JP2001076032A - 人事考課システム - Google Patents

人事考課システム

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JP2001076032A
JP2001076032A JP25069399A JP25069399A JP2001076032A JP 2001076032 A JP2001076032 A JP 2001076032A JP 25069399 A JP25069399 A JP 25069399A JP 25069399 A JP25069399 A JP 25069399A JP 2001076032 A JP2001076032 A JP 2001076032A
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Teru Nishiyama
輝 西山
Hiromichi Ota
弘道 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客観的で正確な人事考課を実用的レベルで可
能にする実用的な人事考課システムを提供する。 【解決手段】 考課対象者の人事考課を複数の評価項目
についての評価に基づいて行なう人事考課システムであ
って、個人毎の評価項目の評価結果を入力するための入
力手段と、入力された評価結果を、評価の良否に応じた
数値の個別評点とし、該個別評点を集計してトータル点
を得る予備処理手段と、前記トータル点を、予め設定さ
れた数値表示によるトータル評価基準と照合し、基準中
の該当する評価をトータル評価とする評価手段と、前記
トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する記憶手段
と、前記トータル評価を出力する出力手段とを備えてい
ることを特徴とする人事考課システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の評価項目に
ついて行なった評価に基づいて考課対象者の人事考課を
行なうコンピュータ支援人事考課システムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業等の組織における人事評価の一形態
として、所定期間の業務に関する人事考課がある。人事
考課の目的は、主として個々人の業務に関する意欲、実
績、能力等を正確に掌握することにより、企業活動にお
ける適材適所を図ると共に、昇級や賞与に反映させて労
働意欲及び向上心を増大させることにある。近年は、企
業活動に与える人事考課の影響が重要視され、より正確
な人事考課を求めて、種々の分析的手法が提案されてい
る。
【0003】従来の人事考課は、一般的に、個々の考課
対象者の勤務態度や勤労意欲等の情意評価、業務実績評
価、素養や習熟度等の能力評価等を、一人又は複数の評
価担当者が、実績或いは受けた印象に基づいて銘々の判
断基準で行なっているのがほとんどである。中には、よ
り客観的な評価を目指して、一定の基準を設けたものも
あるが、情意、業績、能力等の分類かこれを若干分析的
にした基準があるに留まり、項目分けされた評価を主観
的に行なっているに過ぎない。
【0004】いずれも、多くの評価要素を含んでいるが
故に正確な人事考課は困難であるという認識から、漠然
とした或いは抽象的な評価に留まっており、客観的な人
事考課を行ない得る実用性のある評価システムは存しな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術の問題を解決し、客観的で正確な人事考課を実用的
レベルで可能にする実用的な人事考課システムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、考
課対象者の人事考課を複数の評価項目についての評価に
基づいて行なう人事考課システムであって、個人毎の評
価項目の評価結果を入力するための入力手段と、入力さ
れた評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別評点と
し、該個別評点を集計してトータル点を得る予備処理手
段と、前記トータル点を、予め設定された数値表示によ
るトータル評価基準と照合し、基準中の該当する評価を
トータル評価とする評価手段と、前記トータル評価をデ
ータ記憶ファイルに記憶する記憶手段と、前記トータル
評価を出力する出力手段とを備えていることを特徴とす
る人事考課システムにより達成される。
【0007】前記予備処理手段は、前記入力手段から入
力された評価結果を、予め設定された数値表示による個
別評価基準と照合し、基準中の該当する評価をその評価
項目についての個別評点とすることにより、前記個別評
点を得るものとすることができる。
【0008】本人事考課システムは、前記複数の評価項
目が、密接に関連する評価項目の群毎に設定された評価
属性に分類されており、前記予備処理手段が、前記個別
評点を評価属性毎に集計して属性合計点とし、各属性合
計点を、予め設定された数値表示による属性評価基準と
照合し、基準中の該当する評価をその評価属性について
の属性評点とし、属性評点を集計してトータル点を得る
ものとすることができる。
【0009】前記評価は、勤務態度や勤労意欲等の情意
評価、業務実績評価、素養や習熟度等の能力評価の1つ
又はこれらの組み合わせとすることができる。
【0010】本人事考課システムは、人事考課を考課対
象者の勤務態度や勤労意欲等の情意評価、業務実績評
価、及び素養や習熟度等の能力評価とし、各評価を各々
複数の評価項目に基づいて行ない、これらの評価を総合
して総合評価を行なうための人事考課システムであっ
て、情意評価を行なうための情意評価部と、業務実績評
価を行なうための実績評価部と、能力評価を行なうため
の能力評価部と、これらの評価部における各評価を総合
して行なう総合評価部と、個人毎の情意評価項目、業務
実績評価項目、及び能力評価項目の評価結果を入力する
ための入力手段とを備え、前記情意評価部は、入力され
た情意評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別評点
とし、該個別評点を集計して情意トータル点とする第1
の予備処理手段と、前記情意トータル点を、予め設定さ
れた数値表示による情意評価基準と照合し、基準中の該
当する評価を情意トータル評価とする第1の評価手段
と、前記情意トータル点及び情意トータル評価をデータ
記憶ファイルに記憶する第1の記憶手段とを備え、前記
業務実績評価部は、入力された業務実績評価結果を、評
価の良否に応じた数値の個別評点とし、該個別評点を集
計して業務実績トータル点とする第2の予備処理手段
と、前記業務実績トータル点を、予め設定された数値表
示による業務実績評価基準と照合し、基準中の該当する
評価を業務実績トータル評価とする第2の評価手段と、
前記業務実績トータル点及び業務実績トータル評価をデ
ータ記憶ファイルに記憶する第2の記憶手段とを備え、
前記能力評価部は、入力された能力評価結果を、評価の
良否に応じた数値の個別評点とし、該個別評点を集計し
て能力トータル点とする第3の予備処理手段と、前記能
力トータル点を、予め設定された数値表示による能力評
価基準と照合し、基準中の該当する評価を能力トータル
評価とする第3の評価手段と、前記能力トータル点及び
能力トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する第3
の記憶手段とを備え、前記総合評価部は、前記第1、第
2及び第3の記憶手段から個人の情意、業務実績及び能
力のトータル点を抽出し、該トータル点を集計し、総合
計点とする第4の予備処理手段と、前記総合計点を、予
め設定された数値表示による総合評価基準と照合し、基
準中の該当する評価を総合計評価とする第4の評価手段
と、前記総合計評価をデータ記憶ファイルに記憶する第
4の記憶手段と、を備え、人事考課システムはさらに、
前記情意、業務実績及び能力のトータル評価並びに前記
総合計評価の一部又は全部を選択的に出力する出力手段
を備えているものとすることができる。
【0011】前記総合評価のための人事考課システム
は、情意評価、業務実績評価及び能力評価の内の少なく
とも1つにおいて、前記複数の評価項目が、密接に関連
する評価項目の群毎に設定された評価属性に分類されて
おり、該分類された評価を行なう前記評価部において、
予備処理手段は、個別評点を評価属性毎に集計して属性
合計点とし、各属性合計点を、予め設定された数値表示
による属性評価基準と照合し、基準中の該当する評価を
その評価属性についての属性評点とし、属性評点を集計
して前記トータル点を得るものとすることができる。
【0012】前記総合評価のための人事考課における第
4の予備処理手段は、前記第1、第2及び第3の記憶手
段から抽出された個人の情意、業務実績及び能力の考課
種別毎のトータル点に対し、ウェイト付けをする考課種
別ウェイト付け手段を備え、ウェイト付けされたトータ
ル点の集計により総合計点を得るウェイト付けをしてト
ータル点を算出するものとすることができる。
【0013】本人事考課システムは、一人の考課対象者
に対し複数の考課担当者がいる場合に、前記予備処理手
段が、複数の考課担当者による複数の前記トータル点毎
に、予め定められた考課担当者に応じたウェイト係数を
乗じて合計することにより、複合トータル点を算出し、
前記評価手段が、前記トータル点に代えて前記複合トー
タル点を、予め設定された数値表示によるトータル評価
基準と照合し、基準中の該当する評価をトータル評価と
することができる。
【0014】本人事考課システムは、業務実績評価にお
いて、前記予備処理手段が、入力された業務実績と、予
め設定された当該考課対象者の目標とを比較して、目標
達成率を算出し、目標達成率に応じた数値の個別評点を
算出する演算手段をさらに備えることができる。
【0015】本人事考課システムは、さらに、考課対象
者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段を備え、該個
人情報記憶手段から抽出された個人の個人情報が前記予
備処理手段に送られるものとすることができる。
【0016】本発明の前記目的はまた、考課対象者の人
事考課を複数の評価項目についての評価に基づいて行な
う人事考課システムのためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、個人毎の評
価項目の評価結果を入力するための入力手段、入力され
た評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別評点と
し、該個別評点を集計してトータル点を得る予備処理手
段、前記トータル点を、予め設定された数値表示による
トータル評価基準と照合し、基準中の該当する評価をト
ータル評価とする評価手段、前記トータル評価をデータ
記憶ファイルに記憶する記憶手段、及び前記トータル評
価を出力する出力手段として、コンピュータを機能させ
るためのプログラムを記録した記録媒体によって達成さ
れる。
【0017】本発明の前記目的はまた、前記 人事考課
を考課対象者の勤務態度や勤労意欲等の情意評価、業務
実績評価、及び素養や習熟度等の能力評価とし、各評価
を各々複数の評価項目に基づいて行ない、これらの評価
を総合して総合評価を行なうための人事考課システムの
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、情意評価を行なうための情意評価
部と、業務実績評価を行なうための実績評価部と、能力
評価を行なうための能力評価部と、これらの評価部にお
ける各評価を総合して評価を行なう総合評価部と、個人
毎の情意評価項目、業務実績評価項目、及び能力評価項
目の評価結果を入力するための入力手段とを備え、前記
情意評価部は、入力された情意評価結果を、評価の良否
に応じた数値の個別評点とし、該個別評点を集計して情
意トータル点とする第1の予備処理手段と、前記情意ト
ータル点を、予め設定された数値表示による情意評価基
準と照合し、基準中の該当する評価を情意トータル評価
とする第1の評価手段と、前記情意トータル点及び情意
トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する第1の記
憶手段とを備え、前記業務実績評価部は、入力された業
務実績評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別評点
とし、該個別評点を集計して業務実績トータル点とする
第2の予備処理手段と、前記業務実績トータル点を、予
め設定された数値表示による業務実績評価基準と照合
し、基準中の該当する評価を業務実績トータル評価とす
る第2の評価手段と、前記業務実績トータル点及び業務
実績トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する第2
の記憶手段とを備え、前記能力評価部は、入力された能
力評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別評点と
し、該個別評点を集計して能力トータル点とする第3の
予備処理手段と、前記能力トータル点を、予め設定され
た数値表示による能力評価基準と照合し、基準中の該当
する評価を能力トータル評価とする第3の評価手段と、
前記能力トータル点及び能力トータル評価をデータ記憶
ファイルに記憶する第3の記憶手段とを備え、前記総合
評価部は、前記第1、第2及び第3の記憶手段から個人
の情意、業務実績及び能力のトータル点を抽出し、該ト
ータル点を集計し、総合計点とする第4の予備処理手段
と、前記総合計点を、予め設定された数値表示による総
合評価基準と照合し、基準中の該当する評価を総合計評
価とする第4の評価手段と、前記総合計評価をデータ記
憶ファイルに記憶する第4の記憶手段と、を備え、人事
考課システムはさらに、前記情意、業務実績及び能力の
トータル評価並びに前記総合計評価の一部又は全部を選
択的に出力する出力手段を備えており、前記情意評価
部、実績評価部、能力評価部、総合評価部、及び入力手
段として、コンピュータを機能させるためのプログラム
を記録した記録媒体により達成される。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態について添付図
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の1実施形態
に係る人事考課システムのブロック構成図である。この
人事考課システムは、中央演算処理装置(CPU)10
と、記憶装置20と、入力装置30と、表示装置40
と、ファイル装置50と、印刷装置60と、これらを接
続する接続線70とを備えている。
【0019】中央演算処理装置10は、記憶装置20に
記憶されたプログラムに従ってシステム全体の制御、フ
ァイルの処理等を行なう。記憶装置20は、メインメモ
リ21、プログラム22等を備え、中央演算処理装置と
協働する。
【0020】入力装置30は、CPUへの指示やデータ
を入力するためのキーボード、マウス等を備えている。
このシステムは、考課対象者の人事考課を複数の評価項
目についての評価に基づいて行なうものであり、入力装
置30には、個人毎の評価項目の評価結果が入力され
る。表示措置40は、入力されたデータや処理結果を表
示するCRT、液晶表示画面等により構成されている。
ファイル装置50は、ハードディスクなどの補助記憶装
置により構成され、以下に説明するファイルを記憶す
る。印刷装置60は、プリンタ等で構成され処理結果や
表示画面中のデータ等を印刷により出力する。
【0021】記憶装置20には、予備処理部及び評価部
のプログラム22が記憶されている。予備処理部は、入
力手段から入力された評価結果(例えば、A・B・Cや
○・△・×の記号)を、個別評価基準ファイルに設定さ
れた数値表示による個別評価基準と照合し、基準中の該
当する評価をその評価項目についての個別評点とする。
そして、この個別評点を集計してトータル点を得る。こ
の集計処理及び以下に説明する集計処理には、評価項目
毎又は評価属性毎に重要度等に応じたウェイト付け(係
数付与)を含めることができる。個別評価基準は、A・
B・Cや○・△・×の記号に、1点、3点、5点等の評
点を対応付ける基準テーブルとすることができる。
【0022】人事考課の形態によっては、複数の評価項
目が、密接に関連する評価項目の群毎に設定された評価
属性に分類されている場合がある。このような場合は、
予備処理部は、個別評点を評価属性毎に集計して属性合
計点とし、各属性合計点を、予め設定された数値表示に
よる属性評価基準と照合し、基準中の該当する評価をそ
の評価属性についての属性評点とし、属性評点を集計し
てトータル点を得るという処理をする。前記属性評価基
準は、属性合計点に属性評点を対応付ける基準テーブル
とすることができ、或いは属性合計点から属性評点を得
る関数とすることもできる。
【0023】総合評価のための人事考課システムにおけ
る予備処理手段は、記憶手段から抽出された個人の情
意、業務実績及び能力の考課種別毎のトータル点に対
し、ウェイト付けをする考課種別ウェイト付け手段を備
え、ウェイト付けされたトータル点の集計により総合計
点を得るものとすることができる。
【0024】評価部は、予備処理部で得たトータル点
を、予め設定された数値表示によるトータル評価基準と
照合し、基準中の該当する評価をトータル評価とする処
理をする。このトータル評価基準は、トータル点にトー
タル評価を対応付ける基準テーブルとすることができ、
或いはトータル点からトータル評価を得る関数とするこ
ともできる。
【0025】ファイル装置50は、トータル評価を個人
毎にデータ記憶ファイルに記憶する。また、必要に応じ
て、中間データである個別評点、属性評点をファイル装
置50に記憶するようにしてもよい。
【0026】印刷装置60は、種々の形態のプリンタと
することができ、ファイル装置50に記憶されたトータ
ル評価(必要により、個別評点、属性評点、トータル
点)を、印刷プログラムに応じて、表形式等で印刷す
る。
【0027】図2及び図3は、以上のように構成された
システムによる考課処理の手順を示している。図2は、
複数の評価項目が評価属性に分類されている場合の例で
あり、図3はそのように分類化されていない場合の例で
ある。
【0028】図2の例においては、先ず、考課担当者が
考課対象者について行なった評価結果Dをキーボード等
の入力装置30で行なう(ステップS1)。このとき、
考課対象者についての特定及び情報は、キーボードから
行なってもよいし、予め氏名、所属、年齢、勤続年数等
を入力された個人情報ファイルF1から読み出してもよ
い。CPU10は、プログラム22の指示に従って、以
下の処理を行なう。入力された評価結果は、予備処理部
において、個別評価基準ファイルF2から読み出された
評価結果と照合され、個別評点が決定される(ステップ
S2)。そしてさらに、評価属性毎に個別評点が集計さ
れ、属性合計点が得られる(ステップS3)。得られた
属性合計点は、属性評価基準ファイルF3から読み出さ
れた属性評価基準と照合され、属性評点が決定される
(ステップS4)。そして、全ての属性評点が集計され
トータル点が算出される(ステップS5)。次に、評価
部において、トータル点は、トータル評価基準ファイル
F4から読み出されたトータル評価基準と照合され、ト
ータル評価が決定される(ステップS6)。このトータ
ル評価が、目的とする情意評価である。トータル評価
は、人事考課マスターファイルF5に記憶され、必要に
応じてプリンタPにより印刷される(ステップS7)。
【0029】また、一人の考課対象者に対し複数の考課
担当者がいる場合には、予備処理部は、前記ステップS
5において、複数の考課担当者による複数の前記トータ
ル点毎に、予め定められた考課担当者に応じたウェイト
係数を乗じて合計することにより、複合トータル点を算
出することができる。この複合トータル点が前述のトー
タル点に該当する。評価部は、複合トータル点を、予め
設定された数値表示によるトータル評価基準と照合し、
基準中の該当する評価をトータル評価とすることとな
る。
【0030】図3の例は、評価属性の分類がない点以外
は、図2の例と同様であり、評価結果の入力(ステップ
S1’)、個別評点の決定(ステップS2’)は、図2
の例と同様におこなわれる。図3の例では、次に、個別
評点の全体が集計されてトータル点が得られる(ステッ
プS3’)。この後のトータル評価の決定(ステップS
4’)及びトータル評価の記憶・印刷(ステップS
5’)は、図2の例と同様である。
【0031】図4から図7は、上記システムの具体的な
適用例を示している。図4は考課対象者の勤務態度や勤
労意欲等の情意評価、図5は業務実績評価、図6は素養
や習熟度等の能力評価、図7はこれら各評価を総合した
総合評価を、各々行なう場合の手順を示している。
【0032】図4の例では、先ず、情意評価基準表Raに
基づいて行なわれた項目別情意評価結果Daが入力装置3
0から入力される(ステップS1a)。情意評価基準表Ra
は、例えば図8に示す評価票とすることができる。図8
の例では、規律性、協調性、意志疎通等のグループに分
類された情意属性が記載され、例えば、規律性の欄に
は、勤務規則の遵守、指示命令への対応、身だしなみ等
の情意評価項目が記載されている。この評価票の右端部
には、これらの評価項目毎に○・△・×の評価記入欄が
あり、考課担当者は、この欄に記入をして、項目別情意
評価結果Daを作成する。
【0033】情意評価結果Daは、図2について説明した
ように、キーボード等の入力装置30又は個人情報ファ
イルFiからのデータと共に入力される。CPU10、プ
ログラム22等による処理は、図2についてした説明と
基本的に同じであり、図2におけるステップS1〜S
7、及び評価基準ファイルF2,F3,F4は、図4で
はステップS1a〜S7a、及び評価基準ファイルF1a,F2a,F3
aに対応する。したがって、図2のステップS1〜S7
についてした説明がステップS1a〜S7aに当てはまる。ス
テップS7aで得られた情意トータル評価は、人事考課マ
スターファイルFmに記憶され、必要に応じてプリンタP
により印刷される。なお、後述する総合評価のために
は、トータル点も人事考課マスターファイルFmに記憶さ
せる。
【0034】図5に示す業務実績評価の例では、先ず、
業務実績評価基準表Rbに基づいて行なわれた項目別実績
評価結果Dbが入力される(ステップS1b)。業務実績評価
基準表Rbは、例えば図9に示す評価票とすることができ
る。図9の例は、自動車の販売会社における営業職の業
務実績を評価するためのものであり、販売台数、車検取
り入れ台数、新規顧客獲得件数等の実績評価項目等が記
載されている。各評価項目に評価記入欄が設けてあり、
考課担当者は、そこに月次実績を記入し、年度目標から
割り出される月次目標に対する目標達成率を計算して記
入する。この例では、さらに評価項目毎にウェイト付け
がされており、考課担当者はこのウェイト係数(ウェイ
トW)を目標達成率に掛け合わせて各評価項目毎に評価
結果を記入するというようにして、項目別業務実績評価
結果Dbを作成する。なお、月次目標等の目標値及び評価
項目毎のウェイト係数は、記憶装置に記憶させておき、
月次実績等の業務実績の入力に基づいて、プログラム上
で目標達成率、及びウェイト係数の掛け合わせを行なう
ようにしてもよい。
【0035】業務実績評価結果Dbは、図3について説明
したように、キーボード等の入力装置30又は個人情報
ファイルFiからのデータと共に入力される。CPU1
0、プログラム22等による処理は、図3についてした
説明と基本的に同じであり、図3におけるステップS
1’〜S5’、及び評価基準ファイルF2,F4は、図
5ではステップS1b〜S5b、及び評価基準ファイルF1b,F2
bに各々対応する。したがって、図3のステップS1’
〜S5’についてした説明がステップS1b〜S5bに当ては
まる。ステップS5bで得られた業務実績トータル評価
は、人事考課マスターファイルFmに記憶され、必要に応
じてプリンタPにより印刷される。なお、後述する総合
評価のためには、トータル点も人事考課マスターファイ
ルFmに記憶させる。
【0036】図6に示す能力評価の例では、先ず、能力
評価基準表Rcに基づいて行なわれた項目別能力評価結果
Dcが入力される(ステップS1c)。能力評価基準表Rcは、
例えば図10に示す評価票とすることができる。図10
の例は、自動車の販売会社における営業職の能力を評価
するためのものであり、新規開拓、車検・整備の促進・
販売、保険販売等のグループに分類された能力属性が記
載され、例えば、新規開拓の欄には、見込みリスト一覧
表の作成、訪問件数、獲得件数等の能力評価項目が記載
されている。この評価票には、これらの評価項目毎に習
熟等級の評価記入欄があり、考課担当者は、この欄に記
入をして、項目別能力評価結果Dcを作成する。
【0037】能力評価結果Dcは、図2について説明した
ように、キーボード等の入力装置30又は個人情報ファ
イルFiからのデータと共に入力される。CPU10、プ
ログラム22等による処理は、図2についてした説明と
基本的に同じであり、図2におけるステップS1〜S
7、及び評価基準ファイルF2,F3,F4は、図4で
はステップS1c〜S7c、及び評価基準ファイルF1c,F2c,F3
cに対応する。したがって、図2のステップS1〜S7
についてした説明がステップS1c〜S7cに当てはまる。ス
テップS6cでは、ステップS5cで得られたトータル点が、
トータル評価基準ファイルF4から読み出されたトータ
ル評価基準と照合され、トータル評価が決定される。さ
らに、ステップS6cでは、能力の伸びという属性を設け
て評価の対象に取り入れることができる。これには、例
えば、前回又は一定期間前の過去の能力評価と現在の能
力評価とを、トータル点同士等により比較して行なうこ
とができる。このため、過去の能力評価のレベル及び現
在評価との差を元にし、図6に示す能力進捗度評価基準
ファイルF4cに格納された基準との照合により能力伸び
の評価を決定することができる。また、必要に応じて、
これにさらに考課対象者の現在能力等級をキーボードK
から入力し、その等級をも参照してトータル評価が決定
されるようにしてもよい。次に、ステップS7cで得られ
た能力トータル評価は、人事考課マスターファイルFmに
記憶され、必要に応じてプリンタPにより印刷される。
なお、後述する総合評価のためには、トータル点も人事
考課マスターファイルFmに記憶させる。
【0038】図7に示す総合評価の例においては、CP
U10、プログラム22等による処理は、以下のように
行なわれる。人事考課マスターファイルFmから既に記憶
されている情意トータル点、業務実績トータル点、及び
能力トータル点が読み出される(ステップS1d)。読み
出されたトータル点は、集計され総合計点とされる(ス
テップS2d)。また、予備処理部に考課種別ウェイト付
け手段が備えられている場合にはウェイト基準ファイル
F1dに格納されたウェイト付け基準に従って情意、業務
実績及び能力の考課種別毎のトータル点に対し、ウェイ
ト付けをして合計され総合計点が得られる(ステップS2
d')。この総合計点が、総合評価基準ファイルF2d中の
予め設定された数値表示による総合評価基準と照合さ
れ、基準中の該当する評価が総合計評価とされる(ステ
ップS3d)。ステップS3dで得られた総合計評価は、人事
考課マスターファイルFmに記憶され、必要に応じてプリ
ンタPにより印刷される。
【0039】次に、或る考課対象者Aに対し、3人の考
課担当者(甲、乙、丙)がいる場合を想定して、上記人
事考課システムの適用例を説明する。この例では、人事
考課は、情意評価、業務実績評価、能力評価、総合評価
について行なう。考課担当者は、図8、図9,図10に
示した各評価のための評価票に、考課対象者Aの所定期
間についての評価を記入をする。評価票の記入事項は、
キーボード等により本人事考課システムに入力される。
【0040】情意、業務実績、能力の各評価のための予
備処理手段においては、既に説明したように、1つ1つ
の評価項目毎に個別評点が決定され、それが属性毎に集
計され、属性評価基準にしたがって属性評点が決定さ
れ、属性評点が集計されてトータル点が決められる。ト
ータル点は、トータル評価基準と照合されてトータル評
価が決定される。その結果、図11に示すように、考課
種別毎の評価結果が出力される。この例では、以下のも
のが出力されている。
【0041】情実評価:各属性の評価結果(属性評点及
び属性評価)及びその集計結果(トータル点及びトータ
ル評価) 業務実績評価:課業別実績(属性評点及び属性評価)及
びその集計結果が出力(トータル点及びトータル評
価)、 能力評価:集計結果(トータル点及びトータル評価) この考課対象者Aには、評価種別及び考課担当者毎に以
下のようなウェイト係数が予め決められている: 評価種別毎のウェイト係数(Wa) 情実評価:0.2、 業務実績評価:0.5、 能力評価:0.3 考課担当者毎のウェイト係数(Wb) 甲:0.5、 乙:0.3、 丙:0.2 評価種別ウェイト係数は、考課対象者の当該業務の経験
年数、能力等により、決められる。例えば、経験年数が
長ければ、業務実績評価のウェイトを重くし、年齢若け
れば情意評価のウェイトを重くするというように決める
ことができる。考課担当者のウェイト係数は、考課対象
者との業務上の緊密性等によって決められ、直接の上司
である考課担当者のウェイトは他部門の考課担当者より
重くする等というように決められる。
【0042】総合評価においては、以下のようにして、
各評価にウェイト付けがされた後に合計され総合計点が
もとめられる: ・情意評価のウェイト付きトータル点 甲の分:53(トータル点)×0.5(甲のウェイト)
×0.2=5.3 乙の分:49(トータル点)×0.3(乙のウェイト)
×0.2=2.9 丙の分:50(トータル点)×0.2(丙のウェイト)
×0.2=2.0 ウェイト付きトータル点=5.3+2.9+2.0=1
0.2 ・業務実績評価のウェイト付きトータル点 甲の分:83(トータル点)×0.5(甲のウェイト)
×0.5=20.8 乙の分:81(トータル点)×0.3(乙のウェイト)
×0.5=12.2 丙の分:84(トータル点)×0.2(丙のウェイト)
×0.5=8.4 ウェイト付きトータル点=20.8+12.2+8.4
=41.4 ・能力評価のウェイト付きトータル点 甲の分:54(トータル点)×0.5(甲のウェイト)
×0.3=8.1 乙の分:44(トータル点)×0.3(乙のウェイト)
×0.3=4.0 丙の分:46(トータル点)×0.2(丙のウェイト)
×0.3=2.8 ウェイト付きトータル点=8.1+4.0+2.8=1
4.9 ・総合計点の算出 10.2+41.4+14.9=66.5 このようにして、総合計点が「66.5」と決定され
た。これをまとめたものを表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】この総合計点を総合評価基準と照合して、
総合計評価が「B」と決定された。
【0045】なお、能力評価においては、前述のように
能力の伸びを評価に取り入れることができる。この場
合、能力評価中、若年層には伸び評価のウェイトを重く
し、経験者層には伸びよりも現在の能力の評価のウェイ
トを重くするというようにウェイト付けすることができ
る。これは、能力の伸びという属性を能力評価中に設
け、そのウェイトを調整することにより行なうことがで
きる。
【0046】図12は、このようにして決定された情意
評価、業務実績評価、能力評価、総合評価を2グループ
の考課対象者について示す一覧表である。この表は、多
数の考課対象者の全体を見やすく表示している。また、
表中の「確定」の欄は、この全体での位置づけの下に最
終確定評価を考課担当者が協議して決定し記入すること
ができるように設けられている。
【0047】以上の情意評価、業務実績評価、能力評
価、総合評価の各システムは、各々個別に構成してもよ
いし、2つ以上を選択して組み合わせてもよく、或いは
全てを組み合わせたトータルシステムとしてもよい。上
記全ての評価を組み合わせたシステムとするときは、情
意評価、業務実績評価、能力評価、総合評価の各システ
ムは、これらに対応して第1,第2,第3,第4の予備
処理部及び評価部(記憶装置20内)、並びにファイル
(ファイル装置50内)が備えられる。2以上の選択又
は全ての組み合わせによりシステムを構成した場合は、
或るシステム(例えば情意評価及び業務実績評価システ
ム)を月毎、或るシステム(例えば能力評価)を半年
毎、他のシステム(例えば総合評価)を1年毎というよ
うに必要に応じて作動させるようにしてもよい。
【0048】総合評価システムにより得られる総合計評
価は、昇級や賞与の決定、査定ランク決め等に使用する
ことができる。また、属性評価を参照することにより、
考課対象者への業務改善のための助言・勧告や配属の適
正化に役立てることができる。
【0049】なお、本発明は、以上に説明したようなコ
ンピュータに組み込まれた構成として捉えることがで
き、或いは、コンピュータを機能させるためのプログラ
ムを記録した記録媒体(磁気、光、静電容量、通信手段
等を利用した種々の記録媒体)として構成することもで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る人事考課シ
ステムにおいては、予備処理手段により、複数の評価項
目についての評価をその良否に応じた数値の個別評点と
し、該個別評点を集計してトータル点を得、評価手段に
より、前記トータル点を、数値表示によるトータル評価
基準と照合し、トータル評価とするというように、複数
の評価項目の各々についての数値評価及びそのトータル
についての数値評価として人事考課を行なうので、客観
的で正確な人事考課が可能となり、コンピュータを用い
た実用的なシステムにより実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る人事考課システムの
ブロック構成図である。
【図2】図1に示す人事考課システムによる考課処理の
一例の手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す人事考課システムによる考課処理の
他の例の手順を示すフローチャートである。
【図4】図2の処理を情意評価に適用した例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3の処理を業務実績評価に適用した例を示す
フローチャートである。
【図6】図2の処理を能力評価に適用した例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図4〜図7に続く総合評価の例を示すフローチ
ャートである。
【図8】図4に示した評価に使用する情意評価基準表の
1例を示す図である。
【図9】図5に示した評価に使用する業務実績評価基準
表の1例を示す図である。
【図10】図6に示した評価に使用する能力評価基準表
の1例を示す図である。
【図11】図1に示すシステムの出力の一例であり、考
課種別毎の評価結果を示す一覧表である。
【図12】図1に示すシステムの出力の他の例であり、
情意評価、業務実績評価、能力評価、総合評価を3グル
ープの考課対象者について示す一覧表である。
【符号の説明】
10 中央演算処理装置(CPU) 20 記憶装置 30 入力装置 40 表示装置 50 ファイル装置 60 印刷装置 70 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 弘道 大阪府大阪市北区中津2丁目8 B911 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB00 CC33 DD05 EE01 EE02 FF02 FF03 FF07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 考課対象者の人事考課を複数の評価項目
    についての評価に基づいて行なう人事考課システムであ
    って、 個人毎の評価項目の評価結果を入力するための入力手段
    と、 入力された評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別
    評点とし、該個別評点を集計してトータル点を得る予備
    処理手段と、 前記トータル点を、予め設定された数値表示によるトー
    タル評価基準と照合し、基準中の該当する評価をトータ
    ル評価とする評価手段と、 前記トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する記憶
    手段と、 前記トータル評価を出力する出力手段とを備えているこ
    とを特徴とする人事考課システム。
  2. 【請求項2】 前記予備処理手段は、前記入力手段から
    入力された評価結果を、予め設定された数値表示による
    個別評価基準と照合し、基準中の該当する評価をその評
    価項目についての個別評点とすることにより、前記個別
    評点を得ることを特徴とする請求項1に記載の人事考課
    システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の評価項目が、密接に関連する
    評価項目の群毎に設定された評価属性に分類されてお
    り、 前記予備処理手段は、前記個別評点を評価属性毎に集計
    して属性合計点とし、各属性合計点を、予め設定された
    数値表示による属性評価基準と照合し、基準中の該当す
    る評価をその評価属性についての属性評点とし、属性評
    点を集計してトータル点を得るものであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の人事考課システム。
  4. 【請求項4】 前記評価が、勤務態度や勤労意欲等の情
    意評価である請求項1から3のいずれかに記載の人事考
    課システム。
  5. 【請求項5】 前記評価が、業務実績評価である請求項
    1から3のいずれかに記載の人事考課システム。
  6. 【請求項6】 前記評価が、素養や習熟度等の能力評価
    である請求項1から3のいずれかに記載の人事考課シス
    テム。
  7. 【請求項7】 人事考課を考課対象者の勤務態度や勤労
    意欲等の情意評価、業務実績評価、及び素養や習熟度等
    の能力評価とし、各評価を各々複数の評価項目に基づい
    て行ない、これらの評価を総合して総合評価を行なうた
    めの人事考課システムであって、 情意評価を行なうための情意評価部と、業務実績評価を
    行なうための実績評価部と、能力評価を行なうための能
    力評価部と、これらの評価部における各評価を総合して
    行なう総合評価部と、個人毎の情意評価項目、業務実績
    評価項目、及び能力評価項目の評価結果を入力するため
    の入力手段とを備え、 前記情意評価部は、 入力された情意評価結果を、評価の良否に応じた数値の
    個別評点とし、該個別評点を集計して情意トータル点と
    する第1の予備処理手段と、 前記情意トータル点を、予め設定された数値表示による
    情意評価基準と照合し、基準中の該当する評価を情意ト
    ータル評価とする第1の評価手段と、 前記情意トータル点及び情意トータル評価をデータ記憶
    ファイルに記憶する第1の記憶手段とを備え、 前記業務実績評価部は、 入力された業務実績評価結果を、評価の良否に応じた数
    値の個別評点とし、該個別評点を集計して業務実績トー
    タル点とする第2の予備処理手段と、 前記業務実績トータル点を、予め設定された数値表示に
    よる業務実績評価基準と照合し、基準中の該当する評価
    を業務実績トータル評価とする第2の評価手段と、 前記業務実績トータル点及び業務実績トータル評価をデ
    ータ記憶ファイルに記憶する第2の記憶手段とを備え、 前記能力評価部は、 入力された能力評価結果を、評価の良否に応じた数値の
    個別評点とし、該個別評点を集計して能力トータル点と
    する第3の予備処理手段と、 前記能力トータル点を、予め設定された数値表示による
    能力評価基準と照合し、基準中の該当する評価を能力ト
    ータル評価とする第3の評価手段と、 前記能力トータル点及び能力トータル評価をデータ記憶
    ファイルに記憶する第3の記憶手段とを備え、 前記総合評価部は、前記第1、第2及び第3の記憶手段
    から個人の情意、業務実績及び能力のトータル点を抽出
    し、該トータル点を集計して総合計点とする第4の予備
    処理手段と、 前記総合計点を、予め設定された数値表示による総合評
    価基準と照合し、基準中の該当する評価を総合計評価と
    する第4の評価手段と、 前記総合計評価をデータ記憶ファイルに記憶する第4の
    記憶手段と、を備え、 人事考課システムはさらに、 前記情意、業務実績及び能力のトータル評価並びに前記
    総合計評価の一部又は全部を選択的に出力する出力手段
    を備えていることを特徴とする人事考課システム。
  8. 【請求項8】 情意評価、業務実績評価及び能力評価の
    内の少なくとも1つにおいて、前記複数の評価項目が、
    密接に関連する評価項目の群毎に設定された評価属性に
    分類されており、 該分類された評価を行なう前記評価部において、予備処
    理手段は、個別評点を評価属性毎に集計して属性合計点
    とし、各属性合計点を、予め設定された数値表示による
    属性評価基準と照合し、基準中の該当する評価をその評
    価属性についての属性評点とし、属性評点を集計して前
    記トータル点を得るものであることを特徴とする請求項
    5,7又は8に記載の人事考課システム。
  9. 【請求項9】 前記総合評価部における第4の予備処理
    手段は、前記第1、第2及び第3の記憶手段から抽出さ
    れた個人の情意、業務実績及び能力の考課種別毎のトー
    タル点に対し、ウェイト付けをする考課種別ウェイト付
    け手段を備え、ウェイト付けされたトータル点の集計に
    より総合計点を得ることを特徴とする請求項7又は8に
    記載の人事考課システム。
  10. 【請求項10】 一人の考課対象者に対し複数の考課担
    当者がいる場合に、前記予備処理手段は、複数の考課担
    当者による複数の前記トータル点毎に、予め定められた
    考課担当者に応じたウェイト係数を乗じて合計すること
    により、複合トータル点を算出し、前記評価手段は、前
    記複合トータル点を、予め設定された数値表示によるト
    ータル評価基準と照合し、基準中の該当する評価をトー
    タル評価とすることを特徴とする請求項1から9のいず
    れかに記載の人事考課システム。
  11. 【請求項11】 業務実績評価において、前記予備処理
    手段が、入力された業務実績と、予め設定された当該考
    課対象者の目標とを比較して、目標達成率を算出し、目
    標達成率に応じた数値の個別評点を算出する演算手段を
    さらに備えていることを特徴とする請求項7又は8に記
    載の人事考課システム。
  12. 【請求項12】 さらに、考課対象者の個人情報を記憶
    する個人情報記憶手段を備え、該個人情報記憶手段から
    抽出された個人の個人情報が前記予備処理手段に送られ
    ることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載
    の人事考課システム。
  13. 【請求項13】 考課対象者の人事考課を複数の評価項
    目についての評価に基づいて行なう人事考課システムの
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 個人毎の評価項目の評価結果を入力するための入力手
    段、 入力された評価結果を、評価の良否に応じた数値の個別
    評点とし、該個別評点を集計してトータル点を得る予備
    処理手段、 前記トータル点を、予め設定された数値表示によるトー
    タル評価基準と照合し、基準中の該当する評価をトータ
    ル評価とする評価手段、 前記トータル評価をデータ記憶ファイルに記憶する記憶
    手段、及び前記トータル評価を出力する出力手段とし
    て、コンピュータを機能させるためのプログラムを記録
    した記録媒体。
  14. 【請求項14】 人事考課を考課対象者の勤務態度や勤
    労意欲等の情意評価、業務実績評価、及び素養や習熟度
    等の能力評価とし、各評価を各々複数の評価項目に基づ
    いて行ない、これらの評価を総合して総合評価を行なう
    ための人事考課システムのためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 情意評価を行なうための情意評価部と、業務実績評価を
    行なうための実績評価部と、能力評価を行なうための能
    力評価部と、これらの評価部における各評価を総合して
    評価を行なう総合評価部と、個人毎の情意評価項目、業
    務実績評価項目、及び能力評価項目の評価結果を入力す
    るための入力手段とを備え、 前記情意評価部は、 入力された情意評価結果を、評価の良否に応じた数値の
    個別評点とし、該個別評点を集計して情意トータル点と
    する第1の予備処理手段と、 前記情意トータル点を、予め設定された数値表示による
    情意評価基準と照合し、基準中の該当する評価を情意ト
    ータル評価とする第1の評価手段と、 前記情意トータル点及び情意トータル評価をデータ記憶
    ファイルに記憶する第1の記憶手段とを備え、 前記業務実績評価部は、 入力された業務実績評価結果を、評価の良否に応じた数
    値の個別評点とし、該個別評点を集計して業務実績トー
    タル点とする第2の予備処理手段と、 前記業務実績トータル点を、予め設定された数値表示に
    よる業務実績評価基準と照合し、基準中の該当する評価
    を業務実績トータル評価とする第2の評価手段と、 前記業務実績トータル点及び業務実績トータル評価をデ
    ータ記憶ファイルに記憶する第2の記憶手段とを備え、 前記能力評価部は、 入力された能力評価結果を、評価の良否に応じた数値の
    個別評点とし、該個別評点を集計して能力トータル点と
    する第3の予備処理手段と、 前記能力トータル点を、予め設定された数値表示による
    能力評価基準と照合し、基準中の該当する評価を能力ト
    ータル評価とする第3の評価手段と、 前記能力トータル点及び能力トータル評価をデータ記憶
    ファイルに記憶する第3の記憶手段とを備え、 前記総合評価部は、前記第1、第2及び第3の記憶手段
    から個人の情意、業務実績及び能力のトータル点を抽出
    し、該トータル点を集計し、総合計点とする第4の予備
    処理手段と、 前記総合計点を、予め設定された数値表示による総合評
    価基準と照合し、基準中の該当する評価を総合計評価と
    する第4の評価手段と、 前記総合計評価をデータ記憶ファイルに記憶する第4の
    記憶手段と、を備え、 人事考課システムはさらに、 前記情意、業務実績及び能力のトータル評価並びに前記
    総合計評価の一部又は全部を選択的に出力する出力手段
    を備えており、 前記情意評価部、実績評価部、能力評価部、総合評価
    部、及び入力手段として、コンピュータを機能させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
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