JP2001074086A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP2001074086A
JP2001074086A JP26481599A JP26481599A JP2001074086A JP 2001074086 A JP2001074086 A JP 2001074086A JP 26481599 A JP26481599 A JP 26481599A JP 26481599 A JP26481599 A JP 26481599A JP 2001074086 A JP2001074086 A JP 2001074086A
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elastic body
vibration
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liquid chamber
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JP26481599A
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Masaaki Sonoda
雅明 園田
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低周波数域の振動を低減して乗り心地性能を
向上させる。 【解決手段】 一対の中間筒20、22と内筒金具16
との間に弾性体24がこれらに加硫接着されつつ形成さ
れる。弾性体24の上下の部分に、弾性体24と一体的
に形成された予圧部材26A、26Bが円環状に突出さ
れつつ配置される。弾性体24の凹部内にオリフィス部
材34が加硫接着されて連結され、オリフィス部材34
の外周側に拘束筒30が嵌合される。中間筒20、22
及び拘束筒30の外周側が、外筒金具36に緊密に嵌合
される。拘束筒30の内周面、弾性体24及びダイヤフ
ラム28等により区画された空間が液室38を構成し、
オリフィス部材34がこの液室38を軸方向に沿って上
液室38Aと下液室38Bとに分割し、オリフィス40
がこれらを連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動発生部からの
振動を吸収する防振装置に関し、例えばメンバーマウン
ト及びボディマウント等の車両のサスペンションなどに
適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両のホイールと
車体との間に懸架装置が配置され、この懸架装置におけ
る緩衝器のピストンロッドの端部にストラットマウント
が配設されたものが、知られている。そして、車体を支
持するこのストラットマウントとして、図9に示すよう
な第1の従来技術の構造及び図10に示すような第2の
従来技術の構造が考えられ、これらの図に基づき以下説
明する。
【0003】まず、図9に示すストラットマウントは、
内筒112とその外周側に位置する外筒114との間に
本体ゴムである弾性体116が配置されている。さら
に、騒音及び振動に関する性能であるロードノイズ性能
(音振性能)を改善する為に、軸方向における高周波数
(300Hz以上の周波数)の動ばね定数が下がるよう
に、液体が封入された一対の液室118A、118Bと
これら一対の液室118A、118B間を繋ぐ通路であ
るオリフィス120が内蔵された構造とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この図9に示
す構造で、低周波数域(10Hz前後)の減衰であるロス
を確保して車両の乗り心地を改善しようとすると、オリ
フィス120の断面積が大きく且つ長さが短くなってい
る関係から、オリフィス120内の液体を低周波数域で
液柱共振させて、この低周波数域の振動を減衰すること
は困難であった。
【0005】一方、軸方向における低周波数(10Hz前
後)での減衰が得られるようにして、この乗り心地を改
善する構造として、内筒212とその外周側に位置する
外筒214との間に弾性体216及び一対の液室218
A、218Bを配置し、周方向に沿って細長いオリフィ
ス220が設けられたオリフィス部材222を外筒21
4側に取り付けた図10に示す構造が考えられる。しか
し、この図10に示す構造では、オリフィス部材222
側と内筒212側との間を封止しつつ摺動可能とする為
に、ゴム製の封止材224がオリフィス部材222側に
加硫接着されてオリフィス部材222と内筒212との
間にこの封止材224が設置された摺動構造が採用され
ている。
【0006】この為、封止材224と内筒212との間
が摺動するのに伴って、内筒212と封止材224との
間の摺動部Sから異音が発生すると共に、摺動部Sの摩
耗に伴って耐久性が低下するだけでなく、斜め方向から
内筒212に過大な振幅の入力が入ったときには、一対
の液室218A、218B間での液体の漏れ出しによる
減衰力の変動が生じ、防振特性が低下するおそれを有し
ていた。本発明は上記事実を考慮し、低周波数域の振動
を低減して乗り心地性能を向上させ得る防振装置を提供
することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】請求項1に記載の防振装置は、振動発生部
及び振動受部の一方に連結される外側部材と、外側部材
の内周側に嵌合されて固定される筒状の中間筒と、振動
発生部及び振動受部の他方に連結され且つ外側部材の内
側に位置する内側部材と、内側部材と中間筒とを連結す
るように内側部材と中間筒との間に加硫接着されて配設
される弾性体と、弾性体により内壁面の少なくとも一部
が構成され且つ内部に液体が封入された液室と、加硫接
着されて弾性体に連結されつつ液室を一対の小液室に分
割する位置に配置され且つ、一対の小液室間を連通する
通路となる部分を外周側に有するオリフィス部材と、弾
性体の上下部分にそれぞれ形成され且つ予圧されつつ外
側部材に接する予圧部材と、を備えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項1に係る防振装置の作用を以下に説
明する。弾性体が内側部材と中間筒との間を連結し、外
側部材の内周側に中間筒が嵌合されて固定される。さら
に、振動発生部に外側部材あるいは内側部材が連結さ
れ、振動受部に内側部材あるいは外側部材が連結されて
いる。また、液体が封入された液室の内壁面の少なくと
も一部を弾性体が形成し、オリフィス部材が加硫接着さ
れて弾性体に連結されつつこの液室を一対の小液室に分
割し、オリフィス部材の外周側の通路がこれら一対の小
液室間を連通している。一方、弾性体の上下部分にそれ
ぞれ形成される予圧部材が、予圧されつつ外側部材に接
している。
【0009】この為、振動発生部側から振動が外側部材
あるいは内側部材に伝達されると、弾性体が変形すると
共にオリフィス部材により分割された一対の小液室間を
連通する通路内で、液体が流動しあるいは共振する。こ
の結果として、弾性体の内部摩擦に基づく抵抗によって
振動が吸収される他、一対の小液室間の通路内を液体が
流動する際の液体の摩擦抵抗、あるいは通路内での液体
の共振によって、振動が吸収されて振動が減衰し、内側
部材あるいは外側部材に連結される振動受部側に振動が
伝達され難くなる。そしてこの際、オリフィス部材の外
周側に配置されて細長い通路とされたことで、低周波数
域の振動が減衰されるようになった。
【0010】さらに、本請求項では、前述の異音の発生
等の摺動部Sによる問題点を回避すべく、図10に示す
第2の従来技術で採用した摺動構造の替わりに、この防
振装置を組み立てる際に、一体的に弾性体で加硫接着し
て内側部材とオリフィス部材との間を連結するだけでな
く、弾性体の上下部分にそれぞれ突出して形成した予圧
部材を外側部材に当接して、この予圧部材に圧力を予め
加えて予圧を付与する構造とした。
【0011】すなわち、単に、内側部材とオリフィス部
材との間を弾性体で一体的に加硫接着しただけでは、こ
の防振装置への振動の入力時において、一対の小液室は
単に平行四辺形となって、差動方式の防振装置のように
大きな拡縮はしなくなる。この為、このままでは一対の
小液室は体積変化し難くなって、大きな減衰係数である
ロスファクタが低周波数域で得らず車両の乗り心地性能
が改善されない。しかし、弾性体の上下部分に設けた予
圧部材に予圧を付与することで、防振装置への振動の入
力に伴い外側部材と内側部材との間に相対的に生じる変
位が、この予圧部材を介して弾性体に伝達されて、弾性
体が大きく変形することになる。この結果として、一対
の小液室に大きな体積変化が生じ、必要なロスファクタ
が低周波数域で得られる。
【0012】以上より、低周波数域の振動を低減して乗
り心地性能を向上させ得る防振装置が提供されることに
なる。
【0013】請求項2に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、それぞれ弾性体に加
硫接着されると共に液室を挟んだ位置に配置された一対
の中間筒により、中間筒が構成されている。この為、一
対の小液室となる部分が開放され、防振装置の組立て時
において一対の中間筒間の一対の小液室に容易に液体を
注入できるようになって、防振装置の製造コストを低減
できるようになる。
【0014】請求項3に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1及び請求項
2と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、一対の
中間筒に対応して内側部材が一対の内側部材により構成
され、これら一対の中間筒と一対の内側部材との間を連
結する弾性体が、これらを個々に連結するように一対の
弾性体によって構成されている。この為、一対の小液室
にそれぞれなる一対の凹部を有するような複雑な形状の
弾性体を加硫する必要が無くなり、加硫が容易となって
防振装置の製造コストを低減できるようになる。
【0015】請求項4に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、筒状に形成された拘
束筒が、オリフィス部材の外周面に嵌合されつつオリフ
ィス部材の外周側に配置された構成とされる。この為、
一対の小液室間を連通する通路となる部分である例えば
溝の開放端がこの拘束筒で確実に塞がれて、液体が通路
から漏れ難くなって、良好な防振特性を維持し易くな
る。
【0016】請求項5に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、それぞれ筒状に形成
された一対の拘束筒が、一対の小液室を形成する空間の
外周側寄りに配置され、オリフィス部材の両端面をこれ
ら一対の拘束筒で挟み込む構成とされる。この為、一対
の拘束筒によりオリフィス部材が本来の位置からずれ難
くなって、良好な防振特性を維持し易くなる。
【0017】請求項6に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、一対の小液室の内の
一方の小液室を構成する弾性体の部分を薄く形成してダ
イヤフラムとした構成とされる。この為、一対の小液室
の内壁面をそれぞれ構成する弾性体の剛性が極端に異な
って、ダイヤフラムとされた側の小液室の内壁面が変形
し易くなるのに伴って一対の小液室間を液体が流れ易く
なり、より振動が大きく減衰されるようになる。
【0018】請求項7に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、弾性体の上下部分の
少なくともいずれか一方であって主振動方向に沿って液
室が投影される弾性体の部分に、予圧されつつ外側部材
に接する副予圧部材が形成される構成となっている。
【0019】従って、液室が投影された弾性体の上下部
分の少なくとも何れかに、外側部材に接して予圧が付与
される副予圧部材が設けられたことで、防振装置への振
動の入力に伴って外側部材と内側部材との間に相対的に
生じる変位が、この副予圧部材を介して弾性体に伝達さ
れて、弾性体がより一層大きく変形することになる。こ
の結果として、予圧部材と相まって一対の小液室に一層
大きな体積変化が生じ、さらに大きなロスファクタが低
周波数域で得られる。以上より本請求項によれば、請求
項1にも増して低周波数域の振動を低減し、乗り心地性
能をより一層向上させ得る防振装置が提供されることに
なる。
【0020】請求項8に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項7と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、副予圧部材が複数個
の突起により構成されている。つまり、副予圧部材の外
側部材に接する面積が大きくなると、動ばね定数が上昇
する欠点を有するので、副予圧部材をそれぞれ小さな複
数個の突起により構成し、外側部材に接する面積が必要
以上に大きくならないようにした。この結果として、低
周波数域で大きなロスファクタを得つつ、動ばね定数の
上昇を防止することが可能となる。
【0021】請求項9に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項に係る防振装置は請求項7と同一の作
用を奏する。但し、本請求項では、一対の小液室がそれ
ぞれリング状に形成され、副予圧部材がこれらの小液室
に対応してリング状に等間隔で並んで配置された複数個
の突起により構成されている。この為、リング状に形成
された小液室の全体にわたって複数個の突起が均等に配
置されることになり、小液室の体積変化を全体で均一な
ものにできる。この結果として、より確実に低周波数域
で大きなロスファクタを得つつ、動ばね定数の上昇を防
止することができる。
【0022】請求項10に係る防振装置の作用を以下に
説明する。本請求項に係る防振装置は請求項7と同一の
作用を奏する。但し、本請求項では、一対の小液室の内
の一方の小液室を構成する弾性体の部分を薄く形成して
ダイヤフラムとし、副予圧部材がこのダイヤフラムに形
成される構成となっている。
【0023】従って、請求項6と同様に、一対の小液室
の内壁面をそれぞれ構成する弾性体の剛性が極端に異な
って、ダイヤフラムとされた側の小液室の内壁面が変形
し易くなるのに伴って一対の小液室間を液体が流れ易く
なり、より振動が大きく減衰されるようになる。さら
に、防振装置への振動の入力に伴って外側部材と内側部
材との間に相対的に生じる変位が、この副予圧部材を介
してダイヤフラムに伝達されて、ダイヤフラムがより一
層大きく変形することになる。この結果として、一対の
小液室の内のダイヤフラム側の小液室に一層大きな体積
変化が生じ、さらに大きなロスファクタが低周波数域で
得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2に示し、これらの図に基づき本実施の形態を説
明する。図1に示すように、車両用の懸架装置50にお
ける緩衝器のピストンロッド52の端部が、防振装置で
あるストラットマウント10を介して車体に取付けら
れ、緩衝器の外周には、コイルスプリング54が配置さ
れている。つまり、図2に示すように、車体の一部に、
本実施の形態に係るストラットマウント10の外枠を形
成する上部ブラケット12及び下部ブラケット14の外
周側が図示しないボルト等により、それぞれ連結されて
いる。この下部ブラケット14には、上部ブラケット1
2との間に空間が形成されるように、下側に突出した筒
部14Bが形成されており、また、下部ブラケット14
の中央部には孔部14Aが形成されている。
【0025】一方、ストラットマウント10の中心部に
は、緩衝器のピストンロッド52の端部と一対のナット
58の締結で連結される円筒状の内筒金具16が、下部
ブラケット14の孔部14Aを貫通しつつ配置されてい
る。さらに、図2に示すように、それぞれ円筒状で相互
に同一径の一対の中間筒20、22が内筒金具16の外
周側に並んで配置されている。これら一対の中間筒2
0、22と内筒金具16との間には、ゴム製の弾性体2
4が一対の中間筒20、22及び内筒金具16にそれぞ
れ加硫接着されつつ形成されており、一対の中間筒2
0、22間に挟まれたこの弾性体24の部分には、円環
状に凹部が形成されている。
【0026】また、この凹部内の中央部から弾性体24
の一部が外周側に突出していて、この突出した弾性体2
4の部分に円環状に形成されたオリフィス部材34が加
硫接着されて連結されている。この為、本実施の形態で
は、一対の中間筒20、22間にこのオリフィス部材3
4が配置される形となっている。そして、図2に示すよ
うに、弾性体24の上部側の部分が薄肉に形成されるこ
とで、この弾性体24の部分が、中間筒20に外周側が
加硫接着されると共に内筒金具16に内周側が加硫接着
される弾性膜であるダイヤフラム28とされる。さら
に、弾性体24の上下の部分には、弾性体24と一体的
に形成されたゴム製の予圧部材26A、26Bがそれぞ
れ円環状に突出されつつ配置されている。
【0027】他方、オリフィス部材34の外周側には、
中間筒20、22と同一の外径で円環状に形成された拘
束筒30が配置されており、この拘束筒30の内周面側
の上下方向中央部に設けられた凹部に、オリフィス部材
34が嵌合されている。また、これら一対の中間筒2
0、22及び拘束筒30の外周側が、円筒状に形成され
た外筒金具36の内周面にそれぞれ緊密に嵌合されてお
り、この外筒金具36の上下端部は、全周にわたって内
側に屈曲されて、これら一対の中間筒20、22及び拘
束筒30を支持している。
【0028】つまり、内筒金具16の外周側であって内
筒金具16と同軸状の位置には、外筒金具36が配置さ
れており、この外筒金具36が下部ブラケット14の筒
部14B内に圧入されて下部ブラケット14と連結され
ている。そしてこの際、予圧部材26A、26Bが、上
部ブラケット12及び下部ブラケット14に、2mm程
度の変形が加えられた状態で予圧されつつそれぞれ当接
している。以上より、外側部材を外筒金具36、上部ブ
ラケット12及び下部ブラケット14等が構成し、内側
部材を内筒金具16が構成することになる。
【0029】他方、拘束筒30の内周面、弾性体24及
びダイヤフラム28等により区画された空間がリング状
の液室38を構成し、オリフィス部材34がこの液室3
8を軸方向に沿って小液室である上液室38Aと下液室
38Bとに分割している。さらに、オリフィス部材34
の外周面には、一端が上方に屈曲して上液室38A側に
繋がり、他端が下方に屈曲して下液室38Bに繋がる溝
部34Aが、オリフィス部材34の周方向に沿って細長
く延びるように形成されている。この為、オリフィス部
材34の外周面に嵌合された拘束筒30がこの溝部34
Aの開放端を塞いで、一対の小液室間を連通する細長い
通路であるオリフィス40が構成されることとなる。
【0030】以上より、上液室38Aと下液室38Bと
は、オリフィス40を介して常に連通しており、また、
これら上液室38A、下液室38B及びオリフィス40
内には、水、シリコンオイル、エチングリコール等の液
体が充填されている。そして、上下液室38A、38B
の内の上液室38Aを構成する弾性体24の部分を薄く
形成してダイヤフラム28とした為、上下液室38A、
38Bの内壁面をそれぞれ構成する弾性体24の剛性が
極端に異なって、ダイヤフラム28を内壁面とされた側
の上液室38Aの内壁面が変形し易くなる。従って、振
動入力時において、上下液室38A、38B間を液体が
流れ易くなり、振動がより大きく減衰されるようにな
る。
【0031】尚、本実施の形態のストラットマウント1
0が本来的に振動の低減を目的とする主振動方向は図1
及び図2上の上下方向である矢印Yに沿ったストラット
マウント10の軸方向である。
【0032】次に、本実施の形態のストラットマウント
10の組み立てを説明する。まず、一対の中間筒20、
22、内筒金具16及びオリフィス部材34間を繋ぐよ
うに、これらの間に弾性体24を一体的に加硫接着し、
これに伴ってダイヤフラム28を形成する。この後、液
室38内に液体を充填すべく液体中において、オリフィ
ス部材34の外周側に拘束筒30を嵌合させて一対の中
間筒20、22間に拘束筒30を装着し、この拘束筒3
0が装着された状態で、外筒金具36をかしめ加工する
ことにより、これら外筒金具36と内筒金具16との間
に上下液室38A、38Bが形成される。
【0033】そして、外筒金具36を下部ブラケット1
4の筒部14B内に圧入し、予圧を付与するように予圧
部材26A、26Bを上部ブラケット12及び下部ブラ
ケット14に当接しつつ、これら上部ブラケット12と
下部ブラケット14を車体側にボルト等で締結すること
で、ストラットマウント10が完成されて車両内に装着
される。
【0034】つまり、本実施の形態では、それぞれ弾性
体24に加硫接着されつつ上下液室38A、38Bを挟
んだ位置に配置された一対の中間筒20、22により構
成された中間筒を採用している。この為、上下液室38
A、38Bとなる部分が中間筒により塞がれずに開放さ
れ、ストラットマウント10の組立て時において、一対
の中間筒20、22間の上下液室38A、38Bに容易
に液体を注入できるようになり、製造が容易となってス
トラットマウント10の製造コストを低減できるように
なった。
【0035】次に、本実施の形態のストラットマウント
10による作用を説明する。路面からの振動がピストン
ロッド52を介して内筒金具16に伝達されると、弾性
体24及びダイヤフラム28が変形すると共に、オリフ
ィス部材34により軸方向に沿って分割された上下液室
38A、38B間を液体がオリフィス部材34の外周側
に配置されたオリフィス40を介して流動しあるいは共
振する。
【0036】この結果として、弾性体24の内部摩擦に
基づく抵抗によって振動が吸収される他、上下液室38
A、38B間を液体が流動する際の液体のオリフィス4
0内での摩擦抵抗、あるいは液体のオリフィス40内で
の共振によって振動が吸収されて振動が低減され、一対
の中間筒20、22が嵌合された外筒金具36にブラケ
ット12、14を介して連結される車体側に振動が伝達
され難くなる。そしてこの際、オリフィス部材34の外
周側に配置されて細長いオリフィス40とされたこと
で、低周波数域の振動が減衰されるようになった。
【0037】さらに、本実施の形態では、前述の異音の
発生等の摺動部Sによる問題点を回避すべく、図10に
示す第2の従来技術で採用した摺動構造の替わりに、こ
のストラットマウント10を組み立てる際に、一体的に
弾性体24で加硫接着して内筒金具16とオリフィス部
材34との間を連結するだけでなく、弾性体24の上下
部分にそれぞれ突出して形成した予圧部材26A、26
Bをブラケット12、14に当接して、この予圧部材2
6A、26Bに圧力を予め加えて予圧を付与する構造と
した。
【0038】すなわち、単に、内筒金具16とオリフィ
ス部材34との間を弾性体24で一体的に加硫接着した
だけでは、このストラットマウント10への振動の入力
時において、上下液室38A、38Bは単に平行四辺形
となって、差動方式のストラットマウントのように大き
な拡縮はしなくなる。この為、このままでは上下液室3
8A、38Bは体積変化し難くなって、大きな減衰係数
であるロスファクタが低周波数域で得らず車両の乗り心
地性能が改善されない。
【0039】しかし、弾性体24の上下部分に設けた予
圧部材26A、26Bに予圧を付与することで、ストラ
ットマウント10への振動の入力に伴いブラケット1
2、14と内筒金具16との間に相対的に生じる変位
が、これら予圧部材26A、26Bを介して弾性体24
に伝達されて、弾性体24が大きく変形することにな
る。この結果として、上下液室38A、38Bに大きな
体積変化が生じ、必要なロスファクタが低周波数域で得
られる。以上より、低周波数域の振動を低減して乗り心
地性能を向上させ得るストラットマウント10が提供さ
れることになる。
【0040】さらに、本実施の形態では、筒状に形成さ
れた拘束筒30が、オリフィス部材34の外周面に嵌合
されつつオリフィス部材34の外周側に配置されている
ので、上下液室38A、38B間を連通する通路となる
部分である溝部34Aの開放端がこの拘束筒30で確実
に塞がれて、液体が通路から漏れ難くなって、良好な防
振特性を維持し易くなる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態を図3に
示し、この図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。第1の実施の形
態で採用された拘束筒30の替わりに、本実施の形態で
は、図3に示すように、それぞれ筒状に形成された一対
の拘束筒32A、32Bが、上下液室38A、38Bを
形成する空間の外周側寄りに配置され、オリフィス部材
34の両端面をこれら一対の拘束筒32A、32Bで挟
み込むようになっている。
【0042】従って、本実施の形態では、一対の拘束筒
32A、32Bによりオリフィス部材34が本来の位置
からずれ難くなって、良好な防振特性を維持し易くなる
という作用も奏するようになる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態を図4に
示し、この図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。本実施の形態で
は、図4に示すように、一対の中間筒20、22に対応
して、内側部材が内筒金具16及びこの内筒金具16と
嵌合されるカバー金具18により構成され、これら一対
の中間筒20、22と内筒金具16、カバー金具18と
の間を連結する弾性体が、これらを個々に連結するよう
に一対の弾性体25A、25Bによって構成されてい
る。
【0044】つまり、弾性体25Aがカバー金具18と
中間筒20との間を連結し、弾性体25Bが内筒金具1
6と中間筒22との間を連結し、さらにオリフィス部材
34が弾性体25A側に加硫接着されている。従って、
本実施の形態では、弾性体25Aと弾性体25Bとの間
に下液室38Bが形成されることになるので、上下液室
38A、38Bにそれぞれなる一対の凹部を有するよう
な複雑な形状の弾性体24を加硫する必要が無くなり、
加硫が容易となってストラットマウント10の製造コス
トを低減できるという作用も奏するようになる。
【0045】次に、本発明の第4の実施の形態を図5及
び図6に示し、これらの図に基づき本実施の形態を説明
する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部
材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。本
実施の形態では、図5及び図6に示すように、弾性体2
4の上部であって主振動方向とされる矢印Y方向に沿っ
て液室38が投影される部分に、予圧されつつ上部ブラ
ケット12に当接している副予圧部材42が形成されて
いる。つまり、それぞれリング状に形成された上下液室
38A、38Bの内の上方の上液室38Aの内壁面を構
成するダイヤフラム28に、複数個(図6では12個示
す)の突起42Aがこの上液室38Aに対応してリング
状に等間隔で並んで配置されており、これら複数個の突
起42Aによって副予圧部材42が構成されている。
【0046】従って、矢印Y方向に沿って液室38が投
影される弾性体24の上側部分であるダイヤフラム28
に、上部ブラケット12に当接して予圧が付与される副
予圧部材42が設けられたことで、ストラットマウント
10への振動の入力に伴って上部ブラケット12と内筒
金具16との間に相対的に生じる変位が、この副予圧部
材42を介してダイヤフラム28に伝達されて、ダイヤ
フラム28がより一層大きく変形することになる。この
結果として、予圧部材26A、26Bと相まって上下液
室38A、38Bに一層大きな体積変化が生じ、さらに
大きなロスファクタが低周波数域で得られる。
【0047】以上より本実施の形態によれば、第1の実
施の形態にも増して低周波数域の振動を低減し、乗り心
地性能をより一層向上させ得るストラットマウント10
が提供されることになる。
【0048】一方、この副予圧部材42は、前述のよう
にリング状に形成された上液室38Aに対応してリング
状に等間隔で並んで配置された複数個の突起42Aによ
り構成されている。つまり、この副予圧部材42の上部
ブラケット12に接する面積が大きくなると、動ばね定
数が上昇する欠点を有するが、それぞれ小さな複数個の
