JP2001080503A - 車輪昇降機能をもつ脚装置 - Google Patents

車輪昇降機能をもつ脚装置

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尊 岡田
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪40を通して加わる荷重に伴って、ねじり
応力を受けるトレーリングアーム20を有効に支持し、
車輪による走行安定性を向上させる。 【解決手段】トレーリングアーム20の一端の側に、そ
のトレーリングアーム20と一体であり、トレーリング
アーム20を延長させる方向に延びる補助アーム60を
設ける。その補助アーム60上、車軸22から離れた側
に一対のローラ91u,91dを対称的に設け、また、
それらローラに臨む台車の部分に、ローラ91u,91
dと相俟ってカム機構90を構成するガイドレール93
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車輪昇降機能を
もつ脚装置に関し、特に、スペース的にシビアな磁気浮
上車両などの脚装置として好適であり、車輪の一方の側
面部分に位置するトレーリングアームを支持する技術に
関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、磁気浮上車両や航空機は、高速
で浮上走行を行うのに対し、低速で車輪走行を行う点で
共通している。車輪昇降機能をもつ脚装置は、そのよう
な乗り物に必要な装置であり、浮上走行と車輪走行との
2つの走行形態を実現するものである。この脚装置は、
車輪の上げ下げをする昇降機能のための昇降シリンダの
ほか、車輪の荷重を支えるためのトレーリングアーム、
さらに、乗り心地を向上する緩衝機能のためのダンパお
よびバネ機構を備える。
【0003】したがって、脚装置は、基本的に、昇降お
よび緩衝の両機能がすぐれていることが必要である。し
かし、実際上、すぐれた脚装置には、台車などへの取り
付けが容易であること(取り付け容易性)もまた大事で
ある。取り付け容易性という観点からすれば、台車など
への取り付け部の数が少ない方が望ましい。そして、取
り付け部の数を少なくする点からすれば、昇降シリンダ
とダンパとを別に取り付け、それらのいずれか一方の外
周にバネ機構を配置するもの(たとえば、特開平5−1
31921号、あるいは特開平6−219270号の各
公報)よりも、昇降シリンダ、ダンパおよびバネ機構の
すべてを一体的に結合するようにしたもの(たとえば、
特開平6−21130号、あるいは特開平9−2547
85号の各公報)の方が好ましい。
【0004】
【発明の解決すべき課題】こうした取り付け部の数を少
なくするという配慮もあるだろうが、本来的なスペース
面からの制約によって、今まで、車輪の荷重を支えるト
レーリングアームについては、車輪の一方の側面部分に
のみ配置されている。車輪の片側に位置するトレーリン
グアームは、一端が車軸に連結され、他端が台車側に回
転可能に取り付けられるようになっている。こうした脚
装置の耐久性についていろいろ実験し検討したところ、
トレーリングアームの耐久性、特に、トレーリングアー
ムの台車側への取り付け部の強度がネックになることが
判明した。車輪に加わる荷重には、垂直荷重のほか、ブ
レーキ力に伴う前後荷重、カーブ走行時のサイドフォー
スによる左右荷重がある。トレーリングアームは、車輪
の片側にあって、車輪から少し離れているため、車輪に
加わるそれらの荷重がトレーリングアームに対し曲げモ
ーメントやねじりモーメントとして作用する。しかも、
車輪は、通常の車輪走行だけの車両の場合とは異なり、
走行速度が速くきわめて高速に回転するため、車輪外周
のタイヤの変形量なども大きくなり、車輪に加わる荷重
の変動も大きい。
【0005】このトレーリングアームの耐久性の問題を
解決する方法として、トレーリングアームの台車側への
回転可能な取り付け部の取り付け強度自体を向上させる
手法と、片持ち支持形態のトレーリングアームを両持ち
支持形態にする手法とが考えられる。勿論、両手法を併
せて適用することもできる。トレーリングアームの台車
側への回転可能な取り付け部の部分のスペースが厳しく
制約されているのに対し、その反対側の部分、つまり、
車軸から前記回転可能な取り付け部とは反対側に延びる
部分のスペースには少し余裕がある。そのため、ここで
は後者の手法に着目した。しかし、後者の手法によっ
て、トレーリングアームを両持ち支持形態あるいはそれ
に似た支持形態を採るとき、車輪昇降時におけるトレー
リングアームの揺動を損なってはならないし、車輪走行
時には、ダンパおよびバネ機構による緩衝機能を損なっ
てはならない。
【0006】この発明は、以上の検討結果に基づいてな
されたものであり、スペース的な制約の下で、トレーリ
ングアームを両持ち支持形態に有効に支持することがで
きる技術を提供することを目的とする。また、この発明
は、ダンパおよびバネ機構による緩衝機能を損なうこと
なく、車輪走行時の乗り心地を快適にすることができる
脚装置を提供することを他の目的とする。
【0007】
【発明の手段】この発明の脚装置では、トレーリングア
ームの車軸側の端部に、トレーリングアームを延長させ
る方向に延びる補助アームをトレーリングアームと一体
的に設け、その補助アームの一端の部分に、外部からの
荷重に伴うトレーリングアームのねじりモーメントおよ
び曲げモーメントに対抗するための支持機構を配置す
る。支持機構は、一定の運動をする被支持部材と、その
被支持部材に接触しつつ被支持部材の運動を規制する支
持部材とを備える。トレーリングアームの車軸側の端部
には、緩衝機能のためのダンパおよびバネ機構の作用に
伴って、必然的に上下方向の運動が開放されていなけれ
ばならず、その点、互いに接触しつつ互いの動きを規制
する支持機構は、その要求に応える機構である。
【0008】理論からすれば、被支持部材および支持部
材のいずれか一方をトレーリングアームと一体の補助ア
ーム側に設け、他方のものを台車側に設けるようにすれ
ば良い。しかし、乗り心地の面から台車側には不要な動
きがないことが好ましいので、そうした台車側にカムに
似た支持部材を設け、補助アーム側にカムフォロアに似
た被支持部材を設けるべきであろう。そこで、この発明
で用いる支持機構は、その補助アーム上、車軸から離れ
た側に支持される被支持部材と、その被支持部材に臨む
台車の部分に位置する支持部材とを備える。被支持部材
としては、運動に伴う抵抗が小さい点から、回転可能に
支持したローラが好ましい。そのローラの回転軸の延長
線をトレーリングアームの揺動中心に交わるように配置
することによって、車輪昇降のためのトレーリングアー
ムの揺動を損なわないようにすべきである。
【0009】好ましい形態では、トレーリングアームの
軸線と同一方向に延びる補助アームの軸線に対し、ロー
ラを上下に一対設ける。それによって、トレーリングア
ームの軸線周りのねじりモーメントあるいは曲げモーメ
ントに対抗する。それに対し、支持部材としては、被支
持部材の左右方向運動をより確実に規制することができ
るものが望ましい。それに応える支持部材は、ローラの
両側面を挟み込む平行な支持面を含むものである。しか
し、上下の一対のローラを被支持部材とするとき、ねじ
りモーメントが方向性をもつために、上部のローラに対
する上部支持面と下部のローラに対する下部支持面と
を、平行する一方の支持面(力の作用しない側の面)を
省略して段違い状に配置することができる。段違い状の
配置は、支持部材の軽量化の上でも好ましい形態であ
る。
【0010】
【好適な実施例】脚装置としては、台車に対する取り付
けの観点から、特開平9−254785号の公報が示す
ようなL型のものが好ましい。図1および図2は、この
発明を適用したL型の脚装置10の全体構成を示し、特
に、図2には、同様の脚装置10を台車の左右に取り付
けた配置を示している。L型とは、ほぼ水平に延びるト
レーリングアーム20と、トレーリングアーム20の端
から縦方向に延びる昇降シリンダ組立て体30とが形作
る支持形態をいう。トレーリングアーム20は、車軸2
2側と台車24側とを連結するアームであり、一端20
aが車軸22の端部を固定し、また、その他端20b
は、ピン結合によって台車24の側部に回転可能に支持
される。この発明では、トレーリングアーム20の車軸
22側の端部に、トレーリングアーム20を延長させる
方向に延びる補助アーム60をトレーリングアーム20
と一体的に設け、その補助アーム60の一端の部分に、
外部からの荷重に伴うトレーリングアーム20のねじり
モーメントおよび曲げモーメントに対抗するための支持
機構90を配置する。L型の脚装置10は、そうした補
助アーム60および支持機構90の部分を除いて、前記
特開平9−254785号の公報が示すものとほぼ同様
である。そこで、最初にL型の脚装置10の全体的な構
成を明らかにし、その後にポイントとなる補助アーム6
0および支持機構90について説明する。
【0011】トレーリングアーム20の一端20aに車
軸22がある。車軸22は、トレーリングアーム20の
軸線に対して直交する方向に延びており、その車軸22
の回りに車輪走行のための車輪40を支持している。こ
の車輪40は、図示はしないが、外周のタイヤ(たとえ
ば、チッソガスを封入)と、そのタイヤを支持する内周
の金属ホイールとからなる。車輪40の側部に、縦に延
びる縦アーム46があるが、このアーム46は、ガイド
輪47を支持するためのアームである。ガイド輪47
は、走行路面Gに設けたガイド壁(図示しない)と相俟
って、横方向のガイドをするためのものである。なお、
車輪40には、車輪40にブレーキ作用を与える車輪デ
ィスクブレーキ装置やタイヤのパンク時に応じるための
外接補助輪など(いずれも図示しない)が付属されてい
る。
【0012】昇降シリンダ組立て体30は、油圧アクチ
ュエータである昇降シリンダ50を主体とし、その昇降
シリンダ50に対し、皿バネを利用したバネ機構70お
よび小孔を通るオイルの流れ抵抗に基づいて抗力を得る
