JP2001078902A - 静電場フライヤー - Google Patents
静電場フライヤーInfo
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- JP2001078902A JP2001078902A JP26205199A JP26205199A JP2001078902A JP 2001078902 A JP2001078902 A JP 2001078902A JP 26205199 A JP26205199 A JP 26205199A JP 26205199 A JP26205199 A JP 26205199A JP 2001078902 A JP2001078902 A JP 2001078902A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は感電すること無く安全に使用できる
静電場フライヤー及び、油槽内部のスペースを有効に利
用できる静電場フライヤーを提供する。 【解決手段】 前記静電場フライヤー1に近づいてきた
人を検出するセンサー11と、このセンサー11の出力
に応じて前記油槽に印加された電圧を高電圧から低電圧
に切換える切換え手段12とを備える。また、食物を揚
げ調理する油槽の油を加熱する加熱ヒータと、前記油槽
に高電圧を印加して前記油槽に静電場を形成させる高電
圧トランスとを備え、前記加熱ヒータは、この加熱ヒー
タを加熱するための加熱電源部または前記高電圧トラン
スに択一的に接続可能とする。
静電場フライヤー及び、油槽内部のスペースを有効に利
用できる静電場フライヤーを提供する。 【解決手段】 前記静電場フライヤー1に近づいてきた
人を検出するセンサー11と、このセンサー11の出力
に応じて前記油槽に印加された電圧を高電圧から低電圧
に切換える切換え手段12とを備える。また、食物を揚
げ調理する油槽の油を加熱する加熱ヒータと、前記油槽
に高電圧を印加して前記油槽に静電場を形成させる高電
圧トランスとを備え、前記加熱ヒータは、この加熱ヒー
タを加熱するための加熱電源部または前記高電圧トラン
スに択一的に接続可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油槽に高電圧を印
加して静電場を形成させる静電場フライヤーに関する。
加して静電場を形成させる静電場フライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】本願発明者により、静電場雰囲気で揚げ
調理するための油を使用すると、油の鮮度を長期に亘り
維持することができ、油の寿命を長期化させることが判
明されている。本願発明者は、かかる作用効果を利用し
て油槽に高電圧を印加してこの油槽に静電場を形成させ
るフライヤーを開発した。
調理するための油を使用すると、油の鮮度を長期に亘り
維持することができ、油の寿命を長期化させることが判
明されている。本願発明者は、かかる作用効果を利用し
て油槽に高電圧を印加してこの油槽に静電場を形成させ
るフライヤーを開発した。
【0003】ところが、油槽に高電圧を印加すると、調
理の際、フライヤーの油槽内の電極に金属製の箸等の道
具を介して人が触れると感電することもある。そのた
め、電流漏洩が生じた場合に、高電圧を印加する高電圧
トランスの電源を遮断するスイッチを設けて感電防止体
対策がこれらフライヤーには取られている。
理の際、フライヤーの油槽内の電極に金属製の箸等の道
具を介して人が触れると感電することもある。そのた
め、電流漏洩が生じた場合に、高電圧を印加する高電圧
トランスの電源を遮断するスイッチを設けて感電防止体
対策がこれらフライヤーには取られている。
【0004】また、従来から油槽にニクロム線などで形
成された加熱ヒータを浸漬して、油を加熱するフライヤ
ーが使用されている。
成された加熱ヒータを浸漬して、油を加熱するフライヤ
ーが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スイッチを手
動で入り切りさせていたのでは、スイッチを切り忘れ、
高電圧を油槽に掛けた状態で人がフライヤーの前に立っ
て調理する恐れもある。その一方で、人が感電しない程
度の電圧であれば、調理中も油槽に高電圧を印加し、静
電場雰囲気で調理をした方が、油の寿命が長くなるだけ
でなく、食材の揚がり具合も良好になる。
動で入り切りさせていたのでは、スイッチを切り忘れ、
高電圧を油槽に掛けた状態で人がフライヤーの前に立っ
て調理する恐れもある。その一方で、人が感電しない程
度の電圧であれば、調理中も油槽に高電圧を印加し、静
電場雰囲気で調理をした方が、油の寿命が長くなるだけ
でなく、食材の揚がり具合も良好になる。
【0006】一方、加熱ヒータを浸漬して、油を加熱す
るフライヤーにあっては、油槽に静電場を形成させるた
めの電極を別途浸漬すると油槽に揚げ調理をするための
有効なスペースが無くなってしまう。
るフライヤーにあっては、油槽に静電場を形成させるた
めの電極を別途浸漬すると油槽に揚げ調理をするための
有効なスペースが無くなってしまう。
【0007】そこで、本発明は感電すること無く安全に
使用でき、かつ、調理中でも油槽に静電場を安全に形成
できる静電場フライヤー及び、油槽内部のスペースを有
効に利用できる静電場フライヤーを提供する。
使用でき、かつ、調理中でも油槽に静電場を安全に形成
できる静電場フライヤー及び、油槽内部のスペースを有
