JP2001079221A - 遊技用表示装置 - Google Patents

遊技用表示装置

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JP2001079221A
JP2001079221A JP26267599A JP26267599A JP2001079221A JP 2001079221 A JP2001079221 A JP 2001079221A JP 26267599 A JP26267599 A JP 26267599A JP 26267599 A JP26267599 A JP 26267599A JP 2001079221 A JP2001079221 A JP 2001079221A
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JP26267599A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hiroshi Endo
大志 遠藤
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者とって不便となることなく大当り中獲
得有価価値を表示する。 【解決手段】 遊技場内に設置される遊技機2の近傍に
設けられ、少なくとも文字表示可能なように所定数の表
示画素がマトリックス状に配列された表示画面に、少な
くとも対応する前記遊技機2に関連する複数の表示内容
を適宜切替表示可能な遊技用表示装置9,100におい
て、対応する前記遊技機2が予め定められた遊技者にと
って有利となる特定遊技状態になったことを条件に、前
記表示画面の表示をその時点において表示されている表
示内容から、前記特定遊技状態の発生中において獲得さ
れた獲得有価価値の大きさを示す表示に切り換える制御
を行う制御部79を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場において
使用される遊技用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技場においては、各遊技機の大
当り回数や可変表示装置の始動回数(ゲ−ム数)等の本
日や前日、更には前々日における遊技機に関する遊技情
報を、該遊技機に1対1に設けられた表示装置に表示
し、遊技者が遊技機を選択する際の参考情報としてこれ
ら遊技情報を提供することがなされている。
【0003】また、近年においては前記遊技情報に加え
て、遊技場における「無制限」や「連続遊技」等が可能
なタイムサービス等の種々のインフォメ−ション並びに
遊技機の操作案内等も前記表示装置に適宜切り換え表示
して遊技者に提供するとともに、大当りが発生した際に
は、該大当り中において獲得された獲得遊技媒体数や獲
得得点である大当り中獲得有価価値が表示可能とされて
いるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいてはこれら大当り中獲得有価価値は提供される情報
の1つであって、前記種々の情報が表示装置に適宜切り
換え表示されることから、これら大当りが発生した状況
において遊技者が大当り中獲得有価価値を知りたい場合
には、ボタン操作により表示内容を大当り中獲得有価価
値表示に切り換えたり、前記表示切り換えによって大当
り中獲得有価価値が表示されるまで待つ必要があり、遊
技者にとって不便であるという問題があった。
【0005】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、遊技者とって不便となることなく大
当り中獲得有価価値を表示することのできる遊技用表示
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用表示装置は、遊技場内に設置さ
れる遊技機の近傍に設けられ、少なくとも文字表示可能
なように所定数の表示画素がマトリックス状に配列され
た表示画面に、少なくとも対応する前記遊技機に関連す
る複数の表示内容を適宜切替表示可能な遊技用表示装置
において、対応する前記遊技機が予め定められた遊技者
にとって有利となる特定遊技状態になったことを条件
に、前記表示画面の表示をその時点において表示されて
いる表示内容から、前記特定遊技状態の発生中において
獲得された獲得有価価値の大きさを示す表示に切り換え
る制御を行う制御部が設けられていることを特徴してい
る。この特徴によれば、表示画面にいかなる表示内容が
表示されていても、遊技機において遊技者にとって有利
となる特定遊技状態が発生した場合に、前記制御部によ
って特定遊技中獲得有価価値の大きさを示す表示が自動
的且つ迅速に表示画面に表示されるようになるため、遊
技者の不便を解消することができる。
【0007】本発明の遊技用表示装置は、前記制御部
は、前記遊技者にとって有利となる特定遊技状態の発生
を検知した後、予め定められた所定時間の経過後におい
て前記特定遊技状態の発生中において獲得された獲得有
価価値の大きさを示す表示への切り換え制御を行うこと
が好ましい。このようにすれば、遊技者にとって有利と
なる特定遊技状態が発生しても予め定められた所定時間
は、通常の表示内容である遊技情報等が表示されるよう
になるため、遊技者は該特定遊技状態が発生した際の遊
技情報を見逃すことなく、余裕をもって確認できるよう
になる。
【0008】本発明の遊技用表示装置は、前記制御部
は、前記遊技者にとって有利となる特定遊技状態の終了
を検知した後、予め定められた所定時間の経過後におい
て前記特定遊技状態の発生中において獲得された獲得有
価価値の大きさを示す表示から所定の表示内容への表示
切り換え制御を行うことが好ましい。このようにすれ
ば、遊技者にとって有利となる特定遊技状態が終了して
も予め定められた所定時間は、該特定遊技状態中におい
て獲得した特定遊技中獲得有価価値の総数が表示される
ようになるため、遊技者は該特定遊技中獲得有価価値の
総数を見逃すことなく、余裕をもって確認できるように
なる。
【0009】本発明の遊技用表示装置は、前記表示切り
換えにおける各所定時間を可変設定可能な設定手段が設
けられていることが好ましい。このようにすれば、例え
ば遊技機の機種や種別に応じて前記表示切り換えがなさ
れるまでの所定時間を適宜に変更できるようになる。
【0010】本発明の遊技用表示装置は、前記制御部
は、前記特定遊技状態の発生中において獲得された獲得
有価価値の大きさがマイナスである場合には、前記表示
画面に「0」を示す表示制御を行うことが好ましい。こ
のようにすれば、表示内容がマイナスとなって遊技者に
不愉快感を与えたり混乱を与えることを防止できる。
【0011】本発明の遊技用表示装置は、前記制御部
は、前記表示画面のほぼ全体に渡って表示内容を表示す
る全画面表示と、前記表示画面を少なくとも2つの表示
エリアに分割して各表示エリア毎にそれぞれ異なる表示
内容を表示する分割画面表示と、を適宜切り替える制御
を実施可能とされ、前記遊技者にとって有利となる特定
遊技状態になったことを条件に、前記表示画面の表示状
態を分割画面表示に変更するとともに、少なくとも該分
割された表示エリアの1つに前記特定遊技状態の発生中
において獲得された獲得有価価値の大きさを示す表示制
御を行うことが好ましい。このようにすれば、遊技者に
とって有利となる特定遊技状態が発生しても前記特定遊
技中獲得有価価値の大きさの表示により表示画面全体が
占有されることがなく、その他の表示内容を該特定遊技
中獲得有価価値の大きさが表示される表示エリア以外の
表示エリアに表示することが可能となる。
【0012】本発明の遊技用表示装置は、少なくとも前
記分割された表示エリアの1つには、対応する前記遊技
機の遊技情報が表示されることが好ましい。このように
すれば、遊技者にとって有利となる前記特定遊技状態が
発生しても前記特定遊技中獲得有価価値の大きさのみで
はなく、遊技機の遊技情報を遊技者に提供できる。
【0013】本発明の遊技用表示装置は、遊技用表示装
置の制御を行う制御部が、前記表示画面を具備する表示
部と別体とされていることが好ましい。このようにすれ
ば、前記表示部と前記制御部とが別体とされている事に
より、表示部の厚みおよび重量を低減することができ、
これら表示部の設置性を向上させることができる。
【0014】本発明の遊技用表示装置は、前記表示画面
全体または少なくとも表示エリアの1つは、表示内容を
順次移動して表示するスクロール表示が可能とされてい
ることが好ましい。このようにすれば、表示内容が長文
のメッセージであっても、遊技者が読みやすく表示する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、以下の説明において、遊技機
