JP2001074151A - 分流弁および分流弁を連結した連結分流弁装置 - Google Patents

分流弁および分流弁を連結した連結分流弁装置

Info

Publication number
JP2001074151A
JP2001074151A JP25286199A JP25286199A JP2001074151A JP 2001074151 A JP2001074151 A JP 2001074151A JP 25286199 A JP25286199 A JP 25286199A JP 25286199 A JP25286199 A JP 25286199A JP 2001074151 A JP2001074151 A JP 2001074151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
valve
flow
flow path
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25286199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4319295B2 (ja
Inventor
Masunobu Sakamaki
益伸 坂槙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OMUNI KENKYUSHO KK
Original Assignee
OMUNI KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OMUNI KENKYUSHO KK filed Critical OMUNI KENKYUSHO KK
Priority to JP25286199A priority Critical patent/JP4319295B2/ja
Publication of JP2001074151A publication Critical patent/JP2001074151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4319295B2 publication Critical patent/JP4319295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアガスに複数の反応ガスを均一に混合
させること。 【構成】 互いに平行で且つ反対側面に形成された第1
流体第1流路接続面(2)および第1流体第2流路接続
面(3)に垂直な第2流体第1流路接続面と前記三つの
接続面(2,3)に垂直なバルブ装着面(5)と接続端
部(7a)およびバルブ側端部(7b)を有する第1流
体第1流路(7)と接続端部(8a)およびバルブ側端
部(8b)を有する第1流体第2流路(8)と接続端部
(9a)およびバルブ側端部(9b)を有する第2流体
第1流路(9)と前記各バルブ側端部(7b,8b)を
常時連通させる第1流体常時連通路(5c)とを有する
分流弁本体ブロック(1)と、バルブ側端部(9b)を
前記第1流体常時連通路(5c)に連通させる連通位置
と遮断する遮断位置との間で移動可能な弁部材(14)
を有する切替バルブ(V1)とを備えたガス混合装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分流弁および複数の
分流弁を連結した連結分流弁装置に関し、特に高純度の
混合ガスを得るのに適した分流弁および分流弁装置に関
する。本発明の分流弁は流体を分流したり、混合したり
する際に使用される。また、高純度のガスは、半導体製
品の製造過程において、シリコンウエハ表面に数種の成
分の混合ガスを使用して蒸着膜を形成する際等に使用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】半導体製品の製造工程において使用され
るガス混合装置は、キャリアガスに1種以上の反応ガス
を混合した混合ガスを蒸着装置に供給する。前記混合ガ
スを供給してシリコンウエハ表面に数種の成分の混合ガ
スにより蒸着膜を形成する作業が終了した後、前記反応
ガスの供給を停止した状態で待機し、次の作業のための
反応ガスをガス混合装置で混合する。その際、先に使用
した反応ガスがガス供給路に未使用で残留している場合
があり、その残留ガスが不純物として次の作業のための
反応ガス中に混入することになる。
【0003】前記各種ガスを混合させる時に理想的な混
合比を実現して、前の作業の未使用ガスの残留成分の影
響を無くすることができれば、不純物の混合が低減さ
れ、飛躍的な製品の高品質化、良品率の向上が可能とな
る。また、今後のプロセス上の方向性として生成膜の形
成条件は、減圧下、少量流量の方向へと移行している。
このため、前記残留ガス成分の影響は大きくクローズア
ップされてきている。
【0004】従来、前記種類のガス混合装置において、
例えば、次の図11に示すような装置が知られている。
図11は従来のガス混合装置の説明図である。図11に
示すガス混合装置は、キャリアガスG0が流れるキャリ
アガス流路01に複数(例えば4種類)の反応ガスG
1,G2,G3,G4を流入させる際、キャリアガス流
路の中心線に沿って、第1混合位置P1および第2混合
位置P2を設定し、設定された前記第1混合位置P1に
おいてキャリアガスG0に反応ガスG1およびG2を混
合し、前記第2混合位置P2において反応ガスG3,G
4を混合する。なお、図11においてプロセスバルブV
1およびベントバルブV2は、いずれかが一方が開、他
方が閉の状態で使用され、V1開、V2閉の場合は反応
ガスがキャリアガス流路01に流れて混合され、V1
閉、V2開の場合は反応ガスはベントバルブV2を通っ
て回収装置(図示せず)に回収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のガス混合装
置では、次の問題点がある。 (a)前記4種の反応ガスG1〜G4を同時に混合する
場合、G1およびG2の混合位置P1とG3,G4の混
合位置P2とがキャリアガス流路に沿って位置が異なる
ため、各ガス(キャリアガスおよび反応ガス)が混合さ
れながら流れる距離が異なるため、混合位置が異なる反
応ガスを均一な混合比で混合しようとしても、混合開始
時から均一な混合ガスを得ることは不可能である。した
がって、混合位置が異なる反応ガスの均一な混合ガス
を、混合開始時から蒸着室に供給することは不可能であ
る。 (b)前記キャリアガス流路への前記各反応ガスG1〜
G4の供給/遮断を行うための各プロセスバルブV1の
位置から前記混合位置P1またはP2までの反応ガス流
路(デッドゾーン)の長さが異なる場合には、前の作業
で使用した反応ガスの残留ガス(デッドゾーンの残留ガ
ス)が次の作業の時に混入して不純物が混入する。この
ため、ガス純度の再現性にバラツキを生じ高品質の製品
(均一な蒸着膜)が製作できない。 (c)前記デッドゾーンの長さを一定にしても、その長
さが長い程、残留ガスが不純物として混入する期間が長
くなる。
【0006】また、従来、円盤状のガス混合室の円周面
に複数の反応ガスを供給して混合する装置が知られてい
る。この従来技術は複数の各反応ガスをキャリアガス流
路に沿った同一の混合位置に同時に流入させて混合する
ことが可能であるが、前記混合位置(円盤状のガス混合
室)の範囲が広いため、均一な混合比が得られ難い。ま
た、この従来技術では前記デッドゾーンの残留ガスに対
する考慮がなされていない。
【0007】また従来、ガス混合装置として、キャリア
ガス流路、複数の反応ガス流路、およびそれらの混合ガ
ス流路等が形成された厚みの有る平板状の流路形成ブロ
ックと前記流路形成ブロックの上面に設けた多数の開閉
弁装着部にそれぞれ装着した複数の開閉弁とを有するブ
ロック状のガス混合装置が知られている。しかしなが
ら、このガス混合装置は高価であり、反応ガスの種類が
増加した場合等の対応にコストがかかる等の問題点があ
る。
【0008】本発明は前記問題点に鑑み、次の記載内容
(O01)〜(O04)を課題とする。 (O01)キャリアガスに複数の反応ガスを均一に混合さ
せること。 (O02)残留ガスの生じるデッドゾーンを無くすこと。 (O03)混合するガスの種類の増減に容易に対応できる
ようにすること。 (O04)高純度の混合ガスをを得ることにより、高品質
の製品(薄膜等)を得ること。
【0009】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0010】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明の分流弁は、次の要件(A01)を備えたことを
特徴とする。 (A01)互いに平行で且つ反対側面に形成された第1流
