JP2001075678A - 携帯無線端末とリセット方法 - Google Patents

携帯無線端末とリセット方法

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JP2001075678A
JP2001075678A JP25544799A JP25544799A JP2001075678A JP 2001075678 A JP2001075678 A JP 2001075678A JP 25544799 A JP25544799 A JP 25544799A JP 25544799 A JP25544799 A JP 25544799A JP 2001075678 A JP2001075678 A JP 2001075678A
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JP
Japan
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data
reset
wireless terminal
memory data
portable wireless
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JP25544799A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Yanagiya
秀之 柳谷
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPUを使用している携帯無線端末で、静電
気の放電などによる一時的な動作異常でリセットが発生
しても、初期鳴音せずに待ち受け状態またはリセット前
の状態へ復帰できるようにする 【解決手段】 MPUのリセット処理発生時に、RAM
に書き込まれているデータが誤っているかどうかの判定
を行ない、データが正しければ、RAMの初期化処理は
行なわず、その結果データ消失がないので初期鳴音を発
生させることなしに待ち受け状態またはリセット前の状
態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線端末とそ
のMPUリセット方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯無線端末には、その他の一般的な電
子機器と同様にリセット回路が設けられており、電源電
圧が低下した場合や制御誤りが発生した場合、あるいは
一次電池が抜き取られた後に再挿入されたときなどに
は、このリセット回路によりMPUに対してリセットが
かけられる。MPUに対しリセットが行われると、リセ
ット割り込みにより、初期化処理へベクタジャンプし初
期化処理を行なう。初期化処理としては、演算用レジス
タのスタックポインタの初期化、外部制御ポートの初期
化、外部デバイスの初期化、RAMデータ異常の時のR
AMデバイスの初期化等がある。これらを行なうとMP
Uは、初期化したことをユーザに示す初期鳴音動作を行
い、携帯無線端末は待受け状態になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPU
に対するリセットは、静電気の放電等により発生する場
合が有り、そのときにも初期鳴音を行っていた。静電気
の放電は一時的なもので、端末は殆どの場合すぐに正常
状態に戻るが、その場合でも初期鳴音を行うと使用者は
故障ではないかと不安になってしまう問題があった。
【0004】本発明の目的は、リセットが発生しても、
静電気放電のように一時的なもので端末が正常動作に復
帰しているときは初期鳴音を発生させないようにした携
帯無線端末とそのリセット方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、動作異常の検出手段と、この手段により
動作異常が検出されたときに少なくとも外部デバイスの
初期化を行う第1のリセット手段と、メモリデータをチ
ェックするチェック手段と、この手段によりメモリデー
タが異常と判断されたときにのみメモリデータの初期化
を行ったのち初期鳴音を出力する第2のリセット手段
と、前記チェック手段によりメモリデータが正常と判断
されたときあるいは前記第2のリセット手段が動作終了
したときに当該端末を待ち受け状態にする制御手段と、
を備えたことを特徴とする携帯無線端末を提供する。
【0006】また、本発明は、動作異常の検出手段と、
この手段により動作異常が検出されたときに少なくとも
外部デバイスの初期化を行う第1のリセット手段と、前
記検出手段により動作異常が検出されたときにメモリデ
ータをチェックするチェック手段と、この手段によりメ
モリデータが異常と判断されたときにのみメモリデータ
の初期化を行ったのち初期鳴音を出力する第2のリセッ
ト手段と、この第2のリセット手段が動作終了したとき
に当該携帯無線端末を待ち受け状態にする第1の制御手
段と、前記チェック手段によりメモリデータが正常と判
断されたときそのデータを用いて当該無線端末をリセッ
ト前の状態に復帰させる第2の制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする携帯無線端末を提供する。
【0007】また、本発明は、上記の携帯無線端末にお
いて、前記メモリデータのチェック手段によりメモリデ
ータが正常と判断されたときに、そのデータの中に一次