の一例として遊技媒体であるコインを用いずに遊技を実
施可能なカ−ド式スロットマシンを示すが、本発明に係
る遊技機はこれらカ−ド式スロットマシンにお限定され
るものではなく、遊技媒体であるコインを使用するコイ
ン遊技機やスロットマシン、更には遊技媒体としてパチ
ンコ玉を使用するパチンコ遊技機並びに遊技媒体である
パチンコ玉が指触不可に内封された封入式パチンコ機や
遊技盤面が画像により形成された遊技機等にも適用可能
である。
【0016】(実施例)図1は、本実施例における遊技
島1の外観を示す外観斜視図であり、図2は、本実施例
における遊技島1に列設されたカ−ド式スロットマシン
とカ−ドユニットとを示す正面図であり、図3は、本実
施例における遊技用表示装置を示す分解斜視図であり、
図4は、本実施例における遊技用表示装置の設置状況を
示す断面図であり、図5は、本実施例の遊技用表示装置
と各装置との接続状況を示すブロック図であり、図6
は、本実施例に用いたカ−ド式スロットマシンとカ−ド
ユニットの構成を示すブロック図であり、図7は、本実
施例の遊技用表示装置の構成を示すブロック図である。
【0017】まず、本実施例の遊技島1は、図1に示さ
れるように、遊技機としてコインを使用せずに遊技を実
施可能なカード式スロットマシン(以下スロットマシン
と略称する)2が所定台数列設され、これらスロットマ
シン2に1対1に対応するカードユニット3並びに呼び
出しボタン5を備えた呼び出しランプ4が、該スロット
マシン2の側部位置並びに上方位置に設けられ、該呼び
出しランプ4の側部位置には本実施例の遊技用表示装置
を構成する表示ユニット9が設けられている。
【0018】本実施例に用いたカード式のスロットマシ
ン2は、図2に示すように、該スロットマシン2の全面
所定位置には、左右および中央に配置された表示窓20
5L,205R,205Cが形成された可変表示部20
7が設けられており、前記表示窓205L,205R,
205Cからは、スロットマシン2内部に回転可能に設
置された回転リール206L,206R,206C表面
に形成された上中下3段の絵柄が視認可能とされてい
て、前記回転リール206L,206R,206C毎に
設けられた駆動モータML,MR,MCにより各回転リ
ールが回転されて、該回転を遊技者がストップボタン2
09L,209R,209Cが押圧操作されて停止する
ことで、前記可変表示部207の表示が逐次可変となる
ようになっている。
【0019】遊技者が遊技を行う場合には、持ち点表示
部226に持ち点が存在する段階にて、指示ランプ21
0が点滅されている際にBETボタン214を、賭けを
行いたい所望の回数押した後、スタートレバー212を
操作すれば、前記回転リール206L,206R,20
6Cの回転が開始され、予め定められた所定の組み合わ
せ絵柄が前記可変表示部207に表示されるように前記
ストップボタン209L,209R,209Cを操作し
て各回転リール206L,206R,206Cの回転を
停止させれば良く、該ストップボタン209L,209
R,209Cが操作されない場合には、所定時間の経過
後に自動的に各回転リール206L,206R,206
Cの回転が停止制御されるようになっており、各回転リ
ール206L,206R,206Cの停止位置は、各リ
ール毎に設けられたリール位置検出センサ208L,2
08R,208Cにより検出される。
【0020】遊技者が前記BETボタン214を1回操
作した場合は、1賭の遊技として前記可変表示部207
における中段の横一列が有効ライン(当りライン)とな
り、後述する信号出力部232のベット信号出力端子に
1賭に対応する1信号が出力される。これらBETボタ
ン214の操作並びにスタートレバー212の操作の
後、前記ストップボタン209L,209R,209C
の操作により、前記1賭に対応する有効ライン上の停止
絵柄が予め定められた特定の絵柄の組み合わせ(例えば
同一絵柄等)となった場合に、大当りとして遊技者にと
って有利となる特定遊技状態としてのビッグボーナスゲ
ームやレギュラーボーナスゲームの開始あるいは予め定
められている所定の得点が遊技者に付与され、該付与さ
れた得点が持ち点に加算されて前記持ち点表示器226
の表示が更新される。また、遊技者が前記BETボタン
214を2回操作した場合は、2賭の遊技として前記可
変表示部207における横3列が有効ラインとなり、3
回操作した場合は、3賭の遊技として前記可変表示部2
07における横3列に加えて斜め対角線が有効ラインと
なり、該有効ラインのいずれかのライン上において前記
特定の絵柄の組み合わせが停止すれば、前記した大当り
となる。
【0021】これら賭け数としては前記3賭が上限とさ
れていて、前記BETボタン214を3回操作した段階
で前記指示ランプ210は消灯され、前記ビッグボーナ
スゲームやレギュラーボーナスゲーム中においては、1
賭が上限とされており、これらBETボタン214の操
作により、賭数に該当する得点が前記持ち点表示器22
6に表示されている持ち点より減算されて表示が更新さ
れる。
【0022】これらBETボタン214の操作回数に伴
う前記有効ラインは、有効ライン表示ランプの点灯によ
り遊技者が確認できるようになっており、前記1賭の遊
技では有効ライン表示ランプ221が、前記2賭の遊技
では有効ライン表示ランプ222が、前記3賭の遊技で
は有効ライン表示ランプ223が、それぞれ点灯される
ようになっている。
【0023】また、図2中の211L、211C、21
1Rは、それぞれ左操作有効ランプ、中操作有効ラン
プ、右操作有効ランプであり、それぞれに対応する前記
ストップボタン209L,209R,209Cの操作が
有効である旨が、点灯または点滅により遊技者に報知さ
れる。
【0024】図2中の225は、ゲーム回数表示器であ
り、前記ビッグボーナスゲームやボーナスゲーム時にお
いて、現在実行しているビッグボーナスゲームやボーナ
スゲームの残ゲーム回数を切替表示可能に構成されてお
り、図中の227は、付与得点表示器であり、入賞(当
り)が成立した場合に遊技者に付与される得点が表示さ
れるように構成されており、該付与得点は前記のように
持ち点表示器226に加算されるとともに、後述する信
号出力部232の獲得得点信号出力端子に付与得点に該
当する数のパルス信号が出力される。
【0025】前記ストップボタン209L,209R,
209Cの下方のスロットマシン2の前面には開閉可能
とされた前面パネル202が設けられており、施錠装置
203が遊技場の係員等が所持する所定のキーを挿入し
て所定方向に回動操作することで解錠されて、該前面パ
ネル202が開放可能な状態となるようになっている。
また、該施錠装置203において、前記所定のキーによ
る前記解錠方向と反対方向への回動操作は、リセットス
イッチ204にて検出されて、前記ビッグボーナスゲー
ムの終了時等に、ゲーム終了ランプ220が点灯されて
遊技続行不可の状況となった場合に、再度遊技可能な状
況にリセットされるようになっている。
【0026】また、前記前面パネル202には、前記指
示ランプ210およびBETボタン214とともに、遊
技の開始または前記持ち点表示器226における持ち点
が「0」になった際に押圧操作されて、後述するカード
ユニット3の貸出金額選択部8において遊技者により選
択された金額に相当する大きさの得点の貸出が行われる
貸出ボタン213と、遊技者が所用により離席する際等
に押圧操作することにより、前記スロットマシン2にお
いて各操作ボタンの操作が無効とされる遊技中断処理が
実施される離席ボタン215と、が設けられており、該
前面パネル202内部位置には、該スロットマシン2に
設けられた前記各部や機器の制御を行う制御マイコン2
31(図6参照)が実装された制御基板218が配設さ
れており、該制御基板218が接続ケーブルにて前記カ
ードユニット3内部に設けられたカードユニット制御基
板(図示略)と接続されていて、カ−ドのプリペイド残
数データや前記離席ボタン215の操作に基づく離席情
報等の各デ−タや情報がカードユニット3に出力され
る。
【0027】また、図2中の217は、スロットマシン
2の前面上部に設けられた遊技効果ユニットであり、内
蔵された複数の遊技効果ランプ224が前記ビッグボー
ナスゲームやレギュラーボーナスゲームの発生時(大当
り時)に点灯または点滅点灯される。また、図中218
はスピーカであり、遊技の入賞時や大当り時等における
効果音や異常時等における警報音が出力可能に構成され
ており、図中216は灰皿であって、本実施例のスロッ
トマシン2においてはコインを用いないことから、通常
のスロットマシンにて排出されるコインを貯溜する下皿
は設けられていない。
【0028】これら前記スロットマシン2に設けられた
各部および機器は、図6に示されるように、前記制御マ
