JP2001081650A - 織 機 - Google Patents

織 機

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JP2001081650A
JP2001081650A JP25788699A JP25788699A JP2001081650A JP 2001081650 A JP2001081650 A JP 2001081650A JP 25788699 A JP25788699 A JP 25788699A JP 25788699 A JP25788699 A JP 25788699A JP 2001081650 A JP2001081650 A JP 2001081650A
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JP
Japan
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roll
loom
warp
body frame
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP25788699A
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English (en)
Inventor
Katsuji Hosokawa
川 勝 次 細
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUERISHIMO KK
Felissimo Corp
Olympus Thread Mfg Co Ltd
Original Assignee
FUERISHIMO KK
Felissimo Corp
Olympus Thread Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者をめんどうな整経作業の負担から解放
するようにした織機を提供する。 【解決手段】 本体枠2に取り付けたバックロール12
とフロントロール13との間にたて糸15を張り、よこ
糸25をシャトル24を使ってたて糸の間に打ち込み、
織物を織っていくようした卓上型の織機において、たて
糸15があらかじめ整経済みのロール14を着脱自在に
取り付けられるようにしたバックロール12を本体枠2
に着脱自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手軽に手織りの布
を織ることのできる卓上型の織機に係り、特に、たて糸
整経の準備を簡便に行えるようにした織機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の卓上型織機は、素材や配色を工
夫した手作り織物の制作用として手芸愛好家に利用され
ている。この卓上型織機では、たて糸とよこ糸を交互に
交差させる「織り」の基本動作を簡単な構造で実現でき
るようになっている。
【0003】この卓上型織機における織作業は、本体枠
に取り付けたバックロールとフロントロールの間でたて
糸をヘルドの穴と溝に交互に通すようにして張り渡し、
よこ糸をシャトルを使ってたて糸の間に打ち込んでいく
操作を繰り返していく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
卓上型織機では、織りはじめる前にたて糸を準備する整
経を行わなければならない。この整経は、たて糸を張る
作業であるが、たて糸の本数が多くなると糸同士がから
みあったりして、慣れないと非常にめんどうな作業であ
る。従来の卓上型織機では、この整経作業が煩雑なため
に、とりわけ初心者にはこの整経があるために手織物を
始めてみようとしても敷居が高いという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、使用者をめんどうな整経作業の
負担から解放するようにした織機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、本体枠に取り付けたバックロールとフ
ロントロールとの間にたて糸を張り、よこ糸をシャトル
を使ってたて糸の間に打ち込み、織物を織っていくよう
した卓上型の織機において、たて糸があらかじめ整経済
みのロールを着脱自在に取り付けられるようにしたバッ
クロールを本体枠に着脱自在としたことを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による織機の一実施
形態について、添付の図面を参照しながら説明する。図
1は、本実施の形態による織機を示す。この織機の本体
枠2は、縦枠3a、3bと横枠4a、4bとから組み立
てられている。5はヘルドを示す。6a、6bは、ヘル
ド5を取り付けるためのヘルドスタンドで、ヘルド5の
高さを変えられるように、上段、中段、下段にそれぞれ
溝7a、7b、7cが切り欠かれている。ヘルド5は、
穴9の形成された細長い板10を一定の間隔で並べて取
り付け、たて糸を穴9と溝11に通すようになってい
る。
【0008】12はバックロール、13はフロントロー
ルである。この実施形態では、図2に示すように、バッ
クロール12には、ボール紙でできたスペアロール14
が着脱自在に嵌合し、このロール14にはあらかじめ必
要な本数のたて糸15が整経されている。このようなた
て糸15がセット済みのスペアロール14は、糸の種
類、色、素材などをさまざまなものが利用者に提供され
るようになっている。
【0009】縦枠3a、3bの一端部には、バックロー
ル12を取り付けるためのガイド溝16a、16bが長
手方向に切り欠いて形成されている。縦枠3a、3bの
他端部にも同様にフロントロール12を取り付けるため
のガイド溝17a、17bが形成されている。
【0010】一方、バックロール12の両端部にはねじ
の切られたロール軸18a、18bが同軸に取り付けら
れており、このロール軸18a、18bには蝶ナット1
9a、19bが螺合するようになっている。フロントロ
ール13についても同様にねじの切られているロール軸
20a、20bが取り付けられ、蝶ナット21a、21
bが螺合する。なお、フロントロール13には、長手方
向に切り溝22が形成されており、この切り溝22には
細長いストップバー23が嵌合してたて糸15を押し込
み固定できるようになっている。
【0011】図2において、24はシャトルであり、こ
のシャトル24にはよこ糸25が長さ方向に巻き付けら
れる。26は、たて糸の端を仮どめしておくためのシー
ト板で、あらかじめ両面テープ27を貼りつけておいて
からガイド溝17a、17bに差込んで用いられる。
【0012】本実施の形態による織機は、以上のように
構成されるものであり、次に、手織り作業について図3
乃至図9を参照しながらたて糸作業を中心に説明する。
まず最初に、図3に示すように、必要な本数のたて糸1
5があらかじめセットされているスペアロール14をバ
ックロール12に装着しておく。そして、このバックロ
ール12のロール軸18a、18bをガイド溝16a、
16bに嵌め、なるべくガイド溝16a、16bの一番
外側にくるようにしてヘルド5との間隔を広くとるよう
にしておく。この状態で蝶ナット19a、19bを軽く
締めておく。
【0013】次に、図4に示すように、たて糸15のま
とめてくくってある部分をフロントロール13の手前に
もってきて、図5に示すように、テーブルに固定してい
るL字型固定具25に軽くテンションのかかった状態で
仮とめしておく。そして、図6に示すように、たて糸1
5を端から一本ずつ外して、ヘルド5の穴9、溝11に
交互に糸通しをする。すべてを通し終えたら、図7に示
すように、たて糸15をフロントロール13の先までゆ
っくりと引き出し、シート板26に貼っている両面テー
プに仮とめしていく。
【0014】図8に示すように、たて糸15の調子を合
せながら、ストップバー23をフロントロール13の切
溝22に軽く押し込み、再度たて糸15の調子を整えな
がら均一に張れたら、ストップバー23を切り溝22に
押し込みたて糸15を固定させる。
【0015】その後、切り溝22から出ている余分の糸
をカットしてから、フロントロール13にたて糸15を
巻き込み、図9に示すように、フロントロール13をガ
イド溝に沿って位置を調整しながらたて糸の張りを均一
に調整したところで蝶ナット21a、21bを締め付け
てフロントロール13を固定する。このとき、ヘルド5
を上下に動かしてみて、糸が硬ければ、蝶ナットを緩め
てバックロール12の位置をずらしてたて糸15の張り
を調整するようにしてもよい。このようにガイド溝と蝶
ナットによって糸の張りの調整が容易である。
【0016】こうしてたて糸15の準備が終了したら、
ヘルド5を交互に上下させながら、シャトル24を左右
に動かしてたて糸15によこ糸を通し織り進めていけば
よい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来のわずらわしい整経作業が簡単に行える
ので、たて糸作業からすぐさま手織りを織り進めていく
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による織機の一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】同織機の分解図である。
【図3】本発明による織機での整経の手順において、バ
ックロールをセットする手順を示す図。
【図4】バックロールからたて糸を手前に引き出す手順
を示す図。
【図5】たて糸を仮止する手順を示す図。
【図6】たて糸をヘルドに通した状態を示す図。
【図7】たて糸の先端をシート板に仮止めした状態を示
す図。
【図8】たて糸の張りの調子を整える手順を示す図。
【図9】フロントロールを固定する手順を示す図。
【符号の説明】
2 わく本体 5 ヘルド 12 バックロール 13 フロントロール 14 スペアロール 15 たて糸 16a、16b ガイド溝 17a、17b ガイド溝 19a、19b 蝶ナット 21a、21b 蝶ナット 24 シャトル 25 よこ糸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体枠に取り付けたバックロールとフロン
    トロールとの間にたて糸を張り、よこ糸をシャトルを使
    ってたて糸の間に打ち込み、織物を織っていくようにし
    た卓上型の織機において、たて糸があらかじめ整経済み
    のロールを本体枠に着脱自在としたことを特徴とする織
    機。
  2. 【請求項2】前記フロントロールを本体枠に着脱自在と
    したことを特徴とする請求項1に記載の織機。
  3. 【請求項3】前記バックロールまたはフロントロール
    は、それぞれ本体枠に形成したガイド溝に締結金具を介
    して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項
    1または2に記載の織機。
JP25788699A 1999-09-10 1999-09-10 織 機 Pending JP2001081650A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003347A (ja) * 2001-06-15 2003-01-08 Clover Mfg Co Ltd 糸止着用アタッチメント
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020206