電池抜き取りの記録があるときは、初期鳴音のみを行っ
て当該携帯無線端末を待ち受け状態もしくはリセット前
の状態にする第3の制御手段を設けたことを特徴とする
携帯無線端末を提供する。
【0008】また、本発明は、MPUに対するリセット
が発生したときに、メモリデータが正常であればメモリ
の初期化を行わず、初期鳴音も発生せず、かつ当該携帯
無線端末を待ち受け状態にするようにしたことを特徴と
する携帯無線端末のリセット方法を提供する。
【0009】また、本発明は、MPUに対するリセット
が発生したときに、メモリデータが正常であればメモリ
の初期化を行わず、初期鳴音も発生せず、かつ当該携帯
無線端末をリセット前の状態に復帰させるようにしたこ
とを特徴とする携帯無線端末のリセット方法を提供す
る。
【0010】更に、本発明は、上記の携帯無線端末のリ
セット方法において、メモリデータが正常であってかつ
そのデータの中に一次電池抜き取りの記録があるとき
は、初期鳴音のみを行って当該携帯無線端末を待ち受け
状態もしくはリセット前の状態にすることを特徴とする
携帯無線端末のリセット方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。説明は、無線選択呼出受信機を例として行
なうが、本発明は無線選択呼出受信機に限らず、リセッ
ト回路を有するMPUにより制御されている携帯無線端
末すべてに適用可能である。図1は、本発明の無線選択
呼出受信機のブロック構成図である。アンテナ1で受信
した無線電波は、無線部2で復調され、波形整形部3で
ディジタルデータとなる。MPU4はROM(読み出し
専用メモリ)5に格納されている制御プログラムで動作
し、受信したデータをRAM(ランダムアクセスメモ
リ)6に記憶し、増幅部10を経由し、スピーカ11や
バイブレータ12を駆動し、ユーザにメッセージ等のデ
ータ受信を知らせる。同時に、メッセージ処理部13で
受信メッセージを処理し、表示部14に表示する。ユー
ザは入力部9により受信したメッセージの保存、消去、
古いメッセージの呼出などの操作を行なう。電源部8は
無線選択呼出受信機の電源である。リセット部7は、電
源部8の電圧があらかじめ定められた電圧以下に低下し
たり、静電気によりMPU4が各部を制御している制御
信号に誤りが生じたりすると、MPU4に対してリセッ
ト信号を送出する。
【0012】次に、本発明の動作を詳細に説明する。リ
セット部7からリセット信号がMPU4に加わると、M
PU4の内部回路によりROM5に格納されているリセ
ット処理へベクタジャンプが行われる。図2は、本発明
の特徴とするベクタジャンプ後のリセット処理のフロー
である。このリセット処理では、まず演算用レジスタの
スタックポインタの初期化を行い(STEP21)、MPU
4の外部出力・入力ポートの初期化を行なう(STEP2
2)。次に各種の外部デバイス、無線部2のRFやデコ
ーダ、表示部14のLCD等の初期化を行なう。(STEP
23)。次にRAM6に格納してあるデータのチェック
を行なう(STEP24)。RAM6のデータの主なものと
してはメッセージメモリがあり、このようなデータのチ
ェックには、データにチェックサムを付加しておき、こ
のチェックサムが正しいか誤っているかでチェックを行
なう。チェックがNGであれば(STEP25でNO)、RA
M6のデータの初期化を行い(STEP26)、スピーカ1
1より初期鳴音を送出し(STEP27)、表示部14に待
受け表示を行なう(STEP29)。チェックがOKであれ
ば(STEP25でYES)、リセット前のデータが保存され
ているので、その中に一次電池をはずした記録があるか
を調べる(STEP28)。もしこの記録があれば初期鳴音
動作(STEP27)へ移行し、なければRAM6のデータ
の初期化および初期鳴音は行なわず、直接、待受け表示
とする(STEP29)。
【0013】スピーカ11よりの初期鳴音は、メッセー
ジ受信をユーザに知らせる鳴音とは異なる種類の鳴音で
ある。また待受け表示は、通常の受信待ちの状態であ
り、表示部14には何も表示しない状態か時計表示など
が一般的である。MPU4のリセットが生じても、それ
が静電気の放電によるもののように一時的なもので、R
AM6のデータが壊れていなければ、初期鳴音を発生さ
せないのでユーザに不安を与えることがない。また、デ
ータが正常でも、一次電池抜き取りの記録があったと
き、即ち電池交換が行われかつメモリデータが二次電池
により正常にバックアップされていたときは、その一次
電池再挿入によるリセットが行われたと判断し、鳴音を
出力してユーザに電池交換が正常に行われたことを知ら
せることができる。
【0014】図3は、他のリセット処理の制御フローで
ある。リセット部7からMPU4にリセット信号が加わ
ると、MPU4は、演算用レジスタのスタックポインタ
の初期化(STEP31)、外部制御ポートの初期化(STEP3
2)、外部デバイスの初期化(STEP33)を行い、RA
M6のデータのチェックを行なう(STEP34)。データ
がNGであれば(STEP35でNO)、RAM6のデータを
初期化し(STEP36)、スピーカ11より初期鳴音を送
出し(STEP37)、待受け表示となる(STEP39)。こ
こまでの動作は図2の場合と同じである。一方、もしデ
ータがOKであれば(STEP35でYES)、リセット前の
データが保存されているので、その中に一次電池をはず
した記録があるかを調べる(STEP38)。もしこの記録
があれば初期鳴音動作を行い(STEP40)、次いで、メ
ッセージ表示中や各種データの設定中などリセット前の
受信機の状態も保持されているはずなのでこのデータを
用いて立ち上がり、表示部14にはリセット前の表示を
行なう(STEP41)。メモリデータ中に一次電池抜き取
りの記録がないときは、静電気放電による一時的なリセ
ットであったと判断して、直接STEP41へ移行する。こ
のようにするとユーザは、静電気放電によるリセット処
理が走っても、ほとんど気が付かずに端末の操作を継続
できるようになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、静
電気の放電等の不測の事態によりリセットが発生した場
合でも、メッセージメモリ等のデータが保持されていれ
ば、鳴音を発生することなく待受け表示となるので、使
用者に不安を与えることがない。また、単に待受け表示
にするのでなく、リセット前の表示で立ち上がることに
すれば、端末操作中の状態でも立ち上がるので、使用者
に不安を与えることがないのみならず、使用者の端末操
作性も著しく向上する。また逆に、RAMのデータが失
われている場合には、初期鳴音を発生することで、その
旨を使用者に知らせることができる。さらに一次電池交
換時には、メモリデータが二次電池により正常に保持さ
れていても、電池交換が終わったことを初期鳴音により
ユーザに知らせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯端末のブロック構成図である。
【図2】リセット処理の制御フローである。
【図3】リセット処理の他の制御フローである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 波形整形部 4 MPU 5 ROM 6 RAM 7 リセット部 8 電源部 9 入力部 10 増幅部 11 スピーカ 12 バイブレータ 13 メッセージ処理部 14 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作異常の検出手段と、この手段により
    動作異常が検出されたときに少なくとも外部デバイスの
    初期化を行う第1のリセット手段と、メモリデータをチ
    ェックするチェック手段と、この手段によりメモリデー
    タが異常と判断されたときにのみメモリデータの初期化
    を行ったのち初期鳴音を出力する第2のリセット手段
    と、前記チェック手段によりメモリデータが正常と判断
    されたときあるいは前記第2のリセット手段が動作終了
    したときに当該端末を待ち受け状態にする制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯無線端末。
  2. 【請求項2】 動作異常の検出手段と、この手段により
    動作異常が検出されたときに少なくとも外部デバイスの
    初期化を行う第1のリセット手段と、前記検出手段によ
    り動作異常が検出されたときにメモリデータをチェック
    するチェック手段と、この手段によりメモリデータが異
    常と判断されたときにのみメモリデータの初期化を行っ
    たのち初期鳴音を出力する第2のリセット手段と、この
    第2のリセット手段が動作終了したときに当該携帯無線
    端末を待ち受け状態にする第1の制御手段と、前記チェ
    ック手段によりメモリデータが正常と判断されたときそ
    のデータを用いて当該無線端末をリセット前の状態に復
    帰させる第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする
    携帯無線端末。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の携帯無線端末に
    おいて、前記メモリデータのチェック手段によりメモリ
    データが正常と判断されたときに、そのデータの中に一
    次電池抜き取りの記録があるときは、初期鳴音のみを行
    って当該携帯無線端末を待ち受け状態もしくはリセット
    前の状態にする第3の制御手段を設けたことを特徴とす
    る携帯無線端末。
  4. 【請求項4】 MPUに対するリセットが発生したとき
    に、メモリデータが正常であればメモリの初期化を行わ
    ず、初期鳴音せず、かつ当該携帯無線端末を待ち受け状
    態にするようにしたことを特徴とする携帯無線端末のリ
    セット方法。
  5. 【請求項5】 MPUに対するリセットが発生したとき
    に、メモリデータが正常であればメモリの初期化を行わ
    ず、初期鳴音も発生せず、かつ当該携帯無線端末をリセ
    ット前の状態に復帰させるようにしたことを特徴とする
    携帯無線端末のリセット方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の携帯無線端末の
    リセット方法において、メモリデータが正常であってか
    つそのデータの中に一次電池抜き取りの記録があるとき
    は、初期鳴音のみを行って当該携帯無線端末を待ち受け
    状態もしくはリセット前の状態にすることを特徴とする
    携帯無線端末のリセット方法。
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