JP2001079906A - 射出成形機の射出装置 - Google Patents

射出成形機の射出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計量完了後にスクリューを逆転させることに
よって、チェックリングを強制後退させた後、サックバ
ック動作を行っても、チェックリングがチェックシート
から離間する虞がないようにすること。 【解決手段】 スクリューヘッドの後端に、チェックリ
ング側に突出したその端面が平坦面とされた係止爪部を
設けると共に、チェックリングにおけるスクリューヘッ
ド側の端部には、係止爪部が収納可能な凹部と、この凹
部と連なり、スクリューヘッド側に突出したその端面が
平坦面とされた係止部とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インラインスクリ
ュー式の射出成形機の射出装置に係り、特に、計量完了
後にサックバックを行っても、計量樹脂量のバラツキを
可及的に抑止することが可能な、スクリューのチェック
弁機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インラインスクリュー式の射出成形機に
おいては、スクリューの回転によって溶融樹脂をスクリ
ューの前方側に送り込み、スクリューの前方側に貯えら
れた溶融樹脂の圧力によってスクリューを後退させて、
スクリューの前方側に所定量の溶融樹脂が貯えられた時
点で、計量行程を終了させるようになっている。
【0003】そして、上記の計量動作によりスクリュー
の前方側に貯えた溶融樹脂が、スクリューの後方側に逆
流すると、せっかく貯えた溶融樹脂量が減じるので、こ
の溶融樹脂の逆流を防止するため、インラインスクリュ
ー式の射出成形機においては、スクリューチェック弁機
構が一般的に設けられている。
【0004】このようなスクリューチェック弁機構は、
公知のように、スクリューヘッドとスクリュー本体(ネ
ジを外周に形成したスクリュー軸部)との間に設けられ
た頸部(小径部)に、チェックリングを所定量前後進並
びに回転可能であるように遊嵌した構成をとっている。
そして、スクリューの正方向回転により、スクリュー本
体側から前方側に送り込まれる溶融樹脂の樹脂圧によっ
て、チェックリングが前方に位置している際には、チェ
ックリングがスクリュー本体側のチェックシートから離
間した開放状態をとって、チェックリングとチェックシ
ートとの間には樹脂通路が形成され、この樹脂通路を通
って、溶融樹脂がスクリューの前方側(スクリューヘッ
ドの前方側)に送り込まれるようになっている。また、
計量完了後の射出行程においては、スクリューを急速前
進させてスクリューの前方側に貯えた溶融樹脂を金型内
に射出・充填するが、この際には、スクリューの急速前
進によって高まるスクリュー前方側の樹脂圧と、スクリ
ューの急速前進によって下がるスクリュー本体側の樹脂
圧との差圧によって、チェックリングが直ちに後方に移
動して、チェックリングがスクリュー本体側のチェック
シートに密着した閉塞状態に移行し、これによって、ス
クリューの前方側からスクリュー本体側への溶融樹脂の
逆流が防止されるようになっている。
【0005】ところで、計量が完了した後、スクリュー
の前方側に貯えられた溶融樹脂の樹脂圧が高いと、加熱
シリンダ先端のノズルから溶融樹脂が垂れ出すドルーリ
ング(drooling)現象が生じるため、計量完了後にスク
リューを強制後退させるサックバック動作を行って、ス
クリュー前方側の樹脂圧を減圧させることがしばしば行
われる。
【0006】しかし、上記のサックバックを行うと、ス
クリューの強制後退によってスクリュー前方側の樹脂圧
が減じられるので、スクリュー本体側からスクリュー前
方側に溶融樹脂が流れ込み、せっかく計量した樹脂量が
変動して、その結果、成形品重量にバラツキを生じてし
まう。
【0007】上記のサックバックに伴って生じる、スク
リュー本体側からスクリュー前方側への溶融樹脂の流れ
込みを防止するには、計量完了後のサックバックの前
に、チェックリングを閉塞状態に移行させ、かつ、チェ
ックリングが軸方向に移動することを抑止するようにす
ればよい。
【0008】上記のサックバックに伴って生じる、スク
リュー本体側からスクリュー前方側への溶融樹脂の流れ
込みについては、考慮されていないが、計量完了後にス
クリューを逆転させることによって、チェックリングを
強制後退させて、チェックリングをチェックシートに密
着した状態に移行させるようにした技術は、特公昭47
−8380号公報や特開平4−86232号公報に開示
されている。
【0009】図5は、かかる従来技術によるスクリュー
チェック弁機構を示す図であり、同図において、51は
加熱シリンダ、52は加熱シリンダ51内に回転並びに
前後進可能であるように配設されたスクリュー、53は
スクリューヘッド、54はスクリュー本体、55はスク
リューヘッド53とスクリュー本体54との間の頸部
(小径部)、56はスクリュー本体54の先端面に固設
されたチェックシート、57は頸部55に所定量前後進
並びに回転可能であるように遊嵌されたチェックリング
である。また、53aはスクリューヘッド53の後端
(チェックリング側の端部)に設けた傾斜爪、57aは
チェックリング57のスクリューヘッド側の端部に設け
た傾斜凹部である。
【0010】図5に示す構成において、計量時にはスク
リュー52が正回転(計量時の樹脂前方送り込み方向の
回転)し、この正方向回転時には、図5の(a)に示す
ように、スクリューヘッド53の傾斜爪53aはチェッ
クリング57の傾斜凹部57aに最も深く係合する回転
位相関係となると共に、スクリュー52の正方向回転に
よってスクリュー本体54側から前方に送り出される溶
融樹脂の圧力で、チェックリング57は前方に移行し
て、傾斜凹部57aと傾斜爪53aは最も深く係合し
た、図5の(a)に示した係合状態になる。チェックリ
ング57が前方に押されてチェックシート56から離間
すると、チェックリング57とチェックシート56との
間に樹脂通路が形成されるので、スクリュー本体54側
から前方に送り出される溶融樹脂は、チェックリング5
7とチェックシート56との間の樹脂通路、チェックリ
ング57に穿設された図示せぬ軸方向の貫通孔を通っ
て、スクリューヘッド53の前方側に送り込まれる。
【0011】スクリューヘッド53の前方側に所定量の
溶融樹脂が貯えられると、計量は終了し、この後、スク
リュー52が所定量だけ逆回転させられる。このスクリ
ュー52の逆回転によって、スクリューヘッド53の傾
斜爪53aがチェックリング57の傾斜凹部7a上を滑
って、これによってチェックリング57が後方に押し下
げられ、図5の(b)に示すように、チェックリング5
7はチェックシート56に密着すると共に、チェックリ
ング57は、スクリューヘッド53とチェックシート5
6とで挾持されて、前後方向の動きを拘束された状態と
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成と動
作をとる従来技術においては、計量完了後にスクリュー
52を逆転させることによって、チェックリング57を
強制後退させて、チェックリング57を、チェックシー
ト56に密着させた状態に移行させることができる。
【0013】しかしながら、図5に示した従来技術にお
いては、計量完了後にチェックリング57を強制後退さ
せた後、サックバック動作を行うと、チェックリング5
7がチャックシート56から離間し易く、これによって
計量樹脂量にバラツキが生じるという問題があった。何
となれば、図5の(b)に示す状態からサックバックを
行うと、これによって、スクリューヘッド53の前方側
の樹脂圧が下がり、スクリューヘッド53をスクリュー
本体54側から前方に押圧する樹脂圧が、スクリューヘ
ッド53の前方側の樹脂圧よりも大きくなり、このと
き、スクリューヘッド53の傾斜爪53aとチェックリ
ング57の傾斜凹部57aとは、テーパー面で係合して
いるため、チェックリング57を図5で左方に押圧する
樹脂圧の分力で、チェックリング57が、傾斜凹部57
aと傾斜爪53aとの係合を深くする方向に回転し、こ
の結果、チェックリング57がチャックシート56から
離間するからである。
【0014】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、計量完了後にスクリューを逆
転させることによって、チェックリングを強制後退させ
た後、サックバック動作を行っても、チェックリングが
チェックシートから離間する虞がなく、以って、計量樹
脂量(成形品重量)のバラツキを可及的に抑止可能とす
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するため、スクリューヘッドの後端に、チェックリ
ング側に突出したその端面が平坦面とされた係止爪部を
設けると共に、チェックリングにおけるスクリューヘッ
ド側の端部には、係止爪部が収納可能な凹部と、この凹
部と連なり、スクリューヘッド側に突出したその端面が
平坦面とされた係止部とを設け、スクリューが正回転し
ている際には、スクリューヘッドの係止爪部がチェック
リングの凹部に嵌まり込み、スクリューが所定量逆回転
すると、スクリューヘッドの係止爪部の平坦面とチェッ
クリングの係止部の平坦面とが当接し、チェックリング
を、スクリューヘッドとチェックシートとで間に挾持し
て、前後方向に移動不能であるように拘束するように、
構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1および図2は、本発明の1実
施形態に係る射出成形機のスクリュー先端近傍の構成を
示す要部断面図であり、図1は計量を行っている状態を
示し、図2は計量完了後にスクリューを逆回転させた状
態を示している。
【0017】図1および図2において、1は図示せぬバ
ンドヒータが巻装された加熱シリンダ、2は加熱シリン
ダ1内に回転並びに前後進可能であるように配設された
スクリュー、3はスクリューヘッド、4はネジを外周に
形成したスクリュー本体、5はスクリューヘッド3とス
クリュー本体4との間の頸部(小径部)、6はスクリュ
ー本体4の先端面に固設されたチェックシート、7は頸
部5に所定量前後進並びに回転可能であるように遊嵌さ
れたチェックリングである。
【0018】また、3aは、スクリューヘッド3の後端
(チェックリング側の端部)に形成され、チェックリン
グ側に突出したその端面が平坦面とされた係止爪部、3
bはスクリューヘッド3の軸方向に平行な溝、7aは、
チェックリング7のスクリューヘッド側の端部に形成さ
れ、係止爪部3aが収納可能な凹部、7bは、凹部7a
と連なり、スクリューヘッド側に突出したその端面が平
坦面とされた係止部、7cは凹部7aと係止部7bとの
間のテーパー面、7dはチェックリング7のチェックシ
ート側の平坦なシール面、7eはチェックリング7の軸
方向に平行な貫通孔(樹脂通路)である。
【0019】上記した構成において、計量時にはスクリ
ュー2が正回転(計量時の樹脂前方送り込み方向の回
転)し、この正方向回転時には、図1に示すように、ス
クリューヘッド3の係止爪部3aはチェックリング7の
凹部7aに嵌まり込む回転位相関係となると共に、スク
リュー2の正方向回転によってスクリュー本体4側から
前方に送り出される溶融樹脂の圧力で、チェックリング
7は前方に移行して、スクリューヘッド3の係止爪部3
aはチェックリング7の凹部7aに嵌まり込んだ状態に
なる。チェックリング7が前方に押されてチェックシー
ト6から離間すると、チェックリング7のシール面7d
とチェックシート6との間に樹脂通路が形成されるの
で、スクリュー本体4側から前方に送り出される溶融樹
脂は、チェックリング7とチェックシート6との間の樹
脂通路、チェックリング57に穿設された貫通孔7e、
スクリューヘッド53の溝3bを通って、スクリューヘ
ッド53の前方側に送り込まれる。
【0020】スクリューヘッド3の前方側に所定量の溶
融樹脂が貯えられると、計量は終了し、この後、スクリ
ュー2が所定量だけ逆回転させられる。このスクリュー
2の逆回転によって、スクリューヘッド3の係止爪部3
aが、チェックリング7のテーパー面7cに案内され
て、チェックリング7の係止部7b上に乗り上げる。こ
れによって、チェックリング7が後方に押し下げられ、
図2に示すように、チェックリング7はチェックシート
6に密着すると共に、チェックリング7は、スクリュー
ヘッド3とチェックシート6とで挾持されて、前後方向
の動きを拘束された状態となる。
【0021】チェックリング7が、スクリューヘッド3
とチェックシート6とで挾持されて、前後方向の動きを
拘束された状態では、図2のA部拡大図に示すように、
スクリューヘッド3の係止爪部3aとチェックリング7
の係止部7bとは、互いに平坦面同士で当接し合った状
態となるので、チェックリング7に対して樹脂圧によっ
て軸方向推力が作用しても、チェックリング7に対して
回転方向の分力が作用する虞は一切ない。
【0022】したがって、図2に示した状態からサック
バックを行って、これにより、スクリューヘッド3の前
方側の樹脂圧が下がり、スクリューヘッド3をスクリュ
ー本体4側から前方に押圧する樹脂圧が、スクリューヘ
ッド3の前方側の樹脂圧よりも大きくなっても、チェッ
クリング7が回転してチェックリング7の係止部7bが
スクリューヘッド3の係止爪部3aから外れる虞はな
く、チェックリング7はチェックシート6に密着した状
態を確実に維持される。よって、計量樹脂量のバラツキ
を可及的に低減させることができる。
【0023】なおここで、本実施形態においては、計量
完了後、少なくともスクリュー2の前記した逆回転動作
が完了するまでは、スクリュー2の背圧制御を継続する
ようになっている。そして、スクリュー2の逆回転時に
は、スクリュー2に対して、計量行程完了直前の背圧値
を所定値だけ上回る前進圧力を付与して、望ましくは、
計量行程完了直前の背圧値の1.17〜2.1倍の前進
圧力を付与して、スクリュー2を逆回転させると同時に
前進させるようにしている。このように、計量完了後に
スクリュー2を逆転させると同時に前進させることによ
って、チェックリング7の前後の差圧が急速に高まり、
チェックリング7の閉鎖時間が短縮されると共に、スク
リューヘッド3の前方側に貯えられた樹脂が圧縮され、
密度が均一となり、より一層、計量樹脂量のバラツキを
可及的に低減させることができる。
【0024】図3は、本実施形態において、スクリュー
2の逆回転時にスクリュー2に付与する前進圧力を可変
させたときの、製品重量(成形品重量)のバラツキ度合
を示すグラフ図である。図3において、横軸は、スクリ
ュー2に付与する前進圧力から計量行程完了直前の背圧
(ここでは、80RKgf/cm2 )を減じた圧力値
(差圧値)を示し、縦軸は、(3σ/X)×100
(%)を示している。なお、σは製品重量の標準偏差、
Xは製品重量の平均値である。図3に示すように、計量
行程完了直前の背圧値の1.17〜2.1倍の前進圧力
を付与するようになすと、(3σ/X)×100(%)
は、概ね0.7(%)以下の値に収まり、計量樹脂量の
バラツキは極めて良好な範囲に収まることが判る。
【0025】図4は、本実施形態との対比のために、チ
ェックリング7の係止部7の先端面と、スクリューヘッ
ド3の係止爪部3aの先端面を、それぞれ3°の傾斜面
としたマシン(射出成形機)と、本実施形態の構成のマ
シン(射出成形機)とによって、それぞれ連続100シ
ョットを行ったときの、成形品重量のバラツキの度合い
を、対比して示す表図である。この場合、比較用のマシ
ンおよび本実施形態の構成のマシンは、スクリューの逆
転時には、ともに計量行程完了直前の背圧値(ここで
は、80RKgf/cm2 )の1.5倍の前進圧力(1
20RKgf/cm2 )を付与するようにした。図4に
示すように、バラツキの度合いの大きな尺度となるバラ
ツキ範囲Rなどは、比較用のマシンに較べて、本実施形
態の構成のマシンは良好な値を示していることが判る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、計量完了
後にスクリューを逆転させることによって、チェックリ
ングを強制後退させた後、サックバック動作を行って
も、チェックリングがチェックシートから離間する虞が
なく、以って、計量樹脂量(成形品重量)のバラツキを
可及的に抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る射出成形機におけ
る、スクリュー先端近傍の構成を示す要部断面図であ
る。
【図2】本発明の1実施形態に係る射出成形機におけ
る、スクリュー先端近傍の構成を示す要部断面図であ
る。
【図3】本発明の1実施形態に係る射出成形機におい
て、スクリューの逆回転時にスクリューに付与する前進
圧力を可変させたときの、製品重量(成形品重量)のバ
ラツキ度合をグラフで示す説明図である。
【図4】本発明の1実施形態に係る射出成形機と、本発
明との対比のための比較マシンとにおける、成形品重量
のバラツキ度合いを対比表で示す説明図である。
【図5】従来技術に係る射出成形機における、スクリュ
ー先端近傍の構成を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 加熱シリンダ 2 スクリュー 3 スクリューヘッド 3a 係止爪部 3b 溝 4 スクリュー本体 5 頸部(小径部) 6 チェックシート 7 チェックリング 7a 凹部 7b 係止部 7c テーパー面 7d シール面 7e 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱シリンダ内に回転並びに前後進可能
    に配設されたスクリューを有し、このスクリューにおけ
    るスクリューヘッドとスクリュー本体との間に設けられ
    た頸部に、チェックリングを所定量前後進並びに回転可
    能であるように遊嵌して、前記チェックリングが前記ス
    クリュー本体側のチェックシートに密着した閉塞状態で
    は、前記スクリュー本体側の溶融樹脂と前記スクリュー
    ヘッドの前方側の溶融樹脂とが流通不能であるように
    し、前記チェックリングが前記スクリュー本体側のチェ
    ックシートから離間した開放状態では、前記スクリュー
    本体側の溶融樹脂と前記スクリューヘッドの前方側の溶
    融樹脂とが流通可能であるようにされた射出成形機の射
    出装置において、 前記スクリューヘッドの後端に、前記チェックリング側
    に突出したその端面が平坦面とされた係止爪部を設ける
    と共に、前記チェックリングにおける前記スクリューヘ
    ッド側の端部には、前記係止爪部が収納可能な凹部と、
    この凹部と連なり、前記スクリューヘッド側に突出した
    その端面が平坦面とされた係止部とを設け、 前記スクリューが正回転(計量時の樹脂前方送り込み方
    向の回転)している際には、前記スクリューヘッドの前
    記係止爪部が前記チェックリングの前記凹部に嵌まり込
    み、前記スクリューが所定量逆回転すると、前記スクリ
    ューヘッドの前記係止爪部の平坦面と前記チェックリン
    グの前記係止部の平坦面とが当接し、前記チェックリン
    グを、前記スクリューヘッドと前記チェックシートとで
    間に挾持して、前後方向に移動不能であるように拘束す
    るようにしたことを特徴とする射出成形機の射出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載において、 前記スクリューの前記した逆回転時に、前記スクリュー
    に対して計量行程完了直前の背圧値を所定値だけ上回る
    前進圧力を付与して、前記スクリューを逆回転させると
    同時に前進させるようにしたことを特徴とする射出成形
    機の射出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載において、 前記スクリューの前記した逆回転時に前記スクリューに
    対して付与する前進圧力は、計量行程完了直前の背圧値
    の1.17〜2.1倍の圧力であることを特徴とする射
    出成形機の射出装置。
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