JP2001082921A - レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計 - Google Patents

レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計

Info

Publication number
JP2001082921A
JP2001082921A JP26241899A JP26241899A JP2001082921A JP 2001082921 A JP2001082921 A JP 2001082921A JP 26241899 A JP26241899 A JP 26241899A JP 26241899 A JP26241899 A JP 26241899A JP 2001082921 A JP2001082921 A JP 2001082921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
measured
laser pulse
sensor head
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26241899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4328921B2 (ja
Inventor
Shuichi Murayama
秀一 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP26241899A priority Critical patent/JP4328921B2/ja
Publication of JP2001082921A publication Critical patent/JP2001082921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4328921B2 publication Critical patent/JP4328921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザ距離計において、多点測定ができない、
防爆が難しい、メンテナンスがやりにくいなどの問題点
を解決する。また、レーザ距離計を用いたレベル計で、
安定して測定できるようにする。 【解決手段】光ファイバで複数のセンサヘッドと本体を
結び、これらのセンサヘッドを各測定点に配置し、光ス
イッチでこれらのセンサヘッドを選択できるようにし
た。また、このレーザ距離計を用いたレベル計で、容器
底までの距離と液体の屈折率からレベルを求めるように
した。さらに、容器底部から泡を出して、この泡の表面
を測定するようにした。複数の測定点を1つの本体で測
定できるので、安価に構成することができる。また、本
体とセンサヘッドを離すことができるので、小型化が可
能で、防爆がやりやすくなり、メンテナンスが簡単にな
る。また、レベル計では液体の性状などにかかわらず、
安定した測定ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を利用し
たレーザ距離計の改良と、このレーザ距離計を使用した
レベル計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のレーザ距離計の構成を示
す。図6において、10はレーザ距離計本体であり、そ
の内部に測定部101、この測定部101によって駆動
されるレーザ102、その出力が測定部101に入力さ
れるフォトダイオード103、およびレンズ104、1
05、フィルタ106が含まれている。また、測定部1
01は制御部1010、この制御部1010によって駆
動されるトランスミッタ1011、フォトダイオード1
03の出力が入力されるレシーバ1012から構成され
ている。11はレーザ距離計本体10に設定を与えるハ
ンドヘルドターミナル、13は光の進路である。12は
測定対象物であり、粉体、液体、固体などがある。
【0003】このような構成において、測定指令が出さ
れると、制御部1010はトランスミッタ1011に短
パルス光を出力させる。トランスミッタ1011はレー
ザ102を駆動して、振幅が数ワットで半値幅が10n
S(10-8秒)程度の振幅が大きく幅の狭いジャイアン
トパルスを出力する。このジャイアントパルスはレンズ
104によって平行光に変換され、測定対象物12に向
かって矢印13の方向に射出される。測定対象物12か
ら反射した光は矢印13のように左方向に伝播し、レン
ズ105で集光され、フィルタ106で特定の波長の光
のみが取り出され、フォトダイオード103で電気信号
に変換される。この変換された電気信号はレシーバ10
12で増幅、波形整形され、制御部1010に入力され
る。制御部1010はジャイアントパルスを射出した時
間と反射光を受光した時間の時間差すなわちレーザ距離
計と測定対象物12の間を光が往復する時間から、下式
(1)に従って測定対象物12までの距離を算出して、
例えば4−20mAなどの信号に変換して外部に出力す
る。 L=(c×t)/2 …………… (1) L:レーザ距離計と測定対象物間の距離 c:光速 t:時間差 なお、一度の測定だけでは誤差が大きいので、制御部1
010は何度か測定を行い、平均値を算出して出力する
ようにしている。
【0004】このようなレーザ距離計は、液面のレベル
を測定するレベル計に応用することができる。以下、レ