イコン231に接続されており、前記BETボタン21
4の操作による持ち点の減算や、前記可変表示部の停止
図柄に基づく当りや大当り等の判定や、当りに伴う所定
の付与得点の特定および持ち点への加算等の各種処理お
よびその動作制御が記憶部229に記憶されている制御
プログラムに基づき実施されるようになっている。ま
た、図6中の230は、前記カードユニット3との接続
において、信号の整合性を保つための接続用I/Oポー
トであり、該接続用I/Oポート230および前記接続
ケーブルとを介して前記カードユニット3内部に設けら
れたカードユニット制御基板との信号の授受が可能とさ
れており、図6中の232は、本実施例の遊技用表示装
置を構成する制御ユニット100に信号線101にて接
続される信号出力部であり、該信号出力部232には、
ビッグボーナスゲームやレギュラーボーナスゲームの発
生に基づき所定の信号が出力されるビッグボーナス信号
出力端子やレギュラーボーナス信号出力端子や、前記ス
トップボタン209L,209R,209Cが押圧操作
されて各回転リールが停止するゲームの終了毎に1パル
スの信号が出力されるゲーム信号出力端子や、前記BE
Tボタン214の操作による賭け数に対応する数のパル
ス信号が出力されるベット信号出力端子や、ゲームの結
果により付与される得点に対応する数のパルス信号が出
力される獲得得点信号出力端子と、が設けられている。
【0029】これら各信号出力端子は本実施例の遊技用
表示装置を構成する後述する制御ユニット100内部の
制御基板70に設けられた対応する各信号入力部78a
〜78e、例えばレギュラーボーナス信号出力端子は信
号入力部78a、ビッグボーナス信号出力端子は信号入
力部78b、ゲーム信号出力端子は78c、ベット信号
出力端子は78d、獲得得点信号出力端子は78eに接
続され、これら各信号出力端子からの信号を前記制御ユ
ニット100が検知またはカウントすることにより、ビ
ッグボーナスゲームやレギュラーボーナスゲームの発生
検知やその回数、並びに行われたゲーム数や遊技により
獲得された全得点やビッグボーナスゲームやレギュラー
ボーナスゲームの間に獲得された得点数が、遊技情報と
して集計、更新記憶されるようになっている。
【0030】次いで、前記スロットマシン2の側部位置
に1対1にて配設される本実施例の前記カードユニット
3を、図2および図6に基づいて説明すると、該カード
ユニット3の前面には、点灯によりカードユニット3の
動作を報知する動作ランプ6と、該カ−ドユニット3に
挿入される遊技用記録媒体であるプリペイドカ−ドより
読み出されたプリペイド度数が表示される表示部7と、
前記スロットマシン2に設けられた貸出ボタン213の
操作により一度に貸し出される金額に対応する各種金額
ボタン8a〜8dおよびこれら各金額ボタン8a〜8d
の選択が可能状態にあることを点灯により遊技者に報知
する金額ランプにて構成される貸出金額選択部8と、遊
技終了時に操作されて遊技により付与された持ち点の前
記プリペイドカ−ドへの書き込みによる精算処理が実行
されてプリペイドカ−ドが返却される精算ボタン10
と、前記プリペイドカ−ドが挿入されるカード挿入口1
2と、該カード挿入口12の近傍に位置してプリペイド
カ−ドの排出を遊技者に報知するカードインジケータ1
1と、が設けられている。
【0031】前記カ−ドユニット3に設けられた精算ボ
タン10は、遊技終了時に操作されることで、前記スロ
ットマシン2の持ち点表示器226に表示されている遊
技により獲得された持ち点(合計得点)が景品と交換可
能な精算有価価値として前記プリペイドカ−ドおよび後
述する管理コンピュータ47に記録および更新登録され
て該プリペイドカ−ドが返却されるようになっている。
【0032】この本実施例のカードユニット3の構成
を、図6に基づいて説明すると、前記動作ランプ6や表
示部7、貸出金額選択部8、精算ボタン10、カードイ
ンジケータ11とともに、前記カード挿入口12に連設
されて挿入されたプリペイドカ−ドに記録されている情
報の読み出しおよび書き込みを実施する磁気カードリー
ダライタ14、通信ケーブルを介して管理コンピュータ
47とのデータ通信を行うための通信部16、通信ケー
ブル102を介して前記制御ユニット100に接続され
てデータ通信を行うための通信部17のそれぞれとに接
続されて、これら各部からの入力を検知するとともにそ
の表示や動作等の制御を実施するMPU18と、該MP
U18が実行する制御や処理内容等が記述された制御プ
ログラムとともに、前記プリペイドカ−ドより読み出し
または書き込まれる該プリペイドカ−ドに関連する各種
データを記憶する記憶部15と、が設けられている。
【0033】また、図6中における19は、スロットマ
シン2との接続において、信号の整合性を保つための接
続用I/Oポートであり、該接続用I/Oポート19お
よび接続ケーブルとを介して前記MPU18が前記スロ
ットマシン2に設けられた制御マイコン231との信号
の授受によるデータ通信が可能とされている。
【0034】このカ−ドユニット3が接続される本実施
例の遊技用表示装置は、図2および図3に示すように、
幕板13に設けられた前記呼び出しランプ4側部位置に
取付けられる表示ユニット9と、該表示ユニット9と別
体とされ、接続ケーブル71にて表示ユニット9と接続
された制御基板70を内在する制御ユニット100と、
から構成されている。
【0035】このように、遊技用表示装置を別筐体とさ
れた表示機能を担う表示ユニット9と、該表示ユニット
9の制御等を行う制御ユニット100とで構成すること
は、前記幕板13の前面に露出して配置される表示ユニ
ット9内から制御基板70を除くことで該表示ユニット
9の厚みおよび重量を低減でき、これら表示ユニット9
の設置性を向上できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら制御基板70を表
示ユニット9内に設けて表示ユニット9と制御ユニット
100とを同一の筐体内に形成するようにしても良い。
【0036】この表示ユニット9の構成は図3に示すよ
うになっており、表示ユニット9は、基体80と該基体
80の上部を覆うカバー体50とから成る筐体内に、表
示基板60が収容された構成とされており、前記カバー
体50は、基体80の両側端部位置に立設された係合爪
部81が、カバー体50の側面に形成された係合孔54
と係合することにより着脱自在に一体化されるようにな
っていて、図中の82は、前記表示基板60の四隅をね
じ固定するための柱状突起である。
【0037】前記カバー体50の前面には、前記表示基
板60上に実装されたLED表示モジュール61にて形
成される表示エリア全面が外部より目視可能なように開
口51が形成されており、該開口51はLED表示モジ
ュール61にて発光される赤色光を優先的に透過可能な
カバー材52にて塞がれている。また、該開口51近傍
の下方位置には、遊技者が操作可能とされたデータボタ
ン55並びに表示切替ボタン56が形成され、前記表示
基板60の上面60aには、前記データボタン55並び
に表示切替ボタン56に対応するデータスイッチ62並
びに表示切替スイッチ63が実装されている。
【0038】このように、データボタン55や表示切替
ボタン56を表示画面が形成される前記開口51の近傍
位置に設けることは、これらデータボタン55や表示切
替ボタン56を操作することにより、後述するように表
示画面の表示状態が順次変更されることから、これら表
示状態の変更状況を遊技者は確認しながら前記データボ
タン55並びに表示切替ボタン56を操作できることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これらデータボタン55や表示切替ボタン56を他
の位置、例えば前記カードユニット3上や遊技機である
スロットマシン2上に形成するようにしても良い。
【0039】この本実施例の表示基板60の上面には、
前述のように、所定数(本実施例では縦16、横16)
の独立して点灯可能なLED素子がマトリックス状に配
列された3個のLED表示モジュール61を、図3並び
に図8に示すように横一列に配列して縦16×横48ド
ット(画素)のドットマトリックスLEDパネルを形成
し、該表示基板60の下面60bに実装されている表示
ドライバ64が、これら各画素の点灯制御を外部入力に
基づき実施することにより、図8(a)に示すような数
字のみならず、図8(b)に示すように文字(記号)等
が表示可能とされているとともに、これら点灯されるL
ED素子を所定の方向に順次ずらす制御を実施すること
により、図9に示すように、「カードをお取り下さい」
等の長文の文章をスクロールにより表示できるようにな
っている。尚、本発明においてスクロ−ル表示とは、1