体第1流路接続面(2)および第1流体第2流路接続面
(3)と、前記両接続面(2,3)に垂直な第2流体第
1流路接続面(4)と、前記三つの接続面(2,3,
4)に垂直なバルブ装着面(5)と、前記第1流体第1
流路接続面(2)に開口する接続端部(7a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(7b)
を有する第1流体第1流路(7)と、前記第1流体第2
流路接続面(3)に開口する接続端部(8a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(8b)
を有する第1流体第2流路(8)と、前記第2流体第1
流路接続面(4)に開口する接続端部(9a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(9b)
を有する第2流体第1流路(9)と、前記第1流体第1
流路(7)および第1流体第2流路(8)の前記各バル
ブ側端部(7b,8b)を常時連通させる第1流体常時
連通路(5c)と、を有する分流弁本体ブロック
(1)。 (A02)前記バルブ装着面(5)に装着されて、第2流
体第1流路(9)のバルブ側端部(9b)を前記第1流
体常時連通路(5c)に連通させる連通位置と前記第1
流体常時連通路(5c)に対して遮断する遮断位置との
間で移動可能な弁部材(14)を有する切替バルブ(V
1,V2)。
【0011】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の分流弁では、第1流体第1流路(7)は、第1流
体常時連通路(5c)を介して第1流体第2流路(8)
に接続している。すなわち、分流弁本体ブロック(1)
の互いに平行で且つ反対側面に形成された第1流体第1
流路接続面(2)および第1流体第2流路接続面(3)
にそれぞれ開口する第1流体第1流路(7)の接続端部
(7a)および第1流体第2流路(8)の接続端部(8
a)は連通している。したがって、第1発明の分流弁
(V)は、複数個を直列に接続することにより各分流弁
(V)の第1流体第1流路(7)および第1流体第2流
路(8)を直列に接続することができる。したがって、
第1流体として半導体製造装置のキャリアガスを使用す
る場合には、前記直列に接続した複数の分流弁にキャリ
アガスを連続して流すことかできる。
【0012】一端部(接続端部9a)が前記第2流体第
1流路接続面(4)に開口する第2流体第1流路(9)
の他端部(バルブ側端部9b)は前記バルブ装着面
(5)に開口する。バルブ装着面(5)に装着された切
替バルブ(V1,V2)の弁部材(14)が連通位置に
移動した状態では、第2流体第1流路(9)のバルブ側
端部(9b)は、前記第1流体常時連通路(5c)に連
通し、遮断位置に移動した状態では前記第1流体常時連
通路(5c)に対して遮断される。したがって、第2流
体第1流路(9)は、切替えバルブ(V1,V2)によ
りデッドゾーンの無い状態で第1流体常時連通路(5
c)に対して連通または遮断される。このため、第1流
体として半導体製造装置のキャリアガスを使用し、第2
流体として半導体製造装置の反応ガスを使用する場合に
は、反応ガスをキャリアガス流路に対してデッドゾーン
の無い状態で連通または遮断することができるので、純
度の高い反応ガスを供給することができる。
【0013】(第2発明)第2発明の連結分流弁装置
は、次の要件(B01),(B02)を備えたことを特徴と
する。 (B01)互いに平行で且つ反対側面に形成された第1流
体第1流路接続面(2)および第1流体第2流路接続面
(3)と、前記両接続面(2,3)に垂直な第2流体第
1流路接続面(4)と、前記三つの接続面(2,3,
4)に垂直なバルブ装着面(5)と、前記第1流体第1
流路接続面(2)に開口する接続端部(7a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(7b)
を有する第1流体第1流路(7)と、前記第1流体第2
流路接続面(3)に開口する接続端部(8a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(8b)
を有する第1流体第2流路(8)と、前記第2流体第1
流路接続面(4)に開口する接続端部(9a)および前
記バルブ装着面(5)に開口するバルブ側端部(8b)
を有する第2流体第1流路(9)と、前記第1流体第1
流路(7)および第1流体第2流路(8)の前記各バル
ブ側端部(7b,8b)を常時連通させる第1流体常時
連通路(5c)と、を有する分流弁本体ブロック(1)
と、前記バルブ装着面(5)に装着されて、第2流体第
1流路(9)のバルブ側端部(9b)を前記第1流体常
時連通路(5c)に連通させる連通位置と前記第1流体
常時連通路(5c)に対して遮断する遮断位置との間で
移動可能な弁部材(14)を有する切替バルブ(V1,
V2)と、前記第1流体第1流路接続面(2)に開口す
る第1流体第1流路(7)の接続端部(7a)に接続さ
れた第1流体第1流管(21)、および前記第1流体第
2流路接続面(3)に開口する第1流体第2流路(8)
の接続端部(8a)に接続された第1流体第2流管(2
3)と、前記第1流体第1流管(21)および第1流体
第2流管(23)の一方の管(23)に装着された雌継
ぎ手(24)および他方の管(21)に装着された雄継
ぎ手(22)とを備えた複数の分流弁(V)、 (B02)前記複数の分流弁(V)を1列に並べて、互い
に隣接する各分流弁(V)の第1流体第1流管(21)
および第1流体第2流管(23)を各流管に装着された
継ぎ手により互いに接続し、前記複数の分流弁(V)の
第1流体第1流路(7)および第1流体第2流路(8)
を全て連通させた直列連結分流弁装置(U1,U2a,
U2b)。
【0014】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の連結分流弁装置では、複数の各分流弁(B)の第
1流体第1流路(7)は、第1流体常時連通路(5c)
を介して第1流体第2流路(8)に接続している。すな
わち、分流弁本体ブロック(1)の互いに平行で且つ反
対側面に形成された第1流体第1流路接続面(2)およ
び第1流体第2流路接続面(3)にそれぞれ開口する第
1流体第1流路(7)の接続端部(7a)および第1流
体第2流路(8)の接続端部(8a)は連通している。
前記第1流体第1流路接続面(2)に開口する第1流体
第1流路(7)の接続端部(7a)に接続された第1流
体第1流管(21)、および前記第1流体第2流路接続
面(3)に開口する第1流体第2流路(8)の接続端部
(8a)に接続された第1流体第2流管(23)の一方
の管(23)には雌継ぎ手(24)が装着され、他方の
管(21)には雄継ぎ手(22)が装着されている。前
記複数の各分流弁(V)の雌継ぎ手(24)および雄継
ぎ手(22)を順次接続することにより複数の分流弁
(V)を容易に直列に接続することができる。そして、
第1流体として半導体製造装置のキャリアガスを使用す
る場合には、前記直列に接続した複数の分流弁(V)の
第1流体の流路(7,8,5c)にキャリアガスを流す
ことかできる。
【0015】一端部(接続端部9a)が前記第2流体第
1流路接続面(4)に開口する第2流体第1流路(9)
の他端部(バルブ側端部9b)は前記バルブ装着面
(5)に開口する。バルブ装着面(5)に装着された切
替バルブ(V1,V2)の弁部材(14)が連通位置に
移動した状態では、第2流体第1流路(9)のバルブ側
端部(9b)は、前記第1流体常時連通路(5c)に連
通し、遮断位置に移動した状態では前記第1流体常時連
通路(5c)に対して遮断される。したがって、第2流
体第1流路(9)は、切替えバルブ(V1,V2))に
よりデッドゾーンの無い状態で第1流体常時連通路(5
c)に対して連通または遮断される。このため、第1流
体として半導体製造装置のキャリアガスを使用し、第2
流体として半導体製造装置の反応ガスを使用する場合に
は、反応ガス(第2流体)をキャリアガス流路(第1流
体の流路7,8,5c)に対してデッドゾーンの無い状
態で連通または遮断することができる。
【0016】また、種類の異なる反応ガスの数が増加し
た場合でも、連結する分流弁(V)の数を加減すること
により容易に対応することができるので、ガス混合装置
の規模の小さいものから大きなものまで容易に構成する
ことができる。また同様に、流体の分流装置として使用
する場合にも、装置規模の小さいものから大きいものま
で、容易に構成することができる。また従来、半導体製
造装置で使用していたキャリアガスおよび反応ガスの搬
送路の混合装置、分流装置等では、T字型管と遮断弁と
を使用していたが、前記従来のガス搬送路の代わりに容
易に設置することができる。その際、デッドゾーンの残
留ガスがキャリアガスに混入するようなことが無くなる
ので、旧式の半導体製造装置が高性能の装置として再生
される。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1発明の実施の形態1)第1
発明の実施の形態1の分流弁は前記第1発明において、
次の要件(A03)を備えたことを特徴とする。 (A03)前記第1流体第1流路接続面(2)に開口する
第1流体第1流路(7)の接続端部(7a)に接続され
た第1流体第1流管(21)、および前記第1流体第2
流路接続面(3)に開口する第1流体第2流路(8)の
接続端部(8a)に接続された第1流体第2流管(2
3)。
【0018】(第1発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態1の分流弁(V)で
は、複数の各分流弁(V)の第1流体第1流管(21)
と第1流体第2流管(23)とを順次接続することによ
り容易に直列連結分流弁装置(複数の分流弁を直列に接
続した装置)(U1,U2a,U2b)を製作すること
ができる。
【0019】(第1発明の実施の形態2)第1発明の実
施の形態2の分流弁は、前記第1発明または第1発明の
実施の形態1において次の要件(A04)を備えたことを
特徴とする。 (A04)前記第2流体第1流路接続面(4)に開口する
前記第2流体第1流路(9)の接続端部(9a)開口に
接続された第2流体第1流管(25)。
【0020】(第1発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態2の分流弁では、前記
第2流体第1流管(25)に第2流体を供給することに
より、容易に第1流体(第1流体第1流路7、第1流体
第2流路8および第1流体常時連通路5cを流れる流
体)と混合させることができる。また、第1流体を前記
第2流体第1流管(25)に容易に分流させることがで
きる。
【0021】(第1発明の実施の形態3)第1発明の実
施の形態3の分流弁は、前記第1発明の実施の形態1に
おいて、次の要件(A05)を備えたことを特徴とする。 (A05)前記第1流体第1流管(21)および第1流体
第2流管(23)の一方の管(23)に装着された雌継
ぎ手(24)および他方の管(21)に装着された雄継
ぎ手(22)。
【0022】(第1発明の実施の形態3の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態3の分流弁は、複数の
各分流弁の前記第1流体第1流管(21)および第1流
体第2流管(23)の一方の管(23)に装着された雌
継ぎ手(24)および他方の管(21)に装着された雄
継ぎ手(22)を互いに接続することにより、複数の分
流弁(V)を容易に直列に接続することができる。
【0023】(第1発明の実施の形態4)第1発明の実
施の形態4の分流弁は、第1発明または第1発明の実施
の形態1ないし3のいずれかにおいて次の要件(A0
6),(A07)を備えたことを特徴とする。 (A06)前記第2流体第1流路接続面(4)に開口する
前記第2流体第1流路(9)の接続端部(9a)に接続
された第2流体第1流管(25)、 (A07)雌継ぎ手または雄継ぎ手(26)が装着された
前記第2流体第1流管(25)。
【0024】(第1発明の実施の形態4の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態4の分流弁では、前記
第2流体第1流路接続面(4)に開口する前記第2流体
第1流路(9)の接続端部(9a)に第2流体第1流管
(25)が接続され、前記第2流体第1流管(25)に
は雌継ぎ手または雄継ぎ手(26)が装着される。前記
複数の分流弁(V)を直列に接続した直列連結分流弁装
置(U2a,U2b)を2列製作して並列に配置した状
態で、前記第2流体第1流管(25)の雄継ぎ手(2
6)または雌継ぎ手は、T字管(31)の両端に連結し
た継ぎ手(33)により容易に連結することができる。
その場合、T字管(31)から第2流体を、前記2列の
各直列連結分流弁装置(U2a,U2b)の各分流弁
(V)に供給することができる。
【0025】前記2列の各直列連結分流弁装置(U2
a,U2b)の一方の列の直列連結分流弁装置(U2
a)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第1流体
第2流路8、第1流体常時連通路5c)を反応ガス搬送
用流路として使用し、他方の列の直列連結分流弁装置
(U2b)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第
1流体第2流路8、第1流体常時連通路5c)をベント
ガス流路として使用することができる。その場合、前記
T字管(31)から第2流体として反応ガスを供給する
ことができる。その場合、前記T字管(31)が接続さ
れた一対の分流弁(V)の一方の分流弁(V)の切替バ
ルブ(V1,V2)を連通位置に移動させ且つ他方の分
流弁(V)の切替バルブ(V1,V2)を遮断位置に移
動させることにより、前記反応ガスを前記反応ガス搬送
用流路またはベントガス流路に流すことができる。
【0026】(第1発明の実施の形態5)第1発明の実
施の形態5の分流弁は、第1発明または第1発明の実施
の形態1ないし4のいずれかにおいて次の要件(A08)
を備えたことを特徴とする。 (A08)前記第2流体第1流路接続面(4)またはバル
ブ装着面(5)のいずれかの面(4,5)と反対側の側
面に形成された第2流体第2流路接続面(36)に一端
部が開口し他端が前記第2流体第1流路(9)に接続す
る第2流体第2流路(37)を有する前記分流弁本体ブ
ロック(1)。
【0027】(第1発明の実施の形態5の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態5の分流弁では、前記
複数の分流弁(V)を直列に接続した直列連結分流弁装
置(U2a,U2b)を2列製作して並列に配置した状
態で、一方の直列連結分流弁装置(U2a)の前記第2
流体第1流路(9)と他方の直列連結分流弁装置(U2
b)の第2流体第1流路(9)とを連結した状態で、前
記第2流体第2流路(37)から第2流体を、前記2列
の各直列連結分流弁装置(U2a,U2b)の各分流弁
(V)の第2流体第1流路(9)に供給することができ
る。前記2列の各直列連結分流弁装置(U2a,U2
b)の一方の列の直列連結分流弁装置(U2a)の第1
流体の流路(第1流体第1流路7、第1流体第2流路
8、第1流体常時連通路5c)を反応ガス搬送用流路と
して使用し、他方の列の直列連結分流弁装置(U2b)
の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第1流体第2
流路8、第1流体常時連通路5c)をベントガス流路と
して使用することができる。その場合、前記第2流体第
2流路(37)から第2流体として反応ガスを供給する
と、第2流体第2流路(37)が接続された一対の分流
弁(V)の一方の分流弁(V)の切替バルブ(V1,V
2)を連通位置に移動させ且つ他方の分流弁(V)の切
替バルブ(V1,V2)を遮断位置に移動させることに
より、前記反応ガスを前記反応ガス搬送用流路またはベ
ントガス流路に流すことができる。
【0028】(第1発明の実施の形態6)第1発明の実
施の形態6の分流弁は、第1発明の実施の形態5におい
て次の要件(A09),(A010)を備えたことを特徴と
する、 (A09)前記第2流体第2流路接続面(36)に開口す
る前記第2流体第2流路(37)の接続端部(37a)
開口に接続された第2流体第2流管(38)。 (A010)雌継ぎ手または雄継ぎ手が装着された前記第
2流体第2流管(38)。
【0029】(第1発明の実施の形態6の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態6の分流弁では、第2
流体第2流管(38)に装着された雌継ぎ手または雄継
ぎ手により、前記第2流体第2流管(38)に第2流体
を供給する第2流体供給部材を容易に接続することがで
きる。
【0030】(第2発明の実施の形態1)第2発明の実
施の形態1の連結分流弁装置は、前記第2発明において
次の要件(B03),(B04)を備えたことを特徴とす
る。 (B03)前記第2流体第1流路接続面(4)に開口する
前記第2流体第1流路(9)の接続端部(9a)に接続
された第2流体第1流管(25)、 (B04)雌継ぎ手または雄継ぎ手(26)が装着された
前記第2流体第1流管(25)。
【0031】(第2発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第2発明の実施の形態1の連結分流弁装置で
は、前記第2流体第1流路接続面(4)に開口する前記
