JP2001072856A - トップカバーシール用フッ素ゴム組成物、トップカバーシール及びトップカバーシールの製造方法 - Google Patents

トップカバーシール用フッ素ゴム組成物、トップカバーシール及びトップカバーシールの製造方法

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JP2001072856A
JP2001072856A JP25415099A JP25415099A JP2001072856A JP 2001072856 A JP2001072856 A JP 2001072856A JP 25415099 A JP25415099 A JP 25415099A JP 25415099 A JP25415099 A JP 25415099A JP 2001072856 A JP2001072856 A JP 2001072856A
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top cover
fluororubber
cover seal
seal
liquid
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JP25415099A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sakai
井 重 夫 坂
Susumu Hirose
瀬 進 弘
Shinya Sakurai
井 慎 也 桜
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】式[I-1]または[I-2]: 【化1】 (式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単位数を示
す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構造を有す
る、液状ないしペースト状のフッ素ゴムを含有するトッ
プカバーシール用フッ素ゴム組成物。上記フッ素ゴムの
粘度が300〜20000ポイズであることが好まし
い。上記フッ素ゴム組成物の硬化体を用いたトップカバ
ーシール。乾燥した接着剤層が所定位置に設けられた板
状のトップカバー用基材を金型内に装着した状態で、上
記のフッ素ゴム組成物を該金型内に圧入し、得られた未
架橋のフッ素ゴム成形物と該基材とを上記接着剤層を介
して架橋接着すると共に、このフッ素ゴム成形物を固化
させるトップカバーシールの製造方法。 【効果】各種機能障害の原因となる放出ガス量が少な
く、気密特性に優れたトップカバーシールが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、トップカバーシール用フ
ッ素ゴム組成物、トップカバーシール及びトップカバー
シールの製造方法に関し、さらに詳しくは、各種機能障
害の原因となる放出ガス量が少なく、気密特性に優れた
トップカバーシールが得られるトップカバーシール用フ
ッ素ゴム組成物、トップカバーシール及びトップカバー
シールの製造方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】今日では、小型軽量のハードディ
スク装置がパーソナルコンピューター(パソコン)等に
搭載されるようになっている。これらのパソコンに用い
られるハードディスク装置には、本体とカバーとの接合
面にシール部が設けられ、装置内部にゴミが侵入してハ
ードディスク装置の動作不良が生ずることがないよう
に、例えば、金属製カバー(金具)にゴム製シール部が
嵌合固定されているもの、金属製カバーにゴム製シール
部が接着剤にて接着されているもの、金属製カバーとゴ
ム製シール部とが別体に構成されているもの等がある。
【0003】このようなハードディスク装置等のシール
部に関しては、従来、種々の提案がなされている。例え
ば、特開平9−159027号公報には、本体と前記
本体の内部を密閉する板状のカバー用ガスケットであっ
て、前記カバーのガスケットを取付ける取付面に接着す
る接着面を有すると共に、前記接着面より突出して前記
カバーの取付面に有する取付孔に嵌合固着する係止部を
有し、かつ、一端に前記本体と密接するシール部を有す
るゴム状弾性体を備えたカバー用ガスケットが開示さ
れ、ガスケットの材質としては、エチレンプロピレンゴ
ム(EPDM)、フッ素ゴム(FKM)、アクリルゴム等が挙
げられ、カバーの材質としては、ステンレス等が挙げら
れている。
【0004】また、実開平5−87368号公報に
は、ハウジング上部とハウジング下部との間に配設され
