JP2001077855A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムを格納した記憶媒体

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JP2001077855A
JP2001077855A JP25149699A JP25149699A JP2001077855A JP 2001077855 A JP2001077855 A JP 2001077855A JP 25149699 A JP25149699 A JP 25149699A JP 25149699 A JP25149699 A JP 25149699A JP 2001077855 A JP2001077855 A JP 2001077855A
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Masao Aihara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバが、IPアドレス等のネットワーク上
の識別子を、ネットワークへの接続を要求してきたクラ
イアントに割り当てる際、クライアントに与える識別子
は前回と異なる識別子である可能性が高かった。したが
って、通信中に予期せぬときに接続が切断され、再接続
した際に識別子が変わってしまうと、それまでのセッシ
ョンは全て無効になってしまい、通信を最初からやり直
さなくてはならなかった。 【解決手段】 クライアントにおいて、前回接続した際
の識別子を記憶しておき、再度接続要求する際に、その
識別子を指定して接続要求を行ない、サーバでは、指定
された識別子が未使用であれば、その識別子をクライア
ントに割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置をネ
ットワークに接続する際に、該情報処理装置を識別する
ためのアドレスを割り振る情報処理装置、情報処理シス
テム、情報処理方法、情報処理プログラムを格納した記
憶媒体に関する。
【0002】特に、PPPなどを用いてTCP/IPに
よる公衆回線を使った通信を行なう情報処理装置、情報
処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムを格
納した記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】電話回線など公衆回線の通信ラインを利
用して、TCP/IP(Transmission C
ontrol Protocol/Internet
Protocol)による通信を行う場合、PPP(P
oint to PointProtocol)を用い
るのが一般的である。PPPは、データリンク層の確立
を行うLCP(Link Control Proto
col)とネットワーク層の確立を行うNCP(Net
work Control Protocol)という
プロトコルからなる。更に、NCPは、IPCP(In
ternetProtocol Control Pr
otocol)というTCP/IPによる通信に必要な
設定(例えばIPアドレス(Internet Pro
tocol Address)の設定など)を行うプロ
トコルを含んでいる。尚、データリンク層とは、隣接し
た通信装置や端末間でデータ伝送を制御する機能であ
り、ネットワーク層とは、アドレス情報によりデータを
相手先に転送する通信経路を選択し、データを正しく相
手に届ける機能である。
【0004】TCP/IPによる通信には全ての通信機
器にIPアドレスが割り当てられる必要があるが、電話
回線を利用して利用者のコンピュータ(クライアント)
を、インターネットなどのネットワークに接続させるイ
ンターネットサービスプロバイダのコンピュータ(サー
バ)や、会社内などで携帯電話やPHSなどの無線電話
回線を利用して接続させるイントラネットのサーバが、
一方的にクライアントのIPアドレスを割り当てるのが
一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】サーバは、割り当て可
能なクライアント用IPアドレスを複数保持しており、
PPPを用いてクライアントがサーバに接続する際に、
その時点で未使用のIPアドレスをクライアントに割り
当てる。
【0006】しかし、この場合、クライアントがPPP
によるサーバとの接続を切断し、その後すぐに再接続し
たとしても、以前のIPアドレスと異なるアドレスが割
り当てられる可能性が高い。
【0007】特に、携帯電話などの無線電話回線を利用
する場合は、電波状況により予期せぬときに電話回線が
切れてしまうことがあり、PPPによるサーバとの接続
が切断されてしまうことがあり、その後すぐに再接続し
たとしても、以前のIPアドレスと異なるアドレスが割
り当てられる可能性が高い。
【0008】IPアドレスが変わってしまうとそれまで
のTCPのセッションは全て無効になってしまい、アプ
リケーション間の通信は最初からやり直さなくてはなら
ない。
【0009】本発明は、クライアントがサーバに再接続
する際に前回と同じIPアドレスを割り当てるようにす
ることによって、通信中のTCPのセッションを無効に
することなく通信を再開することを目的とする。
【0010】また、前回のIPアドレスを記憶しておく
ことで、IPCPによるIPアドレスのネゴシエーショ
ンを早く済ませることを目的とする。特に、前回の接続
が切断されてから時間が経っていてTCPのセッション
が無効になってしまっている場合においてもネゴシエー
ションを早く済ませることを目的とする。
【0011】また、サーバがクライアントにIPアドレ
スを割り当てる際に、同じIPアドレスを割り当てられ
る確率を高めるための割り当て手段を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、ネットワークに接続する際に、前記ネットワ
ーク上で前記第1の情報処理装置を識別するための識別
子を第2の情報処理装置から取得する取得手段を有する
ことを特徴とする情報処理装置であって、更に、前記第
1の情報処理装置は、接続した際の識別子を記憶する記
憶手段と、前記ネットワークに接続する際に、前記記憶
手段に記憶されている前回接続した際の識別子を取得す
るように前記第2の情報処理装置に要求する識別子要求
手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の情報処理装置は、請求項
1に係る情報処理装置であって、前記取得手段は、前回
接続した際の識別子を取得できなかった場合は、前記第
2の情報処理装置から新たな識別子を取得することを特
徴とする。
【0014】請求項3に記載の情報処理装置は、請求項
1又は2のいずれかに係る情報処理装置であって、前記
識別子は、IPアドレスであることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の情報処理装置は、ネット
ワーク上で情報処理装置を識別するための識別子を、第
1の情報処理装置に割り当てる割り当て手段を有するこ
とを特徴とする情報処理装置であって、更に、前記第1
の情報処理装置から指定された識別子を、他の情報処理
装置に割り当てているかどうか判断する判断手段と、前
記判断手段により、前記第1の情報処理装置から指定さ
れた識別子を他の情報処理装置に割り当てていないと判
断した場合は、前記割り当て手段は、前記第1の情報処
理装置が指定した識別子を前記第1の情報処理装置に割
り当てることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の情報処理装置は、請求項
4に係る情報処理装置であって、更に、割り当てていな
い前記識別子を選択する選択手段を備え、前記判断手段
により、前記第1の情報処理装置から指定された識別子
を他の情報処理装置に割り当てていると判断した場合
