JP2001078140A - データ記録方法 - Google Patents

データ記録方法

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JP2001078140A
JP2001078140A JP24936399A JP24936399A JP2001078140A JP 2001078140 A JP2001078140 A JP 2001078140A JP 24936399 A JP24936399 A JP 24936399A JP 24936399 A JP24936399 A JP 24936399A JP 2001078140 A JP2001078140 A JP 2001078140A
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JP24936399A
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Dairo Katayama
大朗 片山
Noriaki Horii
則彰 堀井
Hiroshi Hamasaka
浩史 濱坂
Masatoshi Shinpo
正利 新保
Akihisa Kawamura
明久 川村
Kazutada Abe
一任 阿部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオデータと、MPEGビデオストリ
ームのデータ構造を有する静止画データとを、DVDオ
ーディオディスクに記録する方法において、DVDオー
ディオディスクに静止画データを書き込む際に、各静止
画毎に、対応するコピー管理情報を付帯させて、静止画
データの著作権保護を行うことを可能とする。 【解決手段】 MPEGビデオ規格およびDVDオーデ
ィオ規格両者に準拠しながら、MPEGビデオ規格で認
められているアディショナルコピー情報記録領域あるい
はPESプライベートデータ領域に、静止画の著作権保
護情報を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ記録方法に関
し、特に、DVDオーディオディスクに静止画データを
記録する際に、静止画の著作権保護情報を静止画パケッ
トのヘッダに記録する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声、画像などのデジタルデータ
や、それらの再生機器あるいは記録機器などが安価とな
り、広く一般大衆に普及している。このような状況にお
いて、前記デジタルデータの安易なコピーは、著作物の
著作権を侵害するものであり、各著作物ごとに、コピー
の自由度を制限する方法が求められている。
【0003】まず、従来のDVDオーディオ規格におけ
る静止画のデータ構造を、図3および図4および表1お
よび表2を参照しながら説明する。図3は、従来の静止
画データおよび副映像データおよびハイライト情報デー
タの構造を説明するための図である。
【0004】
【表1】 この表1には、従来の静止画のパケットヘッダ(前半部
分)のデータ構造が具体的に示されている。
【0005】
【表2】 この表2には、従来の静止画のパケットヘッダ(後半部
分)のデータ構造が具体的に示されている。
【0006】DVDディスク上のボリューム空間は、フ
ァイルシステム301と、DVDオーディオゾーン30
2と、その他のDVDゾーン303によって構成されて
いる。前記DVDオーディオゾーン302は、シンプル
オーディオマネージャー304と、オーディオマネージ
ャー305と、オーディオ静止画セット306と、第1
のオーディオタイトルセット307〜第nのオーディオ
タイトルセット308とによって構成されている。
【0007】前記オーディオ静止画セット306は、オ
ーディオ静止画セット情報309と、オーディオ静止画
オブジェクトセット310と、オーディオ静止画オブジ
ェクトセットのバックアップ311によって構成されて
いる。前記オーディオ静止画オブジェクトセット310
は、第1のオーディオ静止画ユニット312と、第2の
オーディオ静止画ユニット313と、第3のオーディオ
静止画ユニット314と、これに続く複数のオーディオ
静止画ユニットとから構成されている。
【0008】さらに、前記第1のオーディオ静止画ユニ
ット312は、第1のオーディオ静止画オブジェクト3
15と、第2のオーディオ静止画オブジェクト316
と、第3のオーディオ静止画オブジェクト317と、こ
れに続く複数のオーディオ静止画ユニットとから構成さ
れている。
【0009】そして、前記第1のオーディオ静止画オブ
ジェクト315は、ハイライト情報パック318と、静
止画パック319と、MPEGプログラムエンドコード