効に利用できる静電場フライヤーを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、食
物を揚げ調理する油槽に高電圧を印加して、この油槽に
静電場を形成させるようにした静電場フライヤーにおい
て、前記静電場フライヤーは、近づいてきた人を検出す
るセンサーと、このセンサーの出力に応じて前記油槽に
印加された電圧を高電圧から感電することのない低電圧
に切換える切換え手段とを備えた静電場フライヤーによ
り上記課題を解決する。
物を揚げ調理する油槽に高電圧を印加して、この油槽に
静電場を形成させるようにした静電場フライヤーにおい
て、前記静電場フライヤーは、近づいてきた人を検出す
るセンサーと、このセンサーの出力に応じて前記油槽に
印加された電圧を高電圧から感電することのない低電圧
に切換える切換え手段とを備えた静電場フライヤーによ
り上記課題を解決する。
【0009】この発明によれば、油槽に静電場を形成さ
せるため高電圧を印加させている場合でも、静電場フラ
イヤーに人が近づくと印加されるを電圧自動的に感電す
る恐れのない低い電圧に下げることができる。
せるため高電圧を印加させている場合でも、静電場フラ
イヤーに人が近づくと印加されるを電圧自動的に感電す
る恐れのない低い電圧に下げることができる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1記載の静電
場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤーは、前記
油槽に印加される前記高電圧を2段階の電圧に切換える
ことができる高電圧切換えスイッチを備えていることを
特徴とする。
場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤーは、前記
油槽に印加される前記高電圧を2段階の電圧に切換える
ことができる高電圧切換えスイッチを備えていることを
特徴とする。
【0011】本発明によれば、例えば、印加する電圧を
人が感電する恐れの無い比較的低い電圧に設定しておけ
ば、たとえセンサーの故障等の不具合があった場合で
も、安全である。
人が感電する恐れの無い比較的低い電圧に設定しておけ
ば、たとえセンサーの故障等の不具合があった場合で
も、安全である。
【0012】請求項3の発明では、請求項1または2に
記載の静電場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤ
ーは、前記油槽に印加される前記定電圧を所定の電圧ま
たは0Vに設定することが可能な低電圧選択手段が設け
られていることを特徴とる。
記載の静電場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤ
ーは、前記油槽に印加される前記定電圧を所定の電圧ま
たは0Vに設定することが可能な低電圧選択手段が設け
られていることを特徴とる。
【0013】この発明によれば、静電場フライヤーの前
に人が立って調理を行うときでも、油槽に人が感電しな
い程度の低電圧を印加させて静電場を形成させることが
可能であり、より油の寿命を長期化することができる。
に人が立って調理を行うときでも、油槽に人が感電しな
い程度の低電圧を印加させて静電場を形成させることが
可能であり、より油の寿命を長期化することができる。
【0014】請求項4の発明では、食物を揚げ調理する
油槽の油を加熱する加熱ヒータと、前記油槽に高電圧を
印加して前記油槽に静電場を形成させる高電圧トランス
とを備えた静電場フライヤーにおいて、前記加熱ヒータ
は、この加熱ヒータを加熱するための加熱電源部または
前記高電圧トランスに択一的に接続可能な静電場フライ
ヤーにより上記課題を解決する。
油槽の油を加熱する加熱ヒータと、前記油槽に高電圧を
印加して前記油槽に静電場を形成させる高電圧トランス
とを備えた静電場フライヤーにおいて、前記加熱ヒータ
は、この加熱ヒータを加熱するための加熱電源部または
前記高電圧トランスに択一的に接続可能な静電場フライ
ヤーにより上記課題を解決する。
【0015】本発明によれば、加熱ヒータを、加熱ヒー
タそのものの役割を果たすだけでなく静電場を形成させ
る電極としての役割を果たすので、加熱ヒータの他に別
途電極を設ける必要が無く油槽の限られたスペースを有
効に使用することができる。
タそのものの役割を果たすだけでなく静電場を形成させ
る電極としての役割を果たすので、加熱ヒータの他に別
途電極を設ける必要が無く油槽の限られたスペースを有
効に使用することができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項4記載の静電
場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤーは、前記
油槽の油の温度を検出する温度センサーと、この温度セ
ンサーの出力に応じて前記加熱ヒータを加熱電源部また
は前記高電圧トランスの何れかに接続させる接続切換え
手段とを備えたことを特徴とする。
場フライヤーにおいて、前記静電場フライヤーは、前記
油槽の油の温度を検出する温度センサーと、この温度セ
ンサーの出力に応じて前記加熱ヒータを加熱電源部また
は前記高電圧トランスの何れかに接続させる接続切換え
手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、油槽の油が食材を揚げ調
理するのに適した温度に達した時点で、加熱ヒータを電
