JP2001077796A - 伝送システム、送信装置、及び受信装置 - Google Patents

伝送システム、送信装置、及び受信装置

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JP2001077796A
JP2001077796A JP25482699A JP25482699A JP2001077796A JP 2001077796 A JP2001077796 A JP 2001077796A JP 25482699 A JP25482699 A JP 25482699A JP 25482699 A JP25482699 A JP 25482699A JP 2001077796 A JP2001077796 A JP 2001077796A
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JP25482699A
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Susumu Ibaraki
晋 茨木
Masaki Arima
正木 有馬
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路のジッタ吸収を、少ない容量の遅延装
置で実現できる伝送システムを提供する。 【解決手段】 送信装置21はクロックに同期して入力
されるデータを、送信遅延手段212で遅延後に伝送路
50に送信する。同時に、蓄積量送信手段213は蓄積
されたデータの蓄積量を送信する。受信装置31は、受
信データを受信遅延手段312に蓄積し、出力指示を入
力すると、クロックに同期してデータ出力を開始する。
出力制御手段313は、前記蓄積量を初期値としてクロ
ック数をカウントした結果が、所定値D(=送信遅延手
段212の容量)に一致すると出力指示を出力する。以
上の結果、伝送システムに蓄積されるデータ量の合計は
常に所定値Dとなる。これにより、容量Dの受信遅延手
段312により、伝送路のジッタ吸収が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス型やループ型
などの伝送路を複数の通信装置で共有し、帯域が保証さ
れた同期チャンネルによるデータ伝送を行う伝送システ
ム、およびその伝送システムにおける送信装置と受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の伝送システムの例としては、特願
平10−220044号に示されているものがある。図
4に従来の伝送システムを示す。図4において、10は
資源管理手段、20は送信装置、201は通信制御手
段、202は送信遅延手段、30は受信装置、301は
通信制御手段、302は受信遅延手段、50は伝送路で
ある。以下、図を用いて従来の伝送システムの動作を説
明する。
【0003】従来の伝送システムでは、送信装置20か
ら受信装置30に、伝送路50を介してデータを伝送す
る。伝送路50は帯域を保証可能な伝送路であり、伝送
路50に接続された各装置が割り当てられたアクセス単
位を用いてデータを伝送する。資源管理手段10は帯域
を管理する手段であり、データ伝送の途中で送信装置2
0の送信遅延手段202がオーバーフローしないような
間隔で、送信装置20に対して該アクセス単位を割り当
てる。
【0004】送信装置20は、一定のクロックに同期し
たデータを入力する。入力されたデータは送信遅延手段
202で遅延される。送信遅延手段202は先入れ先出
し(FIFO)型のメモリである。通信制御手段201
は、自装置が送信可能なアクセス単位がくると、送信遅
延手段202からデータを読み出し、該アクセス単位を
用いて伝送路50に送信する。この時、資源管理手段1
0によって、送信遅延手段202があふれないようにア
クセス単位が割り当てられている。
【0005】受信装置30では、通信制御手段301
が、自装置宛てのアクセス単位がくると、該アクセス単
位のデータを受信し、受信遅延手段302に蓄積する。
受信遅延手段302は先入れ先出し(FIFO)型のメ
モリであり、送信遅延手段202の2倍の容量を持って
いる。受信遅延手段302は、蓄積されたデータ量が容
量の半分を超えると、固定クロックに同期して蓄積され
たデータを出力する。一度データの出力を開始すると、
その後は固定クロックに同期してデータを出力しつづけ
る。
【0006】以上示したように、従来の伝送システムで
は、送信遅延手段202がオーバーフローしないような
間隔でアクセス単位が保証されている。したがって、伝
送路50での最大のジッタは、送信遅延手段202の容
量に相当する。受信遅延手段302は、送信遅延手段2
02の2倍の容量があり、データが容量の半分以上が蓄
積されてから出力を開始する。したがって、受信遅延手
段302がオーバーフローあるいはアンダーフローする
こと無く、固定クロックに同期してデータを出力でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の伝送
システムでは、受信遅延手段302が、送信遅延手段2
02の2倍の容量を持つ必要があるという問題点があっ
た。本発明は上記の問題を解消するためになされたもの
で、伝送システムの受信装置に設けられる受信遅延手段
の容量を削減することのできる伝送システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明(請求項1)の伝送システムは、一つ以上
の送信装置と一つ以上の受信装置が伝送路で接続され、
前記送信装置から前記受信装置へ、伝送路の割り当てら
れたアクセス単位を用いてデータを伝送する伝送システ
ムにおいて、前記送信装置が、固定クロックに同期して
入力されたデータを蓄積する送信遅延手段を有し、前記
送信遅延手段で蓄積した後のデータを伝送路に送信する
ものであり、前記受信装置が、伝送路から受信したデー
タを蓄積する受信遅延手段を有し、前記受信遅延手段で
蓄積した後のデータを固定クロックに同期して出力する
ものであり、前記送信遅延手段がオーバーフローしない
間隔でアクセス単位を割り当てるアクセス単位割り当て
手段と、前記送信遅延手段と前記受信遅延手段に蓄積さ
れるデータ量の合計値が、前記送信遅延手段の容量以下
の所定値となるように前記送信遅延手段と前記受信遅延
手段の動作を制御する制御手段とを備えたものである。
【0009】また、本発明(請求項2)の伝送システム
は、請求項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装
置が、送信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量を
示す蓄積量情報を伝送路に送信する蓄積量情報送信手段
を備え、前記受信手段が、伝送路から前記蓄積量を示す
蓄積量情報を受信したとき、前記固定クロックの数をカ
ウントし、前記蓄積量情報が示す蓄積量に前記カウント
値を加算した値が前記所定値になった時に出力指示を出
力する出力制御手段を備え、前記受信遅延手段が、前記
出力制御手段が出力する前記出力指示に応じてデータの
出力を開始するものである。
【0010】また、本発明(請求項3)の伝送システム
は、請求項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装
置が、アクセス単位から一定クロック前のタイミングで
入力指示を出力する入力制御手段を備え、前記送信遅延
手段が、前記入力制御手段が出力する前記入力指示に応
じてデータの入力を開始するものである。
【0011】また、本発明(請求項4)の伝送システム
は、請求項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装
置が、アクセス単位を用いてデータの送信が可能なタイ
ミングで入力指示を出力する入力制御手段と、前記送信
遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量が0バイトで
あるときに、蓄積量が0バイトであることを示す0バイ
ト通知信号を伝送路に送信する0バイト通知信号送信手
段とを備え、前記送信遅延手段が、前記入力制御手段が
出力する前記入力指示に応じてデータの入力を開始し、
前記受信手段が、伝送路から前記0バイト通知信号を受
信したとき、0から固定クロックの数をカウントし、カ
ウント値が前記所定値となった時に出力指示を出力する
出力制御手段を備え、前記受信遅延手段が、前記出力制
御手段が出力する前記出力指示に応じてデータの出力を
開始するものである。
【0012】また、本発明(請求項5)の送信装置は、
固定クロックに同期して入力されたデータを蓄積する送
信遅延手段と、前記送信遅延手段に蓄積されているデー
タの蓄積量を示す蓄積量情報を伝送路に送信する蓄積量
情報送信手段とを備えたものである。
【0013】また、本発明(請求項6)の送信装置は、
固定クロックに同期して入力されたデータを蓄積する送
信遅延手段と、アクセス単位から一定クロック前のタイ
ミングで入力指示を出力する入力制御手段とを備え、前
記送信遅延手段が、前記入力制御手段が出力する前記入
力指示に応じてデータの入力を開始するものである。
【0014】また、本発明(請求項7)の送信装置は、
固定クロックに同期して入力されたデータを蓄積する送
信遅延手段と、アクセス単位を用いてデータの送信が可
能なタイミングで入力指示を出力する入力制御手段と、
前記送信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量が0
バイトであるときに、蓄積量が0バイトであることを示
す0バイト通知信号を伝送路に送信する0バイト通知信
号送信手段とを備え、前記送信遅延手段が、前記入力制
御手段が出力する前記入力指示に応じてデータの入力を
開始するものである。
【0015】また、本発明(請求項8)の受信装置は、
一つ以上の送信装置と一つ以上の受信装置が伝送路で接
続され、前記送信装置から前記受信装置へ、伝送路の割
り当てられたアクセス単位を用いてデータを伝送する伝
送システムに用いられる前記受信装置において、伝送路
から受信したデータを蓄積し、蓄積した後のデータを固
定クロックに同期して出力する受信遅延手段と、前記送
信装置に設けられたデータを蓄積する送信遅延手段のデ
ータの蓄積量を示す蓄積量情報を伝送路から受信したと
き、前記固定クロックの数をカウントし、前記蓄積量情
報が示す蓄積量に前記カウント値を加算した値が前記送
信遅延手段の容量以下の所定値になった時に出力指示を
出力する出力制御手段とを備え、前記受信遅延手段が、
前記出力制御手段が出力する前記出力指示に応じてデー
タの出力を開始するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による伝送
システムの構成を示す図である。図1において、10は
資源管理手段、21は送信装置であり、送信装置21に
おいて201は通信制御手段、212は送信遅延手段、
213は蓄積量送信手段である。また、31は受信装置
であり、受信装置31において301は通信制御手段、
312は受信遅延手段、313は出力制御手段であり、
314は比較手段、315はカウンタである。また、4
0は通信装置、50は伝送路である。
【0017】以下、図を用いて本実施の形態1による伝
送システムの動作を説明する。伝送路50は帯域を保証
可能な伝送路であり、伝送路50に接続された各装置
が、通信制御手段201,301により、割り当てられ
たアクセス単位を用いてデータを伝送する。資源管理手
段10は伝送路50の帯域をアクセス単位の割り当てに
より、管理する手段である。
【0018】このような、資源管理手段10,通信制御
手段201,伝送路50,通信制御手段301の例とし
ては、例えば、酒井ら:「車載用マルチメディアデータ
バスHiQOS-BUS」、Matsushita Technical Journal, Vol
44, No.3, p125-132, June1998に示されているような、
HiQOS−BUSのような伝送路がある。HiQOS
−BUSでは、伝送路が図5に示すように複数のアクセ
ス単位に時間的に分割される。各アクセス単位は、図6
(b)に示すようなトークンとデータパケットから構成さ
れている。トークンには該アクセス単位を用いてデータ
の伝送を行う送信元の装置と受信先の装置の指示が書か
れている。トークンで送信元に指示された装置の通信制
御手段201は、そのアクセス単位のデータパケットを
使用してデータを送信する。トークンで受信先に指示さ
れた装置の通信制御手段301は、該アクセス単位のデ
ータパケットのデータを受信する。また、資源管理手段
10は、トークンを出力する装置であり、すなわちアク
セス単位を各装置に割り当てる。この時、図6(a)に示
したトークン管理テーブルに従い、順にトークンを出力
する。このトークン管理テーブルを作成するときに、ど
の装置に何個のトークンを割り当てるかにより、割り当
てる帯域を設定する。
【0019】また、資源管理手段10は、データの伝送
の途中において、送信遅延手段212がオーバーフロー
しないような間隔で送信装置21に該アクセス単位が割
り当てられるようにトークン管理テーブルを作成する。
このような資源管理手段10の例としては、特願平10
−220044号に示されている。
【0020】なお、伝送路50は、上述したHiQOS
−BUSに限られるものではなく、伝送路が複数のアク
セス単位から構成されており、帯域を保証可能な任意の
伝送路を使用可能である。トポロジーとしても、ループ
に限られず、スター型やバス型など任意のトポロジーの
伝送路を使用できる。これらの伝送路の例としては、I
EEE1394や、Patric heck, et al : " Media Ori
ented Synchronous Transfer--A Network Protocol for
High Quality, Low Cost Transfer of Synchronous, A
synchronous, and Control Data on Fiber Optics", Pr
esented AES 103rd Convention, 1997 September, Prep
rint 4551. に示されているMOST(メディア・オリ
エンテッド・シンクロナス・トランスファー)と呼ばれ
る方式などがある。通信制御手段201,301につい
ても同様である。また、これらのHiQOS−BUS以
外の伝送路50においても、資源管理手段10は、送信
装置21の送信遅延手段212がオーバーフローしない
ような間隔で、送信装置21にアクセス単位を割り当て
る。
【0021】また、通信装置40のように、伝送路50
には送信装置21や受信装置31以外の任意の装置が接
続され、他のアクセス単位を使用してデータの伝送を行
っていても良い。
【0022】送信装置21は、一定のクロックに同期し
たデータを入力する。入力されたデータは送信遅延手段
212で遅延される。送信遅延手段212は先入れ先出
し(FIFO)型のメモリである。通信制御手段201
は、自装置が送信可能なアクセス単位がくると、送信遅
延手段212からデータを読み出し、該アクセス単位を
用いて伝送路50に送信する。この時、資源管理手段1
0によって、送信遅延手段212があふれないようにア
クセス単位が割り当てられている。
【0023】蓄積量送信手段213は、送信遅延手段2
12に蓄積されているデータ量を、蓄積量(蓄積量情
報)として送信する。該蓄積量は、送信遅延手段212
に最初にデータが入力された時点から、送信遅延手段2
12から最初にデータが送信される時点の間に少なくと
も1回送信される。例としては、送信遅延手段212に
蓄積されているデータを最初に送信するアクセス単位で
伝送される。
【0024】図10は、蓄積量を伝送する方法を説明す
るための説明図である。図10において、1000はア
クセス単位、1001はトークン、1002は蓄積量、
1003はデータである。また、(a)は蓄積量を伝送す
るアクセス単位、(b)および(c)は蓄積量を伝送しないア
クセス単位である。
【0025】本実施の形態の伝送システムにおいては、
通常のデータの伝送では(b)および(c)に示したように、
トークン1001によって指示される送信装置と受信装
置が、トークン1001に続くアクセス単位を用いてデ
ータの伝送を行う。この時、送信したいデータ量、すな
わち送信蓄積手段に蓄積されているデータの量が一つの
アクセス単位1000で伝送可能なデータ量以上の時
は、(b)のようにアクセス単位1000を全て使ってデ
ータ1003を伝送する。送信したいデータ量が一つの
アクセス単位1000で伝送可能なデータ量以下の時
は、(c)のようにアクセス単位1000の一部を使って
データ1003を伝送する。また、蓄積量を伝送する場
合は、(a)に示したように、データ1003に先駆け
て、アクセス単位1000の先頭で蓄積量1002を伝
送する。この蓄積量は、少なくとも、送信装置が最初に
データを伝送するアクセス単位を用いて1回伝送すれば
良い。蓄積量1002を伝送するアクセス単位は、これ
に限られるものではなく、全てのアクセス単位で(a)に
示したように蓄積量1002を伝送しても良い。また、
アクセス単位1000を用いて蓄積量1002を伝送す
る方法としては、これに限られるものではなく、アクセ
ス単位の最後尾で伝送しても良いし、アクセス単位の途
中で伝送しても良い。また、蓄積量を伝送するアクセス
単位1000において、アクセス単位1000を全て使
用して蓄積量を伝送しても良いし、アクセス単位100
0の一部を使用して蓄積量を伝送しアクセス単位100
0の残りの部分はデータの伝送に使用するようにしても
良い。また、蓄積量については、送信遅延手段212へ
のデータ入力開始後の最初のアクセス単位で伝送すると
したが、これに限られるものではない。システム全体の
蓄積量が0より大きくて、送信遅延手段212の容量以
下の所定値Dより少ない時間範囲であれば、他のアクセ
ス単位や他の伝送線路などを用いて、任意の方法で伝送
しても良い。
【0026】受信装置31では、通信制御手段301
が、自装置宛てのアクセス単位がくると、該アクセス単
位のデータを受信し、受信遅延手段312に蓄積する。
受信遅延手段312は先入れ先出し(FIFO)型のメ
モリであり、送信遅延手段212と同じ容量を持ってい
る。受信遅延手段312は、出力指示が入力されるまで
データを出力せず、出力指示が入力されると固定クロッ
クに同期して蓄積されたデータを出力する。一度データ
の出力を開始すると、その後は固定クロックに同期して
データを出力しつづける。
【0027】出力制御手段313は比較手段314とカ
ウンタ315により構成されている。カウンタ315
は、送信装置21から送信される蓄積量を初期値とし
て、固定クロックによりインクリメントするカウンタ装
置である。比較手段314は、カウンタ315の値が送
信遅延手段212の容量に等しくなると、受信遅延手段
312に出力指示を出す。出力制御手段313は上記の
構成に限られず、蓄積量を初期値として、固定クロック
の数を計測し、その値が送信遅延手段212の容量以下
の所定値Dと等しくなったとき、出力指示を出すような
任意の構成をとることができる。本実施の形態におい
て、送信遅延手段212と受信遅延手段312は等しい
容量であり、所定値Dは、送信遅延手段212の容量
(=受信遅延手段312の容量)と等しい値である。所
定値Dについては、以下の説明においても、特に断りの
無い限り同様の値とする。
【0028】以上の構成によれば、カウンタ315は、
送信遅延手段212および受信遅延手段312に蓄積さ
れているデータ量の合計を計算することになる。カウン
タ315の値が所定値Dと一致したときに、受信遅延手
段312からデータの読み出しを開始する。その後、固
定クロックに同期して送信遅延手段212にデータが書
き込まれ、固定クロックに同期して受信遅延手段312
からデータが読み出される。したがって、送信遅延手段
212と受信遅延手段312に蓄積されているデータ量
の合計は常に所定値D、すなわち、送信遅延手段212
の容量(=受信遅延手段312の容量)と等しくなる。
この結果として、受信遅延手段312がオーバーフロ
ー、アンダーフローすることはなく、データの伝送が行
われる。
【0029】図7は、図1に示す本実施の形態1による
伝送システムの具体的な動作例を示す説明図である。以
下、図7を用いて本実施の形態の伝送システムの動作を
より具体的に説明する。
【0030】図7において、(a)は送信遅延手段212
のデータ蓄積量の時間的変化を示し、蓄積量は0からD
の範囲で推移する。(b)は伝送に可能なアクセス単位を
示し、データを伝送するアクセス単位には、網線がかけ
られている。また、一つのアクセス単位で伝送できるデ
ータ量は、D/2以下の可変量とする。(c)は受信遅延
手段312のデータ蓄積量の時間的変化を示し、蓄積量
は0からDの範囲で推移する。(d)はカウンタ315の値
を示し、0からDの範囲で推移する。(e)はシステム全
体のデータ蓄積量、すなわち、送信遅延手段212と受
信遅延手段312のデータ蓄積量の合計値を表す。
【0031】時刻t1:送信遅延手段212に固定クロ
ックに同期してデータ入力が開始される。その後、(a)
は固定クロックの速度に対応した一定の傾きで増加す
る。 時間t2:送信遅延手段212へのデータ入力開始後最
初の、アクセス単位が到着する。このアクセス単位によ
り、送信遅延手段212から受信遅延手段312へデー
タが伝送される。したがって、送信遅延手段212のデ
ータ蓄積量はD/2減少し、受信遅延手段312のデー
タ蓄積量はD/2増加する。また、このアクセス単位に
より、蓄積量送信手段213が計測した蓄積量を伝送す
る。この蓄積量がカウンタ315にセットされる。その
後、カウンタは固定クロックの速度に対応した一定の傾
きで値を増加させる。 時間t3:カウンタ315の値がDに一致し、受信遅延
手段312から固定クロックに同期してデータの出力が
開始される。その後、データは、固定クロックの速度に
対応した一定の傾きで減少する。
【0032】以降、送信遅延手段212へのデータの書
き込みと、受信遅延手段312からのデータの読み出し
が同じ速度で行われる。同時に、アクセス単位により、
間欠的に送信遅延手段212から受信遅延手段312へ
のデータの伝送が行われる。
【0033】図に示すように、時刻t3、すなわちカウ
ンタ315が所定値Dに一致する時刻にシステム全体の
データ蓄積量が所定値Dとなる。その後は、送信遅延手
段212へのデータの書き込みと、受信遅延手段312
からのデータの読み出しは同じ速度で行われる。したが
って、システム全体のデータ蓄積量は常にDとなるの
で、受信遅延手段312がオーバーフローすることはな
い。
【0034】以上示したように、本実施の形態の伝送シ
ステムによれば、従来の伝送システムに比べて、受信遅
延手段312の容量を従来の半分にすることが可能であ
る。また、本構成によれば、送信装置の送信遅延手段で
のデータ入出力の制御は不要である。
【0035】なお、資源管理手段10の割り当てによ
り、必ず最初のアクセス単位で送信遅延手段212に蓄
積されたデータを全て送信できるようにアクセス単位が
割り当てられている場合、蓄積量送信手段213は不要
である。資源管理手段10の割り当て以外の方法として
は、最初のアクセス単位で蓄積されたデータが全て送信
できるように送信遅延手段212へのデータの入力を制
御しても良い。受信装置31においては、カウンタが、
最初に受信したデータパケットのデータ量を蓄積量とし
て同様の動作を行えば良く、同様の効果が得られる。
【0036】なお、本実施の形態の伝送システムは、図
1に示した構成に限られない。送信遅延手段212と受
信遅延手段312に蓄積されているデータ量の合計が、
所定値Dと等しくなるように制御するような他の構成に
よっても、同様の効果が得られる。これらの構成を以下
に2例示す。
【0037】図2は本実施の形態の別の構成例を示す図
である。図2において、10は資源管理手段、22は送
信装置であり、送信装置22において201は通信制御
手段、222は送信遅延手段、224は入力制御手段で
ある。また、32は受信装置であり、受信装置32にお
いて322は受信遅延手段である。また、40は通信装
置、50は伝送路である。
【0038】以下、図2に示す伝送システムの動作につ
いて、図1に示す伝送システムの動作との相違点を中心
に説明する。受信装置32において、受信遅延手段32
2は送信遅延手段222と同じ容量の遅延手段であり、
通信制御手段301によりデータが受信されると、すぐ
にクロックに同期してデータを出力する。
【0039】送信装置22では、送信遅延手段222は
入力制御手段224からの入力指示があるまで、データ
を入力せず、出力指示があるまでデータを送信しない。
入力制御手段224は、自装置が送信可能なアクセス単
位が何クロック後に受信されるかというトークン情報を
事前に知っている。これは、資源管理手段10からトー
クン管理テーブルの情報を入手する方法がある。入力制
御手段224は、アクセス単位から、送信遅延手段22
2の容量分のクロック前に、入力指示を出し、入力指示
の後、所定値Dに相当するクロック後に出力指示を出
す。
【0040】図8は、図2に示す伝送システムの具体的
な動作例を示す説明図である。以下、図8を用いて図2
に示す構成の伝送システムの動作を、より具体的に説明
する。図8において、(a)は送信遅延手段222のデー
タ蓄積量の時間的変化を、(b)は伝送に可能なアクセス
単位を、(c)は受信遅延手段322のデータ蓄積量の時
間的変化を、(e)はシステム全体のデータ蓄積量を示す
ものである。それぞれの内容は図7を用いた説明と同様
であるので、特に詳細には説明しない。
【0041】時刻t4:送信遅延手段222にデータの
入力が開始される。このデータの入力の開始は、伝送可
能なアクセス単位が到着した時に、送信遅延手段222
のデータ蓄積量が所定値Dとなるように、制御される。
すなわち、時刻t4は後述の時刻t6から逆算して求め
られる。 時刻t5:アクセス単位が到着するが、送信遅延手段2
22のデータ蓄積量が所定値Dに達していないので、こ
のアクセス単位を用いた伝送は行わない。 時刻t6:アクセス単位が到着したときに、ちょうど送
信遅延手段222のデータ蓄積量がDに一致する。この
アクセス単位を用いてデータが伝送される。受信遅延手
段322は、アクセス単位によるデータの受信と同時
に、データの出力を開始する。以降の動作は、図7に示
す図1の伝送システムの動作と同様である。
【0042】以上の構成により、送信装置22からは、
送信遅延手段222がフル、すなわち、過不足なく容量
分のデータが蓄積されたタイミングでデータの送信が行
われる。受信装置32では、データを受信するとすぐに
データが出力される。これにより、送信遅延手段222
と受信遅延手段322に蓄積されるデータ量の合計量は
常に所定値Dの容量と一致するので、図1の構成の伝送
システムと同様の効果を得ることができる。本構成によ
れば、付加的な情報を何も送る必要が無い。
【0043】図3は本実施の形態のさらに別の構成例を
示す図である。図3において、10は資源管理手段、2
3は送信装置であり、送信装置23において201は通
信制御手段、232は送信遅延手段、234は入力制御
手段、233は0バイト送信手段である。また、33は
受信装置であり、受信装置33において301は通信制
御手段、332は受信遅延手段、333は出力制御手段
であり、334は比較手段、335はカウンタである。
また、40は通信装置、50は伝送路である。
【0044】以下、図3に示す伝送システムの動作につ
いて、図1に示す伝送システムの動作との相違点を中心
に説明する。送信装置23において、送信遅延手段23
2は、入力指示があるまでデータの蓄積を開始しない。
入力制御手段234はアクセス単位にデータを出力可能
なタイミングで、入力指示を出力する。また、0バイト
送信手段は、送信遅延手段232にデータが蓄積されて
いないときに、送信装置23が使用できるアクセス単位
を用いて、0バイトのデータを送信するということを示
す0バイト通知を送信する。この0バイト通知は、送信
遅延手段232に最初にデータが入力された後は、送信
する必要はない。また、0バイト通知はデータパケット
にデータの有効長を示すデータレングスなどのフィール
ドがある場合には、これで代用可能であり、別に送信す
る必要はない。
【0045】受信装置33においては、受信遅延手段3
32は、出力制御手段333からの出力指示があるまで
データを蓄積し、その後固定クロックに同期してデータ
を出力する。出力制御手段333において、カウンタ3
35は0バイト通知を受信すると、カウンタをリセット
し、クロックを基にインクリメントする。比較手段33
4は、カウンタ335の値が所定値Dに等しくなった時
点で、出力指示を出力する。
【0046】図9は、図3に示す構成の伝送システムの
具体的な動作例を示す説明図である。以下、図9を用い
て図3に示す構成の伝送システムの動作を、より具体的
に説明する。図9において、(a)は送信遅延手段232
のデータ蓄積量の時間的変化を、(b)は伝送に可能なア
クセス単位を、(c)は受信遅延手段332のデータ蓄積
量の時間的変化を、(d)はカウンタ335の値を、(e)は
システム全体のデータ蓄積量を示すものであり、その内
容は図7を用いた説明と同様であるので、特に詳細には
説明しない。
【0047】時間t7:伝送可能なアクセス単位が到着
するが、送信遅延手段232にデータが無いので、空の
アクセス単位が伝送される。カウンタ335の値は0に
セットされ、その後、カウンタ335の値は固定クロッ
クに同期して増加する。 時刻t8:伝送可能なアクセス単位が到着すると同時
に、送信遅延手段232にデータの入力が開始される。
このデータ入力の開始は、伝送可能なアクセス単位が到
着したタイミングに一致するように制御される。このア
クセス単位でも、送信遅延手段232にデータが無いの
で、空のアクセス単位が伝送され、カウンタ335の値
が0にリセットされる。 時刻t9:アクセス単位を用いて送信遅延手段232か
ら受信遅延手段332にデータが伝送される。この時、
アクセス単位は空ではないので、カウンタ335はリセ
ットされず、そのまま値を増加させる。 時刻t4:カウンタ335の値がDに一致し、受信遅延
手段332からのデータの出力が開始される。以降の動
作は、図7に示す図1の伝送システムの動作と同様であ
る。
【0048】以上の構成により、カウンタはシステムに
データが入力した瞬間に0を初期値としてインクリメン
トを開始し、送信遅延手段232の容量分カウントす
る。これにより、送信遅延手段232と受信遅延手段3
32に蓄積されたデータの合計は常に所定値Dと等しく
なる。本構成によれば、送信装置および受信装置におけ
る制御を、比較的簡単にできる。
【0049】なお、図3の構成の伝送システムにおいて
は、送信遅延手段232へのデータ入力の開始を、アク
セス単位が到着する時刻と一致するように制御し、空の
アクセス単位が到着した時にカウンタ335をリセット
するような構成としたがこれに限られるものではない。
送信遅延手段232へのデータ入力の開始を、アクセス
単位が到着した時に送信遅延手段232のデータ蓄積量
がアクセス単位で伝送可能なデータ量より以下になるよ
うに制御するとともに、空ではないアクセス単位が初め
て到着した時に、カウンタ335の値を到着したアクセ
ス単位で伝送されるデータ量に一致させるように制御し
ても良い。これによれば、送信遅延手段232へのデー
タ入力の開始の制御がより容易になる。
【0050】なお、本実施の形態の伝送システムは、図
1,図2,図3のいずれの構成においても、図7,図
8,図9を用いて説明したように、システム全体のデー
タ蓄積量がD(=送信遅延手段あるいは受信遅延手段の
容量)と一致したときに、受信遅延手段からの読み出し
を開始するものである。このような動作をするものであ
れば、図1,図2,図3の構成に限られず、任意の形態
を取ることができる。また、上記したようにシステム全
体のデータ蓄積量を所定値Dと一致したときに受信遅延
手段からの読み出しを開始するものとしたが、これに限
られず、所定値D以下であれば任意の値で良いことは言
うまでもない。
【0051】また、上記実施の形態の説明では、送信遅
延手段212,222,232の容量と、受信遅延手段
312,322,332の容量を等しいとしたが、いず
れか一方の容量が多い場合には、所定値Dを容量が小さ
いほうの遅延手段の容量とすれば良い。
【0052】また、以上の説明においては、所定値Dを
送信遅延手段の容量あるいは受信遅延手段の容量とした
が、これに限られるものではない。所定値Dは、受信遅
延手段の容量あるいは送信遅延手段の容量よりも小さい
値であれば良く、遅延手段の実効的な容量が減るが、ジ
ッタ吸収については同様の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明(請求項1)よれ
ば、一つ以上の送信装置と一つ以上の受信装置が伝送路
で接続され、前記送信装置から前記受信装置へ、伝送路
の割り当てられたアクセス単位を用いてデータを伝送す
る伝送システムにおいて、前記送信装置が、固定クロッ
クに同期して入力されたデータを蓄積する送信遅延手段
を有し、前記送信遅延手段で蓄積した後のデータを伝送
路に送信するものであり、前記受信装置が、伝送路から
受信したデータを蓄積する受信遅延手段を有し、前記受
信遅延手段で蓄積した後のデータを固定クロックに同期
して出力するものであり、前記送信遅延手段がオーバー
フローしない間隔でアクセス単位を割り当てるアクセス
単位割り当て手段と、前記送信遅延手段と前記受信遅延
手段に蓄積されるデータ量の合計値が、前記送信遅延手
段の容量以下の所定値となるように前記送信遅延手段と
前記受信遅延手段の動作を制御する制御手段とを備えた
構成としたから、受信遅延手段の容量を削減できる効果
がある。
【0054】また、本発明(請求項2)によれば、請求
項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装置が、送
信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量を示す蓄積
量情報を伝送路に送信する蓄積量情報送信手段を備え、
前記受信手段が、伝送路から前記蓄積量を示す蓄積量情
報を受信したとき、前記固定クロックの数をカウント
し、前記蓄積量情報が示す蓄積量に前記カウント値を加
算した値が前記所定値になった時に出力指示を出力する
出力制御手段を備え、前記受信遅延手段が、前記出力制
御手段が出力する前記出力指示に応じてデータの出力を
開始するものとしたから、送信装置側の送信遅延手段に
おいてデータ入力の制御を行う必要が無く、受信遅延手
段の容量を削減できる効果がある。
【0055】また、本発明(請求項3)によれば、請求
項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装置が、ア
クセス単位から一定クロック前のタイミングで入力指示
を出力する入力制御手段を備え、前記送信遅延手段が、
前記入力制御手段が出力する前記入力指示に応じてデー
タの入力を開始するものとしたから、付加的な情報を伝
送する必要が無く、受信遅延手段の容量を削減できる効
果がある。
【0056】また、本発明(請求項4)によれば、請求
項1記載の伝送システムにおいて、前記送信装置が、ア
クセス単位を用いてデータの送信が可能なタイミングで
入力指示を出力する入力制御手段と、前記送信遅延手段
に蓄積されているデータの蓄積量が0バイトであるとき
に、蓄積量が0バイトであることを示す0バイト通知信
号を伝送路に送信する0バイト通知信号送信手段とを備
え、前記送信遅延手段が、前記入力制御手段が出力する
前記入力指示に応じてデータの入力を開始し、前記受信
手段が、伝送路から前記0バイト通知信号を受信したと
き、0から固定クロックの数をカウントし、カウント値
が前記所定値となった時に出力指示を出力する出力制御
手段を備え、前記受信遅延手段が、前記出力制御手段が
出力する前記出力指示に応じてデータの出力を開始する
ものとしたから、送信装置および受信装置での比較的簡
単な制御により、受信遅延手段の容量を削減できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による伝送システムの構
成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1による伝送システムの別
の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1による伝送システムのさ
らに別の構成を示す図である。
【図4】従来の伝送システムの構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1による伝送システムにお
ける伝送方法を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態1による伝送システムにお
ける資源管理方法を説明するための図である。
【図7】図1に示す構成の伝送システムの具体的な動作
例を示す説明図である。
【図8】図2に示す構成の伝送システムの具体的な動作
例を示す説明図である。
【図9】図3に示す構成の伝送システムの具体的な動作
例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1による伝送システムに
おける蓄積量の伝送方法を説明するための図である。
【符号の説明】 10 資源管理装置 20、21、22、23 送信装置 201、301 通信制御手段 202、212、222、232 送信遅延手段 213 蓄積量送信手段 224、234 入力制御手段 233 0バイト送信手段 30、31、32、33 受信装置 302、312、332 受信遅延手段 313、333 出力制御手段 314、334 比較手段 315、335 カウンタ 40 通信装置 50 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA04 BA13 CB08 DA12 DB11 DB12 EA07 5K047 AA11 AA15 BB12 BB13 GG02 KK01 LL02 MM02 MM26 MM36 MM56 MM62

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ以上の送信装置と一つ以上の受信装
    置が伝送路で接続され、前記送信装置から前記受信装置
    へ、伝送路の割り当てられたアクセス単位を用いてデー
    タを伝送する伝送システムにおいて、 前記送信装置は、固定クロックに同期して入力されたデ
    ータを蓄積する送信遅延手段を有し、前記送信遅延手段
    で蓄積した後のデータを伝送路に送信するものであり、 前記受信装置は、伝送路から受信したデータを蓄積する
    受信遅延手段を有し、前記受信遅延手段で蓄積した後の
    データを固定クロックに同期して出力するものであり、 前記送信遅延手段がオーバーフローしない間隔でアクセ
    ス単位を割り当てるアクセス単位割り当て手段と、 前記送信遅延手段と前記受信遅延手段に蓄積されるデー
    タ量の合計値が、前記送信遅延手段の容量以下の所定値
    となるように前記送信遅延手段と前記受信遅延手段の動
    作を制御する制御手段とを備えた、 ことを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 前記送信装置は、送信遅延手段に蓄積されているデータ
    の蓄積量を示す蓄積量情報を伝送路に送信する蓄積量情
    報送信手段を備え、 前記受信手段は、伝送路から前記蓄積量を示す蓄積量情
    報を受信したとき、前記固定クロックの数をカウント
    し、前記蓄積量情報が示す蓄積量に前記カウント値を加
    算した値が前記所定値になった時に出力指示を出力する
    出力制御手段を備え、 前記受信遅延手段は、前記出力制御手段が出力する前記
    出力指示に応じてデータの出力を開始するものである、
    ことを特徴とする伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 前記送信装置は、アクセス単位から一定クロック前のタ
    イミングで入力指示を出力する入力制御手段を備え、 前記送信遅延手段は、前記入力制御手段が出力する前記
    入力指示に応じてデータの入力を開始するものである、
    ことを特徴とする伝送システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の伝送システムにおいて、 前記送信装置は、アクセス単位を用いてデータの送信が
    可能なタイミングで入力指示を出力する入力制御手段
    と、前記送信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量
    が0バイトであるときに、蓄積量が0バイトであること
    を示す0バイト通知信号を伝送路に送信する0バイト通
    知信号送信手段とを備えたものであり、 前記送信遅延手段は、前記入力制御手段が出力する前記
    入力指示に応じてデータの入力を開始するものであり、 前記受信手段は、伝送路から前記0バイト通知信号を受
    信したとき、0から固定クロックの数をカウントし、カ
    ウント値が前記所定値となった時に出力指示を出力する
    出力制御手段を備え、 前記受信遅延手段は、前記出力制御手段が出力する前記
    出力指示に応じてデータの出力を開始するものである、
    ことを特徴とする伝送システム。
  5. 【請求項5】 固定クロックに同期して入力されたデー
    タを蓄積する送信遅延手段と、 前記送信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量を示
    す蓄積量情報を伝送路に送信する蓄積量情報送信手段と
    を備えた、 ことを特徴とする送信装置。
  6. 【請求項6】 固定クロックに同期して入力されたデー
    タを蓄積する送信遅延手段と、 アクセス単位から一定クロック前のタイミングで入力指
    示を出力する入力制御手段とを備え、 前記送信遅延手段は、前記入力制御手段が出力する前記
    入力指示に応じてデータの入力を開始するものである、 ことを特徴とする送信装置。
  7. 【請求項7】 固定クロックに同期して入力されたデー
    タを蓄積する送信遅延手段と、 アクセス単位を用いてデータの送信が可能なタイミング
    で入力指示を出力する入力制御手段と、 前記送信遅延手段に蓄積されているデータの蓄積量が0
    バイトであるときに、蓄積量が0バイトであることを示
    す0バイト通知信号を伝送路に送信する0バイト通知信
    号送信手段とを備え、 前記送信遅延手段は、前記入力制御手段が出力する前記
    入力指示に応じてデータの入力を開始するものである、 ことを特徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】 一つ以上の送信装置と一つ以上の受信装
    置が伝送路で接続され、前記送信装置から前記受信装置
    へ、伝送路の割り当てられたアクセス単位を用いてデー
    タを伝送する伝送システムに用いられる前記受信装置に
    おいて、 伝送路から受信したデータを蓄積し、蓄積した後のデー
    タを固定クロックに同期して出力する受信遅延手段と、 前記送信装置に設けられたデータを蓄積する送信遅延手
    段のデータの蓄積量を示す蓄積量情報を伝送路から受信
    したとき、前記固定クロックの数をカウントし、前記蓄
    積量情報が示す蓄積量に前記カウント値を加算した値が
    前記送信遅延手段の容量以下の所定値になった時に出力
    指示を出力する出力制御手段とを備え、 前記受信遅延手段は、前記出力制御手段が出力する前記
    出力指示に応じてデータの出力を開始するものである、
    ことを特徴とする受信装置。
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