JP2001075413A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置

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JP2001075413A
JP2001075413A JP24728099A JP24728099A JP2001075413A JP 2001075413 A JP2001075413 A JP 2001075413A JP 24728099 A JP24728099 A JP 24728099A JP 24728099 A JP24728099 A JP 24728099A JP 2001075413 A JP2001075413 A JP 2001075413A
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temperature
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fixing
thermistor
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JP24728099A
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Ryuichi Yoshizawa
隆一 吉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着制御開始時の定着器の状態によらず、サ
ーミスタ浮き検知の精度を向上することを可能とし、サ
ーミスタ浮きが基となるエンジン本体の破損の危険性を
低減することのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着器200の表面にサーミスタ20
1,202を接触させて当該定着器200の表面温度を
検知する定着温度検知手段209と、定着器200の定
着制御開始時に定着器200表面とサーミスタ201,
202とが接触していないサーミスタ浮き状態を検知す
るサーミスタ浮き検知手段とを備える。サーミスタ浮き
検知手段は、定着器200の定着制御開始時における定
着器200表面温度からスタンバイ温度に到達する間、
数段階の目標温度を設定し、これらの目標温度に到達す
るまでの規定時間内にサーミスタ201,202の示す
定着器200表面温度が各目標温度に到達できなかった
場合にサーミスタ浮きと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材上に転写さ
れたトナー像を熱定着する定着器および電子写真方式、
静電記憶方式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体上にトナー等の顕画材に
より形成した画像を、熱定着することによって画像形成
物を出力する画像形成装置の定着装置は、例えばヒータ
等の加熱源が内蔵された加熱ローラとこの加熱ローラに
加圧接触する加圧ローラとにより構成され、前記加熱ロ
ーラと加圧ローラとが接触するニップ部に未定着トナー
を担持した記録材を通過させ、加熱・加圧によりトナー
像を定着するようにしている。
【0003】そして、定着装置の加熱源の温度調節は、
加熱ローラの表面に接触する温度検知手段としてのサー
ミスタを用いている。
【0004】ところで、温度検知手段としてのサーミス
タは、加熱ローラの表面に接触しているため、種々の要
因によりサーミスタが加熱ローラの表面から離れる、所
謂サーミスタの浮きが発生することがある。
【0005】このため、サーミスタ浮き検知を行うため
に、ローラの表面温度がスタンバイ温度に到達するまで
一定温度毎に経過温度を監視し、規定時間内に一定温度
の昇温がなされない場合に、サーミスタ浮きと判断して
いる。
【0006】図3は、例として20℃毎の経過温度を監
視した場合の規定時間と温度の関係を示すものであり、
以後これを「経過温度テーブル」という。
【0007】経過温度ID(300)は、20℃毎に目
標温度(310)を示すIDであり、サーミスタの示す
ローラの表面温度が、規定時間内(320)に目標温度
(310)に到達した場合には、経過温度IDを更新
(+1)する。
【0008】サーミスタ浮き検知は、まず、サーミスタ
の示すローラの表面温度が、経過温度ID=0(30
1)の目標温度(311)に到達しているか判断し、到
達している場合は、経過温度IDを+1し、“1”とす
る。
【0009】同様に、これをスタンバイになるまで繰り
返し行う。この時、サーミスタ浮きが生じている場合、
即ち、サーミスタがローラ表面と接触していない場合、
サーミスタの感度が低下し、規定時間(321)内に経
過温度IDが更新されずに、サーミスタ浮きと検知す
る。
【0010】図4、図5、図6で規定時間について説明
する。
【0011】規定時間は、昇温開始から20℃昇温する
のに最も時間を要する条件で決定する。
【0012】図4は、ローラの表面温度が室温と同じ場
合(朝一電源ON等の場合)の昇温の様子、図5は、既
にローラの表面温度が上昇中に定着器制御が開始された