第2流体第1流路(9)の接続端部(9a)に第2流体
第1流管(25)が接続され、前記第2流体第1流管
(25)には雌継ぎ手または雄継ぎ手(26)が装着さ
れる。前記複数の分流弁(V)を直列に接続した直列連
結分流弁装置(U2a,U2b)を2列製作して並列に
配置した状態で、前記第2流体第1流管(25)の雄継
ぎ手(26)または雌継ぎ手は、例えばT字管(31)
の両端に連結した継ぎ手(33)により容易に連結する
ことができる。その場合、T字管(31)から第2流体
を、前記2列の各直列連結分流弁装置(U2a,U2
b)の各分流弁(V)に供給することができる。
【0032】前記2列の各直列連結分流弁装置(U2
a,U2b)の一方の列の直列連結分流弁装置(U2
a)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第1流体
第2流路8、第1流体常時連通路5c)を反応ガス搬送
用流路として使用し、他方の列の直列連結分流弁装置
(U2b)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第
1流体第2流路8、第1流体常時連通路5c)をベント
ガス流路として使用することができる。その場合、前記
T字管(31)から第2流体として反応ガスを供給する
ことができる。その場合、前記T字管(31)が接続さ
れた一対の分流弁(V)の一方の分流弁(V)の切替バ
ルブ(V1,V2)を連通位置に移動させ且つ他方の分
流弁(V)の切替バルブ(V1,V2)を遮断位置に移
動させることにより、前記反応ガスを前記反応ガス搬送
用流路またはベントガス流路に流すことができる。
【0033】(第2発明の実施の形態2)第2発明の実
施の形態2の連結分流弁装置は、前記第2発明または第
2発明の実施の形態1において次の要件(B05)を備え
たことを特徴とする。 (B05)前記直列連結分流弁装置(U2a,U2b)を
2列設け、一方の列の直列連結分流弁装置(U2a)の
各分流弁(V)の第2流体第1流路(9)の接続端部
(9a)と他方の列の直列連結分流弁装置(U2b)の
各分流弁(V)の第2流体第1流路(9)の接続端部
(9a)とを互いに接続する端部接続部材(31,3
2,25)および前記端部接続部材(25,31,3
2)に連結された第2流体供給部材(34)。
【0034】(第2発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第2発明の実施の形態2の連結分流弁装置で
は、2列設けられた前記直列連結分流弁装置(U2a,
U2b)の一方の列の直列連結分流弁装置(U2a)の
各分流弁(V)の第2流体第1流路(9)の接続端部
(9a)と他方の列の直列連結分流弁装置(U2b)の
各分流弁(V)の第2流体第1流路(9)の接続端部
(9a)とは端部接続部材(25,31,32)により
互いに接続される。前記端部接続部材(25,31,3
2)に連結された第2流体供給部材(34)から供給さ
れた第2流体は、前記2列の各列の直列連結分流弁装置
(U2a,U2b)の互いに連結された各分流弁(V)
の第2流体第1流路(9)に供給される。
【0035】前記2列の各直列連結分流弁装置(U2
a,U2b)の一方の列の直列連結分流弁装置(U2
a)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第1流体
第2流路8、第1流体常時連通路5c)を反応ガス搬送
用流路として使用し、他方の列の直列連結分流弁装置
(U2b)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第
1流体第2流路8、第1流体常時連通路5c)をベント
ガス流路として使用することができる。その場合、前記
第2流体供給部材(34)から第2流体として反応ガス
を供給することができる。その場合、前記T字管(3
1)が接続された一対の分流弁の一方の分流弁の切替バ
ルブ(V1,V2)を連通位置に移動させ且つ他方の分
流弁の切替バルブ(V1,V2)を遮断位置に移動させ
ることにより、前記反応ガスを前記反応ガス搬送用流路
またはベントガス流路に流すことができる。
【0036】(第2発明の実施の形態3)第2発明の実
施の形態3の連結分流弁装置は、前記第2発明または第
2発明の実施の形態1において次の要件(B06),(B
07)を備えたことを特徴とする。 (B06)前記第2流体第1流路接続面(4)またはバル
ブ装着面(5)のいずれかの面と反対側の側面に形成さ
れた第2流体第2流路接続面(36)に一端部が開口し
他端部が前記第2流体第1流路(9)に接続する第2流
体第2流路(37)を有する前記分流弁本体ブロック
(1)、 (B07)前記直列連結分流弁装置(U2a,U2b)を
2列設け、各列の直列連結分流弁装置(U2a,U2
b)の分流弁(V)の第2流体第1流路接続面(4)が
対向して配置された2列の直列連結分流弁装置(U2
a,U2b)であって、各列の連結分流弁装置(U2
a,U2b)の各分流弁(V)の第2流体第1流路
(9)どうしが接続された直列連結分流弁装置(U1,
U2a,U2b)。
【0037】(第2発明の実施の形態3の作用)前記構
成を備えた第2発明の実施の形態3の連結分流弁装置
は、2列の直列連結分流弁装置(U2a,U2b)の各
列の分流弁(V)の第2流体第1流路(9)どうしが接
続されて構成される。一方の直列連結分流弁装置(U2
a)の前記第2流体第1流管(9)と他方の直列連結分
流弁装置(U2b)の第2流体第1流路(9)とを直接
連結した状態で、前記第2流体第2流路(37)から第
2流体を、前記2列の各直列連結分流弁装置(U2a,
U2b)の各分流弁(V)の第2流体第1流路(9)に
供給することができる。前記2列の各直列連結分流弁装
置(U2a,U2b)の一方の列の直列連結分流弁装置
(U2a)の第1流体の流路(第1流体第1流路7、第
1流体第2流路8、第1流体常時連通路5c)を反応ガ
ス搬送用流路として使用し、他方の列の直列連結分流弁
装置(U2b)の第1流体の流路(第1流体第1流路
7、第1流体第2流路8、第1流体常時連通路5c)を
ベントガス流路として使用することができる。その場
合、前記第2流体第2流路(37)から第2流体として
反応ガスを供給するとともに、一対の分流弁(V)の一
方の分流弁の切替バルブ(V1,V2)を連通位置に移
動させ且つ他方の分流弁の切替バルブ(V1,V2)を
遮断位置に移動させることにより、前記反応ガスを前記
反応ガス搬送用流路またはベントガス流路に流すことが
できる。
【0038】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明のガス混合
装置の実施の形態の例(すなわち、実施例)を説明する
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の常閉の分流弁の
説明図で、図1Aは正断面図、図1Bは上面図で前記図
1Aの矢印IBから見た図、図1Cは下面図で前記図1
Aの矢印ICから見た図である。図2は同実施例1の常
閉の分流弁の説明図で図2Aは前記図1AのIIA−IIA
線断面図、図2Bは前記図1Aの矢印IIBから見た図で
ある。図3は同実施例1の常閉の分流弁の正断面拡大図
で、図3Aは閉じた状態(遮断状態)を示す図、図3B
は開いた状態(連通状態)を示す図である。
【0039】図1〜図3において、分流弁Vは、分流弁
本体ブロック1を有している。分流弁本体ブロック1
は、互いに平行で且つ反対側面に形成された第1流体第
1流路接続面2および第1流体第2流路接続面3と、前
記両接続面2,3に垂直な第2流体第1流路接続面4
と、前記三つの接続面2,3,4に垂直なバルブ装着面
5とを有している。前記バルブ装着面5には突出部5a
が設けられており、突出部5aの端面5bには環状凹溝
により形成された第1流体常時連通路5cが設けられて
いる。前記突出部5aの円筒状外周面にはバルブ装着用
オスネジ5dが形成されている。
【0040】分流弁本体ブロック1には第1流体第1流
路7が形成されており、第1流体第1流路7は前記第1
流体第1流路接続面2に開口する接続端部7aと、前記
バルブ装着面5の第1流体常時連通路5cに開口するバ
ルブ側端部7bとを有している。また、分流弁本体ブロ
ック1には第1流体第2流路8が形成されており、第1
流体第2流路8は前記第1流体第2流路接続面3に開口
する接続端部8aと、前記バルブ装着面5の第1流体常
時連通路5cに開口するバルブ側端部8bとを有してい
る。前記バルブ側端部7bおよび8bは前記第1流体常
時連通路5cにより常時連通している。また、分流弁本
体ブロック1には第2流体第1流路9が形成されてお
り、第2流体第1流路9は前記第2流体第1流路接続面
4(図2A参照)に開口する接続端部9aと、前記バル
ブ装着面5に開口するバルブ側端部9bとを有してい
る。前記第2流体第1流路9の位置が前記第1流体第1
流路7および第1流体第2流路8の直線上にあるが、他
の位置に形成することも可能である。例えば、上方に形
成した場合の方が加工が容易である。
【0041】図3において、前記バルブ装着用オスネジ
5dには連結用ナット12が螺合しており、連結用ナッ
ト12にはスライダ支持ナット13が螺合している。前
記スライダ支持ナット13の外端部には円筒状突出部1
3aが設けられており、前記円筒状突出部13aの周側面
にはキャップ装着用オスネジ13bが形成されている。
前記スライダ支持ナット13の内端と前記バルブ装着面
5との間には弾性を有する円板状のバルブ切替プレート
(弁部材)14の外周縁が配置されている。
【0042】前記キャップ装着用オスネジ13bには円
筒状キャップ16が螺合している。円筒状キャップ16
の外端にはエアパイプ17が固定されている。エアパイ
プ17の外端は前記円筒状キャップ16の外端よりも外
方に突出しており、内端部は円筒状キャップ16の内部
内方に延びている。前記円筒状キャップ16の内孔16
aおよび前記スライダ支持ナット13の内孔にはスライ
ダ18がスライド可能に支持されている。前記スライダ
18の外端部には大径フランジ18aが設けられてお
り、大径フランジ18aは前記内孔16aにスライド可
能に嵌合している。前記スライダ18にはパイプガイド
孔18bが形成されており、パイプガイド孔18bは前
記エアパイプ17の内端部とスライド移動可能に嵌合し
ている。前記スライダ18には前記パイプラインガイド
孔18bと前記大径フランジ18aの下側の空間とを連
結するエア連通孔18cが形成されている。
【0043】前記スライダ18の大径フランジ18aの
外端に形成された凹部の底面18dと前記円筒状キャッ
プ16の外端部内面には圧縮バネ19が配置されてお
り、前記スライダ18を常時内方(図3で下方、すなわ
ち、バルブ装着面5の方向に押圧している。このスライ
ダ18により前記バルブ切替プレート14は常時図3A
の位置(前記第2流体第1流路9および第1流体常時連
通路5cを遮断する遮断位置)に保持される。また図3
Bにおいて、前記エアパイプ17の外端からエアが供給
されると、エアはスライダ18のパイプラインガイド孔
18bから前記エア連通孔18cを通って前記大径フラ
ンジ18aの下側の空間に流入し、前記大径フランジ1
8aを上方に移動させる。このとき、スライダ18は上
昇し、前記バルブ切替プレート14はその弾性力により
図3Bの位置(前記第2流体第1流路9および第1流体
常時連通路5cを連通させる連通位置)に保持される。
前記図3に示す符号12〜19で示された要素により常
閉切替バルブV1が構成されている。
【0044】前記第1流体第1流路接続面2に開口する
第1流体第1流路7の接続端部7aには第1流体第1流
管21(図1A参照)が接続されており、第1流体第1
流管21には雄継ぎ手22が装着されている。前記第1
流体第2流路接続面3に開口する第1流体第2流路8の
接続端部8aには第1流体第2流管23が接続されてお
り、第1流体第2流管23には雌継ぎ手24が装着され
ている。前記第2流体第1流路接続面4に開口する第2
流体第1流路9の接続端部9aには第2流体第1流管2
5(図2A参照)が接続されており、第2流体第1流管
25には雄継ぎ手26が装着されている。前記符号1〜
26で示された要素により実施例1の分流弁Vが構成さ
れている。
【0045】(実施例1の作用)前記構成を備えた実施
例1では、前記分流弁Vの切替バルブV1は、前記バル
ブ装着面5に装着される。切替バルブV1の弁部材14
は、第2流体第1流路9のバルブ側端部9bを前記第1
流体常時連通路5cに連通させる連通位置(図3B参
照)と前記第1流体常時連通路5cに対して遮断する遮
断位置(図3A参照)との間で移動する。前記実施例1
の分流弁Vを使用して、例えば第1流体として半導体製
造装置で使用するキャリアガスを使用すると、キャリア
ガスは第1流体常時連通路5cを常時流れる。第2流体
として反応ガスを使用する場合、反応ガスは第2流体第
1流路9からバルブ側端部9bに供給される。
【0046】前記弁部材14が連通位置のときには反応
ガスは前記バルブ側端部9bから第1流体常時連通路5
cに流入する。第2流体第1流路9のバルブ側端部9b
は前記第1流体常時連通路5cに面して配置されている
ため、前記切替バルブV1が遮断位置に移動したとき、
キャリアガス流路(第1流体第1流路7、第1流体第2
流路8および第1流体常時連通路5c)に対して第2流
体第1流路9が完全に遮断される。このため、キャリア
ガス流路に接続するデッドゾーン(反応ガスが残留する
領域)が全く無くなる。したがって、デッドゾーンの残
留ガスがキャリアガスに混入するようなことが無くな
る。
【0047】また、前記分流弁Vを複数用意して、互い
に異なる分流弁の雄継ぎ手22と雌継ぎ手24とを連結
することにより、連通した第1流体流路(例えば、キャ
リアガス流路)に複数の第2流体第1流路(例えば、複
数の反応ガス流路)を接続することができる。したがっ
て、種類の異なる反応ガスの数が増加した場合でも、連
結する分流弁Vの数を加減することにより容易に対応す
ることができるので、ガス混合装置の規模の小さいもの
から大きなものまで容易に構成することができる。また
同様に、流体の分流装置として使用する場合にも、装置
規模の小さいものから大きいものまで、容易に構成する
ことができる。また従来、半導体製造装置で使用してい
たキャリアガスおよび反応ガスの搬送路の混合装置、分
流装置等では、T字型管と遮断弁とを使用していたが、
前記従来のガス搬送路の代わりに容易に設置することが
できる。その際、デッドゾーンの残留ガスがキャリアガ
スに混入するようなことが無くなるので、旧式の装置が
高性能の装置として再生される。
【0048】(実施例2)図4は実施例2の常閉の分流
弁の正断面拡大図で、図4Aは開いた状態(連通状態)
を示す図、図4Bは閉じた状態(連通状態)を示す図で
ある。なお、この実施例2の説明において、前記実施例
1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。図4においてバルブ装
着面5には、前記常閉の切替バルブV1と類似した常開
の切替バルブV2が装着されている。前記常開の切替バ
ルブV2は、前記常閉の切替バルブV1と同様の連結用
ナット12、スライダ支持ナット13、バルブ切替プレ
ート14および円筒状キャップ16を有している。円筒
状キャップ16の外端に固定されたエアパイプ17′の
外端は前記円筒状キャップ16の外端よりも外方に突出
しており、内端部は円筒状キャップ16の内部に延びて
いる。
【0049】前記円筒状キャップ16の内孔16aおよ
び前記スライダ支持ナット13の内孔にはスライダ1
8′がスライド可能に支持されている。前記スライダ1
8′の外端部には大径フランジ18a′が設けられてお
り、大径フランジ18a′の下面と前記スライダ支持ナ
ット13の外端面との間には圧縮バネ19′が配置され
ており、前記スライダ18′を常時外方(図4で上方、
すなわち、バルブ装着面5から離れる方向)に押圧して
いる。このスライダ18′により前記バルブ切替プレー
ト14は常時図4Aの位置(前記第2流体第1流路9お
よび第1流体常時連通路5cを連通させる連通位置)に
保持される。また、前記エアパイプ17′の外端からエ
アが供給されると、エアはスライダ18′の凹部底面1
8d′を下方に押圧して前記スライダ18′を下方に移
動させる。このとき、スライダ18′下面により前記バ
ルブ切替プレート14は図4Bの位置(前記第2流体第
1流路9および第1流体常時連通路5cを遮断する遮断
位置)に保持される。前記図4に示す符号12〜16、
17′,18′,19′で示された要素により常開の切
替バルブV2が構成されている。
【0050】(実施例2の作用)前記常開の切替バルブ
V2を使用した分流弁Vは、エアパイプ17′にエアが
供給された場合とされない場合の状態が前記実施例1の
分流弁Vと逆であるが、その他の点では前記実施例1の
分流弁Vと同様の作用を奏する。
【0051】(実施例3)図5は本発明の実施例3の連
結分流弁装置の説明図である。図5において、本発明の
実施例3の連結分流弁装置U1は、前記実施例1の常閉
の切替えバルブV1(図1〜3参照)を使用した分流弁
Vを複数使用し、前記複数の分流弁Vを1列に並べて、
互いに隣接する各分流弁の第1流体第1流管21および
第1流体第2流管23を各流管21,23に装着された
雄継ぎ手22および雌継ぎ手24により互いに接続し、
前記複数の分流弁Vの第1流体第1流路7、第1流体常
時連通路5cおよび第1流体第2流路8を全て連通させ
ている。すなわち、連結分流弁装置U1は直列連結分流
弁装置である。。
【0052】(実施例3の作用)前記構成を備えた実施
例3の連結分流弁装置U1は、例えば、第1流体として
キャリアガスを使用し、第2流体として反応ガスを使用
する場合、種類の異なる反応ガスの数が増加した場合で
も、連結する分流弁Vの数を加減することにより容易に
対応することができる。したがって、自由度の高いガス
混合装置およびガス分流装置等を構成することができ
る。
【0053】(実施例4)図6は本発明の実施例4の連
結分流弁装置の説明図である。図6において、本発明の
実施例4の連結分流弁装置U2は、平行に配置された一
対の直列分流弁装置U2aおよびU2bを有している。
直列分流弁装置U2aは、前記常閉の切替えバルブV1
を使用した複数の分流弁V(図3参照)を連結した直列
分流弁装置であり、実施例3の直列連結分流弁装置U1
と同じ構成である。第2直列分流弁装置U2bは、常開
の切替えバルブV2を使用した複数の分流弁V(図4参
照)を連結した直列連結分流弁装置である。
【0054】前記2列の直列連結分流弁装置U2aおよ
びU2bの一方の列の直列連結分流弁装置U2aの各分
流弁Vの第2流体第1流管25と他方の列の直列連結分
流弁装置U2bの各分流弁Vの第2流体第1流管25と
は、T字管31およびT字管31の両端部に接続された
端部接続管32,32により接続されている。前記各端
部接続管32,32にはそれぞれ雌継ぎ手33,33が
装着されており、前記雌継ぎ手33,33は、前記2列
の直列連結分流弁装置U2aおよびU2bの各分流弁V
1,V2の各第2流体第1流管25,25に装着された
雄継ぎ手26,26と連結されている。各T字管31は
それぞれ第2流体供給管(第2流体供給部材)34に接
続されている。前記符号25,31,32で示された要
素により端部接続部材(25,31,32)が構成され
ており、端部接続部材(25,31,32)は、前記一
方の直列連結分流弁装置U2aの各分流弁Vの第2流体
第1流路9の接続端部9aと他方の直列連結分流弁装置
U2bの各分流弁Vの第2流体第1流路9の接続端部9
aとを接続している。
【0055】図6において、直列連結分流弁装置U2a
の各分流弁Vは、図3に示す常閉の切替えバルブV1を
有し、直列連結分流弁装置U2bの各分流弁Vは、図4
に示す常開の切替えバルブV2を有している。前記常閉
の切替えバルブV1を有する分流弁Vを流れるガスは反
応室(図示せず)に接続されており、前記常開の切替え
バルブV2はガス回収室(図示せず)に接続されてい
る。前記T字管31により接続された各一対の切替えバ
ルブV1およびV2のエアパイプ17および17′は同
一の電磁切替バルブVa(図6には1個のみ図示)を介
してエア供給源Aに接続されている。図6のように、各
エアパイプ17,17′にエア供給源Aの圧縮エアが供
給されていない場合には、常閉切替えバルブV1は図3
Aの位置(遮断位置)に保持され、常開切替えバルブV
2は図4Aの位置(連通位置)に保持される。また、図
6において電磁バルブVaが切り替えられると、常閉切
替えバルブV1は図3Bの位置(連通位置)に保持さ
れ、常開切替えバルブV2は図4Bの位置(遮断位置)
に保持される。
【0056】(実施例4の作用)前記構成を備えた本発
明の実施例4の連結分流弁装置U2は、例えば、第1流
体としてキャリアガスを使用し、第2流体として反応ガ
スを使用する。キャリアガスは、前記直列連結分流弁装
置U2aおよびU2bをそれぞれ流れ、直列連結分流弁
装置U2aを流れるキャリアガスは反応室(図示せず)
に搬送され、直列連結分流弁装置U2bを流れるキャリ
アガスは回収室(図示せず)に搬送される。第2流体供
給管34およびT字管31から供給される反応ガスは、
前記電磁バルブVaがオフのとき(V1が遮断、V2が
連通のとき)、常開の切替えバルブV2を通って直列連
結分流弁装置U2bから回収室に流れ、前記電磁バルブ
Vaがオンのとき(V1が連通、V2が遮断のとき)、
常閉の切替えバルブV1を通って直列連結分流弁装置U
2aから反応室に流れる。この実施例4の連結分流弁装
置U2は、反応ガスの種類が増加した場合でも、連結す
る分流弁Vの数を加減することにより容易に対応するこ
とができる。したがって、自由度の高いガス混合装置を
構成することができる。
【0057】(実施例5)図7は本発明の実施例5の常
閉の分流弁の説明図で、図7Aは正断面図、図7Bは上
面図で前記図7Aの矢印VIIBから見た図、図7Cは下
面図で前記図7Aの矢印VIICから見た図である。図8
は同実施例5の常閉の分流弁の説明図で図8Aは前記図
7AのVIIIA−VIIIA線断面図、図8Bは前記図7A
の矢印VIIIBから見た図である。図7、図8におい
て、本発明の実施例5の分流弁Vは、前記実施例1の分
流弁V(図3参照)と次の点で相違しているが他の点で
は同一に構成されている。
【0058】図8において、分流弁本体1の第2流体第
1流路接続面4の反対側の第2流体第2流路接続面36
には、第2流体第2流路37の一端部(接続端部)37
aが開口しており、他端部は前記第2流体第1流路9に
連通している。前記第2流体第2流路接続面36に開口
する第2流体第2流路37の一端部(接続端部)37a
には第2流体供給管38が接続されている。
【0059】(実施例5の作用)前記構成を備えた実施
例5では、前記分流弁Vの切替バルブV1の弁部材14
は、前記実施例1と同様に、第2流体第1流路9のバル
ブ側端部9bを前記第1流体常時連通路5cに連通させ
る連通位置(図3B参照)と前記第1流体常時連通路5
cに対して遮断する遮断位置(図3A参照)との間で移
動する。前記実施例5の分流弁Vを使用して、例えば第
1流体として半導体製造装置で使用するキャリアガスを
使用すると、キャリアガスは第1流体常時連通路5cを
常時流れる。第2流体として反応ガスを使用する場合、
反応ガスは第2流体供給管38から第2流体第2流路3
7、第2流体第1流路9に順次供給され、さらにバルブ
側端部9bに供給される。
【0060】前記弁部材14が連通位置のときには第2
流体第2流路37および第2流体第1流路9を有する第
2流体流路(37,9)を流れるガス(例えば反応ガ
ス)は、前記バルブ側端部9bから第1流体常時連通路
5cに流入する。第2流体第1流路9のバルブ側端部9
bは前記第1流体常時連通路5cに面して配置されてい
るため、前記切替バルブV1が遮断位置に移動したと
き、第1流体第1流路7、第1流体常時連通路5cおよ
び第1流体第2流路8を有する第1流体流路(5c,
7,8)を流れるガス(キャリアガス)に対して第2流
体流路(37,9)を流れるガス(反応ガス)は完全に
遮断される。このため、第1流体流路(キャリアガス流
路(5c,7,8)に接続するデッドゾーン(反応ガス
が残留する領域)が全く無くなる。したがって、デッド
ゾーンの残留ガスがキャリアガスに混入するようなこと
が無くなる。
【0061】また、前記実施例5の分流弁Vを複数用意
して、互いに異なる分流弁Vの雄継ぎ手22と雌継ぎ手
24とを連結することにより、第1流体流路7,5c,
8(例えば、キャリアガス流路)に複数の第2流体流路
9,37(例えば、複数の反応ガス流路)を接続するこ
とができる。したがって、種類の異なる反応ガスの数が
増加した場合でも、連結する分流弁Vの数を加減するこ
とにより容易に対応することができるので、ガス混合装
置の規模の小さいものから大きなものまで容易に構成す
ることができる。また同様に、流体の分流装置として使
用する場合にも、装置規模の小さいものから大きいもの
まで、容易に構成することができる。また従来、半導体
製造装置で使用していたキャリアガスおよび反応ガスの
搬送路の混合装置、分流装置等では、T字型管と遮断弁
とを使用していたが、前記従来のガス搬送路の代わりに
容易に設置することができる。その際、デッドゾーンの
残留ガスがキャリアガスに混入するようなことが無くな
るので、旧式の半導体製造装置が高性能の装置として再
生される。
【0062】(実施例6)図9は本発明の実施例6の連
結分流弁装置の説明図である。図10は前記図9のX−
X線断面図である。図9、図10において、本発明の実
施例6の連結分流弁装置U2は、前記実施例4の図6に
示す連結分流弁装置U2と同様に、平行に配置された一
対の直列分流弁装置U2aおよびU2bを有している。
実施例6(図9、図10参照)の連結分流弁装置U2は
次の点で前記実施例4(図6参照)の連結分流弁装置U
2と相違しているが他の点では同一に構成されている。
【0063】前記実施例4(図6参照)の直列分流弁装
置U2aの複数の各分流弁Vが図1、図2に示す実施例
1の分流弁であったのに対し、本実施例6(図9、図1
0参照)の直列分流弁装置U2aの複数の各分流弁V
は、図7、図8に示す実施例5の分流弁である。また、
前記実施例4(図6参照)の直列分流弁装置U2bの複
数の各分流弁Vが雄継ぎ手26を有したのに対し、本実
施例6は雌継ぎ手26′を有している。図10におい
て、前記直列連結分流弁装置U2aの各分流弁Vの第2
流体第1流管25に装着された雄継ぎ手26と、前記直
列連結分流弁装置U2bの各分流弁Vの第2流体第1流
管25に装着された雌継ぎ手26′とは直接連結されて
いる。図10から分かるように、第2流体供給管38か
ら供給されたガスは、前記雄継ぎ手26および雌継ぎ手
26′により連結された各直列連結分流弁装置U2a,
U2bの各分流弁Vの第2流体第1流路9に供給され
る。
【0064】また、前記図6で説明したのと同様に、図
9に示す前記直列連結分流弁装置U2aの各分流弁Vは
常閉切替えバルブV1(図3参照)を有し、前記直列連
結分流弁装置U2bの各分流弁Vは常開切替えバルブV
2(図4参照)を有している。そして、各分流弁Vの切
替えバルブV1およびV2は前記図6のように、各エア
パイプ17,17′にエア供給源Aの圧縮エアが供給さ
れるように構成されている。前記各エアパイプ17,1
7′にエア供給源Aの圧縮エアが供給されていない場合
には、常閉切替えバルブV1は図3Aの位置(遮断位
置)に保持され、常開切替えバルブV2は図4Aの位置
(連通位置)に保持される。また、図6において電磁バ
ルブVaが切り替えられると、常閉切替えバルブV1は
図3Bの位置(連通位置)に保持され、常開切替えバル
ブV2は図4Bの位置(遮断位置)に保持される。
【0065】(実施例6の作用)この実施例6の連結分
流弁装置U2は、前記実施例4と同様に、反応ガスの種
類が増加した場合でも、連結する分流弁Vの数を加減す
ることにより容易に対応することができる。したがっ
て、自由度の高いガス混合装置を構成することができ
る。また本実施例6では、各分流弁の第2流体第1流路
9を直接接続するので、図6の実施例4に示すようにT
字型管を使用する必要が無い。このため、ガス混合装
置、分流装置等に使用する連結分流弁装置U2を組み立
てる場合の作業性が向上する。また、構成も簡素とな
り、コンパクトなガス混合装置、分流装置等を提供する
ことができる。
【0066】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)本発明は各種のガスを混合して薄膜を形成する
各種の装置に適用可能であり、例えば次の装置に適用可
能である。 (a)CVD等の各種半導体製造装置。 (b)LCD(液晶表示パネル)製造装置。 (c)HD(ハードディスク)に代表される各種の記憶
媒体の薄膜を形成する装置。 (H02)分流弁Vにおいて、第2流体第2流路37の開
口する第2流体第2流路接続面36は、バルブ装着面5
の反対側に設けることが可能である。 (H03)分流弁Vにおいて、第2流体第1流路9の開口
する第2流体第1流路接続面4に設けた第2流体第1流
管25およびそれに装着された継ぎ手26,26′等を
省略することが可能である。その場合、実施例4の図6
に示す連結分流弁装置U2を構成するときは、第2流体
第1流路接続面4に開口する第2流体第1流路9の接続
端部9aどうしを直接T字管31で連結することが可能
である。
【0067】
【発明の効果】前述の本発明のガス混合装置およびガス
混合ブロックは、下記の効果を奏する。 (E01)キャリアガスに複数の反応ガスを均一に混合さ
せることができる。 (E02)残留ガスの生じるデッドゾーンを無くすことが
できる。 (E03)混合するガスの種類の増減に容易に対応できる
ようにすることができる。 (E04)高純度の混合ガスをを得ることにより、高品質
の製品(薄膜等)を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の常閉の分流弁の説
明図で、図1Aは正断面図、図1Bは上面図で前記図1
Aの矢印IBから見た図、図1Cは下面図で前記図1A
の矢印ICから見た図である。
【図2】 図2は同実施例1の常閉の分流弁の説明図で
図2Aは前記図1AのIIA−IIA線断面図、図2Bは前
記図1Aの矢印IIBから見た図である。
【図3】 図3は同実施例1の常閉の分流弁の正断面拡
大図で、図3Aは閉じた状態(遮断状態)を示す図、図
3Bは開いた状態(連通状態)を示す図である。
【図4】 図4は実施例2の常閉の分流弁の正断面拡大
図で、図4Aは開いた状態(連通状態)を示す図、図4
Bは閉じた状態(連通状態)を示す図である。
【図5】 図5は本発明の実施例3の連結分流弁装置の
説明図である。
【図6】 図6は本発明の実施例4の連結分流弁装置の
説明図である。
【図7】 図7は本発明の実施例5の常閉の分流弁の説
明図で、図7Aは正断面図、図7Bは上面図で前記図7
Aの矢印VIIBから見た図、図7Cは下面図で前記図7
Aの矢印VIICから見た図である。
【図8】 図8は同実施例5の常閉の分流弁の説明図で
図8Aは前記図7AのVIIIA−VIIIA線断面図、図8
Bは前記図7Aの矢印VIIIBから見た図である。
【図9】 図9は本発明の実施例6の連結分流弁装置の
説明図である。
【図10】図10は前記図9のX−X線断面図である。
【図11】 図11は従来のガス混合装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
U1,U2a,U2b…直列連結分流弁装置、V…分流
弁、V1,V2…切替バルブ。 1…分流弁本体ブロック、2…第1流体第1流路接続
面、3…第1流体第2流路接続面、4…第2流体第1流
路接続面、5…バルブ装着面、5c…第1流体常時連通
路、7…第1流体第1流路、7a…第1流体第1流路の
接続端部、7b…第1流体第1流路のバルブ側端部、8
…第1流体第2流路、8a…第1流体第2流路の接続端
部、8b…第1流体第2流路のバルブ側端部、9…第2
流体第1流路、9a…第2流体第1流路の接続端部、9
b…第2流体第1流路のバルブ側端部、14…弁部材、
21…第1流体第1流管、22…雄継ぎ手、23…第1
流体第2流管、24…雌継ぎ手、25…第2流体第1流
管、26…雄継ぎ手、34…第2流体供給部材、36…
第2流体第2流路接続面、37…第2流体第2流路、3
7a…第2流体第2流路の接続端部、38…第2流体第
2流管、(31,32,25)…端部接続部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の要件(A01)を備えた分流弁、 (A01)互いに平行で且つ反対側面に形成された第1流
    体第1流路接続面および第1流体第2流路接続面と、前
    記両接続面に垂直な第2流体第1流路接続面と、前記三
    つの接続面に垂直なバルブ装着面と、前記第1流体第1
    流路接続面に開口する接続端部および前記バルブ装着面
    に開口するバルブ側端部を有する第1流体第1流路と、
    前記第1流体第2流路接続面に開口する接続端部および
    前記バルブ装着面に開口するバルブ側端部を有する第1
    流体第2流路と、前記第2流体第1流路接続面に開口す
    る接続端部および前記バルブ装着面に開口するバルブ側
    端部を有する第2流体第1流路と、前記第1流体第1流
    路および第1流体第2流路の前記各バルブ側端部を常時
    連通させる第1流体常時連通路と、を有する分流弁本体
    ブロック。 (A02)前記バルブ装着面に装着されて、第2流体第1
    流路のバルブ側端部を前記第1流体常時連通路に連通さ
    せる連通位置と前記第1流体常時連通路に対して遮断す
    る遮断位置との間で移動可能な弁部材を有する切替バル
    ブ。
  2. 【請求項2】 次の要件(B01),(B02)を備えた連
    結分流弁装置、(B01)互いに平行で且つ反対側面に形
    成された第1流体第1流路接続面および第1流体第2流
    路接続面と、前記両接続面に垂直な第2流体第1流路接
    続面と、前記三つの接続面に垂直なバルブ装着面と、前
    記第1流体第1流路接続面に1端が開口し他端が前記バ
    ルブ装着面に開口する第1流体第1流路および前記第1
    流体第2流路接続面に1端が開口し他端が前記バルブ装
    着面に開口する第1流体第2流路と、1端が前記第2流
    体第1流路接続面に開口し他端が前記バルブ装着面に開
    口する第2流体第1流路と、前記第1流体第1流路およ
    び第1流体第2流路の前記バルブ装着面の開口を常時連
    通させる第1流体常時連通路と、を有する分流弁本体ブ
    ロックと、 前記バルブ装着面に装着されて、第2流体第1流路のバ
    ルブ側端部を前記第1流体常時連通路に連通させる連通
    位置と前記第1流体常時連通路に対して遮断する遮断位
    置との間で移動可能な弁部材を有する切替バルブと、 前記第1流体第1流路接続面に開口する第1流体第1流
    路の接続端部に接続された第1流体第1流管、および前
    記第1流体第2流路接続面に開口する第1流体第2流路
    の接続端部に接続された第1流体第2流管と、 前記第1流体第1流管および第1流体第2流管の一方の
    管に装着された雌継ぎ手および他方の管に装着された雄
    継ぎ手とを備えた複数の分流弁、 (B02)前記複数の分流弁を1列に並べて、互いに隣接
    する各分流弁の第1流体第1流管および第1流体第2流
    管を各流管に装着された継ぎ手により互いに接続し、前
    記複数の分流弁の第1流体第1流路および第1流体第2
    流路を全て連通させた直列連結分流弁装置。
  3. 【請求項3】 次の要件(B03),(B04)を備えた請
    求項2記載の連結分流弁装置、 (B03)前記第2流体第1流路接続面に開口する前記第
    2流体第1流路の接続端部に接続された第2流体第1流
    管、 (B04)雌継ぎ手または雄継ぎ手が装着された前記第2
    流体第1流管。
  4. 【請求項4】 次の要件(B05)を備えた請求項2また
    は3記載の連結分流弁装置、 (B05)前記直列連結分流弁装置を2列設け、一方の列
    の直列連結分流弁装置の各分流弁の第2流体第1流路の
    接続端部と他方の列の直列連結分流弁装置の各分流弁の
    第2流体第1流路の接続端部とを互いに接続する端部接
    続部材および前記端部接続部材に連結された第2流体供
    給部材。
  5. 【請求項5】 次の要件(B06),(B07)を備えた請
    求項2または3記載の連結分流弁装置、 (B06)前記第2流体第1流路接続面またはバルブ装着
    面のいずれかの面と反対側の側面に形成された第2流体
    第2流路接続面に一端部が開口し他端部が前記第2流体
    第1流路に接続する第2流体第2流路を有する前記分流
    弁本体ブロック、 (B07)前記直列連結分流弁装置を2列設け、各列の直
    列連結分流弁装置の分流弁の第2流体第1流路接続面が
    対向して配置された2列の直列連結分流弁装置であっ
    て、各列の連結分流弁装置の各分流弁の第2流体第1流
    路どうしが接続された直列連結分流弁装置。
JP25286199A 1999-09-07 1999-09-07 弁および弁を連結した連結弁装置 Expired - Fee Related JP4319295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286199A JP4319295B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弁および弁を連結した連結弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286199A JP4319295B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弁および弁を連結した連結弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001074151A true JP2001074151A (ja) 2001-03-23
JP4319295B2 JP4319295B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=17243196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25286199A Expired - Fee Related JP4319295B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弁および弁を連結した連結弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4319295B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049962A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Kitz Sct:Kk 分岐弁
WO2014050514A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 株式会社フジキン ダイヤフラム弁
JP2017501863A (ja) * 2013-11-04 2017-01-19 サメ テクノロジ 液体のコーティング製品を噴霧器に供給するための装置
KR20190063635A (ko) * 2017-11-30 2019-06-10 린나이코리아 주식회사 연결기능을 갖는 가스레인지용 밸브

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049962A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Kitz Sct:Kk 分岐弁
WO2014050514A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 株式会社フジキン ダイヤフラム弁
JP2014070655A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Fujikin Inc ダイヤフラム弁
US9822888B2 (en) 2012-09-27 2017-11-21 Kabushiki Kaisha Fujikin Diaphragm valve
JP2017501863A (ja) * 2013-11-04 2017-01-19 サメ テクノロジ 液体のコーティング製品を噴霧器に供給するための装置
KR20190063635A (ko) * 2017-11-30 2019-06-10 린나이코리아 주식회사 연결기능을 갖는 가스레인지용 밸브
KR101994230B1 (ko) * 2017-11-30 2019-06-28 린나이코리아 주식회사 연결기능을 갖는 가스레인지용 밸브

Also Published As

Publication number Publication date
JP4319295B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7440217B2 (ja) ガス分配システムおよびそれを備える反応器システム
US7299825B2 (en) Gas-panel assembly
US7320339B2 (en) Gas-panel assembly
KR20200016170A (ko) 다중 포트 가스 주입 시스템 및 이를 포함하는 반응기 시스템
US6302141B1 (en) Building blocks for integrated gas panel
JP7161780B2 (ja) バルブ装置
JP5576991B2 (ja) ガス供給装置
TW201538780A (zh) 氣體分配系統、包含該系統的反應器、以及使用該系統和反應器的方法
US8905074B2 (en) Apparatus for controlling gas distribution using orifice ratio conductance control
US6349744B1 (en) Manifold for modular gas box system
US20050016984A1 (en) Reactors with isolated gas connectors and methods for depositing materials onto micro-device workpieces
US11320056B2 (en) Valve device
JP2001074151A (ja) 分流弁および分流弁を連結した連結分流弁装置
JP2009533843A (ja) エピタキシャル膜形成中に使用するためのガスマニホールド
JP4454725B2 (ja) ガス混合装置およびガス混合ブロック
WO2004070801A1 (ja) 流体制御装置および熱処理装置
JP2003074800A (ja) 流体制御装置及び熱処理装置と流体制御方法
JP2646647B2 (ja) 減圧気相成長装置
JPWO2007032053A1 (ja) 反応ガス供給装置及び半導体製造装置
TW202317259A (zh) 具有含真空調整閥之處理腔室的真空機械加工系統
JPH0265226A (ja) 常圧成膜装置
CN114083426A (zh) 一种压力控制装置、抛光头装置及化学机械抛光设备
JPH05217901A (ja) 気相成長装置とその方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees