JP2001079446A - 放電ユニット - Google Patents
放電ユニットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内の脱臭、殺菌、集塵を同一ユニットで行
い、集塵装置からの悪臭や微生物の再放散がなく、構造
がきわめて簡素で安価な放電ユニットを提供する。 【解決手段】 両端を封じガスを封入した棒状ガラス管
の一端部に電極を設けた放電管と、この放電管に対向配
置された平板状電極と、これら各電極に高周波高電圧を
印加する電源とから構成するようにする。
い、集塵装置からの悪臭や微生物の再放散がなく、構造
がきわめて簡素で安価な放電ユニットを提供する。 【解決手段】 両端を封じガスを封入した棒状ガラス管
の一端部に電極を設けた放電管と、この放電管に対向配
置された平板状電極と、これら各電極に高周波高電圧を
印加する電源とから構成するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は気相中に設置した電
極対に高電圧を印加し、コロナ放電を発生させる放電ユ
ニットに関するものである。
極対に高電圧を印加し、コロナ放電を発生させる放電ユ
ニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】空気中に含まれる悪臭成分の除去や浮遊
微生物の不活性化といった室内空気の浄化を目的に、放
電ユニットを用いたオゾン発生装置が広く用いられてい
る。よく知られているオゾン発生装置用放電ユニットの
構成を図６に示す。図において１４、１５は金属からな
る一対の電極板、１６は誘電体層、５は電極板１４、１
５に高周波の高電圧を印加する高周波高圧電源である。
電極板１４、１５間に高電圧が印加されると、誘電体層
１６から板面全体に分布した無声放電が生じ、電極間に
酸素が送られるとその一部がオゾン化される。上記のよ
うな放電ユニットでは、金属の電極板に高電圧が印加さ
れるため、充分な感電防止対策が必要であり、また誘電
体層１６の厚みの分だけ電極間距離が増加するため、電
界強度が低下し、オゾン発生効率も低下する。
微生物の不活性化といった室内空気の浄化を目的に、放
電ユニットを用いたオゾン発生装置が広く用いられてい
る。よく知られているオゾン発生装置用放電ユニットの
構成を図６に示す。図において１４、１５は金属からな
る一対の電極板、１６は誘電体層、５は電極板１４、１
５に高周波の高電圧を印加する高周波高圧電源である。
電極板１４、１５間に高電圧が印加されると、誘電体層
１６から板面全体に分布した無声放電が生じ、電極間に
酸素が送られるとその一部がオゾン化される。上記のよ
うな放電ユニットでは、金属の電極板に高電圧が印加さ
れるため、充分な感電防止対策が必要であり、また誘電
体層１６の厚みの分だけ電極間距離が増加するため、電
界強度が低下し、オゾン発生効率も低下する。
【０００３】このため特許第２６４４９７３号に示すよ
うな両端を封じ、ガスを封入した棒状ガラス管の一端部
に電極が設けられた２本の放電管を、電極位置が互いに
逆向きになるようにして略平行に並設し、この２本の放
電管の各電極に高周波の高電圧を印加するオゾン発生用
の放電ユニットが提案されている。この構成を図７に示
す。図において１は高周波印加電極、３はガラス管、４
はガラス管３内に封入された一種もしくは複数種の希ガ
スによる混合ガスを主成分にした希ガス混合体、５は高
周波高圧電源である。このような構成の放電ユニットで
は、高周波高電圧が印加されると、ガラス管３内の希ガ
ス混合体４がプラズマ状態となり、対ガラス管の間に無
声放電が生じる。この時、同時にガラス管周辺の電場も
励起され、放電が維持される。
うな両端を封じ、ガスを封入した棒状ガラス管の一端部
に電極が設けられた２本の放電管を、電極位置が互いに
逆向きになるようにして略平行に並設し、この２本の放
電管の各電極に高周波の高電圧を印加するオゾン発生用
の放電ユニットが提案されている。この構成を図７に示
す。図において１は高周波印加電極、３はガラス管、４
はガラス管３内に封入された一種もしくは複数種の希ガ
スによる混合ガスを主成分にした希ガス混合体、５は高
周波高圧電源である。このような構成の放電ユニットで
は、高周波高電圧が印加されると、ガラス管３内の希ガ
ス混合体４がプラズマ状態となり、対ガラス管の間に無
声放電が生じる。この時、同時にガラス管周辺の電場も
励起され、放電が維持される。
【０００４】この方式は電極間距離を小さくできるた
め、電界強度が大きく、したがってオゾン発生効率が高
い。また印加電圧が高くても電極間の火花放電の恐れが
ないため安全性が高く、構造がきわめて簡素で小型・軽
量に製作できるという特徴を持っている。
め、電界強度が大きく、したがってオゾン発生効率が高
い。また印加電圧が高くても電極間の火花放電の恐れが
ないため安全性が高く、構造がきわめて簡素で小型・軽
量に製作できるという特徴を持っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
構成の放電ユニットでは、単にオゾンを発生させる機能