極として使用するように自動的に切換え可能とできる。
逆に油の温度が下降した場合には、再度加熱ヒータとし
て利用すれば、油の温度を常に最適な温度の近傍に維持
することができる。
理するのに適した温度に達した時点で、加熱ヒータを電
極として使用するように自動的に切換え可能とできる。
逆に油の温度が下降した場合には、再度加熱ヒータとし
て利用すれば、油の温度を常に最適な温度の近傍に維持
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明にかかる小型の静電場フラ
イヤーの1実施形態を示している。この静電場フライヤ
ー1は、箱型に形成された静電場フライヤー1の外殻を
なすケーシング1aを備えており、ケーシング1aは静
電場フライヤー1の両側で対向するように設けられた側
面部2,2と、この静電場フライヤー1を操作するため
の操作パネル7を備えた前面部4と、静電場フライヤー
1の後部でこれら側面部2,2及び前面部4の上端から
上方に向けて突出している背面部5とから構成されてい
る。また、この静電場フライヤー1は側面部2,2と一
体的に形成された脚部3,3により支持されている。脚
部3,3の下端には、この静電場フライヤー1を移動さ
せるための球状に形成されたキャスタ−3a‥3aが前
部と後部にそれぞれ取付けられている。
イヤーの1実施形態を示している。この静電場フライヤ
ー1は、箱型に形成された静電場フライヤー1の外殻を
なすケーシング1aを備えており、ケーシング1aは静
電場フライヤー1の両側で対向するように設けられた側
面部2,2と、この静電場フライヤー1を操作するため
の操作パネル7を備えた前面部4と、静電場フライヤー
1の後部でこれら側面部2,2及び前面部4の上端から
上方に向けて突出している背面部5とから構成されてい
る。また、この静電場フライヤー1は側面部2,2と一
体的に形成された脚部3,3により支持されている。脚
部3,3の下端には、この静電場フライヤー1を移動さ
せるための球状に形成されたキャスタ−3a‥3aが前
部と後部にそれぞれ取付けられている。
【0020】前面部4、側面部2,2及び背面部5によ
り囲まれた部分は、食材を揚げ調理するための油槽6と
なっている。この油槽6には油が充填され、ポテト、チ
キンなど様々な食材が揚げ調理される。この油槽6の底
部には油をするための図示しない熱管が配されており、
この熱管の上には食材が油槽の底面に落下するのを防止
している金網が配置されている。そして、この金網には
油槽に静電場を形成させるための網状の電極8が設けら
れている。この電極8は周囲から絶縁状態を保つため、
テフロン材により形成された絶縁駒を介して前記金網に
取り付けられている。電極8には、当該電極8に高電圧
を印加するための高電圧トランス9が接続されている。
なお、この図には示されていないが、これらを接続して
いる配線は油槽6の底面に形成された孔を挿通させて設
けられている。高電圧トランス9には配線9aが設けら
れていて、背面から静電場フライヤー1の外部へ延びて
おり、その先端にコンセントに差し込むためのプラグ9
bが設けられている。また、脚部3,3の間には上面が
開放された箱状のタンク10が設けられている。このタ
ンク10は、油槽6の古くなった油を抜き取る際に使用
されるもので、油槽6の底部に設けられた排水部から油
が流し込まれる。
り囲まれた部分は、食材を揚げ調理するための油槽6と
なっている。この油槽6には油が充填され、ポテト、チ
キンなど様々な食材が揚げ調理される。この油槽6の底
部には油をするための図示しない熱管が配されており、
この熱管の上には食材が油槽の底面に落下するのを防止
している金網が配置されている。そして、この金網には
油槽に静電場を形成させるための網状の電極8が設けら
れている。この電極8は周囲から絶縁状態を保つため、
テフロン材により形成された絶縁駒を介して前記金網に
取り付けられている。電極8には、当該電極8に高電圧
を印加するための高電圧トランス9が接続されている。
なお、この図には示されていないが、これらを接続して
いる配線は油槽6の底面に形成された孔を挿通させて設
けられている。高電圧トランス9には配線9aが設けら
れていて、背面から静電場フライヤー1の外部へ延びて
おり、その先端にコンセントに差し込むためのプラグ9
bが設けられている。また、脚部3,3の間には上面が
開放された箱状のタンク10が設けられている。このタ
ンク10は、油槽6の古くなった油を抜き取る際に使用
されるもので、油槽6の底部に設けられた排水部から油
が流し込まれる。
【0021】そして、静電場フライヤー1の前面部4に
は、人の存在を検出する赤外線センサー11がその中央
部に設けられている。油槽6には、高電圧トランス9か
ら2KVの高電圧が印加される。そのため、人がこのフ
ライヤー1の前に立って調理を行っているときに、ケー
シング1aに触れてしまったり、調理用の箸が電極に接
触してしまうと、感電する恐れがある。この赤外線セン
サー11は、人がフライヤー1の前に近づいたことを検
出して、調理中は印加される電圧を人が感電しない程度
の電圧まで下げるために使用されている。
は、人の存在を検出する赤外線センサー11がその中央
部に設けられている。油槽6には、高電圧トランス9か
ら2KVの高電圧が印加される。そのため、人がこのフ
ライヤー1の前に立って調理を行っているときに、ケー
シング1aに触れてしまったり、調理用の箸が電極に接
触してしまうと、感電する恐れがある。この赤外線セン