場合の昇温の様子、図6は、ローラの表面温度が低下し
ている途中に定着器制御が開始された場合の昇温の様子
を示したものである。
【0013】T1(401),T2(501),T3
(601)は、定着器制御開始から20℃昇温するのに
要する時間である。
【0014】(1)図4に示すローラの表面温度が室温
と同じ場合は、ヒータON後、ヒータの熱がローラ表面
に伝達されるまでに時間がかかる。
【0015】(2)図5に示すローラの表面温度が上昇
中の場合は、ヒータONと同時にローラ温度も上昇す
る。
【0016】(3)図6に示すローラの表面温度が低下
中の場合は、ヒータON後もしばらく(数秒)ローラの
表面温度は低下し続け、その後上昇する。
【0017】(4)ヒータの熱がローラ表面に伝達され
た後は、どの状態でも一次関数的にある傾きをもって上
昇する(402,502,602)。
【0018】以上のことより、定着器制御開始から20
℃昇温するのに最も時間を要するのは、ローラの表面温
度が低下中の場合であり、T3を基準として規定時間を
決定している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサーミスタ浮き検知の規定時間は、最も昇温に時間
がかかる場合を基に決定しているため、サーミスタ浮き
が生じている場合でも、ローラの表面温度が室温と同じ
場合(図4)や、既にローラの表面温度が上昇中に定着
器制御が開始された場合(図5)は、サーミスタ浮きの
度合いによっては、サーミスタ浮きを検知できない場合
がある。
【0020】また、図6に示される最も昇温に時間がか
かる場合でも、定着制御開始時のサーミスタの示すロー
ラの表面温度によっては、サーミスタ浮きを検知しない
場合も生じる。
【0021】例えば、定着器制御開始時のサーミスタの
示すローラの表面温度が58℃である場合、経過温度I
Dは、“2”となり(303)、目標温度は60℃(3
13)となる。この場合は、サーミスタ浮きが生じてい
た場合でも、規定時間内に2℃の昇温を検知する場合は
十分考えられる。
【0022】本出願に係る発明の目的は、上記の従来技
術に鑑みてなされたもので、サーミスタ浮き検知の精度
を上げることができる定着装置および画像形成装置を提
供しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する定着装置の第1の構成は、記録材上の未定着
トナー画像をに加熱溶融して定着するために加熱手段に
より加熱される回転部材と、前記回転部材に接触して前
記回転部材の温度を検知する温度検知手段と、前記回転
部材の昇温動作中における前記温度検知手段の検知情報
に基づいて前記回転部材に対する前記温度検知手段の接
触状態を判定する接触状態判定手段と、を有する定着装
置において、前記接触状態判定手段は、温度制御開始時
からスタンバイまでの温度範囲内に複数の目標温度を設
定すると共に、各目標温度に到達するまでの規定時間に
温度制御開始時における前記回転部材の温度状態を付加
し、前記規定時間内に目標温度に到達しないと前記温度
検知手段が前記回転部材に対して浮いた状態にあると判
定することを特徴とする。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現する定着装
置の第2の構成は、記録材上の未定着トナー画像をに加
熱溶融して定着するために加熱手段により加熱される回
転部材と、前記回転部材に接触して前記回転部材の温度
を検知する温度検知手段と、前記回転部材の昇温動作中
における前記温度検知手段の検知情報に基づいて前記回
転部材に対する前記温度検知手段の接触状態を判定する
接触状態判定手段と、を有する定着装置において、前記
接触状態判定手段は、温度制御開始時からスタンバイま
での温度範囲内に複数の目標温度を温度制御開始時にお
ける前記回転部材の温度状態を付加して設定し、規定時
間内に前記目標温度に到達しないと前記温度検知手段が
前記回転部材に対して浮いた状態にあると判定すること
を特徴とする。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現する定着装
置の第3の構成は、上記第1または第2の構成で、前記
温度制御開始時における前記回転部材の温度状態とは、
前記回転部材の表面温度が上昇中であるか、表面温度が
降下中であるか、表面温度が室温と同じであるかのいず
れかとすることを特徴とする。
【0026】本出願に係る発明の目的を実現する画像形
成装置は、上記いずれかの構成の定着装置を画像定着部
に設けたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下の図面
を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明す
る。
【0028】図1は、本発明の実施の形態の多色画像形
成装置としてのレーザプリンタの全体の構成についての
概略を説明する。
【0029】レーザプリンタは、図1に示す様に画像形
成部において原稿を走査した画像信号に基づいて形成さ
れる画像光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現
像して可視画像をカラートナー等の顕画材により多重転
写してカラー可視画像を形成し、このカラー可視画像を
転写材2へ転写し、そして転写材2上のカラー可視画像
を定着させるもので、画像形成部は感光体ユニット1
3、一次帯電手段としての接触帯電ローラ17、クリー
ニング手段としてのクリーナ容器14、現像手段、中間
転写体9、給紙部、転写部および定着部25によって構
成されている。
【0030】感光体ユニット13は、感光体である感光
ドラム15と感光ドラム15のホルダを兼ねるクリーニ
ング手段のクリーナ容器14とを一体に構成したもの
で、この感光体ユニット13はプリンタ本体に対して着
脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせて容
易にユニット交換可能に構成されている。
【0031】上記感光ドラム15はアルミシリンダの外
周に有機光導電体層を塗布して構成され、クリーナ容器
14に回転可能に支持されている。感光ドラム15は不
図示の駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもの
で、駆動モータは感光ドラム15を画像形成動作に応じ
て反時計回り方向に回転させる。感光ドラム15への露
光光はスキャナ部30から送られ、感光ドラム15の表
面を選択的に露光することにより静電潜像が形成される
ように構成されている。
【0032】現像手段としては、上記静電潜像を可視画
像化するために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)の現像を行う3個のカラー現像器20Y,2
0M,20Cと、ブラック(B)の現像を行う1個のブ
ラック現像器21Bとを備えた構成であり、3個のカラ
ー現像器20Y,20M,20Cおよびブラック現像器
21Bにはスリーブ20YS,20MS,20CSおよ
びスリーブ21BSと、これらスリーブ20YS,20
MS,20CS,21BSの外周に圧接する塗布ブレー
ド20YB,20MB,20CBおよび塗布ブレード2
1BBとがそれぞれ設けられており、また3個のカラー
現像器20Y,20M,20Cには塗布ローラ20Y
R,20MR,20CRが設けられている。
【0033】また、ブラック現像器21Bはプリンタ本
体に対して着脱可能に取り付けられており、カラー現像
器20Y,20M,20Cは回転軸22を中心に回転す
る現像ロータリ23にそれぞれ着脱可能に取り付けられ
ている。
【0034】ブラック現像器21Bのスリーブ21BS
は感光ドラム15に対して例えば300μm程度の微小
間隔を持って配置されている。ブラック現像器21B
は、器内に内蔵された送り込み部材によって顕画材とし
てのトナーを搬送すると共に、時計回り方向に回転する
スリーブ21BSの外周に塗布ブレード21BBによっ
て塗布するように摩擦帯電によってトナーへ電荷を付与
する。
【0035】また、スリーブ21BSに現像バイアスを
印加することにより、静電潜像に応じて感光ドラム15
に対して現像を行って感光ドラム15にブラックトナー
による可視画像を形成する。
【0036】3個のカラー現像器20Y,20M,20
Cは、画像形成に際して現像ロータリ23の回転に伴っ
て回転し、所定のスリーブ20YS,20MS,20C
Sが感光ドラム15に対して300μm程度の微小間隔
を持って対向することになる。これにより、所定のカラ
ー現像器20Y,20M,20Cが感光ドラム15に対
向する現像位置に停止し、感光ドラム15に可視画像が
作成される。
【0037】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリ23が回転し、イエロー現像器20
Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次い
でブラック現像器20Bの順で現像工程がなされ、中間
転写体9が4回転してイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックのそれぞれのトナーによる可視画像を順次形成
し、その結果フルカラー可視画像を中間転写体9上に形
成する。
【0038】中間転写体9は、感光ドラム15に接触し
て感光ドラム15の回転に伴って回転するように構成さ
れたもので、カラー画像形成時に時計回り方向に回転
し、感光ドラム15から4回の可視画像の多重転写を受
ける。
【0039】また、中間転写体9は画像形成時に後述す
る転写ローラ10が接触して転写材2を挟持搬送するこ
とにより転写材2に中間転写体9上のカラー可視画像を
同時に多重転写する。
【0040】転写ローラ10は、感光ドラム15に対し
て接離可能に支承された転写帯電器とし備えたもので、
金属軸を中抵抗発泡弾性体により巻回することによって
構成されている。
【0041】転写ローラ10は、図1に実線で示すよう
に上記中間転写体9上にカラー可視画像を多重転写して
いる間は、カラー可視画像を乱さぬように下方に離開し
ている。そして、上記中間転写体9上に4色のカラー可
視画像が形成された後は、このカラー可視画像を転写材
2に転写するタイミングに合わせてカム部材(不図示)
により転写ローラ10を図示点線で示す上方に位置させ
る。
【0042】これにより、転写ローラ10は転写材2を
介して中間転写体9に所定の押圧力で圧接されるととも
に、バイアス電圧が印加され、中間転写体9上のカラー
可視画像が転写材2に転写される。
【0043】定着部25は、転写材2を搬送させなが
ら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであ
り、図1に示すように、転写材2を加熱する定着ローラ
26と転写材2を定着ローラ26に圧接させるための加
圧ローラ27とを備えている。
【0044】定着ローラ26と加圧ローラ27とは中空
状に形成され、内部にそれぞれヒータ28,29が内蔵
されている。
【0045】すなわち、カラー可視画像を保持した転写
材2は定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送さ
れると共に、熱および圧力を加えることによりトナーが
表面に定着される。
【0046】可視画像定着後の転写材2は、その後排出
ローラ34,35,36によって排出部37へ排出して
画像形成動作を終了する。
【0047】クリーニング手段14は、感光ドラム15
上および中間転写体9上に残ったトナーをクリーニング
するものであり、感光ドラム15上に形成されたトナー
による可視画像を中間転写体9に転写した後の廃トナー
あるいは、中間転写体9上に作成された4色のカラー可
視画像を転写材2に転写した後の廃トナーは、クリーナ
容器に蓄えられる。
【0048】なお、上記感光ドラム5への露光光はスキ
ャナ部30から送られる。すなわち、画像信号がレーザ
ダイオードに供給されると、このレーザダイオードは、
画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー31へ照射
する。このポリゴンミラー31はスキャナモータ31a
によって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射した画
像光が結像レンズ32及び反射ミラー33を介して、定
着度で回転する感光ドラム15の表面を選択的に露光す
ることにより静電潜像が形成されるように構成されてい
る。
【0049】図2は、制御系のブロック図である。主制
御装置としてのプリンタ主制御部217は、装置全体を
制御するマイクロプロセッサ、制御プログラムを格納し
たROM、データ等を記憶するRAM、及びゲート素子
等により構成され、定着器200の温度を制御する定着
器制御手段218と、定着器温度を記憶する定着器温度
記憶手段209と、ウォーミングアップ、スタンバイ、
プリント、ジャム、故障等のレーザビームプリンタの制
御状態を管理する状態管理手段211と、外部機器21
6からの指示に応じてプリンタに画像形成動作としての
印字動作を行わせる印字制御手段210と、ジャム、異
常等を検知する自己判断手段212と、定着器制御21
8での制御温度を設定する制御温度手段213と、外部
機器I/F215を介して外部機器216との通信を制
御する外部機器通信手段214等から構成される。
【0050】また、定着器制御手段218は、定着器温
度記憶手段209の温度情報と制御温度記憶手段213
の値を比較し、その結果をヒータ駆動制御手段207に
出力する比較手段208と、比較手段208の情報に基
づきヒータの駆動を制御するヒータ駆動制御手段207
とで構成されている。
【0051】さらに、ヒータ駆動制御手段207には、
ドライバ203,205を介して定着器200側の第1
ヒータ28、第2ヒータ29にそれぞれ接続され、定着
器温度記憶手段209には、入力回路204,206を
介して定着ローラ(以下「上ローラ」という)26、加
圧ローラ(以下「下ローラ」という)27の温度検出素
子としてのサーミスタ1(以下「上サーミスタ」とい
う)201、サーミスタ2(以下「下サーミスタ」とい
う)202からの情報が書き込まれる。
【0052】比較手段208は、上サーミスタ201、
下サーミスタ202からの情報がリアルタイムに書き込
まれている定着器温度記憶手段209の値と制御温度記
憶手段213の値とを比較手段208により比較し、こ
の比較結果をヒータ駆動制御手段207に出力する。
【0053】ヒータ駆動制御手段207は、比較手段2
08の出力に応じて定着器200(上ローラ26、下ロ
ーラ27)の温度が制御温度よりも低ければ、状態管理
手段211の情報に応じてヒータONにし、定着器の温
度が制御温度以上であれば、状態管理手段211の情報
に応じてヒータOFFする。
【0054】図7、図8、図9に基づいて定着器制御開
始時の定着器の状態(ローラ表面温度が室温と同じ、ロ
ーラ表面温度が上昇中、ローラ表面温度が低下中)を判
断する方法を説明する。
【0055】定着器のローラ表面の昇温は、定着器制御
開始時の定着器の状態によって異なる。
【0056】定着器制御開始時の定着器の状態を判断す
るためには、定着制御開始時のローラの表面温度と、定
着制御開始後、ヒータが点灯してからある時間ΔT(7
03,704,705)経過後のローラの表面温度によ
り判断する。
【0057】図7は定着制御開始前のローラの表面温度
が室温となっている場合(以後、「状態1」という)の
昇温の様子を示す。
【0058】この場合、ヒータ点灯後ローラの表面に熱
が伝達されるまでタイムラグが生じるため、ΔT(70
3)経過後のローラの表面温度(702)は、定着制御
開始時のローラの表面温度(701)と同じとなる。
【0059】図8は、ローラの表面温度が上昇中に定着
制御を開始した場合(以後、「状態2」という)の昇温
の様子である。この場合、ΔT(803)経過後のロー
ラの表面温度(802)は、定着制御開始時のローラの
表面温度(801)より高温となる。
【0060】図9は、ローラの表面温度が低下中に定着
制御を開始した場合(以後、「状態3」という)の昇温
の様子である。
【0061】この場合は、ヒータ点灯後ローラの表面に
熱が伝達されるまでタイムラグが生じるため、ΔT(9
03)経過後のローラの表面温度(902)は、定着制
御開始時のローラの表面温度(901)よりも低くな
る。
【0062】以上の様に定着制御開始時のローラ表面の
温度と、ヒータ点灯後ΔT経過後のローラの表面温度に
より上記した3つの状態を検知することが可能となる。
【0063】図10は定着器制御開始時の定着器の状態
を判断する手段のフローチャートを示す。
【0064】1001:サーミスタの示すローラの表面
温度(以後「Tmp1」という)を取得し、定着器状態
判断時間(ΔT)を設定し(1002)、定着器状態判
断時間(ΔT)経過後(1003)、サーミスタの示す
ローラの表面温度(以後、「Tmp2」という)を取得
する(1004)。
【0065】1005:Tmp2とTmp1との温度の
大小を比較し、温度Tmp2がTmp1よりも低い場
合、状態3と判断する(1006)。また、温度Tmp
2がTmp1よりも高い場合は1007に進み、Tmp
2=A×Tmp1かどうかをチェックする。なお、Aは
定着器によって決まる定数。
【0066】Tmp2=A×Tmp1であると、状態2
と判断する(1008)。それ以外の場合、即ちTmp
2とTmp1が等しい場合は、状態1と判断する(10
09)。
【0067】以下に、定着器制御時の定着器の状態とそ
の時のサーミスタの示すローラの表面温度により、サー
ミスタ浮き検知の規定時間を決定する方法を述べる。
【0068】図11、図12により状態1の場合の規定
時間を決定する方法を述べる。ここでは、例として定着
器制御開始時のローラの表面温度が室温で、20℃〜4
0℃の間にあり、20℃毎の経過温度を監視する場合に
ついて説明する。
【0069】TMP1(1101)は、定着制御開始時
のローラの表面温度であり、TMPtaget (1102)
は目標温度である。TMP1(1101)が20℃〜4
0℃の間であるとすると、TMPtaget (1102)は
40℃(1212)となる。T1(1103)は、ヒー
タ点灯後ローラの表面に熱が伝達されるまでのタイムラ
グを示す。
【0070】即ち、T1(1103)は、ヒータの熱が
ローラ表面にまで伝達するのに要する時間である。ヒー
タ点灯してからT1(1103)が経過した後は、一次
関数的に、傾きAでローラの表面温度は上昇する(11
05)。
【0071】なお、T1(1103)、A(1105)
は、定着器の構成によって決定される定数である。
【0072】よって、ローラの表面温度が目標温度に到
達する時の時間をTe(1104)とすると、 TMPtaget =A×(Te−T1)+TMP1 …(式1) が成り立つ。従って、Teは、 Te={(TMPtaget −TMP1)/A}+T1 …(式2) となる。
【0073】その後、20℃昇温するのに要する時間は
20/Aとなる。
【0074】従って、定着器制御開始時のローラの表面
温度がTMP1(1101)の場合、目標温度TMPta
get 到達するまでの規定時間Tkは、マージンをαとす
ると Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+T1+α …(式3) その後の20℃毎の規定時間Tkaは、 Tka=(20/A)+α …(式4) となる(1222,1223,1224)。
【0075】図13、図14により状態2の場合の規定
時間の決定する方法を述べる。ここでは、例として定着
器制御開始時のローラの表面温度が60℃〜80℃の間
にあり、20℃毎の経過温度を監視する場合について説
明する。
【0076】TMP1(1301)は、定着制御開始時
のローラの表面温度であり、TMPtaget (1302)
は目標温度である。TMP1(1301)が60℃〜8
0℃の間であるとするとTMPtaget (1302)は8
0℃(1412)となる。
【0077】状態2の場合は、ヒータ点灯後ローラの表
面に熱が伝達されるまでタイムラグがないため、一次関
数的に、傾きAでローラ表面温度は上昇する(130
4)。この傾きAは定着器の構成によって決定される定
数である。
【0078】よって、ローラの表面温度が目標温度に到
達する時の時間をTe(1104)とすると、 TMPtaget =A×Te+TMP1 …(式5) となる。従って、Teは、 Te=(TMPtaget −TMP1)/A …(式6) となる。その後、20℃昇温するのに要する時間は20
/Aとなる。
【0079】従って、定着器制御開始時のローラの表面
温度がTMP1(1301)の場合、目標温度TMPta
get 到達するまでの規定時間Tkは、マージンをαとす
ると Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+α …(式7) その後の20℃毎の規定時間Tkaは、 Tka=(20/A)+α …(式8) となる(1422,1423,1424)。
【0080】図15、図16に基づいて、状態3の場合
の規定時間の決定する方法を述べる。ここでは、例とし
て定着器制御開始時のローラの表面温度が80℃〜10
0℃の間にあり、20℃毎の経過温度を監視する場合に
ついて説明する。
【0081】TMP1(1501)は、定着制御開始時
のローラの表面温度であり、TMPtaget (1502)
は目標温度である。
【0082】TMP1(1501)が80℃〜100℃
の間であるとすると、TMPtaget (1502)は10
0℃(1612)となる。
【0083】T3(1503)はヒータ点灯後ローラの
表面に熱が伝達されるまでのタイムラグを示す。
【0084】即ち、T3(1503)は、ヒータの熱が
ローラ表面に伝達し、温度が上昇して一次関数的に、傾
きAで到達するまでに要する時間である。
【0085】なお、T3(1503)、A(1505)
は、定着器の構成によって決定される定数である。
【0086】ローラの表面温度が目標温度に到達する時
の時間をTe(1104)とすると、 TMPtaget =A×(Te−T3)+TMP1 …(式9) となる。従って、Teは、 Te={(TMPtaget −TMP1)/A}+T3 …(式10) となる。
【0087】よって、定着器制御開始時のローラの表面
温度がTMP1(1101)の場合、目標温度TMPta
getに到達するまでの規定時間Tkは、マージンをαと
すると Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+T3+α …(式11) その後の20℃毎の規定時間Tkaは、状態1、状態2
と同様に Tka=(20/A)+α …(式12) となる(1622,1623,1624)。
【0088】以上の述べたように、定着器制御開始時の
定着器が、状態1、状態2、状態3の場合の規定時間
は、 状態1Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+T1+α …(式13) 状態2Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+α …(式14) 状態3Tk={(TMPtaget −TMP1)/A}+T3+α …(式15) となり、その後、X℃毎の経過温度を監視する時の、規
定時間は、 Tka=(X/A)+α …(式16) となる。
【0089】図17に本実施の形態のサーミスタ浮き検
知のフローチャートを示す。
【0090】サーミスタ浮き検知は、定着器制御開始時
のサーミスタの示すローラ表面の温度を取得(170
1)し、スタンバイ温度に到達しているか否かを判断し
(1702)、到達している場合はサーミスタ浮き検知
を行わない。一方、スタンバイ温度に到達していない場
合は、ヒータを点灯し(1703)、定着器の状態を判
定する(1704)(図7、図8、図9、図10参
照)。
【0091】定着器が状態1か否かを判定し(170
5)、定着器が状態1の場合は、状態1用の経過温度テ
ーブルを作成する(1706)。
【0092】1705で状態1ではないと判定される
と、1707において定着期が状態2か否かが判定され
る。そして、1707で定着器が状態2と判定される
と、状態2用の経過温度テーブルを作成し(170
8)、それ以外の場合は状態3と判断し、状態3用の経
過温度テーブルを作成する(1709)(図12、図1
4、図16参照)。
【0093】経過温度テーブルを作成した後、現在の経
過温度IDの規定時間を設定する(1711)。
【0094】規定時間を設定した後、サーミスタの示す
ローラ表面の温度を取得し(1712)、現在の経過温
度の目標温度に到達しているかチェックする(171
3)。
【0095】サーミスタの示すローラ表面の温度が目標
温度に到達していない場合は、規定時間をすでに経過し
ているかチェック(1714)し、経過していない場合
は、繰り返しサーミスタの示すローラ表面温度と目標温
度を比較する。
【0096】既に、規定時間を経過している場合は、サ
ーミスタ浮きと判断する(1715)。
【0097】サーミスタの示すローラの表面温度が、現
在の経過温度IDの目標温度に到達している場合は、経
過温度を更新(+1)し(1716)、更新した経過温
度IDが“9”の時、サーミスタ浮き検知処理終了と判
断し、サーミスタ浮き検知を終了する(1717)。
【0098】更新した経過温度IDが“9”以外の場
合、繰り返し、経過温度IDが示す目標温度とサーミス
タの示すローラ表面の温度を比較し、サーミスタ浮き検
知を行う。
【0099】以上述べたことより、定着器制御開始時の
定着器の状態によらず、サーミスタ浮き検知の精度を向
上させることが可能となる。 [第2の実施の形態]第1の実施の形態では、定着器制
御開始時の定着器の状態を検知し、この検知情報に基づ
いて規定時間を決定し、一定温度毎の経過温度を監視す
ることでサーミスタ浮きを検知するサーミスタ浮き検知
方法を示した。
【0100】第2の実施の形態では、定着器制御開始時
の定着器の状態を判定して目標温度を決定し、一定時間
毎の経過温度を監視して、時間以内に目標温度に到達し
ない場合サーミスタ浮きと判断するものとしたサーミス
タ浮き検知方法を採用する。
【0101】図11で、状態1の目標温度を決定する方
法を説明する。
【0102】T1(1103)は、ヒータ点灯後ローラ
の表面に熱が伝達されるまでのタイムラグであり、TM
P1(1101)は、定着器制御開始時のローラの表面
温度である。
【0103】また、Te(1104)は、経過温度を監
視する時間(固定値)とする。
【0104】この時、一定時間内Te(1104)まで
に、昇温しなければならないローラ表面の温度TMPta
get (1102)は、 TMPtaget =A×(Te−T1)+TMP1 …(式17) となる。
【0105】この後、一定時間内に昇温しなければなら
ない温度は、“A×Te”であるため、次に目標温度を
TMPtaget 2とすると、 TMPtaget 2=TMPtaget +(A×Te) …(式18) となる。
【0106】同様にX個目の目標温度をTMPtaget
(X)とすると、 TMPtaget (X)=TMPtaget (X−1)+(A×Te) …(式19) となる。
【0107】図13で、状態2の目標温度を決定する方
法を説明する。
【0108】TMP1(1301)は、定着制御開始時
のローラの表面温度であり、Te(1303)を経過温
度を監視する時間(固定値)とする。
【0109】この時、一定時間内Te(1303)まで
に昇温しなければならないローラ表面の温度TMPtage
t (1302)は、 TMPtaget =A×Te+TMP1 …(式20) となる。
【0110】この後一定時間内に昇温しなければならな
い温度は、“A×Te”であるため、次に目標温度をT
MPtaget 2とすると、 TMPtaget 2=TMPtaget +(A×Te) …(式21) となる。
【0111】同様にX個目の目標温度をTMPtaget
(X)とすると、 TMPtaget (X)=TMPtaget (X−1)+(A×Te) …(式22) となる。
【0112】図15で、状態3の目標温度を決定する方
法を説明する。
【0113】T3(1503)は、ヒータ点灯後ローラ
の表面に熱が伝達されるまでのタイムラグであり、TM
P1(1501)は、定着制御開始時のローラの表面温
度である。
【0114】また、Te(1504)は、経過温度を監
視する時間(固定値)とする。
【0115】この時、一定時間内Te(1504)まで
に昇温しなければならないローラ表面の温度TMPtage
t (1502)は、 TMPtaget =A×(Te−T3)+TMP1 …(式23) となる。
【0116】この後一定時間内に昇温しなければならな
い温度は、“A×Te”であるため、次に目標温度をT
MPtaget 2とすると、 TMPtaget 2=TMPtaget +(A×Te) …(式24) となる。同様にX個目の目標温度をTMPtaget (X)
とすると、 TMPtaget (X)=TMPtaget (X−1)+(A×Te) …(式25) となる。
【0117】以上のことから、定着器制御開始時の定着
器が、状態1、状態2、状態3と判定した場合の目標温
度は、 状態1TMPtaget =A×(Te−T1)+TMP1 …(式26) 状態2TMPtaget =A×Te+TMP1 …(式27) 状態3TMPtaget =A×(Te−T3)+TMP1 …(式28) 以後の目標温度は、状態1、状態2、状態3で共通に示
すことができ、 TMPtaget (X)=TMPtaget (X−1)+(A×Te) …(式29) となる。
【0118】但し、TMPtaget (X)≧スタンバイ温
度の場合、TMPtaget (X)=スタンバイ温度とす
る。
【0119】これらの式を用いることによって、時間一
定とする経過温度テーブルを作成することが可能とな
り、サーミスタ浮き検知をすることが可能となる。
【0120】尚、温度検知手段により検知される前記定
着器の定着制御開始時における表面温度からスタンバイ
温度に到達する範囲において、サーミスタの示す定着器
の表面温度が目標温度に到達するまでの時間を監視し、
予め設定された目標温度に到達するまでの規定時間より
もサーミスタの示す定着器の表面温度が目標温度に到達
するまでの時間が長い場合にサーミスタ浮きの状態であ
ると判断するように構成することもできる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転部材の温度制御開始時における当該回転部材の経過
温度状態を監視し、その監視された回転部材の昇温状態
毎に回転部材と温度検知手段との接触状態の良否を判別
させることで、温度制御開始時の回転部材の状態によら
ず、温度検知手段の接触・非接触情報の検知精度を向上
することが可能となる。さらに、回転部材と温度検知手
段との接触状態の良否が基となるエンジン本体の破損の
危険性を低減させることも可能となる。また、回転部材
の温度制御開始時における当該回転部材の経過温度状態
を検知し、その回転部材の昇温状態毎に回転部材と温度
検知手段との接触状態の良否を検知させる規定時間を決
定することで、温度制御開始時の回転部材の状態によら
ず、当該回転部材の接触・非接触の検知情報の精度を向
上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の全
体構成図
【図2】図1の画像形成装置のエンジン部の概略を示す
ブロック構成図
【図3】従来の経過温度テーブル
【図4】従来のサーミスタ浮き検知の規定時間を説明す
る図
【図5】従来のサーミスタ浮き検知の規定時間を説明す
る図
【図6】従来のサーミスタ浮き検知の規定時間を説明す
る図
【図7】本発明の第1の実施の形態における定着器状態
判定を説明する図
【図8】本発明の第1の実施の形態における定着器状態
判定を説明する図
【図9】本発明の第1の実施の形態における定着器状態
判定を説明する図
【図10】本発明の第1の実施の形態における定着器状
態判定のフローチャート
【図11】本発明の第1、第2の実施の形態における状
態1の昇温を説明する図
【図12】本発明の第1の実施の形態における状態1の
経過温度テーブル
【図13】本発明の第1、第2の実施の形態における状
態2の昇温を説明する図
【図14】本発明の第1の実施の形態における状態2の
経過温度テーブル
【図15】本発明の第1、第2の実施の形態における状
態3の昇温を説明する図
【図16】本発明の第1の実施の形態における状態3の
経過温度テーブル
【図17】本発明に係る第1の実施の形態におけるサー
ミスタ浮き検知のフローチャート
【符号の説明】
2 転写体 9 中間転写体 10 転写帯電体(転写ローラ) 15 感光体(感光ドラム) 20B ブラック現像器 20Y イエロー現像器 20M マゼンタ現像器 20C シアン現像器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上の未定着トナー画像をに加熱溶
    融して定着するために加熱手段により加熱される回転部
    材と、前記回転部材に接触して前記回転部材の温度を検
    知する温度検知手段と、前記回転部材の昇温動作中にお
    ける前記温度検知手段の検知情報に基づいて前記回転部
    材に対する前記温度検知手段の接触状態を判定する接触
    状態判定手段と、を有する定着装置において、 前記接触状態判定手段は、温度制御開始時からスタンバ
    イまでの温度範囲内に複数の目標温度を設定すると共
    に、各目標温度に到達するまでの規定時間に温度制御開
    始時における前記回転部材の温度状態を付加し、前記規
    定時間内に目標温度に到達しないと前記温度検知手段が
    前記回転部材に対して浮いた状態にあると判定すること
    を特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 記録材上の未定着トナー画像をに加熱溶
    融して定着するために加熱手段により加熱される回転部
    材と、前記回転部材に接触して前記回転部材の温度を検
    知する温度検知手段と、前記回転部材の昇温動作中にお
    ける前記温度検知手段の検知情報に基づいて前記回転部
    材に対する前記温度検知手段の接触状態を判定する接触
    状態判定手段と、を有する定着装置において、 前記接触状態判定手段は、温度制御開始時からスタンバ
    イまでの温度範囲内に複数の目標温度を温度制御開始時
    における前記回転部材の温度状態を付加して設定し、規
    定時間内に前記目標温度に到達しないと前記温度検知手
    段が前記回転部材に対して浮いた状態にあると判定する
    ことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 前記温度制御開始時における前記回転部
    材の温度状態とは、前記回転部材の表面温度が上昇中で
    あるか、表面温度が降下中であるか、表面温度が室温と
    同じであるかのいずれかとすることを特徴とする請求項
    1または2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の定着装置
    を画像定着部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP24728099A 1999-09-01 1999-09-01 定着装置および画像形成装置 Pending JP2001075413A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203386A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置、画像形成装置
JP2017207705A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 株式会社リコー 画像形成装置の制御方法

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