て両者間をシールするシール部と、このシール部の所定
の箇所から径方向に延出する板状部と、この板状部から
起立する突部とからなり、この突部を前記ハウジング上
部またはハウジング下部に設けた孔に圧入することによ
り、孔が形成されたハウジング上部またはハウジング下
部にガスケットを係止するようにしたガスケットが開示
され、このガスケットは、ハウジングから容易に外れた
り脱落することがない旨記載されている。
【0005】しかしながら、上記〜に記載のガスケ
ットでは、今日のハードディスク等の軽量化、デザイン
の多様化等の要求に対応して、複雑なハウジング平面形
状に合わせつつ、薄肉化、狭幅化し軽量化したガスケッ
トを所定位置に取付けようとしても、該ガスケットは自
在に変形し取扱い性に劣りハウジング上部または下部の
所定位置に正確に取付難く、またガスケットの脱落は免
れることができても、取付に伴いガスケットのハミ出
し、位置ズレなどが生じ易いという問題点もある。
【0006】また、特開平4−229481号公報
(対応特許:第2517797号)には、フッ素ゴム組
成物から架橋成形及び加熱処理して得られたフッ素ゴム
成形物と、金属加工物とが、接着剤を介して接着一体化
されたハードディスク装置用パッキン組立体が開示さ
れ、前記接着剤として加熱硬化型のエポキシ樹脂が挙げ
られ、配合されるフッ素ゴムとしては高度にフッ素化さ
れた弾性共重合体である、ビニリデンフルオライドと、
ヘキサフルオロプロペン、パーフルオロ(メチルビニル
エーテル)等との二元あるいは三元系の弾性共重合体が
挙げられている。また、該公報には、フッ素ゴム組成物
を架橋成形して得たゴム成形物を加熱してガス放出処理
(加熱処理)した後、このゴム成形物を、予め接着剤が
塗布されている金属加工物と接着剤を介して接着させ、
熱風乾燥機を用いて接着剤を完全硬化させる旨記載され
ている。
【0007】しかしながらこの公報に記載のパッキン組
立体では、放出ガス量が高く、ハードディスク装置に機
能障害が生ずる恐れがある。このように従来のトップカ
バーシール(パッキン、ガスケット等とも言う。)で
は、今日のハードディスク装置のように、ますます記憶
容量の高密度化が進み、いっそう高機能で高信頼性が求
められる状況下においては、ゴムバリ、埃等極微量の異
物の脱落、アウトガスの発生などの点で充分でなく、さ
らなる改良の余地がある。
【0008】なお、従来のトップカバーシールでは、成
形後に、例えば、上記公報に示すように、放出ガス低
減のための加熱処理(例:150℃〜270℃で2〜4
8時間)を行って上記問題に対応しようとしているが、
作業工程数が多く生産効率が悪い等の点で問題がある。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題点を解決しようとするものであって、各種機能障害
の原因となるような放出ガス量が少なく、気密特性に優
れたトップカバーシールが得られるようなトップカバー
シール用フッ素ゴム組成物及びこのようなトップカバー
シールを提供することを目的としている。
【0010】また本発明は、トップカバーシールの平面
形状などが複雑であっても容易に製造でき、放出ガス量
が少なく、優れた気密性を確保できるようなトップカバ
ーシールの製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【発明の概要】本発明に係るトップカバーシール用フッ
素ゴム組成物は、パーフルオロポリエーテル構造を有す
る、液状ないしペースト状のフッ素ゴムを含有すること
を特徴としている。本発明に係るトップカバーシール用
フッ素ゴム組成物は、下記式[I-1]または[I-2]:
【0012】
【化4】
【0013】(式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単
位数を示す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構
造を有する、液状ないしペースト状のフッ素ゴムを含有
することが好ましい。本発明においては、上記フッ素ゴ
ムの粘度が300〜20000ポイズであることが望ま
しい。
【0014】本発明に係るトップカバーシールは、本体
と、該本体と嵌合されて本体内部を密閉する板状のトッ
プカバーとの間を密封するものであって、前記トップカ
バーのトップカバーシール取付面に接着剤層を有すると
共に、該接着剤層の表面に、上記記載のトップカバーシ
ール用フッ素ゴム組成物の硬化体からなり、本体と密接
するシール部を有することを特徴としている。
【0015】本発明に係るトップカバーシールの製造方
法は、乾燥した接着剤層が所定位置に設けられた板状の
