JP2001074111A - ベルトテンショナ機構 - Google Patents

ベルトテンショナ機構

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JP2001074111A
JP2001074111A JP24896099A JP24896099A JP2001074111A JP 2001074111 A JP2001074111 A JP 2001074111A JP 24896099 A JP24896099 A JP 24896099A JP 24896099 A JP24896099 A JP 24896099A JP 2001074111 A JP2001074111 A JP 2001074111A
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belt
pulley
wire
motor
tension
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JP24896099A
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Shinji Yasuhara
伸二 安原
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変径プーリを有したベルト無段変速装置にお
いて、変速操作のためにベルト張力を調節するベルトテ
ンショナ機構の小形化、コスト低減が困難であった。 【解決手段】本ベルトテンショナ機構1では、駆動ユニ
ット6がワイヤ5を介してテンショナ3のテンショナプ
ーリ4を変位させる。駆動ユニット6は、モータ62と
減速機64を介して駆動連結される回動アーム61を有
し、回動アーム61には、ワイヤ5の一端5bと引っ張
りコイルばね76とが回動軸線70を挟んで互いに反対
側に接続されている。引っ張りコイルばね76は、ワイ
ヤ5を引っ張る際にモータ62にかかる負荷の一部を負
担でき、モータ62を低出力で、小形、安価なものを利
用できる。 【効果】変速動作が速やか。駆動ユニットの配置の自由
度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトの張力を調
節するベルトテンショナ機構に関する。例えば、ベルト
に対する有効径を変化させることのできる可変径プーリ
を用いたベルト無段変速装置において、その変速操作の
ためにベルトの張力を調節するものに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上述
のベルト無段変速装置は、例えば、自動車の駆動源によ
って補機、例えば、カーコンプレッサやオイルポンプ等
を駆動する装置に適用される。これにより、補機の回転
数を調整して、補機を必要以上の回転数で回転させるこ
とを防止できるので、エネルギの無駄な消費や、補機の
傷みを抑制することができる。というのは、補機を駆動
する従来のベルト伝動装置では、エンジンのクランク軸
からプーリおよびベルトを介して一定の変速比で駆動力
が伝達されて、クランク軸の回転数の増加とともに各種
補機の回転数が増加する。一方で、その回転数の増加と
ともに各種補機の効率も増加するが、ある回転数以上で
は逆に効率が低下するからである。
【0003】ところで、上述のベルト無段変速装置に
は、変速比調整用のテンショナプーリを有するものがあ
る。このテンショナプーリは、ベルトに回転自在に係合
し、ベルト張力が増す方向またはベルト張力が減ずる方
向へ電動モータ等を含む駆動機構によって駆動され、変
位する。これにより、可変径プーリの有効径を変化させ
て変速するようにしている。
【0004】ところが、テンショナプーリ周辺にスペー
ス上の制約がある場合等では、上述の駆動機構をテンシ
ョナプーリの近傍に配置することが困難である。特に、
ベルト無段変速装置を補機を駆動する装置に適用した場
合には、いわゆるエンジンルーム内に各種補機が密集し
て配置されているなかで、テンショナプーリ用の駆動機
構を配置することは非常に困難である。
【0005】このために、駆動機構とテンショナプーリ
との間に介在して駆動連結するワイヤを設けて、テンシ
ョナプーリを遠隔操作するベルトテンショナ機構が考え
られている。このベルトテンショナ機構では、駆動機構
をテンショナの近傍から離れた位置に配置できるので、
駆動機構のレイアウトの自由度が高まる。駆動機構は、
例えば、駆動源となる電動モータと、この電動モータの
出力軸に接続されてワイヤを変位させる減速機とを有し
ている。ワイヤを変位させるために必要な電動モータの
出力が大きくなるので、電動モータが高価になり、また
大型化する傾向にあった。その結果、ベルトテンショナ
機構も高価で大型化していた。
【0006】そこで、減速機の減速比を大きし、且つ電