つの連続するメッセージ文や図形等を移動させながら表
示したり所定の表示区分を切替表示することを示し、該
表示を移動させる際の移動方向は縦方向であっても横方
向であっても良い。
【0040】また、前記開口51の外周周辺部の所定位
置には、図8(a)〜(c)に示すように、「ビッ
グ」、「レギュラー」、「ボーナス時獲得得点」、「持
ち点」、「ゲーム数」の各表示内容に対応する表示項目
が印刷されていて、各表示内容が対応する表示項目に臨
む前記表示画面の外周表示領域が、棒状に点滅点灯され
ることにより、現在表示されている表示内容が何に該当
するのかを遊技者が容易に理解できるようになってい
る。
【0041】このように、表示内容に対応する表示項目
を差し示す表示が、表示画面の外周表示領域に棒状に表
示することは、これら表示項目を差し示す表示がその他
の表示に与える影響、例えば表示が小さくなる等の影響
を極力小さくできることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば表示画面に無表示の
余裕領域が多く存在する場合等において、矢印等により
表示しても良い。
【0042】また、本実施例では、これら表示項目を差
し示す表示が、後述する制御部である制御マイコン79
による点滅点灯制御にて、例えば図12に示す表示例の
ように点滅点灯されるようになっており、このようにす
ることは、遊技者の注目を得やすくなってこれら表示項
目を遊技者が判りやすくできることから好ましいが、本
発明はこれに限定されるものではなく、これら点滅点灯
を実施せずとも良い。
【0043】また、前記表示ドライバ64および前記デ
ータスイッチ62並びに表示切替スイッチ63は、表示
基板60の下面60bより導出され、前記基体80の略
中央部に形成された開口83を通じて外部に引き出され
た接続ケーブル71により前記制御基板70に接続され
ている。
【0044】これら表示ユニット9と制御ユニット10
0の取付け状況について図4に基づき説明すると、前記
表示ユニット9は、前記幕板13の呼び出しランプ4側
部位置に前記接続ケーブル71を挿通可能とされた孔部
と前記基体80の開口83とが連通するように幕板13
の表面に固定して設けられ、該幕板13の内面の前記孔
部近傍位置には、該孔部に挿通された接続ケーブル71
を接続可能なように、制御ユニット100が幕板13の
内面に固定して設けられている。
【0045】また、これら制御ユニット100からは、
前記スロットマシン2の信号出力部232に接続される
信号線101と、前記カ−ドユニット3に接続され、該
カ−ドユニット3に挿入されるプリペイドカ−ドの返却
に伴う返却情報や前記スロットマシン2の離席ボタン2
15の操作に基づく離席情報が出力される通信ケーブル
102と、後述する各遊技島1毎に設けられた分岐端末
(DMC)46を介して配信用コンピュータ49に接続
され、該配信用コンピュータ49より各種文字データが
出力される通信ケーブル103と、が導出されている。
【0046】これら本実施例の遊技用表示装置と各部と
の接続状況並びに遊技用表示装置の構成について、図5
並びに図7に基づき説明すると、まず遊技用表示装置の
制御ユニット100に収納された制御基板70には、通
信部72が設けられ、該通信部72は、前記通信ケーブ
ル102を介して前述のようにカ−ドユニット3に接続
され、該カ−ドユニット3から前記返却情報や離席情報
が出力される。
【0047】また、該制御基板70には、5つの信号入
力部78a〜78eが設けられており、これら各信号入
力部が前述のようにスロットマシン2に設けられた信号
出力部232の対応する各信号出力端子にそれぞれ接続
されていて、対応するスロットマシン2の各遊技情報が
集計、記憶されるようになっている
【0048】また、制御基板70には、各遊技島1毎に
設けられている分岐端末(DMC)46に接続された通
信部73が設けられており、これら各遊技島1の分岐端
末(DMC)46は文字放送受信手段を構成する配信用
コンピュータ49に接続されている。また、この配信用
コンピュータ49には、文字情報(文字データ)が乗調
された所定の電波(本実施例ではFM文字放送)を受信
し、該乗調された各種文字情報(文字データ)であるニ
ュースや天気、競馬のオッズ等の各情報を復調により文
字データとする文字放送受信手段を構成する文字放送受
信装置48が接続されていて、該復調された各種文字デ
ータが文字放送受信装置48より出力されて該配信用コ
ンピュータ49内部に設けられている記憶装置に記憶さ
れるようになっている。これら配信用コンピュータ49
においては、これら記憶装置に記憶された各種文字デー
タの内、配信する情報の選択や、例えば「晴れ」や「曇
り」や「雨」等の文字を所定の「晴れマーク」や「曇り
マーク」や「雨マーク」等に適宜置き換える等の編集が
なされるようになっていて、これら編集された文字放送
による各種文字データや、予め前記記憶装置に記憶され
ているイベント情報やラッキーナンバー情報およびサー
ビスタイム中等のメッセージ等のインフォメーションの
文字データが、前記各分岐端末(DMC)46を介して
各遊技用表示装置の制御基板70に配信され、該制御基
板70に実装された後述するRAM75に更新記憶され
る。また、本実施例では、前記分岐端末(DMC)46
は最大30台の遊技用表示装置にデータを配信可能とさ
れ、前記配信用コンピュータ49は最大40台の分岐端
末(DMC)46にデータを配信可能とされており、よ
って最大1200台の遊技用表示装置に前記文字データ
を配信できるようになっている。
【0049】これら前記のように文字放送にて受信した
各種コンテンツの文字データを一次記憶して編集を行う
ことは、前記遊技用表示装置への配信データの量を適宜
削減するとともに、表示の文字数を低減して表示ユニッ
ト9への表示を行い易くすることが可能となることから
好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0050】また、本実施例では各遊技用表示装置に配
信する情報の種類をニュースや天気、競馬のオッズ等を
例示しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これらコンテンツの種別等は任意に選択すれば良
く、例えばスポーツ等の得点情報や渋滞情報であっても
よい。また、前記ニュースには、株価や為替レート等の
各種経済ニュースも含まれることは言うまでもない。
【0051】また、本実施例は前述のように、最大12
00台の遊技用表示装置に文字データを配信できるよう
にされているが、これら台数等はこれに限定されるもの
ではない。更には本実施例では、前述のように、文字デ
ータの配信を効率良く分散して実施できるように各遊技
島1毎に分岐端末(DMC)46を設けているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これら分岐端末
(DMC)を設けずに直接配信用コンピュータ49と各
遊技用表示装置とを接続するようにしても良い。
【0052】また、本実施例では、前記配信用コンピュ
ータ49と前記管理コンピュータ47とを別体としてい
るが、これら双方のコンピュータを同一のコンピュータ
にて形成しても良い。
【0053】前記制御基板70には、図7に示すよう
に、遊技用表示装置の表示動作等の各種制御を行う制御
部としての制御マイコン(MPU)79と、該制御マイ
コン(MPU)79が行う制御内容が記述された制御プ
ログラムを記憶する不揮発性のEEPROM76と、前
記スロットマシン2の本日、前日、前々日の遊技情報や
獲得得点(持ち点)、更には前記配信された文字データ
等が記録されるRAM75と、時間情報を出力可能とさ
れたリアルタイムクロック(RTC)74と、該制御基
板70の初期設定の入力を行うディップスイッチ77
と、が設けられており、前記制御マイコン(MPU)7
9は、前記表示基板60上の表示ドライバおよびデータ
スイッチ62、表示切替スイッチ63と前記接続ケーブ
ル71を介して接続されている。
【0054】このように、本実施例の制御基板70に
は、前述のようにリアルタイムクロック(RTC)74
が実装されており、その日付情報が変更された際に、本
日の遊技情報を前日に、前日の遊技情報を前々日に自動
更新して記憶するようになっている。
【0055】また、本実施例の制御基板70には、前述
のようにディップスイッチ77が実装され、図14に示
すように対応する遊技機の種類(パチスロ機またはパチ
ンコ機)や大当りやゲーム数(パチンコ機の場合はスタ
ート回数)の表示の有無や通常表示中の大当り回数(本
日)表示の有無、並びに後述する固定表示エリアの表示
位置を左右のいずれとするかの設定および、前記遊技機
であるスロットマシン2のボーナスゲームの発生に基づ
くボーナスゲーム中の獲得得点表示へ移行するまでの時
間や、ボーナスゲーム終了時においてボーナスゲーム中
の獲得得点表示の継続時間の各種設定が可能とされてい
る。
【0056】このように、本実施例では、固定表示エリ
アの表示位置の変更を前記幕板13内部に設置される制
御基板70に実装されたディップスイッチ77により形
成しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら表示位置変更を、例えば前記データボタン5
5と表示切替ボタン56の双方を同時に入力すること等
により前記制御部である制御マイコン79が実施するよ
うにしても良い。
【0057】また、前記のように固定表示エリアの位置
を適宜変更可能とすることは、後述するように、本発明
の遊技用表示装置の配置位置が一定ではなく、接続され
る遊技機の周囲位置であれば良いことから、これら配設
される位置が変更された場合でも、固定表示エリアを見
やすい位置(側)に適宜変更できるようになることから
好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0058】また、前記のように、ボーナス開始時にお
いてボーナスゲーム中の獲得得点表示がなされるまでの
時間やボーナスゲーム終了時においてボーナスゲーム中
の獲得得点表示が継続される各時間を設定できるように
することは、これら遊技用表示装置が対応する遊技機の
種別(パチスロ機やパチンコ機等)や機種に基づいて該
設定時間を適宜に変更できるようになることから好まし
いが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
設定手段を前記配信用コンピュータ49により集中して
設定可能としても良いし、また、これら設定手段を適宜
設けずとも良い。
【0059】また、本実施例では、これら設定時間を図
14に示すように、前記ディップスイッチ77の「オ
ン」、「オフ」による2ビットの数値にて、「0秒」、
「5秒」、「10秒」、「15秒」の設定が可能とされ
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら設定時間の種別や範囲等は適宜に選択すれば良い。
【0060】以下、本実施例の遊技用表示装置におい
て、前記データボタン55および表示切替手段を構成す
る前記表示切替ボタン56を操作した際の各表示状況に
ついて説明する。
【0061】まず、図10は、前記データボタン55を
操作した場合における表示内容の変化状況を示す図であ
る。このデータボタン55が操作されない無操作状況
(デフォルト時)においては、例えば図8(a)に示す
ような本日の遊技情報のみが全画面表示される。これら
図8(a)の遊技情報の表示においては、前記制御マイ
コン79により、該表示されている遊技情報に対応する
表示項目である「ビッグ」と「ゲーム数」の印字位置に
臨む表示画面外周領域に、1×7ドットの棒状の表示が
形成され、表示内容の一方が「ビッグボーナスゲーム」
であり、その発生回数が24回であって、表示内容の一
方が前回の大当りが終了してからのゲーム数であり、そ
の回数が1290回であることが判り、前記無操作状況
(デフォルト時)においては、これら遊技情報や文字放
送、各インフォメーションが適宜切替表示されるように
なっている。
【0062】該状態においてデータボタン55を遊技者
が1回操作すると、前記表示ユニット9には前記RAM
75に記憶されている前日の遊技情報が、図8(b)に
示すように所定時間(5秒間)表示され、前記制御マイ
コン79により、「ビッグ」の印字位置に臨む表示画面
外周領域に、前述と同様の棒状表示がなされることで、
前日における「ビッグボーナスゲーム」の発生回数が1
8回であったことが判る。
【0063】更に、前記前日の表示がなされている所定
時間(5秒間)内に再度データボタン55を操作するこ
とで、前記RAM75に記憶されている前々日の遊技情
報が表示される。これら前々日の遊技情報の表示は、再
度データボタン55を操作するか所定時間(5秒間)の
経過後において前記本日の遊技情報の表示に自動的に戻
るようになっている。
【0064】次いで、図11は、前記表示切替ボタン5
6を操作した場合における表示画面の変化状況を示す図
である。この表示切替ボタン56が操作されない無操作
状況(デフォルト時)においては、全画面に種々の表示
内容が順次切替表示される全画面通常表示がなされてい
る。この状態において表示切替ボタン56を一回操作す
ることにより、後述する所定の割り込みデータ以外は文
字放送に基づく文字データのみが全画面にスクロールま
たは切替表示される。更に、表示切替ボタン56を二回
操作することにより、前記表示画面が図12に示すよう
に、前記2個のLED表示モジュール61から成る大き
な表示領域とされたスクロール表示エリアと、前記1個
のLED表示モジュール61から成る小さな表示領域と
された固定表示エリアとに表示画面が分割された分割表
示に移行する。
【0065】このスクロール表示エリアには、図12の
分割画面表示状態に示されるように、前記インフォメー
ションまたは文字放送等の各情報がスクロール表示さ
れ、固定表示エリアには、接続されている遊技機の遊技
情報である本日の大当り回数と前回大当りからのゲーム
数とが常時表示され、対応する表示項目である「ビッ
グ」と「ゲーム数」の印字位置に臨む外周表示領域に棒
状表示がそれぞれなされている。
【0066】このように、固定表示エリアに対応するス
ロットマシン2の遊技情報を表示することは、遊技者は
これら遊技情報をいつでも遅滞なく即時に確認すること
ができるようになることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばこれら固定表示エリ
アに前記遊技情報に加えて獲得得点(持ち点)を交互表
示するようにしても良い。
【0067】これら分割画面表示状態において前記スク
ロール表示エリアには、図12に示すように、その時点
までに「大当り」および獲得した持ち点が存在しない状
況「1」においては、前記配信用コンピュータ49より
配信されたイベント情報やラッキーナンバー情報および
サービスタイム中等のメッセージ等のインフォメーショ
ン(本実施例では最大40文字)並びに文字放送のコン
テンツ(最大32文字)の各文字データが、順次表示さ
れる。また、その時点までに「大当り」が発生している
場合においては、状況「2」の表示内容として、前記状
況「1」の表示内容に獲得得点が加えられてこれら各内
容が順次切り替えられてスクロール表示エリアに表示さ
れる。更に、前記ディップスイッチ77のスイッチN
o.4の設定がOFF状態である場合においては、状況
「3」の表示内容として、前記状況「2」の表示内容
に、「本日の大当り X回」が加えられ、これら各内容
が順次切り替えられてスクロール表示エリアに表示され
る。更に、これら分割画面表示状態において前記データ
ボタン55が操作された場合には、1回の操作で前日
の、2回の操作で前々日の大当り回数(ビッグボーナス
回数およびレギュラーボーナス回数)が所定時間に渡り
スクロール表示される。
【0068】また、本実施例の前記制御マイコン(MP
U)79の制御内容には、図13に示すようにな割り込
み処理項目が設定されており、これら各割り込み状況で
ある前記スロットマシンからの各大当り信号(ビッグボ
ーナス、レギュラーボーナス)の入力や、前記カードユ
ニット3からのカード返却情報や離席情報の出力が発生
した場合には、図13のフロー図に示すように、前記制
御マイコン79における割り込み処理より、前記表示画
面の表示状態が分割画面表示状態に自動的に変更され、
固定表示エリアにはその時点の遊技情報が表示されると
ともに、スクロール表示エリアには、これら各割り込み
状況に対応する表示内容が所定時間(離席は離席が終了
するまで)表示されるようになっていて、このように自
動的に表示状態を分割画面表示状態に移行させて表示を
行うことにより、これら割り込み表示により表示画面全
体が占められて、遊技情報等の他の表示がなされなくな
ることを防止できることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら分割表示への移行を
適宜実施せずとも良い。
【0069】また、これら割り込み状況が重複して生じ
た場合に対応するために、本実施例では、これら割り込
み表示内容のそれぞれに1〜3の優先レベルを設定して
おり、該優先レベルの数字が少ない割り込み表示内容が
前記図13のフロー図に示されるように、上位にて処理
されることで優先して表示されるようになっていて、本
実施例では前記「大当り」に伴うボーナス時獲得得点の
表示が最優先して実施されるようになっている。
【0070】前記スロットマシン2において、「大当
り」であるビッグボーナスゲームが発生すると、該ビッ
グボーナスゲームの発生を示す信号が前記信号出力部2
32に設けられたビッグボーナスゲーム信号出力端子か
ら出力される。該信号は、前記制御ユニット100の信
号入力部78bに入力され、制御マイコン79により前
記優先レベル1の割り込みである「大当り」であるビッ
グボーナスゲームの発生に伴う信号が入力されたと判断
され、ビッグボーナスゲームの発生回数に1加算した回
数を表示する。そして、図13のフロー図に示すよう
に、前記制御マイコン79は、前記信号入力部78bに
ビッグボーナス信号が入力されている間に、信号入力部
78eに入力された獲得得点信号および信号入力部78
dに入力されたベット信号を検知することにより、ビッ
グボーナスゲーム中における獲得得点信号から特定され
る獲得得点を別途積算するとともに、該積算されたビッ
グボーナス中の獲得得点から前記ベット信号から特定さ
れるベット数を減算することにより、これらボーナスゲ
ーム中において獲得した得点を、例えば図8(c)に示
すようにように表示するとともに、該表示内容がボーナ
スゲーム中の獲得得点であることを、表示画面の外周部
上辺中央部位置に印字された「ボーナス時獲得得点」の
表示項目に臨む位置に棒状表示を実施して指し示すよう
になっている。
【0071】また、これらボーナス時獲得得点の表示へ
の移行は、前記図13のフロー図に示すように、前記
「大当り」であるボーナスゲームの発生に伴う信号の入
力がなされた場合には、前記制御マイコン79は、前記
ディップスイッチ77により設定されている秒数(本実
施例では設定を「01」として5秒間としている)のカ
ウントを実施し、該カウントが完了する5秒が経過した
段階にて、その時点における該ボーナスゲーム中の獲得
得点の表示に移行する。
【0072】このように、ボーナス時獲得得点の表示へ
の移行を所定の時間の経過後において実施することは、
本実施例のように、分割画面表示を実施してボーナスゲ
ーム中においても遊技情報を継続的に表示するような機
能を有するものではなく、その表示内容全体がボーナス
時獲得得点の表示とされる場合において、該ボーナスゲ
ームの発生時における遊技情報、例えば何ゲーム目にて
何度目のボーナスゲームが発生したか等を見逃すことな
く、これら遊技情報を余裕をもって確認できるようにな
ることから好ましいが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0073】また本実施例においては、これらボーナス
時獲得得点の表示の際、該ボーナスゲーム中に使用され
た得点(ベット数)に対して獲得得点が少なくて、その
時点における得点がマイナスである場合には、前記制御
マイコン79は、前記表示ユニット9に表示される獲得
得点を「0」と表示するように、前記制御プログラムに
プログラムされている。
【0074】また、前記のように、ボーナスゲーム中の
獲得得点がマイナスである場合に、該得点の表示を
「0」と表示することは、表示内容がマイナスとなって
遊技者に不愉快感を与えたり混乱を与えることを防止で
きることから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではない。更には、本実施例では、前記のように得点
がマイナスである場合には「0」を表示するようにして
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
ら表示ユニット9に表示される表示内容は「0」を示す
ものであれば任意とされる。
【0075】このようにして、前記のように予め設定さ
れた所定の時間の経過の後に、ボーナスゲーム中の獲得
得点並びに「大当り」の表示とがスクロール表示されて
いき、該ボーナスゲームが終了した際には、前記図13
のフロー図に示すように、該ボーナスゲームの終了時点
から前記ディップスイッチ77により設定されている秒
数(本実施例では設定を「10」として10秒間として
いる)を前記制御マイコン79がカウントすることによ
り、該ボーナスゲームの終了時におけるボーナスゲーム
中の獲得得点、つまりはボーナスゲーム中にて獲得した
総得点が前記設定時間において継続表示されるようにな
っている。
【0076】このように、ボーナスゲームが終了して
も、予め定められた所定時間に渡ってボーナスゲーム中
の獲得得点(獲得総得点)を継続表示することは、遊技
者はこれら獲得総得点を見逃すことなく余裕をもって確
認できるようになることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0077】以上、本実施例のようにすれば、これらボ
ーナスゲームの発生時において、該ボーナスゲーム中に
獲得された得点が自動的且つ迅速に表示されることで、
遊技者の不便性を解消することができるようになる。
【0078】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0079】本発明の請求項1は、遊技場内に設置され
る遊技機(スロットマシン2)の近傍に設けられ、少な
くとも文字表示可能なように所定数の表示画素(LED
素子)がマトリックス状に配列された表示画面に、少な
くとも対応する前記遊技機に関連する複数の表示内容
(遊技情報、獲得得点、発行案内、離席、大当り、イン
フォメーション等)を適宜切替表示可能な遊技用表示装
置において、対応する前記遊技機が予め定められた遊技
者にとって有利となる特定遊技状態がになったことを条
件に、前記表示画面の表示をその時点において表示され
ている表示内容から、前記特定遊技状態の発生中におい
て獲得された獲得有価価値(ボーナス中獲得得点)の大
きさを示す表示に切り換える制御を行う制御部(制御マ
イコン79)が設けられている。
【0080】また、本発明の請求項2は、前記制御部
(制御マイコン79)は、前記遊技者にとって有利とな
る特定遊技状態(ビックボーナス、レギュラーボーナ
ス)の発生を検知した後、予め定められた所定時間の経
過後において前記特定遊技状態の発生中において獲得さ
れた獲得有価価値(ボーナス中獲得得点)の大きさを示
す表示への切り換え制御を行う。
【0081】また、本発明の請求項3は、前記制御部は
(制御マイコン79)、前記遊技者にとって有利となる
特定遊技状態(ビックボーナス、レギュラーボーナス)
の終了を検知した後、予め定められた所定時間の経過後
において前記特定遊技状態の発生中において獲得された
獲得有価価値(ボーナス中獲得得点)の大きさを示す表
示から所定の表示内容への表示切り換え制御を行う。
【0082】また、本発明の請求項4は、前記表示切り
換えにおける各所定時間を可変設定可能な設定手段(デ
ィップスイッチ77)が設けられている。
【0083】また、本発明の請求項5は、前記制御部は
(制御マイコン79)、前記特定遊技状態の発生中にお
いて獲得された獲得有価価値(ボーナス中獲得得点)の
大きさがマイナスである場合には、前記表示画面に
「0」を示す表示制御を行う。
【0084】また、本発明の請求項6は、前記制御部
(制御マイコン79)は、前記表示画面のほぼ全体に渡
って表示内容を表示する全画面表示と、前記表示画面を
少なくとも2つの表示エリア(スクロール表示エリア、
固定表示エリア)に分割して各表示エリア毎にそれぞれ
異なる表示内容を表示する分割画面表示と、を適宜切り
替える制御を実施可能とされ、前記遊技者にとって有利
となる特定遊技状態(ビックボーナス、レギュラーボー
ナス)になったことを条件に、前記表示画面の表示状態
を分割画面表示に変更するとともに、少なくとも該分割
された表示エリアの1つに前記特定遊技状態の発生中に
おいて獲得された獲得有価価値(ボーナス中獲得得点)
の大きさを表示する制御を行う。
【0085】また、本発明の請求項7は、少なくとも前
記分割された表示エリアの1つ(固定表示エリア)に
は、対応する前記遊技機(スロットマシン2)の遊技情
報が表示される。
【0086】また、本発明の請求項8は、遊技用表示装
置の制御を行う制御部(制御マイコン79を含む制御ユ
ニット100)が、前記表示画面を具備する表示部(表
示ユニット9)と別体とされている。
【0087】また、本発明の請求項9は、前記表示画面
全体または少なくとも表示エリアの1つ(スクロール表
示エリア)は、表示内容を順次移動して表示するスクロ
ール表示が可能とされている。
【0088】以上、本発明の実施形態を図面により前記
各実施例にて説明してきたが、本発明はこれら各実施例
に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない
範囲における変更や追加があっても本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。例えば、前記実施例においては、
前記スクロール表示エリアと固定表示エリアの大きさを
異なるものとしているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら各エリアの大きさは適宜に選択すれ
ば良い。
【0089】また、前記実施例では、スクロール表示エ
リアと固定表示エリアをそれぞれ1エリアづつ設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
エリアの数はは適宜に選択すれば良い。
【0090】また、前記実施例では、表示素子として赤
色のLED素子を使用したLED表示モジュール61を
使用してドットマトリックス表示画面を形成している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら表
示画面をドットマトリックス液晶パネルやCRTやEL
ディスプレイ等としても良く、画素がマトリックス状に
配列されて文字表示可能なものであれば使用することが
できる。
【0091】また、前記実施例では、カバー体50を着
脱自在としており、このようにすることでカバー体50
を適宜に交換することで遊技機がパチンコ機であっても
スロットマシンであっても容易に対応することができる
ようになることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これらカバー体50を着脱不可に前
記基体80に固着するようにしても良い。
【0092】また、前記実施例では、前記表示項目の印
字を直接カバー体50に実施しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら印字を表示項目が印
字されたラベル等を貼付して実施するようにしても良
い。
【0093】また、前記実施例では、表示ユニット9を
呼び出しランプ8の側部位置に配設しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら表示ユニット
9の配置位置は、対応する遊技機であるスロットマシン
2の近傍位置であれば特に限定されるものではなく、遊
技機であるスロットマシン2に設けるようにしても良
い。更に、前記実施例では、前記遊技用表示装置を遊技
機であるスロットマシン2に1対1に設けているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、図15に示すよ
うに、これら遊技用表示装置を隣接するスロットマシン
2の間の上方位置に配置するともに、前記データボタン
55と同様のデータボタン55’と表示切替ボタン56
と同様の表示切替ボタン56’とを2つづつ設けて、隣
接する2台のスロットマシン2で1台の遊技用表示装置
を構成する表示ユニット9’を共有使用するようにして
も良い。
【0094】また、前記実施例では、遊技媒体であるコ
インを使用せずに遊技を実施可能なカード式スロットマ
シン2を用いているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、これら遊技機としては遊技媒体であるコイン
を使用する通常のスロットマシン2であっても良く、ま
た、遊技媒体としてパチンコ玉を使用するパチンコ機に
計数装置等の計数手段が設けられた遊技装置や、図16
に示すようにパチンコ玉が指触不可に封入された封入式
パチンコ機111や、更には遊技盤面が画像により形成
された遊技機が設置された遊技島においても本発明の遊
技用表示装置を適用可能なことは言うまでもない。
【0095】また、前記実施例では、ボーナスゲームと
して主にビッグボーナスゲームを例に説明をしている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらボ
ーナスゲームがレギュラーボーナスゲームであっても良
いことは言うまでもない。
【0096】また、前記実施例では、ボーナスゲーム中
獲得得点の表示形態として、該ボーナスゲーム中獲得得
点の大きさを数字にて直接表示しているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、レベルメーター
表示や図形、色分け等のようにボーナスゲーム中獲得得
点の大きさを示す表示形態であれば任意とされる。
【0097】また、前記実施例では実施していないが、
所定期間、例えば本日中における各ボーナスゲーム中獲
得得点の内、最大のボーナスゲーム中獲得得点を記憶し
ておき、前記表示ユニット9に表示するようにしても良
い。更には、今回のボーナスゲーム中獲得得点が該最大
のボーナスゲーム中獲得得点に対してどの位であるのか
を表示したり、今回のボーナスゲーム中獲得得点が最大
のボーナスゲーム中獲得得点を超えた場合には、これら
超えた事(本日における最大のボーナスゲーム中獲得得
点が更新された事)を表示すること等は任意とされる。
【0098】また、前記実施例では、獲得得点信号並び
にベット信号に基づき、前記制御ユニット100におい
て獲得得点、特にボーナスゲーム中獲得得点の大きさを
算出するようにしているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、これらベット信号と獲得得点信号の差で
ある獲得得点(ボーナスゲーム中獲得得点)自体が遊技
機より出力される場合は、該出力される獲得得点(ボー
ナスゲーム中獲得得点)に基づき獲得得点(ボーナスゲ
ーム中獲得得点)を表示するようにしても良い。
【0099】また、遊技機が大当りである前記特定遊技
状態に加えて、更に遊技者に有利となるチャレンジタイ
ム等の特別遊技状態が付与される遊技機(スロットマシ
ン)である場合には、これらチャレンジタイム等の特別
遊技状態中において獲得された獲得得点を前記ボーナス
ゲーム中獲得得点に加えて表示するようにしても良い。
【0100】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0101】(a)請求項1の発明によれば、表示画面
にいかなる表示内容が表示されていても、遊技機におい
て遊技者にとって有利となる特定遊技状態が発生した場
合に、前記制御部によって特定遊技中獲得有価価値の大
きさを示す表示が自動的且つ迅速に表示画面に表示され
るようになるため、遊技者の不便を解消することができ
る。
【0102】(b)請求項2の発明によれば、遊技者に
とって有利となる特定遊技状態が発生しても予め定めら
れた所定時間は、通常の表示内容である遊技情報等が表
示されるようになるため、遊技者は該特定遊技状態が発
生した際の遊技情報を見逃すことなく、余裕をもって確
認できるようになる。
【0103】(c)請求項3の発明によれば、遊技者に
とって有利となる特定遊技状態が終了しても予め定めら
れた所定時間は、該特定遊技状態中において獲得した特
定遊技中獲得有価価値の総数が表示されるようになるた
め、遊技者は該特定遊技中獲得有価価値の総数を見逃す
ことなく、余裕をもって確認できるようになる。
【0104】(d)請求項4の発明によれば、例えば遊
技機の機種や種別に応じて前記表示切り換えがなされる
までの所定時間を適宜に変更できるようになる。
【0105】(e)請求項5の発明によれば、表示内容
がマイナスとなって遊技者に不愉快感を与えたり混乱を
与えることを防止できる。
【0106】(f)請求項6の発明によれば、遊技者に
とって有利となる特定遊技状態が発生しても前記特定遊
技中獲得有価価値の大きさの表示により表示画面全体が
占有されることがなく、その他の表示内容を該特定遊技
中獲得有価価値の大きさが表示される表示エリア以外の
表示エリアに表示することが可能となる。
【0107】(g)請求項7の発明によれば、遊技者に
とって有利となる前記特定遊技状態が発生しても前記特
定遊技中獲得有価価値の大きさのみではなく、遊技機の
遊技情報を遊技者に提供できる。
【0108】(h)請求項8の発明によれば、前記表示
部と前記制御部とが別体とされている事により、表示部
の厚みおよび重量を低減することができ、これら表示部
の設置性を向上させることができる。
【0109】(i)請求項9の発明によれば、表示内容
が長文のメッセージであっても、遊技者が読みやすく表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技島を示す外観斜視
図である。
【図2】本発明の実施例における遊技島に設置されるカ
ード式スロットマシン並びにカードユニットを示す正面
図である。
【図3】本発明の本実施例における遊技用表示装置を示
す分解斜視図である。
【図4】本発明の本実施例における遊技用表示装置の取
付け状況を示す図である。
【図5】本発明の本実施例における遊技用表示装置と他
装置との接続状況を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例における遊技島に設置されるカ
ード式スロットマシン並びにカードユニットの構成を示
すブロック図である。
【図7】本発明の本実施例における遊技用表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図8】(a),(b),(c)は、本発明の本実施例
における遊技用表示装置の表示ユニットでの表示状況を
示す外観正面図である。
【図9】本発明の本実施例における遊技用表示装置の表
示ユニットでの表示状況を示す外観正面図である。
【図10】本発明の本実施例における遊技用表示装置の
データボタン操作時における表示状況の変化を示す外観
正面図である。
【図11】本発明の本実施例における遊技用表示装置の
表示切替ボタン操作時における表示状況の変化を示す外
観正面図である。
【図12】本発明の本実施例における遊技用表示装置の
分割画面表示状態における表示状況を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の本実施例における遊技用表示装置の
ディップスイッチによる設定内容を示す図である。
【図14】本発明の本実施例における遊技用表示装置の
割り込み表示内容と処理状況を示す図である。
【図15】本発明の遊技用表示装置のその他の配置状況
を示す図である。
【図16】遊技機として封入式パチンコ機を用いた例を
示す正面図である。
【符号の説明】
l 遊技島 2 カード式スロットマシン 3 カードユニット 4 呼び出しランプ 5 呼び出しボタン 6 動作ランプ 7 表示部 8 貸出金額選択部 8a 金額ボタン 8b 金額ボタン 8c 金額ボタン 8d 金額ボタン 9 表示ユニット 10 精算ボタン 11 カードインジケータ 12 カード挿入口 13 幕板 14 磁気カードリーダライタ 15 記憶部 16 通信部 17 通信部 18 MPU 19 接続用I/Oポート 46 分岐端末(DMC) 47 管理コンピュータ 48 文字放送受信装置 49 配信用コンピュータ 50 カバー体 51 開口 52 カバー材 54 係合孔 55 データボタン 55’ データボタン 56 表示切替ボタン 56’ 表示切替ボタン 60 表示基板 60a (表示基板)上面 60b (表示基板)下面 61 LED表示モジュール 62 データスイッチ 63 表示切替スイッチ 64 表示ドライバ 70 制御基板 71 接続ケーブル 72 通信部 73 通信部 74 リアルタイムクロック(RTC) 75 RAM 76 EEPROM 77 ディップスイッチ 78a 信号入力部(大当り) 78b 信号入力部(確率変動) 78c 信号入力部(始動) 78d 信号入力部(投入) 78e 信号入力部(排出) 79 制御マイコン(MPU) 80 基体 81 係合爪部 82 柱状突起 83 開口 100 制御ユニット 101 信号線 102 通信ケーブル 103 通信ケーブル 111 封入式パチンコ機 202 前面パネル 203 施錠装置 204 リセットスイッチ 205L 表示窓(左) 205C 表示窓(中) 205R 表示窓(右) 206L 回転リール(左) 206C 回転リール(中) 206R 回転リール(右) 207 可変表示部 208L リール位置検出センサ(左) 208C リール位置検出センサ(中) 208R リール位置検出センサ(右) 209L ストップボタン(左) 209C ストップボタン(中) 209R ストップボタン(右) 210 指示ランプ 211L 左操作有効ランプ 211C 中操作有効ランプ 211R 右操作有効ランプ 212 スタートレバー 213 貸出ボタン 214 BETボタン 215 離席ボタン 216 灰皿 217 遊技効果ユニット 218 制御基板 220 ゲーム終了ランプ 221 有効ライン表示ランプ 222 有効ライン表示ランプ 223 有効ライン表示ランプ 224 遊技効果ランプ 225 ゲーム回数表示器 226 持ち点表示器 227 付与得点表示器 228 スピーカ 229 記憶部 230 接続用I/Oポート 231 制御マイコン 232 信号出力部 250 カードユニット 251 動作ランプ 252 表示部 253 貸出金額選択部 254 精算ボタン 255 カードインジケータ 256 カード挿入口 257 磁気カードリーダライタ 258 記憶部 259 通信部 260 通信部 261 MPU 262 接続用I/Oポート 269 管理コンピュータ ML 駆動モータ(左) MC 駆動モータ(中) MR 駆動モータ(右)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場内に設置される遊技機の近傍に設
    けられ、少なくとも文字表示可能なように所定数の表示
    画素がマトリックス状に配列された表示画面に、少なく
    とも対応する前記遊技機に関連する複数の表示内容を適
    宜切替表示可能な遊技用表示装置において、対応する前
    記遊技機が予め定められた遊技者にとって有利となる特
    定遊技状態になったことを条件に、前記表示画面の表示
    をその時点において表示されている表示内容から、前記
    特定遊技状態の発生中において獲得された獲得有価価値
    の大きさを示す表示に切り換える制御を行う制御部が設
    けられていることを特徴とする遊技用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記遊技者にとって有利
    となる特定遊技状態の発生を検知した後、予め定められ
    た所定時間の経過後において前記特定遊技状態の発生中
    において獲得された獲得有価価値の大きさを示す表示へ
    の切り換え制御を行う請求項1に記載の遊技用表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記遊技者にとって有利
    となる特定遊技状態の終了を検知した後、予め定められ
    た所定時間の経過後において前記特定遊技状態の発生中
    において獲得された獲得有価価値の大きさを示す表示か
    ら所定の表示内容への表示切り換え制御を行う請求項1
    または2に記載の遊技用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示切り換えにおける各所定時間を
    可変設定可能な設定手段が設けられている請求項2また
    は3に記載の遊技用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記特定遊技状態の発生
    中において獲得された獲得有価価値の大きさがマイナス
    である場合には、前記表示画面に「0」を示す表示制御
    を行う請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記表示画面のほぼ全体
    に渡って表示内容を表示する全画面表示と、前記表示画
    面を少なくとも2つの表示エリアに分割して各表示エリ
    ア毎にそれぞれ異なる表示内容を表示する分割画面表示
    と、を適宜切り替える制御を実施可能とされ、前記遊技
    者にとって有利となる特定遊技状態になったことを条件
    に、前記表示画面の表示状態を分割画面表示に変更する
    とともに、少なくとも該分割された表示エリアの1つに
    前記特定遊技状態の発生中において獲得された獲得有価
    価値の大きさを示す表示制御を行う請求項1〜5のいず
    れかに記載の遊技用表示装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記分割された表示エリアの
    1つには、対応する前記遊技機の遊技情報が表示される
    請求項6に記載の遊技用表示装置。
  8. 【請求項8】 遊技用表示装置の制御を行う制御部が、
    前記表示画面を具備する表示部と別体とされている請求
    項1〜7のいずれかに記載の遊技用表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示画面全体または少なくとも表示
    エリアの1つは、表示内容を順次移動して表示するスク
    ロール表示が可能とされている請求項1〜8のいずれか
    に記載の遊技用表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016135329A (ja) * 2016-04-26 2016-07-28 株式会社三共 情報表示装置

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