JP2001075487A

JP2001075487A - 壁掛けテレビ用スタンド

Info

Publication number: JP2001075487A
Application number: JP29278099A
Authority: JP
Inventors: Fumio Yukimatsu; 文男雪松
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-09-06
Filing date: 1999-09-06
Publication date: 2001-03-23

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、テレビやパソコンのディスプレイ
部を任意の高さ、向きに調整出来るようにして、利便
性、快適性を高めるのを目的とする。【構成】滑りリング（２）の部位の、紐（１）にかか
るディスブレイ部（３）側の張力と、重り（１０）側の
張力が、釣り合うように重り（１０）を付け、ディスプ
レイ部（３）を、任意の高さに支柱（４）に沿って移動
出来る壁掛けテレビ用スタンド。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、薄型テレビ、パソコン
等の薄型ディスプレイ部を任意の高さ、方向に調整出来
るディスプレイのスタンドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】液晶技術の発達やその他の技術の発達に
よって壁掛けテレビが現実化しつつある。現実的に任意
の位置に壁掛けテレビを壁に掛ける場合、壁の強度、治
具取り付けの煩雑さなどの種々の弊害がある。又、壁掛
けテレビ用スタンンドを作った場合でも、ディスプレイ
部を任意の高さ方向に、気軽に調整出来るようにするに
は種々の方法があるが、利便性、快適性、安全性に問題
がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】よって、簡易な構造で
ディスプレイ部を、任意の高さ方向に、力の負担なく安
全に調整出来ることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を考
慮して、ディスプレイ部を任意の高さ方向に、力の負担
なく調整出来るようにしたものである。構造を図面によ
って説明する。図１は、重りを利用したものである。滑
りリング（２）の部位の、紐（１）にかかるディスプレ
イ部（３）側の張力と、重り（１０）側の張力が、ほぼ
釣り合うように重り（１０）を付ける。滑りリング
（２）は、紐（１）の滑りを円滑にするものであるが、
適度な滑り抵抗を持っている。ディスプレイ部（３）側
の高さの位置によって若干バランスが崩れるからであ
る。取手（８）に連結したストッパー（７）は、例え
ば、ゴムのように可撓性があって摩擦抵抗の大きなもの
できている。そして、カム状になっているため、取っ手
（８）が下に降りている場合、ストッパー（７）と支柱
（４）との隙間がなくなり上下移動ガイド（６）が固定
され、ディスプレイ部（３）が固定される。取っ手
（８）を水平にするとストッパー（７）と支柱（４）と
の隙間が大きくなり、重り（１０）の作用によって僅か
の力でディスプレイ部（３）の上下移動が可能となる。
制御及び操作装置（１１）は、ディスプレイ部（３）に
必要な電源や信号等を作るもので、信号及び電源供給電
線（９）によってディスプレイ部（３）に送られる。デ
ィスプレイ部（３）を出来るだけ軽量化するためであ
る。上下首振り部（５）は、ディスプレイ部（３）の上
下角度を調整するものである。図２は、引っ張りバネを
使ったものである。支柱（４）の中間位の高さで、ディ
スプレイ部（３）側の張力と、バネ定数ｋの値が小さな
引っ張りバネ（１３）の張力が、釣り合うようにするこ
とによって、ディスプレイ部（３）の上下移動を援助す
るものである。図１の重り方式と違いディスプレイ部の
高さの位置によってバランスが崩れるが、バネ定数ｋの
値が小さな引っ張りバネ（１３）を使い、さらにストッ
パー（７）を使うことによって実用の耐えうるものにし
たものである。図３は、押しバネ（１４）を利用したも
ので、押しバネ（１４）が上下移動ガイド（１５）を押
し上げるこによって、ディスプレイ部（３）の上下移動
を援助するもので、図２と同様にディスプレイ部の高さ
の位置によってバランスが崩れるが、バネ定数ｋの値が
小さな押しバネ（１４）を使い、さらにストッパー
（７）を使うことによって実用の耐えうるものにしたも
のである。

【０００５】

【作用】以上の構造であるから、図１においてはディス
プレイ部（３）を任意の高さに、力の負担無く移動させ
ることが出来る。図２、３においては、バランスの崩れ
をストッパー（７）を併用することによって、ディスプ
レイ部（３）を任意の高さに移動させることが出来る。

【０００６】

【実施例】図１について説明する。ディスプレイ部
（３）の高さを変えたい時、取っ手（８）を水平にし
て、ストッパー（７）と支柱（４）とに隙間を作り、任
意の高さに移動させ、取っ手（８）を左右任意の向きに
回して後、取っ手（８）を水平から垂直にすれば、支柱
（４）とストッパー（７）とに隙間が無くなりディスプ
レイ部（３）が固定される。ディスプレイ部（３）の上
下の向きについては、上下首振り部（５）によって調整
する。図２について説明する。引っ張りバネ（１３）に
よってディスプレイ部（３）の高さの移動を援助するも
ので、使用方法は図１と同じである。図３について説明
する。押しバネ（１４）によってディスプレイ部（３）
の高さの移動を援助するもので、使用方法は図１と同じ
である。本案は、机と組み合わせ、パソコンにも応用出
来る。又、電気制御で行う場合、図１においては滑りリ
ング（２）の所にモーターの回転軸を置き、紐（１）を
乗せれば簡単にディスプレイ部（３）の上下の制御が出
来る。

【０００７】

【発明の効果】ディスプレイ部（３）の微妙な高さや向
きが、力の負担なく調整出来る。パソコンに利用する場
合、利用者の背丈に合わせて頻繁に調整する場合でも苦
にならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成を説明するための斜視図。

【図２】本発明の別の使用例を説明するための斜視図。

【図３】本発明の別の使用例を説明するための斜視図。

【符号の説明】

１紐２滑りリング３ディスプレイ部
４支柱５上下首振り部６上下移動ガイド７
ストッパー８取っ手９信号及び電源供給電線１０
重り１１制御及び操作装置１２台１３引
っ張りバネ１４押しバネ１５上下移動ガイド

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】紐（１）を介して、ディスプレイ部
（３）側の重量と、重り（１０）の重量のバランスを取
ることによって、ディスプレイ部（３）を支柱（４）の
任意の高さに移動し易くしたディスプレイ装置のスタン
ド。
【請求項２】引っ張りバネ（１３）又は押しバネ（１
４）の力を利用することによってディスプレイ部（３）
の上下移動を助長して、ストッパー（７）によって支柱
（４）の任意の高さに固定できるディスプレイ装置のス
タンド。