動モータの出力を相対的に小さくすることを通じて、ベ
ルトテンショナ機構の小型化および低価格化を達成する
ことが考えられる。この場合、減速比が大きくなるの
で、変速動作が遅くなる結果、実用的でない。そこで、
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、変速動作
を速やかになしつつ、小形で安価なベルトテンショナ機
構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明の態様は、巻き掛けられたベルトに対す
る有効径を変化させることのできる可変径プーリを含む
無段変速装置に適用されるベルトテンショナ機構におい
て、上記ベルトに係合するテンショナプーリを変位可能
に支持するテンショナと、上記テンショナプーリを長尺
の伝動部材を介して変位させてベルト張力を増大させる
ために伝動部材の一端を引っ張る駆動手段とを備え、こ
の駆動手段は、所定の回動軸線の回りに回動自在な回動
アームと、この回動アームを回転駆動するモータと、一
端が回動アームに係合され、モータの張力増大方向への
駆動を補助するばね手段とを含むことを特徴とするベル
トテンショナ機構を提供する。
【0008】本態様によれば、例えば、ベルト張力を増
大させる時には、モータおよびばね手段は協働して回動
アームを回転駆動し、ベルト張力に抗して伝動部材を引
っ張り、テンショナプーリを変位させる。一方、ベルト
張力を減ずるときには、伝動部材がベルト張力により引
っ張られるようにしてモータを駆動すればよいので、こ
のための負荷は小さくて済む。
【0009】ベルト張力を増大させる時には、伝動部材
を強く引っ張る必要があるものの、伝動部材を引っ張る
力の一部をばね手段により負担しているので、モータに
かかる負荷を軽減できる結果、低出力のモータを利用で
きる。従って、モータを小形で安価なもので済ますこと
ができ、ひいては、ベルトテンショナ機構を小型化、低
価格化することができる。
【0010】しかも、低出力のモータを用いても、ばね
手段による補助で、伝動部材を引っ張るために回動アー
ムを回転させるトルクを確保できるので、モータの出力
軸の回転を過度に減速して回動アームに伝えずに済む結
果、速やかな変速動作を実現できる。請求項2に記載の
発明の態様は、請求項1に記載のベルトテンショナ機構
において、上記ばね手段は、引っ張りコイルばねからな
り、回動アームは引っ張りコイルばねの一端が係合され
る第1の端部と、伝動部材の一端が係合される第2の端
部とを有し、回動アームの第1の端部と第2の端部との
間の中間部に上記回動軸線が配置されることを特徴とす
るベルトテンショナ機構を提供する。
【0011】本態様によれば、伝動部材と引っ張りコイ
ルばねとを回動アームに対して同側に配置できるので、
駆動手段の外形をまとめてコンパクトにできる結果、駆
動手段を狭いスペースに配置することができる。請求項
3に記載の発明の態様は、請求項2に記載のベルトテン
ショナ機構において、上記伝動部材の一端の近傍部分と
引っ張りコイルばねの軸線とが、略平行であることを特
徴とするベルトテンショナ機構を提供する。
【0012】本態様によれば、引っ張りコイルばねと伝
動部材の一端の近傍部分とを接近して配置できるので、
駆動手段の外形をより一層コンパクトにできる。請求項
4に記載の発明の態様は、請求項2または3に記載のベ
ルトテンショナ機構において、上記回動軸線に沿って見
たときに、回動アームの第2の端部と回動軸線とを結ぶ
線分が伝動部材に対してなす角度が0〜20度および1
60〜180度の範囲にそれぞれ対応して、モータが停
止するようにしてあることを特徴とするベルトテンショ
ナ機構を提供する。
【0013】本態様によれば、上述の角度範囲に対応し
てモータが停止するため、ワイヤと引っ張りコイルばね
とが干渉することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照しつつ説明する。図1(a),(b)
は、本発明の一実施の形態のベルトテンショナ機構およ
びこれを含む無段変速装置の概略構成を示している。図
1(a)は、ベルト2の走行速度に比して可変径プーリ
51の回転速度が相対的に遅くなった状態を示し、図1
(b)は、ベルト2の走行速度に比して可変径プーリ5
1の回転速度が相対的に速くなった状態を示している。
【0015】ベルトテンショナ機構1は、巻き掛けられ
たベルト2に対する有効径を変化させることのできる可
変径プーリ51を含む無段変速装置50に適用される。
無段変速装置50としては、自動車その他の車両に搭載
される駆動源によって補機を駆動するためのベルト式の
無段変速装置の他、一般の工作機械等の無段変速装置で
あってもよい。また、無段変速装置50では、可変径プ
ーリ51を駆動プーリおよび従動プーリの何れに適用し
てもよく、一つの無段変速装置において、1ないし2つ
以上の従動プーリを可変径プーリ51とすることも可能
である。ただし、本実施の形態では、無段変速装置50
は自動車に搭載され、車両の駆動源の出力軸に連なる回
転軸に駆動プーリとなる可変径プーリ51を設けた例に
基づいて説明する。
【0016】後に詳述するが、可変径プーリ51は、一
対のプーリ主体202,203間に偏心可能に挟持され
且つ外周面にベルト2が巻き掛けられる動力伝達リング
206を備えている。可変径プーリ51は、動力伝達リ
ング206を、プーリ主体202,203の軸心Kと同
心となる位置(図1(a)の状態に相当)と、軸心Kに
対して所定量偏心する位置(図1(b)の状態に相当)
とに変位させることにより、ベルト2に対する有効径を
変化させる。
【0017】無段変速装置50では、無端状のベルト2
を、ベルトテンショナ機構1に含まれるテンショナプー
リ4、位置が固定されたアイドラプーリ52、可変径プ
ーリ51、および1ないし複数の補機の回転軸に設けら
れた従動プーリ(図示せず)に対して順次に巻き回して
いる。補機としては、スーパーチャージャー、ファン、
オルタネータ、エアコンディショナ用コンプレッサ、パ
ワーステアリング用油圧ポンプおよびウォータポンプ等
を例示することができる。
【0018】変速比を調整するためのベルトテンショナ
機構1は、ベルト2に係合するテンショナプーリ4を変
位可能に支持するテンショナ3と、テンショナプーリ4
を長尺の伝動部材としてのワイヤ5を介して変位させて
ベルト張力を増大させるためにワイヤ5の一端を引っ張
る駆動手段としての駆動ユニット6とを有している。駆
動ユニット6とテンショナ3との両者の間には、遠隔操
作可能に両者を互いに駆動連結するケーブル40が設け
られている。
【0019】ケーブル40は、上述のワイヤ5と、この
ワイヤ5を取り囲む筒状のケーシング21とを有してい
る。ワイヤ5は、所定長さの単一の鋼線材からなる。ワ
イヤ5は、これよりも短い上述のケーシング21内に収
容され、ケーシング21の両端部から、ワイヤ5がそれ
ぞれ延び出している。ケーシング21は、可撓性を有
し、内部に収容されたワイヤ5をその延びる方向に変位
可能に支持し、ワイヤ5を所定の経路に沿って案内して
いる。ケーシング21の一方の端部側でワイヤ5を引っ
張ってここでの露出長が長くなるように変位させると、
他方の端部側でのワイヤ5の露出長が短くなり、これに
より、ワイヤは変位および力を伝動することができる。
【0020】テンショナプーリ4は、固定部材7に対し
て変位自在な可動部材8によって回転自在に支持されて
いる。また、ベルト2に張力を付与する方向にテンショ
ナプーリ4を付勢する、例えば、圧縮コイルばねからな
る弾性部材9が設けられている。駆動ユニット6は、車
両の固定部、例えば、エンジンルーム内でスペースに余
裕のある位置に固定されている。駆動ユニット6は、ワ
イヤ5の端部が連結されて所定の回動軸線70(図9参
照)の回りに回動自在な回動アーム61と、この回動ア
ーム61を回転駆動するモータ62と、一端が回動アー
ム61に係合されてモータ62の張力増大方向への駆動
を補助するばね手段63とを有している。モータ62
は、駆動源の回転速度に関わる信号S(例えばアイドラ
プーリ52とクランクシャフトプーリの回転速度を検出
する速度センサからの検出信号であってもよい。)を入
力するコントローラ55により制御される。
【0021】具体的には、駆動源の回転速度が所定値よ
りも遅い場合は、図1(a)に示すように、モータ62
を駆動し、回動アーム61とワイヤ5とが略直線状につ
ながるような状態にして、テンショナ側でケーシング2
1からワイヤ5を繰り出させて、駆動プーリとしての可
変径プーリ51の有効径を大きくして、補機の回転速度
を相対的に速くする。一方、駆動源の回転速度が所定値
よりも速い場合は、図1(b)に示すように、回動アー
ム61とワイヤ5とが折り返し状につながるような状態
にして、テンショナ側でケーシング21内へワイヤ5を
引き込み、ベルト2をたぐり寄せることにより、可変径
プーリ51の有効径を相対的に小さくする。
【0022】本実施の形態では、ワイヤ5を引っ張る負
荷の一部を、上述のばね手段63により負担するように
している。これにより、モータ62にかかる負荷を小さ
くできるので、モータ62ひいてはベルトテンショナ機
構1を小型化、低価格化することができる。以下、各部
を詳細に説明する。図7および図9を参照する。
【0023】駆動ユニット6は、上述の回動アーム6
1、モータ62、および引っ張りコイルばね76からな
るばね手段63の他、モータ62の回転力を回動アーム
61に伝達する減速機64と、これら各部を支持するた
めの支持部材65とを有している。また、回動アーム6
1の近傍には、その回動角度を制御するための2つのス
イッチ66が設けられている。これらのスイッチ66
