JP2001083037A - ブレードのテスト装置 - Google Patents

ブレードのテスト装置

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JP2001083037A
JP2001083037A JP26236899A JP26236899A JP2001083037A JP 2001083037 A JP2001083037 A JP 2001083037A JP 26236899 A JP26236899 A JP 26236899A JP 26236899 A JP26236899 A JP 26236899A JP 2001083037 A JP2001083037 A JP 2001083037A
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blade
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test
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Masahiro Nakao
雅弘 中尾
Atsushi Ueno
篤 上野
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリコプタのブレードのテスト装置に関し、
ブレード回転時の騒音が周囲に伝わるのを低減すると共
に雨天時のテストも可能とし、かつ飛行状態と同じ気流
も実現する。 【解決手段】 スタンド54に支持されたブレード53
周囲は防音壁51で囲まれ、防音壁51はドーム11で
覆われている。防音壁51外周囲とドーム11の内周囲
とで所定の隙間からなる直角ベント部18が形成され、
ドーム天井には整流板15が設けられる。ブレード53
が回転すると空気40は直角ベント部18よりドーム1
1内へ流入し、整流板15により40aのようにブレー
ド53上面へ流れ、ブレード53の回転により、40b
のように下方へ流れ、40cとして防音壁10下部拡大
部10より外部へ流出する。防音壁51上端からの騒音
はドーム11の直角ベント部18で妨げられ、外部へ流
出する音は減衰する。又、ドーム11天井があるので雨
天時のテストも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレードのテスト装
置に関し、ヘリコプタ用のブレードの回転試験を行うた
めの装置であり、試験時の騒音を低減すると共に、飛行
時の気流に近づくような状態での試験を可能とするもの
である。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のヘリコプタ用のブレードの
回転試験を行うためのテスト装置の斜視図である。図に
おいて、50はテスト装置全体であり、51は円筒形状
の防音壁であり、周囲に複数の支持脚52を固定し、地
上に設置されている。防音壁51の中心にはスタンド5
4が配置され、スタンド54にはヘリコプタ用のブレー
ド53が回転可能に取付けられている。ブレード53は
図示省略の駆動装置により回転し、各種の試験が実施さ
れる。
【0003】図10はブレードが回転する時の気流の流
れを示す図であり、ブレード53が回転すると、空気6
0が防音壁51の上部空間より防音壁内へ流入し、ブレ
ード53の回転により下方へ押出され、防音壁51の下
方の開口部より流出する。このような回転試験時におい
ては、防音壁51があるのでその周囲の水平方向の防音
効果はあるものの、防音壁51の上部空間、下部空間か
らは騒音が放出され、全体としての騒音低減量には限度
があった。又、現状のテスト装置50では防音壁51の
上部が開放されており、雨天時には計測装置が雨でぬれ
てしまうので試験ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来のヘ
リコプタ用のブレードのテスト装置は、防音壁51でブ
レードの周囲を囲み、防音をしているが、上部と下部は
開放されているのでブレードの回転による騒音は、これ
ら空間から外部へ放出され、充分な防音効果が得られ
ず、民家のない場所に建設せざるを得ず、場所の確保が
大変であった。又、雨天時には上部が開放されているの
で雨水が計測機器にかかり、充分なテストができなかっ
た。
【0005】更に現状のテスト装置では、地上で静止し
た状態でブレードを回転させて試験を行うので、飛行中
の気流状態とは異なり、飛行状態に近づけた気流条件で
の試験も充分に実施することができなかった。
【0006】そこで本発明は、ブレードの回転による騒
音がテスト装置の外部へ伝わる空間部をできるだけ少く
し、外部への騒音を低減すると共に、上部空間を覆うよ
うな構造として雨天でもテストを可能とし、更に、気流
の速度も制御して飛行中の気流状態にしてブレードの回
転試験もできるようにしたブレードのテスト装置を提供
することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)乃至(6)の手段を提供す
る。
【0008】(1)ヘリコプタ用ブレードを回転自在に
スタンドに支持し、同ブレード及びスタンド全体をドー
ムで覆い、同ドームは下端周囲を開放するように立設さ
れていることを特徴とするブレードのテスト装置。
【0009】(2)ヘリコプタ用ブレードを回転自在に
スタンドに支持し、その周囲を囲む円筒状の防音壁と、
同防音壁の上方開口部及び周囲を覆うドームとからな
り、前記防音壁外周囲と前記ドームの内側面周囲とは所
定の隙間を有し、気流が前記ドーム下端周囲より前記隙
間からドーム内へ流入可能とすることを特徴とするブレ
ードのテスト装置。
【0010】(3)前記ドームの天井には前記ドーム下
端周囲より流入する気流が天井から前記ブレードの上面
へ向くように導く整流板を設けたことを特徴とする
(1)又は(2)記載のブレードのテスト装置。
【0011】(4)前記整流板の角度は調整可能である
ことを特徴とする(3)記載のブレードのテスト装置。
【0012】(5)前記防音壁及びドームの下端周囲
は、それぞれ径を拡大する部分が設けられていることを
特徴とする(2)記載のブレードのテスト装置。
【0013】(6)前記ドームの下端周囲の特定個所に
はファンを設け、前記ドーム内へ流入する気流の流量、
流速を制御し、前記ブレード上面より吹き下す気流分布
が飛行中の状態となるように制御可能とする(1)又は
(2)記載のブレードのテスト装置。
【0014】本発明の(1)のブレードのテスト装置
は、ブレードがドームで覆われて回転試験が実施される
ので、従来のように防音壁上方が開口しているようなこ
とがなく、騒音が上方より外部へ放出されないので従来
よりは騒音が低減される。又、雨天時においても雨水が
計測機器類に降りかかることがないので、テストを実施
できる。
【0015】本発明の(2)では、ブレードの周囲は防
音壁で囲まれ、更に、その外側はドームで覆われている
ので、ブレード回転時の騒音は、上方はもちろんドーム
の天井で騒音の流出が防止される。又、防音壁上端より
流出する騒音は、防音壁外周囲とドーム内側面周囲で形
成される隙間の直角ベント部で減衰し、ドーム下端周囲
より外部へ流出するので、騒音は従来より低減される。
更にブレード回転時の気流の流れも、直角ベント部より
ドーム内へ流入し、防音壁下端周囲より流出するので流
出入がスムーズになり、流れ抵抗が小さくなる。又、雨
天でも(1)と同様にテストが可能となる。
【0016】本発明の(3)では、ドーム天井には整流
板が設けられ、又、本発明の(4)では整流板は角度が
調整可能であるので、ドーム内でブレード上面へ流れる
気流がより円滑となり、回転試験が精度良くなされる。
【0017】本発明の(5)では、防音壁とドーム下端
周囲は径が拡大しているので、ドーム下端周囲から流入
する気流、防音壁下端周囲から流出する気流の流れがス
ムーズとなり、気流の乱れを少くしてブレードの回転試
験が精度良く実施することができる。
【0018】本発明の(6)では、ファンにより強制的
に空気をドーム内に流し、かつ、風量や流速を調整する
ことにより、ドーム内でブレード上面へ吹き下す気流の
分布をヘリコプタが実際に飛行し、上昇している気流状
態と同じ流れ場とすることができる。これにより飛行中
と同じ条件でブレードのテストが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係るブレードのテスト装置の斜視図であ
る。図において、円筒状の防音壁51、その支持脚52
は図9に示す従来例と同じ構造であり、内部には図示省
略のスタンド54及びブレード53が設置されている。
本発明の特徴部分は符号10乃至14で示す部分にあ
り、以下に詳しく説明する。
【0020】図1において、円筒形状の防音壁51の下
端周囲には、径を拡大する防音壁下部拡大部10が設け
られている。この下部拡大部10は、防音壁51周囲に
は複数の支持脚52が取付けられているので、支持脚5
2間ではそれぞれ分割片とし、全体で円筒形状の防音壁
51の下端周囲の径を徐々に拡大するように傾斜して取
付けられている。この下部拡大部10は空気がドーム1
1内へ流入し易いようにするためのものである。
【0021】又、防音壁51全体を上部から覆うよう
に、防音壁51には一定の間隔を保ってドーム11がか
ぶされている。ドーム11は防音壁51の防音壁下部拡
大部10の上部までを覆い、ドーム支持脚13で地上に
支持されており、その下端周囲にはドーム下部拡大部1
2が取付けられている。この下部拡大部12も防音壁5
1の下部拡大部と同様に円筒状の径を徐々に拡大するよ
うに傾斜して取付けられ、空気の流出を容易にするため
のものである。又、ドーム11の天井には複数の補強用
の梁14が設けられ天井板を支持している。
【0022】図2は図1におけるA−A矢視図であり、
ドーム11の天井の構造を示している。図において、天
井板16は多数(本例では8本)の梁14で支持されて
おり、各梁14間にはそれぞれ4本の整流板15が配置
されており、ドーム天井を構成している。又、天井の外
周囲の枠17は本実施の形態では8角形を形成するよう
に直線状の部材を用いているが、この枠17を曲線状と
して全体で円形状の天井としても良い。整流板15は、
後述するように天井板16に向かって流れてきた気流を
スムーズに下方へ流すためのものであり、気流の乱れを
少くするためのものである。
【0023】図3は本実施の第1形態に係るブレードの
テスト装置における気流の流れの状態を示す図である。
図において、ブレード53が回転すると、ブレード53
の揚力により気流が発生し、空気40がドーム下部拡大
部12周囲から吸い込まれ、その空気は防音壁51外周
囲とドーム11内周囲間の隙間で形成される直角ベンド
部18を通りドーム11の天井部へ流れ、天井の整流板
15でスムーズに流れ方向を下方へ変えて40aで示す
ようにブレード53の上面へ流れる。
【0024】ブレード53上面の空気は、ブレード53
の回転によりブレード53の下部へ40bで示すように
流れ、40cで示すように防音壁51の下部拡大部10
に導かれて下部より外部へ流出する。又、一部の空気は
防音壁下部拡大部10を出た後、40dで示すように再
び直角ベント部18へ流入し、ドーム11の天井へ向か
って流れて循環する。
【0025】図4は本発明の実施の第1形態に係るブレ
ードのテスト装置のドームの天井に設けた整流板を示す
図である。図4において、ドーム11の天井の梁14に
は所定の角度で整流板15が4枚取付けられている。整
流板15は天井に向かって流入する空気40を滑らかに
下方に向かって方向が変えられるように傾斜して梁14
に固定されており、流入する空気40は40bで示すよ
うに流れに乱れが生ずることなく、スムーズに下向へ方
向転換することができる。
【0026】上記に説明の実施の第1形態のブレードの
テスト装置によれば、ドーム11で防音壁51の天井を
覆い、かつドーム11の下端のドーム下部拡大部12が
防音壁51の円筒部側面の途中まで覆い、防音壁51外
周とドーム11内周間に直角ベント部18を形成したの
で、防音壁51上部からもれる騒音が著しく低減され
る。又、天井がドーム11で覆われているので、雨天に
おいてもブレード53の回転試験が実施できる。
【0027】図5は本発明の実施の第2形態に係るブレ
ードのテスト装置で、ドーム天井の整流板の構造を示す
図であり、(a)は整流板の側面図、(b)は(a)に
おけるB−B矢視図である。図においてドーム11の天
井と梁14の構造は図1〜図3と同じであり、梁14に
は4ヶ所に部材21が取付けられ、部材21にはそれぞ
れ軸20が回転自在に支持されている。軸20は整流板
25の端部に固定されており、整流板25は軸20と共
に一体的に回転する構造である。その他は実施の第1形
態と同じ構成である。
【0028】各軸20の周囲は歯が形成され、4個の軸
20の歯は、それぞれラック22と噛み合っており、ラ
ック22は天井の中心部で梁14に取付けられたシリン
ダ23で伸縮して移動し、4個の整流板を同時に駆動す
るように構成されている。このような整流板14,軸2
0,部材21,ラック22及びシリンダ23からなる機
構が、図示省略するが各梁14間の整流板15の8ヶ所
にそれぞれ設けられ、ドーム11の天井全体の整流板1
4の角度を調整できるようになっている。
【0029】上記構成の実施の第2形態のブレードのテ
スト装置において、図示省略の制御装置からの指令によ
りシリンダ23を制御し、ラック22が伸びる(図中左
方向へ移動する)と図5(a)において整流板25の先
端が図中右側へ回転し、又、ラック22が縮む(図中右
方向へ移動する)と、反対に整流板25の先端は左方向
へ回転し、整流板25の傾斜を変えて気流の状況により
調整することができる。従って、ブレード53の回転数
に応じて気流のドーム11内へ流入し、ブレード53に
向く気流を最適な条件に調整することができるので、実
施の第1形態での効果をより確実にすることができる。
又、この整流板の角度調整は制御装置やシリンダによら
ず、手動で調整しても良い。
【0030】図6は本発明の実施の第3形態に係るブレ
ードのテスト装置の構成図であり、本実施の第3形態に
おいては、図1〜図3に示す実施の第1形態のテスト装
置にファン30を設けて空気をファン30により流入さ
せ、実際に飛行中の気流が実現できるようにしたもので
あり、その他の構成は図1〜図3に示す実施の第1形態
と同じである。
【0031】図6において、ブレード53の回転中にフ
ァン30を駆動し、空気40を防音壁51下部の下部拡
大部10から強制的に流入させ、直角ベント部18を通
ってドーム11内に流入させると、気流は天井の整流板
25で曲げられて40aで示すようにファン30の回転
数に応じて強い風をブレード53に吹き付けることがで
き、ヘリコプタが実際に飛行し、上昇している時と同じ
気流条件とすることができる。このような条件で実際の
飛行中と同じ条件でブレード53を回転させ各種試験を
実施することができる。
【0032】図7は本発明の実施の第1〜第3形態と従
来のテスト装置とを比較して騒音の発生源を示した図で
ある。図において、Pを騒音を評価する位置とすると、
従来は防音壁51の上端から点線のX0 で示すように騒
音が発生し、又、防音壁51の下端からは、点線のY0
で示すように騒音が発生していたが、本発明では上端か
らの騒音は、直角ベント部18により、一点鎖線のXの
ようになり、又、下端の騒音は、防音壁下部拡大部10
により、同じく一点鎖線のYとなり、騒音の発生領域が
狭くなり、又、気流の流路が長くなることにより騒音が
低減されるものである。
【0033】図8は図7に示す評価点Pでの従来と本発
明との騒音レベルを比較した図である。図示のように騒
音レベルを縦軸に10dB( デシベル) 単位で表すと、周
波数63〜4000Hzの間において、本発明の騒音が従
来よりも低減することがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明のブレードのテスト装置は、
(1)ヘリコプタ用ブレードを回転自在にスタンドに支
持し、同ブレード及びスタンド全体をドームで覆い、同
ドームは下端周囲を開放するように立設されていること
を特徴としている。このようなテスト装置により、従来
のように防音壁上方が開口しているようなことがなく、
騒音が上方より外部へ放出されないので従来よりは騒音
が低減される。又、雨天時においても雨水が計測機器類
に降りかかることがないので、テストを実施できる。
【0035】本発明の(2)は、ヘリコプタ用ブレード
を回転自在にスタンドに支持し、その周囲を囲む円筒状
の防音壁と、同防音壁の上方開口部及び周囲を覆うドー
ムとからなり、前記防音壁外周囲と前記ドームの内側面
周囲とは所定の隙間を有し、気流が前記ドーム下端周囲
より前記隙間からドーム内へ流入可能とすることを特徴
としている。このような構成により、ブレード回転時の
騒音は、上方はもちろんドームの天井で騒音の流出が防
止される。又、防音壁上端より流出する騒音は、防音壁
外周囲とドーム内側面周囲で形成される隙間の直角ベン
ト部で減衰し、ドーム下端周囲より外部へ流出するの
で、騒音は従来より低減される。更にブレード回転時の
気流の流れも、直角ベント部よりドーム内へ流入し、防
音壁下端周囲より流出するので流出入がスムーズにな
り、流れ抵抗が小さくなる。又、雨天でも(1)と同様
にテストが可能となる。
【0036】本発明の(3)では、ドーム天井には整流
板が設けられ、又、本発明の(4)では整流板は角度が
調整可能であるので、ドーム内でブレード上面へ流れる
気流がより円滑となり、回転試験が精度良くなされる。
【0037】本発明の(5)では、防音壁とドーム下端
周囲は径が拡大しているので、ドーム下端周囲から流入
する気流、防音壁下端周囲から流出する気流の流れがス
ムーズとなり、気流の乱れを少くしてブレードの回転試
験が精度良く実施することができる。
【0038】本発明の(6)では、ファンにより強制的
に空気をドーム内に流し、かつ、風量や流速を調整する
ことにより、ドーム内でブレード上面へ吹き下す気流の
分布をヘリコプタが実際に飛行し、上昇している気流状
態と同じ流れ場とすることができる。これにより飛行中
と同じ条件でブレードのテストが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るブレードのテス
ト装置の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】本発明の実施の第1形態に係るブレードのテス
ト装置の気流の流れを示す図である。
【図4】本発明の実施の第1形態に係るテスト装置のド
ーム天井の整流板の側面図である。
【図5】本発明の実施の第2形態に係るブレードのテス
ト装置のドーム天井の整流板を示し、(a)は側面図、
(b)は(a)におけるB−B矢視図である。
【図6】本発明の実施の第3形態に係るブレードのテス
ト装置の気流の流れを示す図である。
【図7】本発明と従来のテスト装置との騒音発生の状況
を比較した図である。
【図8】本発明と従来のテスト装置との騒音レベルを示
す図である。
【図9】従来のブレードのテスト装置の斜視図である。
【図10】従来のブレードのテスト装置における気流の
流れを示す図である。
【符号の説明】
10 防音壁下部拡大部 11 ドーム 12 ドーム下部拡大部 13 ドーム支持脚 14 梁 15,25 整流板 16 天井板 17 枠 18 直角ベント部 20 軸 21 部材 22 ラック 23 シリンダ 30 ファン 51 防音壁 52 支持脚 53 ブレード 54 スタンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリコプタ用ブレードを回転自在にスタ
    ンドに支持し、同ブレード及びスタンド全体をドームで
    覆い、同ドームは下端周囲を開放するように立設されて
    いることを特徴とするブレードのテスト装置。
  2. 【請求項2】 ヘリコプタ用ブレードを回転自在にスタ
    ンドに支持し、その周囲を囲む円筒状の防音壁と、同防
    音壁の上方開口部及び周囲を覆うドームとからなり、前
    記防音壁外周囲と前記ドームの内側面周囲とは所定の隙
    間を有し、気流が前記ドーム下端周囲より前記隙間から
    ドーム内へ流入可能とすることを特徴とするブレードの
    テスト装置。
  3. 【請求項3】 前記ドームの天井には前記ドーム下端周
    囲より流入する気流が天井から前記ブレードの上面へ向
    くように導く整流板を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のブレードのテスト装置。
  4. 【請求項4】 前記整流板の角度は調整可能であること
    を特徴とする請求項3記載のブレードのテスト装置。
  5. 【請求項5】 前記防音壁及びドームの下端周囲は、そ
    れぞれ径を拡大する部分が設けられていることを特徴と
    する請求項2記載のブレードのテスト装置。
  6. 【請求項6】 前記ドームの下端周囲の特定個所にはフ
    ァンを設け、前記ドーム内へ流入する気流の流量、流速
    を制御し、前記ブレード上面より吹き下す気流分布が飛
    行中の状態となるように制御可能とする請求項1又は2
    記載のブレードのテスト装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100504950B1 (ko) * 2002-12-11 2005-07-29 한국항공우주연구원 헬리콥터 테일팬 성능시험장치
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