JP2001076462A - 情報記録媒体及び情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録再生装置

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JP2001076462A
JP2001076462A JP25320299A JP25320299A JP2001076462A JP 2001076462 A JP2001076462 A JP 2001076462A JP 25320299 A JP25320299 A JP 25320299A JP 25320299 A JP25320299 A JP 25320299A JP 2001076462 A JP2001076462 A JP 2001076462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、仮消去処理を行なう単位を細かく
設定可能とし、ひいては肌理細かなデータ管理を行なう
ことを可能とし得る情報記録媒体及び情報記録再生装置
を提供することを目的としている。 【解決手段】ユニット(VOBU)単位で仮消去範囲を
指定し、指定されたユニット(VOBU)がオブジェク
ト(VOB)またはセル(CELL)の切れ目にない場
合に、該オブジェクト(VOB)またはセル(CEL
L)を分割するようにし、分割されたオブジェクト(V
OB)及びセル(CELL)に対応させて管理データ
(VMG)を更新するとともに、指定されたユニット
(VOBU)に対応するオブジェクト(VOB)の管理
データ(VOBI)内に、仮消去フラグを付加するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばRTR
(Real Time Recorder)−DVD(Digital Versatile
Disk)のような光ディスク等の情報記録媒体及び情報記
録再生装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、映像や音声等
のデータを記録した光ディスクを再生する動画対応の光
ディスク再生装置が開発され、例えばLD(Laser Dis
k)やビデオCD(Compact Disk)等のように、映画ソ
フトやカラオケ等の目的で一般に普及している。
【0003】この中で、現在では、国際規格化したMP
EG(Moving Picture Image Coding Experts Group)
2方式を採用し、AC(Audio Compression)−3オー
ディオ圧縮方式を採用したDVD規格が提案されてい
る。
【0004】このDVD規格は、MPEG2システムレ
イヤにしたがって、動画圧縮方式にMPEG2、音声に
AC−3オーディオ、MPEGオーディオをサポート
し、さらに、字幕用としてビットマップデータをランレ
ングス圧縮した副映像データ、早送り再生や早戻し再生
等の特殊再生用コントロールデータ(ナビゲーションパ
ック)を追加して構成されている。
【0005】さらに、このDVD規格では、コンピュー
タでデータを読むことができるように、ISO(Intern
ational Organization for Standardization)9660
とマイクロUDF(Universal Disk Format)とをサポ
ートしている。
【0006】また、メディア自身の規格としては、DV
D−ビデオで使用しているメディアであるDVD−RO
M(Read Only Memory)に続き、DVD−RAM(Rand
om Access Memory)の規格[2.6GB(Giga Byte
s)]も完成し、DVD−RAMドライブもコンピュー
タ周辺機器として普及し始めている。
【0007】そして、現在では、このDVD−RAMを
利用して、リアルタイムな記録再生を可能としたDVD
ビデオ規格である、RTR−DVDの規格が完成し発表
されている。
【0008】このRTR−DVD規格は、現在発売され
ているDVD−ビデオ規格を元に考えられている。さら
に、このRTR−DVDに対応したファイルシステム
も、現在、規格作成中である。
【0009】ここでは、リアルタイムで録画中に、ディ
フェクトやジャンプ発生時にも連続再生が可能なよう
に、最低限AV(Audio Video)データが連続しなけれ
ばならないデータ長単位を規定しており、これをCDA
(Contiguous Data Area)と称している。
【0010】また、仮消去処理に関して、特願平10−
9904号や特願平10−192064号等が提案され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
特願平10−192064号では、セル単位で仮消去処
理を行なうため、セル再生順序を指示するためのPGC
I(Program Chain Information)が複数存在し、VO
B(Video Object)が複数のセルに重なって登録されて
いる場合に、セルに消去禁止指定されている場合、再生
時に、仮消去を登録した部分が、他のPGCで再生でき
てしまい、処理に矛盾ができる。
【0012】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、仮消去処理を行なう単位を細かく設定可
能とし、ひいては肌理細かなデータ管理を行なうことを
可能とし得る極めて良好な情報記録媒体及び情報記録再
生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報記録
媒体は、複数のオブジェクトに分割され、各オブジェク
トが1または複数のセルで構成され、各セルが複数のユ
ニットで構成されるデータ構造となったデジタルデータ
と、このデジタルデータを管理するための管理データと
が記録されるものを対象としている。そして、管理デー
タのうち、オブジェクトを管理するためのオブジェクト
管理データ内に、仮消去情報が記録されるようにしたも
のである。
【0014】また、この発明に係る情報記録再生装置
は、複数のオブジェクトに分割され、各オブジェクトが
1または複数のセルで構成され、各セルが複数のユニッ
トで構成されるデータ構造となったデジタルデータと、
このデジタルデータを管理するための管理データとを、
情報記録媒体に対して記録再生するものを対象としてい
る。
【0015】そして、ユニット単位で仮消去範囲を指定
する仮消去範囲指定手段と、この仮消去範囲指定手段で
指定されたユニットがオブジェクトの切れ目にない場合
に、該オブジェクトを分割するオブジェクト分割手段
と、仮消去範囲指定手段で指定されたユニットがセルの
切れ目にない場合に、該セルを分割するセル分割手段
と、オブジェクト分割手段及びセル分割手段で分割され
たオブジェクト及びセルに対応させて、管理データを更
新する更新手段と、仮消去範囲指定手段で指定されたユ
ニットに対応するオブジェクトの管理データ内に、仮消
去情報を付加する仮消去情報付加手段とを備えるように
したものである。
【0016】上記のような構成によれば、ユニット単位
で仮消去範囲を指定するようにし、指定されたユニット
がオブジェクトまたはセルの切れ目にない場合に、該オ
ブジェクトまたはセルを分割し、指定されたユニットに
対応するオブジェクトの管理データ内に仮消去情報を付
加するようにしたので、仮消去処理を行なう単位が従来
より細かく設定され、ひいては肌理細かなデータ管理を
行なうことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。DVD−ビデオで
は、通常のファイル形式でデータが保存されている。ま
た、RTR−DVDでは、ディスク1枚に1つの動画用
VOBS(Video Object Set)ファイルが存在し、記録
順に再生する場合に用いる再生順を記録しているのが、
オリジナルPGCである。
【0018】また、DVDでは、規格毎にディレクトリ
が存在しており、DVD−ビデオではVIDEO_T
S、DVD−オーディオではAUDIO_TS、記録再
生DVDでは、図1に示すように、DVD_RTRとし
ている。各記録データは、このディレクトリの中に存在
している。
【0019】さらに、RTR−DVDの規格では、ビデ
オデータの管理情報をVMG(Video Manager)として
いる。
【0020】ビデオファイルは、図2に示すように、階
層構造で管理されており、1つのVOBSは複数のVO
Bで構成されており、1つのVOBは複数のVOBU
(Video Object Unit)で構成されている。また、VO
BUは、複数の様々な種類のデータからなっているパッ
クによって構成されている。1パックは、1つ以上のパ
ケットとパックヘッダとで構成され、各ビデオデータ、
オーディオデータは、このパケット内に記録されてい
る。
【0021】ここで、パックは、データ転送処理を行な
う最小単位である。
【0022】そして、データを再生する順番は、PGC
で定義され、このPGCには複数のPG(Program)が
登録され、このPGにはセルが登録され、さらにセルに
は、VOB番号が登録され、その中で、VOB内におけ
る再生開始時間、再生終了時間が示されている。
【0023】このPGCの構造を実際に記録してあるの
がPGC情報PGCIである。再生処理は、このPGC
Iにしたがって行なわれ、記録時または編集時にPGC
Iを作成することになる。
【0024】ここで、PGCIは、図3に示すように、
VMGに含まれている。また、PGCIは、PGC_G
I(PGCに含まれるPGの数、セルの数が含まれ
る)、PGIT[PGのタイプ:プロテクション/ノン
プロテクション、PG内のセルの数、プライマリテキス
ト情報、アイテムテキストへのSRP(Search Pointe
r)番号、サムネールポインタ]、CI_SRPT(セ
ルサーチポインタテーブル)、CIT(セル情報テーブ
ル)で構成されている。
【0025】さらに、CITは、CI#1〜#jで構成
され、CIは、C_GI(セルタイプ、VOB情報VO
BIへのサーチポインタ:セルの再生すべきVOB番
号、セルの再生開始時間、終了時間)と、C_EPI#
1〜#k[EP(Entry Point)タイプ(テキスト情報
有り/無し)、EPの再生時間、テキスト情報)とで構
成されている。
【0026】また、RTR−DVDでは、記録順に再生
するための特別なPGCをオリジナルPGCと称し、こ
のオリジナルPGCの情報はORG_PGCIに記録さ
れている。
【0027】さらに、論理上の処理を行なう最小単位は
セルで、論理上の処理はこの単位で行なわれる。
【0028】図4は、光ディスク11に対してデータの
記録再生を行なう記録再生装置を示している。この記録
再生装置は、主として、A/V(Audio/Video)入力部
12、MPU(Microprocessing Unit)部13、表示部
14、デコーダ部15、エンコーダ部16、TVチュー
ナー部17、STC(System Time Clock)部18、D
(Data)−PRO(Processer)部19、一時記憶部2
0、ディスクドライブ部21、キー入力部22、V(Vi
deo)ミキシング部23、フレームメモリ部24、TV
受信機25用のD/A(Digital/Analogue)変換部2
6及びデジタル出力用のI/F(Inter/Face)部2
7,28を有している。
【0029】エンコーダ部16は、A/D(Analogue/
Digital)変換部16a、ビデオエンコード部16b、
オーディオエンコード部16c、SP(Sub Picture)
エンコード部16d、フォーマッタ部16e及びバッフ
ァメモリ部16fより構成されている。
【0030】デコーダ部15は、メモリ15aを内蔵し
た分離部15b、ビデオデコード部15c、SPデコー
ド部15d、オーディオデコード部15e、V−PRO
部15f及びスピーカ29用のD/A変換部15gより
構成されている。
【0031】さらに、データ処理は、録画処理と再生処
理の二通りとなる。
【0032】録画時のデータ処理は、以下のようにな
る。まず、MPU部13がキー入力部22より録画命令
を受け取ると、ディスクドライブ部21から管理データ
を読み込み、書き込む領域を決定する。次に、決定され
た領域を書き込むように管理領域に設定し、ビデオデー
タの書き込みスタートアドレスをディスクドライブ部2
1に設定し、データを記録する準備を行なう。
【0033】次に、MPU部13は、STC部18に時
間のリセットを行なう。ここで、STC部18は、シス
テムのタイマーで、この値を基準に録画、再生を行な
う。さらに、MPU部13は、その他の各設定を行な
う。
【0034】実際のビデオ信号の流れは、以下のように
なる。まず、入力されたA/V信号は、A/D変換部1
6aでデジタルデータに変換される。このデジタルデー
タは、各エンコード部16b,16c,16dに供給さ
れる。
【0035】すなわち、ビデオデータはビデオエンコー
ド部16bに入力されて、MPEG圧縮される。オーデ
ィオデータはオーディオエンコード部16cに入力され
てAC−3圧縮またはMPEGオーディオ圧縮される。
文字放送等の文字データはSPエンコード部16dに入
力されて、ランレングス圧縮される。
【0036】さらに、各エンコード部16b,16c,
16dでは、圧縮データをパック化した場合に、1パッ
クが2048バイトになるようにパケット化して、フォ
ーマッタ部16eに出力している。フォーマッタ部16
eでは、各パケットをパック化し、さらに、多重化し
て、1CDA(Contiguous Data Area)貯まる毎に、D
−PRO部19に出力している。
【0037】CDAは、RTR−DVD規格において規
定されるもので、リアルタイムで録画中に、ディフェク
トやジャンプ発生時にも連続再生が可能なように、最低
限A/Vデータが連続しなければならないデータ長単位
である。
【0038】また、このとき、例えば、1GOP(Grou
p of Picture)毎にVOBUとし、そのときの切り分け
情報をバッファメモリ部16fに保存し、切り分け情報
がある程度貯まったときにMPU部13に転送して、M
PU部13では、その情報をもとにタイムマップ情報を
作成する(GOP先頭割り込み等のときに送る)。
【0039】ここで、切り分け情報(VOBU情報)と
しては、VOBUの大きさ、VOBU先頭から最後まで
の再生時間、VOBU先頭からフレーム内符号化画像で
あるIピクチャのエンドまでのLBN等が考えられる。
また、上記切り分け情報を元に、直接、フォーマッタ部
16eがタイムマップ情報を作成し、TMAPの形でM
PU部13へ渡すことも考えられる。
【0040】D−PRO部19では、16パック毎にE
CCブロックを形成し、エラー訂正データを付け、ディ
スクドライブ部21により光ディスク11に記録してい
る。ここで、ディスクドライブ部21がシーク中やトラ
ックジャンプ等のためにビジィー状態の場合には、一時
記憶部20に入れられて、ディスクドライブ部21の準
備ができるまで待つことになる。また、記録再生DVD
では、ビデオファイルは1ディスクに1ファイルとして
いる。
【0041】ただし、MPU部13においては、ファイ
ルの管理領域等を読み書きするために、D−PRO部1
9へマイクロコンピュータバスを通して、読み書きする
ことができる。
【0042】ここで、録画終了時に、仮消去フラグ(消
去レベルFlag)をクリアし、再生許可とする。
【0043】さらに、ビデオデータを管理するためにV
MG内にM_AVFITI(MovieAV File Informati
on Table Information)と、再生順序を制御するために
PGCIが記録され、ファイルシステムにはCDA単位
でデータを管理するために、AV専用ファイルエクステ
ントとしてCDAテーブルを記録している。
【0044】これらのうち、切り分け情報によりM_A
VFITIの中のTMAPI(TimeMap Information)
を作成し、記録した順にPGCIを設定するのがORG
_PGCIで、CDA単位で記録した内容をCDAテー
ブルに反映させている。
【0045】ここで、録画処理動作について、図5及び
図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0046】1.ファイルシステムデータを読み込み、
空き容量があるかどうかをチェックし、空き容量がない
場合には、その旨を表示し、終了する。
【0047】2.空き容量がある場合には、録画前処理
を行ない、書き込みアドレスを決定する。
【0048】3.各エンコード部16b,16c,16
dに対して録画初期設定を行なう。このとき、フォーマ
ッタ部16eに、PG、セル、VOBUの区切り条件を
設定し、フォーマッタ部16eの方で、自動的に区切る
ようにする。また、アライン処理を行なう場合にも、フ
ォーマッタ部16eへ設定する。
【0049】4.エンコーダ部16へ録画開始命令を設
定する。
【0050】5.最初の1CDA分がバッファメモリ部
16f内に貯まったら、ディスクドライブ部21へ書き
込みアドレスと書き込み長、書き込み命令を発行する。
【0051】6.切り分け情報が貯まったかどうかをチ
ェックし、貯まっている場合には、フォーマッタ部16
eより、切り分け情報を読み込む。
【0052】7.1CDA分のデータがバッファメモリ
部16fに貯まったかどうかをチェックし、貯まってな
い場合には、9の処理に移行する。
【0053】8.貯まった場合には、録画中のCDA処
理を行ない、記録アドレス、記録長、記録命令をディス
クドライブ部21へ発行する。
【0054】9.録画終了キーが入ったかどうかをチェ
ックし、中止キー入力がない場合には、6の処理に移行
する。
【0055】10.フォーマッタ部16eより受け取っ
た切り分け情報を元にMPU部13内のワークRAMの
VMGを更新する。このとき、M_AVFIT内のVO
BIの仮消去フラグをクリアする。
【0056】11.その他の録画処理を行なう。
【0057】また、割り込み処理としては、フォーマッ
タ部16eより切り分け情報が貯まったことを知らせる
割り込み、D−PRO部19より1パック分のデータを
転送したことを知らせる割り込み等があり、それぞれの
処理を行なう。
【0058】さらに、再生時のデータ処理は、以下のよ
うになる。まず、MPU部13は、再生命令を受ける
と、ディスクドライブ部21よりD−PRO部19を通
して、管理領域を読み込み、ファイルシステムより、V
MGファイルを読み込み、VMGデータより、再生する
PG、セルを決め、セル情報より再生するVOBを決定
し、VOBIのデータとファイルシステムより、再生開
始アドレスを決定する。MPU部13は、次に、ディス
クドライブ部21に先ほど決定された再生開始するデー
タのアドレスとリード命令を送る。
【0059】ディスクドライブ部21は、送られた命令
にしたがって、光ディスク11よりセクタデータを読み
出し、D−PRO部19でエラー訂正を行ない、パック
データの形にしてデコーダ部15に出力する。
【0060】デコーダ部15内では、読み出したパック
データを分離部15bが受け取り、パケット化し、デー
タの目的に応じて、ビデオパケットデータ(MPEGビ
デオデータ)はビデオデコード部15cに転送し、オー
ディオパケットデータはオーディオデコード部15eに
転送し、副映像パケットはSPデコード部15dに転送
する。
【0061】送られた各パケットデータは、転送開始時
に、PTS(Presentation Time Stamp)をSTC部1
8へロードして、その後、各デコード部15c,15
d,15eは、パケットデータ内のPTSの値に同期し
て(PTSとSTCの値を比較しながら)再生処理を行
ない、TV25に音声字幕付きの動画を再生することが
できる。
【0062】このとき、図7(a),(b)に示すよう
に、セル再生処理の前に、セルに登録されているVOB
の仮消去フラグをチェックし、仮消去である場合には、
そのセルの再生をスキップして、次のセルに移行する。
【0063】具体的な再生時のデータ処理動作につい
て、図8に示すフローチャートにより説明する。
【0064】1.ディスクチェックし、リライタブルデ
ィスク(DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、D
VD−RAM)かどうかをチェックし、リライタブルデ
ィスクでない場合には、その旨を返して終了する。
【0065】2.光ディスク11のファイルシステムを
読み出し、ボリュームストラクチャがあるかどうかをチ
ェックし、無い場合には、「録画されていません」と表
示して終了する。
【0066】3.DVD_RTRディレクトリがあるか
どうかをチェックし、無い場合には、「録画されていま
せん」と表示して終了する。
【0067】4.CDAテーブルがあるかどうかをチェ
ックし、無い場合には、「録画されていません」と表示
して終了する。
【0068】5.VROファイルがあるかどうかをチェ
ックし、無い場合には、「録画されていません」と表示
して終了する。
【0069】6.VMGファイルを読み込み、再生する
プログラム、セルを決定し(ユーザーに選ばせ)、再生
開始するファイルポインタ(論理アドレス)を決定す
る。
【0070】7.再生開始のCDA処理を行なう。
【0071】8.各デコード部15c,15d,15e
の初期設定を行なう。
【0072】9.後述するセルの再生処理を行ない、再
生終了かどうかをチェックし、終了の場合には、エラー
チェックを行ない、エラーの場合には、その旨を表示
し、エラーでない場合には、再生終了処理を行ない、こ
の動作を終了する。
【0073】10.PGCIより次のセルを決定し、デ
コード部15c,15d,15eの設定が変更されたか
どうかをチェックし、変更された場合には、次のシーケ
ンスエンコード(VOBの終了時)にデコード部15
c,15d,15eの設定が変更されるようにデコーダ
部15に変更属性を設定する。
【0074】11.ビデオデコード部15cへの設定
(解像度等)が変更されたかどうかをチェックし、変更
された場合には、セル(VOB)の最後のシーケンスエ
ンコードの後、デコード部15c,15d,15eへの
設定変更が行なわれるようにデコーダ部15に変更属性
を設定する。
【0075】12.シームレス接続かどうかをチェック
し、シームレス接続の場合には、ビデオデコード部15
cの動作モードをフリーランモード(STCにしたがっ
てデコード及び表示を行なうのではなく、ビデオの同期
信号にしたがってデコード及び表示するモード)になる
ように設定し、シームレス接続中フラグセットし、9の
処理に移行する。
【0076】また、セルの再生処理動作について、図9
に示すフローチャートにより説明する。
【0077】1.VOBI内のVOB_GI:TE(仮
消去フラグ)がセットされているかどうかをチェック
し、アクティブの場合には、この処理を終了し、メイン
ルーチンに戻る。TE=1の場合は、仮消去されたVO
Bである。
【0078】2.PGCI、TMAPIにより、セルの
開始ファイルポインタ(論理ブロックアドレス)、終了
アドレスファイルポインタ(論理ブロックアドレス)を
決定し、読み出しFPとしてセルの開始FPを代入し、
残りセル長に最終ファイルポインタより開始ファイルポ
インタを引いた値を設定する。
【0079】3.再生中のCDA処理を実行し、開始フ
ァイルポインタより読み出しアドレス、読み出しサイズ
を決定する。
【0080】4.読み出すCDAサイズと残りセル長と
を比べ、残りセル長が大きい場合には、残りセル長に残
りセル長より読み出すCDAサイズを引いた値を設定す
る。小さい場合には、読み出し長を残りセル長にセット
し、残りセル長を0にセットする。
【0081】5.読み出し長をCDAの長さに設定。
【0082】6.ディスクドライブ部21へ読み出しア
ドレス、読み出し長、読み出し命令を設定する。
【0083】7.転送が終了したかどうかをチェック
し、転送が開始しない場合には、6の処理に移行する。
【0084】8.読み出しFPに読み出しFPと5の処
理で設定した読み出し長とを足したものを代入し、シー
ムレス接続中かどうかをチェックし、シームレス接続中
の場合には、デコーダ部15を通常モードに移行させ、
SCR(System Clock Reference)を読み込む。
【0085】9.転送が終了したかどうかをチェック
し、終了した場合には、残りセル長をチェックし、“0
0”でない場合には、2の処理に移行し、“00”の場
合には、この処理を終了する。
【0086】10.転送が終了していない場合には、キ
ー入力をチェックし、特殊再生を行なう場合には、その
方向をセットし、TMAPIを利用して読み出しFPを
計算して、特殊再生時のCDA処理を行ない、この処理
を終了する。そうでない場合には、8の処理に移行す
る。
【0087】11.特殊再生の目的FPは、一定の時間
を飛ばすようにTMAPIよりFPを求める。また、こ
のとき、一定時間でなく、一定のVOBU数を飛ばして
FPを求める方法も考えられる。このとき、セルの最後
まで行ったときには、PGCIにより、次のセル情報を
読み出し、セルが使用しているVOB番号よりTMAP
Iを選択し(1VOBに1TMAPIが存在する)、同
じように読み出しFPを求める。また、セルが無くなれ
ば、そこで終了とする。
【0088】ここで、仮消去フラグは、図10に示すよ
うに、VMGの中のM(Movie)_VOBIに設けられ
ている。すなわち、このM_VOBIには、M_VOB
I_GI(General Information)が含まれ、このM_
VOBI_GIの中のVOB_TY(Type)に、仮消去
フラグが設定されている。
【0089】仮消去の設定処理動作について、図11乃
至図14に示すフローチャートにより説明する。また、
この仮消去設定処理時の画面推移を図15に示してい
る。さらに、セルを切り分ける必要がある場合には、図
7(a),(b)に、そのイメージを示している。
【0090】1.ORG_PGCの再生時間に対応した
タイムバーを表示し、カーソルを表示、さらに、カーソ
ルに対応した縮小画をタイムバーの下に表示する。
【0091】2.仮消去の範囲をVOBU単位で設定す
る。
【0092】3.設定を行なった範囲がいいかどうかを
確認する。
【0093】4.指定範囲の開始地点におけるVOB分
割が必要でない場合は、11の処理に移行する。
【0094】5.分割すべきVOBを選択する(VOB
#n)。
【0095】6.VOB#nのVOBIを変更するた
め、まず、VOBIの中で変更する可能性のあるVOB
_S_PTM、VOB_E_PTM、TMAPIをワー
クRAM内に保存する。
【0096】7.指定範囲開始PTMのVOBUの1つ
前のVOBU#m−1の終了PTMをVOB#nのVO
B_E_PTMに設定する(VOB#nのENDを指
定)。
【0097】8.VOBU#m−1以降のTM_EN
T、VOBU_ENTを削除し、TMAP_GIのTM
_ENT、VOBU_ENTの数を、先ほど消去したT
M_ENT、VOBU_ENTの数分を減らした値に変
更する。
【0098】9.VOB#nの後ろに新たなVOBIを
記録するためのスペースを空ける。10.空いた場所に
新たなVOBIを以下の内容で記録する。
【0099】・VOB_TY、VOB_REC_TM、
VOB_REC_TM_CUB、M_VOB_STI
N:VOB#nと同じもの ・VOB_V_S_PTM:指定範囲開始PTM ・VOB_V_E_PTM:分割したVOBの元のVO
B_V_E_PTM ・指定範囲開始PTMの含まれるVOBUから最後まで
のTM_ENT、VOBU_ENTをTMAPIに設定 ・TMAP_GIのTM_ENT、VOBU_ENTの
数を追加した数に更新 11.指定範囲の終了地点におけるVOB分割が必要で
ない場合は、18の処理に移行する。
【0100】12.分割すべきVOBを指定する(VO
B#k)。
【0101】13.VOB#kのVOBIを変更するた
め、まず、VOBIの中で変更する可能性のあるVOB
_S_PTM、VOB_E_PTM、TMAPIをワー
クRAM内に保存する。
【0102】14.指定範囲開始PTMのVOBUの終
了PTMをVOB#kのVOB_E_PTMに設定する
(VOB#kのENDを指定)。
【0103】15.指定範囲開始PTMのVOBU以降
のTM_ENT、VOBU_ENTを削除し、TMAP
_GIのTM_ENT、VOBU_ENTの数を、先ほ
ど消去したTM_ENT、VOBU_ENTの数分を減
らした値に更新する。
【0104】16.VOB#kの後ろに新たなVOBI
を記録するためのスペースを空ける。17.空いた場所
に新たなVOBIを以下の内容で記録する。
【0105】・VOB_TY、VOB_REC_TM、
VOB_REC_TM_CUB、M_VOB_STI
N:VOB#kと同じもの ・VOB_V_S_PTM:指定範囲終了PTMの次の
VOBUのスタートPTM ・VOB_V_E_PTM:分割したVOBの元のVO
B_V_E_PTM ・指定範囲開始PTMの含まれるVOBUから最後まで
のTM_ENT、VOBU_ENTをTMAPIに設定 ・TMAP_GIのTM_ENT、VOBU_ENTの
数を追加した数に更新 18.VOB番号を更新するため、M_AVFI_GI
のうち、分割で増えたVOBI分だけ、SRP_Nsを
増やし、VOB分割により、ずれたSRPの値を更新す
る。
【0106】19.指定範囲内のVOBのVOBI:V
OB_TYにPROTECTフラグをセットする。
【0107】20.VOB分割があったかどうかを判定
し、無い場合には、34の処理に移行する。
【0108】21.指定範囲開始時にVOB分割があっ
たかどうかを判定し、無い場合には、27の処理に移行
する。
【0109】22.分割点がセルの切れ目かどうかを判
定し、切れ目の場合には、セルを分割する必要がないた
め、VOB番号のみを変更して、27の処理に移行す
る。
【0110】23.分割すべきセルを選択、決定する。
【0111】24.セル#nのC_V_E_PTMを、
分割したVOBのE_PTMに更新し、更新したE_P
TM以降にエントリーポイント(EP)がある場合に
は、そのEPのEPIを保存し、本セル情報CIより削
除し、EPI_Nsを削除したEPの数分減らし更新す
る。
【0112】25.セル#nのCIの後ろに1CI分移
動する。
【0113】26.空けた場所に新たなCIを記録す
る。
【0114】・C_TY:セルNと同じもの、M_C_
GI:M_VOBI_SRPNを更新(分割で発生した
VOB) ・C_V_S_PTM、C_V_E_PTM:分割で発
生したVOBのS_PTM、E_PTMに更新 ・保存していたEPIを追加し、EPI_Nsに追加し
たEPI数に更新 27.指定範囲終了時にVOB分割があったかどうかを
判定し、無い場合には、33の処理に移行する。
【0115】28.分割点がセルの切れ目かどうかを判
定し、切れ目の場合には、VOB番号のみを変更して、
33の処理に移行する。
【0116】29.分割すべきセルを選択、決定する。
【0117】30.セル#mのC_V_E_PTMを、
分割したVOBのE_PTMに更新し、更新したE_P
TM以降にエントリーポイント(EP)がある場合に
は、そのEPのEPIを保存し、本セル情報CIより削
除し、EPI_Nsを削除したEPの数分減らし更新す
る。
【0118】31.セル#mのCIの後ろに1CI分移
動する。
【0119】32.空けた場所に新たなCIを記録す
る。
【0120】・C_TY:セルNと同じもの、M_C_
GI:M_VOBI_SRPNを更新(分割で発生した
VOB) ・C_V_S_PTM、C_V_E_PTM:分割で発
生したVOBのS_PTM、E_PTMに更新 ・保存していたEPIを追加し、EPI_Nsに追加し
たEPI数に更新 33.分割点以外のCI内のVOB番号(M_C_G
I:M_VOBI_SRPN)を更新する。また、PG
C_GI内の全体のセル数(CI_SRP_Ns)、P
GI内のセル数(C_Ns)、CI_SRP等の情報も
変更後の情報に更新する。さらに、UD(User Define
d)_PGCIに関しても存在する場合には、同様の処
理が必要となる。
【0121】34.仮消去設定が終わったかどうかをユ
ーザーに選択、決定させ、終わっていない場合には、2
の処理に移行し、終わった場合には、この処理を終了す
る。
【0122】また、消去復帰は、セル単位で行なう。こ
のときの処理動作について、図16に示すフローチャー
トにより説明する。また、この消去復帰時の画面推移を
図17に示している。
【0123】1.ごみ箱マークをクリックする(トラッ
シュPGCを表示するように選ぶ)。
【0124】2.トラッシュPGCの再生時間に応じた
タイムバーとセルを指定するためのカーソルを表示す
る。また、トラッシュPGCであることを示すため、
「ごみ箱の内容」と表示する。
【0125】3.カーソルとマーカーキーにより、消去
解除セルをユーザーが指定する。
【0126】4.指定されたセルの消去解除をしていい
かどうかを確認し、いけない場合には、6の処理に移行
する。
【0127】5.指定されたセルの指定するVOBのT
Eをリセットし(0にセットする)、トラッシュPGC
より復帰したセルを抜き、終了する。
【0128】6.指定されたセルの消去解除をしていい
かどうかを確認し、いけない場合には、2の処理に移行
する。
【0129】7.指定されたセルの指定するVOBをV
ROファイルより消去し、トラッシュPGCより消去し
たセルを抜き、全PGCI内のVOB番号を更新し(V
OBが消去されたので、消去されたVOBより後ろのV
OBの番号が繰り上がることになる)、この処理を終了
する。
【0130】また、トラッシュPGCをサポートしてい
ない場合には、上記処理は、トラッシュPGCに従って
再生処理を行なうのではなく、直接、VOBI内のTE
フラグを見て、アクティブなVOBのVOBIにより、
タイムバーを作成し、再生も前記タイムバーに従って、
VOBIのTEフラグのアクティブなものを順に再生す
るようにし、仮消去の解除、本消去処理を行なう。
【0131】さらに、この仮消去を行なったセルを、デ
ィスク整理モードでは、自動的に消すことも考えられ
る。このディスク整理モードは、例えば特願平9−34
3041号にも記載されているように、録画中に、空き
容量が無くなったり(残り容量が一定量を切った場
合)、ユーザーが指定したときに移行するモードで、具
体的な動作は、ディスク中の仮消去セルを自動的に消す
ことである。
【0132】このディスク整理処理動作について、図1
8に示すフローチャートにより説明する。また、このデ
ィスク整理処理時の画面推移を図19に示している。
【0133】1.ディスク整理を開始する旨をTV画面
に表示する。
【0134】2.ディスクドライブ部21にディスク整
理処理を指定する(後述するディスクドライブ部21の
処理1へ)。
【0135】3.ディスク整理中であることをTV画面
に表示する。
【0136】4.ディスクドライブ部21よりの返値
(ステータス)を待つ(ディスクドライブ部21の処理
5から)。
【0137】5.ステータスより削除VOBがあるかど
うかをチェックし、ある場合には6の処理に移行し、無
い場合には7の処理に移行する。
【0138】6.残り時間を再計算する。
【0139】7.ディスク整理が終了した旨をTV画面
に表示し、残り時間を表示する。
【0140】また、このときのディスクドライブ部21
の処理動作を、以下に説明する。
【0141】1.トラッシュPGCがあるかどうかを検
索し、無い場合には6の処理に移行する。
【0142】2.トラッシュPGCのPGCIを読み込
む。
【0143】3.トラッシュPGC内の全てのセルを示
すVOBをVROファイルより削除し、トラッシュPG
Cを消去する。
【0144】4.削除VOB有りをステータスとする。
【0145】5.ステータスをMPU部13に出力し、
この処理を終了し、その他の処理に移行する。
【0146】6.削除ファイル無しをステータスとし、
5の処理に移行する。
【0147】これにより、VROデータが整理され、仮
消去VOBがある場合には、録画するスペースが増え、
録画が再度できるようになる。
【0148】ここで、トラッシュPGCをサポートして
いない場合には、上記処理は、トラッシュPGCに従っ
て処理を行なうのではなく、直接、VOBI内のTEフ
ラグを見て、アクティブなVOBのVOBIにより、処
理を行なうようにする。
【0149】また、以上により、消去レベル設定をより
細かい単位で指定することができるようになる。すなわ
ち、仮消去設定をVOBU単位で行なうために、VOB
を分割し、その後、セル分割が必要な場合には、さらに
セル分割することにより、肌理細かなデータ管理を行な
うことが可能となる。
【0150】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0151】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
仮消去処理を行なう単位を細かく設定可能とし、ひいて
は肌理細かなデータ管理を行なうことを可能とし得る極
めて良好な情報記録媒体及び情報記録再生装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る情報記録媒体及び情報記録再生
装置の実施の形態を示すもので、RTR−DVDディレ
クトリ構造を説明するために示す図。
【図2】同実施の形態におけるVOBSの階層構造を説
明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるCIの内容を説明するた
めに示す図。
【図4】同実施の形態における記録再生装置を説明する
ために示すブロック構成図。
【図5】同実施の形態における録画動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図6】同実施の形態における録画時の割り込み動作を
説明するために示すフローチャート。
【図7】同実施の形態におけるVOB分割のイメージを
説明するために示す図。
【図8】同実施の形態における再生動作を説明するため
に示すフローチャート。
【図9】同実施の形態におけるセル再生時の処理動作を
説明するために示すフローチャート。
【図10】同実施の形態におけるM_VOBI_GIの
内容を説明するために示す図。
【図11】同実施の形態における仮消去設定処理動作を
説明するために示すフローチャート。
【図12】同実施の形態における仮消去設定処理動作を
説明するために示すフローチャート。
【図13】同実施の形態における仮消去設定処理動作を
説明するために示すフローチャート。
【図14】同実施の形態における仮消去設定処理動作を
説明するために示すフローチャート。
【図15】同実施の形態における仮消去設定処理時の画
面推移を説明するために示す図。
【図16】同実施の形態における消去復帰及び本消去処
理動作を説明するために示すフローチャート。
【図17】同実施の形態における消去復帰及び本消去処
理時の画面推移を説明するために示す図。
【図18】同実施の形態におけるディスク整理処理動作
を説明するために示すフローチャート。
【図19】同実施の形態におけるディスク整理処理時の
画面推移を説明するために示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク、 12…A/V入力部、 13…MPU部、 14…表示部、 15…デコーダ部、 16…エンコーダ部、 17…TVチューナー部、 18…STC部、 19…D−PRO部、 20…一時記憶部、 21…ディスクドライブ部、 22…キー入力部、 23…Vミキシング部、 24…フレームメモリ部、 25…TV受信機、 26…D/A変換部、 27,28…I/F部、 29…スピーカ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクトに分割され、各オブ
    ジェクトが1または複数のセルで構成され、各セルが複
    数のユニットで構成されるデータ構造となったデジタル
    データと、このデジタルデータを管理するための管理デ
    ータとが記録される情報記録媒体において、前記管理デ
    ータのうち、前記オブジェクトを管理するためのオブジ
    ェクト管理データ内に、仮消去情報が記録されるように
    したことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記仮消去情報が、前記複数のオブジェ
    クト毎にそれぞれ記録されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 複数のオブジェクトに分割され、各オブ
    ジェクトが1または複数のセルで構成され、各セルが複
    数のユニットで構成されるデータ構造となったデジタル
    データと、このデジタルデータを管理するための管理デ
    ータとを、情報記録媒体に対して記録再生する情報記録
    再生装置において、前記ユニット単位で仮消去範囲を指
    定する仮消去範囲指定手段と、この仮消去範囲指定手段
    で指定されたユニットが前記オブジェクトの切れ目にな
    い場合に、該オブジェクトを分割するオブジェクト分割
    手段と、前記仮消去範囲指定手段で指定されたユニット
    が前記セルの切れ目にない場合に、該セルを分割するセ
    ル分割手段と、前記オブジェクト分割手段及び前記セル
    分割手段で分割されたオブジェクト及びセルに対応させ
    て、前記管理データを更新する更新手段と、前記仮消去
    範囲指定手段で指定されたユニットに対応するオブジェ
    クトの管理データ内に、仮消去情報を付加する仮消去情
    報付加手段とを具備してなることを特徴とする情報記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記仮消去範囲指定手段は、前記セルの
    再生時間に対応した時間情報を表示して仮消去範囲の指
    定を行なわせるとともに、該指定された時間情報に対応
    するユニットの内容を表示させることを特徴とする請求
    項3記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 仮消去を解除する範囲をセル単位で指定
    する仮消去解除範囲指定手段と、この仮消去解除範囲指
    定手段で指定されたセルを含むオブジェクトに付された
    仮消去情報をクリアする仮消去復帰手段とを具備してな
    ることを特徴とする請求項3記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 仮消去を本消去に変える範囲をセル単位
    で指定する本消去範囲指定手段と、この本消去範囲指定
    手段で指定されたセルを含むオブジェクトを消去する本
    消去手段とを具備してなることを特徴とする請求項3記
    載の情報記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514333A (ja) * 1999-11-10 2003-04-15 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム レコーダブルdvd編集のための削除及び削除の取り消し
US7389039B2 (en) 2003-02-18 2008-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of managing and playing title of medium, medium, and medium drive
US8369689B2 (en) 2005-01-26 2013-02-05 Sharp Kabushiki Kaisha Information recording/reproduction device and information recording medium

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US7389039B2 (en) 2003-02-18 2008-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of managing and playing title of medium, medium, and medium drive
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