オイルダンパ80を一体的に備えている。バネ機構70
と同様、オイルダンパ80も昇降シリンダ50のシリン
ダ本体の外周に配置されているため、ダンパ付きである
にもかかわらず、昇降シリンダ組立て体30の軸線方向
の長さは比較的に短い。この昇降シリンダ組立て体30
は、下端30dがトレーリングアーム20を通して車軸
22側に連結され、上端30uは上部ブラケット33を
通して台車24側にピン結合によって連結されている。
そこで、昇降シリンダ組立て体30の昇降シリンダ50
の伸縮に応じて、トレーリングアーム20が他端20b
側の支持点を中心に揺動し、車軸22の回りの車輪40
を上下に昇降することができる。
【0013】脚装置10の取り付けスペースは、磁気浮
上車両の推進機構(推進および浮上力を発生する超電導
磁石や、その超電導磁石用の冷凍関係機器など)が大き
なスペースを占有するため、かなり制約される。図1お
よび図2の中に、鎖線で示す外側の枠が脚装置10に許
される取り付けスペースであり、その取り付けスペース
は、特に、走行路面Gから台車24の底部までの高さ、
ならびに台車24の横巾および前後方向の距離の点で大
きく制限される。この取り付けスペースの観点からも、
軸線長の短い昇降シリンダ組立て体30は好適である。
【0014】さて、脚装置10は、各台車24の前部お
よび後部に対し、図2に示すように、左右に一対配置さ
れる。そうした脚装置10を走行方向に沿う前後方向か
ら見るとき、脚装置10のトレーリングアーム20は、
左右ともに車輪40の外側に位置する。車輪40を通し
て外部から垂直荷重Vと左右荷重Hとが加えられたと
き、トレーリングアーム20は垂直荷重Vに伴うねじれ
vと左右荷重Hに伴うねじれhとを受ける。前者のねじ
れvは後者のねじれhに比べてきわめて大きい。そこ
で、外部からの荷重の影響は、左右の脚装置10に対し
て左右対称的に現れる、ということができる。この発明
では、補助アーム60および支持機構90によって、そ
うした外部からの荷重に伴うねじれに対抗する。
【0015】補助アーム60は、トレーリングアーム2
0と同軸にしつつ、トレーリングアーム20の一端から
延びている。補助アーム60については、トレーリング
アーム20と一体的に構成することができる。補助アー
ム60自体は、車軸22から離れた端部が上下に延びた
T字形状である。その端部の部分は、被支持部材として
の上部ローラ91uおよび下部ローラ91dを支持する
ところである。上部および下部の両ローラ91u,91
dは、補助アーム60の軸線を中心に上下に対称に位置
し、それらの回転軸心がトレーリングアーム20の揺動
中心Oを通るような配置になっている。また、両ローラ
91u,91dは、補助アーム60と一体のトレーリン
グアーム20のスムーズな揺動を考慮し、揺動中心Oを
中心にした円弧上に位置する。
【0016】被支持部材としてのそれら両ローラ91
u,91dは、台車側に設ける支持部材としてのレール
部材93と相俟って支持機構90を構成する。レール部
材93は、図3に示すように、円弧面930cをもつ本
体930と、本体930の両側に位置し、台車に取り付
けるための複数の取り付け孔95hをあけたベース部分
95と、本体930上、円弧面930cの両側に段違い
状に配置した支持部分97とを備える。支持部分97
は、前記した上部および下部の各ローラ91u,91d
に応じて、上部支持部分97uと下部支持部分97dと
を含む。それらの上部および下部の各支持部分97u,
97dは、円弧面930cに直立した壁972と、壁9
72の内面に重なる支持プレート974とからなる。支
持プレート974は、たとえばステンレス鋼製であり、
内側の一面が支持面974cとなる。図4が明らかにし
ているように、支持面974cを含む支持プレート97
4は、取り付けねじ975等によって本体930側の壁
972に支持する。ここで、支持面974cと各ローラ
91u,91dとの間の無負荷状態におけるクリアラン
スは、たとえば5/100mm程度の小さな値である。
【0017】図5はレール部材93を補助アーム60の
方から見た図であり、レール部材93のほか、車輪40
を降下した状態(車輪走行時)における両ローラ91
u,91dを実線で、また、車輪40を上昇した状態
(浮上走行時)における両ローラ91u,91dを鎖線
でそれぞれ示している。浮上走行時には、上部および下
部の両ローラ91u,91dはレール部材93の支持面
974cの部分から外れている。それに対し、車輪走行
時には、上部のローラ91uは上部の支持面974c
に、また、下部のローラ91dは下部の支持面974c
にそれぞれ接触可能な位置にある。この場合、トレーリ
ングアーム20のねじれ(特に、大きなねじれv)によ
って、上部および下部の両ローラ91u,91dが、破
線uおよびdで示すようにそれぞれ反対方向の力を受け
る。そのために、各ローラ91u,91dに対する支持
面974cは、ローラを両側から挟み込むように設ける
ことをせずに、一方の側だけを支えるように段違い状に
設けることができる。この段違い状の形態は、部品を軽
量化するという利点を生む。
【0018】なお、支持面974cの長さあるいは配置
をするに際し、図示した実施例では、上端位置について
は、緊急着地時に脚装置10の車輪40が降下されて接
地するとき、上部および下部のローラ91u,91dが
各支持面974cに接するようにし、また、下端位置に
ついては、客室内が空のときなど、車両が最も軽い時、
脚装置10の車輪40が降下されて接地するとき、オイ
ルダンパ80およびバネ機構70の振幅をも考慮して、
上部および下部のローラ91u,91dが各支持面97
4cに接するようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による脚装置の一実施例の側面図で
ある。
【図2】 図1の脚装置を台車の左右に取り付けた配置
を示す正面からの図である。
【図3】 レール部材の拡大した斜視図である。
【図4】 レール部材とローラとの関係を示す部分的な
断面図である。
【図5】 レール部材を補助アームの方から見た図であ
る。
【符号の説明】
10 L型の脚装置 20 トレーリングアーム 22 車軸 24 台車 40 車輪 50 昇降シリンダ 60 補助アーム 70 バネ機構 80 オイルダンパ(ダンパ) 90 支持機構 91u 上部ローラ 91d 下部ローラ 93 レール部材 974 支持プレート 974c 支持面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 秀行 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 清野 寛 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 高見 創 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 岡田 尊 兵庫県神戸市西区高塚台7丁目3番3号 株式会社ナブコ総合技術センター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を支持する車軸と、前記車輪の一方
    の側面部分に位置し、一端が前記車軸に連結され、他端
    が台車側に回転可能に取り付けられるトレーリングアー
    ムと、そのトレーリングアームに連結され、トレーリン
    グアームの台車側の回転可能な取り付け部を中心にトレ
    ーリングアームを揺動させることによって、前記車輪の
    昇降を行う昇降シリンダと、前記車輪−台車の間の荷重
    変化を緩衝するためのダンパおよびバネ機構とを備える
    車輪昇降機能をもつ脚装置において、前記トレーリング
    アームの一端の側に、そのトレーリングアームと一体で
    あり、トレーリングアームを延長させる方向に延びる補
    助アームと、その補助アーム上、前記車軸から離れた側
    に支持される被支持部材と、その被支持部材に臨む前記
    台車の部分に位置し、被支持部材に接触しつつ被支持部
    材と相俟って支持機構を構成する支持部材とをさらに備
    え、前記支持機構によって、前記車輪を介して前記トレ
    ーリングアームに加わる荷重を支えるようにしたことを
    特徴とする脚装置。
  2. 【請求項2】 前記被支持部材は、前記補助アームに回
    転可能に支持されたローラであり、そのローラの回転軸
    の延長線が前記トレーリングアームの揺動中心に交わ
    る、請求項1の脚装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラは、前記トレーリングアーム
    の軸線と同一方向に延びる補助アームの軸線に対し、上
    下に一対あり、それに応じて、前記台車の部分の支持部
    材も上部のローラに対する上部支持面、および下部のロ
    ーラに対する下部支持面を備える、請求項2の脚装置。
  4. 【請求項4】 前記上部支持面および下部支持面は、前
    記トレーリングアームが揺動する際の前記上部および下
    部の各ローラの回転軸の軌跡に平行している、請求項3
    の脚装置。
  5. 【請求項5】 前記上部支持面と下部支持面とは、上下
    方向に段違い状に位置する、請求項4の脚装置。
  6. 【請求項6】 前記ダンパおよびバネ機構が、前記昇降
    シリンダに一体化している、請求項1の脚装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102000640B1 (ko) * 2018-06-19 2019-10-21 정동호 레일 도유장치

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KR102000640B1 (ko) * 2018-06-19 2019-10-21 정동호 레일 도유장치

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