サー11は、人がフライヤー1の前に近づいたことを検
出して、調理中は印加される電圧を人が感電しない程度
の電圧まで下げるために使用されている。
【0022】この赤外線センサー11の出力信号に応じ
て印加される電圧を下げる制御を行っているのが前面部
4で操作パネル7に設けられた種々の操作ボタンであ
る。この静電場フライヤー1では、これら操作ボタンの
操作により印加される電圧を2KV、500V、0Vの
3段階の状態とすることができる。
て印加される電圧を下げる制御を行っているのが前面部
4で操作パネル7に設けられた種々の操作ボタンであ
る。この静電場フライヤー1では、これら操作ボタンの
操作により印加される電圧を2KV、500V、0Vの
3段階の状態とすることができる。
【0023】この操作パネルに設けられた操作ボタン
は、押ボタンタイプの電源スイッチ7aと、この電源ス
イッチ7aの下方で横方向に並べて設けられている印加
される高電圧を2KVに設定するHi−VOLスイッチ
17bと、印加される高電圧を500Vに設定するLo
w−VOLスイッチ7cと、電極に漏電等の異常が発生
した場合に点灯する異常動作警告ランプ7dと、印加さ
れる低電圧を500V又は0Vのいずれかに設定するモ
ード選択スイッチ7eとから構成されている。
は、押ボタンタイプの電源スイッチ7aと、この電源ス
イッチ7aの下方で横方向に並べて設けられている印加
される高電圧を2KVに設定するHi−VOLスイッチ
17bと、印加される高電圧を500Vに設定するLo
w−VOLスイッチ7cと、電極に漏電等の異常が発生
した場合に点灯する異常動作警告ランプ7dと、印加さ
れる低電圧を500V又は0Vのいずれかに設定するモ
ード選択スイッチ7eとから構成されている。
【0024】通常の操作では、電極8に印加される電圧
は、センサーが人を検出していないときには高電圧が2
KV、検出したときには低電圧が500Vに設定されて
いる。
は、センサーが人を検出していないときには高電圧が2
KV、検出したときには低電圧が500Vに設定されて
いる。
【0025】これらスイッチの設定状態により電極に印
加される電圧がどのように制御されるかを示したのが図
2のフローチャートである。この図から明らかなよう
に、赤外線センサーが人を検出した場合、Hi−VOL
スイッチ7bがONに設定され、「Hi」の状態では2
KVが、Low−VOLスイッチ7cがONに設定され
「Low」の状態では500Vが印加される。これに対
し、静電場フライヤーの前に人が立ちセンサーが人の存
在を検出すると印加される電圧が500Vに減圧され
る。しかし、電圧維持手段としてのモードを「OFF」
の状態にしておくと、この低電圧が遮断され、印加され
る電圧が0Vとなる。また、モードを「ON」の状態に
しておいても、高電圧を500V、即ち、Hi−VOL
スイッチ17bをONに設定しておけば、印加される低
電圧は0Vとなるように制御される。これらスイッチの
設定の状態により印加される電圧がどのように制御され
るかについて赤外線センサーが人を検出した場合と人を
検出しない場合とに分けてまとめたのが表1である。
加される電圧がどのように制御されるかを示したのが図
2のフローチャートである。この図から明らかなよう
に、赤外線センサーが人を検出した場合、Hi−VOL
スイッチ7bがONに設定され、「Hi」の状態では2
KVが、Low−VOLスイッチ7cがONに設定され
「Low」の状態では500Vが印加される。これに対
し、静電場フライヤーの前に人が立ちセンサーが人の存
在を検出すると印加される電圧が500Vに減圧され
る。しかし、電圧維持手段としてのモードを「OFF」
の状態にしておくと、この低電圧が遮断され、印加され
る電圧が0Vとなる。また、モードを「ON」の状態に
しておいても、高電圧を500V、即ち、Hi−VOL
スイッチ17bをONに設定しておけば、印加される低
電圧は0Vとなるように制御される。これらスイッチの
設定の状態により印加される電圧がどのように制御され
るかについて赤外線センサーが人を検出した場合と人を
検出しない場合とに分けてまとめたのが表1である。
【0026】
【表1】
【0027】なお、図1に示す静電場フライヤーでは、
人の存在を検出するセンサーとして赤外線センサーを採
用しているが、これには限定されず、光電スイッチ等そ
の他の非接触式センサーを採用しても構わない。更に
は、マット状のフットセンサーを静電場フライヤーの前
方に設けてもよい。
人の存在を検出するセンサーとして赤外線センサーを採
用しているが、これには限定されず、光電スイッチ等そ
の他の非接触式センサーを採用しても構わない。更に
は、マット状のフットセンサーを静電場フライヤーの前
方に設けてもよい。
【0028】このフットセンサー13を備えた静電場フ
ライヤー1について図3を参照しながら説明する。な
お、図1に示した実施の形態と同一のものについては、
同一の符号を付してその説明を省略する。
ライヤー1について図3を参照しながら説明する。な
お、図1に示した実施の形態と同一のものについては、
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】静電場フライヤー1に内蔵された高電圧ト
ランス9と静電場フライヤー1の前方に敷かれたマット
状のフットセンサー13とは配線13aにて接続されて
いる。フットセンサー13に人が載ると人の重さに反応
して、このフットセンサー13から出力信号が配線13
