JP2001077586A - 電磁波吸収体及びその製造方法 - Google Patents

電磁波吸収体及びその製造方法

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JP2001077586A
JP2001077586A JP25263199A JP25263199A JP2001077586A JP 2001077586 A JP2001077586 A JP 2001077586A JP 25263199 A JP25263199 A JP 25263199A JP 25263199 A JP25263199 A JP 25263199A JP 2001077586 A JP2001077586 A JP 2001077586A
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fibers
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Hajime Miseki
元 三関
Kenji Kawabe
賢二 川邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電波暗室および建築材料や道路用
壁材、自動車などの産業部品として使用される電磁波吸
収体およびその製造方法に関するもので、電磁波吸収体
の電磁波吸収性能の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 無機質繊維に対し2〜40重量%の導電
性繊維を、前記無機質繊維の堆積方向に連続的に含有量
が連続勾配を有するように保持させた導電性繊維含有未
硬化無機質繊維ウェブを、加圧・加熱し所定の形状に成
形したことを特徴とする電磁波吸収体およびその製造方
法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波暗室および建
築材料や道路用壁材、自動車などの産業部品として使用
される電磁波吸収体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無機質繊維製の電波吸収体として
は、特開昭57−10299号公報や特開平2−122
700号公報に開示される通り、導電性カーボンや導電
性繊維などの電磁波損失材料をガラス繊維やセラミック
繊維に均一に保持させてピラミッド形や平板形を形成す
る方法が提案されている。
【0003】また、対象となる電磁波の周波数の広域化
を図る方法として、特公平1−52920号公報や特開
平9−275295号公報に開示される通り、電磁波損
失材料の含有量の異なる電磁波吸収体を用意して、電磁
波の入射側から厚さ方向に向かって電磁波損失材料の含
有量が徐々に増加するように積層して、急激なインピー
ダンスの変化による電磁波の反射を防ぐものが提案され
ている。
【0004】しかしながら、前述の電磁波損失材料の含
有量が異なる電磁波吸収体を積層させる方法は、電磁波
損失材料の含有量の異なる未硬化の無機質繊維ウェブを
それぞれ別々に製造し、さらに別工程でそれらを積層
後、加熱・加圧成形したり、電磁波損失材料の含有量の
異なる未硬化の無機質繊維ウェブをそれぞれ加熱・加圧
成形後、別工程で積層するなど、一貫ラインによる製造
が困難であり、それによりコストアップは避けられな
い。また、積層した無機質繊維の各積層境面でのインピ
ーダンスの変化により、微妙に入射電波が反射し、十分
な吸収特性を示さないなどの不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般的な無
機質繊維ウェブの製造工程において、導電性繊維や電磁
波損失材料を、未硬化の無機質繊維ウェブに保持させる
製造方法を提供するとともに、一貫ラインとした無機質
繊維ウェブの製造工程において、未硬化の無機質繊維ウ
ェブを、その厚さ方向に対して、導電性繊維の含有量が
連続的に勾配を有するように製造し、さらにその未硬化
無機質繊維ウェブを加圧・加熱成形することにより、厚
さ方向において導電性繊維の含有量に連続的勾配を有す
る電磁波吸収体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の電磁
波吸収体は、前記の目的を達成するべく、請求項1記載
の通り、無機質繊維に対し、2〜40重量%の導電性繊
維を、その含有量が前記無機質繊維の堆積方向に連続勾
配を有するように含有させた導電性繊維含有未硬化無機
質繊維ウェブを、加圧・加熱し所定の形状に成形したこ
とを特徴とする。また、請求項2記載の電磁波吸収体
は、請求項1記載の電磁波吸収体において、前記導電性
繊維として、繊維長4〜10mmのカーボン繊維を用い
ることを特徴とする。また、請求項3記載の電磁波吸収
体は、請求項1または2記載の電磁波吸収体において、
前記無機質繊維ウェブに対して、見かけの体積当たり1
〜30g/リットルの電磁波損失材料を均一に含有させ
たことを特徴とする。また、本発明の電磁波吸収体の製
造方法は、請求項4記載の通り、雰囲気吸引孔を有する
集綿コンベアベルト上に、該ベルト下面から前記吸引孔
を通じて雰囲気を吸引しつつ紡糸装置から無機質繊維を
吹き出すと同時に熱硬化性結合材を噴霧させて、前記無
機質繊維に該熱硬化性結合材を保持させて無機質繊維ウ
ェブを製造するにあたり、前記無機質繊維の紡糸装置
を、ベルトの走行方向に沿って3個以上設置するととも
に、前記の各紡糸装置の間に導電性繊維の吹付けスプレ
ーを設置し、各紡糸装置間から吹き付ける導電性繊維の
吹付量を順次変化することにより、無機質繊維に対し2
〜40重量%の導電性繊維を、前記無機質繊維の堆積方
向に連続勾配を有するように保持させた導電性繊維含有
未硬化無機質繊維ウェブを製造し、さらに該導電性繊維
含有未硬化無機質繊維ウェブを加圧・成形して所定の形
状に成形することを特徴とする。また、請求項5記載の
電磁波吸収体の製造方法は、請求項4記載の電磁波吸収
体の製造方法において、電磁波損失材を含んだ熱硬化性
結合材を用いることにより、前記無機質繊維ウェブに対
して、見かけの体積当たり1〜30g/リットルの電磁
波損失材料を均一に含有させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における無機質繊維として
は、短繊維状のガラス繊維や岩綿繊維などがあるが、産
業部品などに展開するための成形型での加圧・加熱成形
を考慮した場合、ガラス繊維の使用が好ましい。導電性
繊維としては、カーボン繊維や有機導電性繊維などがあ
るが、不燃性を考慮した場合、カーボン繊維の使用が好
ましい。また、繊維長4mmから10mmの繊維を使用
することで、少ない繊維量で効率良く無機質繊維ウェブ
の導電性を向上させることができる。
【0008】また、無機質繊維への導電性繊維の含有量
は、導電性繊維の投入量を管理することで、無機質繊維
ウェブに対し、2〜40重量%の範囲で調整可能である
が、導電性繊維の比重や繊維径などで、吹き付けから集
綿コンベアベルト上の落下する速度が異なるため、それ
ぞれの導電性繊維について、投入量と含有量の相関関係
を把握することが必要である。従って、厚さ方向の含有
量勾配も、前記のような相関関係によって得られた吹き
付け条件から決定される。なお、無機質繊維への導電性
繊維の含有量は、導電性繊維の含有量が40重量%を超
えると、無機質繊維ウェブの導電性が向上し過ぎて、電
磁波のシールド機能を発揮してしまい、良好な電磁波吸
収機能を示さないことがあり、また、2重量%未満であ
ると電磁波吸収効果が得られない。
【0009】また、前記熱硬化性結合剤に電磁波の損失
材料を混合することで、導電性繊維とともに電磁波損失
材料を未硬化無機質繊維ウェブに保持させることが可能
である。この場合、電磁波損失材料は、未硬化無機質繊
維ウェブに対して、見かけの体積当たり1〜30g/リ
ットルを均一に含有させることが好ましい。
【0010】熱硬化性結合剤としては、例えば水溶性の
フェノール樹脂が一般的であり、この場合、混合する損
失材料としては、カーボンブラックを界面活性剤で分散
させた水溶性導電性ペーストが好ましい。
【0011】混合方法としては、攪拌槽で予め結合剤と
攪拌させる方法や、噴霧スプレーまでの配管内で結合剤
と混合させる方法がある。混合比は、カーボンブラック
の固形分が、フェノール樹脂の固形分に対して4〜40
%の範囲内であることが好ましい。4%未満では十分な
電磁波吸収性能を発揮しないし、40%を超えると損失
材料の保持効率が悪化し、無機質繊維が保持されず、集
綿コンベアベルト下に落下してしまう。
【0012】以上のようにして得られた未硬化無機質繊
維ウェブを加圧・加熱成形することで、前記導電性繊維
が、無機質繊維ウェブに対して2〜40重量%、電磁波
損失材料が、無機質繊維ウェブに対して、見かけの体積
当たり1〜30g/リットルである無機質繊維製電磁波
吸収体を得ることができる。また、加圧・加熱成形する
際に、所望の形状を有した成形型を用いることにより、
様々な形状の無機質繊維製電磁波吸収体の成形が可能で
あり、産業機器部品や自動車部品として使用することが
できる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 (実施例1)図1は本発明における未硬化ガラス繊維ウ
ェブの製造ラインを示す側面図、図2は正面図、図3は
本発明の実施例1における電磁波吸収特性を示すグラ
フ、図4は本発明の実施例2における電磁波吸収特性を
示すグラフ、図5は本発明の比較例1における電磁波吸
収特性を示すグラフ、図6は本発明の比較例2にににお
ける電磁波吸収特性を示すグラフである。
【0014】図1および図2に示すように、前記製造ラ
インは、集綿室1と、その集綿室1内部に設けた、雰囲
気吸引孔7を有する集綿コンベアベルト2、該集綿コン
ベアベルト2の上方に配置されたガラス繊維の紡糸装置
3、熱硬化性結合剤であるフェノール樹脂の噴霧スプレ
ー4、導電性繊維であるカーボン繊維の吹付けスプレー
5から構成されており、前記噴霧スプレー4は紡糸装置
3の下方を指向し、また前記吹付けスプレー5は集綿コ
ンベアベルト2の方向を指向している。ガラス繊維の紡
糸装置3は、集綿コンベアベルト2の走行方向に沿って
等間隔に、図1中左側から3a、3b、3cの順に3基
設置されており、それぞれ隣接する紡糸装置3が互い違
いに集綿コンベアベルト2の走行方向と垂直かつ直角方
向、すなわちウェブの幅方向に首振り動作(図2弧状矢
印参照)をする機構(図示せず)を有している。熱硬化
性結合剤としてのフェノール樹脂の噴霧スプレー4は、
各紡糸装置毎に一対づつ設置されている。さらに、カー
ボン繊維等の導電性繊維の吹付けスプレー5は、それぞ
れの紡糸装置3の間に設置されており、即ち、紡糸装置
3aと紡糸装置3bの間に吹付けスプレー5a、紡糸装
置3bと紡糸装置3cとの間に吹付けスプレー5bとい
うように3個設置されており、導電性繊維の吹付けスプ
レー5aは紡糸装置3aと、吹付けスプレー5bは紡糸
装置3bとそれぞれ首振り機構を同期化させている。
【0015】それぞれの紡糸装置3a、3b、3cで
は、平均繊維径7μmのガラス繊維が3.0kg/分で
繊維化され、同時に噴霧スプレー4から噴出されたフェ
ノール樹脂を付着して保持しながら、ガラス繊維ウェブ
が形成され、6.0m/分の速度で走行する集綿コンベ
アベルト2上に、それぞれガラス繊維ウェブ6a、6
b、6cの順に落下する。このとき本実施例において
は、前記紡糸装置3の首振り角度を調整することで、ウ
ェブの幅を1420mmに設定した。一方、前記カーボ
ン繊維としては、繊維径12μm、繊維長さ6mmのピ
ッチ系ストランド(日東紡製XylusGPCシリー
ズ)を使用し、吹付けスプレー5aからは0.1kg/
分、吹付けスプレー5bからは0.4kg/分の量を集
綿室1内に噴出させると、それぞれ隣接する紡糸装置3
から噴出したガラス繊維と集綿室1内で攪拌されながら
集綿コンベアベルト2上に落下する。このようにして集
綿コンベアベルト2によって集綿室1から搬送された面
密度1500g/m、幅1420mm、厚さ60mm
の未硬化ガラス繊維ウェブは、5重量%のカーボン繊維
を保持し、かつ、未硬化ガラス繊維ウェブの堆積厚さ方
向には、カーボン繊維の保持勾配が形成される。
【0016】(実施例2)実施例1と同じ工程で、さら
に電磁波吸収性能の向上のために、フェノール樹脂にカ
ーボンブラックをフェノール樹脂固形分に対して、5%
を混合して、未硬化ガラス繊維ウェブに見かけの体積当
たり1.0g/リットルのカーボンブラックと5重量%
のカーボン繊維の両方を保持させた。
【0017】上記実施例1および2の未硬化ガラス繊維
ウェブを加熱・加圧成形して、密度150kg/m
厚さ10mmのガラス繊維製電磁波吸収体を得た。これ
を同軸管法で測定した電磁波吸収性能を図3および図4
に示す。なお、実施例2の場合ガラス繊維の見かけの体
積当たりのカーボンブラック量は、厚さが60mmから
10mmに圧縮されているため6g/リットルとなる。
このことから実施例2の方が、電磁波吸収性能が大きく
向上することがわかる。
【0018】(比較例1)上記実施例2の比較例である
比較例1として、密度150kg/m、厚さ5mmに
成形したカーボンブラックが6g/リットル、カーボン
繊維が2重量%のガラス繊維製電磁波吸収体と、同じ
く、密度150kg/m、厚さ5mmに成形し、ただ
し、カーボンブラックが6g/リットル、カーボン繊維
が3重量%のガラス繊維製電磁波吸収体を積層させた厚
さ10mmのガラス繊維製電磁波吸収体の電磁波吸収性
能を図5に示す。実施例2と比較し、電磁波吸収性能が
若干劣ることがわかる。
【0019】(比較例2)また、比較例2として、厚さ
10mmに成形したカーボンブラックが6g/リット
ル、カーボン繊維を厚さ方向に均一に5重量%分散させ
たガラス繊維製電磁波吸収体の電磁波吸収性能を図6に
示す。実施例2と比較して、周波数が狭帯域になってい
ることがわかる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁波吸
収体は、対象となる電磁波の周波数の広域化を図ること
ができるとともに、導電製繊維を、無機質繊維の堆積方
向に連続勾配を有するように含有させているため、従来
積層した無機質繊維の各積層境面でのインピーダンスの
変化により、微妙に入射電波が反射し、十分な吸収特性
を示さないという問題を解消することができる。
【0021】また、一貫ラインとした無機質繊維ウェブ
の製造工程において、導電性繊維や電磁波の損失材料を
未硬化の無機質繊維ウェブに保持させたため、製造が容
易で効率よく、大量生産によりコストダウンを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図
【図2】同正面図
【図3】本発明の実施例1における電磁波吸収特性を示
すグラフ
【図4】本発明の実施例2における電磁波吸収特性を示
すグラフ
【図5】比較例1における電磁波吸収特性を示すグラフ
【図6】比較例2における電磁波吸収特性を示すグラフ
【符号の説明】
1 集綿室 2 集綿コンベアベルト 3 紡糸装置 3a紡糸装置 3b紡糸装置 3c紡糸装置 4 噴霧スプレー 5 吹付けスプレー 5a吹付けスプレー 5b吹付けスプレー 5c吹付けスプレー 6a無機質繊維ウェブ 6b無機質繊維ウェブ 6c無機質繊維ウェブ 7 雰囲気吸引孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/92 E04B 1/92 Fターム(参考) 2E001 DH01 FA26 FA30 GA06 HA33 JA22 JA29 JD02 4F100 AA01A AD11A AG00 AK01A AK33 BA01 BA44 CA21A DG06A EG002 EH612 EH762 EJ172 EJ592 GB07 GB32 GB90 JB13A JD08 JG01A JL02 YY00A YY00H 4J002 CC031 DA017 DL006 FA046 FA047 GQ02 5E321 AA41 BB41 BB44 BB60 GG05 GG11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質繊維に対し、2〜40重量%の導
    電性繊維を、その含有量が前記無機質繊維の堆積方向に
    連続勾配を有するように含有させた導電性繊維含有未硬
    化無機質繊維ウェブを、加圧・加熱し所定の形状に成形
    したことを特徴とする電磁波吸収体。
  2. 【請求項2】 前記導電性繊維として、繊維長4〜10
    mmのカーボン繊維を用いることを特徴とする請求項1
    記載の電磁波吸収体。
  3. 【請求項3】 前記無機質繊維ウェブに対して、見かけ
    の体積当たり1〜30g/リットルの電磁波損失材料を
    均一に含有させたことを特徴とする請求項1または2記
    載の電磁波吸収体。
  4. 【請求項4】 雰囲気吸引孔を有する集綿コンベアベル
    ト上に、該ベルト下面から前記吸引孔を通じて雰囲気を
    吸引しつつ紡糸装置から無機質繊維を吹き出すと同時に
    熱硬化性結合材を噴霧させて、前記無機質繊維に該熱硬
    化性結合材を保持させて無機質繊維ウェブを製造するに
    あたり、前記無機質繊維の紡糸装置を、ベルトの走行方
    向に沿って3個以上設置するとともに、前記の各紡糸装
    置の間に導電性繊維の吹付けスプレーを設置し、各紡糸
    装置間から吹き付ける導電性繊維の吹付量を順次変化す
    ることにより、無機質繊維に対し2〜40重量%の導電
    性繊維を、前記無機質繊維の堆積方向に連続勾配を有す
    るように保持させた導電性繊維含有未硬化無機質繊維ウ
    ェブを製造し、さらに該導電性繊維含有未硬化無機質繊
    維ウェブを加圧・成形して所定の形状に成形することを
    特徴とする電磁波吸収体の製造方法。
  5. 【請求項5】 電磁波損失材を含んだ熱硬化性結合材を
    用いることにより、前記無機質繊維ウェブに対して、見
    かけの体積当たり1〜30g/リットルの電磁波損失材
    料を均一に含有させることを特徴とする請求項4記載の
    電磁波吸収体の製造方法。
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