しか持たないため、この放電ユニットを用いて室内空気
を浄化（脱臭、殺菌、集塵）しようとすると、別に集塵
装置を設ける必要がある。一般的に微粒子を集塵するた
めには電気集塵装置を用いる場合が多いが、前記放電ユ
ニットと電気集塵装置を同一箇所に設置する場合、装置
の構造が複雑になり、大きな設備になるという問題があ
った。また、２つの装置を設置すると高価になるという
問題があった。
構成の放電ユニットでは、単にオゾンを発生させる機能
しか持たないため、この放電ユニットを用いて室内空気
を浄化（脱臭、殺菌、集塵）しようとすると、別に集塵
装置を設ける必要がある。一般的に微粒子を集塵するた
めには電気集塵装置を用いる場合が多いが、前記放電ユ
ニットと電気集塵装置を同一箇所に設置する場合、装置
の構造が複雑になり、大きな設備になるという問題があ
った。また、２つの装置を設置すると高価になるという
問題があった。
【０００６】さらに通常、集塵装置は臭気物質を含有す
る微粒子（例えばタバコ煙に含まれるタールやニコチン
などのミスト粒子）や浮遊微生物（菌、ウィルス、カビ
の胞子など）に対し、これらを単に捕捉して保持するだ
けで、無臭化したり不活性化したりする機能を持ってい
ない。このため長時間使い続けると、集塵装置に保持さ
れていた汚染質から悪臭や微生物が、大気中に再放散さ
れ、居住者の健康を損なうといった問題があった。
る微粒子（例えばタバコ煙に含まれるタールやニコチン
などのミスト粒子）や浮遊微生物（菌、ウィルス、カビ
の胞子など）に対し、これらを単に捕捉して保持するだ
けで、無臭化したり不活性化したりする機能を持ってい
ない。このため長時間使い続けると、集塵装置に保持さ
れていた汚染質から悪臭や微生物が、大気中に再放散さ
れ、居住者の健康を損なうといった問題があった。
【０００７】本発明はかかる問題を解消し、室内の脱
臭、殺菌、集塵を同一ユニットで行うことにより、保持
されていた汚染質から悪臭や微生物の再放散が起こらな
い、構造がきわめて簡素で安価な放電ユニットを提供す
ることを目的とする。
臭、殺菌、集塵を同一ユニットで行うことにより、保持
されていた汚染質から悪臭や微生物の再放散が起こらな
い、構造がきわめて簡素で安価な放電ユニットを提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放電ユニッ
トは、両端を封じガスを封入した棒状ガラス管の一端部
に電極を設けた放電管と、この放電管に対向配置された
平板状電極と、これら各電極に高周波高電圧を印加する
電源とから構成したものである。
トは、両端を封じガスを封入した棒状ガラス管の一端部
に電極を設けた放電管と、この放電管に対向配置された
平板状電極と、これら各電極に高周波高電圧を印加する
電源とから構成したものである。
【０００９】また、前記放電ユニットからなる風路の下
流側に平板状の高圧電極と平板状の接地電極の対を並設
し、これらに直流高電圧を印加する電源を設けたもので
ある。
流側に平板状の高圧電極と平板状の接地電極の対を並設
し、これらに直流高電圧を印加する電源を設けたもので
ある。
【００１０】さらにまた、前記平板状電極と平行に第二
の平板状電極を設け、これら電極に平行な方向を風路と
し、風路の上流に対応する第二の平板状電極の端部に一
つもしくは複数の前記放電管を電気的・機械的に結合さ
せるとともに、前記平板状電極を接地電極とし、これと
第二の平板状電極の間に高周波高電圧を印加する電源を
設けたものである。
の平板状電極を設け、これら電極に平行な方向を風路と
し、風路の上流に対応する第二の平板状電極の端部に一
つもしくは複数の前記放電管を電気的・機械的に結合さ
せるとともに、前記平板状電極を接地電極とし、これと
第二の平板状電極の間に高周波高電圧を印加する電源を
設けたものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 実施の形態１ 図１は本発明の実施の形態１による放電ユニットの断面
図であり、図２はその効果を模式的に表した図である。
図において、従来例と同一の符号は同一または相当部分
を示す。図１において、２は平板状の導電体で構成され
る複数の対向電極で、所定間隔をおいて対向配置され
る。６は内部に希ガス混合体４を封入した棒状のガラス
管３の一端部に電極を設けた放電管であって、各対向電
極２の間に該対向電極と平行に、かつ空気の流れる方向
と直交するように配置されている。放電管の長さは風路
の幅、即ち対向電極の幅とほぼ同じ長さでこれを横断す
るように設置されている。また図２において７は空気中
の塵埃、８はプラスまたはマイナスに荷電した帯電粒子
を示している。
て図面を参照して説明する。 実施の形態１ 図１は本発明の実施の形態１による放電ユニットの断面
図であり、図２はその効果を模式的に表した図である。
図において、従来例と同一の符号は同一または相当部分
を示す。図１において、２は平板状の導電体で構成され
る複数の対向電極で、所定間隔をおいて対向配置され
る。６は内部に希ガス混合体４を封入した棒状のガラス
管３の一端部に電極を設けた放電管であって、各対向電
極２の間に該対向電極と平行に、かつ空気の流れる方向
と直交するように配置されている。放電管の長さは風路
の幅、即ち対向電極の幅とほぼ同じ長さでこれを横断す
るように設置されている。また図２において７は空気中
の塵埃、８はプラスまたはマイナスに荷電した帯電粒子
を示している。
【００１２】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。高周波高圧電源５により放電管６の放電極１に高周
波の高電圧が印加されると、内部に封入された希ガス混
合体４がプラズマ状態となる。この時、この希ガス混合
体４自体が電極と化し、放電管６の周辺の電場を励起さ
せ、対向電極２との間に放電を発生させる。このような
高周波電場においては、陰極からの電子放出による補給
を受けることなく、電子の励起作用だけで放電を維持で
きる。また、希ガス混合体４がプラズマ状態となる時、
１３０〜２５４ｎｍの波長の紫外線を発生する。希ガス
混合体４には、アルゴン、クリプトン、キセノン、ネオ
ン、ヘリウムなどの希ガス（不活性ガス）が充填されて
おり、これら希ガスの発光により紫外線が発生する。ガ
ラス管３は上記波長域の紫外線を透過する石英ガラス、
コーニング９−５４などのガラス材質で出来ており、発
生した紫外線はガラス管３外に放射される。またこれら
ガラス材質の代わりに紫外用光学材料としてよく知られ
ているサファイヤ、螢石、フッ化リチウムなどの結晶を
用いてもよい。
る。高周波高圧電源５により放電管６の放電極１に高周
波の高電圧が印加されると、内部に封入された希ガス混
合体４がプラズマ状態となる。この時、この希ガス混合
体４自体が電極と化し、放電管６の周辺の電場を励起さ
せ、対向電極２との間に放電を発生させる。このような
高周波電場においては、陰極からの電子放出による補給
を受けることなく、電子の励起作用だけで放電を維持で
きる。また、希ガス混合体４がプラズマ状態となる時、
１３０〜２５４ｎｍの波長の紫外線を発生する。希ガス
混合体４には、アルゴン、クリプトン、キセノン、ネオ
ン、ヘリウムなどの希ガス（不活性ガス）が充填されて
おり、これら希ガスの発光により紫外線が発生する。ガ
ラス管３は上記波長域の紫外線を透過する石英ガラス、
コーニング９−５４などのガラス材質で出来ており、発
生した紫外線はガラス管３外に放射される。またこれら
ガラス材質の代わりに紫外用光学材料としてよく知られ
ているサファイヤ、螢石、フッ化リチウムなどの結晶を
用いてもよい。
【００１３】本放電ユニットの後方には送風機が設置さ
れ、放電管６と対向電極２の間を室内の空気が通過す
る。このとき、放電管６と対向電極２の間を通る空気中
の酸素や水の分子の一部は、放電によって発生した電子
のエネルギーにより分子結合が切断され、化学的に活性
な酸素ラジカルや水酸基ラジカルなどに変わる。このよ
うなラジカル化反応は、放電管６からの紫外線エネルギ
ーによっても起こり、電極間の放電の作用と、光の作用
との相乗効果により空気中の分子は、効率よくラジカル
化される。さらに反応が進むと、酸素分子から同時にオ
ゾンも生成する。
れ、放電管６と対向電極２の間を室内の空気が通過す
る。このとき、放電管６と対向電極２の間を通る空気中
の酸素や水の分子の一部は、放電によって発生した電子
のエネルギーにより分子結合が切断され、化学的に活性
な酸素ラジカルや水酸基ラジカルなどに変わる。このよ
うなラジカル化反応は、放電管６からの紫外線エネルギ
ーによっても起こり、電極間の放電の作用と、光の作用
との相乗効果により空気中の分子は、効率よくラジカル
化される。さらに反応が進むと、酸素分子から同時にオ
ゾンも生成する。
【００１４】発生したラジカルやオゾンには、臭い分子
を水や二酸化炭素まで酸化分解する脱臭効果がある。例
えばタバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドの分子
（１個）は１０個の水酸基ラジカルにより１４個の水分
子と２個の二酸化炭素分子に酸化分解される。このよう
にラジカルやオゾンの酸化作用により室内の悪臭物質は
無臭の簡単な分子まで酸化分解される。また同時に発生
する紫外線の中で波長２５４ｎｍの紫外線は、ＤＮＡの
吸収波長に対応し、これを傷つけるため、微生物を不活
性化する効果を有す。したがって紫外線照射とラジカ
ル、オゾンによる酸化作用の相乗効果により室内の浮遊
微生物に対し、大きな不活性化効果が得られる。
を水や二酸化炭素まで酸化分解する脱臭効果がある。例
えばタバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドの分子
（１個）は１０個の水酸基ラジカルにより１４個の水分
子と２個の二酸化炭素分子に酸化分解される。このよう
にラジカルやオゾンの酸化作用により室内の悪臭物質は
無臭の簡単な分子まで酸化分解される。また同時に発生
する紫外線の中で波長２５４ｎｍの紫外線は、ＤＮＡの
吸収波長に対応し、これを傷つけるため、微生物を不活
性化する効果を有す。したがって紫外線照射とラジカ
ル、オゾンによる酸化作用の相乗効果により室内の浮遊
微生物に対し、大きな不活性化効果が得られる。
【００１５】ラジカルやオゾンによる脱臭効果、不活性
化効果をより向上させるために、本放電ユニットの後
段、風下側に活性炭を並設しても良い。この場合、発生
オゾンは活性炭で分解処理されるため、室内に有害なオ
ゾンが漏れ出る心配がなくなると同時に、ラジカル、オ
ゾンで分解されなかった悪臭物質の吸着分解が可能とな
る。
化効果をより向上させるために、本放電ユニットの後
段、風下側に活性炭を並設しても良い。この場合、発生
オゾンは活性炭で分解処理されるため、室内に有害なオ
ゾンが漏れ出る心配がなくなると同時に、ラジカル、オ
ゾンで分解されなかった悪臭物質の吸着分解が可能とな
る。
【００１６】室内に浮遊する塵埃やタバコ煙などは、本
放電ユニットを通過する時、放電管６と対向電極２の間
に発生する放電により、プラスもしくはマイナスに帯電
される。帯電された帯電粒子８は、帯電と逆極性の対向
電極２にクーロン力により付着し、集塵される。例えば
塵埃７をプラス電荷に帯電させる場合、プラス電位を保
つようにバイアスされた正弦波、あるいはプラス電圧の
高周波高電圧のパルスを放電管６と対向電極２の間に印
加する。これにより塵埃７はプラスに帯電され、低電位
側の対向電極２に付着する。このような高周波高電圧と
して波高値１ｋＶ〜１０ｋＶの急峻な立ち上がりを有す
ものが好適である。また上記説明では、プラス電位を保
った高周波高電圧としたが、マイナス電位を保ったもの
であっても良い。この場合、塵埃７はマイナスに帯電さ
れ、高電位側の対向電極２に付着する。このようにし
て、室内の塵埃やタバコの煙等は集塵され浄化される。
放電ユニットを通過する時、放電管６と対向電極２の間
に発生する放電により、プラスもしくはマイナスに帯電
される。帯電された帯電粒子８は、帯電と逆極性の対向
電極２にクーロン力により付着し、集塵される。例えば
塵埃７をプラス電荷に帯電させる場合、プラス電位を保
つようにバイアスされた正弦波、あるいはプラス電圧の
高周波高電圧のパルスを放電管６と対向電極２の間に印
加する。これにより塵埃７はプラスに帯電され、低電位
側の対向電極２に付着する。このような高周波高電圧と
して波高値１ｋＶ〜１０ｋＶの急峻な立ち上がりを有す
ものが好適である。また上記説明では、プラス電位を保
った高周波高電圧としたが、マイナス電位を保ったもの
であっても良い。この場合、塵埃７はマイナスに帯電さ
れ、高電位側の対向電極２に付着する。このようにし
て、室内の塵埃やタバコの煙等は集塵され浄化される。
【００１７】以上のように、両端を封じガスを封入した
棒状のガラス管の一端部に電極を設けた放電管と、この
放電管に対向は配置された平板状電極と、これら各電極
に高周波高圧を印加する電源とから構成するようにした
ため、この放電ユニットによればガラス管と平板の間を
通過する空気中の悪臭物質を分解し、浮遊微生物を不活
性化させ、塵埃やタバコ煙の粒子などを集塵し、室内の
空気を浄化することができる。
棒状のガラス管の一端部に電極を設けた放電管と、この
放電管に対向は配置された平板状電極と、これら各電極
に高周波高圧を印加する電源とから構成するようにした
ため、この放電ユニットによればガラス管と平板の間を
通過する空気中の悪臭物質を分解し、浮遊微生物を不活
性化させ、塵埃やタバコ煙の粒子などを集塵し、室内の
空気を浄化することができる。
【００１８】実施の形態２ 図３は本発明の実施の形態２による放電ユニットの構成
を示す斜視図であり、図４はその効果を模式的に表した
図である。図において、従来例および実施形態１と同一
の符号は同一又は相当部分を示す。図３において、９は
複数の対向電極２の風下に位置する導電体もしくは半導
電体で構成される平板状の高圧電極であって、各対向電
極２には予め放電管６が対向配置されている。１０は複
数の放電管６の風下に位置する導電体で構成される平板
状の接地電極で、各高圧電極９に対向配置されている。
図４において、１１は塵埃を帯電させる対向電極２と放
電管６とからなるイオン化部、１２は塵埃を集塵する高
圧電極９と接地電極１０とからなるコレクタ部、１３は
コレクタ部に直流の高電圧を供給する直流高圧電源であ
る。本実施の形態では、前記実施の形態１に記載した放
電ユニットの後段に、塵埃を集塵するため平板状の複数
の電極から成るコレクタ部を並設した形になっている。
対向電極２と接地電極１０は、電気的に同電位であり、
同一の平板で構成される。本実施の形態では、同一とし
たが、別の平板で構成しても良い。
を示す斜視図であり、図４はその効果を模式的に表した
図である。図において、従来例および実施形態１と同一
の符号は同一又は相当部分を示す。図３において、９は
複数の対向電極２の風下に位置する導電体もしくは半導
電体で構成される平板状の高圧電極であって、各対向電
極２には予め放電管６が対向配置されている。１０は複
数の放電管６の風下に位置する導電体で構成される平板
状の接地電極で、各高圧電極９に対向配置されている。
図４において、１１は塵埃を帯電させる対向電極２と放
電管６とからなるイオン化部、１２は塵埃を集塵する高
圧電極９と接地電極１０とからなるコレクタ部、１３は
コレクタ部に直流の高電圧を供給する直流高圧電源であ
る。本実施の形態では、前記実施の形態１に記載した放
電ユニットの後段に、塵埃を集塵するため平板状の複数
の電極から成るコレクタ部を並設した形になっている。
対向電極２と接地電極１０は、電気的に同電位であり、
同一の平板で構成される。本実施の形態では、同一とし
たが、別の平板で構成しても良い。
【００１９】イオン化部１１は前記実施の形態１と同様
の作用を持ち、通過する空気中の分子をラジカル、オゾ
ンにし、悪臭物質を分解する。また、空気中の浮遊微生
物を不活性化させ、塵埃を帯電して集塵する。コレクタ
部１２では、イオン化部１１を通り抜け、除去できなか
った帯電粒子８をクーロン力によって集塵する。放電管
６と対向電極２の間には、高周波高圧電源５から高周波
の高電圧が印加される。前記実施の形態１では、印加電
圧はプラス電位もしくはマイナス電位どちらか一方を保
った高周波高電圧を印加したが、本実施の形態では、プ
ラス電位、マイナス電位の両方に振れる高周波高電圧を
印加する。放電管６と対向電極２の間を通過する塵埃７
は、放電管６と対向電極２の間に発生する放電により、
プラスまたはマイナスに帯電され、帯電粒子８となる。
コレクタ部１２では、高圧電極９と接地電極１０の間
に、直流高圧電源１３から直流の高電圧が印加されてお
り、プラスに帯電した帯電粒子はマイナスの接地電極１
０に、マイナスに帯電した帯電粒子はプラスの高圧電極
にクーロン力により吸引され、集塵される。このように
して、イオン化部で除去出来ない粒子を集塵することが
でき、集塵効率が向上する。また、高圧電極、接地電極
の両電極に集塵できるため、集塵面積が拡大し、集塵効
率が格段に向上するとともに、メンテナンスの期間を長
くすることができる。
の作用を持ち、通過する空気中の分子をラジカル、オゾ
ンにし、悪臭物質を分解する。また、空気中の浮遊微生
物を不活性化させ、塵埃を帯電して集塵する。コレクタ
部１２では、イオン化部１１を通り抜け、除去できなか
った帯電粒子８をクーロン力によって集塵する。放電管
６と対向電極２の間には、高周波高圧電源５から高周波
の高電圧が印加される。前記実施の形態１では、印加電
圧はプラス電位もしくはマイナス電位どちらか一方を保
った高周波高電圧を印加したが、本実施の形態では、プ
ラス電位、マイナス電位の両方に振れる高周波高電圧を
印加する。放電管６と対向電極２の間を通過する塵埃７
は、放電管６と対向電極２の間に発生する放電により、
プラスまたはマイナスに帯電され、帯電粒子８となる。
コレクタ部１２では、高圧電極９と接地電極１０の間
に、直流高圧電源１３から直流の高電圧が印加されてお
り、プラスに帯電した帯電粒子はマイナスの接地電極１
０に、マイナスに帯電した帯電粒子はプラスの高圧電極
にクーロン力により吸引され、集塵される。このように
して、イオン化部で除去出来ない粒子を集塵することが
でき、集塵効率が向上する。また、高圧電極、接地電極
の両電極に集塵できるため、集塵面積が拡大し、集塵効
率が格段に向上するとともに、メンテナンスの期間を長
くすることができる。
【００２０】以上のように、両端を封じガスを封入した
棒状のガラス管の一端部に電極を設けた放電管と、この
放電管に対向配置された平板状電極と、各電極に高周波
高電圧を印加する電源とから構成された放電ユニットの
後段に平板状の高圧電極と平板状の接地電極を並設し構
成したため、放電管と平板状電極の間を通過する空気中
の悪臭物質を分解し、浮遊微生物を不活性させ、塵埃や
タバコ煙の粒子などを集塵し、室内の空気を浄化するこ
とができる。
棒状のガラス管の一端部に電極を設けた放電管と、この
放電管に対向配置された平板状電極と、各電極に高周波
高電圧を印加する電源とから構成された放電ユニットの
後段に平板状の高圧電極と平板状の接地電極を並設し構
成したため、放電管と平板状電極の間を通過する空気中
の悪臭物質を分解し、浮遊微生物を不活性させ、塵埃や
タバコ煙の粒子などを集塵し、室内の空気を浄化するこ
とができる。
【００２１】実施の形態３ 図５は本発明の実施の形態３による放電ユニットの構成
を示す斜視図である。図において、従来例および実施の
形態１、２と同一の符号は同一または相当部分を示す。
本実施の形態では、放電管６は高圧電極９と電気的・機
械的に結合されており、放電管６を構成するガラス材
質、高周波印加電極、封入されているガス種などは実施
の形態１と同様である。高圧電極９は導電体もしくは半
導電体で構成される平板状の電極であり、接地電極１０
は導電体で構成される平板状の電極である。高圧電極９
と接地電極１０は、交互に略平行に並設され、高圧電極
９の風路に沿った長さは接地電極１０より短く、かつ両
者の風下側における端部は揃うように構成されている。
また高圧電極９の風上側における端部には、電極を横断
するように複数の放電管６が所定の間隔で電気的・機械
的に結合され、放電管６の先端部は接地電極１０の風上
側の端面より突き出さないように設定されている。高圧
電極９と接地電極１０の間には、プラス電圧もしくはマ
イナス電圧を保った高周波高電圧が印加される。
を示す斜視図である。図において、従来例および実施の
形態１、２と同一の符号は同一または相当部分を示す。
本実施の形態では、放電管６は高圧電極９と電気的・機
械的に結合されており、放電管６を構成するガラス材
質、高周波印加電極、封入されているガス種などは実施
の形態１と同様である。高圧電極９は導電体もしくは半
導電体で構成される平板状の電極であり、接地電極１０
は導電体で構成される平板状の電極である。高圧電極９
と接地電極１０は、交互に略平行に並設され、高圧電極
９の風路に沿った長さは接地電極１０より短く、かつ両
者の風下側における端部は揃うように構成されている。
また高圧電極９の風上側における端部には、電極を横断
するように複数の放電管６が所定の間隔で電気的・機械
的に結合され、放電管６の先端部は接地電極１０の風上
側の端面より突き出さないように設定されている。高圧
電極９と接地電極１０の間には、プラス電圧もしくはマ
イナス電圧を保った高周波高電圧が印加される。
【００２２】放電管６と接地電極１０の間には実施の形
態１同様に放電が生じ、空気中の分子からラジカル、オ
ゾンが生成される。生成したラジカル、オゾンは空気中
の悪臭物質と反応し、これらを簡単な無臭分子まで酸化
分解する。また、同時にオゾンと放電管６から放射され
る２５４ｎｍ波長の紫外線により、空気中の浮遊微生物
も不活性化する。空気中の塵埃やタバコ煙などの微粒子
は、この放電ユニットを通過する時、放電管６と接地電
極１０の間に発生する放電により、プラスもしくはマイ
ナスに帯電される。プラスに帯電された帯電粒子は、帯
電電荷と同じ極性の高圧電極９によって反発され、逆極
性の接地電極１０によって吸引され、ここに付着し、集
塵される。またマイナスに帯電された帯電粒子は逆に高
圧電極９に付着する。
態１同様に放電が生じ、空気中の分子からラジカル、オ
ゾンが生成される。生成したラジカル、オゾンは空気中
の悪臭物質と反応し、これらを簡単な無臭分子まで酸化
分解する。また、同時にオゾンと放電管６から放射され
る２５４ｎｍ波長の紫外線により、空気中の浮遊微生物
も不活性化する。空気中の塵埃やタバコ煙などの微粒子
は、この放電ユニットを通過する時、放電管６と接地電
極１０の間に発生する放電により、プラスもしくはマイ
ナスに帯電される。プラスに帯電された帯電粒子は、帯
電電荷と同じ極性の高圧電極９によって反発され、逆極
性の接地電極１０によって吸引され、ここに付着し、集
塵される。またマイナスに帯電された帯電粒子は逆に高
圧電極９に付着する。
【００２３】以上のように、平板状の高圧電極と平板状
の接地電極の対を複数、並設し、前記高圧電極の一端面
に放電管を電気的・機械的に結合させるような構成とし
たため、ガラス管と平板の間を通過する空気中の悪臭物
質を分解し、浮遊菌を不活性化させ、塵埃やタバコの粒
子等を集塵し、室内の空気を浄化することができる。な
お上記実施の形態では複数の放電管６が高圧電極９の端
部を横断することとしたが、高圧電極９の幅の長さを有
す一本の放電管が端部を横断するようにしても同様な効
果を奏する。
の接地電極の対を複数、並設し、前記高圧電極の一端面
に放電管を電気的・機械的に結合させるような構成とし
たため、ガラス管と平板の間を通過する空気中の悪臭物
質を分解し、浮遊菌を不活性化させ、塵埃やタバコの粒
子等を集塵し、室内の空気を浄化することができる。な
お上記実施の形態では複数の放電管６が高圧電極９の端
部を横断することとしたが、高圧電極９の幅の長さを有
す一本の放電管が端部を横断するようにしても同様な効
果を奏する。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一端部に
電極を設けた放電管と、平板状電極と、高周波高圧電源
とから放電ユニットを構成するようにしたので、オゾン
発生や殺菌効果のある紫外光の放射ができ、空気中の悪
臭物質を分解したり、浮遊微生物を不活性化させるとと
もに、塵埃やタバコ煙の微粒子などを帯電させクーロン
力によって集塵させることができる。また、高電圧を印
加する高周波印加電極はガラス管の内部にあるため、放
電による摩耗が少なく、長寿命である。
電極を設けた放電管と、平板状電極と、高周波高圧電源
とから放電ユニットを構成するようにしたので、オゾン
発生や殺菌効果のある紫外光の放射ができ、空気中の悪
臭物質を分解したり、浮遊微生物を不活性化させるとと
もに、塵埃やタバコ煙の微粒子などを帯電させクーロン
力によって集塵させることができる。また、高電圧を印
加する高周波印加電極はガラス管の内部にあるため、放
電による摩耗が少なく、長寿命である。
【００２５】また、前記放電ユニットの後段に平板状の
高圧電極と平板状の接地電極の対を並設し構成したこと
により、前段で除去出来ない粒子を集塵することがで
き、集塵効率が向上する。また、高圧電極、接地電極の
両電極に集塵できるため、集塵面積が拡大し、集塵効率
が格段に向上するとともに、メンテナンスの期間を長く
することができる。
高圧電極と平板状の接地電極の対を並設し構成したこと
により、前段で除去出来ない粒子を集塵することがで
き、集塵効率が向上する。また、高圧電極、接地電極の
両電極に集塵できるため、集塵面積が拡大し、集塵効率
が格段に向上するとともに、メンテナンスの期間を長く
することができる。
【００２６】さらにまた、平板状の高圧電極と平板状の
接地電極の対を複数、電圧を印加する方向に並設し、こ
れら電極に平行な方向を風路として、風路の上流に対応
する高圧電極の端部へ放電管を一つもしくは複数個、高
圧電極の幅を横断するように電気的・機械的に固着した
ことにより、ガラス管と平板の間を通過する空気中の悪
臭物質を分解し、浮遊微生物を不活性化させ、塵埃やタ
バコ煙の粒子などを集塵し、室内の空気を浄化すること
ができる。また、高電圧を印加する導電体は、ガラス管
の内部にあるため、放電による摩耗が少なく、長寿命で
ある。
接地電極の対を複数、電圧を印加する方向に並設し、こ
れら電極に平行な方向を風路として、風路の上流に対応
する高圧電極の端部へ放電管を一つもしくは複数個、高
圧電極の幅を横断するように電気的・機械的に固着した
ことにより、ガラス管と平板の間を通過する空気中の悪
臭物質を分解し、浮遊微生物を不活性化させ、塵埃やタ
バコ煙の粒子などを集塵し、室内の空気を浄化すること
ができる。また、高電圧を印加する導電体は、ガラス管
の内部にあるため、放電による摩耗が少なく、長寿命で
ある。
【００２７】
【図１】 本発明の実施の形態１に係わる放電ユニット
の構成を示す断面図。
の構成を示す断面図。
【図２】 本発明の実施の形態１に係わる効果を模式的
に表した図。
に表した図。
【図３】 本発明の実施の形態２に係わる放電ユニット
の構成を示す斜視図。
の構成を示す斜視図。
【図４】 本発明の実施の形態２に係わる効果を模式的
に表した図。
に表した図。
【図５】 本発明の実施の形態３に係わる放電ユニット
の構成を示す斜視図。
の構成を示す斜視図。
【図６】 従来の放電ユニットにおける構成を示す図。
【図７】 従来の放電ユニットにおける構成を示す断面
図。
図。
１ 放電極 ２ 対向電極 ３ ガラス管 ４ 希ガス
層 ５ 高周波高圧電源 ６ 放電管 ７ 塵埃 ８ 帯電粒子 ９ 高圧電極
１０ 接地電極 １１ イオン化部 １２ コレクタ部 １３ 直流高圧
電源 １４ 電極板 １５ 電極板 １６ 誘電体層
層 ５ 高周波高圧電源 ６ 放電管 ７ 塵埃 ８ 帯電粒子 ９ 高圧電極
１０ 接地電極 １１ イオン化部 １２ コレクタ部 １３ 直流高圧
電源 １４ 電極板 １５ 電極板 １６ 誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０３Ｃ 3/41 Ｂ０３Ｃ 3/41 Ｚ Ｃ０１Ｂ 13/11 Ｃ０１Ｂ 13/11 Ｇ Ｈ０１Ｔ 19/00 Ｈ０１Ｔ 19/00 23/00 23/00 // Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｆ２４Ｆ 7/00 Ｂ Ｈ０５Ｈ 1/24 Ｈ０５Ｈ 1/24 Ｆターム(参考） 4C080 AA07 BB02 BB05 CC01 HH02 JJ01 KK02 LL01 MM08 4D054 AA11 BA01 BA02 BB08 BC03 EA27 EA28 EA30 4G042 CA01 CA03 CC02 CC05 CE04
Claims (3)
- 【請求項１】 両端を封じガスを封入した棒状ガラス管
の一端部に電極を設けた放電管と、この放電管に対向配
置された平板状電極と、これら各電極に高周波高電圧を
印加する電源とから構成されたことを特徴とする放電ユ
ニット。 - 【請求項２】 前記放電管と前記平板状電極を風路に沿
って並行に配置するとともに、風路の下流に前記平板状
電極と並べて平板状の高圧電極と平板状の接地電極を設
置し、これら高圧電極と接地電極に直流高電圧を印加す
る電源を設けたことを特徴とする請求項１記載の放電ユ
ニット。 - 【請求項３】 前記平板状電極と平行に第二の平板状電
極を設け、これら電極を風路に沿って並行に配置すると
ともに、風路の上流に対応する第二の平板状電極の端部
に一つもしくは複数の前記放電管を電気的・機械的に結
合させ、前記平板状電極を接地電極とし、これと第二の
平板状電極の間に高周波高電圧を印加する電源を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の放電ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25870299A JP2001079446A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 放電ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25870299A JP2001079446A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 放電ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001079446A true JP2001079446A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17323924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25870299A Pending JP2001079446A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 放電ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001079446A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030013212A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 석병환 | 플라즈마 방전관 |
| WO2004058637A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-15 | Shunji Namikawa | オゾン発生装置 |
| US7591043B2 (en) | 2001-09-04 | 2009-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vacuum cleaner and device having ion generator |
| WO2011002006A1 (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-06 | 新東ホールディングス株式会社 | イオン発生装置及びイオン発生素子 |
| WO2014073686A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 株式会社和廣武 | オゾン発生装置、及び、オゾン発生方法 |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25870299A patent/JP2001079446A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030013212A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 석병환 | 플라즈마 방전관 |
| US7591043B2 (en) | 2001-09-04 | 2009-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vacuum cleaner and device having ion generator |
| US8627531B2 (en) | 2001-09-04 | 2014-01-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Vacuum cleaner and device having ion generator |
| WO2004058637A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-15 | Shunji Namikawa | オゾン発生装置 |
| CN1330558C (zh) * | 2002-12-26 | 2007-08-08 | 并河俊次 | 臭氧发生装置 |
| KR100904876B1 (ko) * | 2002-12-26 | 2009-06-29 | 순지 나미카와 | 오존 발생 장치 |
| WO2011002006A1 (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-06 | 新東ホールディングス株式会社 | イオン発生装置及びイオン発生素子 |
| JP4918628B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2012-04-18 | 新東ホールディングス株式会社 | イオン発生装置及びイオン発生素子 |
| WO2014073686A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | 株式会社和廣武 | オゾン発生装置、及び、オゾン発生方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040625 |
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| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060119 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060126 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070613 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070619 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071016 |