突起42Aにより副予圧部材42を構成して上部ブラケ
ット12に接する面積が必要以上に大きくならないよう
にしたので、低周波数域で大きなロスファクタを得つ
つ、動ばね定数の上昇を防止することが可能となった。
さらに、複数個の突起42Aがリング状に等間隔で並ん
で配置されているので、リング状に形成された上液室3
8Aの全体にわたって複数個の突起42Aが均等に配置
されることになり、上液室38Aの体積変化を全体で均
一なものにできる。この結果として、より確実に低周波
数域で大きなロスファクタを得つつ、動ばね定数の上昇
を防止することができる。
【0049】次に、本発明の第5の実施の形態を図7に
示し、この図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。本実施の形態で
は、図7に示すように、弾性体24の下部であって主振
動方向とされる矢印Y方向に沿って液室38が投影され
る部分に、予圧されつつ下部ブラケット14に当接する
副予圧部材44が形成されている。そして、第4の実施
の形態と同様に、複数個の突起44Aがこの下液室38
Bに対応してリング状に等間隔で並んで配置されてお
り、これら複数個の突起44Aによって副予圧部材44
が構成されている。
【0050】つまり、本実施の形態も第4の実施の形態
と同様に作用するが、副予圧部材42がダイヤフラム2
8に設けられる替わりに、液室38が投影される弾性体
24の下側部分に、下部ブラケット14に当接して予圧
が付与される副予圧部材44が設けられた構造となって
いる。この為、ストラットマウント10への振動の入力
に伴って下部ブラケット14と内筒金具16との間に相
対的に生じる変位が、この副予圧部材44を介して弾性
体24に伝達されて、弾性体24がより一層大きく変形
することになる。
【0051】この結果として、本実施の形態によれば、
第4の実施の形態と同様に予圧部材26A、26Bと相
まって、第1の実施の形態にも増して低周波数域の振動
を低減し、乗り心地性能をより一層向上させ得るストラ
ットマウント10が提供されることになる。
【0052】次に、本発明の第6の実施の形態を図8に
示し、この図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。本実施の形態で
は、図8に示すように、弾性体24の上下部分であって
主振動方向に沿って液室38が投影される部分に、予圧
されつつブラケット12、14に当接する副予圧部材4
2、44がそれぞれ形成されている。つまり、本実施の
形態によれば、第4の実施の形態と第5の実施の形態と
を組み合わせたような作用を奏するので、低周波数域の
振動をさらに低減し、乗り心地性能をより一層向上させ
得るストラットマウント10が提供されることになる。
【0053】尚、上記実施の形態において、振動発生部
側となるピストンロッド52に内筒金具16を連結し、
振動受部側となる車体に外筒金具36、上部ブラケット
12及び下部ブラケット14を連結するようにしたが、
この逆に連結するような構造としてもよいことは、言う
までもない。また、オリフィス部材34、中間筒20、
22等の材質としては、例えば鋼、アルミニウム等が加
工性が高いことより考えられるが、この他の合成樹脂等
の材料により形成してもよい。そして、拘束筒30、3
2A、32Bの構造としては、弾性体24に中間筒2
0、22が加硫接着された後で中間筒20、22間に配
置される関係から、複数の円弧状に形成された部材を組
み合わせて円環状とするようなものでも良い。
【0054】一方、上記実施の形態において、副予圧部
材42、44を構成する突起42A、44Aは、液室3
8に大きな体積変化が生じさせる観点から、図5等にお
いて液室38の左右方向中央部付近に配置することが望
ましい。また、突起42A、44Aの数が多いとロスフ
ァクタが大きくなるものの、動ばね定数が上昇するの
で、12個前後が最適と考えられる。そして、突起42
A、44Aがブラケット12、14に当接して予圧され
る際には、予圧部材26A、26Bと同様に突起42
A、44Aに2mm程度の変形が加えられる。
【0055】さらに、上記実施の形態において、車両の
車体の防振を目的としたが、本発明の防振装置は、車両
以外の他の用途にも用いられることはいうまでもない。
一方、外筒金具、内筒金具及び弾性体等の形状、寸法な
ども実施の形態のものに限定されるものではない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防振装置
は、低周波数域の振動を低減して乗り心地性能を向上す
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用された懸架装
置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るストラットマ
ウントから取り出された要部の斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係るストラットマ
ウントの拡大断面図である。
【図9】第1の従来技術に係るストラットマウントの断
面図である。
【図10】第2の従来技術に係るストラットマウントの
断面図である。
【符号の説明】
10 ストラットマウント 12 上部ブラケット 14 下部ブラケット 16 内筒金具 20 中間筒 22 中間筒 24 弾性体 26A 予圧部材 26B 予圧部材 34 オリフィス部材 36 外筒金具 38 液室 40 オリフィス 42 副予圧部材 42A 突起 44 副予圧部材 44A 突起

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生部及び振動受部の一方に連結さ
    れる外側部材と、 外側部材の内周側に嵌合されて固定される筒状の中間筒
    と、 振動発生部及び振動受部の他方に連結され且つ外側部材
    の内側に位置する内側部材と、 内側部材と中間筒とを連結するように内側部材と中間筒
    との間に加硫接着されて配設される弾性体と、 弾性体により内壁面の少なくとも一部が構成され且つ内
    部に液体が封入された液室と、 加硫接着されて弾性体に連結されつつ液室を一対の小液
    室に分割する位置に配置され且つ、一対の小液室間を連
    通する通路となる部分を外周側に有するオリフィス部材
    と、 弾性体の上下部分にそれぞれ形成され且つ予圧されつつ
    外側部材に接する予圧部材と、 を備えたことを特徴とする防振装置。
  2. 【請求項2】 中間筒が、それぞれ弾性体に加硫接着さ
    れると共に液室を挟んだ位置に配置された一対の中間筒
    により構成されたことを特徴とする請求項1記載の防振
    装置。
  3. 【請求項3】 一対の中間筒に対応して内側部材が一対
    の内側部材により構成され、これら一対の中間筒と一対
    の内側部材との間を連結する弾性体が、これらを個々に
    連結するように一対の弾性体によって構成されたことを
    特徴とする請求項2記載の防振装置。
  4. 【請求項4】 筒状に形成された拘束筒が、オリフィス
    部材の外周面に嵌合されつつオリフィス部材の外周側に
    配置されたことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  5. 【請求項5】 それぞれ筒状に形成された一対の拘束筒
    が、一対の小液室を形成する空間の外周側寄りに配置さ
    れ、オリフィス部材の両端面をこれら一対の拘束筒で挟
    み込むことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  6. 【請求項6】 一対の小液室の内の一方の小液室を構成
    する弾性体の部分を薄く形成してダイヤフラムとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  7. 【請求項7】 弾性体の上下部分の少なくともいずれか
    一方であって主振動方向に沿って液室が投影される弾性
    体の部分に、予圧されつつ外側部材に接する副予圧部材
    が形成されたことを特徴とする請求項1記載の防振装
    置。
  8. 【請求項8】 副予圧部材が複数個の突起により構成さ
    れていることを特徴とする請求項7記載の防振装置。
  9. 【請求項9】 一対の小液室がそれぞれリング状に形成
    され、副予圧部材がこれらの小液室に対応してリング状
    に等間隔で並んで配置された複数個の突起により構成さ
    れていることを特徴とする請求項7記載の防振装置。
  10. 【請求項10】 一対の小液室の内の一方の小液室を構
    成する弾性体の部分を薄く形成してダイヤフラムとし、
    副予圧部材がこのダイヤフラムに形成されることを特徴
    とする請求項7記載の防振装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018003131A1 (ja) * 2016-06-27 2018-01-04 住友理工株式会社 ストラットマウントとそれを用いたサスペンション機構
US10507703B2 (en) 2016-06-27 2019-12-17 Sumitomo Riko Company Limited Strut mount and suspension mechanism using the same

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