JP2001077740A - 衛星間通信用オンボードアンテナポインティング装置 - Google Patents

衛星間通信用オンボードアンテナポインティング装置

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JP2001077740A
JP2001077740A JP24974399A JP24974399A JP2001077740A JP 2001077740 A JP2001077740 A JP 2001077740A JP 24974399 A JP24974399 A JP 24974399A JP 24974399 A JP24974399 A JP 24974399A JP 2001077740 A JP2001077740 A JP 2001077740A
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antenna
trajectory
propagation
processing unit
gpsr
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Toshihisa Matsuhide
稔久 松英
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度なオンボード軌道伝播を実施すること
により、高精度、高信頼性かつ運用性の高いアンテナポ
インティング装置を実現する。 【解決手段】 グローバルポジショニングシステム情報
受信器(GPSR)のGPSR航法データインタフェー
スを追加し、GPSR航法データに基づくオンボード軌
道伝播を実施することにより、高精度なオンボード軌道
伝播を実施し、高精度、高信頼性かつ高い運用性を要求
される衛星間通信用のアンテナポインティング装置を実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信目標を追尾
するようにアンテナを駆動制御する衛星間通信用オンボ
ードアンテナポインティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に衛星間通信の概要を示すが、ここ
で、例えば、1は静止軌道3上を周回する第1の衛星、
2は上記衛星1上に搭載された衛星間通信用アンテナ、
4は衛星1の座標系(Xs1、Ys1、Zs1)、5は第1の衛
星1から第2の衛星6への相対方位角(θs1、φs1)、
6は極軌道8上を周回する第2の衛星、7は上記第2の
衛星6上に搭載された衛星間通信用アンテナ、9は第2
の衛星6の座標系(Xs2、Ys2、Zs2)、10は第2の衛
星6から第1の衛星1への相対方位角(θs2、φs2)で
ある。第1の衛星1及び第2の衛星6はそれぞれの衛星
上に搭載された衛星間通信用アンテナ2、7を互いに向
き合う(相対方位角)方向へ駆動制御することにより、
衛星間の高速大容量データ通信を実施する。上記相対方
位角5及び10の方向にアンテナを駆動したときのアン
テナの角度のことをアンテナ駆動角という。図3中、1
1は地球である。
【0003】衛星間通信用オンボードアンテナポインテ
ィング装置は、図3に示すような地球周回軌道上の異な
る軌道を航行する宇宙構造物(図3では第1の衛星1と
第2の衛星6)間の高速大容量データ通信を軌道上構造
物の自律運用により実現するため、通信目標である軌道
上構造物を追尾するようアンテナを駆動する装置であ
る。
【0004】例えば、図4は従来の衛星間通信用オンボ
ードアンテナポインティング装置に用いられているアン
テナ指向角制御系計算ロジックを示す図である。ロジッ
クに絡む構成要素は以下の通りである。このアンテナ指
向角制御系計算ロジック部S15は、衛星間通信を実施
する2つの衛星の軌道伝播初期値(地上局において衛星
の軌道を測定した結果を用いて必要な時間における衛星
の軌道位置を算出したもの)を記憶する軌道伝播初期値
部S1と、オンボードクロックを生成するオンボードタ
イマ部S3とオンボードクロックに基づきオンボードC
PU時刻を算出するオンボードCPU時刻処理部S5、
オンボードCPU時刻に基づき軌道伝播目標時間(アン
テナ駆動目標角を算出するために衛星の軌道位置が必要
な時間)を設定する軌道伝播目標時間設定部S2、目標
時間の2衛星の軌道要素を計算する軌道要素計算処理部
S9と、目標時間の2衛星の軌道要素よりアンテナ指向
角目標値を計算する相対方位角計算処理部S10と、ア
ンテナ駆動角を検出するセンサ部12からの信号を受け
取るセンサインタフェース部S9と、アンテナ指向角目
標値とアンテナ駆動角よりアンテナ駆動機構13へのア
ンテナ駆動指令値を算出するアンテナ駆動指令計算処理
部S11によって構成される。
【0005】上記のような従来のアンテナ指向角制御系
計算ロジックは以下のように動作する。すなわち、図4
のアンテナ指向角制御系計算ロジック部S15は、軌道
伝播初期値部S1に記憶される軌道伝播初期値と、オン
ボードタイマ部S3からのオンボードクロックに基づき
オンボードCPU時刻処理部S5にて算出されるオンボ
ードCPU時刻より、軌道伝播目標時間設定部S2より
算出される軌道伝播目標時間をもとに、軌道要素計算処
理部S4内の軌道要素計算ロジック(例えば式(1)に
示される様なロジック)によって目的の時間の軌道要素
が算出され、これを相対方位角計算処理部S5に入力す
ることにより2つの衛星の軌道位置より、1つの衛星か
ら見た他方の衛星の方位角(相対方位角)が算出され、
これを元にアンテナ指向角目標値が計算される、これ
と、センサインタフェース部S8において取り込まれる
アンテナ駆動角をアンテナ駆動指令計算処理部S11に
入力することによって、アンテナ駆動機構13へのアン
テナ駆動指令値を算出するようになっている。式(1)
は例えば虎尾正久著「宇宙航行の数学」(森北出版19
70年11月30日発行)に示される。
【0006】
【数1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ指向角
制御系計算ロジック部は、上記のように構成されてい
る。従って、地上システムにおいて軌道伝播初期値部S
1へ送信する軌道伝播初期値を推定する際に発生する推
定誤差によってオンボード軌道伝播誤差(式(1)にお
いて時間変化項の存在する軌道要素に発生する計算誤
差)が発生し、衛星間通信用オンボードアンテナポイン
ティング装置に使用した場合、軌道要素より算出される
相対方位角の精度を劣化させるという問題点があった。
【0008】また、特開平6−318813号公報に示
されるように、これらの軌道伝播ロジックを工夫するこ
とによりオンボード軌道伝播誤差を改善したとしても軌
道伝播初期値に推定誤差がある場合は補正できないた
め、地上での補正値の推定精度及び推定頻度を高くする
必要があるという問題点があった。
【0009】この発明の目的は、グローバルポジショニ
ングシステム情報受信器(GPSR)のGPSR航法デ
ータインタフェースを導入し、オンボード軌道伝播の精
度を上げ、軌道伝播誤差を低減したことにより高精度の
アンテナポインティング性能をもつとともに、地上シス
テムでの軌道伝播初期値の推定頻度を低減することによ
り、信頼性が高く(ロバスト)かつ運用性の高い衛星間
通信用オンボードアンテナポインティング装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の衛星間通信
用オンボードアンテナポインテイング装置は、軌道伝播
精度を向上させるため、グローバルポジショニングシス
テム情報受信器(GPSR)のGPSR航法データイン
タフェースとGPSR航法データに基づくオンボード軌
道伝播初期値算出処理部を追加することによって、軌道
伝播誤差に基づく相対方位角誤差を少なくすることによ
り、アンテナポインティング精度の大幅な改善を行うと
ともに、信頼性が高く(ロバスト)かつ運用性の高い衛
星間通信用オンボードアンテナポインティング装置を構
成するものである。
【0011】第2の発明の衛星間通信用オンボードアン
テナポインテイング装置は、グローバルポジショニング
システム情報受信器(GPSR)のGPSR航法データ
インタフェース、また、オンボード軌道伝播及び軌道要
素変換処理部を追加することによって、高精度なオンボ
ード軌道伝播を達成し、高精度、ロバストかつ運用性の
高いアンテナポインティング装置を構成するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、グローバ
ルポジショニングシステム情報受信器(GPSR)のG
PSR航法データインタフェースを導入したこの発明の
衛星間通信用オンボードアンテナポインティング装置の
構成図である。S1〜S11、S15、12〜14は図
の説明に示した通りで、衛星間通信を実施する2つの衛
星の軌道伝播初期値を記憶する軌道伝播初期値部S1
と、衛星間通信用オンボードアンテナポインティング装
置の計算機の基準であるオンボードクロックを算出する
オンボードタイマ部S3、オンボードクロックに基づき
オンボードCPU時刻を算出するオンボードCPU時刻
処理部S5、オンボードCPU時刻に基づき軌道伝播目
標時間(アンテナ駆動目標角を算出するために衛星の軌
道位置が必要な時間)を設定する軌道伝播目標時間設定
部S2、グローバルポジショニングシステム情報受信器
(GPSR)のGPSR航法データを取り込むGPSR
航法データインタフェース処理部S4、上記GPSR航
法データインタフェース処理部S4からのGPSR航法
データからオンボード軌道伝播初期値を算出するオンボ
ード軌道伝播初期値算出処理部S6、上記オンボード軌
道伝播初期値算出処理部S6から出力されるオンボード
軌道伝播初期値と軌道伝播初期値部S1から出力される
軌道伝播初期値と軌道伝播目標時間設定部S2より出力
される目標時間より目標時間の軌道要素を計算する軌道
要素計算処理部S9、上記軌道要素計算処理部S9にて
算出された軌道要素よりアンテナ駆動目標角を計算する
上記相対方位角計算処理部S10、アンテナ駆動角を検
出するセンサ部12からの信号を受け取るセンサインタ
フェース部S8と、アンテナ指向角目標値とアンテナ駆
動角よりアンテナ駆動機構13へのアンテナ駆動指令値
を算出するアンテナ駆動指令計算処理部S11、アンテ
ナ駆動機構13、アンテナ駆動機構13によって駆動さ
れるアンテナ14、アンテナ駆動角を測定するセンサ部
12によって構成される。また、S15はアンテナ指向
角制御系計算ロジック部である。
【0013】上記実施の形態1の図1に示されている衛
星間通信用オンボードアンテナポインティング装置は以
下のように動作する。すなわち、衛星間通信用オンボー
ドアンテナポインティング装置では、まず、GPSR航
法データインタフェース処理部S4においてGPSRか
らGPSR航法データを取り込む(現状、衛星搭載用G
PSRではデータは1秒に1度更新される)。取り込ま
れたGPSR航法データはオンボード軌道伝播初期値算
出処理部S6に送られ、そのデータのGPSR航法時刻
を基準とした軌道伝播初期値を算出する。オンボード軌
道伝播初期値の算出には例えば式(2)のような方法が
用いられる。得られたオンボード軌道伝播初期値は、軌
道要素計算処理部S9に送られる。また、オンボードタ
イマ部S3からのオンボードクロックに基づきオンボー
ドCPU時刻処理部S5にて算出されるオンボードCP
U時刻より、軌道伝播目標時間設定部S2により軌道伝
播目標時間が算出される。
【0014】軌道要素計算処理部S9では、軌道伝播目
標時間、軌道伝播初期値及びオンボード軌道伝播初期値
をもとに、目標時間の軌道が計算される(例えば式
(1)に示される様なロジックにて軌道計算を実施す
る)。この際に、例えば、軌道伝播初期値に基づく軌道
要素とオンボード軌道伝播初期値に基づく軌道要素を比
較し、ある一定以上の差がある場合は、オンボード軌道
伝播初期値に基づく軌道要素を採用せず、前回(1秒
前)のオンボード軌道伝播初期値に基づく軌道要素もし
くは軌道伝播初期値に基づく軌道要素を採用する様にす
ればGPSR航法データに問題があった場合でも急に大
きな誤差を発生することはない(ロバスト性が確保され
る)。
【0015】軌道要素計算処理部S9にて計算された軌
道要素は相対方位角計算処理部S10へ送られ、目標時
間の2衛星の軌道要素よりアンテナ指向角目標値が計算
される。アンテナ駆動指令計算処理部S11では相対方
位角計算処理部S10において計算されたアンテナ指向
角目標値とセンサインタフェース部S8より取り込まれ
たアンテナ駆動角をもとにアンテナ駆動指令値が計算さ
れる。アンテナ駆動指令計算処理部S11において計算
されたアンテナ駆動指令値はアンテナ駆動機構13へ送
られる。アンテナ駆動機構13はアンテナ駆動指令計算
処理部S11において計算されたアンテナ駆動指定値に
もとづいてアンテナ14を駆動し、アンテナの駆動角制
御が達成されるようになっている。
【0016】
【数2】
【0017】実施の形態2.図2はグローバルポジショ
ニングシステム情報受信器(GPSR)のGPSR航法
データインタフェースとンボード軌道伝播及び軌道要素
変換処理部を導入したこの発明の衛星間通信用オンボー
ドアンテナポインティング装置の構成図である。S1〜
S11、S15、12〜14は図の説明に示した通り
で、衛星間通信を実施する2つの衛星の軌道伝播初期値
を記憶する軌道伝播初期値部S1と、衛星間通信用オン
ボードアンテナポインティング装置の計算機の基準であ
るオンボードクロックを算出するオンボードタイマ部S
3、GPSRのGPSR航法データを取り込むGPSR
航法データインタフェース処理部S4、オンボードタイ
マ部S3からのオンボードクロックに基づきオンボード
CPU時刻を更新するオンボードCPU時刻処理部S
5、上記オンボードCPU時刻処理部S5から出力され
るオンボードCPU時刻に基づき軌道伝播目標時間を設
定する軌道伝播目標時間設定部S2、上記軌道伝播初期
値部S1から出力される軌道伝播初期値と上記軌道伝播
目標時間設定部S2より出力される目標時間より、目標
時間の軌道要素を計算する軌道要素計算処理部S9、上
記GPSR航法データインタフェース処理部S4より出
力されるGPSR航法データと上記軌道伝播目標時間設
定部S2より出力される目標時間より、目標時間までの
軌道伝播処理を実施するとともに軌道要素変換処理を行
うオンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理部S7、上
記軌道要素計算処理部S9にて算出された軌道要素と上
記オンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理部S7によ
り算出された軌道要素よりアンテナ駆動目標角を計算す
る相対方位角計算処理部S10と、アンテナ駆動角を検
出するセンサ部12からの信号を受け取るセンサインタ
フェース部S8と、アンテナ指向角目標値とアンテナ駆
動角よりアンテナ駆動機構13へのアンテナ駆動指令値
を算出するアンテナ駆動指令計算処理部S11、アンテ
ナ駆動機構13、アンテナ駆動機構13によって駆動さ
れるアンテナ14、アンテナ駆動角を測定するセンサ部
12によって構成される。また、15はアンテナ指向角
制御系計算ロジック部である。
【0018】上記実施の形態2の図2に示されている衛
星間通信用オンボードアンテナポインティング装置は以
下のように動作する。すなわち、衛星間通信用オンボー
ドアンテナポインティング装置では、まず、GPSR航
法データインタフェース処理部S4においてGPSRか
らGPSR航法データを取り込む(現状、衛星搭載用G
PSRではデータは1秒に1度更新される)。取り込ま
れたGPSR航法データはオンボード軌道伝播及び軌道
要素変換処理部S7に送られる。また、オンボードタイ
マ部S3からのオンボードクロックに基づきオンボード
CPU時刻処理部S5にて算出されるオンボードCPU
時刻より、軌道伝播目標時間設定部S2により軌道伝播
目標時間が算出される。
【0019】オンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理
部S7では、GPSR航法データと軌道伝播目標時間を
もとに、例えば式(3)ような方法で軌道伝播目標時間
の軌道データが求められるとともに、この軌道データ
は、例えば式(4)の用な方法で変換処理され目的の軌
道要素が導出される。また、軌道要素計算処理部S9で
は、軌道伝播目標時間設定部から軌道伝播目標時間、軌
道伝播初期値部S1から軌道伝播初期値、オンボード軌
道伝播初期値算出処理部S6からオンボード軌道伝播初
期値が送られ、これらをもとに、目標時間の軌道が計算
される(例えば式(1)に示される様なロジックにて軌
道計算を実施する)。
【0020】軌道伝播計算処理部S9にて計算された軌
道要素と、オンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理部
S7にて計算された軌道要素は、相対方位角計算処理部
S10へ送られ、目標時間の2衛星の軌道要素よりアン
テナ指向角目標値が計算される。この際に、例えば、軌
道伝播初期値に基づく軌道要素とオンボード軌道伝播及
び軌道要素変換処理に基づく軌道要素を比較し、ある一
定以上の差がある場合は、オンボード軌道伝播及び軌道
要素変換処理に基づく軌道要素を採用せず、前回(1秒
前)のオンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理に基づ
く軌道要素もしくは軌道伝播初期値に基づく軌道要素を
採用するようにすればGPSR航法データに問題があっ
た場合でも急に大きな誤差を発生することはない(ロバ
スト性が確保される)。
【0021】アンテナ駆動指令計算処理部11では相対
方位角計算処理部S10において計算されたアンテナ指
向角目標値とセンサインタフェース部S8より取り込ま
れたアンテナ駆動角をもとにアンテナ駆動指令値が計算
される。アンテナ駆動指令計算処理部S11において計
算されたアンテナ駆動機構13への駆動命令はアンテナ
駆動機構13へ送られる。アンテナ駆動機構13はアン
テナ駆動指令計算処理部S11において計算されたアン
テナ駆動指令値にもとづいてアンテナ14を駆動し、ア
ンテナの駆動角制御が達成されるようになっている。
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】
【0024】
【発明の効果】この発明は、高信頼性、高精度かつ高い
運用性を有する軌道伝播を要求される衛星間通信用のオ
ンボード軌道伝播にその効果を発揮することができ、中
低高度衛星における衛星間通信用オンボードアンテナポ
インティング装置に適用可能となる。
【0025】グローバルポジショニングシステム情報受
信器(GPSR)のGPSR航法データインタフェース
とオンボード軌道伝播初期値算出処理部を追加し、GP
SR航法データに基づく高精度なオンボード軌道伝播初
期値を生成することにより、高信頼性、高精度かつ高い
運用性を要求される衛星間通信用のオンボード軌道伝播
にその効果を発揮することができ、中低高度衛星におけ
る衛星間通信用オンボードアンテナポインティング装置
に適用可能となる。
【0026】GPSR航法データインタフェースとオン
ボード軌道伝播及び軌道要素変換処理部を追加し、GP
SR航法データに基づく高精度な軌道伝播を実施するこ
とにより、高信頼性、高精度かつ高い運用性を要求され
る衛星間通信用のオンボード軌道伝播にその効果を発揮
することができ、中低高度衛星における衛星間通信用オ
ンボードアンテナポインティング装置に適用可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1を示す衛星間通信用オ
ンボードアンテナポインティング装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す衛星間通信用
オンボードアンテナポインティング装置の構成図であ
る。
【図3】 衛星間通信の概要を示した図である。
【図4】 従来の衛星間通信用オンボードアンテナポイ
ンティング装置のアンテナ指向角制御系計算ロジックの
構成図である。
【符号の説明】
S1 軌道伝播初期値部、S2 軌道伝播目標時間設定
部、S3 オンボードタイマ部、S4 GPSR航法デ
ータインタフェース処理部、S5 オンボードCPU時
刻処理部、S6 オンボード軌道伝播初期値算出処理
部、S7 オンボード軌道伝播及び軌道要素変換処理
部、S8 センサインタフェース部、S9 軌道要素計
算処理部、S10 相対方位角計算処理部、S11 ア
ンテナ駆動指令計算処理部、S15 アンテナ指向角制
御系計算ロジック部、1 第1の衛星、2 衛星間通信
用アンテナ、6 第2の衛星、7 衛星間通信用アンテ
ナ、12 センサ部、13 アンテナ駆動機構、14
アンテナ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の衛星間のデータ通信を実施するた
    めの衛星間通信オンボードアンテナポインティング装置
    において、衛星間のデータを送受信するアンテナと、上
    記アンテナ駆動角を検出するセンサ部と、データ中継を
    実施する衛星の軌道位置を計算するために必要な軌道伝
    播初期値を設定する衛星軌道伝播初期値部と、衛星間通
    信用オンボードアンテナポインティング装置の計算機の
    基準であるオンボードクロックを算出するオンボードタ
    イマ部と、上記オンボードクロックに基づきオンボード
    CPU時刻を算出するオンボードCPU時刻処理部と、
    上記オンボードCPU時刻に基づき軌道伝播目標時間を
    設定する軌道伝播目標時間設定部と、グローバルポジシ
    ョニングシステム情報受信器(GPSR)のGPSR航
    法データを取り込むGPSR航法データインタフェース
    処理部と、上記GPSR航法データインタフェース処理
    部からのGPSR航法データからオンボード軌道伝播初
    期値を算出するオンボード軌道伝播初期値算出処理部
    と、上記オンボード軌道伝播初期値算出処理部から出力
    されるオンボード軌道伝播初期値と軌道伝播初期値部か
    ら出力される軌道伝播初期値と軌道伝播目標時間設定部
    より出力される目標時間より目標時間の軌道要素を計算
    する軌道要素計算処理部と、上記軌道要素計算処理部に
    て算出された軌道要素よりアンテナ駆動目標角を計算す
    る上記相対方位角計算処理部と、上記相対方位角計算処
    理部により計算されたアンテナ駆動目標角と上記センサ
    部において検出されたアンテナ駆動角よりアンテナ駆動
    指令値を計算するアンテナ駆動指令計算処理部と、上記
    アンテナ駆動指令値により上記アンテナを駆動するアン
    テナ機構とを具備した衛星間通信用オンボードアンテナ
    ポインティング装置。
  2. 【請求項2】 複数の衛星間のデータ通信を実施するた
    めの衛星間通信オンボードアンテナポインティング装置
    において、衛星間のデータを送受信するアンテナ、上記
    アンテナ駆動角を検出するセンサ部と、データ中継を実
    施する衛星の軌道位置を計算するために必要な軌道伝播
    初期値を設定する軌道伝播初期値部と、衛星間通信用オ
    ンボードアンテナポインティング装置の計算機の基準で
    あるオンボードクロックを算出するオンボードタイマ部
    と、上記オンボードタイマ部からのオンボードクロック
    に基づきオンボードCPU時刻の更新処理を実施するオ
    ンボードCPU時刻処理部と、グローバルポジショニン
    グシステム情報受信器(GPSR)のGPSR航法デー
    タを取り込むGPSR航法データインタフェース処理部
    と、上記オンボードCPU時刻処理部から出力されるオ
    ンボードCPU時刻に基づき軌道伝播目標時間を設定す
    る軌道伝播目標時間設定部と、上記軌道伝播初期値部か
    ら出力される軌道伝播初期値と上記軌道伝播目標時間設
    定部より出力される目標時間より、目標時間の軌道要素
    を計算する軌道要素計算処理部と、上記GPSR航法デ
    ータインタフェース処理部より出力されるGPSR航法
    データと上記軌道伝播目標時間設定部より出力される目
    標時間より、目標時間までの軌道伝播処理を実施すると
    ともに軌道要素変換処理を行うオンボード軌道伝播及び
    軌道要素変換処理部と、上記データ軌道要素計算処理部
    にて算出された軌道要素と上記オンボード軌道伝播及び
    軌道要素変換処理部により算出された軌道要素よりアン
    テナ駆動目標角を計算する相対方位角計算処理部と、上
    記相対方位角計算処理部により計算されたアンテナ駆動
    目標角とセンサ部において検出されたアンテナ駆動角よ
    りアンテナ駆動指令値を計算するアンテナ駆動指令計算
    処理部と、上記アンテナ駆動指令値により上記アンテナ
    を駆動するアンテナ機構とを具備した衛星間通信用オン
    ボードアンテナポインティング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021172157A (ja) * 2020-04-21 2021-11-01 三菱電機株式会社 観測システム、通信衛星、観測衛星および地上設備

Cited By (2)

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