は、回動アーム61に設けられた操作片に係合すること
により動作し、コントローラ55につながる回路をオン
オフする。
【0024】支持部材65は、表面部81と裏面部82
とを有する略長方形の枠状に形成されている。図7に示
すように、支持部材65の長手方向の一端83に回動ア
ーム61が配置され、他端84にケーシング21を固定
する固定孔85と、引っ張りコイルばね76を取り付け
るピン86とが配置されている。また、図8に示すよう
に、支持部材65の表面部81に、回動アーム61、ば
ね手段63、ワイヤ5、ピン86等が配置され、裏面部
82に、モータ62および減速機64が配置されてい
る。
【0025】モータ62は、一端から突出する回転軸9
1を有し、この回転軸91の延びる方向に長い形状を有
している。モータ62の一端には、減速機64が取り付
けられ、モータ62と減速機64とは、回転軸91の延
びる方向に並び、支持部材65の長手方向に沿って配置
されている。減速機64は、ウォームギヤ機構を有し、
これは、モータ62の回転軸91に一体回転可能に設け
られたウォーム92と、このウォーム92に噛み合って
減速機64の出力軸94と連結されるウォームホイール
93とを有している。減速機64の出力軸94は、支持
部材65を貫通して表面部81から延び出し、出力軸9
4の先端に回動アーム61が一体回転可能に嵌合されて
いる。
【0026】回動アーム61は、減速機64の出力軸9
4の中心軸線を回動軸線70とし、この回動軸線70に
直交する方向に延びる長尺部材である。回動アーム61
は、引っ張りコイルばね76の一端77が係合される第
1の端部71と、ワイヤ5の一端5bが係合される第2
の端部72とを有し、回動アーム61の第1の端部71
と第2の端部72との間の中間部に回動軸線70が配置
される。
【0027】また、引っ張りコイルばね76の軸線7
9、およびワイヤ5の一端の近傍部分5cは、回動軸線
70と直交する方向に平行に延びて配置されている。こ
れにより、回動アーム61が、回動軸線70の回りに回
動すると、ワイヤ5の一端の近傍部分5cおよび引っ張
りコイルばね76を、これらが延びる方向にそれぞれ引
っ張ることができる。
【0028】回動軸線70に沿って見たときに、回動ア
ーム61の第1の端部71と回動軸線70とを結ぶ線分
L1は、回動アーム61の第2の端部72と回動軸線7
0とを結ぶ線分L2の長さに比べて短くされており、ワ
イヤ5の変位量に比べて、引っ張りコイルばね76のス
トロークが短くなっているので、コンパクトな引っ張り
コイルばね76を利用できる。
【0029】回動アーム61の回動角度範囲D3は、例
えば、160度に設定されている。回動角度範囲D3の
一端となる第1の回動位置(図7に示す状態)、および
他端となる第2の回動位置(図8に示す状態)に対応し
て、スイッチ66が動作して、モータ62が停止するよ
うにされている。第1の回動位置では、ケーシング21
からのワイヤ5の露出長が短くされ、回動軸線70に沿
って見たときに、上述の線分L2がワイヤ5の一端の近
傍部分5cに対してなす角度D1が160〜180度の
範囲で設定されている。本実施の形態では角度D1は略
170度とされている。また、第2の回動位置では、ケ
ーシング21からのワイヤ5の露出長が長くされ、回動
軸線70に沿って見たときに、上述の線分L2がワイヤ
5の一端の近傍部分5cに対してなす角度D2が0〜2
0度の範囲に設定されている。本実施の形態では角度D
2は略10度とされている。
【0030】引っ張りコイルばね76は、回動アーム6
1の第1の端部71に立設されたピン73と、支持部材
65に設けられたピン86との間に、フック状に形成さ
れた端部を引っ掛けて引っ張り状態で張設されている。
引っ張りコイルばね76は、回動アーム61の回動範囲
内で、ワイヤ5の張力増大方向となる回転方向R1に向
けて回動アーム61を常に付勢している。引っ張りコイ
ルばね76の付勢力は、第1の回動位置で相対的に強
く、第2の回動位置では相対的に弱くなる。
【0031】引っ張りコイルばね76の軸線79とワイ
ヤ5の一端の近傍部分5cとは、略平行に且つ支持部材
65の長手方向に沿って配置されている。ケーシング2
1の一端は、支持部材65の固定孔85に嵌め入れられ
て固定されている。ケーシング21から延び出したワイ
ヤ5の一端5bは、取付金具67およびピン74とを介
して、回動アーム61の第2の端部72に係合されてい
る。取付金具67はワイヤ5の一端5bに固定され、取
付金具67の嵌合孔に、回動アーム61の第2の端部7
2に立設された上述のピン74が回動自在に嵌め込まれ
ている。回動アーム61の回転に伴うピン74の変位
が、ワイヤ5を介して、テンショナ3に伝達される。
【0032】次に、図2および図3を参照する。テンシ
ョナ3は、車両の駆動源のボディ等に固定される固定部
材7と、この固定部材7に直線往復動自在に支持された
可動部材8とを有している。この可動部材8は、ベルト
2が巻き回されるテンショナプーリ4を回動自在に支持
している。固定部材7と可動部材8とによって,テンシ
ョナプーリ4をベルト2に張力を与える第1の方向Xと
その逆の第2の方向Yに変位可能に支持するための支持
部を構成している。また、テンショナ3は、可動部材8
を介してテンショナプーリ4を第1の方向Xに付勢する
圧縮コイルバネ等からなる上述の一対の弾性部材9を有
している。
【0033】可動部材8は、一端にテンショナプーリ4
を玉軸受等の転がり軸受10を介して回転自在に支持す
る支軸11と、この支軸11の他端を貫通させて固定し
た支持体12と、一端が支持体12に貫通されて固定さ
れた一対の支持棒13とを有している。これら一対の支
持棒13は、第1の方向Xへ延びており、固定部材7の
後述する支持筒部14に内嵌された滑り軸受としてのブ
ッシュ26に挿通されて第1および第2の方向X,Yへ
の直線往復動を案内されるようになっている。各支持棒
13の他端にはフランジ状のストッパ15が設けられ、
両ストッパ15に一体的に係合される座板部材16と、
固定部材7の後述するブラケット部17との間に弾性部
材9がそれぞれ介在している。これにより、一対の弾性
部材9は、一対の支持棒13を介して可動部材8および
テンショナプーリ4を一体的に第1の方向Xへ弾性付勢
している。
【0034】上記の支軸11の他端および支持体12に
は、ワイヤ5の他端に固定された大径のエンド部材5a
を遊動可能に収容して保持する保持孔18が形成されて
おり、また、支持体12は、保持孔18に連結してワイ
ヤ5を貫通させる貫通孔19を有している。座板部材1
6は、各支持棒13を貫通させる一対の貫通孔20と、
これら一対の貫通孔20間の中央部に、ワイヤ5を進退
自在に収容するケーシング21を遊嵌状態で貫通させる
貫通孔22とを有している。
【0035】固定部材7は、ねじ23により固定対象物
24に固定されるベース部25と、このベース部25の
テンショナプーリ4側の端縁から垂直に立ち上がるブラ
ケット部17とを有している。このブラケット部17
は、可動部材8の一対の支持棒13をそれぞれ貫通させ
る一対のブッシュ26を嵌めいれた一対の支持筒部14
を第1の方向Xへ延びるように形成している。
【0036】ケーシング21の一端27はブラケット1
7のケーシング端固定孔28に嵌めいれられ、固定され
ている。ワイヤ5の他端側が回動アーム61により引か
れると、ケーシング21の一端27からのワイヤ5の露
出長が減少し、可動部材8とともに、テンショナプーリ
4が引っ張られ、ベルト2がたぐり寄せられることにな
る。
【0037】次に、図4〜図6を参照して、可変径プー
リ51について説明する。図4は、可変径プーリ51の
断面図である。図4を参照して、可変径プーリ51は、
車両の駆動源の出力軸に連なる回転軸201の周囲に軸
方向に移動自在な第1および第2の環状のプーリ主体2
02,203を備えており、これらプーリ主体202,
203の互いの対向面にそれぞれ動力伝達面204,2
05を形成している。これら一対の動力伝達面204,
205は互いに逆向きに傾斜したテーパ状にされてお
り、両動力伝達面204,205によって、断面略台形
形状の動力伝達リング206が、両プーリ主体202,
203の軸心Kに対して偏心可能(図6参照)に挟持さ
れている。
【0038】動力伝達リング206の外周面にはベルト
2への伝動面208が形成され、この伝動面208にベ
ルト2が巻き掛けられている。ベルト2には、その周回
方向に沿って延びる複数の互いに平行なリブ236が形
成され、これらのリブ236とそれぞれ噛み合う複数の
周溝237が伝動面208に形成されている。周溝23
7およびリブ236は、例えば、断面略V字形形状をし
ている。動力伝達リング206の両側面は、それぞれ対
応する動力伝達面204,205と接触してトルクを伝
達するテーパ状の動力伝達面209,210を構成して
いる。
【0039】ベルト2はゴム製のものが好ましく、ま
た、動力伝達リング206としては、耐久性に優れ且つ
摩擦係数が高い樹脂、例えば、フェノール樹脂に、炭素
繊維、芳香族ポリアミド繊維およびグラファイトを配合
した樹脂材料を成形してなるものが好ましい。この樹脂
材料であれば、高強度で耐摩耗性に優れているにもかか
わらず、相手部材への攻撃性が穏やかであり、しかも温
度にかかわらず安定した摩擦係数を持つ。また、樹脂材
料中における炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維およびグ
ラファイトの含有割合としては、炭素繊維5〜30重量
%、芳香族ポリアミド繊維5〜15重量%、グラファイ
ト10〜15重量%の範囲にあることが、耐摩耗性を向
上させ、摩擦係数をより安定させる点で好ましい。
【0040】また、可変径プーリ51は、第1および第
2のプーリ主体202,203を互いに近づく方向に付
勢する付勢手段としてのダイヤフラムスプリング211
を有している。このダイヤフラムスプリング211は、
回転軸201と連動回転する円板フランジ状の連結部2
12に複数の軸状部213を介して一体回転可能に連結
されている。
【0041】ダイヤフラムスプリング211の内径部2
14および外径部215は、第1および第2のプーリ主
体202,203にそれぞれ一体回転可能に係合されて
いる。これにより、両プーリ主体202,203とダイ
ヤフラムスプリング211が回転軸201と一体に回転
するようになっている。駆動プーリである本可変径プー
リ51では、回動軸201からダイヤフラムスプリング
211、両プーリ主体202,203および動力伝達リ
ング206を介してベルト2へトルクが伝達される。
【0042】図4および図5を参照して、ダイヤフラム
スプリング211の内径部214および外径部215に
は、それぞれ円周等配に配置された放射状の連結溝21
6,、217が形成されている。また、ダイヤフラムス
プリング211の径方向の中間部において、上述した軸
状部213を貫通させる複数の支持孔231が円周等配
に形成されている。
【0043】第1のプーリ主体202は、円錐状の円板
部218と、この円板部218の内周に形成された円筒
状のボス部219とを備えている。円板部218は動力
伝達面204を形成している。また、ボス部219は回
転軸201の周面に滑り軸受としてのブッシュ220を
介して軸方向にスライド自在に支持されている。また、
第1のプーリ主体202が回転軸201から抜け出すこ
とを防止するために、回転軸201の端部の周溝に嵌め
入れられたスナップリングからなるストッパ234が設
けられている。
【0044】第2のプーリ主体203は、円錐状の円板
部221と、この円板部221の内周に形成された円筒
状のボス部222とを備えている。円板部221は動力
伝達面205を形成している。また、第2のプーリ主体
203のボス部222は、第1のプーリ主体202のボ
ス部219を取り囲み、この第1のプーリ主体202の
ボス部219によって滑り軸受としてのブッシュ223
を介して軸方向にスライド自在に支持されている。
【0045】第2のプーリ主体203の動力伝達面20
5の背面224の外周縁部には、ダイヤフラムスプリン
グ211の外径部215の複数の連結溝217にそれぞ
れ嵌め入れられる複数の板状の連結突起233が円周等
配で放射状に形成されている。第2のプーリ主体203
の背面224がダイヤフラムスプリング211の外径部
215によって押圧されて、第2のプーリ主体203が
第1のプーリ主体202へ近づく方向に付勢されてい
る。
【0046】第1のプーリ主体202のボス部219
は、第2のプーリ主体203のボス部222を貫通して
第2のプーリ主体203の動力伝達面205の背面22
4側へ延びており、ボス部219が第2のプーリ主体2
03の背面側へ延びる部分を構成している。この背面側
ヘ延びる部分としてのボス部219の端部には、この端
部とダイヤフラムスプリング211の内径部214とを
一体回転可能に連結するための環状の連結部材225が
設けられている。
【0047】この連結部材225の内周部はボス部21
9の端部にねじ結合されて一体回転可能に固定されてい
る。この連結部材225を介して伝達されるトルクがね
じ締め方向に働くようにされており、固定が緩むことが
ないようになっている。連結部材225は、ダイヤフラ
ムスプリング211の内径部214を軸方向に押すため
の円板状の押圧板部226と、この押圧板部226に円
周等配で放射状に形成された複数の連結突起227とを
形成している。押圧板部226がダイヤフラムスプリン
グ211の内径部214によって押圧され、連結部材2
25を介して第1のプーリ主体202が、第2のプーリ
主体203へ近づく方向に付勢されている。また、複数
の連結突起227は、ダイヤフラムスプリング211の
内径部214の複数の連結溝216にそれぞれ嵌め入れ
られている。
【0048】連結部212は、回転軸201に一体に形
成された円板状のフランジ部228と、このフランジ部
228の周囲を取り囲んで配置された環状部材229と
を含んでいる。フランジ部228の外周面と環状部材2
29の内周面との間には、両者に例えば、焼き付け等に
より接合されたゴム等の環状の弾性部材230が介在し
ている。この弾性部材230は、環状部材229とフラ
ンジ部228とを弾性的に連結してトルク伝達を可能に
すると共に、環状部材229を回転方向に弾性支持する
ことになる。
【0049】また、環状部材229には、この環状部材
229を軸方向に貫通する複数の貫通孔235が円周等
配に形成され、各貫通孔235には軸状部213が挿通
されて固定されている。これら軸状部213がダイヤフ
ラムスプリング211の支持孔231に嵌め入れられ、
ダイヤフラムスプリング211と連結部212とを一体
回転可能に連結する。
【0050】また、ダイヤフラムスプリング211は内
径部214と外径部215とに互いに逆向きの集中荷重
を受けた軸対称曲げの状態となるが、このとき各軸状部
213によって、支持孔231の位置におけるダイヤフ
ラムスプリング211の軸方向の変位が規制されること
から、各軸状部213による支持半径dを所定に設定す
ることにより、内径部214と外径部215とを相等し
いストローク量で互いに逆向きに変位させることが可能
となる。
【0051】無段変速装置50では、図1(a)に示す
状態で、駆動ユニット6の回動アーム61が第1の回動
位置で停止し、テンショナ3側でのケーシング21から
のワイヤ5の露出長が相対的に長くされ、これに応じた
位置にテンショナプーリ4が配置されている。この際、
ワイヤ5にはテンショナプーリ4との間に遊びが設けら
れており、ベルト張力はテンショナプーリ4に第1の方
向Xに作用する弾性部材9により与えられる。また、こ
のとき、モータ62は停止している。
【0052】ベルト張力を増大させるときには、モータ
62により回動アーム61を回動方向R1に向けて回動
させる。このとき、モータ62およびばね手段63は協
働して回動アーム61を回転駆動し、ベルト張力に抗し
てワイヤ5を方向T1に向けて引っ張り、テンショナ側
でのケーシング21からのワイヤ5の露出長を短くし
て、テンショナプーリ4を第1の方向Xに変位させる。
このとき、ワイヤ5や回動アーム61に各部から力が作
用するが、図1(a)の状態と比べて、ベルト張力が強
まる一方で、弾性部材9および引っ張りコイルばね76
の付勢力が弱まる。
【0053】そして、図1(b)に示すように、駆動ユ
ニット6の回動アーム61が第2の回動位置で停止し、
テンショナ3側でのケーシング21からのワイヤ5の露
出長が相対的に短くされ、これに応じた位置にテンショ
ナプーリ4が配置される。これにより、ベルト張力は相
対的に強くされる。また、ベルト張力を減ずるときに
は、引っ張りコイルばね76の付勢力に抗して、モータ
62は回動アーム61を回動方向R2に回動させる。こ
のとき、ワイヤ5はテンショナ3側からベルト張力によ
り引っ張られるので、これに追従するようにして、モー
タ62を駆動すればよく、その結果、モータ62にかか
る負荷は小さくて済む。
【0054】このように本実施の形態によれば、ベルト
張力を増大させる時には、ワイヤ5を強く引っ張る必要
があるものの、ワイヤ5を引っ張る力の一部をばね手段
63により負担しているので、モータ62にかかる負荷
を軽減できる結果、低出力のモータ62を利用できる。
従って、モータ62、減速機64等を小形で安価なもの
で済ますことができ、ひいては、ベルトテンショナ機構
1を小型化、低価格化することができる。
【0055】しかも、低出力のモータ62を用いても、
ばね手段63による補助により、ワイヤ5を引っ張るた
めに回動アーム61を回転させるトルクを確保できるの
で、モータ62の出力軸91の回転を過度に減速して回
動アーム61に伝えずに済む結果、速やかな変速動作を
実現することができる。また、回動アーム61では、第
1の端部71に引っ張りコイルばね76の一端77が係
合され、第2の端部72にワイヤ5の一端5bが係合さ
れ、第1の端部71と第2の端部72との間の中間部に
回動軸線70が配置されている。これにより、ワイヤ5
と引っ張りコイルばね76とを回動アーム61に対して
同側に配置できるので、駆動ユニット6の外形をまとめ
てコンパクトにできる結果、駆動ユニット6を狭いスペ
ースに配置することができる。
【0056】特に、ワイヤ5の一端の近傍部分5cと引
っ張りコイルばね76の軸線79とが、略平行である場
合には、引っ張りコイルばね76とワイヤ5の一端5b
の近傍部分5cとを接近して配置できるので、駆動ユニ
ット6の外形をより一層コンパクトにできる。また、回
動アーム61に関する上述の角度D1,D2が160〜
180度および0〜20度の範囲に対応して、モータ6
2を停止させている。このため、ワイヤ5と引っ張りコ
イルばね76とが干渉して損傷することを防止すること
ができる。
【0057】また、ウォームギヤ機構は、小形にして大
減速比を得易いので、減速機94の小型化に好ましい。
なお、伝動部材としては、単一の鋼線材からなるワイヤ
5の他、複数の線材を撚り合わせたものを利用したもの
や、樹脂材料等の鋼以外の素材を利用したものでもよ
く、一端が引っ張られることにより他端に力や変位を伝
達できる部材であればよい。また、ワイヤ5は、駆動ユ
ニット6およびテンショナ3に、リンク機構等を介して
接続されてもよい。
【0058】また、テンショナ3は、上述の構成の他、
例えば、可動部材8が固定部材7に対して揺動変位する
ものや,オートテンショナを別途設ける場合に弾性部材
9を省略したもの等、テンショナプーリを変位可能に支
持する公知の構成を利用できる。その他、本発明の要旨
を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すベルトテンショナ
機構およびこれを含む無段変速装置の概略図である。
【図2】ベルトテンショナ機構のテンショナの部分断面
正面図である。
【図3】ベルトテンショナ機構のテンショナの縦断面図
である。
【図4】可変径プーリの縦断面図であり、動力伝達リン
グが同心位置にある状態を示している。
【図5】可変径プーリのダイヤフラムスプリングの正面
図である。
【図6】可変径プーリの縦断面図であり、動力伝達リン
グが偏心した状態を示す。
【図7】ベルトテンショナ機構の駆動ユニットの正面図
であり、回動アームが第1の回動位置にある状態を示
す。
【図8】ベルトテンショナ機構の駆動ユニットの正面図
であり、回動アームが第2の回動位置にある状態を示
す。
【図9】ベルトテンショナ機構の駆動ユニットの一部断
面側面図である。
【符号の説明】
1 ベルトテンショナ機構 2 ベルト 3 テンショナ 4 テンショナプーリ 5 ワイヤ(伝動部材) 5b ワイヤの一端 5c ワイヤの一端の近傍部分 6 駆動ユニット(駆動手段) 50 無段変速装置 51 可変径プーリ 61 回動アーム 62 モータ 63 ばね手段 70 回動軸線 71 第1の端部 72 第2の端部 76 引っ張りコイルばね 77 引っ張りコイルばねの一端 79 引っ張りコイルばねの軸線 L2 回動アームの第2の端部と回動軸線とを結ぶ線分 R1 張力増大方向 D1,D2 角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き掛けられたベルトに対する有効径を変
    化させることのできる可変径プーリを含む無段変速装置
    に適用されるベルトテンショナ機構において、 上記ベルトに係合するテンショナプーリを変位可能に支
    持するテンショナと、上記テンショナプーリを長尺の伝
    動部材を介して変位させてベルト張力を増大させるため
    に伝動部材の一端を引っ張る駆動手段とを備え、 この駆動手段は、所定の回動軸線の回りに回動自在な回
    動アームと、この回動アームを回転駆動するモータと、
    一端が回動アームに係合され、モータの張力増大方向へ
    の駆動を補助するばね手段とを含むことを特徴とするベ
    ルトテンショナ機構。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のベルトテンショナ機構に
    おいて、 上記ばね手段は、引っ張りコイルばねからなり、 回動アームは引っ張りコイルばねの一端が係合される第
    1の端部と、伝動部材の一端が係合される第2の端部と
    を有し、 回動アームの第1の端部と第2の端部との間の中間部に
    上記回動軸線が配置されることを特徴とするベルトテン
    ショナ機構。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のベルトテンショナ機構に
    おいて、 上記伝動部材の一端の近傍部分と引っ張りコイルばねの
    軸線とが、略平行であることを特徴とするベルトテンシ
    ョナ機構。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載のベルトテンショ
    ナ機構において、 上記回動軸線に沿って見たときに、回動アームの第2の
    端部と回動軸線とを結ぶ線分が伝動部材に対してなす角
    度が0〜20度および160〜180度の範囲にそれぞ
    れ対応して、モータが停止するようにしてあることを特
    徴とするベルトテンショナ機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190167369A1 (en) * 2005-12-20 2019-06-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. Cable tensioning in a robotic surgical system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190167369A1 (en) * 2005-12-20 2019-06-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. Cable tensioning in a robotic surgical system

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