JP2001077396A - 太陽電池 - Google Patents

太陽電池

Info

Publication number
JP2001077396A
JP2001077396A JP24880899A JP24880899A JP2001077396A JP 2001077396 A JP2001077396 A JP 2001077396A JP 24880899 A JP24880899 A JP 24880899A JP 24880899 A JP24880899 A JP 24880899A JP 2001077396 A JP2001077396 A JP 2001077396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
fluorine
containing aromatic
light reflection
torr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24880899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Tajiri
浩三 田尻
Seiichi Tejima
成市 手嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP24880899A priority Critical patent/JP2001077396A/ja
Publication of JP2001077396A publication Critical patent/JP2001077396A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスバリアー性、耐水性及び耐候性等の諸特
性に優れた光反射防止および/または保護膜を有する太
陽電池を提供する。 【解決手段】 透明導電層側及び裏面電極層側の少なく
とも一方の面が光反射防止特性および/または保護特性
を有する少なくとも一層から構成される膜で被覆されか
つ該膜が含フッ素芳香族樹脂を含むことを特徴とする太
陽電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池に関する
ものである。より詳しくは、本発明は、透明導電層側及
び裏面電極層側の少なくとも一方の面にガスバリアー
性、耐水性、耐傷性及び耐候性に優れた含フッ素芳香族
樹脂膜を光反射防止および/または保護膜として有する
太陽電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、二酸化炭素の増加による温室効果
による地球の温暖化や酸性雨などの地球規模の環境問題
が深刻化し、現在、火力発電所に代わるクリーンなエネ
ルギーの開発が切望されるようになってきた。この要求
に答えようと、二酸化炭素を排出しない原子力発電所が
各地に建設され、電力が供給されたが、二酸化炭素の問
題は解決されたものの、今度は原子力発電により生じる
放射性廃棄物の問題が生じ、現在その処理方法などが大
きな問題となっている。このため、地球の温暖化を伴わ
ず、かつ放射性廃棄物を出さないよりクリーンなエネル
ギーがますます望まれている。
【0003】このようなエネルギー源として現在最も注
目・期待されているものの一つとして、クリーンさ、安
全性及び取り扱い易さの点から、無限の太陽エネルギー
を直接電気エネルギーに変換できる太陽電池がある。
【0004】この際、太陽電池の電極面を保護する膜と
しては、これまで、主にガラス製やフッ素樹脂フィル
ム、ポリカーボネートシート、アクリルシート等のプラ
スチック製のものが使用されてきた。
【0005】しかしながら、これらの素材のうち、ガラ
スによる保護膜は、ガラスは一般的に割れやすいので、
耐衝撃性に劣るという問題があった。また、プラスチッ
ク製の保護膜に関しては、フッ素樹脂フィルムは耐候性
には優れるものの、機械的強度に欠け、施工の際にしわ
などが発生しやすいという欠点があり、さらに、ポリカ
ーボネートシートやアクリルシートは柔軟性や耐候性に
劣るという欠点がある。上記欠点に加えて、プラスチッ
ク製の保護膜は、一般的に傷がつきやすく、屋外に暴露
された場合、塵埃や砂塵などによって表面に傷が付きや
すく、これにより保護膜の透明性が低下してエネルギー
損失を引き起こす、即ち、エネルギーの変換効率が低下
するという問題もある。
【0006】このような問題を克服するために、ポリエ
ステルフィルム、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポ
リオレフィンフィルム、ナイロン等のポリアミドフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、アクリル系フィルム、フッ素系フィルムなどの熱可
塑性フィルムの少なくとも片面に、紫外線吸収層が積層
された太陽電池カバー用フィルム(特開平11−408
33号公報)、裏面電極面上に絶縁保護膜として形成し
たガスバリアー性の酸化珪素(SiO2)層(特開平6
−97482号公報)、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポ
リフッ化ビニル樹脂あるは四フッ化エチレン−エチレン
共重合体等のフッ素樹脂やアクリル樹脂の表面保護フィ
ルム(特開平11−26796号公報)、ジアルキルパ
ーオキサイド及びアルキルパーオキシエステルやパーオ
キシケタール等の過酸化物が配合される有機過酸化物を
含有するエチレン共重合体からなる太陽電池モジュール
用保護シート(特開平11−26791号公報)、およ
びヘキサフルオロプロピレン単位、水酸基含有単量体単
位及び上記2種の単量体以外の単量体単位からなる反射
保護膜や耐候フィルム用材料として使用される含フッ素
ランダム共重合体などが報告された。
【0007】しかしながら、特開平11−40833号
公報や特開平11−26796号公報に開示される保護
フィルムは、製膜時に熱を加える必要があり、N型Si
からのホウ素の偏析、焼成時の剥がれや膜の平坦性が悪
く透過率が低下してしまうという問題がある。また、特
開平11−26791号公報に開示される保護シート
は、耐湿性やガスバリアー性の面で不十分でガスの混入
によるリード線等の劣化や透明性の低下という問題があ
り、さらに、特開平8−92323号公報に開示される
含フッ素ランダム共重合体を含む反射防止膜は、スピン
コートによる製膜のため、膜厚及び膜平坦性の制御が困
難であるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ガスバリアー性、耐水性及び耐候性等の諸特性
に優れた光反射防止および/または保護膜を有する太陽
電池を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、耐候性を始めとする
上記特性に加えて、光透過性や耐傷性にも優れた光反射
防止および/または保護膜を有する光反射率の低い(即
ち、エネルギー損失の小さい)太陽電池を提供すること
である。
【0010】本発明のさらなる別の目的は、上記利点に
加えて、ホウ素の偏析を起こなさないよう製膜時に高温
の熱処理を伴わずに平坦な光反射防止および/または保
護膜が形成された太陽電池を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記諸目
的を達成するために鋭意検討した結果、本願発明者らが
これまで研究を行ってきた含フッ素芳香族樹脂が耐熱
性、ガスバリアー性及び透明性に優れていること着目
し、このような含フッ素芳香族樹脂を用いて光反射防止
および/または保護膜を形成することによって、透明導
電層側および/または裏面電極層側をこのような膜で被
覆しても光透過性は損なわれず、光の反射を十分抑制で
き、さらに水蒸気等による膜の透過がほとんど起こらな
いため電気的な短絡損失をも抑制できることを発見し
た。
【0012】本発明者らはまた、このような含フッ素芳
香族樹脂を用いて光反射防止および/または保護膜を形
成された膜は優れた耐傷性を有し、これにより屋外に暴
露されても塵埃や砂塵などにより表面に傷が付くことを
有効に防止できることをも発見した。
【0013】これらの知見に基づいて、本発明を完成す
るに至った。
【0014】すなわち、上記諸目的は、以下の(ア)〜
(ウ)によって達成される。
【0015】(ア)透明導電層側及び裏面電極層側の少
なくとも一方の面が光反射防止特性および/または保護
特性を有する少なくとも一層から構成される膜で被覆さ
れかつ該膜が含フッ素芳香族樹脂を含むことを特徴とす
る太陽電池。
【0016】(イ)前期膜が含フッ素芳香族化合物の化
学的蒸着によって形成される、前記(ア)に記載の太陽
電池。
【0017】(ウ)前記含フッ素芳香族化合物が以下の
6種から選ばれる少なくとも一種である、前記(イ)に
記載の太陽電池:
【0018】
【化1】
【0019】ただし、X、X1、X2及びX3は、それぞ
れ独立して、フッ素原子、塩素原子またはメチル基を表
し;Z1及びZ2は、それぞれ独立して、臭素原子、塩素
原子またはヨウ素原子を表し;k及びk’は、それぞれ
独立して、0〜4の整数であり;m及びm’は、それぞ
れ独立して、0〜3の整数であり;ならびにnは0〜2
の整数である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】本発明の太陽電池は、透明導電層側及び裏
面電極層側の少なくとも一方の面が光反射防止特性およ
び/または保護特性を有する少なくとも一層から構成さ
れかつ含フッ素芳香族樹脂を含む膜(本明細書中では、
単に「光反射防止/保護膜」とも称する)で被覆される
ことを特徴とするものである。
【0022】本発明において、光反射防止/保護膜は、
透明導電層側及び裏面電極層側の少なくとも一方の面に
形成されていればよく、それぞれの側で異なる種類の光
反射防止/保護膜が形成されていてもよい。好ましく
は、透明導電層側に、光反射防止特性および保護特性を
有する膜が形成される。また、裏面電極層が金属層など
の不透明な電極層である場合には、光反射防止/保護膜
は保護特性のみを有していればよく、また、裏面電極層
がITO、ATOなどの透明な電極層である場合には、
光反射防止/保護膜は光反射防止特性および保護特性双
方を有する膜であることが好ましい。
【0023】本発明において、光反射防止/保護膜は、
光反射防止特性および/または保護特性を有する少なく
とも一層から構成される。したがって、例えば、透明な
電極層側では、光反射防止/保護膜は、光反射防止特性
を有する少なくとも一層および保護特性を有する少なく
とも一層からなる膜であっても、あるいは光反射防止特
性および保護特性双方を有する少なくとも一層からなる
膜であってもよい。また、光反射防止/保護膜では、所
望の特性を有するものであれば、層数は特に制限されな
い。
【0024】また、本発明において、光反射防止/保護
膜の厚さは、構成する層の数や材料および付与する特性
などによって異なるが、透明な電極層側で、通常、1μ
m〜1mm、好ましくは10〜300μmであり、不透
明な電極層側では、通常、10μm〜1mmである。こ
の際、膜厚が下限未満であると、表面硬度が不十分で傷
がつきやすく、十分な耐候性も得られず、また、水蒸気
やガス等が混入することにより透明性が低下し、好まし
くない。これに対して、膜厚が上限を超えると、透明電
極側では、透明性が劣り、十分な光を透過できず、ま
た、形成される光反射防止/保護膜が脆くなる。
【0025】本発明において光反射防止/保護膜に使用
される含フッ素芳香族樹脂は、特に制限されるものでは
なく、含フッ素芳香族化合物を重合することによって得
られる。本発明において使用される含フッ素芳香族化合
物としては、特に制限されないが、具体的には、環状骨
格部に2個のCF2Z(Z=Br、IまたはCl)基を
有するベンゼン、ビフェニル、フェニルエーテル、イン
デン、インダン、ナフタレン、1,4−ジヒドロナフタ
レン、テトラリン、ビフェニレン、アセナフチレン、ア
セナフテン、フルオレン、フェナントレン、アントラセ
ン、フルオランテン、アセアントレン、ピレン、1−フ
ェニルナフタリン及び2−フェニルナフタリン;ならび
に下記式(1)〜(3)で示される化合物が挙げられ
る。
【0026】
【化2】
【0027】
【化3】
【0028】
【化4】
【0029】上記式(1)及び(2)において、X1
びX2は、それぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子ま
たはメチル基、好ましくはフッ素原子を表し;ならびに
k及びk’は、それぞれ独立して、0〜4の整数、好ま
しくは0、3または4、より好ましくは0または4であ
る。また、上記式(3)において、Y1及びY2は、それ
ぞれ独立して、フッ素原子またはメチル基、好ましくは
フッ素原子を表し;p及びp’は、それぞれ独立して、
0〜4の整数、好ましくは0、3または4、より好まし
くは0または4であり;かつY1及びY2の少なくとも一
はフッ素原子を表す。
【0030】上記した含フッ素芳香族化合物のうち、環
状骨格部において2個のCF2Z(Z=Br、Iまたは
Cl;以下、同様)基を有するベンゼン、ナフタレン及
びアントラセン;ならびに式(1)〜(3)で示される
化合物、より好ましくは環状骨格部において2個のCF
2Z基を有するベンゼン、ナフタレン及びアントラセン
が好ましく使用される。さらに、本発明において好まし
く使用される環状骨格部に2個のCF2Z基を有するベ
ンゼン、ナフタレン及びアントラセンにおいて、置換基
であるCF2Z基の結合位置は、重合する際の含フッ素
芳香族樹脂の2次構造の点を考慮すると、環状骨格部に
おいて対称の位置となることが望ましく、即ち、下記含
フッ素芳香族化合物が本発明において特に好ましく使用
される。
【0031】
【化5】
【0032】上記式において、X、X1、X2及びX
3は、それぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子または
メチル基、好ましくはフッ素原子を表し;Z1及びZ
2は、それぞれ独立して、臭素原子、塩素原子またはヨ
ウ素原子、好ましくは臭素原子を表し;k及びk’は、
それぞれ独立して、0〜4の整数、好ましくは0、3ま
たは4、より好ましくは0または4であり;m及びm’
は、それぞれ独立して、0〜3の整数、好ましくは0ま
たは3であり;ならびにnは0〜2の整数、好ましくは
0または2である。
【0033】本発明によると、含フッ素芳香族樹脂は、
上記含フッ素芳香族化合物を、必要であれば重合開始剤
等の他の添加剤と共に重合することによって得られる。
含フッ素芳香族樹脂としては、好ましくは、以下の6種
のいずれかが使用される。なお、本発明において、一種
の含フッ素芳香族樹脂が光反射防止/保護膜を形成する
ことが好ましいが、所望の特性によっては、二種以上の
含フッ素芳香族樹脂から光反射防止/保護膜を形成して
もよい。
【0034】
【化6】
【0035】上記式において、X、X1、X2、X3
k、k’、m、m’、及びnは、上記含フッ素芳香族化
合物の好ましい例で記載された定義と同様であり、なら
びにqは、保護膜の所定の膜厚によって異なるが、平
均、通常、1,000〜1,000,000、好ましく
は10,000〜100,000である。
【0036】本発明において、光反射防止/保護膜は、
含フッ素芳香族樹脂に加えて、含フッ素芳香族化合物の
重合を阻害したり、含フッ素芳香族樹脂自体に透明性、
ガスバリアー性、耐候性等の所望の特性に悪影響を及ぼ
したりせず、本発明の範疇を逸脱しない範囲において、
さらに他の成分を含んでいてもよい。この際使用される
さらなる成分としては、例えば、ポリエステル、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリ尿素、ポリウレタン、及びポリアゾメチン;含
フッ素ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体(FEP)、エチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(P
FA)及びポリクロロトリフルオロエチレン(PCTF
E)等のフッ素樹脂;アクリル樹脂;ならびにベンゾフ
ェノン、イルガキュアー184(チバガイギー社製)、
イルガキュアー907(チバガイギー社製)、イルガキ
ャアー651(チバガイギー社製)、およびダロキュア
ー(メルク社製)等の重合開始剤;ならびに分散剤や溶
剤、着色剤、無機充填材等の各種添加剤が挙げられる。
さらなる成分を使用する際のさらなる成分の含量は、全
原料に対して、1〜49重量%である。
【0037】また、本発明において、光反射防止/保護
膜は、紫外線を効率よく吸収するために、紫外線吸収剤
を樹脂成分中に含ませてもよい。この際、紫外線吸収剤
としては公知のものが使用できるが、例えば、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系、シア
ノアクリレート系、サリチル酸エステル系、ベンゾエー
ト系、修酸アニリド系あるいは無機系の紫外線遮蔽剤な
どが挙げられる。紫外線吸収剤を使用する際の紫外線吸
収剤の含量は、全原料に対して、1〜49重量%であ
る。
【0038】本発明において、含フッ素芳香族樹脂の少
なくとも一層によって構成された光反射防止/保護膜の
表面は、耐傷性を考慮すると、鉛筆硬度がH以上、好ま
しくは2H以上、さらに好ましくは3H以上であること
が好ましい。この際、鉛筆硬度がH未満の場合には、太
陽電池組立時や、屋外に暴露された時に表面に傷が入り
やすく、見栄えの低下や光エネルギーの吸収効率が悪く
なって好ましくない。なお、本発明における鉛筆硬度
は、以下の実施例に記載の方法に従って測定された値で
ある。
【0039】また、本発明において、光反射防止/保護
膜の光反射率は、防眩性や、光線の低い入射角時での変
換効率を向上できるように、20%以下、より好ましく
は15%以下とするのが好ましい。なお、本発明におけ
る光反射率は、以下の実施例に記載の方法に従って測定
された値である。
【0040】本発明の太陽電池の製造方法の一実施態様
を、図1を参照しながら、以下に説明する。まず、ガラ
スやプラスチックの透明基板1を純水や有機溶剤(例え
ば、トリクロロオメタン、ジクロロメタン、イソプロピ
ルアルコール(IPA))で洗浄した後、この透明基板
1上に、抵抗過熱蒸着、電子ビーム蒸着、真空蒸着、ス
パッタリング法、スプレー法及び化学的蒸着(CVD)
法などによって、In 23、SnO2、In23−Sn
2(ITO)、ZnO、TiO2やCdSnO4等の透
明導電層(透明電極)2を形成する[図1(b)]。次
に、シランガス(例えば、SiH4)等によるプラズマ
CVD、光CVDや熱CVD等の方法を用いてpinア
モルファスシリコン(a−Si)半導体層3を形成する
[図1(c)]。この際、必要であればこの工程を所定
回数繰り返して多層のpinアモルファスシリコン(a
−Si)半導体層を形成してもよい。さらに、このよう
にして形成されたpinアモルファスシリコン(a−S
i)半導体層3の表面上に、チタン(Ti)、クロム
(Cr)、モルブデン(Mo)、タングステン(W)、
アルミニウム(Al)、銀(Ag)やニッケル(Ni)
等の金属材料を抵抗過熱蒸着、電子ビーム蒸着、真空蒸
着、スクリーン印刷、メッキ及びスパッタリングなどに
より製膜することによって、裏面電極層(金属膜)4を
形成する[図1(d)]。続いて、この裏面電極層(金
属膜)4上に、本願発明による含フッ素芳香族化合物を
用いて、公知の方法、例えば、スピンコーティング、ロ
ールコーティング、スプレーコーティング、バーコーテ
ィング、スクリーン印刷および化学的蒸着(CVD)な
どの方法によって、含フッ素芳香族樹脂層5で被覆し、
保護膜として裏面電極層(金属膜)側に形成する[図1
(e)]。この後、必要であれば、透明導電層側をも、
同様にして、公知の方法、例えば、スピンコーティン
グ、ロールコーティング、スプレーコーティング、バー
コーティング、スクリーン印刷および化学的蒸着(CV
D)などの方法によって、含フッ素芳香族樹脂層6を光
反射防止/保護膜として形成する[図1(f)]。この
際、形成された光反射防止/保護膜が光反射防止特性ま
たは保護特性のいずれか一方の特性しか持たない場合あ
るいは所望の特性が十分得られないには、同様の工程を
繰り返して、他方の特性を付与するためにあるいは目的
とする特性が得られるまで、含フッ素芳香族樹脂層をさ
らに積層してもよい。
【0041】または、ステンレスやシリコン基板上に、
チタン(Ti)、クロム(Cr)、モルブデン(M
o)、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、銀
(Ag)やニッケル(Ni)等の材料を抵抗過熱蒸着、
電子ビーム蒸着、真空蒸着、スクリーン印刷、メッキ及
びスパッタリングなどにより製膜することによって、裏
面電極層(金属膜)を形成した後、この裏面電極層上
に、シランガス(例えば、SiH)等によるプラズマC
VD、光CVDや熱CVD等の方法を用いてpinアモ
ルファスシリコン(a−Si)半導体層を形成し、必要
であればこの工程を所定回数繰り返して多層のpinア
モルファスシリコン(a−Si)半導体層をさらに形成
する。次に、このpinアモルファスシリコン(a−S
i)半導体層表面上に、抵抗過熱蒸着、電子ビーム蒸
着、真空蒸着、スパッタリング法、スプレー法及び化学
的蒸着(CVD)法などによって、In23、Sn
2、In23−SnO2(ITO)、ZnO、TiO2
やCdSnO4等の透明導電層(透明電極)を形成す
る。その後、この透明導電層上に、本願発明による含フ
ッ素芳香族樹脂を用いて、公知の方法、例えば、スピン
コーティング、ロールコーティング、スプレーコーティ
ング、バーコーティング、スクリーン印刷によって、あ
るいは本願発明による含フッ素芳香族化合物を用いた化
学的蒸着(CVD)などの方法によって、含フッ素芳香
族樹脂層で被覆し、光反射防止/保護膜として透明導電
層側に形成する。この後、必要であれば、裏面電極層
(金属膜)側をも、同様にして含フッ素芳香族樹脂層を
光反射防止/保護膜として形成する。この際も、形成さ
れた光反射防止/保護膜が光反射防止特性または保護特
性のいずれか一方の特性しか持たない場合あるいは所望
の特性が十分得られないには、同様の工程を繰り返し
て、他方の特性を付与するためにあるいは目的とする特
性が得られるまで、含フッ素芳香族樹脂層をさらに積層
してもよい。
【0042】本発明において、光反射防止/保護膜の形
成方法としては、熱処理が不要である点、ならびに透明
性、耐候性及び耐傷性などを考慮すると、化学的蒸着
(CVD)法が好ましく使用される。ここで、含フッ素
芳香族樹脂の光反射防止/保護膜を形成するための化学
的蒸着(CVD)に関する実施態様について以下に詳述
する。
【0043】本発明において使用される化学的蒸着(C
VD)としては、熱CVD、プラズマCVD及び光CV
D等公知の化学的蒸着法が使用されるが、これらのう
ち、熱によって活性種を容易に生成することができるか
ら、熱CVDが好ましく使用され、特に、特開平6−3
3,224号公報に記載される方法が好ましく使用され
る。
【0044】また、CVD工程において、上記含フッ素
芳香族化合物を必須に使用するが、必要であれば、アル
ゴン、窒素、ヘリウムガス等のキャリアガスをさらに使
用してもよい。
【0045】さらに、CVD法において、反応条件は使
用するCVDの種類および目的とする薄膜の均一性や厚
さなどによって異なるが、例えば、熱CVD法を用いる
際には、温度は、蒸発室では、0〜300℃、好ましく
は100〜200℃であり、分解室では、400〜10
00℃、好ましくは600〜800℃であり、さらに蒸
着室では、−50〜300℃、好ましくは室温である。
この際、抵抗線加熱、高周波誘導加熱、赤外線ランプ加
熱やレーザビーム加熱等の公知の手段によって上記温度
範囲に設定できる。また、圧力は、760〜10mmT
orrである。
【0046】さらにまた、CVD法に使用される反応装
置としては、特に制限されず、例えば、特開平6−3
3,224号に記載される装置、常圧CVDの際には、
縦型常圧CVD装置、インライン型常圧CVD装置やベ
ルトコンベア型常圧CVD装置などが;減圧CVDの際
には、ホットウォール型減圧CVD装置やコールドウォ
ール型減圧CVD装置などが;プラズマCVDの際に
は、丸型平行平板電極型プラズマCVD装置、誘導コイ
ル型プラズマCVD装置、ホットウォール型プラズマC
VD装置やマイクロ波電子サイクロトロン共鳴(EC
R)型プラズマCVD装置などが;ならびに光CVDの
際には、低圧水銀ランプ、エキシマレーザ、アルゴンレ
ーザ、超高圧水銀ランプ、重水素ランプ、希ガス共鳴
線、ハロゲンランプやFe/Hg金属・ハロゲンランプ
を光源として用いたCVD装置およびこれらの2種以上
のフォトンを同時に吸収させて所定のエネルギー準位ま
で電子を励起させる多光子吸収法などが挙げられる。こ
れらのうち、特開平6−33,224号公報に記載され
る装置が特に好ましく使用される。
【0047】上記態様では、光反射防止/保護膜の形成
に、本発明による含フッ素芳香族化合物、及び必要であ
ればキャリアガスを使用したが、さらに必要であれば、
重合開始剤を使用してもよい。重合開始剤を使用する際
の重合開始剤の例としては、ベンゾフェノン、イルガキ
ュアー184(チバガイギー社製)、イルガキュアー9
07(チバガイギー社製)、イルガキャアー651(チ
バガイギー社製)、およびダロキュアー(メルク社製)
などが挙げられる。
【0048】このようにして形成された光反射防止/保
護膜は、耐熱性、ガスバリアー性及び透明性等の諸特性
に優れているため、製膜時に熱を加える必要がなく、ゆ
えにN型Siからのホウ素の偏析、焼成時の剥がれや膜
の凹凸の生成を有効に防止することができる上、光透過
性は損なわれず、光の反射を十分抑制でき、さらに水蒸
気等による膜の透過がほとんど起こらないため電気的な
短絡損失をも抑制できるものである。また、このように
して形成された光反射防止/保護膜は、優れた耐傷性を
も有するため、屋外に暴露されても塵埃や砂塵などによ
り表面に傷が付くことを有効に防止でき、ゆえに光反射
防止/保護膜の透明性が低下してエネルギー損失を引き
起こす、即ち、エネルギーの変換効率が低下するという
問題が生じない。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例により具体的に説明す
る。
【0050】なお、以下の実施例において、各特性の測
定・評価は以下の方法によって行った。
【0051】<耐候促進劣化テスト>紫外線劣化促進試
験機アイスーパーUVテスターSUV−W131(岩崎
電気(株)製)を用いて、下記の条件で照射サイクルテ
ストを行ない、フィルムの色目変化および光線透過率、
ヘイズ変化を測定した。 1サイクルの照射条件: ライト8時間(照度:100mw/cm2、温湿度:6
0℃×50%RH); デュー8時間(温湿度:35℃×100%RH(結
露));および レスト8時間(温湿度:35℃×70%RH)。
【0052】<光線透過率、ヘイズ>直読ヘイズコンピ
ューターHGM−2DP(スガ試験機(株)製)を用い
て耐候促進劣化テスト前後の光線透過率、ヘイズを測定
した。
【0053】<色目変化>アイスーパーUVテスター照
射前後のフィルムの色目変化を肉眼で3項目(○:変化
なし、△:僅かに黄色く変化している、×:黄褐色に変
化している)に分けて判定し、○及び△を良好とした。
【0054】<耐傷性>#0000スチールウールで積
層フィルム表面を10往復擦ったときの膜の傷つきの程
度を3項目(○:全く傷がつかない、△:僅かに傷がつ
く、×:傷がはっきり分かる)で判定し、○及び△を良
好とした。
【0055】<鉛筆硬度>JIS K5400に準じ
て、各種硬度の鉛筆で積層フィルムの表面を引っ掻き、
傷が発生したときの鉛筆の硬さで示した。
【0056】<太陽電池の起電力>太陽電池(SBC−
541、シャープ(株)製)に耐候促進劣化テスト前後
の太陽電池カバー用積層フィルムを貼り付け、20W白
色蛍光灯下での太陽電池の起電力を評価した。
【0057】<光反射率>日立分光光度計U3410を
用いて耐候促進劣化テスト前後の光反射率を測定した。
【0058】<ガスバリアー性>MOCON社製の酸素
透過率測定装置を用いて、20℃、90%RHで酸素透
過率を測定した。
【0059】実施例1 ガラス透明基板をイソプロピルアルコールで洗浄した
後、この透明基板上に下記式の含フッ素芳香族化合物を
アルゴンガス中に0.5(v/v)%で、蒸発室におい
て175℃の温度かつ1Torrの圧力で、分解室にお
いて680℃の温度でかつ0.5Torrの圧力で、さ
らに蒸着室において30℃の温度でかつ0.1Torr
の圧力で20分間、熱CVD処理することによって、2
00μmの厚さの光反射防止/保護膜を成膜した。
【0060】
【化7】
【0061】比較例1 ガラス透明基板をイソプロピルアルコールで洗浄した
後、この透明基板上にPMMAをスピンコーティング
し、350℃で焼成することによって200μmの厚さ
の光反射防止/保護膜を成膜した。
【0062】実施例1及び比較例1で形成された光反射
防止/保護膜の各特性を下記表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】実施例2 ガラス透明基板をイソプロピルアルコールで洗浄した
後、この透明基板上にITOをスパッタ処理することに
よって透明導電層を形成した。次に、SiH4によるプ
ラズマCVDを用いてpinアモルファスシリコン(a
−Si)半導体層を透明導電層上に形成した。さらに、
このようにして形成されたpinアモルファスシリコン
(a−Si)半導体層の上に、Crをスパッタにより製
膜することによって、裏面電極層を形成した。続いて、
この裏面電極層上に下記式の含フッ素芳香族化合物をア
ルゴンガス中に0.5(v/v)%で、蒸発室において
175℃の温度かつ1Torrの圧力で、分解室におい
て680℃の温度でかつ0.5Torrの圧力で、さら
に蒸着室において30℃の温度でかつ0.1Torrの
圧力で20分間、熱CVD処理することによって、20
0μmの厚さの光反射防止/保護膜を成膜した。
【0065】
【化8】
【0066】さらに、同様にして、透明導電層側にも2
00μmの厚さの光反射防止/保護膜を成膜して、太陽
電池を作製した。
【0067】このようにして作製された太陽電池は、焼
成時にも光反射防止/保護膜が剥がれたりせず、また、
表面を肉眼で観察したところ、ほとんど凹凸が観察され
ず、透明性も十分であった。
【0068】
【発明の効果】上述したように、本願発明の太陽電池
は、透明導電層側及び裏面電極層側の少なくとも一方の
面が光反射防止特性および/または保護特性を有する少
なくとも一層から構成される含フッ素芳香族樹脂膜で被
覆されることを特徴とするものである。したがって、本
願発明の太陽電池の光反射防止/保護膜は耐熱性、耐熱
性、ガスバリアー性及び透明性に優れた含フッ素芳香族
樹脂を用いて形成されるので、透明電極をこのような膜
で被覆しても光透過性はほとんど損なわれず、光の反射
を十分抑制できる上、水蒸気等の気体が膜をほとんど透
過しないので電気的な短絡損失をも有効に抑制できる。
【0069】また、本発明による光反射防止/保護膜は
耐傷性にも優れているので、このような膜で被覆された
太陽電池は屋外に暴露されたとしても塵埃や砂塵などに
より表面に傷が付く可能性が最小限に抑制でき、ゆえに
塵埃や砂塵などにより膜の透明性が低下してエネルギー
損失を引き起こす、即ち、エネルギーの変換効率が低下
するという事態が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施態様による太陽電池の主要
製造工程での要部断面図を示すものである。
【付号の説明】
1 透明基板 2 透明導電層(透明電極) 3 pinアモルファスシリコン(a−Si)半導
体層 4 裏面電極層(金属膜) 5 含フッ素芳香族樹脂保護膜 6 含フッ素芳香族樹脂光反射防止/保護膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明導電層側及び裏面電極層側の少なく
    とも一方の面が光反射防止特性および/または保護特性
    を有する少なくとも一層から構成される膜で被覆されか
    つ該膜が含フッ素芳香族樹脂を含むことを特徴とする太
    陽電池。
  2. 【請求項2】 該膜が含フッ素芳香族化合物の化学的蒸
    着によって形成される、請求項1に記載の太陽電池。
JP24880899A 1999-09-02 1999-09-02 太陽電池 Withdrawn JP2001077396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24880899A JP2001077396A (ja) 1999-09-02 1999-09-02 太陽電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24880899A JP2001077396A (ja) 1999-09-02 1999-09-02 太陽電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001077396A true JP2001077396A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17183725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24880899A Withdrawn JP2001077396A (ja) 1999-09-02 1999-09-02 太陽電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001077396A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008045987A1 (en) * 2006-10-12 2008-04-17 University Of Florida Research Foundation, Inc. Novel methods for producing thermoplastic fluoropolymers
JP5444329B2 (ja) * 2009-03-30 2014-03-19 リンテック株式会社 太陽電池モジュール用裏面保護シート及び太陽電池モジュール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008045987A1 (en) * 2006-10-12 2008-04-17 University Of Florida Research Foundation, Inc. Novel methods for producing thermoplastic fluoropolymers
US7544765B2 (en) 2006-10-12 2009-06-09 University Of Florida Research Foundation, Inc. Methods for producing thermoplastic fluoropolymers
JP5444329B2 (ja) * 2009-03-30 2014-03-19 リンテック株式会社 太陽電池モジュール用裏面保護シート及び太陽電池モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6501014B1 (en) Coated article and solar battery module
US8445097B2 (en) Multi-layer fluoropolymeric film and articles incorporating such films
US8283020B2 (en) Laminate film and composite film
JP5115777B2 (ja) 太陽電池モジュール用表面保護シート
JPH06350117A (ja) 太陽電池モジュール
US20080135091A1 (en) Process and device to produce a solar panel with enhanced light capture
JP3267738B2 (ja) 太陽電池モジュール
TW201133893A (en) Solar cell module
JPH07297439A (ja) 太陽電池モジュール
JP2005032852A (ja) 有機光電変換素子
AU2012307638B2 (en) Polymeric materials for external applications with self-healing surface properties after scratches or abrasion damage
US20090000656A1 (en) Photovoltaic Module
WO2008122619A1 (en) Solar cell module
JP5109273B2 (ja) 太陽電池モジュール用表面保護シート
JP3752861B2 (ja) 含フッ素樹脂フィルムおよび積層体
JPH06125103A (ja) 太陽電池モジュール
JP2001077396A (ja) 太陽電池
JP5696667B2 (ja) 有機光電変換素子
JP2011073417A (ja) バリアフィルム、バリアフィルムの製造方法及び有機光電変換素子
JP3112339B2 (ja) 太陽電池モジュール
US20140050864A1 (en) Method for producing laminate
JPH06196742A (ja) 太陽電池モジュール
JP2013115059A (ja) フッ素系樹脂フィルム、並びに該フッ素系樹脂フィルムを含む積層体および太陽電池モジュール
JP2012009518A (ja) 有機太陽電池モジュール
CN111933806A (zh) 太阳电池的光学增透膜及其应用

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040701

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080908