ベル計の従来技術について説明する。図7は超音波を利
用したレベル計の構成図である。図7において、20は
レベル計本体、21は超音波の送受信部、22は液面、
23は超音波が伝播する経路である。液面を測定すると
きには、送受信部21から超音波のパルス波を矢印23
に沿って下方向に発信する。液面22で反射した超音波
は矢印23に沿って上方向に伝播し、送受信部21で検
出される。超音波を送信した時間と反射波を受信した時
間の時間差からレベル計20と液面22間の距離を求め
る。計算式は前記(1)と同じである。但し、光速cは
音速に置き換えなければならない。
【0005】図8に電波(マイクロ波)を利用したレベ
ル計の従来例を示す。図8において、30はトランスミ
ッタ、31は液面、32はマイクロ波の伝播経路、33
は送信波の波形、34は送信波と受信波の周波数の時間
遷移を表す図である。この実施例ではFM−CW(Frequ
ency Modulated Continuous Wave)方式を採用してい
る。すなわち、トランスミッタ30から液面31の方向
に発信されるマイクロ波は、33に示すように時間と共
に周波数が直線的に減少するように変調されている。ト
ランスミッタ30から出力される送信波は液面で反射さ
れ、同じトランスミッタ30で受信される。34に示す
ように、送信波はFM−CW変調されているので、その
周波数は送信が開始された直後から直線的に減少する。
一方、液面から反射された受信波の周波数はΔt遅れて
直線的に減少する。Δtはマイクロ波がトランスミッタ
30と液面31の間を往復する時間に等しい。従って、
同一時間の送信波と受信波の周波数の差(Δf)は一定
になり、このΔfからトランスミッタ30と液面31間
の距離を求めることができる。この距離Lは下式(2)
で求められる。 L=((c×τ)/(2×ΔF))×Δf …………… (2) c :光速 τ :送信波の周波数が変化する時間幅(図8を参照の
こと) ΔF:τ時間に送信波の周波数が変化する幅
【0006】図9に光を用いたレベル計の従来例を示
す。図9において、40はレーザ距離計であり、例えば
図6のような構成を有している。41はパイプであり、
このパイプ41が液面を測定するタンク(図示せず)に
垂直に沈められる。このパイプ41内には上下方向にワ
イヤ42が張られている。43はレーザ光を反射する反
射体である。反射体43は液面44上に浮かんでおり、
液面44が上下するのに従って、ワイヤ42に沿って上
下する。45はレーザ光、46はパイプ41の内部と外
部の水面の位置を同一にするための連通管である。レー
ザ距離計40は細いレーザパルス光を液面44に向かっ
て照射し、液面から反射した反射光を検出して時間差か
ら液面までの距離を測定する。しかし、液面から直接反
射する反射光の強度は、液面の波の状態、液体の色、濁
りなどによって変化するので、測定が不安定になる場合
がある。そのため、液面に反射体43を浮かべて、この
反射体43にレーザ距離計40からのレーザ光を反射さ
せるようにしている。こうすることによって、液面の波
の状態や液の特性によって測定が不安定になることがな
いので、常に安定した測定ができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】しかしながら、このようなレーザ距離計及
びレベル計は、次のような問題点があった。図6のレー
ザ距離計では、 (1) レンズなどの光学部分と電気回路部分が一体になっ
ており、消費電力が大きくかつ密閉構造にできないの
で、防爆構造が取り難い。 (2) 測定する場所に本体を設置しなければならないの
で、人が行き難い場所に設置しなければならない場合に
は、メンテナンスが困難になる。 (3) 1箇所しか測定できないので、各測定個所に本体を
設置しなければならない。そのため、測定個所が多い場
合には設置費用が膨大になる。 (4) 光学部分と電気回路部分が一体になっているので、
小型化が困難である。などの問題点があった。
【0008】また、図7の超音波式のレベル計は、 (1) 音速は温度によって大きく変化するので本質的に誤
差が大きくなる。 (2) 温度を測定して音速の変化を補正することもできる
が、実用上温度の測定点はせいぜい数箇所しか取ること
ができないので、音速の変化を完全に補正することがで
きない。 (3) 強風下では音波が流されるので、測定が不可能にな
る。 (4) 音波は広がりがあり、狭く絞ることができないの
で、狭い場所での測定が困難になる。などの問題点があ
った。
【0009】また、図8のマイクロ波を用いたレベル計
では、 (1) 電波を出すので、密閉タンクの中でないと使用でき
ない。 (2) マイクロ波の波長は光よりかなり長いのでアンテナ
が大きくなり、それに従って装置全体も大型、高価にな
る。 (3) マイクロ波の指向性が悪いので、狭い場所で使用す
ると特性が極めて悪くなる。などの問題点があった。
【0010】さらに、図9のレーザを用いたレベル計で
は、 (1) 反射体43はレベルの変動に従って常に上下方向に
移動しているので、ワイヤ42やパイプ41の内面に引
っかかって測定が不可能になる場合がある。 (2) 反射体43が常にワイヤ42やパイプ41をこする
ので、ごみが出てタンクの液体を汚す。また、最悪の場
合にはワイヤ42が切れて測定が不可能になってしま
う。 (3) 反射体43から不純物が溶け出して、液体を汚染す
る。 (4) (1) 〜 (3)の問題点があるので、メンテナンスが
大変であり、費用がかかる。などの問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のとおりの