は、前記選択手段により割り当てていない識別子を選択
して、該割り当てていない識別子を前記第1の情報処理
装置に割り当てることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の情報処理装置は、請求項
4又は5のいずれかに係る情報処理装置であって、前記
判断手段は、識別子のデータベースを参照することによ
り、該識別子を既に割り当てているかどうか判断するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の情報処理装置は、請求項
5に係る情報処理装置であって、前記選択手段は、識別
子のデータベースを参照することにより、割り当ててい
ない前記識別子を選択することを特徴とする。
【0019】請求項8に記載の情報処理装置は、請求項
7に係る情報処理装置であって、前記選択手段は、前記
識別子のデータベースが有する割り当て順序に伴って、
前記識別子を選択し、前記第1の情報処理装置との接続
が切断された際、該第1の情報処理装置に割り当ててい
た識別子を、前記識別子のデータベースが有する割り当
て順序の最後尾に登録することを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の情報処理装置は、請求項
4乃至8のいずれかに係る情報処理装置であって、前記
識別子は、IPアドレスであることを特徴とする。
【0021】請求項10に記載の情報処理システムは、
第1の情報処理装置がネットワークに接続する際に、前
記ネットワーク上で前記第1の情報処理装置を識別する
ための識別子を第2の情報処理装置から取得する第1の
情報処理装置と第2の情報処理装置とからなる情報処理
システムであって、前記第1の情報処理装置は、接続し
た際の識別子を記憶する記憶手段と、前記ネットワーク
に接続する際に、前記記憶手段に記憶されている前回接
続した際の識別子を取得するように前記第2の情報処理
装置に要求する識別子要求手段とを備え、前記第2の情
報処理装置は、前記識別子要求手段により要求された識
別子を、他の情報処理装置に割り当てているかどうか判
断する判断手段と、前記判断手段により、前記第1の情
報処理装置から指定された識別子を他の情報処理装置に
割り当てていないと判断した場合は、前記割り当て手段
は、前記第1の情報処理装置が指定した識別子を前記第
1の情報処理装置に割り当てることを特徴とする。
【0022】請求項11に記載の情報処理システムは、
請求項10に係る情報処理システムであって、更に、前
記第2の情報処理装置は、割り当てていない前記識別子
を選択する選択手段を備え、前記判断手段により、前記
第1の情報処理装置から指定された識別子を他の情報処
理装置に割り当てていると判断した場合は、前記選択手
段により割り当てていない識別子を選択して、該割り当
てていない識別子を前記第1の情報処理装置に割り当て
ることを特徴とする。
【0023】請求項12に記載の情報処理システムは、
請求項10又は11のいずれかに係る情報処理システム
であって、更に前記第2の情報処理装置は、前記識別子
を割り当てているかどうかを示す情報を有する識別子の
データベースを参照することができ、前記判断手段は、
前記識別子のデータベースを参照することにより、該識
別子を既に割り当てているかどうか判断することを特徴
とする。
【0024】請求項13に記載の情報処理システムは、
請求項11に係る情報処理システムであって、更に前記
第2の情報処理装置は、割り当て順序を示す情報を有す
る識別子のデータベースを参照することができ、前記選
択手段は、前記割り当て順序にしたがって、前記識別子
を選択し、前記第1の情報処理装置との接続が切断され
た際、該第1の情報処理装置に割り当てていた識別子
を、前記識別子のデータベースが有する割り当て順序の
最後尾に登録することを特徴とする。
【0025】請求項14に記載の情報処理システムは、
請求項10乃至13のいずれかに係る情報処理システム
であって、前記識別子は、IPアドレスであることを特
徴とする。
【0026】請求項15に記載の情報処理方法は、ネッ
トワークに接続する際に、前記ネットワーク上で第1の
情報処理装置を識別するための識別子を第2の情報処理
装置から取得する取得ステップを有することを特徴とす
る情報処理方法であって、更に、前記第1の情報処理装
置が前記第2の情報処理装置に接続した際の識別子を記
憶手段に記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに
接続する際に、前記記憶手段に記憶されている前回接続
した際の識別子を取得するように前記第2の情報処理装
置に要求する識別子要求ステップとを備えることを特徴
とする。
【0027】請求項16に記載の情報処理方法は、請求
項15に係る情報処理方法であって、前記取得ステップ
で、前回接続した際の識別子を取得できなかった場合
は、前記第2の情報処理装置から新たな識別子を取得す
ることを特徴とする。
【0028】請求項17に記載の情報処理方法は、請求
項15又は16のいずれかに係る情報処理方法であっ
て、前記識別子は、IPアドレスであることを特徴とす
る。
【0029】請求項18に記載の情報処理方法は、ネッ
トワーク上で情報処理装置を識別するための識別子を、
第1の情報処理装置に割り当てる割り当てステップを有
することを特徴とする情報処理方法であって、更に、前
記第1の情報処理装置から指定された識別子を、他の情
報処理装置に割り当てているかどうか判断する判断ステ
ップと、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報処
理装置から指定された識別子を他の情報処理装置に割り
当てていないと判断した場合は、前記割り当てステップ
で、前記第1の情報処理装置が指定した識別子を前記第
1の情報処理装置に割り当てることを特徴とする。
【0030】請求項19に記載の情報処理方法は、請求
項18に係る情報処理方法であって、更に、割り当てて
いない前記識別子を選択する選択ステップを備え、前記
判断ステップにおいて、前記第1の情報処理装置から指
定された識別子を他の情報処理装置に割り当てていると
判断した場合は、前記選択ステップにおいて割り当てて
いない識別子を選択して、該割り当てていない識別子を
前記第1の情報処理装置に割り当てることを特徴とす
る。
【0031】請求項20に記載の情報処理方法は、請求
項18又は19のいずれかに係る情報処理方法であっ
て、前記判断ステップでは、識別子のデータベースを参
照することにより、該識別子を既に割り当てているかど
うか判断することを特徴とする。
【0032】請求項21に記載の情報処理方法は、請求
項19に係る情報処理方法であって、前記選択ステップ
では、識別子のデータベースを参照することにより、割
り当てていない前記識別子を選択することを特徴とす
る。
【0033】請求項22に記載の情報処理方法は、請求
項21に係る情報処理方法であって、前記選択ステップ
では、前記識別子のデータベースが有する割り当て順序
に伴って、前記識別子を選択し、前記第1の情報処理装
置との接続が切断された際、該第1の情報処理装置に割
り当てていた識別子を、前記識別子のデータベースが有
する割り当て順序の最後尾に登録することを特徴とす
る。
【0034】請求項23に記載の情報処理方法は、請求
項18乃至22のいずれかに係る情報処理方法であっ
て、前記識別子は、IPアドレスであることを特徴とす
る。
【0035】請求項24に記載の情報処理方法は、第1
の情報処理装置がネットワークに接続する際に、前記ネ
ットワーク上で前記第1の情報処理装置を識別するため
の識別子を第2の情報処理装置から取得する第1の情報
処理装置と第2の情報処理装置とからなる情報処理シス
テムを制御する情報処理方法であって、前記第1の情報
処理装置では、接続した際の識別子を記憶する記憶ステ
ップと、前記ネットワークに接続する際に、前記記憶ス
