JP2001074513A - 電子機器の表示板構造 - Google Patents

電子機器の表示板構造

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JP2001074513A
JP2001074513A JP25028899A JP25028899A JP2001074513A JP 2001074513 A JP2001074513 A JP 2001074513A JP 25028899 A JP25028899 A JP 25028899A JP 25028899 A JP25028899 A JP 25028899A JP 2001074513 A JP2001074513 A JP 2001074513A
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pointer
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JP25028899A
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Inventor
Hiroyuki Watarikawa
裕之 渡川
Satoru Aoki
哲 青木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーの計測用途及び装置デザインに合っ
た電子機器(アナログメータやアナログ設定器)にする
ことができる電子機器の表示板構造を提供する。 【解決手段】 メータ本体1Aに表示部3Aを覆うカバ
ー部材5を設けて表示用空間18を形成し、表示部3A
に指針軸12を貫通させてこの指針軸12に指針13を
設け、指針13を移動させる摘み部材16をカバー部材
5より外方に配し、目盛板シート20をケータ本体1A
に設けたシート挿入口14に挿入して指針軸12を目盛
板シート20の指針軸挿入用切込部23から指針軸貫通
孔部22に挿入し、目盛板シート20を表示用空間18
に挿入配置することで、この目盛板シート20で表示部
3Aを構成し、隠蔽部9により指針軸貫通孔部22と指
針軸挿入用切込部23とを隠蔽するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、特に、
アナログメータやアナログ設定器の目盛板構造のような
表示板構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログメータやアナログ設定器では、
図8及び図9に示すようにケース30と、このケース3
0の前面部に設けられたフレーム31と、このフレーム
31に設けられた透明な合成樹脂製のフロントカバー3
2とを有しており、フレーム31の前面には目盛板シー
ト33が組み込んであって、この目盛板シート33を他
の計測用途に合った目盛板シートと交換することはでき
ない状態になっていた。なお、図8中34、35は指針
であり、図8及び図9中36は指針操作部材である。
【0003】すなわち、メーカ側でユーザー希望の目盛
・目盛区分・単位を印刷した目盛板シート33を作成
し、この目盛板シート33を、アナログメータやアナロ
グ設定器の組立て時に、フレーム31の前面に配置して
おり、アナログメータやアナログ設定器の組立て後では
目盛板シート33を他の計測用途に合った目盛板シート
と交換することはできない状態にして出荷していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たアナログメータやアナログ設定器にあっては、メーカ
側が用意する決まったパターンでしか目盛板シート33
の表示のデザインができないので、必ずしもユーザーが
満足するものになっているとは限らず、メーカ側として
も表示内容の異なる多数の目盛板シートを用意しなけれ
ばならないという問題点があった。
【0005】また、単一の目盛になるように0〜100
%スケールを固定し、表示内容の異なる目盛板シートの
種類を削減することが現実に行われているが、ユーザー
が0〜100%を工業単位(例えば、何℃であるかな
ど)に読み替えなければならず、一読性がないものにな
るという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、電子機器
(アナログメータやアナログ設定器)をユーザーの計測
用途に合ったものにすることができる電子機器の表示板
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る電子機器の表示板構造は、
機器本体に表示部を設けると共に、表示部と表示部を覆
うカバー部材とで表示用空間を形成した電子機器の表示
板構造であって、機器本体に表示用空間に通じるシート
挿入口を設け、表示部の表示を、表示内容を表示した表
示シートをシート挿入口から表示用空間に挿入配置する
ことで行うようにしたものである。
【0008】かかる構成により、表示シートをシート挿
入口に挿入して、表示シートを表示用空間に挿入配置す
ることで、この表示シートで表示部の表示を行うことが
できる。
【0009】このために、ユーザーがパソコン等の市販
ドローソフトで、ユーザーの計測用途及び装置デザイン
に合った表示内容をデザインし、OHP(オーバーヘッ
ドプロテクタ)シートあるいは紙にカラープリンタなど
で印刷し切断加工した表示シートを、電子機器としての
アナログメータやアナログ設定器に後挿入することがで
きるので、ユーザーの計測用途及び装置デザインに合っ
たアナログメータやアナログ設定器にすることができる
し、また、メーカーとしては、同一物の生産だけでよ
く、また、ユーザーとしても表示板の指定をしなくても
よくなる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る電子機器の表示板構造は、機器本体に
表示部を設けると共に、表示部と表示部を覆うカバー部
材とで表示用空間を形成し、表示部に指針軸を貫通させ
てこの指針軸に指針を設け、指針を移動させる指針操作
部材をカバー部材より外方に配した電子機器の表示板構
造であって、表示部の表示を、表示内容を表示した交換
可能な表示シートで構成し、機器本体に、表示シートを
表示用空間内に出し入れするシート挿入口を設け、表示
シートを、シート本体に、表示シートの表示用空間内へ
の挿入配置時に指針軸が貫通する指針軸貫通孔部と、シ
ート本体の辺縁部から指針軸貫通孔部にかけて形成され
且つ表示シートの表示用空間内への挿入時に指針軸が挿
入される指針軸挿入用切込部とを有し且つシート本体の
表面に表示内容を配して構成し、表示空間内に、表示シ
ートが表示用空間に挿入配置された状態で表示シートの
指針軸貫通孔部と指針軸挿入用切込部とを隠蔽する隠蔽
手段を配したものである。
【0011】かかる構成により、表示シートをシート挿
入口に挿入して指針軸を表示シートの指針軸挿入用切込
部から指針軸貫通孔部に挿入し、表示シートを表示用空
間に挿入配置することで、この表示シートで表示部を構
成することができる。しかも、隠蔽手段により表示シー
トの指針軸貫通孔部と指針軸挿入用切込部とを隠蔽する
ことができて、外から指針軸貫通孔部及び指針軸挿入用
切込部が見えなくなる。
【0012】このために、ユーザーがパソコン等の市販
ドローソフトで、ユーザーの計測用途及び装置デザイン
に合った表示内容をデザインし、OHP(オーバーヘッ
ドプロテクタ)シートあるいは紙にカラープリンタなど
で印刷し、指針軸挿入用切込部及び指針軸貫通孔部を含
む形状に切断加工した表示シートを、電子機器としての
アナログメータやアナログ設定器に後挿入することがで
きるので、ユーザーの計測用途及び装置デザインに合っ
たアナログメータやアナログ設定器にすることができる
し、また、メーカーとしては、同一物の生産だけでよ
く、また、ユーザーとしても表示板の指定をしなくても
よくなる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る電子機器の表示板構造は、請求項1又
は請求項2に記載の電子機器の表示板構造において、表
示シートが、計測目的に合った表示内容を有するシート
である。
【0014】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、表示シート
を用いることにより電子機器(アナログメータやアナロ
グ設定器)を計測目的に合ったものにすることができ
る。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る電子機器の表示板構造は、請求項3に
記載の電子機器の表示板構造において、複数の表示シー
トを重ねた状態で表示用空間に挿入配置し、表側に位置
する表示シートを抜き出して、計測目的に合った表示内
容の表示シートを表側に出すようにした。
【0016】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、複数の表示
シートを重ねた状態で表示用空間に挿入配置し、表側に
位置する表示シートを抜き出して、計測用途に合った表
示内容の表示シートを表側に出すことで、表示シートの
交換を迅速に行うことができる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係る電子機器の表示板構造は、請求項1又
は請求項2又は請求項3に記載の電子機器の表示板構造
において、シート挿入口の互いに対向する側面部に多数
の毛状体を植設したものである。
【0018】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、多数の毛状
体は、シート挿入口に表示シートが挿入されることを邪
魔することがなく、塵埃がシート挿入口に侵入すること
を防止することができる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係る電子機器の表示板構造は、請求項1又
は請求項2又は請求項3に記載の電子機器の表示板構造
において、シート挿入口を、機器本体に形成した開口部
と、この開口部を開閉する蓋体とで構成したものであ
る。
【0020】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、シート挿入
口を、開口部とこの開口部を開閉する蓋体とで構成する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に係る表示板構造を備えた電
子機器の機器本体と目盛板シートの斜視図、図2は同電
子機器の機器本体の正面図、図3は同電子機器の機器本
体の側面図、図4は目盛板シートの正面図である。
【0023】電子機器であるアナログメータ1はメータ
本体(機器本体)1Aを備えており、このメータ本体1
Aは、ケース2と、このケース2の前面部に設けられた
正方形状のフレーム3と、このフレーム3に着脱可能に
設けられた透明な合成樹脂製のフロントカバー4とを有
しており、ケース2内にはメータ駆動用装置(図示せ
ず)が収納してある。
【0024】また、フレーム3は、正方形状の面部5
と、この面部5の周部に立設された周壁部6とを有して
おり、面部5の中央部には軸貫通孔10が設けてある。
そして、フレーム3の一端(下端)側には、面部5と平
行してプレート7が配置してあり、このプレート7の両
端部は周壁部6の左、右側部位6a、6bに、また、プ
レート7の一辺縁部(下辺縁部)は周壁部6の下側部位
6cにそれぞれ固着してあって、フレーム3の中心側に
開口した箱状のシート受部8が形成してある。
【0025】また、プレート7の中央部には山形状の軸
保持部を兼ねる隠蔽手段である隠蔽部9が形成してあ
り、この隠蔽部9の頂部側には、軸貫通孔10に対向す
るようにして軸保持孔11が設けてある。また、プレー
ト7の中央部にはデジタル表示部17が設けてある。
【0026】そして、ケース2内に収納されたメータ駆
動用装置の出力側に連結された指針軸12が軸貫通孔1
0を貫通して軸保持孔11に回転可能に保持されてい
て、この指針軸12には指針13が固着してある。
【0027】また、フレーム3の周壁部6の上側部位6
dには、シート受部8に対向させて左右方向に長いスリ
ット状のシート挿入口14が形成してある。
【0028】また、フロントカバー4の中央部には孔1
5が設けてあり、このフロントカバー4は、その周部を
フレーム3の周壁部6に嵌合させて、このフレーム3の
前面に装着してあり、このフレーム3とフロントカバー
4との間に空間が表示用空間18にしてある。そして、
フロントカバー4の孔15には指針軸12が貫通してお
り、この指針軸12の貫通端部(前端部)には指針操作
部材である摘み部材16が固着してある。
【0029】図面中20は表示シートとしての目盛板シ
ートであり、この目盛板シート20は、シート本体21
に、目盛板シート20の表示用空間18内への挿入配置
時に指針軸12が貫通する指針軸貫通孔部22と、シー
ト本体21の一方の辺縁部(下側の辺縁部)21bから
指針軸貫通孔部22にかけて形成され且つ目盛板シート
20の表示用空間18内への挿入時に指針軸12が挿入
される指針軸挿入用切込部23とを有しており、シート
本体21の表面には表示内容である目盛等(目盛、目盛
区分、単位)Fが印刷してある。
【0030】目盛板シート20には、その表示内容をユ
ーザー側の計測目的に合わせた複数種類のものが作成し
てある。例えば、ユーザーがパソコン等の市販ドローソ
フトでデザインし、OHP(オーバーヘッドプロテク
タ)シートあるいは紙にカラープリンタなどで印刷し、
指針軸挿入用切込部23及び指針軸貫通孔部22を含む
形状に切断加工した目盛板シート20である。
【0031】そして、複数種類あるうちの一枚の目盛板
シート20をシート挿入口14からフレーム3とフロン
トカバー4との間に挿入して目盛板シート20の指針軸
挿入用切込部23に指針軸12を挿入し、この目盛板シ
ート20を押し込むことにより、目盛板シート20の挿
入先をシート受部8に挿入し、孔部22に指針軸12を
位置させて、目盛板シート20をフレーム3の前方に配
置し、アナログメータ1が構成してある。この場合、フ
レーム3の面部5に表示内容を表示した交換可能な目盛
板シート20が配置されることで表示部3Aが構成して
ある。
【0032】また、この場合、目盛板シート20の指針
軸貫通孔部22及び指針軸挿入用切込部23の前方に隠
蔽部9が位置するために、指針軸貫通孔部22及び指針
軸挿入用切込部23は隠蔽部9により隠蔽されてアナロ
グメータ1の前面には現れてないようになる。また、目
盛板シート20をフレーム3の前方に完全に装着した状
態では、この目盛板シート20の挿入端部とは反対側の
端部、すなわち、シート本体21の他側の辺縁部(上側
の辺縁部)21bはシート挿入口14より僅かに外部に
出ていて、この部分がシート引出時の摘み部(図示せ
ず)にしてある。
【0033】そして、アナログメータ1を別の計測用途
に合ったものに変更する場合、その変更した計測用途に
合った目盛表示が必要になるが、この場合には、既にメ
ータ本体1Aに挿入された目盛板シート20の摘み部を
指もしくはピンセットで摘み、この目盛板シート20を
抜き出して、変更した計測用途に合った目盛表示の目盛
板シート(図示せず)を目盛板シート20の場合と同様
にしてメータ本体1Aに挿入する。
【0034】すなわち、図5の(1)、(2)に示すよ
うに、上記したように目盛板シート20をシート挿入口
14に挿入して指針軸12を目盛板シート20の指針軸
挿入用切込部23から指針軸貫通孔部22に挿入して、
目盛板シート20を表示用空間18に挿入配置すること
で、この目盛板シート20で表示部3Aを構成すること
ができる。しかも、隠蔽部9により指針軸貫通孔部22
と指針軸挿入用切込部23とを隠蔽することができて、
外から指針軸貫通孔部22及び指針軸挿入用切込部23
が見えなくすることができる。
【0035】このために、ユーザーがパソコン等の市販
ドローソフトで、計測用途及び装置デザインに合った表
示内容をデザインし、OHP(オーバーヘッドプロテク
タ)シートあるいは紙にカラープリンタなどで印刷し、
指針軸挿入用切込部23及び指針軸貫通孔部22を含む
形状に切断加工した目盛板シート20を、アナログメー
タ1に後挿入することができるので、ユーザーの計測用
途及び装置デザインに合ったアナログメータやアナログ
設定器にすることができるし、また、メーカーとして
は、同一物の生産だけでよく、また、ユーザーとしても
目盛板の指定をしなくてもよくなる。
【0036】また、上記した実施の形態例では、メータ
本体1Aに一枚の目盛板シート20を挿入収納し、アナ
ログメータ1を別の計測用途に合ったものに変更にする
場合、目盛板シート20をメータ本体1Aから抜き出
し、変更した計測用途に合った目盛表示の目盛板シート
を目盛板シート20の場合と同様にしてメータ本体1A
に挿入するようにしたが、あらかじめ、それぞれの計測
用途に対応する目盛表示を有する複数の目盛板シート2
0をメータ本体1Aに挿入し、アナログメータ1を別の
計測用途に変更する場合、表側に位置する目盛板シート
20を抜き出して、変更した計測用途に合った目盛表示
の目盛板シート20を表側に出すようにしてもよい。
【0037】また、上記した実施の形態例では、表示シ
ートとして目盛板シート20を用いたが、表示シートと
しては、ユーザーの計測用途又は装置デザインのいづれ
か一方もしくは双方に合った表示内容を有するシート、
目盛がなくデザイン及び文字だけのもの、デザインだけ
のもの、文字だけのものなど多種にわたるものを含むも
のである。
【0038】また、上記した実施の形態例では、シート
挿入口14の形成箇所を、フレーム3の周壁部6の上側
部位6dにシート受部8に対向させて設けたが、これに
限らず、周壁部6の左、右側部位6a、6bのいずれか
一方に設け、シート受部8を左、右側部位6a、6bの
他方に設けて、シート挿入口14をシート受部8に対向
させてもよい。
【0039】上記したシート挿入口14の変形例として
は、図6に示すようにシート挿入口14の対向する側面
部14a、14bに多数の毛状体26を植設して、目盛
板シート20は挿入できるが塵埃がシート挿入口14に
侵入することを防止するようにしてもよいし、また、シ
ート挿入口14を、図7に示すようにフレーム3の周壁
部6の上側部位6dに開口部28を形成し、この開口部
28の辺縁部にヒンジ部材29を介して開口部28を覆
う蓋体30を取り付けて構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
機器の表示板構造によれば、表示シートをシート挿入口
に挿入して、表示シートを表示用空間に挿入配置するこ
とで、この表示シートで表示部の表示を行うことができ
る。
【0041】このために、ユーザーがパソコン等の市販
ドローソフトで、ユーザーの計測用途及び装置デザイン
に合った表示内容をデザインし、OHP(オーバーヘッ
ドプロテクタ)シートあるいは紙にカラープリンタなど
で印刷し切断加工した表示シートを、電子機器としての
アナログメータやアナログ設定器に後挿入することがで
きるので、ユーザーの計測用途及び装置デザインに合っ
たアナログメータやアナログ設定器にすることができる
し、また、メーカーとしては、同一物の生産だけでよ
く、また、ユーザーとしても表示板の指定をしなくても
よい。
【0042】また、本発明に係る電子機器の表示板構造
によれば、機器本体に表示部を設けると共に、表示部と
表示部を覆うカバー部材とで表示用空間を形成し、表示
部に指針軸を貫通させてこの指針軸に指針を設け、指針
を移動させる指針操作部材をカバー部材より外方に配し
た電子機器の表示板構造である場合には、表示シートを
シート挿入口に挿入して指針軸を表示シートの指針軸挿
入用切込部から指針軸貫通孔部に挿入して、表示シート
を表示用空間に挿入配置することで、この表示シートで
表示部を構成することができ、しかも、隠蔽手段により
表示シートの指針軸貫通孔部と指針軸挿入用切込部とを
隠蔽することができる。
【0043】また、本発明に係る電子機器の表示板構造
によれば、表示シートが、計測目的に合った表示内容を
有するシートであることにより、電子機器(アナログメ
ータやアナログ設定器)を計測用途に合ったものにする
ことができる。
【0044】また、本発明に係る電子機器の表示板構造
によれば、複数の表示シートを重ねた状態で表示用空間
に挿入配置し、表側に位置する表示シートを抜き出し
て、計測用途に合った表示内容の表示シートを表側に出
すようにしたことにより、表示シートの交換を迅速に行
うことができる。
【0045】また、本発明に係る電子機器の表示板構造
によれば、シート挿入口の互いに対向する側面部に多数
の毛状体を植設したことにより、多数の毛状体は、シー
ト挿入口に表示シートが挿入されることを邪魔すること
がなく、塵埃がシート挿入口に侵入することを防止する
ことができる。
【0046】また、本発明に係る電子機器の表示板構造
によれば、シート挿入口を、機器本体に形成した開口部
と、この開口部を開閉する蓋体とで構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示板構造を備えた電子機器の機
器本体と目盛板シートの斜視図である。
【図2】同電子機器の機器本体の正面図である。
【図3】同電子機器の機器本体の側面図である。
【図4】目盛板シートの正面図である。
【図5】(1)は目盛板シートを機器本体に挿入した状
態の正面図である。(2)は目盛板シートを機器本体に
完全に挿入した状態の正面図である。
【図6】機器本体におけるシート挿入口の他の変形例の
平面図である。
【図7】機器本体におけるシート挿入口の他の変形例の
斜視図である。
【図8】従来の表示板構造を備えた電子機器の正面図で
ある。
【図9】同電子機器の機器本体の側面図である。
【符号の説明】
1 アナログメータ 1A メータ本体(機器本体) 2 ケース 3 フレーム 3A 表示部 4 フロントカバー(カバー部材) 5 面部 6 周壁部 7 プレート 8 シート受け部 9 隠蔽部(隠蔽手段) 10 軸貫通孔 11 軸保持孔 12 指針軸 13 指針 14 シート挿入口 15 孔 16 摘み部材(指針操作部材) 17 デジタル表示部 18 表示用空間 20 目盛板シート(表示シート) 21 シート本体 22 指針軸貫通孔部 23 指針軸挿入用切込部 F 目盛等(表示内容)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に表示部を設けると共に、前記
    表示部と前記表示部を覆うカバー部材とで表示用空間を
    形成した電子機器の表示板構造であって、前記機器本体
    に前記表示用空間に通じるシート挿入口を設け、前記表
    示部の表示を、表示内容を表示した表示シートを前記シ
    ート挿入口から前記表示用空間に挿入配置することで行
    うようにしたことを特徴とする電子機器の表示板構造。
  2. 【請求項2】 機器本体に表示部を設けると共に、前記
    表示部と前記表示部を覆うカバー部材とで表示用空間を
    形成し、前記表示部に指針軸を貫通させてこの指針軸に
    指針を設け、前記指針を移動させる指針操作部材を前記
    カバー部材より外方に配した電子機器の表示板構造であ
    って、 前記表示部の表示を、表示内容を表示した交換可能な表
    示シートで構成し、前記機器本体に、前記表示シートを
    前記表示用空間内に出し入れするシート挿入口を設け、 前記表示シートを、シート本体に、前記表示シートの前
    記表示用空間内への挿入配置時に前記指針軸が貫通する
    指針軸貫通孔部と、前記シート本体の辺縁部から前記指
    針軸貫通孔部にかけて形成され且つ前記表示シートの前
    記表示用空間内への挿入時に前記指針軸が挿入される指
    針軸挿入用切込部とを有し且つ前記シート本体の表面に
    表示内容を設けて構成し、 前記表示空間内に、前記表示シートが前記表示用空間に
    挿入配置された状態で前記表示シートの前記指針軸貫通
    孔部と前記指針軸挿入用切込部とを隠蔽する隠蔽手段を
    設けたことを特徴とする電子機器の表示板構造。
  3. 【請求項3】 前記表示シートが、計測目的に合った表
    示内容を有するシートである請求項1又は請求項2に記
    載の電子機器の表示板構造。
  4. 【請求項4】 複数の表示シートを重ねた状態で前記表
    示用空間に挿入配置し、表側に位置する前記表示シート
    を抜き出して、計測目的に合った表示内容の前記表示シ
    ートを表側に出すようにした請求項3に記載の電子機器
    の表示板構造。
  5. 【請求項5】 前記シート挿入口の互いに対向する面部
    に多数の毛状体を植設した請求項1又は請求項2又は請
    求項3に記載の電子機器の表示板構造。
  6. 【請求項6】 前記シート挿入口を、前記機器本体に形
    成した開口部と、この開口部を開閉する蓋体とで構成し
    た請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の電子機器
    の表示板構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200476772Y1 (ko) 2010-05-20 2015-03-31 리첸 첸 저압력 미터기의 경고 색판 구조

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