構成を有するレーザ距離計及びこのレーザ距離計を用い
たレベル計である。 (1)細いレーザパルスを出射するレーザパルス発生部
と、測定対象物からの反射光を電気信号に変換する受光
部と、複数の光ファイバと、この複数の光ファイバのう
ちの1つの一端を選択して前記レーザパルス発生部と前
記受光部に光学的に接続する光スイッチと、この複数の
光ファイバの他端の各々に光学的に接続されたセンサヘ
ッドとを有し、前記光スイッチによって前記複数の光フ
ァイバの1つを選択して、前記レーザパルスをこの選択
された光ファイバを伝播させて前記センサヘッドから測
定対象物に照射し、この測定対象物から反射された反射
光を前記センサヘッドで受光して前記選択された光ファ
イバを伝播させて前記受光部に入力して、前記レーザパ
ルスが発生した時間と前記反射光を受光した時間の時間
差から前記測定対象物までの距離を求めるようにしたレ
ーザ距離計。
【0012】(2)細いレーザパルスを出射するレーザ
パルス発生部と、測定対象物からの反射光を電気信号に
変換する受光部と、複数の送信側光ファイバと、この複
数の送信側光ファイバのうちの1つの一端を選択して前
記レーザパルス発生部に光学的に接続する送信側光スイ
ッチと、前記複数の送信側光ファイバの他端の各々に光
学的に接続された送信側センサヘッドと、複数の受信側
光ファイバと、この複数の受信側光ファイバの一端を選
択して前記受光部に光学的に接続する受信側光スイッチ
と、前記複数の受信側光ファイバの他端の各々に光学的
に接続された受信側センサヘッドとを有し、前記送信側
および受信側光スイッチによって送信側および受信側光
ファイバを選択して、前記レーザパルスを選択された前
記送信側光ファイバを伝播させて前記送信側センサヘッ
ドから測定対象物に照射し、この測定対象物から反射し
た反射光を前記受信側センサヘッドで受光して選択され
た前記受信側光ファイバを伝播させて前記受光部に入力
して、前記レーザパルスが発生した時間と前記反射光を
受光した時間の時間差から前記測定対象物までの距離を
求めるようにしたレーザ距離計。
【0013】(3)レベルを測定すべき透明液体が入っ
た容器の上部に(1)または(2)のレーザ距離計を設
置し、このレーザ距離計により前記容器の底部までの距
離を測定して、この測定値と前記透明液体の屈折率とか
ら前記透明液体のレベルを演算するようにしたレーザ距
離計を用いたレベル計。
【0014】(4)レベルを測定する容器の上部に設置
された(1)または(2)のレーザ距離計と、レベルを
測定する容器の底部に設置された気体噴出口と、この気
体噴出口に気体を供給する気体送風装置とを有し、前記
レーザ距離計によって前記気体噴出口から噴出した泡の
表面までの距離を測定するようにしたレーザ距離計を用
いたレベル計。
【発明の実施の形態】
【0015】以下に、本発明の実施例を図を用いて説明
する。図1は本発明に係るレーザ距離計の一実施例を示
す構成図である。図1において、50は本体部、51は
本体部50に接続される光ファイバ、52は光ファイバ
51の一端に光学的に接続されたセンサヘッド、53は
本体部50をコントロールするハンドヘルドターミナル
である。光ファイバ51の長さは、使用する環境によっ
て数百m〜数kmの長さがある。本体部50には回路部
501、電光変換部502、光スイッチ504及び電光
変換部502と光スイッチ部504を接続する光ファイ
バ503が含まれる。また、回路部501はハンドヘル
ドターミナル53と信号のやり取りをし、また測定結果
を外部に出力するためのインターフェイス部5011、
コントロールや信号処理を行う制御部5012、レーザ
光を出力する送信部5013、反射光を受信する受信部
5014から構成されている。また、電光変換部502
は、レーザ光を出力する半導体レーザ5021、光信号
を電気信号に変換するフォトダイオード5022、ビー
ムスプリッタ5023、ボールレンズ5024、レンズ
5025、光ファイバ503と接続するコネクタ502
6から構成される。さらに、光スイッチ504は、光フ
ァイバ503が接続されるコネクタ5041、ボールレ
ンズ5042、反射鏡5043及び複数のジョイント部
5044から構成される。ジョイント部5044は図1
に示すように平行に複数個並べられている。また、反射
鏡5043は矢印5045の方向に往復移動できるよう
にされている。点線で描かれた5043a、5043b
はそれぞれの位置に移動したときの反射鏡5043の状
態を表している。ジョイント部5044はボールレンズ
50441及びコネクタ50442から構成されてい
る。センサヘッド52は各々の測定点に設置される。な
お、半導体レーザ5021と送信部5013でレーザパ
ルス発生部を、フォトダイオード5022と受信部50
14で受光部を構成している。
【0016】このような構成において、測定指令が出さ
れると、その指令はインターフェイス部5011を介し
て制御部5012に伝えられる。制御部5012は反射
鏡5043を移動させて、測定したいセンサヘッドが接
続されているジョイント部の上にくるようにする。次に
発信部5013にレーザパルスを出力するように指令す
る。送信部5013は半導体レーザ5021を制御し
て、振幅が数ワットで半値幅が10nS程度のジャイア
ントパルスを出力する。このジャイアントパルスはレン
ズ5025で集束され、ビームスプリッタ5023を透
過してボールレンズ5024で再度集束され、コネクタ
5026を通って光ファイバ503に入射される。光フ
ァイバ503は、電光変換部502と光スイッチ504
を光学的に結合する。光ファイバ503から出射したジ
ャイアントパルスはボールレンズ5042で集束され、
反射鏡5043で反射してジョイント部5044に入射
する。ジョイント部5044は複数個並んでいるが、反
射鏡5043を平行移動することによって、任意のジョ
イント部にジャイアントパルスを入射させることができ
る。ジョイント部に入射したジャイアントパルスはボー
ルレンズ50441で集束され、コネクタ50442を
通って光ファイバ51に入射されてセンサヘッドに伝え
られ、センサヘッド52内のレンズ521で平行光に変
換されて、距離を測定する対象物に照射される。対象物
から反射した光はセンサヘッド52に入射し、ジャイア
ントパルスとは逆の経路を通ってビームスプリッタ50
23に達して、このビームスプリッタ5023で反射さ
れてフォトダイオード5022に入射される。フォトダ
イオード5022は入射された光を電気信号に変換し
て、受信部5014に出力する。受信部5014はこの
信号を増幅、波形整形する。制御部5012はジャイア
ントパルスを出射してから反射光を受信するまでの時間
差から、測定対象物までの距離を演算する。この演算結
果は、インターフェイス部5011により、4−20m
Aの電流値に変換されて外部に出力される。何回か測定
を繰り返して平均化することは、図6の従来例と同じで
ある。なお、距離の測定値は光ファイバ51、503の
長さを加算したものになるが、距離が既知の対象物を測
定して光ファイバの長さを求めて補正することができ
る。また、センサヘッドのレンズやファイバの端面から
反射して戻ってくる光を検出して補正することもでき
る。
【0017】図2に本発明に係るレーザ距離計の他の実
施例を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付
し、説明を省略する。この実施例は、測定対象物に照射
するジャイアントパルスが伝播する経路と測定対象物か
ら反射した光が伝播する経路を別にしたものである。図
2において、60は本体部、602は電光変換部であ
る。図1の実施例ではジャイアントパルスの伝播する経
路と反射光が伝播する経路が同じであったので、これら
を分離するビームスプリッタが必要であったが、この実
施例では経路が別なので、ビームスプリッタは不要であ
る。その他は図1の電光変換部502と同じである。6
041は送信側光スイッチであり、光ファイバ6031
を介して電光変換部602と光学的に接続されている。
611は送信側光ファイバであり、一端が送信側光スイ
ッチ6041に接続され、他端には送信側センサヘッド
621が接続されている。送信側光スイッチ6041の
内部構造は図1の光スイッチ504とほぼ同じであり、
電光変換部602からのジャイアントパルスを複数ある
送信側光ファイバ611の1つに送出する。6042は
受信側光スイッチであり、光ファイバ6032を介して
電光変換部602と光学的に接続されている。612は
受信側光ファイバであり、一端が受信側光スイッチ60
42に接続され、他端には受信側センサヘッド622が
接続されている。受信側光スイッチ6042の内部構造
も図1の光スイッチ504とほぼ同じであり、受信側セ
ンサヘッド622の1つで受光した測定対象物からの反
射光を電光変換部602に伝達する。このようにする
と、振幅が大きいジャイアントパルスと微小な反射光が
完全に分離されるので、より高精度の測定ができる。な
お、図1、図2のレーザ距離計は、距離の測定だけでな
く、液体のレベルの測定に用いることもできる。
【0018】図3にこれらのレーザ距離計を用いたレベ
ル計の実施例を示す。図3において、70は本発明に係
るレーザ距離計である。71は透明な液体が満たされた
タンク、72はその液面である。73はタンク71の底
面に設置された反射板、74はレーザ距離計70の出力
が入力される演算・表示部である。
【0019】このような構成において、図3の左側に記
載されているように、レーザ距離計70と反射板73と
の距離をL0、液面72と反射板73との距離をXとす
る。レーザ距離計70から発信した光パルスはタンク7
1内の液体を透過して反射板73で反射され、矢印75
のようにレーザ距離計に戻って距離が測定される。この
とき測定される距離Lは、空気の屈折率をnA、タンク
71内の液体の屈折率をnとすると、 L=(L0―X)×nA+X×n になる。nAはほぼ1であり、かつnは1以上なので、
Lは必ずL0より大きくなる。上式から X=(L−L0)/(n−1) ………………… (3) になり、液体のレベルXを求めることができる。但し、
A=1とした。また、液面72が波立つなどしてレー
ザ距離計70が液面72で反射した光を受光して距離を
出力した場合を考えると、この場合のレーザ距離計70
の出力はL=L0―Xになる。Xは0より大きいので、
測定値Lは常にL0より小さくなる。この式からXを求
めると、 X=L0―L ……………………………………… (4) になる。演算・表示部74は、レーザ距離計70の測定
値を調べて、その値がL 0より大きければ前記(3)式
を用い、L0より小さければ前記(4)式を用いて液面
のレベルを計算して表示し、また外部に4−20mAな
どの電流信号で出力する。
【0020】なお、液面72からの反射率はせいぜい数
%であるが、反射板73からの反射率は20%以上にな
るので、ほとんどの場合は前記(3)式で計算できる。
従って、常にタンク底部からの距離を測定していると仮
定して、(4)式による演算を省略することができる。
また、液面が安定な場合やタンク71の底部の反射率が
高い場合は、タンク底部に設置した反射板73を省略す
ることができる。また、液体の屈折率nは温度によって
変化する場合があるが、液温を測定して補正するように
してもよい。さらに、通常液面からの反射光よりタンク
底部からの反射光の方が強度が高いので、前記(3)式
を用いるか(4)式を用いるかの判断を、測定値によら
ないで、受光した反射光の強度から判断するようにして
もよい。
【0021】図4に本発明に係るレベル計の他の実施例
を示す。図4において、80は図1または図2で説明し
たレーザ距離計である。81はレベルを測定する液体が
入った容器、82はその液面である。83は容器81の
底面に設置された気体噴出口である。この気体噴出口に
は気体送風装置84から導管85を介して常に気体が供
給されている。そのため、気体噴出口からは常に気体
(泡)が噴出している。86はこの噴出した泡を表して
いる。87はレベルを表示し、外部に4−20mAなど
の出力を出す表示部である。レーザ距離計80は液面8
2に噴出した泡に向かってレーザ光を出射し、泡の表面
から反射した反射光を受光して液面82までの距離を測
定する。このようにすると、液面が泡立つので、測定す
る液体が透明であっても安定に測定できる。
【0022】図5に、図4の実施例の変形例を示す。な
お、図4と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略す
る。図5において、88はパイプであり、泡がこのパイ
プを通るようにする。こうすると、より安定して測定す
ることができる。なお、パイプ88の内面は反射率が高
い方が、より安定して測定することができる。また、レ
ーザ距離計80の出射光を広げるようにしてもよい。こ
の場合、ホログラムなどを使用して、線状に広げるよう
にすると、より安定して測定することができる。
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が期待でき
る。
【0023】請求項1および請求項2の発明によれば、
1台の本体部に複数のセンサヘッドを接続できるように
した。そのため、測定個所が多くなっても安価なセンサ
ヘッドを増設するだけでよいので、システム全体のコス
トを大幅に削減することができる。また、本体部とセン
サヘッドを光ファイバで結んで分離できるようにした。
この光ファイバは数kmの長さに伸ばすことができるの
で、電気回路を含まないセンサヘッドのみ防爆域に置く
ことができ、簡単に防爆構造にすることができる。ま
た、センサヘッドのみ測定場所に置いて本体部はメンテ
ナンスが容易な場所に置くことができるので、メンテナ
ンスが難しい場所や温度の場所でも使用できる。さら
に、センサヘッドは小型化が容易なので、狭い場所にも
設置できるという利点がある。
【0024】また、請求項2の発明によれば、測定対象
物に発信するレーザパルスの経路と反射光の経路を分離
するようにしたので、より精度の高い測定が可能にな
る。
【0025】また、請求項3の発明によれば、反射率の
高い容器の底からの反射光を測定して補正するようにし
たので、安定にレベルを測定することができる。また、
請求項1または請求項2の発明によるレーザ距離計を使
用したので、これらの発明の効果も得られる。
【0026】さらに、請求項4の発明によれば、容器の
底から泡を噴出して、その泡にレーザ光を照射するよう
にしたので、透明液体でも測定が可能になる。また、液
面の状態に左右されずに、安定して測定できる。さら
に、請求項1または請求項2の発明によるレーザ距離計
を使用したので、これらの発明の効果も得られる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ距離計の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明のレーザ距離計の他の実施例を示す構成
図である。
【図3】本発明のレーザ距離計を用いたレベル計の一実
施例を示す構成図である。
【図4】本発明のレーザ距離計を用いたレベル計の他の
実施例を示す構成図である。
【図5】本発明のレーザ距離計を用いたレベル計の変形
実施例を示す構成図である。
【図6】従来のレーザ距離計の構成図である。
【図7】従来の超音波を用いたレベル計の構成図であ
る。
【図8】従来のマイクロ波を用いたレベル計の構成図で
ある。
【図9】従来のレーザ距離計を用いたレベル計の構成図
である。
【符号の説明】
50 本体部 51 光ファイバ 52 センサヘッド 5013 送信部 5014 受信部 5021 半導体レーザ 5022 フォトダイオード 504 光スイッチ 6041 送信側光スイッチ 6042 受信側光スイッチ 611 送信側光ファイバ 612 受信側光ファイバ 621 送信側センサヘッド 622 受信側センサヘッド 70 レーザ距離計 73 反射板 80 レーザ距離計 83 気体噴出口 84 気体送風装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のレーザパルスを出射するレーザ
    パルス発生部と、測定対象物からの反射光を電気信号に
    変換する受光部と、複数の光ファイバと、この複数の光
    ファイバのうちの1つの一端を選択的に前記レーザパル
    ス発生部と前記受光部とに光学的に接続する光スイッチ
    と、前記複数の光ファイバの他端の各々に光学的に接続