テップに記憶されている前回接続した際の識別子を取得
するように前記第2の情報処理装置に要求する識別子要
求ステップとを備え、前記第2の情報処理装置では、前
記識別子要求ステップにより要求された識別子を、他の
情報処理装置に割り当てているかどうか判断する判断ス
テップと、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報
処理装置から指定された識別子を他の情報処理装置に割
り当てていないと判断した場合は、前記割り当てステッ
プにおいて、前記第1の情報処理装置から要求された識
別子を前記第1の情報処理装置に割り当てることを特徴
とする。
【0036】請求項25に記載の情報処理方法は、請求
項24に係る情報処理方法であって、更に、前記第2の
情報処理装置では、割り当てていない前記識別子を選択
する選択ステップを備え、前記判断ステップにおいて、
前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他の情
報処理装置に割り当てていると判断した場合は、前記選
択ステップにおいて割り当てていない識別子を選択し
て、該割り当てていない識別子を前記第1の情報処理装
置に割り当てることを特徴とする。
【0037】請求項26に記載の情報処理方法は、請求
項24又は25のいずれかに係る情報処理方法であっ
て、更に前記第2の情報処理装置では、前記識別子を割
り当てているかどうかを示す情報を有する識別子のデー
タベースを参照することができ、前記判断ステップおい
て、前記識別子のデータベースを参照することにより、
該識別子を既に割り当てているかどうか判断することを
特徴とする。
【0038】請求項27に記載の情報処理方法は、請求
項25に係る情報処理方法であって、更に前記第2の情
報処理装置では、割り当て順序を示す情報を有する識別
子のデータベースを参照することができ、前記選択ステ
ップにおいて、前記割り当て順序にしたがって、前記識
別子を選択し、前記第1の情報処理装置との接続が切断
された際、該第1の情報処理装置に割り当てていた識別
子を、前記識別子のデータベースが有する割り当て順序
の最後尾に登録することを特徴とする。
【0039】請求項28に記載の情報処理方法は、請求
項24乃至27のいずれかに係る情報処理方法であっ
て、前記識別子は、IPアドレスであることを特徴とす
る。
【0040】請求項29に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、ネット
ワークに接続する際に、前記ネットワーク上で第1の情
報処理装置を識別するための識別子を第2の情報処理装
置から取得する取得ステップを有することを特徴とする
第1の情報処理装置を制御するコンピュータ読取り可能
な情報処理プログラムを格納した記憶媒体であって、更
に、前記第1の情報処理装置が前記第2の情報処理装置
に接続した際の識別子を記憶手段に記憶する記憶ステッ
プと、前記ネットワークに接続する際に、前記記憶手段
に記憶されている前回接続した際の識別子を取得するよ
うに前記第2の情報処理装置に要求する識別子要求ステ
ップとを備えることを特徴とする。
【0041】請求項30に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
29に係る記憶媒体であって、前記取得ステップで、前
回接続した際の識別子を取得できなかった場合は、前記
第2の情報処理装置から新たな識別子を取得することを
特徴とする。
【0042】請求項31に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
29又は30のいずれかに係る記憶媒体であって、前記
識別子は、IPアドレスであることを特徴とする。
【0043】請求項32に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、ネット
ワーク上で情報処理装置を識別するための識別子を、第
1の情報処理装置に割り当てる割り当てステップを有す
ることを特徴とする第2の情報処理装置を制御するコン
ピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納した記
憶媒体であって、更に、前記第1の情報処理装置から指
定された識別子を、他の情報処理装置に割り当てている
かどうか判断する判断ステップと、前記判断ステップに
おいて、前記第1の情報処理装置から指定された識別子
を他の情報処理装置に割り当てていないと判断した場合
は、前記割り当てステップで、前記第1の情報処理装置
が指定した識別子を前記第1の情報処理装置に割り当て
ることを特徴とする。
【0044】請求項33に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
32に係る記憶媒体であって、更に、割り当てていない
前記識別子を選択する選択ステップを備え、前記判断ス
テップにおいて、前記第1の情報処理装置から指定され
た識別子を他の情報処理装置に割り当てていると判断し
た場合は、前記選択ステップにおいて割り当てていない
識別子を選択して、該割り当てていない識別子を前記第
1の情報処理装置に割り当てることを特徴とする。
【0045】請求項34に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
32又は33のいずれかに係る記憶媒体であって、前記
判断ステップでは、識別子のデータベースを参照するこ
とにより、該識別子を既に割り当てているかどうか判断
することを特徴とする。
【0046】請求項35に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
33に係る記憶媒体であって、前記選択ステップでは、
識別子のデータベースを参照することにより、割り当て
ていない前記識別子を選択することを特徴とする。
【0047】請求項36に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
35に係る記憶媒体であって、前記選択ステップでは、
前記識別子のデータベースが有する割り当て順序に伴っ
て、前記識別子を選択し、前記第1の情報処理装置との
接続が切断された際、該第1の情報処理装置に割り当て
ていた識別子を、前記識別子のデータベースが有する割
り当て順序の最後尾に登録することを特徴とする。
【0048】請求項37に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
32乃至36のいずれかに係る記憶媒体であって、前記
識別子は、IPアドレスであることを特徴とする。
【0049】請求項38に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、第1の
情報処理装置がネットワークに接続する際に、前記ネッ
トワーク上で前記第1の情報処理装置を識別するための
識別子を第2の情報処理装置から取得する第1の情報処
理装置と第2の情報処理装置とからなる情報処理システ
ムを制御するコンピュータ読取り可能な情報処理プログ
ラムを格納した記憶媒体であって、前記第1の情報処理
装置では、接続した際の識別子を記憶する記憶ステップ
と、前記ネットワークに接続する際に、前記記憶ステッ
プに記憶されている前回接続した際の識別子を取得する
ように前記第2の情報処理装置に要求する識別子要求ス
テップとを備え、前記第2の情報処理装置では、前記識
別子要求ステップにより要求された識別子を、他の情報
処理装置に割り当てているかどうか判断する判断ステッ
プと、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報処理
装置から指定された識別子を他の情報処理装置に割り当
てていないと判断した場合は、前記割り当てステップに
おいて、前記第1の情報処理装置から要求された識別子
を前記第1の情報処理装置に割り当てることを特徴とす
る。
【0050】請求項39に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
38に係る記憶媒体であって、更に、前記第2の情報処
理装置では、割り当てていない前記識別子を選択する選
択ステップを備え、前記判断ステップにおいて、前記第
1の情報処理装置から指定された識別子を他の情報処理
装置に割り当てていると判断した場合は、前記選択ステ
ップにおいて割り当てていない識別子を選択して、該割
り当てていない識別子を前記第1の情報処理装置に割り
当てることを特徴とする。
【0051】請求項40に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
38又は39のいずれかに係る記憶媒体であって、更に
前記第2の情報処理装置では、前記識別子を割り当てて
いるかどうかを示す情報を有する識別子のデータベース
を参照することができ、前記判断ステップおいて、前記
識別子のデータベースを参照することにより、該識別子
を既に割り当てているかどうか判断することを特徴とす
る。
【0052】請求項41に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
39に係る記憶媒体であって、更に前記第2の情報処理
装置では、割り当て順序を示す情報を有する識別子のデ
ータベースを参照することができ、前記選択ステップに
おいて、前記割り当て順序にしたがって、前記識別子を
選択し、前記第1の情報処理装置との接続が切断された
際、該第1の情報処理装置に割り当てていた識別子を、
前記識別子のデータベースが有する割り当て順序の最後
尾に登録することを特徴とする。
【0053】請求項42に記載のコンピュータ読取り可
能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体は、請求項
38乃至41のいずれかに係る記憶媒体であって、前記
識別子は、IPアドレスであることを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】<実施形態>以下、図面を参照し
て本発明の実施形態を説明する。
【0055】本実施形態では、PPP接続によるTCP
/IPのプロトコル体系に本発明を適用した場合につい
て述べるが、本発明は、PPP接続によるTCP/IP
のプロトコル体系に限るものではない。
【0056】図1は、本実施形態である情報処理システ
ムの構成図で、サーバとなる情報処理装置及びクライア
ントとなる情報処理装置から構成される。
【0057】サーバ20に接続を要求するクライアント
10は、本実施形態を実現するための情報処理プログラ
ムを実行するCPU11、DRAMやハードディスクな
どの記憶手段であるメモリ12、サーバ20と通信を行
うための通信インターフェースであるモデム13、表示
手段であるディスプレイ14、及び入力手段であるキー
ボード15から構成される。メモリ12には、以前接続
したときのIPアドレスが格納されており、一度も接続
したことがなければ、どのIPアドレスも示さない値
(例えば0.0.0.0)が格納されている。また、メ
モリ12には、CPU11が実行するプログラムも格納
されており、CPU11は必要に応じてメモリ12から
プログラムを読み出し実行する。
【0058】クライアント10からの接続要求を受付け
るサーバ20は、本実施形態を実現するためのプログラ
ムを実行するCPU21、DRAMやハードディスクな
どの記憶手段であるメモリ22、クライアント10と通
信を行うための通信インターフェースであるモデム23
から構成される。メモリ22には、クライアント10に
割り当てることができるIPアドレスのデータベースが
格納されている。また、メモリ22には、CPU21が
実行するプログラムも格納されている。電話回線30
は、クライアント10とサーバ20の双方のモデムと接
続されている。
【0059】図2及び図3は、本実施形態の動作を示す
フローチャートである。
【0060】図2はクライアント10の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0061】ステップC0において、キーボード15か
らの指示によりクライアント10はPPP接続を始め
る。クライアント10がサーバ20に接続するときに
は、まずモデム13を用いてサーバのモデム23と電話
回線30で接続する。電話回線の接続後、クライアント
10とサーバ20は、LCPを用いて、データリンク層
の確立を行なう。LCPによるネゴシエーションが終了
して、必要であれば認証を済ませると、ステップC1以
降でのIPCPによるIP接続のためのネゴシエーショ
ンが始まる。
【0062】ステップC1において、以前に割り当てら
れたIPアドレスをメモリ12に格納しているかどうか
判定する。
【0063】ステップC1で、IPアドレスをメモリに
格納していないと判定すれば、ステップC2に遷移し、
IPアドレスをサーバに割り当ててもらうことを要求す
る。これは、IPCPのConfigure Requ
estパケットを送信する際にIPアドレスを0.0.
0.0を指定することによって行う。この後、ステップ
C3で、サーバからConfigure NAKパケッ
トを受信し、ステップC6に遷移する。このConfi
gure NAKパケットには、サーバが指定するIP
アドレスが含まれている。
【0064】一方、ステップC1で、IPアドレスをメ
モリに格納していると判定すれば、ステップC4に遷移
し、以前用いていたIPアドレスを使用できるように指
定して、サーバに要求する。これは、格納していたIP
アドレスを含むIPCPのConfigure Req
uestパケットを送信することによって行い、その後
ステップC5に遷移する。
【0065】ステップC5において、指定したIPアド
レスを使用してよいかどうかの返答を受信する。そのI
Pアドレスを使用してよいことを示すConfigur
eACKパケットを受信した場合は、ステップC8に遷
移する。Configure ACKパケットには、そ
のIPアドレスが含まれている。一方、そのIPアドレ
スの使用が不可の場合は、Configure NAK
パケットがサーバから送られてくるので、Config
ure NAKパケットを受信するとステップC6に遷
移する。Configure NAKパケットには、サ
ーバが指定する代わりに使うべきIPアドレスが含まれ
ている。
【0066】ステップC6において、サーバから受信し
たConfigure NAKで指定されたIPアドレ
スを利用することにし、そのサーバから指定されたIP
アドレスを含んだConfigure Request
パケットをサーバに送出する。その後、ステップC7
で、サーバからそのIPアドレスを使用してよいことを
示すConfigure ACKパケットを受信してス
テップC6に遷移する。
【0067】ステップC8において、ステップC5又は
C7で受信したConfigureACKパケットに含
まれているIPアドレスを使用することにし、そのIP
アドレスで通信を行うようクライアント10の設定をす
る。また、メモリ12にそのIPアドレスを格納してお
く。その後、ステップC9に遷移して、サーバとのIP
による通信が可能になる。
【0068】図3はサーバ20の動作を示すフローチャ
ートである。
【0069】ステップS0において、サーバ20とクラ
イアント10とは、電話回線の接続後、LCPを用いて
データリンク層の確立を行なう。LCPによるネゴシエ
ーションが終了して、必要であれば認証を済ませると、
ステップS1以降でのIPCPによるIP接続のための
ネゴシエーションが始まる。
【0070】ステップS1において、クライアント10
からのConfigure Requestパケットを
受信し、このパケットに含まれているIPアドレスが
0.0.0.0であればステップS3に遷移し、0.
0.0.0でなければステップS2に遷移する。
【0071】ステップS2において、クライアント10
が要求するIPアドレスが割り当ててもよいアドレスで
あるかを判断する。それには、クライアント10の要求
するIPアドレスがメモリ22に格納されている割り当
て可能なIPアドレスであるかどうかを調べることによ
って判断する。ここで、クライアント10が要求するI
Pアドレスが割り当て可能ならばステップS4に遷移
し、割り当て不可能ならステップS3に遷移する。
【0072】ステップS3において、メモリ22に格納
されているIPアドレスのデータベースから、所定の手
段で割り当て可能なIPアドレスを一つ選択してクライ
アント10に割り当てる。これは選択されたIPアドレ
スを含むConfigureNAKパケットをクライア
ント10に送出することによって行なう。その後、ステ
ップS1に遷移する。
【0073】ステップS4では、クライアント10が要
求するIPアドレスを利用させることとし、そのIPア
ドレスを含むConfigure ACKパケットをク
ライアント10に送信し、そのIPアドレスでクライア
ント10と通信を行なうようにサーバ20を設定する。
メモリ22に格納されているIPアドレスのデータベー
スに、当該IPアドレスがクライアント10によって使
用されていることを示す印を付ける。その後、ステップ
S5に遷移して、クライアント10とのIPによる通信
が可能になる。
【0074】このようにして、クライアント10は前回
の接続と同じIPアドレスを利用してサーバ20とIP
接続することが可能になる。
【0075】尚、サーバ20に格納されているIPアド
レスのデータベースの形態及びIPアドレスをクライア
ントに割り当てる手段は、IPアドレスの管理ができる
ならどのような形態であってもよいが、次に本実施形態
を実現するのに好適なIPアドレスのデータベース及び
IPアドレス割り当て手段の一例を述べる。
【0076】図4は、サーバ20のメモリ22に格納さ
れているIPアドレスのデータベースの一例である。
【0077】図4(a)のデータベースは、サーバ20
が保持しているIPアドレスの集合を示すIPアドレス
401の列と、その保持しているIPアドレスそれぞれ
についてクライアントに割り当てられているのかどうか
(使用中かどうか)を示す使用クライアントID402
の列とからなる。
【0078】図4(b)は、ステップS3で割り当て可
能なIPアドレスを一つ選択してクライアント10に割
り当てる際に用いるデータベースで、割り当てていく順
番を示すIP割り当て順位403の列と、割り当て可能
な(使用中でない)IPアドレス404の列とからな
る。
【0079】尚、ステップS2では、要求されたIPア
ドレスが使用中かどうかは図4(a)から分かる。
【0080】また、ステップS3で、割り当て可能なI
Pアドレスを選択する際は、図4(b)の割り当て順位
が1のIPアドレスを選択してクライアント10に送信
した後、該IPアドレスをTemporaryに一時保
存し、割り当て順位2以下のIPアドレスを1ずつ繰り
上げて他のクライアントからの割り当て要求に備える。
尚、Temporaryに一時保存されたIPアドレス
は、ステップS4で削除されるか、もしくは所定の時間
が経過した後、再び割り当て可能なIPアドレスとして
IPアドレス404に再登録するまで保存される。
【0081】また、ステップS4で、IPアドレスを含
むConfigure ACKパケットをクライアント
10に送信した後、図4(a)の当該IPアドレスがク
ライアント10によって使用されていることを示す使用
クライアントIDの印を付け、図4(b)から当該IP
アドレスを削除する。尚、図4(b)から当該IPアド
レスを削除したとき、当該IPアドレスより下の割り当
て順位を有するIPアドレス404が存在する場合は順
次1ずつ繰り上げて、登録されているIPアドレスが、
IP割り当て順位の1から順に埋まるように詰める。
【0082】サーバ20は、クライアント10との接続
の切断時には、図4(a)の使用クライアントIDから
当該クライアントのIDを削除することによりクライア
ント10に割り当てていたIPアドレスが未使用である
ことを示すとともに、当該IPアドレスを図4(b)の
IPアドレス404に既に登録されているIPアドレス
の次の欄に登録する。例えば、図4(b)の状態のとき
なら、IP割り当て順位6に対応するIPアドレス40
4の欄に登録する。
【0083】以上のようなデータベース構造を用いれ
ば、切断したクライアント10が使用していたIPアド
レスが、割り当て可能なIPアドレス404の欄の最後
尾に登録されるので、次にステップS3で割り当てられ
るまでの時間が長くなり、クライアント10が再接続し
てきたときに同じIPアドレスを使用できる可能性が高
くなる。
【0084】また、本発明に係る情報処理プログラム
は、サーバもしくはクライアントとなりうる情報処理装
置が、外部からインストールされる情報処理プログラム
を遂行するようにしてもよい。その場合、図5のよう
に、前記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記録した502のような記録媒体をシス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、本発
明の目的が達成されることは言うまでもない。なお、図
5の情報処理装置501は、図1のようなサーバやクラ
イアントとなりうる情報処理装置であってもよいことは
言うまでもない。
【0085】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0086】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スクなどの磁気ディスクや、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD
−RAM、磁気テープ、メモリカード、ROM、Fla
shメモリなどを用いることができる。
【0087】また、本発明は、前記実施形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ライ
ンを介して配信する場合にも適用できることは言うまで
もない。
【0088】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0089】図6は、プログラムコードを供給するCD
−ROMなどの記憶媒体のメモリマップの一例を示す図
である。601はディレクトリ情報を記憶している領域
で、インストールプログラムを記憶している領域602
及び情報処理プログラム603を記憶している領域の位
置を示している。本発明に係る情報処理プログラムが図
1と同等の構成を持つ情報処理装置にインストールされ
る際には、まず領域602に記憶しているインストール
プログラムが情報処理装置にロードされ、CPUによっ
て実行される。次に、実行されたインストールプログラ
ムが、情報処理プログラムを記憶している領域603か
ら情報処理プログラムを読み出して、フラッシュメモリ
などの記憶手段に格納する。
【0090】また、本発明の目的は、前述した実施形態
における様々な機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを、図5に示すように、送出装置504、例え
ばHTTPサーバやFTPサーバなどから送出してもら
い、それを505に示されるネットワーク又は公衆回線
又は無線などを介して受け取り、そのシステム或は装置
(又はCPU,MPU)がそのプログラムコードを実行
することによっても達成されることは言うまでもない。
【0091】この場合、送出装置から送出されたプログ
ラムコード自体が、前述した実施形態における機能を実
現することになり、よって、そのプログラムコードを送
出する送出装置は本発明を構成することになる。
【0092】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から
構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、一
つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0093】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前記実施形態の機能
が実現される以外にも、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前
記実施形態の機能が実現される場合にも本発明は適用で
きる。
【0094】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボー
ドや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前記実施形態の機能が実現され
る場合にも本発明は適用できる。
【0095】以上に述べたように、本実施形態によれ
ば、前回のIPアドレスを覚えていないとき、IPアド
レスのネゴシエーションに関するIPCPパケット(R
equestパケット、ACKパケット、NAKパケッ
ト)は、クライアント10が送るものとサーバ20が送
るものとを合わせて合計4個必要である。前回のIPア
ドレスを指定してサーバが認めた場合、IPCPパケッ
トは合計2個必要である。前回のIPアドレスを指定し
てサーバが拒否した場合、IPCPパケットは合計4個
必要である。つまり、前回のIPアドレスを記憶して要
求することにより、その要求したIPアドレスが認めら
れればIPアドレスのネゴシエーションでやり取りする
IPCPパケットの数を減らすことが可能になる。した
がって、クライアントとサーバのネゴシエーション時の
通信量が減り、PPP接続を開始してからIPによる通
信が可能になるまでの時間を短くすることが可能になる
という効果がある。
【0096】また、すぐに接続を再開した場合など、前
回のIPアドレスは、サーバに認められる可能性が高
く、通信を再開するまでの時間を短くすることが可能に
なるという効果がある。
【0097】また、PPPの一時的な切断があっても、
クライアントは前回と同じIPアドレスで通信が再開で
きるので、それまでのTCPのセッションを無効にする
ことなくアプリケーション間の通信が続けられるという
効果がある。
【0098】また、サーバにおいて、切断したクライア
ント10が使用していたIPアドレスを、割り当て可能
なIPアドレス404の欄の最後尾に登録するようにす
れば、次にステップS3で割り当てられるまでの時間が
長くなり、クライアント10が再接続してきたときに同
じIPアドレスを使用できる可能性が高くなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理システムの構成図
【図2】クライアントの動作を示すフローチャート
【図3】サーバの動作を示すフローチャート
【図4】サーバの有するIPアドレスのデータベース
【図5】プログラムコードを記憶した記憶媒体、及びプ
ログラムコードを送出する送出装置の例
【図6】本発明に係る情報処理プログラムが記憶された
記憶媒体のメモリマップを示すイメージ図
【符号の説明】
10 クライアントとなる情報処理装置 11 CPU 12 メモリ 13 モデム 14 ディスプレイ 15 キーボード 20 サーバとなる情報処理装置 21 CPU 22 メモリ 23 モデム 30 電話回線 501 情報処理装置 502 記憶媒体 503 記憶媒体読み出し及び書き込み部 504 送出装置 505 通信ライン

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報処理装置は、ネットワークに
    接続する際に、前記ネットワーク上で前記第1の情報処
    理装置を識別するための識別子を第2の情報処理装置か
    ら取得する取得手段を有することを特徴とする情報処理
    装置であって、更に、前記第1の情報処理装置は、接続
    した際の識別子を記憶する記憶手段と、前記ネットワー
    クに接続する際に、前記記憶手段に記憶されている前回
    接続した際の識別子を取得するように前記第2の情報処
    理装置に要求する識別子要求手段とを備えることを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、前回接続した際の識別
    子を取得できなかった場合は、前記第2の情報処理装置
    から新たな識別子を取得することを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記識別子は、IPアドレスであること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 第2の情報処理装置は、ネットワーク上
    で情報処理装置を識別するための識別子を、第1の情報
    処理装置に割り当てる割り当て手段を有することを特徴
    とする情報処理装置であって、更に、前記第1の情報処
    理装置から指定された識別子を、他の情報処理装置に割
    り当てているかどうか判断する判断手段と、前記判断手
    段により、前記第1の情報処理装置から指定された識別
    子を他の情報処理装置に割り当てていないと判断した場
    合は、前記割り当て手段は、前記第1の情報処理装置が
    指定した識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、割り当てていない前記識別子を選
    択する選択手段を備え、前記判断手段により、前記第1
    の情報処理装置から指定された識別子を他の情報処理装
    置に割り当てていると判断した場合は、前記選択手段に
    より割り当てていない識別子を選択して、該割り当てて
    いない識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てるこ
    とを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、識別子のデータベース
    を参照することにより、該識別子を既に割り当てている
    かどうか判断することを特徴とする請求項4又は5のい
    ずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、識別子のデータベース
    を参照することにより、割り当てていない前記識別子を
    選択することを特徴とする請求項5記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、前記識別子のデータベ
    ースが有する割り当て順序に伴って、前記識別子を選択
    し、前記第1の情報処理装置との接続が切断された際、
    該第1の情報処理装置に割り当てていた識別子を、前記
    識別子のデータベースが有する割り当て順序の最後尾に
    登録することを特徴とする請求項7記載の情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記識別子は、IPアドレスであること
    を特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】 第1の情報処理装置がネットワークに
    接続する際に、前記ネットワーク上で前記第1の情報処
    理装置を識別するための識別子を第2の情報処理装置か
    ら取得する第1の情報処理装置と第2の情報処理装置と
    からなる情報処理システムであって、前記第1の情報処
    理装置は、接続した際の識別子を記憶する記憶手段と、
    前記ネットワークに接続する際に、前記記憶手段に記憶
    されている前回接続した際の識別子を取得するように前
    記第2の情報処理装置に要求する識別子要求手段とを備
    え、前記第2の情報処理装置は、前記識別子要求手段に
    より要求された識別子を、他の情報処理装置に割り当て
    ているかどうか判断する判断手段と、前記判断手段によ
    り、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他
    の情報処理装置に割り当てていないと判断した場合は、
    前記割り当て手段は、前記第1の情報処理装置が指定し
    た識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てることを
    特徴とする情報処理システム。
  11. 【請求項11】 更に、前記第2の情報処理装置は、割
    り当てていない前記識別子を選択する選択手段を備え、
    前記判断手段により、前記第1の情報処理装置から指定
    された識別子を他の情報処理装置に割り当てていると判
    断した場合は、前記選択手段により割り当てていない識
    別子を選択して、該割り当てていない識別子を前記第1
    の情報処理装置に割り当てることを特徴とする請求項1
    0記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 更に前記第2の情報処理装置は、前記
    識別子を割り当てているかどうかを示す情報を有する識
    別子のデータベースを参照することができ、前記判断手
    段は、前記識別子のデータベースを参照することによ
    り、該識別子を既に割り当てているかどうか判断するこ
    とを特徴とする請求項10又は11のいずれかに記載の
    情報処理システム。
  13. 【請求項13】 更に前記第2の情報処理装置は、割り
    当て順序を示す情報を有する識別子のデータベースを参
    照することができ、前記選択手段は、前記割り当て順序
    にしたがって、前記識別子を選択し、前記第1の情報処
    理装置との接続が切断された際、該第1の情報処理装置
    に割り当てていた識別子を、前記識別子のデータベース
    が有する割り当て順序の最後尾に登録することを特徴と
    する請求項11記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の
    情報処理システム。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続する際に、前記ネ
    ットワーク上で第1の情報処理装置を識別するための識
    別子を第2の情報処理装置から取得する取得ステップを
    有することを特徴とする情報処理方法であって、更に、
    前記第1の情報処理装置が前記第2の情報処理装置に接
    続した際の識別子を記憶手段に記憶する記憶ステップ
    と、前記ネットワークに接続する際に、前記記憶手段に
    記憶されている前回接続した際の識別子を取得するよう
    に前記第2の情報処理装置に要求する識別子要求ステッ
    プとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記取得ステップで、前回接続した際
    の識別子を取得できなかった場合は、前記第2の情報処
    理装置から新たな識別子を取得することを特徴とする請
    求項15記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の
    情報処理方法。
  18. 【請求項18】 ネットワーク上で情報処理装置を識別
    するための識別子を、第1の情報処理装置に割り当てる
    割り当てステップを有することを特徴とする情報処理方
    法であって、更に、前記第1の情報処理装置から指定さ
    れた識別子を、他の情報処理装置に割り当てているかど
    うか判断する判断ステップと、前記判断ステップにおい
    て、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他
    の情報処理装置に割り当てていないと判断した場合は、
    前記割り当てステップで、前記第1の情報処理装置が指
    定した識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てるこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】 更に、割り当てていない前記識別子を
    選択する選択ステップを備え、前記判断ステップにおい
    て、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他
    の情報処理装置に割り当てていると判断した場合は、前
    記選択ステップにおいて割り当てていない識別子を選択
    して、該割り当てていない識別子を前記第1の情報処理
    装置に割り当てることを特徴とする請求項18記載の情
    報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記判断ステップでは、識別子のデー
    タベースを参照することにより、該識別子を既に割り当
    てているかどうか判断することを特徴とする請求項18
    又は19のいずれかに記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記選択ステップでは、識別子のデー
    タベースを参照することにより、割り当てていない前記
    識別子を選択することを特徴とする請求項19記載の情
    報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記選択ステップでは、前記識別子の
    データベースが有する割り当て順序に伴って、前記識別
    子を選択し、前記第1の情報処理装置との接続が切断さ
    れた際、該第1の情報処理装置に割り当てていた識別子
    を、前記識別子のデータベースが有する割り当て順序の
    最後尾に登録することを特徴とする請求項21記載の情
    報処理方法。
  23. 【請求項23】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項18乃至22のいずれかに記載の
    情報処理方法。
  24. 【請求項24】 第1の情報処理装置がネットワークに
    接続する際に、前記ネットワーク上で前記第1の情報処
    理装置を識別するための識別子を第2の情報処理装置か
    ら取得する第1の情報処理装置と第2の情報処理装置と
    からなる情報処理システムを制御する情報処理方法であ
    って、前記第1の情報処理装置では、接続した際の識別
    子を記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続
    する際に、前記記憶ステップに記憶されている前回接続
    した際の識別子を取得するように前記第2の情報処理装
    置に要求する識別子要求ステップとを備え、前記第2の
    情報処理装置では、前記識別子要求ステップにより要求
    された識別子を、他の情報処理装置に割り当てているか
    どうか判断する判断ステップと、前記判断ステップにお
    いて、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を
    他の情報処理装置に割り当てていないと判断した場合
    は、前記割り当てステップにおいて、前記第1の情報処
    理装置から要求された識別子を前記第1の情報処理装置
    に割り当てることを特徴とする情報処理方法。
  25. 【請求項25】 更に、前記第2の情報処理装置では、
    割り当てていない前記識別子を選択する選択ステップを
    備え、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報処理
    装置から指定された識別子を他の情報処理装置に割り当
    てていると判断した場合は、前記選択ステップにおいて
    割り当てていない識別子を選択して、該割り当てていな
    い識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てることを
    特徴とする請求項24記載の情報処理方法。
  26. 【請求項26】 更に前記第2の情報処理装置では、前
    記識別子を割り当てているかどうかを示す情報を有する
    識別子のデータベースを参照することができ、前記判断
    ステップおいて、前記識別子のデータベースを参照する
    ことにより、該識別子を既に割り当てているかどうか判
    断することを特徴とする請求項24又は25のいずれか
    に記載の情報処理方法。
  27. 【請求項27】 更に前記第2の情報処理装置では、割
    り当て順序を示す情報を有する識別子のデータベースを
    参照することができ、前記選択ステップにおいて、前記
    割り当て順序にしたがって、前記識別子を選択し、前記
    第1の情報処理装置との接続が切断された際、該第1の
    情報処理装置に割り当てていた識別子を、前記識別子の
    データベースが有する割り当て順序の最後尾に登録する
    ことを特徴とする請求項25記載の情報処理方法。
  28. 【請求項28】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項24乃至27のいずれかに記載の
    情報処理方法。
  29. 【請求項29】 ネットワークに接続する際に、前記ネ
    ットワーク上で第1の情報処理装置を識別するための識
    別子を第2の情報処理装置から取得する取得ステップを
    有することを特徴とする第1の情報処理装置を制御する
    コンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納し
    た記憶媒体であって、更に、前記第1の情報処理装置が
    前記第2の情報処理装置に接続した際の識別子を記憶手
    段に記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続
    する際に、前記記憶手段に記憶されている前回接続した
    際の識別子を取得するように前記第2の情報処理装置に
    要求する識別子要求ステップとを備えることを特徴とす
    るコンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納
    した記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記取得ステップで、前回接続した際
    の識別子を取得できなかった場合は、前記第2の情報処
    理装置から新たな識別子を取得することを特徴とする請
    求項29記載のコンピュータ読取り可能な情報処理プロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項29又は30のいずれかに記載の
    コンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納し
    た記憶媒体。
  32. 【請求項32】 ネットワーク上で情報処理装置を識別
    するための識別子を、第1の情報処理装置に割り当てる
    割り当てステップを有することを特徴とする第2の情報
    処理装置を制御するコンピュータ読取り可能な情報処理
    プログラムを格納した記憶媒体であって、更に、前記第
    1の情報処理装置から指定された識別子を、他の情報処
    理装置に割り当てているかどうか判断する判断ステップ
    と、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報処理装
    置から指定された識別子を他の情報処理装置に割り当て
    ていないと判断した場合は、前記割り当てステップで、
    前記第1の情報処理装置が指定した識別子を前記第1の
    情報処理装置に割り当てることを特徴とするコンピュー
    タ読取り可能な情報処理プログラムを格納した記憶媒
    体。
  33. 【請求項33】 更に、割り当てていない前記識別子を
    選択する選択ステップを備え、前記判断ステップにおい
    て、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他
    の情報処理装置に割り当てていると判断した場合は、前
    記選択ステップにおいて割り当てていない識別子を選択
    して、該割り当てていない識別子を前記第1の情報処理
    装置に割り当てることを特徴とする請求項32記載のコ
    ンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納した
    記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記判断ステップでは、識別子のデー
    タベースを参照することにより、該識別子を既に割り当
    てているかどうか判断することを特徴とする請求項32
    又は33のいずれかに記載のコンピュータ読取り可能な
    情報処理プログラムを格納した記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記選択ステップでは、識別子のデー
    タベースを参照することにより、割り当てていない前記
    識別子を選択することを特徴とする請求項33記載のコ
    ンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納した
    記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記選択ステップでは、前記識別子の
    データベースが有する割り当て順序に伴って、前記識別
    子を選択し、前記第1の情報処理装置との接続が切断さ
    れた際、該第1の情報処理装置に割り当てていた識別子
    を、前記識別子のデータベースが有する割り当て順序の
    最後尾に登録することを特徴とする請求項35記載のコ
    ンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納した
    記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項32乃至36のいずれかに記載の
    コンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納し
    た記憶媒体。
  38. 【請求項38】 第1の情報処理装置がネットワークに
    接続する際に、前記ネットワーク上で前記第1の情報処
    理装置を識別するための識別子を第2の情報処理装置か
    ら取得する第1の情報処理装置と第2の情報処理装置と
    からなる情報処理システムを制御するコンピュータ読取
    り可能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、前記第1の情報処理装置では、接続した際の識別子
    を記憶する記憶ステップと、前記ネットワークに接続す
    る際に、前記記憶ステップに記憶されている前回接続し
    た際の識別子を取得するように前記第2の情報処理装置
    に要求する識別子要求ステップとを備え、前記第2の情
    報処理装置では、前記識別子要求ステップにより要求さ
    れた識別子を、他の情報処理装置に割り当てているかど
    うか判断する判断ステップと、前記判断ステップにおい
    て、前記第1の情報処理装置から指定された識別子を他
    の情報処理装置に割り当てていないと判断した場合は、
    前記割り当てステップにおいて、前記第1の情報処理装
    置から要求された識別子を前記第1の情報処理装置に割
    り当てることを特徴とするコンピュータ読取り可能な情
    報処理プログラムを格納した記憶媒体。
  39. 【請求項39】 更に、前記第2の情報処理装置では、
    割り当てていない前記識別子を選択する選択ステップを
    備え、前記判断ステップにおいて、前記第1の情報処理
    装置から指定された識別子を他の情報処理装置に割り当
    てていると判断した場合は、前記選択ステップにおいて
    割り当てていない識別子を選択して、該割り当てていな
    い識別子を前記第1の情報処理装置に割り当てることを
    特徴とする請求項38記載のコンピュータ読取り可能な
    情報処理プログラムを格納した記憶媒体。
  40. 【請求項40】 更に前記第2の情報処理装置では、前
    記識別子を割り当てているかどうかを示す情報を有する
    識別子のデータベースを参照することができ、前記判断
    ステップおいて、前記識別子のデータベースを参照する
    ことにより、該識別子を既に割り当てているかどうか判
    断することを特徴とする請求項38又は39のいずれか
    に記載のコンピュータ読取り可能な情報処理プログラム
    を格納した記憶媒体。
  41. 【請求項41】 更に前記第2の情報処理装置では、割
    り当て順序を示す情報を有する識別子のデータベースを
    参照することができ、前記選択ステップにおいて、前記
    割り当て順序にしたがって、前記識別子を選択し、前記
    第1の情報処理装置との接続が切断された際、該第1の
    情報処理装置に割り当てていた識別子を、前記識別子の
    データベースが有する割り当て順序の最後尾に登録する
    ことを特徴とする請求項39記載のコンピュータ読取り
    可能な情報処理プログラムを格納した記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記識別子は、IPアドレスであるこ
    とを特徴とする請求項38乃至41のいずれかに記載の
    コンピュータ読取り可能な情報処理プログラムを格納し
    た記憶媒体。
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