子群を備えた端子プレートが用いられる。この
端子プレートに取付けガイドが取り付けられ、その取付
けガイドの内壁が形成する寸法が半導体チップのパッケ
ージの寸法と同じになるようにされる。1つのサイズの
半導体チップについてのテストが終了し、他のサイズの
半導体チップについてテストをするとき、端子プレート
から取付けガイドが取り外され、代わりに新しい半導体
チップのサイズになるような新しい取付けガイドが端子
プレートに取り付けられる。このとき、端子プレートの
端子群の一部が取付けガイドによって覆われて、端子と
して機能しないようにされる。
記目的を達成するため、半導体チップのテスト装置につ
いて鋭意検討した結果、本発明に至ったのである。本発
明に係るテストソケットの要旨とするところは、外形寸
法の異なる複数個のパッケージの底面にマトリックス配
置されたボールバンプを備えたサイズの異なる複数個の
半導体チップをテストするためのテストソケットにおい
て、前記半導体チップのボールバンプと同一のピッチで
マトリックス配置され、且つ最大外形寸法のパッケージ
の該ボールバンプと電気的に接続し得る充分な個数の端
子から成る端子群が形成された端子プレ−トと、前記マ
トリックス配置された端子群が形成する四角形の4辺の
それぞれと平行を成す辺を規定する内壁を備え、前記端
子プレートに選択的に着脱可能に配設される種類の異な
る複数個のガイド部材から成る取付けガイドとを含むこ
とにある。このテストソケットによれば、まず半導体チ
ップのボールバンプのピッチと同じピッチで端子が形成
された端子群を備えた端子プレートが用いられる。この
端子プレートに取付けガイドが取り付けられ、その取付
けガイドの内壁が形成する寸法が半導体チップのパッケ
ージの寸法と同じになるようにされる。1つのサイズの
半導体チップについてのテストが終了し、他のサイズの
半導体チップについてテストをするとき、端子プレート
から取付けガイドが取り外され、代わりに新しい半導体
チップのサイズになるような新しい取付けガイドが端子
プレートに取り付けられる。このとき、端子プレートの
端子群の一部が取付けガイドによって覆われて、端子と
して機能しないようにされる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、本発明に係るチェンジキットの要旨
とするところは、サイズの異なる複数個の半導体チップ
を載置する供給シャトルと収納シャトルとを含むチェン
ジキットにおいて、前記供給シャトル又は収納シャトル
のいずれかが、基盤と、前記半導体チップのサイズに合
わせて該基盤に固定され、前記半導体チップのボールバ
ンプの存在しない底面外周部を載置する受け台と該受け
台から連なって上方に向かって拡がった勾配を持ち且つ
該半導体チップの側面と接触させられる内壁を備えた位
置決め部品とを含むことにある。このチェンジキットに
おける供給シャトル又は収納シャトルによれば、テスト
すべき半導体チップの外形に合わせて位置決め部品を基
盤に固定する。この操作により供給シャトル又は収納シ
ャトルの調整が終了するので、直ちにテスト装置を稼動
させることができる。特に、位置決め部品の受け台及び
内壁を複数段形成することにより、半導体チップのサイ
ズ換えあるいは品種換えをするときにおいても、それぞ
れの段の受け台及び内壁に適合する半導体チップについ
ては位置決め部品の調整をすることなく、供給シャトル
又は収納シャトルを使用することができる。
とするところは、サイズの異なる複数個の半導体チップ
を載置する供給シャトルと収納シャトルとを含むチェン
ジキットにおいて、前記供給シャトル又は収納シャトル
のいずれかが、基盤と、前記半導体チップのサイズに合
わせて該基盤に固定され、前記半導体チップのボールバ
ンプの存在しない底面外周部を載置する受け台と該受け
台から連なって上方に向かって拡がった勾配を持ち且つ
該半導体チップの側面と接触させられる内壁を備えた位
置決め部品とを含むことにある。このチェンジキットに
おける供給シャトル又は収納シャトルによれば、テスト
すべき半導体チップの外形に合わせて位置決め部品を基
盤に固定する。この操作により供給シャトル又は収納シ
ャトルの調整が終了するので、直ちにテスト装置を稼動
させることができる。特に、位置決め部品の受け台及び
内壁を複数段形成することにより、半導体チップのサイ
ズ換えあるいは品種換えをするときにおいても、それぞ
れの段の受け台及び内壁に適合する半導体チップについ
ては位置決め部品の調整をすることなく、供給シャトル
又は収納シャトルを使用することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】位置決め部品98の受け台94及び内壁9
6は、いずれも直角を成す方向に形成されていて、受け
台94及び内壁96は半導体チップ30の角部を支持す
るように構成されている。受け台94の奥行き寸法は、
半導体チップ30の外周側壁からボールバンプが形成さ
れている箇所までとされ、半導体チップ30のボールバ
ンプと受け台94とが干渉しないようにされているのが
好ましい。但し、半導体チップ30の外周側壁からボー
ルバンプが形成されている箇所までの間隔が狭い場合に
は、受け台94の奥行き寸法は充分な寸法とされるのが
好ましい。また、内壁96は上方に向かって拡がった勾
配をもって形成されているのが好ましく、搬送装置10
0によって搬送されてきた半導体チップ30が位置ズレ
していたときでも、その内壁96に沿って正しい位置に
導かれるようにされている。
6は、いずれも直角を成す方向に形成されていて、受け
台94及び内壁96は半導体チップ30の角部を支持す
るように構成されている。受け台94の奥行き寸法は、
半導体チップ30の外周側壁からボールバンプが形成さ
れている箇所までとされ、半導体チップ30のボールバ
ンプと受け台94とが干渉しないようにされているのが
好ましい。但し、半導体チップ30の外周側壁からボー
ルバンプが形成されている箇所までの間隔が狭い場合に
は、受け台94の奥行き寸法は充分な寸法とされるのが
好ましい。また、内壁96は上方に向かって拡がった勾
配をもって形成されているのが好ましく、搬送装置10
0によって搬送されてきた半導体チップ30が位置ズレ
していたときでも、その内壁96に沿って正しい位置に
導かれるようにされている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
フロントページの続き (72)発明者 徳宮 孝弘 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 北岡 正幸 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AG01 AG16 AH04 5E024 CA18 CB01
Claims (12)
- 【請求項1】 パッケージの底面にマトリックス配置さ
れたボールバンプを備えた半導体チップをテストするた
めのテストソケットにおいて、 前記半導体チップのボールバンプと同一のピッチでマト
リックス配置され、且つ該ボールバンプと電気的に接続
し得る充分な個数の端子から成る端子群が形成された端
子プレートと、 前記マトリックス配置された端子群が形成する四角形の
4辺のそれぞれと平行を成す辺を規定する内壁を備え、
前記端子プレートに着脱可能に配設されるガイド部材か
ら成る取付けガイドとを含むテストソケット。 - 【請求項2】 前記取付けガイドは、前記マトリックス
配置された端子群の少なくとも1つの対角方向の両端部
における端子プレートに着脱可能に配設される、直角を
成す内壁を有するガイド部材を含む請求項1に記載する
テストソケット。 - 【請求項3】 前記直角を成す内壁を有するガイド部材
が、前記マトリックス配置された端子群の4隅に配置さ
れた請求項2に記載するテストソケット。 - 【請求項4】 前記取付けガイドの相対向するガイド部
材の内壁の間隔が、選択的に前記半導体チップの幅とし
得る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載するテスト
ソケット。 - 【請求項5】 前記端子プレートの端子群における個々
の端子は、独立して半導体チップのボールバンプと接触
する方向又はその逆方向に可動とされ且つ付勢されてい
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載するテストソ
ケット。 - 【請求項6】 半導体チップの位置決めをする供給シャ
トルと収納シャトルとを含むチェンジキットにおいて、 前記供給シャトル又は収納シャトルのいずれかが、 基盤と、 該基盤に移動可能に取り付けられ、前記半導体チップの
底面外周部を載置する受け台と該半導体チップの側面と
接触させられる内壁を備えた位置決め部品とを含むチェ
ンジキット。 - 【請求項7】 前記位置決め部品において、該受け台と
内壁とが複数形成されている請求項6に記載するチェン
ジキット。 - 【請求項8】 前記位置決め部品において、任意の下の
受け台の高さとその上の受け台の高さが、それぞれの受
け台に載置された半導体チップの上面がほぼ一定となる
ように、形成された請求項7に記載するチェンジキッ
ト。 - 【請求項9】 前記基盤に固定された位置決め部品にお
いて、任意の下の相対向する内壁の間隔が半導体チップ
の幅であるとき、その上の相対向する内壁の間隔が他の
半導体チップの幅となるように、各段の内壁が形成され
ている請求項7又は請求項8に記載するチェンジキッ
ト。 - 【請求項10】 パッケージの底面にマトリックス配置
されたボールバンプを備えた半導体チップをテストする
ためのテストソケットを含むテスト装置において、 前記テストソケットが、 前記半導体チップのボールバンプと同一のピッチでマト
リックス配置され、且つ該ボールバンプと電気的に接続
し得る充分な個数の端子から成る端子群が形成された端
子プレートと、 前記マトリックス配置された端子群が形成する四角形の
4辺のそれぞれと平行を成す辺を規制する内壁を備え、
前記端子プレートに着脱可能に配設されるガイド部材か
ら成る取付けガイドとを含むテスト装置。 - 【請求項11】 パッケージの底面にマトリックス配置
されたボールバンプを備えた半導体チップをテストする
ために、該半導体チップの位置決めをする供給シャトル
と収納シャトルとを含むチェンジキットを備えたテスト
装置において、 前記チェンジキットにおける供給シャトル又は収納シャ
トルのいずれかが、基盤と、該基盤に移動可能に取り付
けられ、前記半導体チップの底面外周部を載置する受け
台と該半導体チップの側面と接触させられる内壁を備え
た位置決め部品とを含むテスト装置。 - 【請求項12】 パッケージの底面にマトリックス配置
されたボールバンプを備えた半導体チップをテストする
ためのテストソケットと、該半導体チップの位置決めを
する供給シャトルと収納シャトルとを含むチェンジキッ
トを備えたテスト装置において、 前記テストソケットが、 前記半導体チップのボールバンプと同一のピッチでマト
リックス配置され、且つ該ボールバンプと電気的に接続
し得る充分な個数の端子から成る端子群が形成された端
子プレートと、 前記マトリックス配置された端子群が形成する四角形の
4辺のそれぞれと平行を成す辺を規制する内壁を備え、
前記端子プレートに着脱可能に配設されるガイド部材か
ら成る取付けガイドとを含み、 前記チェンジキットにおける供給シャトル又は収納シャ
トルのいずれかが、 基盤と、 該基盤に移動可能に取り付けられ、前記半導体チップの
底面外周部を載置する受け台と該半導体チップの側面と
接触させられる内壁を備えた位置決め部品とを含むテス
ト装置。
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