aを介して高電圧トランス9へ伝達される。この信号及
び操作ボタンの設定に応じて高電圧トランス9から印加
される電圧が500Vまたは0Vのいずれかに制御され
る。このフットセンサー13は、一旦フライヤーの設置
位置を決定した後にフライヤーを移動させずに使用する
場合に有効な手段である。
ランス9と静電場フライヤー1の前方に敷かれたマット
状のフットセンサー13とは配線13aにて接続されて
いる。フットセンサー13に人が載ると人の重さに反応
して、このフットセンサー13から出力信号が配線13
aを介して高電圧トランス9へ伝達される。この信号及
び操作ボタンの設定に応じて高電圧トランス9から印加
される電圧が500Vまたは0Vのいずれかに制御され
る。このフットセンサー13は、一旦フライヤーの設置
位置を決定した後にフライヤーを移動させずに使用する
場合に有効な手段である。
【0030】以上、高電圧トランスが既設の静電場フラ
イヤーについて説明したが、通常のフライヤーに外付け
タイプの高電圧トランスを後から取り付けて印加される
電圧を制御してもよい。
イヤーについて説明したが、通常のフライヤーに外付け
タイプの高電圧トランスを後から取り付けて印加される
電圧を制御してもよい。
【0031】図4は、外付けタイプの高電圧トランス1
4を示している。
4を示している。
【0032】この高電圧トランス14の前面14aに
は、高電圧トランス既設のフライヤーの場合と同様に、
ボタンタイプの電源スイッチ15が設けられ、この電源
スイッチ15の上には、印加される高電圧を2KVに設
定するHi−VOLスイッチ16と、印加される高電圧
を500Vに設定するLow−VOLスイッチ17と、
電極に漏電等の異常が発生した場合に点灯する異常動作
警告ランプ18とが横方向に並べて設けられている。側
面14bには、印加される低電圧を500V又は0Vの
いずれかに設定するモード選択スイッチ19が設けられ
ている。
は、高電圧トランス既設のフライヤーの場合と同様に、
ボタンタイプの電源スイッチ15が設けられ、この電源
スイッチ15の上には、印加される高電圧を2KVに設
定するHi−VOLスイッチ16と、印加される高電圧
を500Vに設定するLow−VOLスイッチ17と、
電極に漏電等の異常が発生した場合に点灯する異常動作
警告ランプ18とが横方向に並べて設けられている。側
面14bには、印加される低電圧を500V又は0Vの
いずれかに設定するモード選択スイッチ19が設けられ
ている。
【0033】そして、この外付けタイプの高電圧トラン
ス14の側面14bには、電源に差し込むためのプラグ
15aが先端に取付けられた電源コード20と、検出セ
ンサーを接続するセンサー端子21と、電極に接続する
配線を差し込むための出力端子22,22とが設けられ
ている。
ス14の側面14bには、電源に差し込むためのプラグ
15aが先端に取付けられた電源コード20と、検出セ
ンサーを接続するセンサー端子21と、電極に接続する
配線を差し込むための出力端子22,22とが設けられ
ている。
【0034】この外付けタイプの高電圧トランス14
は、上部と下部に設けられた取付けブラケット14c,
14cのねじ孔14d‥14dにねじを差し込んで、フ
ライヤーの前面にこれらねじを螺合させて取りつけると
よい。但し、高電圧トランス14をフライヤーに取付け
ず、遠隔操作できるようにいても構わない。
は、上部と下部に設けられた取付けブラケット14c,
14cのねじ孔14d‥14dにねじを差し込んで、フ
ライヤーの前面にこれらねじを螺合させて取りつけると
よい。但し、高電圧トランス14をフライヤーに取付け
ず、遠隔操作できるようにいても構わない。
【0035】以上、検出センサーを使用してフライヤー
に近づいた人を検出し、検出センサーの出力信号に応じ
て印可する電圧を切換える場合について説明したが、高
電圧トランスに接続されるスイッチの操作により電圧を
切換えるようにしても構わない。例えば、図5に示す静
電場フライヤーでは、油槽25に油を加熱する筒状の熱
管27‥27と、油槽25の内側面に設けられた取付ブ
ラケット25a‥25aに絶縁駒26‥26を介して4
隅が取り付けられた矩形状の電極8aとを備えている。
電極8aの4隅のうち一箇所には、絶縁駒26及び取り
付けブラケット25aを貫通し、油槽25と絶縁されて
いる配線29aが接続されている。この配線29aは、
油槽25の底面25Aを貫通してフライヤーに内蔵され
た高電圧トランス8Aに接続されている。なお、底面2
5Aの配線29aが貫通している部分には、内部の油が
漏れ出さないようにパッキン25bが設けられている。
に近づいた人を検出し、検出センサーの出力信号に応じ
て印可する電圧を切換える場合について説明したが、高
電圧トランスに接続されるスイッチの操作により電圧を
切換えるようにしても構わない。例えば、図5に示す静
電場フライヤーでは、油槽25に油を加熱する筒状の熱
管27‥27と、油槽25の内側面に設けられた取付ブ
ラケット25a‥25aに絶縁駒26‥26を介して4
隅が取り付けられた矩形状の電極8aとを備えている。
電極8aの4隅のうち一箇所には、絶縁駒26及び取り
付けブラケット25aを貫通し、油槽25と絶縁されて
いる配線29aが接続されている。この配線29aは、
油槽25の底面25Aを貫通してフライヤーに内蔵され
た高電圧トランス8Aに接続されている。なお、底面2
5Aの配線29aが貫通している部分には、内部の油が
漏れ出さないようにパッキン25bが設けられている。
【0036】電極8aの表面、熱管27‥27の外周面
及び内周面には、遠赤外線放射体が付着されている。こ
の遠赤外線放射体は、TiO2を主成分とする粉体であ
って、低温溶射法により溶射されている。なお、遠赤外
線放射体は、SiO2とAL2O3とを約8:2の割合で
混合した粉体を主成分とするものを使用しても構わな
い。
及び内周面には、遠赤外線放射体が付着されている。こ
の遠赤外線放射体は、TiO2を主成分とする粉体であ
って、低温溶射法により溶射されている。なお、遠赤外
線放射体は、SiO2とAL2O3とを約8:2の割合で
混合した粉体を主成分とするものを使用しても構わな
い。
【0037】この遠赤外線放射体から発せらられる遠赤
外線は、油を活性化して寿命を長期化させる作用を奏す
る。また、熱管27‥27の内周面に溶射された遠赤外
線放射体はこれら熱管27‥27を流れる熱を効率よく
吸収し、外周面に溶射された遠赤外線放射体は熱管27
‥27の熱を効率よく油槽25の油へ伝達するので、少
ないエネルギーで油の温度を上昇させることができる。
外線は、油を活性化して寿命を長期化させる作用を奏す
る。また、熱管27‥27の内周面に溶射された遠赤外
線放射体はこれら熱管27‥27を流れる熱を効率よく
吸収し、外周面に溶射された遠赤外線放射体は熱管27
‥27の熱を効率よく油槽25の油へ伝達するので、少
ないエネルギーで油の温度を上昇させることができる。
【0038】一方、高電圧トランス8Aは、操作パネル
7Aに設けられた操作スイッチと配線29bで接続され
ている。操作スイッチは、高電圧トランスの電源をON
―OFFする電源スイッチ28aと、印可される電圧を
2KVと500Vのいずれかに切換えるための切換えス
イッチ28bとを備えている。
7Aに設けられた操作スイッチと配線29bで接続され
ている。操作スイッチは、高電圧トランスの電源をON
―OFFする電源スイッチ28aと、印可される電圧を
2KVと500Vのいずれかに切換えるための切換えス
イッチ28bとを備えている。
【0039】この図5に示したフライヤーでは、日中、
静電場フライヤーを使用している最中は、静電場フライ
ヤーの操作パネルに設けられた高電圧トランスの電源ス
イッチをOFFに設定しておき、遠赤外線放射体による
作用により、油の鮮度の維持を図る。一方、夜間には、
使用した油を油槽底面25Aに設けられた排出口25B
か抜き出し、調理屑を濾過した後に再び油槽25にこの
油を注入する。そして、翌日このフライヤーを使用する
までの間、電源スイッチ28aをONに設定して電極8
aに電圧を印加し、油槽25に静電場を形成させて油の
鮮度の維持を図るようにする。
静電場フライヤーを使用している最中は、静電場フライ
ヤーの操作パネルに設けられた高電圧トランスの電源ス
イッチをOFFに設定しておき、遠赤外線放射体による
作用により、油の鮮度の維持を図る。一方、夜間には、
使用した油を油槽底面25Aに設けられた排出口25B
か抜き出し、調理屑を濾過した後に再び油槽25にこの
油を注入する。そして、翌日このフライヤーを使用する
までの間、電源スイッチ28aをONに設定して電極8
aに電圧を印加し、油槽25に静電場を形成させて油の
鮮度の維持を図るようにする。
【0040】次に図6から図9を参照しながら卓上式フ
ライヤーについて説明する。
ライヤーについて説明する。
【0041】図6は電気的に加熱する加熱ヒータを備え
た卓上式フライヤー30の全体を示している。この卓上
式フライヤー30は全体が箱状に形成されていて、上面
が開放された油槽31と、油槽31の背面上端に立設す
る台形状の操作部32と、操作部32の前面32aから
油槽31に向けて延びる配線33‥33と、油槽31内
でこの油槽31のほぼ全面を覆うように設けられ金網3
5とを備えている。
た卓上式フライヤー30の全体を示している。この卓上
式フライヤー30は全体が箱状に形成されていて、上面
が開放された油槽31と、油槽31の背面上端に立設す
る台形状の操作部32と、操作部32の前面32aから
油槽31に向けて延びる配線33‥33と、油槽31内
でこの油槽31のほぼ全面を覆うように設けられ金網3
5とを備えている。
【0042】また、卓上式フライヤー30の下部には、
調理に使用された排油を収容する排油タンク36が備え
られている。この排油タンク36は、卓上式フライヤー
30に対して前後に摺動するようになっており、出し入
れ可能となっている。また、操作部32の側部には加熱
ヒータ34‥34を油槽31から跳ね上げさせる跳ね上
げレバー37が手前側に向けて延びている。この跳ね上
げレバー37は、根元を中心に回動可能になっていて、
このレバー37を上方へ回動させるに伴い加熱ヒータ3
4も油槽31の上方へ回動する。
調理に使用された排油を収容する排油タンク36が備え
られている。この排油タンク36は、卓上式フライヤー
30に対して前後に摺動するようになっており、出し入
れ可能となっている。また、操作部32の側部には加熱
ヒータ34‥34を油槽31から跳ね上げさせる跳ね上
げレバー37が手前側に向けて延びている。この跳ね上
げレバー37は、根元を中心に回動可能になっていて、
このレバー37を上方へ回動させるに伴い加熱ヒータ3
4も油槽31の上方へ回動する。
【0043】油槽31に延びる配線33‥33の先端
は、図7に示すように、コイル状に形成された加熱ヒー
タ34‥34となっており、油槽31内の油を加熱して
いる。そしてこれら加熱ヒータ34‥34は、油槽31
に静電場を形成させる電極としての役割をも果たしてい
る。
は、図7に示すように、コイル状に形成された加熱ヒー
タ34‥34となっており、油槽31内の油を加熱して
いる。そしてこれら加熱ヒータ34‥34は、油槽31
に静電場を形成させる電極としての役割をも果たしてい
る。
【0044】図8及び図9を参照して、そのシステムの
詳細について説明する。
詳細について説明する。
【0045】この卓上式フライヤー30の加熱ヒータ3
4は通常の電源41またはこの加熱ヒータ34に高電圧
を印加する高電圧トランス42のいずれかに択一的に接
続されるようになっている。接続の切換えは、加熱ヒー
タ34と電源41及び高電圧トランス42との間に配さ
れた切換えスイッチ43によって行われる。
4は通常の電源41またはこの加熱ヒータ34に高電圧
を印加する高電圧トランス42のいずれかに択一的に接
続されるようになっている。接続の切換えは、加熱ヒー
タ34と電源41及び高電圧トランス42との間に配さ
れた切換えスイッチ43によって行われる。
【0046】また、フライヤー30の油槽には内部の油
の温度を測定する温度センサー44が取り付けられてお
り、コントローラ45に接続されている。更にコントロ
ーラ45には切換えスイッチ43を切換えるためのリレ
ー46が接続されている。リレー46と切換えスイッチ
43とは連動しており、リレー46の作動に伴って切換
えスイッチ43は切換わるようになっている。
の温度を測定する温度センサー44が取り付けられてお
り、コントローラ45に接続されている。更にコントロ
ーラ45には切換えスイッチ43を切換えるためのリレ
ー46が接続されている。リレー46と切換えスイッチ
43とは連動しており、リレー46の作動に伴って切換
えスイッチ43は切換わるようになっている。
【0047】このシステムでは、油槽の油の温度が上昇
して所定の温度T1に達すると(図9の時間t1,t3
・・)、温度センサーからの出力信号をコントローラ4
5が処理をして、このコントローラ4545がリレー4
6を作動させる信号を出力する。このコントローラ45
からの信号に基づいてリレー46が作動し、この作動に
連動して切換えスイッチ43の接続が通常の電源41か
ら高電圧トランス42へ切換わる。すると、フライヤー
30の加熱ヒータ34には高電圧が印加され、油槽に静
電場が形成される。
して所定の温度T1に達すると(図9の時間t1,t3
・・)、温度センサーからの出力信号をコントローラ4
5が処理をして、このコントローラ4545がリレー4
6を作動させる信号を出力する。このコントローラ45
からの信号に基づいてリレー46が作動し、この作動に
連動して切換えスイッチ43の接続が通常の電源41か
ら高電圧トランス42へ切換わる。すると、フライヤー
30の加熱ヒータ34には高電圧が印加され、油槽に静
電場が形成される。
【0048】一方、加熱ヒータ34が電極の役割を果た
している間に油の温度が下降し、所定温度T2に達する
と(図9の時間t2,t4・・)、温度センサーからの
出力に基づいて、コントローラ45がリレー46を再度
作動させるように信号を出力する。そして、切換えスイ
ッチ43の接続が電源41側へ切換わり再び油を加熱す
る。このサイクルを繰り返しすことで油槽の油の温度が
一定の温度の近傍に保たれるとともに油の鮮度が長期に
亘り維持される。
している間に油の温度が下降し、所定温度T2に達する
と(図9の時間t2,t4・・)、温度センサーからの
出力に基づいて、コントローラ45がリレー46を再度
作動させるように信号を出力する。そして、切換えスイ
ッチ43の接続が電源41側へ切換わり再び油を加熱す
る。このサイクルを繰り返しすことで油槽の油の温度が
一定の温度の近傍に保たれるとともに油の鮮度が長期に
亘り維持される。
【0049】
【発明の効果】以上、請求項1〜請求項3いずれかに記
載の発明によれば、油槽に静電場を形成させるため高電
圧を印加させていても、人がフライヤーに近づくとセン
サーが人の存在を検出し、印加される電圧を感電する恐
れの無い安全な電圧まで下げることができる。
載の発明によれば、油槽に静電場を形成させるため高電
圧を印加させていても、人がフライヤーに近づくとセン
サーが人の存在を検出し、印加される電圧を感電する恐
れの無い安全な電圧まで下げることができる。
【0050】また、請求項4または請求項5に記載の発
明では、油を加熱するためのヒータを静電場を形成させ
るための電極としても利用するため、加熱ヒータの他に
別途電極を設ける必要が無く、油槽のスペースを有効に
利用することができる。
明では、油を加熱するためのヒータを静電場を形成させ
るための電極としても利用するため、加熱ヒータの他に
別途電極を設ける必要が無く、油槽のスペースを有効に
利用することができる。
【図1】本発明の1実施形態にかかる静電場フライヤー
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】図1の静電場フライヤーの油槽に印加される電
圧の制御についての流れ図。
圧の制御についての流れ図。
【図3】図1のフライヤーとは別の実施形態にかかる静
電場フライヤーを示す斜視図。
電場フライヤーを示す斜視図。
【図4】静電場フライヤーに使用される外付けタイプの
電圧制御用高電圧トランスの斜視図。
電圧制御用高電圧トランスの斜視図。
【図5】図1の静電場フライヤーとは別の制御方法によ
り静電場を形成するフライヤーを示す説明図。
り静電場を形成するフライヤーを示す説明図。
【図6】本発明の1実施形態にかかる卓上式フライヤー
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図7】図6の卓上式フライヤーに使用される加熱ヒー
タの斜視図。
タの斜視図。
【図8】図7に示す加熱ヒータを電極又は加熱ヒータの
いずれかとして使用する可能なシステムの概要を示す
図。
いずれかとして使用する可能なシステムの概要を示す
図。
【図9】電極又は加熱ヒータのいずれかに切換わる条件
を示すグラフ。
を示すグラフ。
1 静電場フライヤー 6 油槽 8 電極 8a 電極 9 高電圧トランス 11 赤外線センサー 12 コントローボックス 13 フットセンサー 14 高電圧トランス 25 油槽 27 熱管 30 卓上式フライヤー 31 油槽 34 加熱ヒータ 41 電源 42 高電圧トランス 43 切換えスイッチ 44 温度センサー 45 コントローラ 46 リレー
Claims (5)
- 【請求項1】 食物を揚げ調理する油槽に高電圧を印加
して、この油槽に静電場を形成させるようにした静電場
フライヤーにおいて、 前記静電場フライヤーは、近づいてきた人を検出するセ
ンサーと、このセンサーの出力に応じて前記油槽に印加
された電圧を高電圧から感電することのない低電圧に切
換える切換え手段とを備えたことを特徴とする静電場フ
ライヤー。 - 【請求項2】 前記静電場フライヤーは、前記油槽に印
加される前記高電圧を2段階の電圧に切換えることがで
きる高電圧切換えスイッチを備えていることを特徴とす
る請求項1記載の静電場フライヤー。 - 【請求項3】 前記静電場フライヤーは、前記油槽に印
加される前記低電圧を所定の電圧または0Vに設定する
ことが可能な低電圧選択手段が設けられていることを特
徴とする請求項1または2に記載の静電場フライヤー。 - 【請求項4】 食物を揚げ調理する油槽の油を加熱する
加熱ヒータと、前記油槽に高電圧を印加して前記油槽に
静電場を形成させる高電圧トランスとを備え、 前記加熱ヒータは、この加熱ヒータを加熱するための加
熱電源部または前記高電圧トランスに択一的に接続可能
としたことを特徴とする静電場フライヤー。 - 【請求項5】 前記静電場フライヤーは、前記油槽の油
の温度を検出する温度センサーと、この温度センサーの
出力に応じて前記加熱ヒータを加熱電源部または前記高
電圧トランスの何れかに接続させる接続切換え手段とを
備えたことを特徴とする請求項4記載の静電場フライヤ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26205199A JP2001078902A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 静電場フライヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26205199A JP2001078902A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 静電場フライヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001078902A true JP2001078902A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17370362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26205199A Withdrawn JP2001078902A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 静電場フライヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001078902A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108478039A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-04 | 诸城市鼎康机械有限公司 | 油炸机 |
CN109938491A (zh) * | 2019-03-16 | 2019-06-28 | 杭州西克制冷设备有限公司 | 一种保鲜火锅桌及保鲜方法 |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26205199A patent/JP2001078902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108478039A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-04 | 诸城市鼎康机械有限公司 | 油炸机 |
CN109938491A (zh) * | 2019-03-16 | 2019-06-28 | 杭州西克制冷设备有限公司 | 一种保鲜火锅桌及保鲜方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20051003 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051122 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |