JP2001076762A - バッテリ管理装置 - Google Patents

バッテリ管理装置

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JP2001076762A
JP2001076762A JP24544199A JP24544199A JP2001076762A JP 2001076762 A JP2001076762 A JP 2001076762A JP 24544199 A JP24544199 A JP 24544199A JP 24544199 A JP24544199 A JP 24544199A JP 2001076762 A JP2001076762 A JP 2001076762A
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JP
Japan
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battery
voltage
internal impedance
performance
mode
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JP24544199A
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English (en)
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Yuichi Suzuki
雄一 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリの性能低下を正しく知らせることが
できると共に、電流の異なる複数の負荷が切り換えられ
るような場合に、適切なバッテリ残量の管理を行なえる
ようにしてバッテリ管理装置を提供する。 【解決手段】 複数の負荷を切り換えてバッテリ電圧を
検出し、複数の負荷を切り換えて検出したバッテリ電圧
と各負荷に流れる電流とを用いてバッテリの内部インピ
ーダンスを算出する。算出されたバッテリの内部インピ
ーダンスからバッテリの性能を判断する。また、バッテ
リの温度を検出することで、バッテリの性能が低下した
ときに、バッテリの劣化が生じているのか、温度の影響
なのかを判断できる。また、内部インピーダンスを用い
て負荷の設定状態毎のバッテリ容量範囲を設定し、検出
されたバッテリ電圧から負荷の設定状態毎のバッテリ容
量範囲を用いてバッテリ容量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明、電子機器に装着さ
れたバッテリの管理を行なうバッテリ管理装置に関する
もので、特に、モードに応じて電流が大きく変動するよ
うな機器のバッテリ管理に用いて好適なバッテリ管理装
置に係わる。
【0002】
【従来の技術】文書や画像をイメージデータとして取り
込むイメージスキャナと、イメージスキャナにより取り
込まれたイメージデータを記憶する記憶装置と、記憶装
置に記憶されたイメーシデータを読み出して表示するデ
ィスプレイとからなり、新聞や雑誌の記事、ビジネスの
書類や資料等の文書や画像をイメージデータとして取り
込み、文書や画像の保存や整理、検索が簡単にできるよ
うにした電子ファイル装置が知られている。
【0003】このような電子ファイル装置において、イ
メージデータを記憶する記憶装置として、MD(Mini D
isc )ドライブを用いたものが提案されている。MD
は、カートリッジに収納された直径64mmの光磁気デ
ィスクであり、音楽データの記録用として広く普及して
いる。MDドライブを用いた電子ファイル装置では、M
Dに、MD−DATAと呼ばれる記録フォーマットによ
り、イメージスキャナにより入力されたイメージデータ
が圧縮されて記録される。MD−DATAでは、1枚の
ディスクで約140MBのデータ記録容量を有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電子ファイ
ル装置は、どのような所にも手軽に移動して使用できる
ことが望まれる。そこで、このような電子ファイル装置
にバッテリを装着し、内部のバッテリで駆動できるよう
にすることが考えられている。
【0005】ところが、このような電子ファイル装置で
は、モードにより消費電流の差が著しくある。このた
め、このような電子ファイル装置をバッテリ駆動にする
と、バッテリの容量の管理が困難になる。
【0006】つまり、MDドライブ装置を備えた電子フ
ァイル装置では、スタンバイ時には制御回路等を駆動す
るのに十分な消費電流で良いので、消費電流はあまり大
きくならない。ところが、データ読み出し時には、MD
ドライブによりデータがディスクから読み出されるの
で、消費電流は増大する。更に、文書や画像を取り込む
ときには、イメージスキャナが動作され、MDドライブ
によりがデータがディスクに書き込まれるので、消費電
流は更に増大する。
【0007】バッテリの電圧は、バッテリの内部インピ
ーダンスと消費電流とにより求められる電圧分降下する
ので、このように負荷の消費電流が大きく変化する装置
では、負荷が変わると、バッテリ電圧が変わってしま
う。このため、例えば、MDドライブ装置を備えた電子
ファイル装置では、スタンバイモードではバッテリが使
用可能なのに、データの取り込みモードになると、電池
の電圧が規定電圧まで上がらず、バッテリが使用不可能
になるようなことがある。また、バッテリ容量は、例え
ば、バッテリの電圧を計測することで行なえるが、消費
電流がモードにより大きく変わる装置では、モードが変
わる毎にバッテリ電圧が変動し、バッテリ容量の表示が
正しく行なえない。
【0008】特に、データの書き込み時に、バッテリが
突然使用不可能になってしまうと、ディスクにデータの
書き込みができないばかりでなく、ディスクのデータ領
域に記録されたデータと、データ管理領域の内容との間
に不整合が生じ、そのディスクが使用できなくなるとい
う問題が生じることが考えられる。
【0009】また、バッテリには寿命があり、バッテリ
の充放電を繰り返していくと、電池セルの劣化が生じ、
バッテリの性能が低下してくる。このため、バッテリの
性能を検出し、バッテリの性能が低下した場合には、バ
ッテリの交換を促す警告を出すようすることが望まれ
る。
【0010】従来、バッテリの性能検出としては、バッ
テリの電荷を全て放電させてから、バッテリの充電を行
い、フルに放電された状態からフルに充電されるまでの
間に蓄えられる電荷を、充電電流を積算して求めるよう
にしたものが知られている。ところが、この方法では、
バッテリをフル放電させる時間とバッテリをフル充電さ
せる時間が必要なため、バッテリの性能検出に時間がか
かる。また、この方法では、バッテリをフル放電させ或
いはバッテリをフル充電させる毎に、バッテリが劣化し
ていくという問題がある。
【0011】さらに、バッテリの性能低下の要因として
は、電池セルの劣化と、バッテリの温度の低下とがあ
る。電池セルの劣化によりバッテリの性能が低下してい
る場合には、バッテリの交換が必要であるが、バッテリ
の温度が低いためにバッテリの性能が低下する場合に
は、バッテリの温度が上昇すればバッテリの性能は復活
するので、バッテリの交換は不要である。このため、バ
ッテリの性能が電池セルの劣化により低下しているの
か、バッテリの温度が低いことにより低下しているのか
を判断し、これに応じて、適切な警告を表示することが
望まれる。
【0012】したがって、この発明の目的は、バッテリ
の性能低下を正しく知らせることができるバッテリ管理
装置を提供することにある。
【0013】この発明の他の目的は、複数の負荷が切り
換えられるような場合に、適切なバッテリ残量の管理を
行なえるようにしてバッテリ管理装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、バッテリの
電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、バッテリ対す
る複数の負荷を切り換えるためのスイッチ手段と、複数
の負荷を切り換えてバッテリ電圧を検出し、複数の負荷
を切り換えて検出したバッテリ電圧と各負荷に流れる電
流とを用いてバッテリの内部インピーダンスを算出する
内部インピーダンス算出手段と、算出されたバッテリの
内部インピーダンスからバッテリの性能を判断する性能
判断手段とを備えるようにしたバッテリ管理装置であ
る。
【0015】この発明は、バッテリの電圧を検出するバ
ッテリ電圧検出手段と、バッテリに対する複数の負荷を
切り換えるためのスイッチ手段と、複数の負荷を切り換
えてバッテリ電圧を検出し、複数の負荷を切り換えて検
出したバッテリ電圧と各負荷に流れる電流とを用いてバ
ッテリの内部インピーダンスを算出する内部インピーダ
ンス算出手段と、内部インピーダンスを用いて負荷の設
定状態毎のバッテリ容量範囲を設定し、検出されたバッ
テリ電圧から負荷の設定状態毎のバッテリ容量範囲を用
いてバッテリ容量を算出するバッテリ容量算出手段と、
バッテリ容量を表示する表示手段とを備えるようにした
バッテリ管理装置である。
【0016】複数の負荷を切り換えてバッテリ電圧を検
出し、複数の負荷を切り換えて検出したバッテリ電圧と
各負荷に流れる電流とを用いてバッテリの内部インピー
ダンスを算出する。この算出されたバッテリの内部イン
ピーダンスからバッテリの性能を判断する。これによ
り、フル放電やフル充電させることなく、バッテリの性
能を判断することができる。また、バッテリの温度を検
出することで、バッテリの性能が低下したときに、バッ
テリの劣化が生じているのか、温度の影響なのかを判断
できる。
【0017】内部インピーダンスを用いて負荷の設定状
態毎のバッテリ容量範囲を設定し、検出されたバッテリ
電圧を負荷の設定状態毎のバッテリ容量範囲を用いてバ
ッテリ容量を算出し、表示することにより、負荷を切り
換えたときでも、常に、適切なバッテリ容量が算出でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
された電子ファイル装置の一例を示すものである。
【0019】図1において、CPU(Central Processi
ng Unit )1は、装置全体を制御するものである。CP
U1からはバス2が導出される。このバス2には、RO
M(Read Only Memory)3やRAM(Rndom Access Mem
ory )が接続される。また、バス2には、圧縮/伸長回
路6、キー7、タッチパネル8、プリンタインターフェ
ース9、MD(Mini Disc )ドライブ装置10A、10
B、バッファメモリ11、液晶制御回路12等が接続さ
れる。
【0020】記録時には、イメージスキャナ13により
文書や画像のデータがイメージデータとして取り込まれ
る。イメージスキャナ13には移送機構14が設けられ
ており、移送機構14により、イメージスキャナ13で
読み取られる用紙が移送される。イメージスキャナ13
及び移送機構14は、CPU1により制御されている。
【0021】イメージスキャナ13により文書や画像が
イメージデータとして入力され、このイメーシスキャナ
13の出力が一旦、バッファメモリ11に取り込まれ
る。バッファメモリ11の出力は、CPU1の制御の基
に、バス2を介して、圧縮/伸長回路6に供給される。
【0022】圧縮/伸長回路6で、イメージスキャナ1
3から入力されたイメージデータが圧縮される。圧縮/
伸長回路6の出力は、CPU1の制御の基に、バス2を
介して、MDドライブ装置10A及び10Bに転送され
る。
【0023】MDドライブ装置10A及び10Bには、
MD(Mini Disc )と呼ばれるディスク20が装着され
る。MDは、カートリッジに収納された直径64mmの
光磁気ディスクである。
【0024】MDドライブ装置10A及び10Bは、全
体制御を行なうコントローラ21と、トラッキングサー
ボやフォーカスサーボを行なうためのサーボ回路22
と、データの記録/再生処理を行なう記録/再生回路2
3と、ディスク20を回転させるスピンドルモータ24
と、ディスク20に対向して設けられた光学ピックアッ
プ25及び磁気ヘッド26等からなる。MDドライブ装
置10A及び10Bは、インターフェース27を介し
て、バス2に接続されている。
【0025】記録時には、前述したように、イメージス
キャナ1で読み切られたイメージデータは圧縮/伸長回
路6で圧縮され、バス2を介して、MDドライブ装置1
0A及び10Bのインターフェース27に送られる。そ
して、このイメージデータは、MDドライブ装置10A
及び10Bのインターフェース回路27から記録/再生
回路23に供給される。
【0026】また、CPU1からの制御信号がバス25
を介してMDドライブ装置10A及び10Bに送られ
る。この制御信号は、インターフェース27を介して、
コントローラ21に送られる。コントローラ21からの
指令がサーボ回路22に送られ、ディスク20の書き込
みアドレスが指定される。
【0027】記録/再生回路23で、ディスク20に対
する書き込みデータが所定の形式にエンコードされる。
この記録/再生回路23の出力がドライブ回路29を介
して磁気ヘッド26に供給される。また、書き込み時に
は、光学ピックアップ25により、ディスク20にレー
ザービームが照射される。
【0028】ディスク20にデータを記録する際には、
例えば、MD−DATAのデータフォーマットが用いら
れる。MDでは、1枚のディスクで約140MBのデー
タ記録容量を有している。このディスク1枚で、例え
ば、A4版の文書で、約1000頁分に相当するデータ
を記録できる。
【0029】再生時には、コントローラ21からの指令
がサーボ回路22に送られ、ディスク20の読み出しア
ドレスが指定される。そして、MDドライブ装置10A
及び10Bにおいて、ディスク20に光学ピックアップ
25からレーザビームがディスク21に照射され、デー
タが読み出される。読み出されたデータは、光学ピック
アップ25から、記録/再生回路23に供給される。記
録/再生回路23で、光学ピックアップ25から再生さ
れたデータがデコードされる。そして、デコードされた
データは、インターフェース27を介して、バス2に送
られる。
【0030】MDドライブ装置10A、10Bのディス
ク20から読み出され、バス2に送られたデータは、C
PU1の制御の基に、圧縮/伸長回路6に供給される。
圧縮/伸長回路6で、このデータが伸長され、イメージ
データが形成される。このイメージデータは、液晶制御
回路12を介して液晶ディスプレイ15に供給される。
液晶ディスプレイ15には、MDドライブ装置10A、
10Bから読み出されたデータに対応する画像が表示さ
れる。
【0031】また、MDドライブ装置10A、10Bの
ディスク20から読み出されたデータをプリントアウト
する場合には、圧縮/伸長回路6で伸長された画像デー
タがプリンタインターフェース9を介して出力される。
プリンタインターフェース9に接続されたプリンタ(図
示せず)に、MDドライブ装置10A、10Bのディス
ク20から読み出されたデータに基づくイメージがプリ
ントアウトされる。
【0032】このように、この発明が適用された電子フ
ァイル装置は、イメージスキャナ13と、イメージスキ
ャナ13により読み取られたイメージデータを記憶する
2つのMDドライブ装置10A、10Bと、MDドライ
ブ装置10A、10Bに記憶されたイメージデータを読
み出して表示する液晶ディスプレイ15とを備えてい
る。そして、キー7及びタッチパネル8の操作により、
新聞や雑誌の記事、ビジネスの書類や資料等の文書や画
像をイメージデータとして取り込むことかできる。ま
た、2つのMDドライブ装置10A、10Bを備えてい
るため、大量の文書や画像を取り込むことができる。
【0033】この発明が適用された電子ファイル装置に
は、バッテリ31が内蔵されている。バッテリ31とし
ては、リチウムイオン電池が用いられる。勿論、リチウ
ムイオン電池に限らず、ニッケル・カドミウム電池やニ
ッケル・水素電池等、他のバッテリを用いても良い。こ
のバッテリ31からの電源が電源制御回路32に送ら
れ、電源制御回路32から各部に電源が送られる。電源
制御回路32により、CPU1の制御の基に、モードに
応じて電源が切り換えられる。また、電源制御回路32
により、バッテリ31の電圧が検出され、このバッテリ
31の電圧がCPU1に供給される。更に、バッテリ3
1の温度を検出する温度センサ33が設けられる。
【0034】この発明は、図1に示したような電子ファ
イル装置におけるバッテリ管理に用いて好適である。こ
のような装置では、スタンバイ時とデータの書き込み時
とデータの読み出し時とでは消費電流が著しく異なる。
このような装置では、モードが変わる毎に消費電流の変
化によりバッテリ電圧が変わってくる。
【0035】そこで、この例では、各モード毎にフル充
電のときのバッテリ電圧と、エンプティのとき(動作で
きる範囲の最低電圧)の範囲を求め、検出されたバッテ
リ電圧をこの各モード毎のフル充電のときのバッテリ電
圧とエンプティ電圧の範囲を使って求めることにより、
どのモードでもバッテリ容量を正しく表示できるように
している。各モード毎のフル充電のときのバッテリ電圧
とエンプティのときのバッテリ電圧の範囲を設定するの
に、バッテリの内部インピーダンスが測定される。
【0036】また、バッテリの使用を繰り返してくる
と、バッテリの性能が低下している。バッテリの性能が
低下した場合には、バッテリを交換する必要がある。そ
こで、この例では、バッテリの内部インピーダンスを用
いてバッテリの性能を判定するようにしている。
【0037】このように、各モード毎にフル充電のとき
のバッテリ電圧と動作が可能な最低のバッテリ電圧の範
囲を求める場合や、バッテリの性能を評価する場合に、
バッテリの内部インピーダンスの検出処理が必要にな
る。このバッテリの内部インピーダンスの検出は、以下
のようにして行なうことができる。
【0038】図2に示すように、無負荷でのバッテリの
電圧をEとし、負荷回路に流れる電流をIとすると、バ
ッテリの内部インピーダンスがR0 なら、そのときのバ
ッテリの電圧E0 は、バッテリの内部インピーダンスR
0 により電圧降下が生じ、 E0 =E−I・R0 となる。
【0039】このことから、図3に示すように、バッテ
リ電圧を測定する測定回路101と、放電回路102
と、放電回路102を断続させるスイッチ103とを設
け、放電回路102を繋げたときのバッテリ電圧と、放
電回路102を開放したときのバッテリ電圧とを測定す
ることで、バッテリの内部インピーダンスダンスを測定
することができる。
【0040】つまり、スイッチ103がオフし、放電回
路102が繋がっていないときのバッテリの測定電圧E
a は、測定回路101の消費電流をI0 とすると、 Ea =E−R0 ・I0 ... (1) である。スイッチ103をオンし、放電回路102が繋
がってときのバッテリの測定電圧Eb は、放電回路10
2の消費電流をI1 とすると、 Eb =E−R0 ・(I0 +I1 ) ... (2) となる。よって、(1) 式、(2) 式より、バッテリの内部
インピーダンスダンスR0 は、 R0 =(Ea −Eb )/I1 ... (3) により求められる。
【0041】ここで、測定回路101の消費電流I0
び放電回路102の消費電流I1 は、予め測定しておく
ことができる。よって、放電回路102がオフのときの
バッテリ電圧Ea と、放電回路102がオンのときのバ
ッテリ電圧Eb を測定すれば、バッテリの内部インピー
ダンスR0 は(3) 式により求めることができる。
【0042】図4は、このようにしてバッテリの内部イ
ンピーダンスを測定するときの処理を示すフローチャー
トである。図4において、電源がオンされ(ステップS
101)、電源電圧が安定したのを待って(ステップS
102)、スイッチ103がオフで放電回路102が繋
がっていないときのバッテリ電圧Ea が測定される(ス
テップS103)。それから、スイッチ101がオンさ
れ、放電回路102が繋げられ(ステップS104)、
電源電圧が安定したのを待って(ステップS105)、
電源電圧Eb が測定される(ステップS106)。それ
から、放電回路102がオフされ(ステップS10
7)、(3) 式により、バッテリの内部インピーダンスR
0 が算出される(ステップS108)。
【0043】このように、予め各負荷の電流は分かって
いるので、各負荷を切り換えて、各状態でバッテリ電圧
を測定すれば、そのバッテリの内部インピーダンスを
(3) 式を使って算出することができる。
【0044】図5は、この発明が適用されたバッテリ管
理の処理を示すフローチャートである。図5に示すよう
に、電源がオンされると(ステップS1)、バッテリの
内部インピーダンスの測定処理が行なわれる(ステップ
S2)。このバッテリの内部インピーダンスの測定は、
前述した処理により実現できる。
【0045】バッテリの内部インピーダンスR0 が算出
されたら、各モードでのフル電圧EH [0] 〜EH[3]と、
エンプティ電圧EL [0] 〜EL[3]が算出される(ステッ
プS3)。各モードでのフル電圧EH [0] 〜EH[3]と、
エンプティ電圧EL [0] 〜EL[3]の算出は、以下のよう
にして行なわれる。
【0046】図6に示すように、測定回路151と、放
電回路152と、放電回路153と、放電回路152を
断続するスイッチ161と、放電回路153を断続する
スイッチ162とがあるとする。
【0047】この場合、スイッチ161及び162を共
にオフしているときには、測定回路151にのみ電流が
流れ、スイッチ161をオンしスイッチ162をオフし
ているときには、測定回路151と放電回路152に電
流が流れ、スイッチ161をオフしスイッチ162をオ
ンしているときには、測定回路151と放電回路153
に電流が流れ、スイッチ161及び162を共にオンし
ているときには、測定回路151と放電回路152と放
電回路153に電流が流れる。
【0048】ここで、図7に示すように、スイッチ16
1及び162を共にオフしているときの状態をモード
「0」、スイッチ161をオンしスイッチ162をオフ
しているときの状態をモード「1」、スイッチ161を
オフしスイッチ162をオンしているときの状態をモー
ド「2」、スイッチ161及び162を共にオンしてい
るときの状態をモード「3」とする。
【0049】なお、この各モードを、図1に示した電子
ファイル装置の電源制御に対応させるとすれば、例え
ば、スタンバイ状態のときがモード「0」、データの読
み出し状態のときがモード「1」又は「2」、データの
書き込み状態のときがモード「3」と考えられる。
【0050】測定回路151の動作電流をI0 、放電回
路152の動作電流をI1 、放電回路153の動作電流
をI2 とし、無負荷時のバッテリの電圧をEとすると、
各モードでの電源電圧は、図7に示すように、モード
「0」のときには(E−R0 ・I0 )、モード「1」の
ときには(E−R0 (I0 +I1 ))、モード「2」の
ときには(E−R0 (I0 +I2 ))、モード「3」の
ときには(E−R0 (I0 +I1 +I2 ))となる。
【0051】これにより、図8に示すように、各モード
でのフル電圧EH[0]〜EH[3]及びエンプティ電圧EL[0]
〜EL[3]が決められる。
【0052】図8において、バッテリがフル充電されて
いるときの電圧をEfullとする。バッテリが使用されて
電圧が低下してくるが、最低限使用可能な電圧をEmin
とする。この最低電圧Emin は、モード「3」のときに
は消費電流が最大となり、バッテリの電圧は最低となる
ので、モード「3」の場合においても、E0 >Eminで
ある必要がある。
【0053】バッテリがフルに充電されており無負荷の
ときのバッテリ電圧がEfullであれば、モード「0」で
のフル電圧EH[0]は(Efull−R0 ・I0 )となり、モ
ード「1」でのフル電圧EH[1]は(Efull−R0 ・(I
0 +I1 ))となり、モード「2」のフル電圧EH[2]は
(Efull−R0 ・(I0 +I2 ))となり、モード
「3」でのフル電圧EH[3]は(Efull−R0 ・(I0
1 +I2 ))となる。
【0054】モード「3」で負荷をかけたときにも動作
可能となるバッテリの最低電圧をEmin とすると、モー
ド「3」のエンプティ電圧EL[3]はEmin となり、モー
ド「2」でのエンプティ電圧EL[2]は(Emin +R0
2 )となり、モード「1」でのエンプティ電圧EL[1]
は(Emin +R0 ・I1 )となり、モード「0」でのエ
ンプティ電圧EL[0]はバッテリ電圧は(Emin +R0
(I1 +I2 ))となる。
【0055】図2のメイン処理に戻り、ステップS3
で、各モード「0」〜モード「3」での、フル電圧EH
[0]〜EH[3]とエンプティ電圧EL[0]〜EL[3]が決定さ
れたら、バッテリ電圧が測定され、測定されたバッテリ
の電圧E0 がモード「0」でのエンプティ電圧EL[0]よ
り大きいか否かが判断される(ステップS4)。
【0056】ステップS4で、バッテリの電圧E0 がエ
ンプティ電圧EL[0]より大きくないと判断されたら、モ
ードが変わって負荷が大きくなったときに、動作電圧を
維持できない可能性が高い。
【0057】ステップS4でバッテリの電圧E0 がエン
プティ電圧EL[0]より大きくないと判断された場合に
は、図9Aに示すようにバッテリーの充電が不足してい
る旨の警告が表示され(ステップS5)、図9Bに示す
ように強制的に電源をオフする旨の警告が表示され(ス
テップS6)、電源がオフされる(ステップS7)。
【0058】ステップS4でバッテリの電圧E0 がエン
プティ電圧EL[0]より大きいと判断されたら、電池性能
判定処理が起動されて(ステップS8)、バッテリの性
能が低下していないか否かが判断され、これに応じた処
理が行なわれる。そして、バッテリの性能に問題がなけ
れば、バッテリの残量監視処理が行なわれる(ステップ
S9)。
【0059】ステップS8の電池性能判定処理は、装着
されているバッテリの性能が低下していないか否かを判
定するものである。バッテリの性能低下は、使用よる電
池セルの劣化や低温により生じ、バッテリの性能が劣化
すると、バッテリの内部インピーダンスが大きくなる。
そこで、この例では、バッテリの内部インピーダンスを
検出して、バッテリの性能を判断するようにしている。
【0060】図10は、電池性能判定処理の一例を示す
フローチャートである。図10において、バッテリの内
部インピーダンスR0 が警告レベルのインピーダンスR
C より小さいか否かが判断される(ステップS51)。
バッテリの内部インピーダンスR0 が警告レベルのイン
ピーダンスRC より小さければ、メイン処理が起動され
(ステップS52)、バッテリの残量監視処理が行なわ
れる。
【0061】バッテリの内部インピーダンスR0 が所定
の警告レベルのインピーダンスRCより小さくなけれ
ば、図11Aに示すようなバッテリ性能の低下を示す警
告が表示され(ステップS53)、更に、このバッテリ
の内部インピーダンスR0 が規定値Re より小さいか否
かが判断される(ステップS54)。バッテリの内部イ
ンピーダンスR0 が規定値Re より小さければ、ステッ
プS52に行き、メイン処理が起動され、バッテリの残
量監視処理が行なわれる。
【0062】ステップS54で、バッテリの内部インピ
ーダンスR0 が規定値Re より小さくなければ、図11
Bに示すような電源オフを示す警告が表示され(ステッ
プS55)、電源がオフされる(ステップS56)。
【0063】警告レベルのインピーダンスRC は、現在
は問題なくバッテリは使用可能であるが、性能が劣化に
近づいたときのバッテリの内部インピーダンスに相当す
る。また、規定値Re は、そのまま使い続けると問題が
生じるかもしれない所まで性能が劣化したときのバッテ
リの内部インピーダンスに相当する。
【0064】バッテリの内部インピーダンスR0 は、満
充電時のあらゆるモードにおいて、バッテリ電圧E0
最低動作電圧Emin より大きくなければならない。すな
わち、 (Efull−R0 ・(I0 +I1 +I2 ))>Emin でなければならない。これを満たす内部インピーダンス
0 の条件は、下式の通りに導かれる。
【0065】 R0 <(Efull−Emin )/(I0 +I1 +I2 ) 例えば、Efull=8.4V、Emin =6.4V、I0
1 +I2 =1Aの場合、 R0 <2Ω が許容範囲となる。
【0066】但し、これでは使用時間が0になるので、
いくらかの余裕を見込む必要がある。こうして決められ
た内部インピーダンスR0 の上限許容値に基づいて、終
了レベルRe や警告レベルRc が決められる。
【0067】ところで、上述の例では、バッテリの内部
抵抗R0 のみを検出してバッテリの性能を評価している
が、バッテリの性能の低下の要因としては、電池セルの
劣化による性能低下と、低温による性能低下とがある。
電池セルの劣化による性能低化は回復させることは困難
であるため、バッテリの交換が必要である。低温による
性能低下は、バッテリ温度が上昇すれば回復するため、
バッテリの交換は不要である。したがって、バッテリの
性能低下が判断されたら、この性能低下が電池セルの劣
化によるものか否かを判断できるようにすることが望ま
れる。
【0068】バッテリの性能低下が電池セルの劣化によ
るものか否かは、予め、劣化状態毎に温度とバッテリの
内部インピーダンスとの関係を検出しておくことで判断
できる。
【0069】つまり、図12は、バッテリ温度と内部イ
ンピーダンスとの関係を、バッテリの劣化状態毎に示し
たものである。図12において、横軸は温度、縦軸は内
部インピーダンスを示し、A1は劣化度50パーセント
のときの特性、A2は劣化度75パーセットのときの特
性、A3は劣化度100パーセットのときの特性であ
る。
【0070】図12に示す特性から、各劣化判定基準
(F%)毎に、温度に対する内部インピーダンスを表す
関数RF(T)が作成される。内部インピーダンスR0 を測
定する時、同時に温度Tを測定し、下記の条件を満たす
場合には、電池劣化と判断できる。
【0071】R0 >RF(T) 図13は、上述のように、電池温度を考慮して電池性能
判定処理を行なう場合の例を示すフローチャートであ
る。
【0072】図13において、電池温度Tが測定される
(ステップS61)。そして、内部インピーダンスR0
がインピーダンスRF(T)で求められたインピーダンスよ
り小さいか否かが判断される(ステップS62)。内部
インピーダンスR0 がインピーダンスRF(T)で求められ
たインピーダンスより小さい場合には、バッテリは劣化
していない。この場合には、内部インピーダンスR0
警告レベルRc より小さいか否かが判断される(ステッ
プS63)。内部インピーダンスRc が警告レベルRc
より小さくなければ、メイン処理が起動され(ステップ
S64)、バッテリの残量監視処理が行なわれる。
【0073】ステップS63で、バッテリの内部インピ
ーダンスR0 が所定の警告レベルのインピーダンスRC
より小さくなければ、図14Aに示すようなバッテリ性
能の低下を示す警告が表示され(ステップS65)、更
に、このバッテリの内部インピーダンスR0 が規定値R
e より小さいか否かが判断される(ステップS66)。
バッテリの内部インピーダンスR0 が規定値Re より小
さくなければ、メイン処理が起動され(ステップS6
4)、バッテリの残量監視処理が行なわれる。
【0074】ステップS66で、バッテリの内部インピ
ーダンスR0 が規定値Re より小さくなければ、図14
Bに示すような電源オフを示す警告が表示され(ステッ
プS67)、電源がオフされる(ステップS68)。
【0075】ステップS62で、内部インピーダンスR
0 がインピーダンスRF(T)で求められたインピーダンス
より小さくない場合には、バッテリが劣化している。こ
の場合には、図16に示すようなバッテリの交換が必要
である旨の警告が表示される(ステップS69)。そし
て、ステップS66に行く。
【0076】このように、バッテリの内部インピーダン
スR0 を検出すると共に、バッテリの温度を検出すれ
ば、バッテリが劣化したかどうかを判断して、ユーザに
警告することができる。
【0077】図15及び図16は、図5においてステッ
プS9で示した電池残量検出処理を示すフローチャート
である。図15及び図16において、先ず、各モードで
の電池残量の最小値Q[0] 〜Q[3] が100パーセント
に初期化される(ステップS101)。そして、電源電
圧E0 が測定される(ステップS102)。そして、モ
ードが判別される(ステップS103)。
【0078】モード「0」なら(ステップS104)、
モード「0」のときの電池残容量P[0] が算出される
(ステップS105)。そして、このモード「0」のと
きの電池残容量P[0] が最小値Q[0] より小さいか否か
が判断される(ステップS106)。電池残容量P[0]
が最小値Q[0] より小さいときには、今回の電池残量P
[0] が最小値Q[0] とされる(ステップS107)。電
池残容量P[0] が最小値Q[0] より大きいときには、そ
のままの最小値Q[0] が保持される。これにより、モー
ド「0」での電池残容量の最小値Q[0] が求められる。
【0079】モード「1」なら(ステップS108)、
モード「1」のときの電池残容量P[1] が算出される
(ステップS109)。そして、このモード「1」のと
きの電池残容量P[1] が最小値Q[1] より小さいか否か
が判断される(ステップS110)。電池残容量P[1]
が最小値Q[1] より小さいときには、今回の電池残量P
[1] が最小値Q[1] とされる(ステップS111)。電
池残容量P[1] が最小値Q[1] より大きいときには、そ
のままの最小値Q[1] が保持される。これにより、モー
ド「1」での電池残容量の最小値Q[1] が求められる。
【0080】モード「2」なら(ステップS112)、
モード「2」のときの電池残容量P[2] が算出される
(ステップS113)。そして、このモード「2」のと
きの電池残容量P[2] が最小値Q[2] より小さいか否か
が判断される(ステップS114)。電池残容量P[2]
が最小値Q[2] より小さいときには、今回の電池残量P
[2] が最小値Q[2] とされる(ステップS115)。電
池残容量P[2] が最小値Q[2] より大きいときには、そ
のままの最小値Q[2] が保持される。これにより、モー
ド「2」での電池残容量の最小値Q[2] が求められる。
【0081】それ以外なら(すなわちモード「3」な
ら)、モード「3」のときの電池残容量P[3] が算出さ
れる(ステップS116)。そして、このモード「3」
のときの電池残容量P〔3]が最小値Q[3] より小さいか
否かが判断される(ステップS117)。電池残容量P
[3] が最小値Q[3] より小さいときには、今回の電池残
量P[2] が最小値Q[3] とされる(ステップS11
8)。電池残容量P[3] が最小値Q[3] より大きいとき
には、そのままの最小値Q[3] が保持される。これによ
り、モード「3」での電池残容量の最小値Q[3] が求め
られる。
【0082】なお、各モードにおける電池残容量P[M]
の算出は(ステップS105、S108、S113、S
116)、各モードでのフル電圧EH[M]及びエンプティ
電圧EL[M]を用いて、 P[M] =((E0 −EL[M])/(EH[M]−EL[M]))×
100 で求められる。
【0083】各モードでの電池の残量の最小値Q[0] 〜
Q[3] の最小値が求められたら、これら各モードでの電
池の残量の最小値Q[0] 〜Q[3] の最小値の中で最小値
Sが検出される(ステップS119)。この各モードの
中での最小値が検出電池残量Sとして表示される(ステ
ップS120)。
【0084】このように求められた検出電池残量Sが1
0パーセントより小さいか否かが判断される(ステップ
S121)。検出電池残量Sが10パーセントに満たな
ければ、図17Aに示すようなバッテリ残量警告が表示
され(ステップS122)、更に、検出電池残量Sが5
パーセントより小さいか否かが判断される(ステップS
123)。検出電池残量Sが5パーセントに満たない場
合には、図17Bに示すようなバッテリ残量が無いので
電源をオフすることを示す警告が表示され(ステップS
124)、電源がオフされる(ステップS125)。
【0085】ステップS121で、検出電池残量Sが1
0パーセントを越えていれば、又は、ステップS123
で、検出電池残量Sが5パーセントを越えていれば、ス
テップS102にリターンされる。
【0086】以上のような処理により、各モードにおけ
る電池残量が求められ、各モードでの電池の残量の最小
値から、検出電池残量Sが求められ、この検出電池残量
Sが表示される。
【0087】
【発明の効果】この発明によれば、複数の負荷を切り換
えてバッテリ電圧を検出し、複数の負荷を切り換えて検
出したバッテリ電圧と各負荷に流れる電流とを用いてバ
ッテリの内部インピーダンスを算出する。この算出され
たバッテリの内部インピーダンスからバッテリの性能を
判断する。これにより、フル放電やフル充電させること
なく、バッテリの性能を判断することができる。また、
バッテリの温度を検出することで、バッテリの性能が低
下したときに、バッテリの劣化が生じているのか、温度
の影響なのかを判断できる。
【0088】また、この発明によれば、内部インピーダ
ンスを用いて負荷の設定状態毎のバッテリ容量範囲を設
定し、検出されたバッテリ電圧を負荷の設定状態毎のバ
ッテリ容量範囲を用いてバッテリ容量を算出し、表示す
ることにより、負荷を切り換えたときでも、常に、適切
なバッテリ容量が算出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できる電子ファイル装置の一例
のブロック図である。
【図2】内部インピーダンスの測定の説明に用いるブロ
ック図である。
【図3】内部インピーダンスの測定の説明に用いるブロ
ック図である。
【図4】内部インピーダンスの測定の説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図5】この発明が適用されたバッテリ制御処理の説明
に用いるフローチャートである。
【図6】フル電圧とエンプティ電圧の説明に用いるブロ
ック図である。
【図7】フル電圧とエンプティ電圧の説明に用いる略線
図である。
【図8】フル電圧とエンプティ電圧の説明に用いる略線
図である。
【図9】この発明が適用されたバッテリ制御処理におけ
る表示の説明に用いる略線図である。
【図10】電池性能判定処理の一例の説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図11】バッテリ制御処理における表示の説明に用い
る略線図である。
【図12】電池性能判定処理の説明に用いるグラフであ
る。
【図13】電池性能判定処理の他の例の説明に用いるフ
ローチャートである。
【図14】バッテリ制御処理における表示の説明に用い
る略線図である。
【図15】電池残量管理処理の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図16】電池残量管理処理の説明に用いるフローチャ
ートである。
【図17】バッテリ制御処理における表示の説明に用い
る略線図である。
【符号の説明】
10A、10B・・・MDドライブ装置、13・・・イ
メージスキャナ、31・・・バッテリ、32・・・電源
制御回路、33・・・温度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧
    検出手段と、 上記バッテリに対する複数の負荷を切り換えるためのス
    イッチ手段と、 上記複数の負荷を切り換えて上記バッテリ電圧を検出
    し、上記複数の負荷を切り換えて検出した上記バッテリ
    電圧と各負荷に流れる電流とを用いて上記バッテリの内
    部インピーダンスを算出する内部インピーダンス算出手
    段と、 算出された上記バッテリの内部インピーダンスから上記
    バッテリの性能を判断する性能判断手段とを備えるよう
    にしたバッテリ管理装置。
  2. 【請求項2】 上記バッテリの性能が低下していること
    が検出されたら、上記バッテリの性能が低下しているこ
    とを示す警告表示を行なうようにした請求項1に記載の
    バッテリ管理装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記バッテリの温度を検出する温
    度検出手段を備え、 上記バッテリの温度と、上記バッテリの内部インピーダ
    ンスから上記バッテリの性能を判断するようにした請求
    項1に記載のバッテリ管理装置。
  4. 【請求項4】 上記バッテリの性能が低下していること
    が検出されたら、上記バッテリの性能が低下しているこ
    とを示す表示を行うと共に、上記バッテリの劣化が生じ
    ているか否かの表示を行なうようにした請求項3に記載
    のバッテリ管理装置。
  5. 【請求項5】 バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧
    検出手段と、 上記バッテリに対する複数の負荷を切り換えるためのス
    イッチ手段と、 上記複数の負荷を切り換えて上記バッテリ電圧を検出
    し、上記複数の負荷を切り換えて検出した上記バッテリ
    電圧と各負荷に流れる電流とを用いて上記バッテリの内
    部インピーダンスを算出する内部インピーダンス算出手
    段と、 上記内部インピーダンスを用いて上記負荷の設定状態毎
    のバッテリ容量範囲を設定し、検出されたバッテリ電圧
    から上記負荷の設定状態毎のバッテリ容量範囲を用いて
    バッテリ容量を算出するバッテリ容量算出手段と、 上記バッテリ容量を表示する表示手段とを備えるように
    したバッテリ管理装置。
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