    されたセンサヘッドとを有し、前記光スイッチによって
    前記複数の光ファイバの1つを選択すると共に、前記レ
    ーザパルスをこの選択された光ファイバを伝播させて前
    記センサヘッドから測定対象物に照射し、この測定対象
    物から反射された反射光を前記センサヘッドで受光して
    前記選択された光ファイバを伝播させて前記受光部に入
    力して、前記レーザパルスが発生した時間と前記反射光
    を受光した時間の時間差から前記測定対象物までの距離
    を求めるようにしたレーザ距離計。
  2. 【請求項2】 所定のレーザパルスを出射するレーザパ
    ルス発生部と、測定対象物からの反射光を電気信号に変
    換する受光部と、複数の送信側光ファイバと、この複数
    の送信側光ファイバのうちの1つの一端を選択的に前記
    レーザパルス発生部に光学的に接続する送信側光スイッ
    チと、前記複数の送信側光ファイバの他端の各々に光学
    的に接続された送信側センサヘッドと、複数の受信側光
    ファイバと、この複数の受信側光ファイバの一端を選択
    的に前記受光部に光学的に接続する受信側光スイッチ
    と、前記複数の受信側光ファイバの他端の各々に光学的
    に接続された受信側センサヘッドとを有し、前記送信側
    および受信側光スイッチによって送信側および受信側光
    ファイバを選択すると共に、前記レーザパルスを前記選
    択された送信側光ファイバを伝播させて前記送信側セン
    サヘッドから測定対象物に照射し、この測定対象物から
    反射した反射光を前記受信側センサヘッドで受光して前
    記選択された受信側光ファイバを伝播させて前記受光部
    に入力して、前記レーザパルスが発生した時間と前記反
    射光を受光した時間の時間差から前記測定対象物までの
    距離を求めるようにしたレーザ距離計。
  3. 【請求項3】 レベルを測定すべき透明液体が入った容
    器の上部に請求項1または請求項2に係るレーザ距離計
    を設置し、このレーザ距離計により前記容器の底部まで
    の距離を測定して、この測定値および前記透明液体の屈
    折率とから前記透明液体のレベルを演算するようにした
    ことを特徴とするレーザ距離計を用いたレベル計。
  4. 【請求項4】 レベルを測定する容器の上部に設置され
    た請求項1または請求項2に係るレーザ距離計と、前記
    レベルを測定する容器の底部に設置された気体噴出口
    と、この気体噴出口に気体を供給する気体送風装置とを
    有し、前記レーザ距離計によって前記気体噴出口から噴
    出した泡の表面までの距離を測定するようにしたことを
    特徴とするレーザ距離計を用いたレベル計。
JP26241899A 1999-09-16 1999-09-16 レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計 Expired - Fee Related JP4328921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26241899A JP4328921B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26241899A JP4328921B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082921A true JP2001082921A (ja) 2001-03-30
JP4328921B2 JP4328921B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=17375519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26241899A Expired - Fee Related JP4328921B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4328921B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243705A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 外部発信受信装置,送受信システム,および送受信方法
JP2008304215A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Anritsu Corp センサヘッド及び変位測定器
JP2010151770A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Honda Motor Co Ltd 光学式距離測定システム
US7952689B2 (en) 2002-02-12 2011-05-31 Oulun Yliopisto Method and arrangement for performing triggering and timing of triggering
JP2011130453A (ja) * 2011-01-05 2011-06-30 Panasonic Corp 外部発信受信装置,送受信システム,および送受信方法
WO2014054666A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 株式会社日立製作所 形状計測方法及び装置
JP2014190710A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 液位測定システムおよび液位測定方法
WO2015004974A1 (ja) * 2013-07-09 2015-01-15 株式会社日立製作所 形状計測方法及び装置
JP2015194410A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社東京精密 3次元座標測定装置及び方法、並びに校正装置
WO2016079870A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 富士通株式会社 水量計測装置及び水量モニタリングシステム
WO2018064846A1 (zh) * 2016-10-09 2018-04-12 深圳市迈测科技股份有限公司 激光光纤液位测量仪及测量方法
KR101901614B1 (ko) * 2017-03-17 2018-09-27 엘지전자 주식회사 자동 정수위 급수 장치 및 이를 구비한 정수기
KR101934069B1 (ko) * 2017-09-25 2019-03-25 연세대학교 산학협력단 액체수위측정장치
JP2019074439A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 西進商事株式会社 液面距離測定装置、及び多地点液面距離一括計測システム
CN111757973A (zh) * 2018-01-08 2020-10-09 沙特阿拉伯石油公司 定向敏感的光纤线缆井眼系统
JP2022071123A (ja) * 2017-03-30 2022-05-13 株式会社東京精密 液面高さ測定装置、および液面高さ測定方法
CN115047480A (zh) * 2022-08-15 2022-09-13 中交天津港湾工程研究院有限公司 一种用于浑浊水域的水下激光测距系统

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7952689B2 (en) 2002-02-12 2011-05-31 Oulun Yliopisto Method and arrangement for performing triggering and timing of triggering
JP2007243705A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 外部発信受信装置,送受信システム,および送受信方法
JP2008304215A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Anritsu Corp センサヘッド及び変位測定器
JP2010151770A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Honda Motor Co Ltd 光学式距離測定システム
JP2011130453A (ja) * 2011-01-05 2011-06-30 Panasonic Corp 外部発信受信装置,送受信システム,および送受信方法
EP2905576A4 (en) * 2012-10-04 2016-06-22 Hitachi Ltd METHOD AND DEVICE FOR SHAPE MEASUREMENT
JP2014074633A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Hitachi Ltd 形状計測方法及び装置
WO2014054666A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 株式会社日立製作所 形状計測方法及び装置
US9541380B2 (en) 2012-10-04 2017-01-10 Hitachi, Ltd. Shape measuring method and device
JP2014190710A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 液位測定システムおよび液位測定方法
US9733066B2 (en) 2013-07-09 2017-08-15 Hitachi, Ltd. Shape measuring method and device
WO2015004974A1 (ja) * 2013-07-09 2015-01-15 株式会社日立製作所 形状計測方法及び装置
JP2015017811A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社日立製作所 形状計測方法及び装置
JP2015194410A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社東京精密 3次元座標測定装置及び方法、並びに校正装置
US20170234717A1 (en) * 2014-11-21 2017-08-17 Fujitsu Limited Water amount measurement device and water amount monitoring system
CN107003173A (zh) * 2014-11-21 2017-08-01 富士通株式会社 水量测量装置以及水量监控系统
WO2016079870A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 富士通株式会社 水量計測装置及び水量モニタリングシステム
JPWO2016079870A1 (ja) * 2014-11-21 2017-09-14 富士通株式会社 水量計測装置及び水量モニタリングシステム
US10408662B2 (en) 2014-11-21 2019-09-10 Fujitsu Limited Water amount measurement device and water amount monitoring system
WO2018064846A1 (zh) * 2016-10-09 2018-04-12 深圳市迈测科技股份有限公司 激光光纤液位测量仪及测量方法
KR101901614B1 (ko) * 2017-03-17 2018-09-27 엘지전자 주식회사 자동 정수위 급수 장치 및 이를 구비한 정수기
JP2022071123A (ja) * 2017-03-30 2022-05-13 株式会社東京精密 液面高さ測定装置、および液面高さ測定方法
JP7102635B2 (ja) 2017-03-30 2022-07-19 株式会社東京精密 液面高さ測定装置、および液面高さ測定方法
KR101934069B1 (ko) * 2017-09-25 2019-03-25 연세대학교 산학협력단 액체수위측정장치
JP2019074439A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 西進商事株式会社 液面距離測定装置、及び多地点液面距離一括計測システム
CN111757973A (zh) * 2018-01-08 2020-10-09 沙特阿拉伯石油公司 定向敏感的光纤线缆井眼系统
CN115047480A (zh) * 2022-08-15 2022-09-13 中交天津港湾工程研究院有限公司 一种用于浑浊水域的水下激光测距系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4328921B2 (ja) 2009-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001082921A (ja) レーザ距離計及びレーザ距離計を用いたレベル計
US4900921A (en) System and method for opto-acoustic liquid quantity measurement and transducer therefor
US4737624A (en) Optoelectric distance measuring apparatus with an optical measuring probe with shared optics
TW577978B (en) Doppler-type ultrasonic flowmeter
US5648844A (en) Laser liquid level gauge with diffuser
US20020154287A1 (en) Optical distance measurement device and method thereof
WO2003019121A8 (en) Radar level-measuring device
KR920700396A (ko) 콘테이너내 액체 수위 측정장치
US6628570B2 (en) Laser velocimetry detection of underwater sound
KR910006720A (ko) 고체구조물 형상 판단용 초음파 시스템
JPH11502031A (ja) 超音波パルスにより液体のレベルを決定するための方法および装置
CN105223578A (zh) 一种双波长脉冲混频相位式激光测距仪
CN116626696A (zh) 一种调频连续波激光测距装置
US6360599B1 (en) Device for measuring liquid level preferably measuring tide level in sea
CN207557478U (zh) 激光测距装置及机器人
JPH0410592B2 (ja)
US4596006A (en) Ultrasonic object detector
US5936160A (en) Method and apparatus for measuring sound velocity in liquid
KR200190973Y1 (ko) 초음파를 이용한 유류저장탱크의 유량측정장치
JP2003149341A (ja) 距離測定装置
KR100964319B1 (ko) 적설 계측기
JPH10122858A (ja) 傾斜測定装置
JP2003215112A (ja) 超音波密度計
KR102063136B1 (ko) 측정 불감대를 제거한 스마트 레벨계
JP2000162020A (ja) バイパスパイプ式液面計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080221

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20090520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090602

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees