JP2001077824A - レイヤ2リンクのハンドリング装置及びそのパス接続方法 - Google Patents

レイヤ2リンクのハンドリング装置及びそのパス接続方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイヤ2リンクのハンドリング装置及びその
パス接続方法に関し、固定型接続パスで接続されたユー
ザ側装置が複数の特定接続先の中の一つに選択的に接続
され、また一つのパスに複数のレイヤ2リンクが多重化
され、効率的な網の運用を可能にする。 【解決手段】 ユーザ側装置と固定型接続パスPVCで
ATMスイッチ1−12を介して接続され、また、複数
の特定接続先と固定型接続パス又はスイッチ切替型接続
パスでATMスイッチ1−12を介して接続されるレイ
ヤ2リンクのハンドリング装置1−11に、ユーザ側装
置からレイヤ2リンクの接続要求時に発出されるレイヤ
2リンク情報から、接続要求先の一つのパスを特定し、
その特定接続先のパスへユーザ側装置の固定型接続パス
PVCのレイヤ2リンクを設定する手段とを備える。更
に、レイヤ2リンクにラベルを付与し、レイヤ2リンク
の多重を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイヤ2リンクの
ハンドリング装置及びレイヤ2リンクのパス接続方法に
関する。現在、LANやインターネット等に代表される
TCP/IP通信の需要が拡大するとともに、その通信
速度の高速化が求められている。
【0002】TCP/IP通信の高速化の一手段とし
て、IP通信の下位の物理レイヤとしてATM(Asynch
ronous Transfer Mode)網等の広帯域網を用いた方式が
採用されつつある。本発明は、このようなレイヤ3のI
P通信と下位物理レイヤのATM等の広帯域網との間の
レイヤ2リンクのパスを扱うハンドリング装置及びレイ
ヤ2リンクのパス接続方法に関する。
【0003】
【従来の技術】ATM網におけるパスの接続には、ユー
ザが通信開始時にその都度相手を指定してパスを接続す
るSVC(Switched Virtual Connection ;スイッチ切
替型接続)パスと、接続相手に事前にパスを設定してお
くPVC(Permanent VirtualConnection;固定型接
続)パスの2種類がある。
【0004】SVC(スイッチ切替型接続)パスは、現
在の電話網においてユーザが指定した相手の電話番号に
従って接続されるパスと同様に、ユーザ側が指定したA
TM網上の通信相手のアドレスに従ってATMパスが設
定され、ユーザ側とATM交換機との間で、パス接続要
求等のATMパス設定の制御信号(シグナリング)をI.
2931というプロトコルで遣り取りされ設定される。
【0005】PVC(固定型接続)パスは、通信相手と
の間に固定的なパスで継続的に設定しておくパスであ
り、ユーザ側とATM交換機との間でのパス設定のため
の制御信号の遣り取りは不要であり、パス設定はATM
網側のオペレータにより事前に設定される。
【0006】ユーザ側装置とATM網側装置との間の接
続にSVC(スイッチ切替型接続)パスを用いる接続を
サポートした装置はまだ少なく、現状ではユーザ側装置
とATM網側装置との間の接続にPVC(固定型接続)
パスを用いたものが多く、また将来にわたっても、常時
接続通信サービスの需要が増えそうなことから、PVC
(固定型接続)パスによる接続がなお主な接続形態とし
て普及するものと予想される。
【0007】PVC(固定型接続)パスを用いて、ユー
ザ側装置と網サービス提供事業者(NSP:Network Se
rvice Provider)側装置とを接続した接続例を図26に
示す。この接続形態においては、各ユーザ側装置の接続
先は固定されており、任意の網サービス提供事業者(N
SP)を選択して接続することはできない。
【0008】また、各網サービス提供事業者(NSP)
の接続口には多数のPVC(固定型接続)パスが集中
し、各網サービス提供事業者(NSP)側装置は多数の
PVC(固定型接続)パスを扱わなければならない。し
かし、多数のPVC(固定型接続)パスが集中している
にもかかわらず、各PVC(固定型接続)パスには常に
一定の帯域を与えなければならないためトラヒック集線
を行いにくい。
【0009】前述のPVC(固定型接続)パス等のAT
Mパス上で、IP(Internet Protocol )フレームのデ
ータを伝送する場合のフレーム構成を図27に示す。同
図に示すように、レイヤ3のIPフレームは、レイヤ2
のPPP(Point-to-Point Protocol )フレームでカプ
セリングされ、AAL5(ATM Adaptation Layerタイプ
5)により物理層のATMセルに分解される。
【0010】PPPのプロトコルによる接続は、コネク
ションオリエンテッドなレイヤ2リンクの一例であり、
ユーザ側装置から網サービス提供事業者(NSP)側装
置へ1対1のリンクが設定される。ATM網上の一つの
PVC(固定型接続)パスには、PPPリンクは一つし
か設定することができない。
【0011】このようなPVC(固定型接続)パスによ
りユーザ側と網サービス提供事業者(NSP)側とを接
続して、IPフレームによるデータ通信サービス等を供
給する場合、ATM網側装置には以下のことが要求され
る。
【0012】一つのユーザ側装置が接続要求する網サー
ビス提供事業者(NSP)が一つである場合には、各ユ
ーザ側装置と網サービス提供事業者(NSP)側装置と
の間にそれぞれPVC(固定型接続)パスを1本設定す
ればよい。
【0013】しかし、各ユーザは複数の網サービス提供
事業者(NSP)に対する接続を希望する場合があり、
同時に複数の網サービス提供事業者(NSP)と契約し
て通信内容によって又はプライベート用と業務用等とに
よって接続先の網サービス提供事業者(NSP)を使い
分けたい場合がある。
【0014】また、国によっては、キャリア(通信事業
者)による網サービス提供事業を禁止し、各キャリア
(通信事業者)はユーザが希望する網サービス提供事業
者(NSP)へ公平にアクセスを提供することが義務付
けられるなど、キャリア(通信事業者)が網サービス提
供事業者(NSP)に対する公平なアクセスオープン点
をユーザに提供することが要求されている。
【0015】以上の理由からATM網側装置は、ユーザ
の要求に応じて任意の網サービス提供事業者(NSP)
に対して公平にアクセス可能とする必要があり、ユーザ
と網サービス提供事業者(NSP)とがPVC(固定型
接続)パスによって接続されている場合でも、ユーザが
希望する任意の網サービス提供事業者(NSP)へのス
イッチング接続を行うことが要求される。
【0016】更に、各ユーザから網サービス提供事業者
(NSP)へ個々にPVC(固定型接続)パスを設定す
ると、網サービス提供事業者(NSP)に接続されるP
VC(固定型接続)パスの数は膨大なものになるため、
各網サービス提供事業者(NSP)側装置は膨大なPV
C(固定型接続)パスをハンドリングしなければならな
い。
【0017】また、トラヒックが網サービス提供事業者
(NSP)側装置において集中するにもかかわらず、A
TM網上の一つのPVC(固定型接続)パスは、PPP
リンクと1対1に対応し、またATMレイヤ上のチャネ
ル識別子が各PVC(固定型接続)パス毎に異なるため
トラヒック集線を行いにくい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、固定型接続
パスで接続されたユーザ側装置が複数の特定接続先の中
の一つを選択して接続することを可能とすることを目的
とし、また一つの物理レイヤ回線上に複数のレイヤ2リ
ンクを設定してトラヒック集線し、効率的な網の運用を
可能にし、複数のレイヤ2リンクを論理的に分離したス
イッチングを高速に行うことができるレイヤ2リンクの
ハンドリング装置及びそのパス接続方法を提供する。
【0019】また、レイヤ3のIPヘッダ内IPアドレ
ス等を参照することなく、レイヤ2パケットの付与ラベ
ルによりスイッチングを行うことにより、ハードウェア
による高速スイッチングが可能となる。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のレイヤ2リンク
のハンドリング装置は、(1)網側装置内に設けられ、
ユーザ側装置と固定型接続パスで接続され、該ユーザ側
装置を複数の特定接続先のうちの一つに固定型接続パス
又はスイッチ切替型接続パスを介して接続させるレイヤ
2リンクのハンドリング装置において、該ハンドリング
装置は、ユーザ側装置からレイヤ2リンクの接続要求時
に発出されるレイヤ2リンク情報から、接続要求先の一
つのパスを特定するパス特定手段と、ユーザ側装置と接
続された前記固定型接続パスを接続要求先の一つのパス
に接続させ、ユーザ側装置と特定接続先と間にパスを形
成させるパス接続手段と、を備えたものである。
【0021】また、(2)前記パス接続手段は、ユーザ
側装置と接続された固定型接続パスから到来するパケッ
トを、接続要求先の一つのパスにレイヤ2パケットレベ
ルのスイッチングにより振り分けて転送する手段を備え
たものである。
【0022】また、(3)前記パス接続手段は、前記パ
ス特定手段により特定される接続要求先の一つのパスを
新規に設定して、ユーザ側装置と特定接続先間のパスを
接続する手段を備えたものである。
【0023】また、(4)前記パス特定手段は、ユーザ
側装置からレイヤ2リンクの接続要求時に発出されるレ
イヤ2リンク情報を基に、該接続要求のレイヤ2リンク
毎のラベルをユーザ側装置からのレイヤ2パケットに付
与するラベル付与手段を備え、前記パス接続手段は、該
ラベル付与手段によるラベル付きレイヤ2パケットを該
当特定接続先へのパスヘ、ラベル多重レイヤ2リンクに
より転送する手段を備えたものである。
【0024】また、(5)前記パス接続手段は、ユーザ
側装置との固定型接続パスから到来し、レイヤ2リンク
毎のラベルが付与されたレイヤ2パケットのラベルを認
識し、該ラベルに対応した特定接続先へのパスヘレイヤ
2パケットを転送するとともに、特定接続先とのパスか
ら到来するラベル付きレイヤ2パケットのラベルを認識
し、該ラベルに対応したユーザ側装置への固定型接続パ
スヘレイヤ2パケットを転送するものである。
【0025】また、(6)前記ラベル付与手段は、レイ
ヤ2リンクに対して新規にラベルを付与する際に、任意
の空きラベル番号を選択してラベル付きレイヤ2パケッ
トを送出する手段を備え、前記パス接続手段は、該ラベ
ル付きレイヤ2パケット受けた装置側から同一のラベル
番号を付与して返送されたラベル付きレイヤ2パケット
のリンクを、前記新規にラベルを付与したレイヤ2リン
クの対のリンクとして扱うものである。
【0026】また、(7)前記ラベル付与手段は、ラベ
ル番号を新規に選択して割当てたラベル番号管理側から
の送信であることを示すマーキングをラベルに含めて付
与する手段を備え、受信側から同一のラベル番号で、ラ
ベル番号非管理側からの送信を示すマーキングが付加さ
れて返送されたラベル付きレイヤ2パケットのリンク
を、新規にラベルを付与したレイヤ2リンクの対のリン
クとして扱うものである。
【0027】また、(8)前記ラベル付与手段は、レイ
ヤ2リンクに対して新規にラベルを付与する際に、相手
装置側と互いにネゴシエーションを行ってラベル番号を
決定する手段を備えたものである。
【0028】また、(9)前記ラベル付与手段は、レイ
ヤ2リンクに対して新規にラベルを付与する際に、ネッ
トワークの管理運用装置のオペレーションによって指示
されるラベル番号のラベルを付与するものである。
【0029】また、(10)前記パス接続手段は、ユー
ザ側装置との固定型接続パスから到来し、レイヤ2リン
ク毎のサービス品質クラス別のラベルが付与されたレイ
ヤ2パケットのラベルを認識し、該ラベルに対応した特
定接続先へのパスヘレイヤ2パケットを転送するもので
ある。
【0030】また、(11)前記パス接続手段は、ユー
ザ側装置との固定型接続パスから到来し、レイヤ2リン
ク毎の接続先別のラベルが付与されたレイヤ2パケット
のラベルを認識し、該ラベルに対応した特定接続先への
パスヘレイヤ2パケットを転送するものである。
【0031】また、(12)前記パス接続手段は、ユー
ザ側装置との固定型接続パスから到来するレイヤ2リン
クパケット内のIPパケット中の配送サービス種類に応
じて付与されたレイヤ2パケットのラベルを認識し、該
ラベルに対応した特定接続先へのパスヘレイヤ2パケッ
トを転送するものである。
【0032】また、(13)パス特定手段は、ユーザ側
装置からレイヤ2リンクの接続要求時に発出されるレイ
ヤ2リンク情報から要求接続先名を抽出する手段と、該
接続先名から接続アドレスヘ変換する変換テーブルとを
備え、前記パス接続手段は、該変換テーブルから得られ
る接続アドレスを用いてユーザ側装置と特定接続先間の
パスを接続させる手段を備えたものである。
【0033】また、(14)前記パス特定手段における
レイヤ2リンク情報から接続要求先の一つのパスを特定
する処理を、プロセッサによるソフトウェア制御で行
い、一つの接続先パスを特定した後の前記該接続先パス
へユーザ側装置の固定型接続パスを接続するパス接続手
段をハードウェアによるスイッチング手段で構成したも
のである。
【0034】また、(15)上記の構成は適宜組合せる
ことが可能で、更にユーザ側の網終端装置又は網側の加
入者線集線装置に設けられるレイヤ2リンクのハンドリ
ング装置にも適用されるものである。
【0035】また、本発明のレイヤ2リンクのパス接続
方法は、(16)ユーザ側装置と固定型接続パスで接続
されたレイヤ2リンクのハンドリング装置を備え、該ハ
ンドリング装置は、ユーザ側装置からレイヤ2リンクの
接続要求時に発出されるレイヤ2リンク情報から要求接
続先名を抽出し、該接続先名から変換テーブルにより接
続アドレスを抽出し、該接続アドレスを固定型接続パス
で接続されたユーザ側装置へ通知し、ユーザ側装置は通
知された接続先アドレスを網側装置へ送出し、網側装置
は該接続先アドレスに基づいてユーザ側装置と接続先と
を固定型接続パス又はスイッチ切替型パスのスイッチン
グにより接続するものである。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明のレイヤ2ハンドリ
ング装置の説明図である。網側装置(例えば、加入者線
集線装置等)1−10内にレイヤ2ハンドリング装置1
−11を設け、該レイヤ2ハンドリング装置1−11に
より、PVC(固定型接続)パスで接続されたユーザ側
装置を、網サービス提供事業者(NSP)等の複数の特
定接続先のパスの一つに選択的に接続するようにしたも
のである。
【0037】ユーザ側装置は網側装置1−11とPVC
(固定型接続)パスで接続され、該PVC(固定型接
続)パスはATMスイッチ1−12等を経由してレイヤ
2ハンドリング装置1−11に接続される。
【0038】レイヤ2ハンドリング装置1−11は、ユ
ーザ側装置のレイヤ2リンク(PPP等)接続開始時
に、ユーザ側装置より発出されるレイヤ2リンク確立の
ための情報に基づいて特定接続先のパスの一つを識別
し、該識別した特定接続先のパスへユーザ側装置から送
出されたレイヤ2パケット(PPPパケット等)を、A
TMスイッチ1−12等を経由して送出する。
【0039】なお、ここではATM網のPVC(固定型
接続)パス上のレイヤ2リンクを例に挙げて説明する
が、レイヤ1の物理層はATM網に限らず、SONE
T,Ethernet、フレームリレー等のネットワー
クであってもよい。このことは、以下の実施形態全てに
おいても同様である。以下、選択的に特定接続先に接続
するレイヤ2ハンドリング装置の具体的実施形態につい
て説明する。
【0040】図2は本発明のATMスイッチングによる
PVC(固定型接続)パス設定の実施形態の説明図であ
る。各ユーザ側装置#1〜#5とレイヤ2ハンドリング
装置2−11との間は、PVC(固定型接続)パスで接
続され、レイヤ2ハンドリング装置2−11と網サービ
ス提供事業者(NSP−A,NSP−B)側装置との間
がPVC(固定型接続)パスで接続された場合におい
て、レイヤ2ハンドリング装置2−11は、各ユーザ側
装置#1〜#5からのPVC(固定型接続)パスを、そ
れぞれ、網サービス提供事業者(NSP−A,NSP−
B)側装置等の一つの特定接続先のパスへ、ATMレベ
ル(ATMセル単位)でのスイッチングにより接続す
る。
【0041】図3は本発明のレイヤ2スイッチングによ
るPVC(固定型接続)パス設定の実施形態の説明図で
ある。前述の実施形態と同様に、レイヤ2ハンドリング
装置3−11と網サービス提供事業者(NSP−A,N
SP−B)側装置との間がPVC(固定型接続)パスで
接続された場合において、レイヤ2ハンドリング装置3
−11は、各ユーザ側装置#1〜#5からのPVC(固
定型接続)パスを、それぞれ、網サービス提供事業者
(NSP−A,NSP−B)側装置等の一つの特定接続
先のパスへ、レイヤ2パケットレベル(PPPパケット
等のパケット単位)でスイッチングして接続する。
【0042】図4は本発明のATMスイッチングによる
SVC(スイッチ切替型接続)パス設定の実施形態の説
明図である。各ユーザ側装置#1〜#5とレイヤ2ハン
ドリング装置4−11との間はPVC(固定型接続)パ
スで接続され、レイヤ2ハンドリング装置4−11と網
サービス提供事業者(NSP−A,NSP−B)側装置
との間がSVC(スイッチ切替型接続)パスで接続され
る場合において、レイヤ2ハンドリング装置4−11
は、ユーザ側装置のレイヤ2リンク接続開始時に、ユー
ザ側装置より発出されるレイヤ2リンク確立のための情
報等から、網サービス提供事業者(NSP)等の一つの
接続先を特定する。
【0043】レイヤ2ハンドリング装置4−11は該特
定接続先に対して、シグナリング手順によりSVC(ス
イッチ切替型接続)パスを新規に設定する。レイヤ2ハ
ンドリング装置4−11は、ユーザ側装置との間のPV
C(固定型接続)パスを、網サービス提供事業者(NS
P)等の一つの特定接続先のSVC(スイッチ切替型接
続)パスへ、ATMレベル(ATMセル単位)でのスイ
ッチングにより設定する。
【0044】図5は本発明のレイヤ2スイッチングによ
るSVC(スイッチ切替型接続)パス設定の実施形態の
説明図である。図4に示した実施形態と同様に、レイヤ
2ハンドリング装置5−11は、ユーザ側装置のレイヤ
2リンク接続開始時に、ユーザ側装置より発出されるレ
イヤ2リンク確立のための情報等から、網サービス提供
事業者(NSP)等の一つの接続先を特定する。
【0045】レイヤ2ハンドリング装置5−11は該特
定接続先に対して、シグナリング手順によりSVC(ス
イッチ切替型接続)パスを新規に設定する。レイヤ2ハ
ンドリング装置5−11は、ユーザ側装置との間のPV
C(固定型接続)パスから到来するレイヤ2パケット
(PPPパケット等)を、網サービス提供事業者(NS
P)等の一つの特定接続先のSVC(スイッチ切替型接
続)パスへ、レイヤ2パケットレベルでスイッチングし
て、ユーザ側装置と一つの特定接続先との間のレイヤ2
接続を行う。
【0046】図6 は本発明のラベル付与によるレイヤ2
スイッチングの第1の実施形態を示す図である。各ユー
ザ側装置#1〜#5とレイヤ2ハンドリング装置6−1
1との間はPVC(固定型接続)パスで接続され、レイ
ヤ2ハンドリング装置6−11と網サービス提供事業者
(NSP−A,NSP−B)側装置との間はPVC(固
定型接続)パス又はSVC(スイッチ切替型接続)パス
で接続される場合において、レイヤ2ハンドリング装置
6−11は、ユーザ側装置のレイヤ2リンク接続開始時
に、ユーザ側装置より発出されるレイヤ2リンク確立の
ための情報等から一つの接続先を特定する。
【0047】レイヤ2ハンドリング装置6−11内にお
いて、ユーザ側装置とのPVC(固定型接続)パスから
到来するレイヤ2パケット(PPPパケット等)に対し
て、個々のレイヤ2リンクを識別するラベルを付与し、
そのラベル付きレイヤ2パケットを、レイヤ2パケット
レベルでスイッチングし、該当特定接続先の一つのパス
の中へ、複数のレイヤ2リンクを多重化して、ユーザ側
装置と特定接続先と間のレイヤ2接続を行う。
【0048】また、通常、レイヤ2パケットであるPP
Pパケット等は、一つの物理レイヤ回線上に一つのリン
クしか設定することができないが、ラベル付きレイヤ2
パケットに変換することにより、一つの物理レイヤ回線
上に複数のレイヤ2リンクを設定することが可能とな
る。
【0049】そして、ATMパス等の一つの物理レイヤ
回線上に、複数のレイヤ2リンクを多重化して設定する
ことにより、トラヒック多重化効果が奏せられ、ATM
網の回線(VC)等の一つの物理レイヤ回線が有効に利
用され、その数の削減を図ることができる。
【0050】図7は本発明のラベル付与によるレイヤ2
スイッチングの第2の実施形態を示す図である。各ユー
ザ側装置#1〜#5とレイヤ2ハンドリング装置7−1
1との間はPVC(固定型接続)パスで接続され、レイ
ヤ2ハンドリング装置7−11と網サービス提供事業者
(NSP−A,NSP−B)側装置との間はPVC(固
定型接続)パス又はSVC(スイッチ切替型接続)パス
で接続される。
【0051】各ユーザ側装置#1〜#5は、個々のレイ
ヤ2リンクを区別するためのラベルを付与したラベル付
きレイヤ2パケットを、一つのPVC(固定型接続)パ
スに発出する。即ち、ユーザ側装置とレイヤ2ハンドリ
ング装置7−11との間の一つのPVC(固定型接続)
パス上に、異なるラベルを付与したレイヤ2リンクが多
重化されて設定される。
【0052】レイヤ2ハンドリング装置7−11は、ユ
ーザ側装置のレイヤ2リンク接続開始時に、ユーザ側装
置より発出されるレイヤ2リンク確立のための情報等か
ら一つの接続先を特定する。
【0053】レイヤ2ハンドリング装置7−11は、ユ
ーザ側装置とのPVC(固定型接続)パスから到来する
ラベル付きレイヤ2パケット(PPPパケット等)に対
してラベルの変換を行い、そのラベル付きレイヤ2パケ
ットを該ラベルに対応した特定接続先のパスの一つへレ
イヤ2パケットレベルでのスイッチングを行い、前述の
図6に示した実施形態と同様に、レイヤ2ハンドリング
装置7−11と特定接続先との間の多重化されたレイヤ
2リンクのパスにより、ユーザ側装置と該当接続先とを
接続する。
【0054】ユーザ側装置との間の一つのPVC(固定
型接続)パス上に、複数のレイヤ2リンクを多重化する
ことにより、トラヒック多重化効果が奏せられ、該PV
C(固定型接続)パスを効率よく有効に利用することが
できる。
【0055】図8は本発明のレイヤ2リンク確立処理の
説明図である。レイヤ2ハンドリング装置(L2H)
は、ユーザ側装置(User)のレイヤ2リンク接続開
始時に、ユーザ側装置(User)より発出されるレイ
ヤ2リンク確立のための情報等から一つの接続先を特定
するまでのネゴシネーション等を含む複雑な処理はソフ
トウェアによる処理を行い、一つの接続先を特定した後
のPVC(固定型接続)パス又はSVC(スイッチ切替
型接続)パスのスイッチング処理はハードウェアにより
高速スイッチングを行う構成とすることができる。
【0056】図9は本発明のATMスイッチによるPV
C(固定型接続)パス設定の実施形態の説明図である。
レイヤ2ハンドリング装置9−11は、図の(a)に示
すように、ATMスイッチ9−12を介して、各ユーザ
側装置とPVC(固定型接続)パスで接続され、ユーザ
側装置のレイヤ2リンク接続開始時に、ユーザ側装置よ
り発出されるレイヤ2リンク確立のための情報等から、
網サービス提供事業者(NSP)等の一つの接続先を特
定する。
【0057】レイヤ2ハンドリング装置9−11は、特
定した接続先をATMスイッチ9−12に指示し、AT
Mスイッチ9−12は、図の(b)に示すように、指示
された特定接続先にATMレベルでスイッチングを行
い、ユーザ側装置からPVC(固定型接続)パスを特定
接続先に接続する。
【0058】ATMレベルでの接続をレイヤ2ハンドリ
ング装置9−11内で行うのではなく、ATMスイッチ
9−12へ指示して行うことにより、特定接続先の選定
まではレイヤ2ハンドリング装置9−11で処理し、該
特定接続先へ接続するスイッチングはATMスイッチ9
−12を利用して行うように構成したものである。
【0059】図10は本発明のATMアドレスへの変換
テーブルを備えた第1の実施形態の説明図である。図の
(a)に示すように、ユーザ側装置とレイヤ2ハンドリ
ング装置10−11との間、及びレイヤ2ハンドリング
装置10−11と網サービス提供事業者(NSP)側装
置との間は、ATMスイッチ10−12を介してPVC
(固定型接続)パスで接続されている。
【0060】レイヤ2ハンドリング装置10−11は、
図の(b)に示すように、網サービス提供事業者(NS
P)名等の特定接続先名から、該特定接続先に対応した
PVC(固定型接続)パスのATMアドレスヘの変換テ
ーブルを備える。
【0061】レイヤ2ハンドリング装置10−11は、
ユーザ側装置とのレイヤ2リンク接続開始時に、ユーザ
側装置より発出されるレイヤ2リンク確立のための情報
内に含まれる網サービス提供事業者(NSP)名等の特
定接続先名から、前述の変換テーブルを用いて該接続先
に対応するATMアドレスを得、該ATMアドレスを基
にATM接続を行う。
【0062】このような構成により、ユーザ側装置は特
定接続先のATMアドレスを認識していなくても、PV
C(固定型接続)パスにより接続された網サービス提供
事業者(NSP)等の特定接続先に選択的に接続するこ
とが可能となる。
【0063】図11は本発明のATMアドレスへの変換
テーブルを備えた第2の実施形態の説明図である。図の
(a)に示すように、ユーザ側装置とレイヤ2ハンドリ
ング装置11−11との間は、ATMスイッチ11−1
2を介してPVC(固定型接続)パスで接続され、レイ
ヤ2ハンドリング装置11−11と網サービス提供事業
者(NSP)側装置との間は、ATMスイッチ11−1
2を介してSVC(スイッチ切替型接続)により接続さ
れる。
【0064】レイヤ2ハンドリング装置11−11は、
図の(b)に示すように、網サービス提供事業者(NS
P)名等の特定接続先名から、該特定接続先に対応した
SVC(スイッチ切替型接続)パスのATMアドレスヘ
の変換テーブルを備える。
【0065】レイヤ2ハンドリング装置11−11は、
ユーザ側装置とのレイヤ2リンク接続開始時に、ユーザ
側装置より発出されるレイヤ2リンク確立のための情報
内に含まれる網サービス提供事業者(NSP)名等の特
定接続先名から、前述の変換テーブルを用いて該接続先
に対応するATMアドレスを得、該ATMアドレスをユ
ーザ側装置へ通知する。
【0066】ユーザ側装置は、その通知されたATMア
ドレスをATMスイッチ11−12に送出し、ATMス
イッチ11−12は該ATMアドレスに基いて、図の
(c)に示すように、網サービス提供事業者(NSP)
等の特定接続先へSVC(スイッチ切替型接続)パスを
設定する。
【0067】このような構成により、ユーザ側装置は特
定接続先のATMアドレスを認識していなくても、PV
C(固定型接続)パスで接続されたATMスイッチ11
−12を介して、網サービス提供事業者(NSP)等の
特定接続先に選択的に接続することが可能となる。
【0068】図12は本発明のラベル付与機能を有する
ユーザ側の網終端装置の説明図である。ユーザ側の網終
端装置(ONU:Optical Network Unit等)12−10
において、ユーザ側装置より発出されるレイヤ2リンク
確立のための情報等から一つの接続先を特定する。
【0069】ユーザ側の網終端装置12−10内におい
て、ユーザ側装置のPVC(固定型接続)パスから到来
するレイヤ2パケット(PPPパケット等)に対して、
個々のレイヤ2リンクを識別するラベルを付与し、その
ラベル付きレイヤ2パケットを網側のPVC(固定型接
続)パスへ振り分け、網側のPVC(固定型接続)パス
に複数のレイヤ2リンクを多重化して、ユーザ側と網側
とを接続する。
【0070】通常、レイヤ2パケットであるPPP等の
プロトコルパケットのリンクは、一つの物理レイヤ回線
上に一つしか張ることができない。しかし、レイヤ2パ
ケットをラベル付きレイヤ2パケットに変換することに
より、一つの物理回線上に複数のレイヤ2リンクを張る
ことが可能となる。
【0071】このような構成により、ユーザ側装置はラ
ベル付きレイヤ2リンクに何ら対処することなく、通常
のPPP等のプロトコルによるレイヤ2パケットを扱い
ながら、網側に対して少ないPVC(固定型接続)パス
の契約での多数のレイヤ2パケットリンクを設定するこ
とが可能となる。
【0072】図13は本発明のPVC(固定型接続)及
びSVC(スイッチ切替型接続)のパスに対するレイヤ
2スイッチングの実施形態を示す図である。各ユーザ側
装置#1〜#5とレイヤ2ハンドリング装置13−11
との間は、PVC(固定型接続)パスで接続され、レイ
ヤ2ハンドリング装置13−11と一部の網サービス提
供事業者(NSP−A)側装置との間がPVC(固定型
接続)パスで、他の網サービス提供事業者(NSP−
B)側装置との間がSVC(スイッチ切替型接続)パス
で接続される場合において、レイヤ2ハンドリング装置
13−11は、ユーザ側装置より発出されるレイヤ2リ
ンク確立のための情報等から、網サービス提供事業者
(NSP)等の一つの接続先を特定する。
【0073】レイヤ2ハンドリング装置13−11は、
該当する特定接続先がPVC(固定型接続)パスで接続
されている場合は、該PVC(固定型接続)パスへレイ
ヤ2パケットを送出するが、該当する特定接続先がPV
C(固定型接続)パスで接続されていない場合は、当該
特定接続先にSVC(スイッチ切替型接続)パスを用い
て新規にパスを設定する。
【0074】このようなレイヤ2ハンドリング装置13
−11を用い、多数のユーザ側装置と接続される網サー
ビス提供事業者(NSP)等の特定接続先に対してのみ
PVC(固定型接続)パスにより接続し、少数のユーザ
側装置としか接続されない特定接続先に対しては、SV
C(スイッチ切替型接続)パスで接続することにより、
PVC(固定型接続)パスとSVC(スイッチ切替型接
続)パスとを効率良く使分け、経済的に網サービス提供
事業者(NSP)等の特定接続先へのパスを設定するこ
とができる。
【0075】図14は任意のラベルを付与する本発明の
実施形態の説明図である。前述の図6又は図7等に示し
た実施形態におけるラベル付与において、レイヤ2リン
クに新規にラベルを付与してラベル付きパケットを送出
する側の装置が、任意の空きラベル番号を選択してレイ
ヤ2パケットに付与し、該ラベル付きレイヤ2パケット
を受信した装置は、その受信リンクと対になる返送方向
のリンクに該付与ラベルの番号と同一番号のラベルを付
与する。
【0076】今、図14の(a)に示すように、網側装
置14−10内のレイヤ2ハンドリング装置14−11
は、網サービス提供事業者(NSP−A)との間にラベ
ル#1を付与したレイヤ2リンクが設定されているとき
に、新たなリンクaを張る場合、レイヤ2ハンドリング
装置14−11は、現在使われていない任意のラベル#
2を選択して割当て、該ラベル#2を付与したレイヤ2
パケットを送信する。
【0077】ラベル#2付きのレイヤ2パケットを受け
た網サービス提供事業者(NSP−A)は、図の(b)
に示すように、ラベル#2付きのレイヤ2パケットを受
信したリンクと対になるレイヤ2ハンドリング装置14
−11に対するリンクには、受信したレイヤ2パケット
と同一のラベル#2を付与する。このようなラベル付与
方式により、双方向のレイヤ2リンクに対して簡易にラ
ベル付与を行うことができる。
【0078】図15は衝突防止を図ったラベル付与を行
う本発明の実施形態の説明図である。前述の対となるレ
イヤ2リンクに同一のラベル番号を付与する場合におい
て、最初に任意の空きラベル番号を選択してラベル付き
レイヤ2パケットを送出する側と、該ラベル付きレイヤ
2パケットを受けた側で対のリンクに同じラベル番号を
付与して送出する側とで、それぞれラベルに異なるマー
キングを行うものである。
【0079】今、図15の(a)に示すように、レイヤ
2ハンドリング装置15−11は、網サービス提供事業
者(NSP−A)との間にラベル#1−0とラベル#1
−1とを付与した双方向のレイヤ2リンクが設定されて
いるときに、新たなリンクaを設定する場合、レイヤ2
ハンドリング装置15−11は、現在使われていない任
意のラベル#2−0を選択して割当て、該ラベル#2−
0を付与したレイヤ2パケットを送信する。
【0080】このとき、同時に網サービス提供事業者
(NSP−A)装置側からもリンクbを設定する動作が
開始され、そのときたまたま同一のラベル#2−0を選
択して付与したとすると、両者は別個のリンクであるに
もかかわらず、レイヤ2ハンドリング装置15−11は
リンクaの対のリンクとして認識してしまう。
【0081】そこで、自装置で選択して割り当てたラベ
ル番号には例えば“0" のマーキングを付与したラベル
番号のラベル付きレイヤ2パケットを送信し、そのマー
キングが付与されたレイヤ2パケットを受信した相手装
置では、対のリンクに対して送出するレイヤ2パケット
のラベル番号に例えば“1" のマーキングを行う。
【0082】すると図の(b)に示すように、レイヤ2
ハンドリング装置15−11は、ラベル番号#2−0を
付与したリンクaの対のリンクに送信されるレイヤ2の
パケットには、ラベル番号#2−1が付与されているは
ずであるから、網サービス提供事業者(NSP−A)側
装置が新たに設定しようとするリンクbとして付与され
るラベル番号#2−0と区別することができ、簡易なラ
ベル付与方式でありながら、両側装置それぞれで独立に
ラベル管理を行っていても、ラベル番号の衝突を回避す
ることができる。
【0083】図16はネゴシエーションによりラベル付
与を行う本発明の実施形態の説明図である。図の(a)
に示すように、レイヤ2ハンドリング装置16−11
は、網サービス提供事業者(NSP−A)との間にラベ
ル#1を付与したレイヤ2リンクが設定されているとき
に、新たなリンクを設定する場合、網サービス提供事業
者(NSP−A)と互いにラベル番号に関してネゴシエ
ーションを行い、図の(b)に示すように、現在使われ
ていない任意のラベル#2を選択して決定し、ラベル#
2の双方向のリンクを設定する。ネゴシエーションによ
り衝突のないラベル付与を行うことができる。
【0084】図17はネットワークオペレーションによ
りラベル付与を行う本発明の実施形態の説明図である。
図の(a)に示すように、レイヤ2ハンドリング装置1
7−11と網サービス提供事業者(NSP−A)との間
に新たなリンクを設定する場合、ネットワークの管理運
用装置のオペレーションにより、付与するラベルを指示
する。
【0085】レイヤ2ハンドリング装置17−11及び
網サービス提供事業者(NSP−A)は、ネットワーク
管理運用装置のオペレーションにより指示されたラベル
をレイヤ2リンクに付与することにより、衝突のないラ
ベル付与を行うことができる。
【0086】図18はサービス品質クラス(QoS)別
のラベル付与を行う本発明の実施形態の説明図である。
ユーザ側装置又はユーザ側網終端装置(ONU)は、要
求するQoS(Quality of Service)別のラベルを付与
してレイヤ2パケットを送出し、レイヤ2ハンドリング
装置18−11は、そのラベルを基に各QoS別のPV
C(固定型接続)パスへ振り分けを行う。このとき、ラ
ベル変換も行い、一つのPVC(固定型接続)パス上に
同じQoSクラスのレイヤ2パケットを多重して送出す
る。
【0087】図19は接続先別のラベル付与を行う本発
明の実施形態の説明図である。ユーザ側装置又はユーザ
側網終端装置(ONU)は、接続先別のラベルを付与し
てレイヤ2パケットを送出し、レイヤ2ハンドリング装
置19−11は、そのラベルを基に各接続先別のPVC
(固定型接続)パスへ振り分けを行う。このとき、ラベ
ル変換も行い、一つのPVC(固定型接続)パス上に同
じ接続先のレイヤ2パケットを多重して送出する。
【0088】図20は配送サービスの種類(ToS:Ty
pe of Service )別のラベル付与を行う本発明のレイヤ
2ハンドリング装置の説明図である。レイヤ2ハンドリ
ング装置20−11は、レイヤ2パケット内のIPパケ
ットにおける配送サービス種類(ToS)のフィールド
の値を基に、ToSフィールド値よりQoS別のラベル
をレイヤ2パケットに付与して送出する。
【0089】ここで、配送サービス種類(ToS)は、
ユーザ側装置から要求される配送経路の種類の情報で、
それに応じてできるだけ遅延の少ない経路を使用する
か、できるだけスループットの大きい経路を使用する
か、又はできるだけ信頼性の高い経路を使用するか等の
配送経路選択が行われる。
【0090】網サービス提供事業者(NSP−A,B)
へパスを接続するアクセス網は、その付与されたラベル
に応じてQoS制御を行う。ユーザ側装置からのパケッ
トにQoS別のラベルを付与することにより、アクセス
網において、柔軟なQoS制御が可能となる。
【0091】図21は配送サービスの種類別のラベル付
与を行う本発明のユーザ側網終端装置(ONU)の説明
図である。ユーザ側網終端装置(ONU)21−10
は、レイヤ2パケット内のIPパケットにおける配送サ
ービス種類(ToS)のフィールド)の値を基に、To
Sフィールド値よりQoS別のラベルをレイヤ2パケッ
トに付与して送出する。
【0092】網サービス提供事業者(NSP−A,B)
へパスを接続するアクセス網は、その付与されたラベル
に応じてQoS制御を行う。ユーザ側装置からのパケッ
トにQoS別のラベルを付与することにより、アクセス
網において、柔軟なQoS制御が可能となる。
【0093】図22は加入者線集線装置(OLT:Opti
cal Line Terminator )内に本発明のレイヤ2ハンドリ
ング装置を設けた実施形態を示す。加入者線集線装置
(OLT)22−10内に、レイヤ2ハンドリング装置
22−11とATMスイッチ22−12とを備え、ユー
ザ側装置とレイヤ2ハンドリング装置22−11間にA
TMスイッチ22−12を介してPVC(固定型接続)
パスを張っておく。
【0094】また、レイヤ2ハンドリング装置22−1
1と、網サービス提供事業者側装置(NSP−X)及び
網サービス提供事業者側装置(NSP−Y)との間にA
TMスイッチ22−12を介してPVC(固定型接続)
パスを張っておく。レイヤ2ハンドリング装置22−1
1の構成例を以下に説明する。
【0095】図23は本発明のレイヤ2ハンドリング装
置の構成例の説明図である。図の(a)は構成例を示
し、図の(b)はソフトウェア処理時のレイヤ2パケッ
トの通過経路を示し、図の(c)はハードウェア処理時
のレイヤ2パケットの通過経路を示している。
【0096】パッケージインタフェース部23−11
は、ATMスイッチからのセルを受け取り、PPP等の
レイヤ2パケットを組み立てる。また、レイヤ2パケッ
トをATMセルに分解しATMスイッチへ渡す。
【0097】レイヤ2パケットスイッチング部23−1
2は、PPP等のレイヤ2パケットのスイッチング及び
ラベル付与を行うハードウェアであり、レイヤ2パケッ
トのうち、ネゴシエーションが必要なパケットに関して
は、図の(b)に示すようにレイヤ2パケットソフト処
理部23−13へ処理を渡し、接続先が特定されたリン
クのパケットに対しては図の(c)に示すようにスイッ
チング及びラベル付与を行い、パッケージインタフェー
ス部23−11を介してATMスイッチにパケットを送
出する。
【0098】レイヤ2パケットソフト処理部23−13
は、ネゴシエーションの必要なパケットを受け取り、ネ
ゴシエーション処理を行う。その過程で、ユーザ側から
希望する接続先を特定し、レイヤ2パケットスイッチン
グ部23−12の制御を行う。
【0099】図24は本発明のレイヤ2ハンドリング装
置の動作の説明図である。ユーザAがPPPのレイヤ2
プロトコルの送信シーケンスを開始する。まず、PPP
のコネクション設定のために、LCP_ConfReq
パケットをPPPオーバーATMの形式でレイヤ2ハン
ドリング装置へのPVC上へ送出する(24−1)。
【0100】このパケットはレイヤ2ハンドリング装置
(L2H)で受信され、レイヤ2ハンドリング装置で
は、ATMインタフェースでPPPパケットが取り出さ
れ、レイヤ2スイッチエンジンを通って、レイヤ2制御
部で受信される。レイヤ2制御部では、このパケットの
ソフトウェア処理を開始し、ユーザ側にLCP_Con
fAckパケットを返送する(24−2)。
【0101】また、レイヤ2ハンドリング装置は認証シ
ーケンスとして、CHAP_Challengeパケッ
トを送出する(24−3)。ユーザAはこれに対応し
て、ユーザIDおよびパスワードを送出する(24−
4)。このときユーザAは、自分のユーザIDを“aa
a@nspx" の形式で送出する。
【0102】これは、ユーザID“aaa" の後ろに@
及び接続先網サービス提供事業者(NSP)名“nsp
x" を指定した形式である。この形式のユーザIDをレ
イヤ2制御部が受信することにより、レイヤ2制御部は
このユーザと接続すべき網サービス提供事業者(NS
P)名“nspx" を特定する。
【0103】レイヤ2ハンドリング装置は、接続すべき
網サービス提供事業者“nspx"へのPVC(固定型
接続)パスを用いて、コネクション設定のためのLCP
_ConfReqパケットをラベル付きPPPオーバー
ATMの形式で、網サービス提供事業者“nspx" へ
送出する。
【0104】このとき、レイヤ2制御部は網サービス提
供事業者“nspx" へのPVC(固定型接続)パスの
中で使われていないラベル番号、ここでは[2]を、ラ
ベル管理表から得る。そしてそのラベル番号に、ラベル
番号管理側からの送出であるという意味のマーキング
[0]を含めて、[2−0]のラベルとして送出する
(24−5)。
【0105】網サービス提供事業者“nspx" の装置
では、ラベル[2−0]のPPPパケットのLCP_C
onfReqを受けて、受信したラベル[2−0]に対
応する送信パケットのラベル[2−1]を付加して、P
PPパケットのLCP_ConfAckを返す(24−
6)。ここで、ラベル[2−1]は、ラベル番号が2
で、ラベル番号非管理側からの送出であるという意味の
マーキング[1]を付加したものである。
【0106】レイヤ2ハンドリング装置では、ラベル
[2−1]を付与されたPPPパケットを受信すると、
該パケットを[2−0]の対になるパケットであると認
識して処理を行う。
【0107】このように、レイヤ2ハンドリング装置と
網サービス提供事業者(NSP)間で、PPPパケット
にラベルを付与することによって、一つのPVC(固定
型接続)パス上に複数のPPPパケットを多重化するこ
とが可能となる。また、ラベル番号の管理側か、非管理
側かを識別するマーキングを付加することにより、それ
ぞれの装置で別々にラベル番号の管理を行っていても、
ラベルの衝突は発生しない。
【0108】次にレイヤ2ハンドリング装置は、網サー
ビス提供事業者“nspx" へ、ユーザAのIDとパス
ワードとを送出する(24−7)。そしてレイヤ2ハン
ドリング装置のレイヤ2制御部は、レイヤ2スイッチエ
ンジン部に対して、以下のハードウェア動作を設定す
る。
【0109】ユーザAのPVC(固定型接続)パスから
到来したPPPパケットは、網サービス提供事業者“n
spx" へのPVC(固定型接続)パスへ[2−0]の
ラベルを付与したPPPパケットとして転送する(24
−9,24−11)。
【0110】網サービス提供事業者“nspx" のPV
C(固定型接続)パスから到来した[2−1]のラベル
を付与したPPPパケットは、該ラベルを除去し、ユー
ザAのPVC(固定型接続)パスへ転送する(24−
8,24−10,24−12)。
【0111】この設定により、以後のユーザAと網サー
ビス提供事業者“nspx" 間のPPPパケット通信
は、レイヤ2ハンドリング装置を経由したハードウェア
による転送が行われることになる。
【0112】この通信手順を用いることにより、PVC
(固定型接続)パスでありながら網サービス提供事業者
(NSP)の選択機能を実現することが可能となり、ま
たトラヒック集線効果による、効率的な網の運用が可能
となる。
【0113】図25は本発明のラベル付きレイヤ2パケ
ットのフォーマット例を示す。図の(a)は通常のPP
PオーバーATMのパケットフォーマットを示し、図の
(b)はラベル付きPPPオーバーATMのパケットフ
ォーマットを示す。図の(b)の“Label" と示す
領域に付与ラベルが格納される。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定型接続パスで接続されたユーザ側装置からレイヤ2
リンクの接続要求時に発出されるレイヤ2リンク情報か
ら、接続要求先の一つのパスを特定し、ユーザ側装置の
固定型接続パスを接続要求先の一つのパスに接続するこ
とにより、ユーザ側装置が固定型接続パスで接続されて
いても、特定接続先の一つを選択して接続することが可
能となる。
【0115】また、通常、レイヤ2パケットは、一つの
物理レイヤ回線上に一つのリンクしか設定することがで
きないが、レイヤ2パケットをラベル付きレイヤ2パケ
ットに変換することにより、一つの物理レイヤ回線上に
複数のレイヤ2リンクを設定することが可能となり、ト
ラヒック多重化効果による効率的な網の運用が可能とな
る。
【0116】また、付与ラベルと特定接続先とを対応付
けることにより、レイヤ3のIPヘッダ内IPアドレス
等を参照することなく、レイヤ2で同じプライベートア
ドレスを有する複数の企業のユーザ装置を収容しても、
付与ラベルにより論理的に分離したスイッチングを行う
ことができる。
【0117】また、レイヤ3のIPヘッダ内IPアドレ
ス等を参照することなく、レイヤ2パケットの付与ラベ
ルによりスイッチングを行うことにより、ハードウェア
による高速スイッチングが可能となる。
【0118】また、レイヤ3のIPヘッダ内IPアドレ
ス等によるスイッチングでは、途中の経由ノード等を指
定することができないが、レイヤ2のラベルによるスイ
ッチングにより、物理回線の途中経由のノードの指定が
可能となり、輻輳時や障害時等の回避ルートを確立させ
たり、複数の物理回線ルートヘスイッチングすることに
よる負荷分散を行わせることが可能となり、また、付与
ラベルとサービス品質クラス(QoS)を対応づけるこ
とにより、柔軟なQoS制御を行うことができる。
【0119】特定接続先名とATMアドレスとを対応付
けることにより、ユーザ側装置は特定接続先のATMア
ドレスを認識していなくても、固定型接続パスにより接
続された網サービス提供事業者(NSP)等の特定接続
先に選択的に接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレイヤ2ハンドリング装置の説明図で
ある。
【図2】本発明のATMスイッチングによるPVC(固
定型接続)パス設定の実施形態の説明図である。
【図3】本発明のレイヤ2スイッチングによるPVC
(固定型接続)パス設定の実施形態の説明図である。
【図4】本発明のATMスイッチングによるSVC(ス
イッチ切替型接続)パス設定の実施形態の説明図であ
る。
【図5】本発明のレイヤ2スイッチングによるSVC
(スイッチ切替型接続)パス設定の実施形態の説明図で
ある。
【図6】本発明のラベル付与によるレイヤ2スイッチン
グの第1の実施形態を示す図である。
【図7】本発明のラベル付与によるレイヤ2スイッチン
グの第2の実施形態を示す図である。
【図8】本発明のレイヤ2リンク確立処理の説明図であ
る。
【図9】本発明のATMスイッチによるPVC(固定型
接続)パス設定の実施形態の説明図である。
【図10】本発明のATMアドレスへの変換テーブルを
備えたレイヤ2ハンドリング装置の説明図である。
【図11】本発明のATMアドレスへの変換テーブルを
備えた第2の実施形態の説明図である。
【図12】本発明のラベル付与機能を有するユーザ側の
網終端装置の説明図である。
【図13】本発明のPVC(固定型接続)及びSVC
(スイッチ切替型接続)のパスに対するレイヤ2スイッ
チングの実施形態を示す図である。
【図14】任意のラベルを付与する本発明の実施形態の
説明図である。
【図15】衝突防止を図ったラベル付与を行う本発明の
実施形態の説明図である。
【図16】ネゴシエーションによりラベル付与を行う本
発明の実施形態の説明図である。
【図17】ネットワークオペレーションによりラベル付
与を行う本発明の実施形態の説明図である。
【図18】QoS別のラベル付与を行う本発明の実施形
態の説明図である。
【図19】接続先別のラベル付与を行う本発明の実施形
態の説明図である。
【図20】配送サービスの種類別のラベル付与を行う本
発明のレイヤ2ハンドリング装置の説明図である。
【図21】配送サービスの種類別のラベル付与を行う本
発明のユーザ側網終端装置(ONU)の説明図である。
【図22】加入者線集線装置(OLT)内に本発明のレ
イヤ2ハンドリング装置を設けた実施形態を示す図であ
る。
【図23】本発明のレイヤ2ハンドリング装置の構成例
の説明図である。
【図24】本発明のレイヤ2ハンドリング装置の動作の
シーケンスを示す図である。
【図25】本発明のラベル付きレイヤ2パケットのフォ
ーマット例を示す図である。
【図26】従来のPVC(固定型接続)によるユーザ側
装置と網サービス提供事業者(NSP)側装置との接続
の説明図である。
【図27】ATMパス上でIPフレームを伝送する場合
のフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1−10 網側装置 1−11 レイヤ2ハンドリング装置 1−12 ATMスイッチ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網側装置内に設けられ、ユーザ側装置と
    固定型接続パスで接続され、該ユーザ側装置を複数の特
    定接続先のうちの一つに固定型接続パス又はスイッチ切
    替型接続パスを介して接続させるレイヤ2リンクのハン
    ドリング装置において、 該ハンドリング装置は、ユーザ側装置からレイヤ2リン
    クの接続要求時に発出されるレイヤ2リンク情報から、
    接続要求先の一つのパスを特定するパス特定手段と、 ユーザ側装置と接続された前記固定型接続パスを接続要
    求先の一つのパスに接続させ、ユーザ側装置と特定接続
    先と間にパスを形成させるパス接続手段と、 を備えたことを特徴とするレイヤ2リンクのハンドリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記パス接続手段は、ユーザ側装置と接
    続された固定型接続パスから到来するパケットを、接続
    要求先の一つのパスにレイヤ2パケットレベルのスイッ
    チングにより振り分けて転送する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載のレイヤ2リンクのハンドリン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記パス接続手段は、前記パス特定手段
    により特定される接続要求先の一つのパスを新規に設定
    して、ユーザ側装置と特定接続先間のパスを接続する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレイヤ2
    リンクのハンドリング装置。
  4. 【請求項4】 前記パス特定手段は、ユーザ側装置から
    レイヤ2リンクの接続要求時に発出されるレイヤ2リン
    ク情報を基に、該接続要求のレイヤ2リンク毎のラベル
    をユーザ側装置からのレイヤ2パケットに付与するラベ
    ル付与手段を備え、前記パス接続手段は、該ラベル付与
    手段によるラベル付きレイヤ2パケットを該当特定接続
    先へのパスヘ、ラベル多重レイヤ2リンクにより転送す
    る手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレイ
    ヤ2リンクのハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 前記パス接続手段は、ユーザ側装置との
    固定型接続パスから到来し、レイヤ2リンク毎のラベル
    が付与されたレイヤ2パケットのラベルを認識し、該ラ
    ベルに対応した特定接続先へのパスヘレイヤ2パケット
    を転送するとともに、特定接続先とのパスから到来する
    ラベル付きレイヤ2パケットのラベルを認識し、該ラベ
    ルに対応したユーザ側装置への固定型接続パスヘレイヤ
    2パケットを転送することを特徴とする請求項1に記載
    のレイヤ2リンクのハンドリング装置。
  6. 【請求項6】 前記ラベル付与手段は、レイヤ2リンク
    に対して新規にラベルを付与する際に、任意の空きラベ
    ル番号を選択してラベル付きレイヤ2パケットを送出す
    る手段を備え、前記パス接続手段は、該ラベル付きレイ
    ヤ2パケット受けた装置側から同一のラベル番号を付与
    して返送されたラベル付きレイヤ2パケットのリンク
    を、前記新規にラベルを付与したレイヤ2リンクの対の
    リンクとして扱うことを特徴とする請求項4に記載のレ
    イヤ2リンクのハンドリング装置。
  7. 【請求項7】 前記ラベル付与手段は、ラベル番号を新
    規に選択して割当てたラベル番号管理側からの送信であ
    ることを示すマーキングをラベルに含めて付与する手段
    を備え、受信側から同一のラベル番号で、ラベル番号非
    管理側からの送信を示すマーキングが付加されて返送さ
    れたラベル付きレイヤ2パケットのリンクを、新規にラ
    ベルを付与したレイヤ2リンクの対のリンクとして扱う
    ことを特徴とする請求項6に記載のレイヤ2リンクのハ
    ンドリング装置。
  8. 【請求項8】 前記ラベル付与手段は、レイヤ2リンク
    に対して新規にラベルを付与する際に、相手装置側と互
    いにネゴシエーションを行ってラベル番号を決定する手
    段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のレイヤ2
    リンクのハンドリング装置。
  9. 【請求項9】 前記ラベル付与手段は、レイヤ2リンク
    に対して新規にラベルを付与する際に、ネットワークの
    管理運用装置のオペレーションによって指示されるラベ
    ル番号のラベルを付与することを特徴とする請求項4に
    記載のレイヤ2リンクのハンドリング装置。
  10. 【請求項10】 前記パス接続手段は、ユーザ側装置と
    の固定型接続パスから到来し、レイヤ2リンク毎のサー
    ビス品質クラス別のラベルが付与されたレイヤ2パケッ
    トのラベルを認識し、該ラベルに対応した特定接続先へ
    のパスヘレイヤ2パケットを転送することを特徴とする
    請求項5に記載のレイヤ2リンクのハンドリング装置。
  11. 【請求項11】 前記パス接続手段は、ユーザ側装置と
    の固定型接続パスから到来し、レイヤ2リンク毎の接続
    先別のラベルが付与されたレイヤ2パケットのラベルを
    認識し、該ラベルに対応した特定接続先へのパスヘレイ
    ヤ2パケットを転送することを特徴とする請求項5に記
    載のレイヤ2リンクのハンドリング装置。
  12. 【請求項12】 前記パス接続手段は、ユーザ側装置と
    の固定型接続パスから到来するレイヤ2リンクパケット
    内のIPパケット中の配送サービス種類に応じて付与さ
    れたレイヤ2パケットのラベルを認識し、該ラベルに対
    応した特定接続先へのパスヘレイヤ2パケットを転送す
    ることを特徴とする請求項5に記載のレイヤ2リンクの
    ハンドリング装置。
  13. 【請求項13】 パス特定手段は、ユーザ側装置からレ
    イヤ2リンクの接続要求時に発出されるレイヤ2リンク
    情報から要求接続先名を抽出する手段と、該接続先名か
    ら接続アドレスヘ変換する変換テーブルとを備え、前記
    パス接続手段は、該変換テーブルから得られる接続アド
    レスを用いてユーザ側装置と特定接続先間のパスを接続
    させる手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    レイヤ2リンクのハンドリング装置。
  14. 【請求項14】 前記パス特定手段におけるレイヤ2リ
    ンク情報から接続要求先の一つのパスを特定する処理
    を、プロセッサによるソフトウェア制御で行い、一つの
    接続先パスを特定した後の前記該接続先パスへユーザ側
    装置の固定型接続パスを接続するパス接続手段をハード
    ウェアによるスイッチング手段で構成したことを特徴と
    する請求項1に記載のレイヤ2リンクのハンドリング装
    置。
  15. 【請求項15】 ユーザ側装置と固定型接続パスで接続
    されたレイヤ2リンクのハンドリング装置を備え、該ハ
    ンドリング装置は、ユーザ側装置からレイヤ2リンクの
    接続要求時に発出されるレイヤ2リンク情報から要求接
    続先名を抽出し、該接続先名から変換テーブルにより接
    続アドレスを抽出し、該接続アドレスを固定型接続パス
    で接続されたユーザ側装置へ通知し、ユーザ側装置は通
    知された接続先アドレスを網側装置へ送出し、網側装置
    は該接続先アドレスに基づいてユーザ側装置と接続先と
    を固定型接続パス又はスイッチ切替型パスのスイッチン
    グにより接続することを特徴とするレイヤ2リンクのパ
    ス接続方法。
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