のための論理ブロック320で構成されている。この静
止画パック319は、MPEG規格に準拠するものであ
り、パックヘッダ321と、システムヘッダ322と、
パケットヘッダ323と、静止画データ324と、パデ
ィング領域325で構成されている。
【0010】ここで、前記パケットヘッダ323は、D
VDオーディオ規格書バージョン1.0において、表1
および表2のように構成されるものとして定義されてい
る。
【0011】次に、格納すべき静止画データが副映像デ
ータおよびハイライト情報データを伴う場合について、
図4を用いて説明する。図4は、このような静止画のパ
ケットヘッダのデータ構造を説明するための図である。
【0012】図4に示すデータ構造が、図3に示すデー
タ構造と異なる点は、静止画オブジェクト415〜41
7の構成である。例えば、静止画オブジェクト415
は、ハイライト情報パック418と、複数の副映像デー
タパック419と、静止画パック420と、MPEGプ
ログラムエンドコードのための論理ブロック421とか
ら構成されている。
【0013】なお、静止画パック319、および、静止
画パック420は、一つあるいは複数のどちらでもよ
い。DVDオーディオディスクにおいては、静止画デー
タはこのように記録することにより、プレーヤで再生す
ることが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
静止画データの記録方法では、各静止画の著作権管理情
報を静止画データに付帯することができず、静止画の著
作権保持者が、静止画のコピー許可制限を行うことがで
きないという課題があった。すなわち、静止画のデジタ
ルデータを容易にコピーすることが可能であり、このま
までは著作権保持者の権利が侵害されるという課題があ
った。
【0015】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、DVDオーディオディスクに記録された
各静止画データに対して、各静止画毎に著作権保護情報
を付帯することができ、各静止画の著作権保持者が、各
静止画のコピー制限を詳細に制御および管理することが
できるデータ記録方法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係るデータ記録方法は、オーディオデータと、MPEG
ビデオストリームのデータ構造を有する静止画データと
を、DVDオーディオディスクに記録する方法にであっ
て、静止画の著作権管理情報を、静止画データを格納す
る静止画パケットのヘッダ内に記録するものである。
【0017】この発明(請求項2)は、請求項1記載の
データ記録方法において、静止画のパケットヘッダ内に
含まれるアディショナルコピー情報フラグを1とし、前
記フラグによって新たに確保される静止画パケットヘッ
ダ内の1バイト分の記録領域に、静止画の著作権管理情
報を、記録するものである。
【0018】この発明(請求項3)は、請求項2記載の
データ記録方法において、前記静止画パケットのヘッダ
における1バイト分の記録領域には、先頭ビットから4
ビット目までのリザーブドビットに続いて、コピー許可
あるいは不許可をあらわす1ビットを記録し、この1ビ
ットに続いて、アナログコピー許可あるいは不許可を制
御する2ビットを記録し、この2ビットに続いて、通信
系におけるコピー許可あるいは不許可を表す1ビットを
記録するものである。
【0019】この発明(請求項4)は、請求項3記載の
データ記録方法において、前記4ビットのリザーブドビ
ット、前記コピー許可あるいは不許可をあらわす1ビッ
ト、前記アナログコピー許可あるいは不許可を制御する
2ビット、及び、前記通信系におけるコピー許可あるい
は不許可を表す1ビットが、DVDオーディオ規格にお
けるディジタルコピー制御情報(DCCI)あるいはそ
の一部を構成するものである。
【0020】この発明(請求項5)は、請求項1記載の
データ記録方法において、静止画の著作権管理情報を、
静止画パケットのヘッダにおける128ビットのPES
プライベートデータ領域に記録するものである。
【0021】この発明(請求項6)は、請求項1または
請求項5記載のデータ記録方法において、DVDオーデ
ィオ規格に準拠した静止画パケットのヘッダには、該D
VDオーディオ規格のバージョン番号を記録するもので
ある。
【0022】この発明(請求項7)は、請求項1または
請求項5記載のデータ記録方法において、DVDオーデ
ィオ規格に準拠した静止画パケットのヘッダには、静止
画の著作権保護情報の規格のバージョン番号を記録する
ものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1および図2、並びに表3ないし表10を参照し
ながら説明する。 (実施の形態1)図1は、DVDディスク上のボリュー
ム空間の構成を示している。この構成は、従来例の説明
に参照した図3と同じである。つまり、DVDディスク
上のボリューム空間は、ファイルシステム101、DV
Dオーディオゾーン102、その他のDVDゾーン10
3によって構成されている。前記DVDオーディオゾー
ン102は、シンプルオーディオマネージャー104
と、オーディオマネージャー105と、オーディオ静止
画セット106と、第1のオーディオタイトルセット1
07〜第nのオーディオタイトルセット108とによっ
て構成されている。
【0024】前記オーディオ静止画セット106は、オ
ーディオ静止画セット情報109と、オーディオ静止画
オブジェクトセット110と、オーディオ静止画オブジ
ェクトセットのバックアップ111によって構成され、
前記オーディオ静止画オブジェクトセット110は、第
1のオーディオ静止画ユニット112と、第2のオーデ
ィオ静止画ユニット113と、第3のオーディオ静止画
ユニット114と、これに続く複数のオーディオ静止画
ユニットによって構成されている。
【0025】さらに、前記第1のオーディオ静止画ユニ
ット112は、第1のオーディオ静止画オブジェクト1
15と、第2のオーディオ静止画オブジェクト116
と、第3のオーディオ静止画オブジェクト117と、こ
れに続く複数のオーディオ静止画ユニットによって構成
されている。前記第1のオーディオ静止画オブジェクト
115は、ハイライト情報パック118と、静止画パッ
ク119と、MPEGプログラムエンドコードのための
論理ブロック120で構成されている。前記静止画パッ
ク119は、MPEG規格に準拠するものであり、パッ
クヘッダ121と、システムヘッダ122と、パケット
ヘッダ123と、静止画データ124と、パディング領
域125で構成されている。
【0026】また、図2は、格納すべき静止画データが
副映像データおよびハイライト情報データを伴う場合に
おける、DVDディスク上のボリューム空間の構成を示
している。この図2の構成は、従来例の説明で参照した
図4と同じであり、図2が図1と異なるのは、静止画オ
ブジェクト215の構成である。
【0027】つまり、静止画オブジェクト215は、ハ
イライト情報パック218と、複数の副映像データパッ
ク219と、静止画パック220と、MPEGプログラ
ムエンドコードのための論理ブロック221により構成
されている。なお、静止画パック119、および、静止
画パック220は、一つあるいは複数のどちらでもよ
い。DVDオーディオディスクにおいては、静止画デー
タはこのように記録することにより、プレーヤで再生す
ることが可能となる。
【0028】ここで、本発明の実施の形態1における前
記パケットヘッダの構成を、表3および表4を参照しな
がら説明する。表3および表4は、前記パケットヘッダ
123内のデータ構成を表しており、表3は表4へ続
き、2つの表で1つの前記パケットヘッダ123内のデ
ータ構成を表している。
【0029】
【表3】
【表4】 パケットヘッダ123が、従来のパケットヘッダと異な
るのは、表3に示されている先頭から62ビット目のア
ディショナルコピー情報フラグ(additional
_copy_info_flag)が「1」になってお
り、かつ、パケットヘッダの先頭から20バイトすなわ
ち160ビットより後ろの領域に、1バイトすなわち8
ビットの新たな領域が確保され、その新たな1バイト分
の領域に静止画のコピー管理情報であるDCCI(De
gital Copy Control Inform
ation)を記録している点である。
【0030】前記アディショナルコピー情報フラグおよ
びそれによって出没する1バイト分の領域はMPEGビ
デオ規格において定義されている領域であり、DVDオ
ーディオ規格における静止画の規格はそれを踏襲してい
る。パケットヘッダ先頭から62ビット目を「1」とす
ることにより、そのパケットに1バイト分の付加的な情
報を記録させることができる。
【0031】本発明の実施の形態1のデータ記録方法
は、前記1バイト分の領域に、静止画のコピー管理情報
であるDCCIを記録するものである。DCCIは、D
VDオーディオ規格に準拠した規格であり、静止画の場
合は、コピー許可あるいは不許可をあらわす1ビット
(related_content_paramete
r)、アナログコピー許可あるいは不許可を制御する2
ビット(APS_trigger_bit)、通信系に
おけるコピー許可あるいは不許可をあらわす1ビット
(transaction_parameter)によ
って構成されている。
【0032】また、実施の形態1においては、前記1バ
イト分の領域は、まず、先頭から4ビットをリザーブド
ビット(reserved)とし、MPEG規格に基づ
き、4ビットとも「1」を記録する。
【0033】続けて、前記コピー許可あるいは不許可を
あらわす1ビットを記録し、さらに、前記アナログコピ
ー許可あるいは不許可を制御する2ビットを記録し、さ
らに、前記通信系におけるコピー許可あるいは不許可を
あらわす1ビットを記録する。
【0034】前記コピー許可あるいは不許可をあらわす
1ビットは「0」あるいは「1」であり、前記アナログ
コピー許可あるいは不許可を制御する2ビットは「0
0」または「01」または「10」または「11」であ
り、前記通信系におけるコピー許可あるいは不許可をあ
らわす1ビットは「0」または「1」である。
【0035】このようにDVDオーディオディスクに静
止画の著作権保護情報が記録されていると、DVDオー
ディオプレーヤとDVDオーディオレコーダ間で、静止
画のコピーを行う際に、前記DCCIに基づき、各静止
画毎に、プレーヤあるいはレコーダがコピーの許可ある
いは不許可の判定を行うことが可能となる。これによ
り、静止画著作物の安易なコピーを制限することが可能
となる。
【0036】上記実施の形態1で説明したように、本発
明は、DVDオーディオディスクに記録された静止画の
著作権保護情報を、すなわち、ディジタルコピー制御情
報(DCCI)を、従来のDVDオーディオ規格に準拠
した形態で、DVDディスクに記録することを可能にす
るものであり、これにより、従来は不可能であった静止
画の著作権保護を行うことができる効果を有するもので
ある。
【0037】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について、表5および表6を参照しながら説明す
る。この実施の形態2が、上記実施の形態1と異なるの
は、パケットヘッダの構成であり、すなわち、著作権保
護情報の記録方法である。
【0038】
【表5】
【表6】 表5は、実施の形態2における静止画のパケットヘッダ
のデータ構造前半部分を、表6は、そのデータ構造後半
部分を示している。表5および表6の前記パケットヘッ
ダが、従来のパケットヘッダと異なるのは、先頭から2
0バイトより後ろの領域に、16バイトすなわち128
ビットから成るPESプライベートデータ領域があるこ
とである。
【0039】このPESプライベートデータ領域はMP
EGビデオ規格において定義されている領域であり、D
VDオーディオ規格における静止画の規格はそれを踏襲
している。表5のパケットヘッダ先頭から159ビット
目である表6のPESプライベートデータフラグ(PE
S_private_data_flag)を「1」と
することにより、そのパケットにPESプライベートデ
ータ領域を付帯させることができる。
【0040】本発明の実施の形態2は、前記PESプラ
イベートデータ領域に、静止画のコピー管理情報である
DCCIを記録するものである。DCCIは、DVDオ
ーディオ規格に準拠した規格であり、静止画の場合は、
コピー許可あるいは不許可をあらわす1ビット、アナロ
グコピー許可あるいは不許可を制御する2ビット、通信
系におけるコピー許可あるいは不許可をあらわす1ビッ
トによって構成される。
【0041】本実施の形態においては、PESプライベ
ートデータ領域は、まず、先頭から4ビットをリザーブ
ドビットとし、MPEG規格に基づき、4ビットとも
「1」を記録する。
【0042】続けて、前記コピー許可あるいは不許可を
あらわす1ビット、さらに、前記アナログコピー許可あ
るいは不許可を制御する2ビット、さらに、前記通信系
におけるコピー許可あるいは不許可をあらわす1ビット
を記録する。前記コピー許可あるいは不許可をあらわす
1ビットは「0」あるいは「1」であり、前記アナログ
コピー許可あるいは不許可を制御する2ビットは「0
0」または「01」または「10」または「11」であ
り、前記通信系におけるコピー許可あるいは不許可をあ
らわす1ビットは「0」または「1」である。また、残
りの120ビットは、リザーブドビットであり、全ビッ
トとも「1」とする。
【0043】このようにDVDオーディオディスクに静
止画の著作権保護情報が記録されていると、DVDオー
ディオプレーヤとDVDオーディオレコーダ間で、静止
画のコピーを行う際に、前記DCCIに基づき、各静止
画毎に、プレーヤあるいはレコーダがコピーの許可ある
いは不許可の判定を行うことが可能となる。これによ
り、静止画著作物の安易なコピーを制限することが可能
となる。
【0044】(実施の形態3)次に、実施の形態3につ
いて、表7および表8を参照しながら説明する。実施の
形態3が実施の形態2と異なるのは、PESプライベー
トデータ領域にDVDオーディオ規格のバージョン番号
(copy_control_flag_DVDA_i
d)をも記録していることである。
【0045】
【表7】
【表8】 表7は、実施の形態2における静止画のパケットヘッダ
のデータ構造前半部分を、表8は、そのデータ構造後半
部分を示している。表8に示したように、まず、PES
プライベートデータ領域内の16ビットにDVDオーデ
ィオ規格バージョン番号を記録する。次に、実施の形態
2と同様に、4ビットをリザーブドビットとし、続く4
ビットに静止画のDCCIを記録する。また、実施の形
態3では、以上24ビットを使用したので、残りの10
4ビットをリザーブドビットとする。
【0046】前記DVDオーディオ規格バージョン番号
は、例えば、バージョン1.2の場合には、16進数4
桁であらわすと「0012h」となるように各ビットを
定義する。
【0047】このように本実施の形態3では、各静止画
のパケットヘッダ内にDVDオーディオ規格のバージョ
ン番号をも記録するので、DVDオーディオプレーヤお
よびレコーダは、各静止画のDVDオーディオ規格バー
ジョン番号およびそれに準拠した著作権保護情報を認識
することが可能となる。また、将来、新たな著作権保護
情報の書式が定義された場合にも、DVDオーディオ規
格のバージョン番号によって、PESプライベートデー
タ領域に記録されている著作権保護情報の書式を識別す
ることが可能となる。
【0048】(実施の形態4)次に、実施の形態4につ
いて、表9および表10を参照しながら説明する。実施
の形態4がの実施の形態2と異なるのは、PESプライ
ベートデータ領域にDCCIのバージョン番号をも記録
していることである。つまり、実施の形態4が実施の形
態3と異なるのは、実施の形態3においてPESプライ
ベートデータ領域に記録するDVDオーディオ規格のバ
ージョン番号の代わりに、DCCIのバージョン番号を
記録することである。
【0049】
【表9】
【表10】 表9は、実施の形態4における静止画のパケットヘッダ
のデータ構造前半部分を、表10は、そのデータ構造後
半部分を示している。
【0050】前記DCCIのバージョン番号は、例え
ば、バージョン1.0の場合には、16進数4桁であら
わすと「0010h」となるように各ビットを定義す
る。
【0051】このように本実施の形態4では、各静止画
のパケットヘッダ内にDCCIのバージョン番号をも記
録するので、DVDオーディオプレーヤおよびレコーダ
は、各静止画のDCCIバージョン番号およびそれに準
拠した著作権保護情報を認識することが可能となる。ま
た、将来、新たな著作権保護情報の書式が定義された場
合にも、DCCIのバージョン番号によって、PESプ
ライベートデータ領域に記録されている著作権保護情報
の書式を識別することが可能となる。
【0052】なお、実施の形態3,4におけるPESプ
ライベートデータ領域には、ビットのリザーブド領域1
04が存在するので、その領域を利用することにより、
実施の形態3で説明したDVDオーディオ規格のバージ
ョン番号と、本実施の形態4で説明したDCCIのバー
ジョン番号の両者を記録することも可能である。また、
その両者を記録することにより、著作権保護情報の書式
や、DVDオーディオ規格、および、DCCIの規格に
柔軟に対応することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DVD
オーディオ規格に基づいて記録された静止画の著作権保
護情報を、各静止画のパケットヘッダに記録するので、
静止画データの安易なコピーを制限することが可能とな
る。
【0054】つまり、従来は、DVDオーディオ規格に
おける静止画データの著作権保護情報がディスクに記録
されていなかったので、静止画データの安易なコピーが
可能であり、著作権が侵害される恐れがあった。
【0055】そこで、本発明では、MPEGビデオ規格
およびDVDオーディオ規格両者に準拠しながら、MP
EGビデオ規格で認められているアディショナルコピー
情報記録領域あるいはPESプライベートデータ領域
に、静止画の著作権保護情報を記録するようにしてい
る。
【0056】例えば、アディショナルコピー情報記録領
域は、アディショナルコピー情報フラグを立てることに
より新たに確保される1バイト分の領域であり、本発明
では、その1バイト分の領域に静止画のディジタルCC
Iを記録するようにしている。
【0057】また、PESプライベートデータ領域は、
PESプライベートデータフラグを立てることにより新
たに確保される16バイトすなわち128ビット分の領
域であり、本発明では、その領域に静止画のディジタル
CCIや、DVDオーディオのバージョン番号、ディジ
タルCCIのバージョン番号を記録するようにしてい
る。
【0058】これにより本発明では、DVDオーディオ
ディスクに静止画データを書き込む際に、各静止画毎
に、対応するコピー管理情報を付帯させることが可能と
なり、静止画データの著作権保護を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるデータ記録方法によ
りDVDオーディオディスクに書き込まれた静止画デー
タのデータ構造を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態によるデータ記録方法によ
りDVDオーディオディスクに書き込まれた、静止画デ
ータ、副映像データ及びハイライト情報のデータの構造
を示す図である。
【図3】従来のデータ記録方法によりDVDオーディオ
ディスクに書き込まれた静止画データの構造を示す図で
ある。
【図4】従来のデータ記録方法によりDVDオーディオ
ディスクに書き込まれた、静止画データ、副映像データ
およびハイライト情報データの構造を示す図である。
【符号の説明】
101 ファイルシステム 102 DVDオーディオゾーン 103 その他のDVDゾーン 104 シンプルオーディオマネージャー 105 オーディオマネージャー 106 オーディオ静止画セット 107 第1のオーディオタイトルセット 108 第nのオーディオタイトルセット 109 オーディオ静止画セット情報 110 オーディオ静止画オブジェクトセット 111 オーディオ静止画オブジェクトセットのバック
アップ 112 第1のオーディオ静止画ユニット 113 第2のオーディオ静止画ユニット 114 第3のオーディオ静止画ユニット 115 第1のオーディオ静止画オブジェクト 116 第2のオーディオ静止画オブジェクト 117 第3のオーディオ静止画オブジェクト 118 ハイライト情報パック 119 静止画パック 120 MPEGプログラムエンドコードのための論理
ブロック 121 パックヘッダ 122 システムヘッダ 123 パケットヘッダ 124 静止画データ 125 パディング領域 201 ファイルシステム 202 DVDオーディオゾーン 203 その他のDVDゾーン 204 シンプルオーディオマネージャー 205 オーディオマネージャー 206 オーディオ静止画セット 207 第1のオーディオタイトルセット 208 第nのオーディオタイトルセット 209 オーディオ静止画セット情報 210 オーディオ静止画オブジェクトセット 211 オーディオ静止画オブジェクトセットのバック
アップ 212 第1のオーディオ静止画ユニット 213 第2のオーディオ静止画ユニット 214 第3のオーディオ静止画ユニット 215 第1のオーディオ静止画オブジェクト 216 第2のオーディオ静止画オブジェクト 217 第3のオーディオ静止画オブジェクト 218 ハイライト情報パック 219 副映像データパック 220 静止画パック 221 MPEGプログラムエンドコードのための論理
ブロック 222 パックヘッダ 223 システムヘッダ 224 パケットヘッダ 225 静止画データ 226 パディング領域 301 ファイルシステム 302 DVDオーディオゾーン 303 その他のDVDゾーン 304 シンプルオーディオマネージャー 305 オーディオマネージャー 306 オーディオ静止画セット 307 第1のオーディオタイトルセット 308 第nのオーディオタイトルセット 309 オーディオ静止画セット情報 310 オーディオ静止画オブジェクトセット 311 オーディオ静止画オブジェクトセットのバック
アップ 312 第1のオーディオ静止画ユニット 313 第2のオーディオ静止画ユニット 314 第3のオーディオ静止画ユニット 315 第1のオーディオ静止画オブジェクト 316 第2のオーディオ静止画オブジェクト 317 第3のオーディオ静止画オブジェクト 318 ハイライト情報パック 319 静止画パック 320 MPEGプログラムエンドコードのための論理
ブロック 321 パックヘッダ 322 システムヘッダ 323 パケットヘッダ 324 静止画データ 325 パディング領域 401 ファイルシステム 402 DVDオーディオゾーン 403 その他のDVDゾーン 404 シンプルオーディオマネージャー 405 オーディオマネージャー 406 オーディオ静止画セット 407 第1のオーディオタイトルセット 408 第nのオーディオタイトルセット 409 オーディオ静止画セット情報 410 オーディオ静止画オブジェクトセット 411 オーディオ静止画オブジェクトセットのバック
アップ 412 第1のオーディオ静止画ユニット 413 第2のオーディオ静止画ユニット 414 第3のオーディオ静止画ユニット 415 第1のオーディオ静止画オブジェクト 416 第2のオーディオ静止画オブジェクト 417 第3のオーディオ静止画オブジェクト 418 ハイライト情報パック 419 副映像データパック 420 静止画パック 421 MPEGプログラムエンドコードのための論理
ブロック 422 パックヘッダ 423 システムヘッダ 424 パケットヘッダ 425 静止画データ 426 パディング領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 7/24 H04N 5/92 H 7/13 Z (72)発明者 濱坂 浩史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新保 正利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川村 明久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 一任 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA10 FA13 FA24 GB06 GB11 GB12 GB37 JA30 5C059 KK43 MA00 PP01 RB09 RB16 RC00 RC07 RC32 RC33 RC35 SS06 SS13 SS30 UA02 5C076 AA14 5D044 AB05 AB07 AB08 BC06 CC04 DE03 DE48 DE50 DE52 DE60 GK08 HL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオデータと、MPEGビデオス
    トリームのデータ構造を有する静止画データとを、DV
    Dオーディオディスクに記録する方法であって、 静止画の著作権管理情報を、静止画データを格納する静
    止画パケットのヘッダ内に記録することを特徴とするデ
    ータ記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ記録方法におい
    て、 静止画のパケットヘッダ内に含まれるアディショナルコ
    ピー情報フラグを1とし、前記フラグによって新たに確
    保される静止画パケットヘッダ内の1バイト分の記録領
    域に、静止画の著作権管理情報を、記録することを特徴
    とするデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ記録方法におい
    て、 前記静止画パケットのヘッダにおける1バイト分の記録
    領域には、 先頭ビットから4ビット目までのリザーブドビットに続
    いて、コピー許可あるいは不許可をあらわす1ビットを
    記録し、 この1ビットに続いて、アナログコピー許可あるいは不
    許可を制御する2ビットを記録し、 この2ビットに続いて、通信系におけるコピー許可ある
    いは不許可を表す1ビットを記録することを特徴とする
    データ記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ記録方法におい
    て、 前記4ビットのリザーブドビット、前記コピー許可ある
    いは不許可をあらわす1ビット、前記アナログコピー許
    可あるいは不許可を制御する2ビット、及び、前記通信
    系におけるコピー許可あるいは不許可を表す1ビット
    は、 DVDオーディオ規格におけるディジタルコピー制御情
    報(DCCI)あるいはその一部を構成していることを
    特徴とするデータ記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ記録方法におい
    て、 静止画の著作権管理情報は、静止画パケットのヘッダに
    おける128ビットのPESプライベートデータ領域に
    記録されていることを特徴とするデータ記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項5記載のデータ記
    録方法において、 DVDオーディオ規格に準拠した静止画パケットのヘッ
    ダには、該DVDオーディオ規格のバージョン番号を記
    録することを特徴とするデータ記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項5記載のデータ記
    録方法において、 DVDオーディオ規格に準拠した静止画パケットのヘッ
    ダには、 静止画の著作権保護情報の規格のバージョン番号を記録
    することを特徴とするデータ記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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