JP2001080703A - ゴミ類の圧縮装置 - Google Patents
ゴミ類の圧縮装置Info
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- JP2001080703A JP2001080703A JP25868699A JP25868699A JP2001080703A JP 2001080703 A JP2001080703 A JP 2001080703A JP 25868699 A JP25868699 A JP 25868699A JP 25868699 A JP25868699 A JP 25868699A JP 2001080703 A JP2001080703 A JP 2001080703A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 箱体内にゴミ類を投入するとき、ゴミ類は外
形が複雑な形状を有していたり内部に空間を有する場合
が多く、箱体内でゴミ類は互いに引っ掛かりあって嵩張
るばかりで箱体内には多くの空間が残された状態とな
り、効率よく収容されないため、これを解消すべく箱体
内にゴミ類を投入するときに、簡単な構造でゴミ類を押
さえつけ、手間を掛けずに確実にゴミ類をコンパクトに
圧縮することの出来るゴミ類の圧縮装置を提供すること
である。 【構成】 ゴミ類の圧縮装置10は、内部にゴミ類12
の収容部14を有し上面を開口させた箱体16と、箱体
16の側壁18の一部を成し、箱体16内部側に対して
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26を有する壁機
構28と、を備えている。
形が複雑な形状を有していたり内部に空間を有する場合
が多く、箱体内でゴミ類は互いに引っ掛かりあって嵩張
るばかりで箱体内には多くの空間が残された状態とな
り、効率よく収容されないため、これを解消すべく箱体
内にゴミ類を投入するときに、簡単な構造でゴミ類を押
さえつけ、手間を掛けずに確実にゴミ類をコンパクトに
圧縮することの出来るゴミ類の圧縮装置を提供すること
である。 【構成】 ゴミ類の圧縮装置10は、内部にゴミ類12
の収容部14を有し上面を開口させた箱体16と、箱体
16の側壁18の一部を成し、箱体16内部側に対して
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26を有する壁機
構28と、を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ類をコンパクトに
圧縮するゴミ類の圧縮装置に関するものである。
圧縮するゴミ類の圧縮装置に関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】近時、生活様式の多様化とと
もに、多種類かつ多量のゴミ類が急増しており、その処
理に対し、環境保全や資源リサイクルの問題と併せて社
会的に取り組まなければならない大きな課題となってい
る。一般的に家庭や戸外等で生じるゴミ類としては、紙
類や厨芥、包装材等の可燃ゴミや、プラスチックや金属
類、ゴム、乾電池、粗大ゴミ等のように分別処理が必要
とされるゴミ類がある。例えば、家庭の厨房や部屋等か
ら生じるゴミ類については、箱体内にゴミ袋を挿入して
ゴミ類を投入し、ゴミ袋内のゴミ類が一杯になると箱体
内からゴミ袋を引き出しゴミ袋の開口を閉じてゴミ集積
場へ持ち込みゴミ処理が行われている。
もに、多種類かつ多量のゴミ類が急増しており、その処
理に対し、環境保全や資源リサイクルの問題と併せて社
会的に取り組まなければならない大きな課題となってい
る。一般的に家庭や戸外等で生じるゴミ類としては、紙
類や厨芥、包装材等の可燃ゴミや、プラスチックや金属
類、ゴム、乾電池、粗大ゴミ等のように分別処理が必要
とされるゴミ類がある。例えば、家庭の厨房や部屋等か
ら生じるゴミ類については、箱体内にゴミ袋を挿入して
ゴミ類を投入し、ゴミ袋内のゴミ類が一杯になると箱体
内からゴミ袋を引き出しゴミ袋の開口を閉じてゴミ集積
場へ持ち込みゴミ処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
箱体にゴミ類を投入すると、紙類や厨芥、包装材、プラ
スチック材等からなるゴミ類は、外形がそれぞれ複雑な
形状を有していたり内部に空間を有する場合が多く、箱
体内部に投入されても、ゴミ類は互いに引っ掛かりあっ
て嵩張るばかりで、箱体内には多くの空間が残された状
態となっている。例えば、箱体内にゴミ袋を挿入し、そ
のゴミ袋にごみ類を投入すると、収容されるゴミ類の量
が極めて少ない場合が多い。従って、このゴミ袋をゴミ
集積場に持ち込んでゴミ回収車によって処理してもらう
ときには、ゴミ袋の個数が増え、処理作業に多くの人手
と時間が掛かることとなり、これを解消するため、ゴミ
類を箱体内に投入する際に、手や突き棒等を使ってゴミ
類を箱体の底板に押しつけることがしばしば行われてお
り、手を汚したり手間が掛かることが多い、という問題
があった。
箱体にゴミ類を投入すると、紙類や厨芥、包装材、プラ
スチック材等からなるゴミ類は、外形がそれぞれ複雑な
形状を有していたり内部に空間を有する場合が多く、箱
体内部に投入されても、ゴミ類は互いに引っ掛かりあっ
て嵩張るばかりで、箱体内には多くの空間が残された状
態となっている。例えば、箱体内にゴミ袋を挿入し、そ
のゴミ袋にごみ類を投入すると、収容されるゴミ類の量
が極めて少ない場合が多い。従って、このゴミ袋をゴミ
集積場に持ち込んでゴミ回収車によって処理してもらう
ときには、ゴミ袋の個数が増え、処理作業に多くの人手
と時間が掛かることとなり、これを解消するため、ゴミ
類を箱体内に投入する際に、手や突き棒等を使ってゴミ
類を箱体の底板に押しつけることがしばしば行われてお
り、手を汚したり手間が掛かることが多い、という問題
があった。
【0004】本発明は上記従来の課題に鑑みてなされた
ものであり、その一つの目的は、箱体内にゴミ類を投入
するときに、簡単な構造でゴミ類を押し込み、手間を掛
けず確実にゴミ類をコンパクトに圧縮することの出来る
ゴミ類の圧縮装置を提供することである。また、本発明
の他の目的は、箱体内に投入されるゴミ類の状況に応じ
て押し込み状態を変えることでゴミ類を確実に圧縮する
ことのできるゴミ類の圧縮装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、箱体内のゴミ袋に収容され
たゴミ類をコンパクトに簡単に圧縮出来るゴミ類の圧縮
装置を提供することである。
ものであり、その一つの目的は、箱体内にゴミ類を投入
するときに、簡単な構造でゴミ類を押し込み、手間を掛
けず確実にゴミ類をコンパクトに圧縮することの出来る
ゴミ類の圧縮装置を提供することである。また、本発明
の他の目的は、箱体内に投入されるゴミ類の状況に応じ
て押し込み状態を変えることでゴミ類を確実に圧縮する
ことのできるゴミ類の圧縮装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、箱体内のゴミ袋に収容され
たゴミ類をコンパクトに簡単に圧縮出来るゴミ類の圧縮
装置を提供することである。
【0005】上記目的を達成するために、本発明は、内
部にゴミ類12の収容部14を有し上面を開口させた箱
体16と、箱体16の側壁18の一部を成し、箱体16
内部側に対して倒伏起立自在に設けられた押し込み壁2
6を有する壁機構28と、を備えている。
部にゴミ類12の収容部14を有し上面を開口させた箱
体16と、箱体16の側壁18の一部を成し、箱体16
内部側に対して倒伏起立自在に設けられた押し込み壁2
6を有する壁機構28と、を備えている。
【0006】また、押し込み壁26は、任意の高さ位置
で箱体16内部側に対して倒伏起立し得るように側壁1
8に対して上下動自在に設けられていることとしてもよ
い。
で箱体16内部側に対して倒伏起立し得るように側壁1
8に対して上下動自在に設けられていることとしてもよ
い。
【0007】また、壁機構28は側壁18に設けられた
切り欠き32と、この切り欠き32に宛がわれて上下動
自在に設けられたスライダ壁40と、スライダ壁40に
支持されつつ箱体16内部側に倒伏起立自在に設けられ
た押し込み壁26と、を含むこととしてもよい。
切り欠き32と、この切り欠き32に宛がわれて上下動
自在に設けられたスライダ壁40と、スライダ壁40に
支持されつつ箱体16内部側に倒伏起立自在に設けられ
た押し込み壁26と、を含むこととしてもよい。
【0008】また、押し込み壁26を常時起立状態に付
勢する第1付勢部材42が設けられていることとしても
よい。
勢する第1付勢部材42が設けられていることとしても
よい。
【0009】また、スライダ壁40には押し下げ位置か
ら常時所定の引き上げ復帰位置に付勢する第2付勢部材
48が設けられていることとしてもよい。
ら常時所定の引き上げ復帰位置に付勢する第2付勢部材
48が設けられていることとしてもよい。
【0010】また、スライダ壁40は押し込み壁26と
蝶着連結されていることとしてもよい。
蝶着連結されていることとしてもよい。
【0011】また、切り欠き32の近傍には案内部38
が設けられ、案内部38に案内されつつスライダ壁40
と押し込み壁26は一体的に上下動し、かつ、その上動
時に、押し込み壁26が箱体16側壁の上端より更に上
方に突出退避自在に設けられていることとしてもよい。
が設けられ、案内部38に案内されつつスライダ壁40
と押し込み壁26は一体的に上下動し、かつ、その上動
時に、押し込み壁26が箱体16側壁の上端より更に上
方に突出退避自在に設けられていることとしてもよい。
【0012】また、箱体16の上部にはゴミ袋60の複
数個の掴み部64が設けられ、掴み部64の全部又は一
部は、押し込み壁26に追従して上下移動可能となるよ
うに弾性的に側壁18に支持されていることとしてもよ
い。
数個の掴み部64が設けられ、掴み部64の全部又は一
部は、押し込み壁26に追従して上下移動可能となるよ
うに弾性的に側壁18に支持されていることとしてもよ
い。
【0013】
【実施例及び発明の実施の形態】以下、添付図面に基づ
き、本発明の好適な第1実施例について説明する。図1
ないし図8は本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装
置10を示している。ゴミ類の圧縮装置10は、内部に
ゴミ類12の収容部14を有し上面を開口させた箱体1
6と、側壁18の一部を成し、箱体16内部側に対して
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26を有する壁機
構28と、を備えている。
き、本発明の好適な第1実施例について説明する。図1
ないし図8は本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装
置10を示している。ゴミ類の圧縮装置10は、内部に
ゴミ類12の収容部14を有し上面を開口させた箱体1
6と、側壁18の一部を成し、箱体16内部側に対して
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26を有する壁機
構28と、を備えている。
【0014】図1、図2に示すように、箱体16は、上
面に開口部30を有し、互いに対向する第1、第2側壁
18a、18b及び第3、第4側壁18c、18dと、
底板34と、を備えた縦長の直方体として形成されてい
る。本実施例では、箱体16は縦長の直方体としたが、
本実施例に限ることなく、上面に開口部30を有する箱
体16であればよく、平面視円形状、楕円形状、多角形
状等の箱体16でもよく、開口部30から底板34に向
かって窄まり状となっていてもよく、必要に応じて開口
部30を覆蓋する蓋部を設ける構造としてもよい。
面に開口部30を有し、互いに対向する第1、第2側壁
18a、18b及び第3、第4側壁18c、18dと、
底板34と、を備えた縦長の直方体として形成されてい
る。本実施例では、箱体16は縦長の直方体としたが、
本実施例に限ることなく、上面に開口部30を有する箱
体16であればよく、平面視円形状、楕円形状、多角形
状等の箱体16でもよく、開口部30から底板34に向
かって窄まり状となっていてもよく、必要に応じて開口
部30を覆蓋する蓋部を設ける構造としてもよい。
【0015】図1ないし図3に示すように、壁機構28
は、側壁18に設けられた切り欠き32と、この切り欠
き32に宛がわれて上下動自在に設けられたスライダ壁
40と、スライダ壁40に支持されつつ箱体16内部側
に倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26と、を含む
構造として設けられている。図1に示すように、箱体1
6の正面となる第1側壁18aの中央上部には、開口部
30に連設して矩形状の切り欠き32が形成されてい
る。切り欠き32には後述するスライダ壁40が宛がわ
れ、このスライダ壁40に支持されて押し込み壁26が
設けられ、押し込み壁26は、任意の高さ位置で箱体1
6内部側に対して倒伏起立し得るように側壁18に対し
て上下動自在に設けられている。
は、側壁18に設けられた切り欠き32と、この切り欠
き32に宛がわれて上下動自在に設けられたスライダ壁
40と、スライダ壁40に支持されつつ箱体16内部側
に倒伏起立自在に設けられた押し込み壁26と、を含む
構造として設けられている。図1に示すように、箱体1
6の正面となる第1側壁18aの中央上部には、開口部
30に連設して矩形状の切り欠き32が形成されてい
る。切り欠き32には後述するスライダ壁40が宛がわ
れ、このスライダ壁40に支持されて押し込み壁26が
設けられ、押し込み壁26は、任意の高さ位置で箱体1
6内部側に対して倒伏起立し得るように側壁18に対し
て上下動自在に設けられている。
【0016】図3に示すように、本実施例において、第
1側壁18aの切り欠き32の近傍には、2個の案内部
38a、38bが縦位置に離隔して平行に設けられてい
る。案内部38a、38bは、第1側壁18aの裏面か
ら直角状に立設された長方形板39a、39aと、この
長方形板39a、39aに同様な長方形板39b、39
bがL字状に一体的に連設され切り欠き32方向に向い
て形成されている。この切り欠き32には、切り欠き3
2に宛がわれ2個の案内部38a、38bに挟挿される
矩形状のスライダ壁40が設けられている。スライダ壁
40の横幅は、切り欠き32の横幅より広く形成され、
案内部38a、38bに案内されて上下動自在に設けら
れている。本実施例では、案内部38は第1側壁18a
に設けられているが、第3、第4側壁18c、18dに
設けてスライダ壁40を案内させるようにしてもよい。
1側壁18aの切り欠き32の近傍には、2個の案内部
38a、38bが縦位置に離隔して平行に設けられてい
る。案内部38a、38bは、第1側壁18aの裏面か
ら直角状に立設された長方形板39a、39aと、この
長方形板39a、39aに同様な長方形板39b、39
bがL字状に一体的に連設され切り欠き32方向に向い
て形成されている。この切り欠き32には、切り欠き3
2に宛がわれ2個の案内部38a、38bに挟挿される
矩形状のスライダ壁40が設けられている。スライダ壁
40の横幅は、切り欠き32の横幅より広く形成され、
案内部38a、38bに案内されて上下動自在に設けら
れている。本実施例では、案内部38は第1側壁18a
に設けられているが、第3、第4側壁18c、18dに
設けてスライダ壁40を案内させるようにしてもよい。
【0017】図2に示すように、このスライダ壁40の
上方には、スライダ壁40の上端に支持されて、箱体1
6内部側に倒伏起立自在に可動し得る押し込み壁26が
設けられている。本実施例において、押し込み壁26
は、スライダ壁40と同様に切り欠き32に宛がわれ、
矩形状の板体49と、板体49に連設された長方形状の
押さえ板50とから形成されている。押さえ板50は、
板体49の上部から箱体16の内部方向に所望の角度に
屈曲されている。押さえ板50は、押し込み壁26を倒
伏させてゴミ類12を圧縮するときに、押さえ板50が
ゴミ類12を押さえるように作用し、ゴミ類12が押し
込み壁26の接触面からずれにくくなるため、効率よく
ゴミ類12を圧縮することが出来る。押さえ板50は、
長方形状としたが、これに限らず、波板形状、円弧形状
等に形成してもよい。また、押し込み壁26は、切り欠
き32の横幅よりも幅広で、かつ、2個の案内部38
a、38bの離隔幅よりも狭い横幅に設けられている。
このため、押し込み壁26を箱体16内部側に倒伏起立
させるときに、案内部38a、38bに遮られることな
く離隔した2個の案内部38a、38bの間を自在に通
過して倒伏起立させることが出来る。従って、本実施例
では、箱体16の側壁18の一部を成し、側壁18に設
けられた切り欠き32と、この切り欠き32に宛がわれ
上下動自在に設けられたスライダ壁40と、スライダ壁
40に支持されつつ箱体16内部側に倒伏起立自在に設
けられた押し込み壁26と、からなる構造が壁機構28
とされる。この壁機構28のスライダ壁40が上下動出
来ることによって、押し込み壁26は、側壁18に対し
て上下動自在に移動でき、側壁18の任意の高さ位置で
箱体16内部側に倒伏起立することが出来る。本実施例
に限らず、押し込み壁26はスライダ壁40に支持され
ていればよく、押し込み壁26の下部とスライダ壁40
の上部を屈曲可能に一体に設ける構造とし押し込み壁2
6を倒伏起立自在にさせてもよい。
上方には、スライダ壁40の上端に支持されて、箱体1
6内部側に倒伏起立自在に可動し得る押し込み壁26が
設けられている。本実施例において、押し込み壁26
は、スライダ壁40と同様に切り欠き32に宛がわれ、
矩形状の板体49と、板体49に連設された長方形状の
押さえ板50とから形成されている。押さえ板50は、
板体49の上部から箱体16の内部方向に所望の角度に
屈曲されている。押さえ板50は、押し込み壁26を倒
伏させてゴミ類12を圧縮するときに、押さえ板50が
ゴミ類12を押さえるように作用し、ゴミ類12が押し
込み壁26の接触面からずれにくくなるため、効率よく
ゴミ類12を圧縮することが出来る。押さえ板50は、
長方形状としたが、これに限らず、波板形状、円弧形状
等に形成してもよい。また、押し込み壁26は、切り欠
き32の横幅よりも幅広で、かつ、2個の案内部38
a、38bの離隔幅よりも狭い横幅に設けられている。
このため、押し込み壁26を箱体16内部側に倒伏起立
させるときに、案内部38a、38bに遮られることな
く離隔した2個の案内部38a、38bの間を自在に通
過して倒伏起立させることが出来る。従って、本実施例
では、箱体16の側壁18の一部を成し、側壁18に設
けられた切り欠き32と、この切り欠き32に宛がわれ
上下動自在に設けられたスライダ壁40と、スライダ壁
40に支持されつつ箱体16内部側に倒伏起立自在に設
けられた押し込み壁26と、からなる構造が壁機構28
とされる。この壁機構28のスライダ壁40が上下動出
来ることによって、押し込み壁26は、側壁18に対し
て上下動自在に移動でき、側壁18の任意の高さ位置で
箱体16内部側に倒伏起立することが出来る。本実施例
に限らず、押し込み壁26はスライダ壁40に支持され
ていればよく、押し込み壁26の下部とスライダ壁40
の上部を屈曲可能に一体に設ける構造とし押し込み壁2
6を倒伏起立自在にさせてもよい。
【0018】図1、図4に示すように、第1側壁18a
の切り欠き32の左右の壁部分には、縦長に2個の係止
溝33、33が設けられている。係止溝33は、第1側
壁18aの壁厚部分を貫通して設けられ、係止溝33の
上部に逆U字状に屈曲された上係止部35と、下部に下
係止部37とが形成されている。この係止溝33には、
第1側壁18aの前面から裏面に貫通し溝内を縦方向に
移動し得る高さ調節ノブ56が設けられている。高さ調
節ノブ56は、短円柱状の把手58と、把手58の裏面
中央から突設させた係止ピン54aとから形成されてい
る。係止溝33に設けられた高さ調節ノブ56の係止ピ
ン54aには、後述する第2付勢部材48の上端が係止
され、この第2付勢部材48にスライダ壁40が吊支さ
れる。
の切り欠き32の左右の壁部分には、縦長に2個の係止
溝33、33が設けられている。係止溝33は、第1側
壁18aの壁厚部分を貫通して設けられ、係止溝33の
上部に逆U字状に屈曲された上係止部35と、下部に下
係止部37とが形成されている。この係止溝33には、
第1側壁18aの前面から裏面に貫通し溝内を縦方向に
移動し得る高さ調節ノブ56が設けられている。高さ調
節ノブ56は、短円柱状の把手58と、把手58の裏面
中央から突設させた係止ピン54aとから形成されてい
る。係止溝33に設けられた高さ調節ノブ56の係止ピ
ン54aには、後述する第2付勢部材48の上端が係止
され、この第2付勢部材48にスライダ壁40が吊支さ
れる。
【0019】図2、図3に示すように、スライダ壁40
の上部と押し込み壁26の下部には、押し込み壁26を
常時起立状態に付勢する第1付勢部材42が設けられて
いる。本実施例では、第1付勢部材42は、スライダ壁
40の上部と押し込み壁26の下部を互いに蝶着連結さ
せた蝶番44として設けられている。この蝶番44の軸
部43にはねじりバネ46が内蔵され、ねじりバネ46
のねじり力によって押し込み壁26を常時起立状態に付
勢させている。このため、押し込み壁26は、蝶番44
の軸部43を支点として箱体16内部側に瞬時に倒伏出
来得るとともに、押し込み壁26とスライダ壁40は蝶
着連結されているので、押し込み壁26を起立状態から
倒伏させていくと、押し込み壁26は、水平状態より更
に下方まで深く倒伏されることが出来る。更に、箱体1
6内のゴミ類12を圧縮するときに、ゴミ類12が片寄
っていたり、ゴミ類12の形状や材質等によって押し荷
重に差異を与えるようなときには、押し込み壁26の上
部または下部に押し荷重を加えることにより、ゴミ類1
2を押し込み易いように押し込み壁26の倒伏状態を任
意に調節することができる。例えば、押し込み壁26を
最初浅い倒伏状態のまま下方に押し下げ、所望の下降位
置で深い倒伏状態にさせてゴミ類12を圧縮させること
ができ、また、前述の逆の状態で圧縮させることも出来
る。この第1付勢部材42が設けられていることによ
り、押し込み壁26を足等で踏圧し箱体16内部に倒伏
させて箱体16内部のゴミ類12を圧縮させた後に足等
を取り去ると、押し込み壁26は第1付勢部材42の戻
り力によって、元の起立状態に直ちに復帰することが出
来る。このため、押し込み壁26が踏圧されていないと
きは、箱体16の開口部30は常に開口状態となり、順
次ゴミ類12を箱体16内に投入することが出来る。第
1付勢部材42は、本実施例に限らず、押し込み壁26
の下部と、スライダ壁40の上部とにそれぞれ一体に軸
受部を設け、この軸受部にねじりバネ46を内蔵させた
軸を軸支させてもよく、また、押し込み壁26と第1側
壁18aの所望の位置にスプリングやゴム質等の弾性部
材をそれぞれ取り付け、押し込み壁26を倒伏起立させ
る構造としてもよい。
の上部と押し込み壁26の下部には、押し込み壁26を
常時起立状態に付勢する第1付勢部材42が設けられて
いる。本実施例では、第1付勢部材42は、スライダ壁
40の上部と押し込み壁26の下部を互いに蝶着連結さ
せた蝶番44として設けられている。この蝶番44の軸
部43にはねじりバネ46が内蔵され、ねじりバネ46
のねじり力によって押し込み壁26を常時起立状態に付
勢させている。このため、押し込み壁26は、蝶番44
の軸部43を支点として箱体16内部側に瞬時に倒伏出
来得るとともに、押し込み壁26とスライダ壁40は蝶
着連結されているので、押し込み壁26を起立状態から
倒伏させていくと、押し込み壁26は、水平状態より更
に下方まで深く倒伏されることが出来る。更に、箱体1
6内のゴミ類12を圧縮するときに、ゴミ類12が片寄
っていたり、ゴミ類12の形状や材質等によって押し荷
重に差異を与えるようなときには、押し込み壁26の上
部または下部に押し荷重を加えることにより、ゴミ類1
2を押し込み易いように押し込み壁26の倒伏状態を任
意に調節することができる。例えば、押し込み壁26を
最初浅い倒伏状態のまま下方に押し下げ、所望の下降位
置で深い倒伏状態にさせてゴミ類12を圧縮させること
ができ、また、前述の逆の状態で圧縮させることも出来
る。この第1付勢部材42が設けられていることによ
り、押し込み壁26を足等で踏圧し箱体16内部に倒伏
させて箱体16内部のゴミ類12を圧縮させた後に足等
を取り去ると、押し込み壁26は第1付勢部材42の戻
り力によって、元の起立状態に直ちに復帰することが出
来る。このため、押し込み壁26が踏圧されていないと
きは、箱体16の開口部30は常に開口状態となり、順
次ゴミ類12を箱体16内に投入することが出来る。第
1付勢部材42は、本実施例に限らず、押し込み壁26
の下部と、スライダ壁40の上部とにそれぞれ一体に軸
受部を設け、この軸受部にねじりバネ46を内蔵させた
軸を軸支させてもよく、また、押し込み壁26と第1側
壁18aの所望の位置にスプリングやゴム質等の弾性部
材をそれぞれ取り付け、押し込み壁26を倒伏起立させ
る構造としてもよい。
【0020】図2ないし図4に示すように、スライダ壁
40には、押し下げ位置から常時所定の引き上げ復帰位
置に付勢する第2付勢部材48が設けられている。本実
施例における第2付勢部材48は、縦方向に長い引張コ
イルバネ52として設けられている。引張コイルバネ5
2の下端は、フック状に形成されてスライダ壁40の両
端近傍の下部に設けられた係止ピン54bに係止されて
いる。引張コイルバネ52の上端もフック状に形成さ
れ、係止溝33の下係止部37に設けられた高さ調節ノ
ブ56の係止ピン54aに係止されている。従って、ス
ライダ壁40は引張コイルバネ52によって係止溝33
に設けらけた高さ調節ノブ56に上下動自在に吊支され
ている。スライダ壁40を第2付勢部材48としての引
張コイルバネ52で吊支することにより、押し込み壁2
6を倒伏させながら押し込み壁26とスライダ壁40
を、引張コイルバネ52の引張力に抗して箱体16の底
板34方向に押し下げ、ゴミ類12を圧縮した後に押し
荷重を取り去ると、スライダ壁40は、引張コイルバネ
52の引張力によって瞬時に所定の引き上げ復帰位置に
引き戻されることが出来る。また、同時にスライダ壁4
0に蝶着連結される押し込み壁26も元の起立位置に復
帰でき、引き続きゴミ類12を箱体16内に投入し圧縮
動作をすることが出来る。
40には、押し下げ位置から常時所定の引き上げ復帰位
置に付勢する第2付勢部材48が設けられている。本実
施例における第2付勢部材48は、縦方向に長い引張コ
イルバネ52として設けられている。引張コイルバネ5
2の下端は、フック状に形成されてスライダ壁40の両
端近傍の下部に設けられた係止ピン54bに係止されて
いる。引張コイルバネ52の上端もフック状に形成さ
れ、係止溝33の下係止部37に設けられた高さ調節ノ
ブ56の係止ピン54aに係止されている。従って、ス
ライダ壁40は引張コイルバネ52によって係止溝33
に設けらけた高さ調節ノブ56に上下動自在に吊支され
ている。スライダ壁40を第2付勢部材48としての引
張コイルバネ52で吊支することにより、押し込み壁2
6を倒伏させながら押し込み壁26とスライダ壁40
を、引張コイルバネ52の引張力に抗して箱体16の底
板34方向に押し下げ、ゴミ類12を圧縮した後に押し
荷重を取り去ると、スライダ壁40は、引張コイルバネ
52の引張力によって瞬時に所定の引き上げ復帰位置に
引き戻されることが出来る。また、同時にスライダ壁4
0に蝶着連結される押し込み壁26も元の起立位置に復
帰でき、引き続きゴミ類12を箱体16内に投入し圧縮
動作をすることが出来る。
【0021】図2、図4、図5に示すように、スライダ
壁40と押し込み壁26は案内部38a、38bに案内
されつつ一体的に上下動し、かつ、その上動時に、押し
込み壁26は、箱体16側壁18の上端より更に上方に
突出退避自在に設けられている。前述したように、本実
施例では、スライダ壁40は引張コイルバネ52を介し
て係止溝33に設けられた高さ調節ノブ56に吊支され
ている。高さ調節ノブ56は、係止溝33内を縦方向に
移動し得るので、高さ調節ノブ56を係止溝33の上部
へ移動させて逆U字状の上係止部35に係止させ、図5
に示すように、スライダ壁40を第1側壁18aの上部
位置に移動させることで、スライダ壁40に蝶着連結さ
れた押し込み壁26を第1側壁18aの上端より更に上
方に突出させることが出来る。従って、ゴミ類12が箱
体16の収容部14内の下部に収容されているときに
は、押し込み壁26を側壁18の下部方向に退避させ、
また、収容部14内のゴミ類12が箱体16の開口近傍
まで収容されているときには、押し込み壁26を側壁1
8の上端より上方に突出させ、ゴミ類12を圧縮させる
ための最適な高さ位置に押し込み壁26を係止させるこ
とが出来る。本実施例では、係止溝33には上係止部3
5と下係止部37とを設けたが、係止溝33の所望の中
間位置に複数の係止部分を設けてもよく、高さ調節ノブ
56をネジ構造等として第1側壁18aを両側から挟ん
で締め込むようにし、係止溝33内の任意位置で第2付
勢部材48の上端を係止出来るようにしてもよい。
壁40と押し込み壁26は案内部38a、38bに案内
されつつ一体的に上下動し、かつ、その上動時に、押し
込み壁26は、箱体16側壁18の上端より更に上方に
突出退避自在に設けられている。前述したように、本実
施例では、スライダ壁40は引張コイルバネ52を介し
て係止溝33に設けられた高さ調節ノブ56に吊支され
ている。高さ調節ノブ56は、係止溝33内を縦方向に
移動し得るので、高さ調節ノブ56を係止溝33の上部
へ移動させて逆U字状の上係止部35に係止させ、図5
に示すように、スライダ壁40を第1側壁18aの上部
位置に移動させることで、スライダ壁40に蝶着連結さ
れた押し込み壁26を第1側壁18aの上端より更に上
方に突出させることが出来る。従って、ゴミ類12が箱
体16の収容部14内の下部に収容されているときに
は、押し込み壁26を側壁18の下部方向に退避させ、
また、収容部14内のゴミ類12が箱体16の開口近傍
まで収容されているときには、押し込み壁26を側壁1
8の上端より上方に突出させ、ゴミ類12を圧縮させる
ための最適な高さ位置に押し込み壁26を係止させるこ
とが出来る。本実施例では、係止溝33には上係止部3
5と下係止部37とを設けたが、係止溝33の所望の中
間位置に複数の係止部分を設けてもよく、高さ調節ノブ
56をネジ構造等として第1側壁18aを両側から挟ん
で締め込むようにし、係止溝33内の任意位置で第2付
勢部材48の上端を係止出来るようにしてもよい。
【0022】図1、図8に示すように、第1側壁18a
の下部には、箱体16の外側に突設した突設部36が設
けられている。本実施例では、突設部36は、長方形状
を有し底板34に連設して底板34と同一面上に設けら
れている。図8に示すように、押し込み壁26上に荷重
を加えて押し込み壁26を倒伏させるときに、突設部3
6が支えとなり箱体16全体が荷重を加えた側壁18側
に傾斜して倒れるのを防止することが出来る。突設部3
6は、長方形状限らず、半円形状、楕円形状の突設形状
としてもよく、底板34と着脱自在に設けられていても
よい。
の下部には、箱体16の外側に突設した突設部36が設
けられている。本実施例では、突設部36は、長方形状
を有し底板34に連設して底板34と同一面上に設けら
れている。図8に示すように、押し込み壁26上に荷重
を加えて押し込み壁26を倒伏させるときに、突設部3
6が支えとなり箱体16全体が荷重を加えた側壁18側
に傾斜して倒れるのを防止することが出来る。突設部3
6は、長方形状限らず、半円形状、楕円形状の突設形状
としてもよく、底板34と着脱自在に設けられていても
よい。
【0023】図1、図6、図7に示すように、箱体16
の上部にはゴミ袋60の複数個の掴み部64が設けら
れ、掴み部64の全部または一部は、押し込み壁26の
動きに追従して上下移動可能となるように弾性的に側壁
18に支持されて設けられている。本実施例では、掴み
部64は、固定掴み部66a、66bと伸縮掴み部68
a、68bとから設けられている。ゴミ袋60は、薄膜
製かつ可撓性を有する合成樹脂材等で形成されている。
固定掴み部66a、66bは、弾性を有する樹脂部材や
板バネ材等で形成され、押し込み壁26の上部に設けら
れた押さえ板50の外面と、第1側壁18aに対向する
第2側壁18bの外面の上部とに設けられている。図6
に示すように、第2側壁18bに設けられた固定掴み部
66bは、正面視略横長長方形状の薄板体70として構
成されている。薄板体70は、薄板体70の上部から下
部にかけて第2側壁18b面から徐々に離隔するように
緩やかな曲面に形成され、薄板体70の上部の横幅方向
を第2側壁18b面に固定して設けられている。
の上部にはゴミ袋60の複数個の掴み部64が設けら
れ、掴み部64の全部または一部は、押し込み壁26の
動きに追従して上下移動可能となるように弾性的に側壁
18に支持されて設けられている。本実施例では、掴み
部64は、固定掴み部66a、66bと伸縮掴み部68
a、68bとから設けられている。ゴミ袋60は、薄膜
製かつ可撓性を有する合成樹脂材等で形成されている。
固定掴み部66a、66bは、弾性を有する樹脂部材や
板バネ材等で形成され、押し込み壁26の上部に設けら
れた押さえ板50の外面と、第1側壁18aに対向する
第2側壁18bの外面の上部とに設けられている。図6
に示すように、第2側壁18bに設けられた固定掴み部
66bは、正面視略横長長方形状の薄板体70として構
成されている。薄板体70は、薄板体70の上部から下
部にかけて第2側壁18b面から徐々に離隔するように
緩やかな曲面に形成され、薄板体70の上部の横幅方向
を第2側壁18b面に固定して設けられている。
【0024】従って、弾性を有する固定掴み部66bの
下部を壁面から離隔する方向に持ち上げ、薄板体70と
第2側壁18b面との間にゴミ袋60の開口周縁62を
挟挿させ、薄板板70の下部を元に戻すと、開口周縁6
0は、薄板体70の弾性力によって確実に掴まれること
が出来る。押さえ板50に設けられた固定掴み部66a
も固定掴み部66bと同様に形成されており、ゴミ袋6
0の開口周縁62を薄板体70と押さえ板50との間に
嵌挿させることにより開口周縁62を確実に掴むことが
出来る。
下部を壁面から離隔する方向に持ち上げ、薄板体70と
第2側壁18b面との間にゴミ袋60の開口周縁62を
挟挿させ、薄板板70の下部を元に戻すと、開口周縁6
0は、薄板体70の弾性力によって確実に掴まれること
が出来る。押さえ板50に設けられた固定掴み部66a
も固定掴み部66bと同様に形成されており、ゴミ袋6
0の開口周縁62を薄板体70と押さえ板50との間に
嵌挿させることにより開口周縁62を確実に掴むことが
出来る。
【0025】図1に示すように、本実施例では、伸縮掴
み部68a、68bは、箱体の第1、第2側壁18a、
18bに隣接する第3、第4側壁18c、18dの内面
の上部に設けられている。図7に示すように、第3側壁
18cに設けられた伸縮掴み部68aは、蝶番72と、
蝶番72に固定された移動体74とから設けられてい
る。蝶番72は、上平板76と下平板78からなり、上
平板76と下平板78はねじりバネ80を内蔵した軸部
82で互いに係止されている。ねじりバネ80は常時上
平板76を第3側壁18c面に付勢するように設けられ
ている。移動体74は、第3側壁18c面に近接して設
けられ、弾性を有する合成樹脂材や板バネ材等から形成
されている。移動体74は、矩形状の平板体84と、横
長長方形状の薄板体86とから設けられている。薄板体
86は、平板体84の上辺と一体となり平板体84の上
辺から垂下しつつ平板体84面から徐々に離隔しながら
曲面に形成されている。蝶番72の下平板78は、第3
側壁18cに固定され、上平板76には、移動体74の
平板体84の下部が固定されている。このため移動体7
4は、蝶番72の軸部82を支点として箱体16内部側
に伸長するように倒伏して移動することが出来る。
み部68a、68bは、箱体の第1、第2側壁18a、
18bに隣接する第3、第4側壁18c、18dの内面
の上部に設けられている。図7に示すように、第3側壁
18cに設けられた伸縮掴み部68aは、蝶番72と、
蝶番72に固定された移動体74とから設けられてい
る。蝶番72は、上平板76と下平板78からなり、上
平板76と下平板78はねじりバネ80を内蔵した軸部
82で互いに係止されている。ねじりバネ80は常時上
平板76を第3側壁18c面に付勢するように設けられ
ている。移動体74は、第3側壁18c面に近接して設
けられ、弾性を有する合成樹脂材や板バネ材等から形成
されている。移動体74は、矩形状の平板体84と、横
長長方形状の薄板体86とから設けられている。薄板体
86は、平板体84の上辺と一体となり平板体84の上
辺から垂下しつつ平板体84面から徐々に離隔しながら
曲面に形成されている。蝶番72の下平板78は、第3
側壁18cに固定され、上平板76には、移動体74の
平板体84の下部が固定されている。このため移動体7
4は、蝶番72の軸部82を支点として箱体16内部側
に伸長するように倒伏して移動することが出来る。
【0026】従って、固定掴み部66と同様な方法で平
板体84と薄板体86の間にゴミ袋60の開口周縁62
を挟挿させて掴ませ、押し込み壁26を倒伏させて開口
周縁62を箱体16の下部方向に引張させると、移動体
74は、蝶番72の軸部82に内蔵されたねじりバネ8
0のねじり力に抗して倒伏し、箱体16内部側に伸長す
るように移動出来る。また、開口周縁62の引張がなく
なると、移動体74は、ねじりバネ80の戻り力によっ
て縮退するように元の位置に戻ることができ、伸縮掴み
部68aは、開口周縁62の動きに合わせて確実に追従
することが出来る。第4側壁18dに設けられた伸縮掴
み部68bも全く同様に形成されており、伸縮掴み部6
8bも開口周縁62の動きに追従して伸縮移動すること
が出来る。本実施例では、掴み部64は、側壁18と押
し込み壁26の上部に4個設けられているが、所望の側
壁の外側または内側に、一個または複数個設けるように
してもよい。また、固定掴み部66は、ゴミ袋60が掴
める形状であれば薄板体70を所望の形状、材質等にし
てもよく、また、クリップやダブルトーションバネ等で
掴むようにしてもよく、伸縮掴み部68は、引張バネや
弾性を有するゴム材等で伸縮させてもよい。
板体84と薄板体86の間にゴミ袋60の開口周縁62
を挟挿させて掴ませ、押し込み壁26を倒伏させて開口
周縁62を箱体16の下部方向に引張させると、移動体
74は、蝶番72の軸部82に内蔵されたねじりバネ8
0のねじり力に抗して倒伏し、箱体16内部側に伸長す
るように移動出来る。また、開口周縁62の引張がなく
なると、移動体74は、ねじりバネ80の戻り力によっ
て縮退するように元の位置に戻ることができ、伸縮掴み
部68aは、開口周縁62の動きに合わせて確実に追従
することが出来る。第4側壁18dに設けられた伸縮掴
み部68bも全く同様に形成されており、伸縮掴み部6
8bも開口周縁62の動きに追従して伸縮移動すること
が出来る。本実施例では、掴み部64は、側壁18と押
し込み壁26の上部に4個設けられているが、所望の側
壁の外側または内側に、一個または複数個設けるように
してもよい。また、固定掴み部66は、ゴミ袋60が掴
める形状であれば薄板体70を所望の形状、材質等にし
てもよく、また、クリップやダブルトーションバネ等で
掴むようにしてもよく、伸縮掴み部68は、引張バネや
弾性を有するゴム材等で伸縮させてもよい。
【0027】次に、本発明のゴミ類の圧縮装置10の作
用について説明する。図8(イ)に示すように、スライ
ダ壁40を吊支した高さ調節ノブ56を係止溝33の下
係止部37に係止させる。次に、箱体16の収容部14
内にゴミ袋60を挿入してゴミ袋60の開口周縁62を
4個の掴み部64に挟挿して掴ませ、ゴミ袋60内にゴ
ミ類12を投入する。例えば、図8(イ)に示すよう
に、投入したゴミ類12の容量が箱体16の高さの半分
を越えたときに、図8(ロ)に示すように、押し込み壁
26の上面を足90で踏圧して押し込み壁26を箱体1
6内部側に倒伏させる。同時に、図8(ハ)に示すよう
に、押し込み壁26を下方向に踏圧すると、スライダ壁
40が案内部38a、38bに案内されて下降する。従
って、収容部14内のゴミ類12は、押し込み壁26に
押し込まれて箱体16の下部に確実にコンパクトに圧縮
されることとなる。このとき、伸縮掴み部68a、68
bに掴まれた開口周縁62は、伸縮掴み部68a、68
bの移動体74が伸長することで箱体16の下部方向に
移動出来る。押し込み壁26を踏圧している足90を取
り去ると、図8(ニ)に示すように、伸縮掴み部68
a、68bに掴まれた開口周縁62も移動体74の縮退
により元の位置に戻り、スライダ壁40は第2付勢部材
48の引張力により瞬時に元の位置に復帰し、同時に押
し込み壁26も第1付勢部材42の戻し力によって元の
起立位置に直ちに復帰することが出来る。また、ゴミ類
12が箱体16の開口近傍まで収容されたときには、高
さ調節ノブ56の把手58を把持し上方向に移動させ
て、高さ調節ノブ56を上係止部35に係止させること
でスライダ壁40が上方に移動し、スライダ壁40に支
持された押し込み壁26を開口部30面より上方に突設
させることが出来る。従ってゴミ類12の上面から押し
込み壁26を倒伏させることができ、極めて効率よくゴ
ミ類12を圧縮することが出来る。以上の動作を繰り返
すことで、より多くのゴミ類12を手間を掛けずにゴミ
袋60内に確実にコンパクトに圧縮させて収容すること
が出来る。ゴミ袋60は、必要に応じて使用すればよ
く、箱体16内にゴミ類12を直接投入して圧縮するよ
うにしてもよい。
用について説明する。図8(イ)に示すように、スライ
ダ壁40を吊支した高さ調節ノブ56を係止溝33の下
係止部37に係止させる。次に、箱体16の収容部14
内にゴミ袋60を挿入してゴミ袋60の開口周縁62を
4個の掴み部64に挟挿して掴ませ、ゴミ袋60内にゴ
ミ類12を投入する。例えば、図8(イ)に示すよう
に、投入したゴミ類12の容量が箱体16の高さの半分
を越えたときに、図8(ロ)に示すように、押し込み壁
26の上面を足90で踏圧して押し込み壁26を箱体1
6内部側に倒伏させる。同時に、図8(ハ)に示すよう
に、押し込み壁26を下方向に踏圧すると、スライダ壁
40が案内部38a、38bに案内されて下降する。従
って、収容部14内のゴミ類12は、押し込み壁26に
押し込まれて箱体16の下部に確実にコンパクトに圧縮
されることとなる。このとき、伸縮掴み部68a、68
bに掴まれた開口周縁62は、伸縮掴み部68a、68
bの移動体74が伸長することで箱体16の下部方向に
移動出来る。押し込み壁26を踏圧している足90を取
り去ると、図8(ニ)に示すように、伸縮掴み部68
a、68bに掴まれた開口周縁62も移動体74の縮退
により元の位置に戻り、スライダ壁40は第2付勢部材
48の引張力により瞬時に元の位置に復帰し、同時に押
し込み壁26も第1付勢部材42の戻し力によって元の
起立位置に直ちに復帰することが出来る。また、ゴミ類
12が箱体16の開口近傍まで収容されたときには、高
さ調節ノブ56の把手58を把持し上方向に移動させ
て、高さ調節ノブ56を上係止部35に係止させること
でスライダ壁40が上方に移動し、スライダ壁40に支
持された押し込み壁26を開口部30面より上方に突設
させることが出来る。従ってゴミ類12の上面から押し
込み壁26を倒伏させることができ、極めて効率よくゴ
ミ類12を圧縮することが出来る。以上の動作を繰り返
すことで、より多くのゴミ類12を手間を掛けずにゴミ
袋60内に確実にコンパクトに圧縮させて収容すること
が出来る。ゴミ袋60は、必要に応じて使用すればよ
く、箱体16内にゴミ類12を直接投入して圧縮するよ
うにしてもよい。
【0028】次に図9に基づいて本発明のゴミ類の圧縮
装置の第2実施例について説明するが、第1実施例と同
一部材には同一符号を付し詳細な説明は省略する。第1
実施例での押し込み壁26は、第1側壁18aに設けら
れた切り欠き32に宛がわれ、第1側壁18aの内側に
別部材として設けられているが、本実施例では、押し込
み壁26aは、弾性を有する合成樹脂材等からなる第1
側壁18aと一体に設けられている。即ち、第1側壁1
8aの上端から下部にかけて所望の幅を離隔させて切り
込み88、88が設けられ、切り込み88、88は、第
1側壁18aの所望の切り込み深さH位置まで切り下げ
られている。従って、押し込み壁26aは第1側壁18
aと一体に連設されており、切り込み幅Wと切り込み深
さHで囲まれる部分が押し込み壁26aとされ、押し込
み壁26aを倒伏させて生じる第1側壁18aの開放部
分が切り欠き32aとされる。また、本実施例では、第
1側壁18aと一体となった押し込み壁26aと切り欠
き32aとが側壁18の一部を成す壁機構28とされ
る。第1実施例と同様に、箱体16a内部にゴミ類12
を投入し、弾性を有する押し込み壁26aに押し圧を加
え倒伏させることでゴミ類12を簡単に圧縮することが
出来る。また、押し圧を取り除くと、弾性を有する押し
込み壁26aは弾性力によって元の起立位置に簡単に復
帰することが出来る。
装置の第2実施例について説明するが、第1実施例と同
一部材には同一符号を付し詳細な説明は省略する。第1
実施例での押し込み壁26は、第1側壁18aに設けら
れた切り欠き32に宛がわれ、第1側壁18aの内側に
別部材として設けられているが、本実施例では、押し込
み壁26aは、弾性を有する合成樹脂材等からなる第1
側壁18aと一体に設けられている。即ち、第1側壁1
8aの上端から下部にかけて所望の幅を離隔させて切り
込み88、88が設けられ、切り込み88、88は、第
1側壁18aの所望の切り込み深さH位置まで切り下げ
られている。従って、押し込み壁26aは第1側壁18
aと一体に連設されており、切り込み幅Wと切り込み深
さHで囲まれる部分が押し込み壁26aとされ、押し込
み壁26aを倒伏させて生じる第1側壁18aの開放部
分が切り欠き32aとされる。また、本実施例では、第
1側壁18aと一体となった押し込み壁26aと切り欠
き32aとが側壁18の一部を成す壁機構28とされ
る。第1実施例と同様に、箱体16a内部にゴミ類12
を投入し、弾性を有する押し込み壁26aに押し圧を加
え倒伏させることでゴミ類12を簡単に圧縮することが
出来る。また、押し圧を取り除くと、弾性を有する押し
込み壁26aは弾性力によって元の起立位置に簡単に復
帰することが出来る。
【0029】本発明は、上記した実施例構成に限定され
るものではなく、詳細部分については任意の変更を行っ
てもよい。例えば、側壁18に設けられる切り欠き32
は開孔としてもよく、壁機構28は、側壁18に複数個
設けるようにしてもよい。
るものではなく、詳細部分については任意の変更を行っ
てもよい。例えば、側壁18に設けられる切り欠き32
は開孔としてもよく、壁機構28は、側壁18に複数個
設けるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴミ類の
圧縮装置は、内部にゴミ類の収容部を有し上面を開口さ
せた箱体と、 箱体の側壁の一部を成し、箱体内部側に対
して倒伏起立自在に設けられた押し込み壁を有する壁機
構と、を備えているので、例えば、家庭の厨房や部屋ま
たは公園や催事場等で生じたゴミ類を箱体の収容部内に
投入し、側壁の一部を成す押し込み壁に手や足を乗せて
押し込んで押し込み壁を箱体内部側へ倒伏させることに
より、嵩張っているゴミ類は、押し込み壁の倒伏に伴っ
て押されて箱体の底板方向に圧縮されながら移動し、箱
体の内部でコンパクトな圧縮状態に保持され、一つのゴ
ミ袋には手間を掛けずにより多くのゴミ類が効率よく収
容されるので、家庭や戸外からゴミ集積場に持ち込まれ
るゴミ袋の数も少なくすることが出来るとともに、ゴミ
回収車によるゴミ袋の収集作業も人手や時間を掛けずに
短時間に行うことが出来る。
圧縮装置は、内部にゴミ類の収容部を有し上面を開口さ
せた箱体と、 箱体の側壁の一部を成し、箱体内部側に対
して倒伏起立自在に設けられた押し込み壁を有する壁機
構と、を備えているので、例えば、家庭の厨房や部屋ま
たは公園や催事場等で生じたゴミ類を箱体の収容部内に
投入し、側壁の一部を成す押し込み壁に手や足を乗せて
押し込んで押し込み壁を箱体内部側へ倒伏させることに
より、嵩張っているゴミ類は、押し込み壁の倒伏に伴っ
て押されて箱体の底板方向に圧縮されながら移動し、箱
体の内部でコンパクトな圧縮状態に保持され、一つのゴ
ミ袋には手間を掛けずにより多くのゴミ類が効率よく収
容されるので、家庭や戸外からゴミ集積場に持ち込まれ
るゴミ袋の数も少なくすることが出来るとともに、ゴミ
回収車によるゴミ袋の収集作業も人手や時間を掛けずに
短時間に行うことが出来る。
【0031】また、押し込み壁は、任意の高さ位置で箱
体内部側に対して倒伏起立し得るように側壁に対して上
下動自在に設けられているので、箱体内にゴミ類を投入
して圧縮させるときに、押し込み壁の倒伏による押し込
みと押し込み壁の下方向への移動との相乗効果によりゴ
ミ類を効率よく箱体の底部にコンパクトに圧縮すること
が出来る。
体内部側に対して倒伏起立し得るように側壁に対して上
下動自在に設けられているので、箱体内にゴミ類を投入
して圧縮させるときに、押し込み壁の倒伏による押し込
みと押し込み壁の下方向への移動との相乗効果によりゴ
ミ類を効率よく箱体の底部にコンパクトに圧縮すること
が出来る。
【0032】また、壁機構は側壁に設けられた切り欠き
と、この切り欠きに宛がわれて上下動自在に設けられた
スライダ壁と、スライダ壁に支持されつつ箱体内部側に
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁とを含んでいるの
で、押し込み壁を倒伏させて箱体の収容部内に投入され
たゴミ類を圧縮するときに、押し込み壁は倒伏されなが
らスライダ壁に支持されて下方に移動でき、押し込み壁
の倒伏及び下方移動によりゴミ類を箱体の底部に押し込
めて極めてコンパクトな収縮状態にすることが出来る。
と、この切り欠きに宛がわれて上下動自在に設けられた
スライダ壁と、スライダ壁に支持されつつ箱体内部側に
倒伏起立自在に設けられた押し込み壁とを含んでいるの
で、押し込み壁を倒伏させて箱体の収容部内に投入され
たゴミ類を圧縮するときに、押し込み壁は倒伏されなが
らスライダ壁に支持されて下方に移動でき、押し込み壁
の倒伏及び下方移動によりゴミ類を箱体の底部に押し込
めて極めてコンパクトな収縮状態にすることが出来る。
【0033】また、押し込み壁を常時起立状態に付勢す
る第1付勢部材が設けられているので、例えば、押し込
み壁を足で踏んで第1付勢部材の付勢力に抗して箱体の
内部に倒伏させても、足を取り去ると、押し込み壁は、
第1付勢部材の戻り力により瞬時に元の起立状態に復帰
することができ、箱体の投入口を常に開口状態にさせて
おくことが出来る。
る第1付勢部材が設けられているので、例えば、押し込
み壁を足で踏んで第1付勢部材の付勢力に抗して箱体の
内部に倒伏させても、足を取り去ると、押し込み壁は、
第1付勢部材の戻り力により瞬時に元の起立状態に復帰
することができ、箱体の投入口を常に開口状態にさせて
おくことが出来る。
【0034】また、スライダ壁には押し下げ位置から常
時所定の引き上げ復帰位置に付勢する第2付勢部材が設
けられているので、箱体内のゴミ類を圧縮するために押
し込み壁に押し荷重を与え倒伏させながら、押し込み壁
とスライダ壁を箱体の底板方向に押し下げゴミ類を圧縮
した後に押し荷重を取り去ると、スライダ壁は第2付勢
部材によって瞬時に上方に引き戻され、同時にスライダ
壁に支持される押し込み壁も元の位置に復帰出来ること
で、引き続きゴミ類を箱体に投入し圧縮動作をすること
が出来る。
時所定の引き上げ復帰位置に付勢する第2付勢部材が設
けられているので、箱体内のゴミ類を圧縮するために押
し込み壁に押し荷重を与え倒伏させながら、押し込み壁
とスライダ壁を箱体の底板方向に押し下げゴミ類を圧縮
した後に押し荷重を取り去ると、スライダ壁は第2付勢
部材によって瞬時に上方に引き戻され、同時にスライダ
壁に支持される押し込み壁も元の位置に復帰出来ること
で、引き続きゴミ類を箱体に投入し圧縮動作をすること
が出来る。
【0035】また、スライダ壁は押し込み壁と蝶着連結
されているので、押し込み壁に押し荷重を加わえて倒伏
させるときに押し込み壁を容易に倒伏させることがで
き、押し込み壁を箱体の底板方向に押し下げるときに、
スライダ壁も同時に下方に移動させることが出来る。
されているので、押し込み壁に押し荷重を加わえて倒伏
させるときに押し込み壁を容易に倒伏させることがで
き、押し込み壁を箱体の底板方向に押し下げるときに、
スライダ壁も同時に下方に移動させることが出来る。
【0036】また、切り欠きの近傍には案内部が設けら
れ、案内部に案内されつつスライダ壁と押し込み壁は一
体的に上下動し、かつ、その上動時に、押し込み壁が箱
体側壁の上端より更に上方に突出退避自在に設けられて
いるので、収容部内のゴミ類が箱体の開口近傍まで達し
たときでも、押し込み壁がゴミ類を圧縮するのに最適な
位置に移動されており、上方からゴミ類を押さえ付けて
ゴミ類を確実にコンパクトな圧縮状態にすることが出来
る。
れ、案内部に案内されつつスライダ壁と押し込み壁は一
体的に上下動し、かつ、その上動時に、押し込み壁が箱
体側壁の上端より更に上方に突出退避自在に設けられて
いるので、収容部内のゴミ類が箱体の開口近傍まで達し
たときでも、押し込み壁がゴミ類を圧縮するのに最適な
位置に移動されており、上方からゴミ類を押さえ付けて
ゴミ類を確実にコンパクトな圧縮状態にすることが出来
る。
【0037】また、箱体の上部にはゴミ類の複数個の掴
み部が設けられ、掴み部の全部または一部は押し込み壁
に追従して上下移動可能となるように弾性的に側壁に支
持されているので、例えば、箱体内部にゴミ袋を挿入し
て掴み部にゴミ袋の開口周縁を掴ませ、ゴミ類を投入し
た後に押し込み壁を倒伏させると、押し込み壁とともに
開口周縁は箱体の下部方向に移動でき、押し込み壁が起
立すると開口周縁も元の位置に復帰できることで、箱体
の投入口を常に開口させた状態に戻すことができるた
め、続けてゴミ類を箱体内に投入することが出来る。
み部が設けられ、掴み部の全部または一部は押し込み壁
に追従して上下移動可能となるように弾性的に側壁に支
持されているので、例えば、箱体内部にゴミ袋を挿入し
て掴み部にゴミ袋の開口周縁を掴ませ、ゴミ類を投入し
た後に押し込み壁を倒伏させると、押し込み壁とともに
開口周縁は箱体の下部方向に移動でき、押し込み壁が起
立すると開口周縁も元の位置に復帰できることで、箱体
の投入口を常に開口させた状態に戻すことができるた
め、続けてゴミ類を箱体内に投入することが出来る。
【図1】本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
正面から見た斜視図である。
正面から見た斜視図である。
【図2】図1の背面から見た一部切り欠き斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
スライダ壁と押し込み壁を案内部に挟挿させる状態を示
す斜視図である。
スライダ壁と押し込み壁を案内部に挟挿させる状態を示
す斜視図である。
【図4】図1のA−A断面を示す一部切り欠き断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
高さ調節ノブを係止溝の上係止部に係止させた状態を示
す断面説明図である。
高さ調節ノブを係止溝の上係止部に係止させた状態を示
す断面説明図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
固定掴み部にゴミ袋の開口周縁を掴ませた状態を示す一
部拡大要部説明図である。
固定掴み部にゴミ袋の開口周縁を掴ませた状態を示す一
部拡大要部説明図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
伸縮掴み部にゴミ類の開口周縁を掴ませた状態を示す一
部拡大要部説明図である。
伸縮掴み部にゴミ類の開口周縁を掴ませた状態を示す一
部拡大要部説明図である。
【図8】(イ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮
装置にゴミ類を投入した直後の作用説明図である。 (ロ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し押し込み壁を倒伏させた直後の作用説明図
である。 (ハ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し押し込み壁を倒伏させ更にスライダ壁を下
降させた直後の作用説明図である。 (ニ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し圧縮した後、押し込み壁から押し荷重を取
り去った直後の作用説明図である。
装置にゴミ類を投入した直後の作用説明図である。 (ロ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し押し込み壁を倒伏させた直後の作用説明図
である。 (ハ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し押し込み壁を倒伏させ更にスライダ壁を下
降させた直後の作用説明図である。 (ニ)本発明の第1実施例に係るゴミ類の圧縮装置にゴ
ミ類を投入し圧縮した後、押し込み壁から押し荷重を取
り去った直後の作用説明図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るゴミ類の圧縮装置の
一部切り欠き斜視図である。
一部切り欠き斜視図である。
10 ゴミ類の圧縮装置 12 ゴミ類 14 収容部 16 箱体 18 側壁 26 押し込み壁 28 壁機構 32 切り欠き 38 案内部 40 スライダ壁 42 第1付勢部材 48 第2付勢部材 60 ゴミ袋 64 掴み部 W 切り込み幅 H 切り込み深さ
Claims (8)
- 【請求項1】 内部にゴミ類の収容部を有し上面を開口
させた箱体と、箱体の側壁の一部を成し、箱体内部側に
対して倒伏起立自在に設けられた押し込み壁を有する壁
機構と、を備えてなるゴミ類の圧縮装置。 - 【請求項2】 押し込み壁は、任意の高さ位置で箱体内
部側に対して倒伏起立し得るように側壁に対して上下動
自在に設けられてなる請求項1記載のゴミ類の圧縮装
置。 - 【請求項3】 壁機構は側壁に設けられた切り欠きと、 この切り欠きに宛がわれて上下動自在に設けられたスラ
イダ壁と、 スライダ壁に支持されつつ箱体内部側に倒伏起立自在に
設けられた押し込み壁と、を含む請求項1または2記載
のゴミ類の圧縮装置。 - 【請求項4】 押し込み壁を常時起立状態に付勢する第
1付勢部材が設けられてなる請求項1ないし3のいずれ
かに記載のゴミ類の圧縮装置。 - 【請求項5】 スライダ壁には押し下げ位置から常時所
定の引き上げ復帰位置に付勢する第2付勢部材が設けら
れてなる請求項3または4記載のゴミ類の圧縮装置。 - 【請求項6】 スライダ壁は押し込み壁と蝶着連結され
てなる請求項3ないし5のいずれかに記載のゴミ類の圧
縮装置。 - 【請求項7】 切り欠きの近傍には案内部が設けられ、
案内部に案内されつつスライダ壁と押し込み壁は一体的
に上下動し、かつ、その上動時に、押し込み壁が箱体側
壁の上端より更に上方に突出退避自在に設けられてなる
請求項3ないし6のいずれかに記載のゴミ類の圧縮装
置。 - 【請求項8】 箱体の上部にはゴミ袋の複数個の掴み部
が設けられ、掴み部の全部又は一部は、押し込み壁に追
従して上下移動可能となるように弾性的に側壁に支持さ
れてなる請求項1ないし7のいずれかに記載のゴミ類の
圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25868699A JP2001080703A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ゴミ類の圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25868699A JP2001080703A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ゴミ類の圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001080703A true JP2001080703A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17323701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25868699A Pending JP2001080703A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | ゴミ類の圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001080703A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007504071A (ja) * | 2003-05-28 | 2007-03-01 | シタ フランス | 家庭ごみ入れのような容器内廃物の圧縮装置 |
CN104261025A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-01-07 | 中山火炬开发区伟棋五金厂 | 可踩压垃圾的垃圾桶结构 |
CN108341198A (zh) * | 2018-04-01 | 2018-07-31 | 新乡市振英机械设备有限公司 | 一种利于环保的建筑垃圾输送中转装置 |
CN112849831A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-28 | 湖南清蓝科技有限责任公司 | 一种自带消毒除臭的装配式物联网智能垃圾站 |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25868699A patent/JP2001080703A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007504071A (ja) * | 2003-05-28 | 2007-03-01 | シタ フランス | 家庭ごみ入れのような容器内廃物の圧縮装置 |
CN104261025A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-01-07 | 中山火炬开发区伟棋五金厂 | 可踩压垃圾的垃圾桶结构 |
CN108341198A (zh) * | 2018-04-01 | 2018-07-31 | 新乡市振英机械设备有限公司 | 一种利于环保的建筑垃圾输送中转装置 |
CN108341198B (zh) * | 2018-04-01 | 2023-12-08 | 新乡市振英机械设备有限公司 | 一种利于环保的建筑垃圾输送中转装置 |
CN112849831A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-05-28 | 湖南清蓝科技有限责任公司 | 一种自带消毒除臭的装配式物联网智能垃圾站 |
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