トップカバー用基材を金型内に装着した状態で、液状な
いしペースト状のフッ素ゴムを含有する上記の何れかに
記載のフッ素ゴム組成物を該金型内に圧入し、得られた
未架橋のフッ素ゴム成形物と該基材とを上記接着剤層を
介して架橋接着すると共に、少なくともこのフッ素ゴム
成形物を固化させることを特徴としている。
【0016】本発明の好ましい態様においては、金型外
で予めトップカバー用基材表面の所定位置に接着剤を塗
布し乾燥させた後、得られた接着剤層付きトップカバー
用基材を金型内に装着し、次いでフッ素ゴム組成物を上
記のように金型内に圧入することが好ましい。本発明に
おいては、上記基材が金属製であることが好ましい。
【0017】本発明によれば、各種機能障害の原因とな
る放出ガス量が少なく、気密特性に優れたトップカバー
シールが得られるトップカバーシール用フッ素ゴム組成
物が提供される。また本発明によれば、トップカバーシ
ールの平面形状などが複雑であっても、容易に製造で
き、放出ガス量が少なく、優れた気密性を確保できるよ
うなトップカバーシールの製造方法が提供される。
【0018】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るトップカバー
シール用フッ素ゴム組成物、トップカバーシール及びト
ップカバーシールの製造方法について図面を参照しつつ
具体的に説明する。なお、本明細書および添付図面で
は、同一部材には、同一符号を付している。
【0019】図1は、本発明の一実施態様に係るトップ
カバーシールを備えたトップカバーの概略平面図であ
る。図2は、上記トップカバーと嵌合されるハードディ
スク装置本体の取付面を示す概略平面図である。図3
は、図1に示すトップカバーシールのA−A線拡大断面
図である。図1に示す第1のトップカバーシール14
は、図3に示すようにトップカバー10の一方面外縁部
に塗設された接着剤層16と、この接着剤層の表面に設
けられた液状フッ素ゴム組成物の硬化体18とから構成
されている。
【0020】以下、まず初めに、このトップカバーシー
ル10用のフッ素ゴム組成物について説明する。<トップカバーシール用フッ素ゴム組成物> 本発明に係
るトップカバーシール用フッ素ゴム組成物には、液状な
いしペースト状のフッ素ゴム(以下、これらをまとめ
て、単に「液状フッ素ゴム」とも言う。)が含有されて
いる。
【0021】この液状フッ素ゴムとしては、パーフルオ
ロポリエーテル構造を有する、液状ないしペースト状の
フッ素ゴム(液状フッ素ゴム)が挙げられる。本発明で
は、このような液状フッ素ゴムのうちでは、主鎖中に下
記式[I-1]または[I-2]:
【0022】
【化5】
【0023】(式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単
位数を示す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構
造を有する液状フッ素ゴムが好ましい。この液状フッ素
ゴム[I-1]または[I-2]は、架橋成形後の放出ガス量が極
めて少ないため、得られたトップカバーシールの放出ガ
ス(アウトガス)量を低減させるための加熱処理を特に
行う必要がない。このように架橋成形後の放出ガス量が
少なくなるような液状フッ素ゴムを用いると、ハードデ
ィスク装置などの各種電子機器の性能低下を招かないた
め好ましい。なお、必要により、得られたトップカバー
シールの加熱処理を行うと、トップカバーシールからの
放出ガス量をさらに低減させることができる。
【0024】本発明で用いられる液状フッ素ゴムの粘度
は、室温(20〜30℃)下で測定した場合に、通常3
00〜20000ポイズ、好ましくは1000〜200
00ポイズ、特に好ましくは3000〜5000ポイズ
であることが望ましい。このような粘度の液状フッ素ゴ
ムは、トップカバーシール製造時に型内に圧入して所望
の形状に容易に成形できるなど成形性に優れる傾向があ
る。
【0025】本発明で使用可能な液状フッ素ゴムとして
は、例えば、下記に示すようなものが挙げられる。すな
わち、(イ):特開平9−77944号公報に記載されて
いるように、式[I-a]:Y−[R1−(Rf−R2a−R
f−R1]−Y[式[I-a]中、Rfは2価のパーフルオロ
ポリエーテル基、またはパーフルオロポリエーテル基と
パーフルオロアルキレン基の組合せからなる基であり、
1及びR2は同一でも異なっていてもよく、置換または
非置換の2価炭化水素基(但し、該炭化水素基はN、
O、Si原子の1種または2種以上含んでいてもよ
い。)であり、aは0以上好ましくは0〜10の整数で
あり、Yは加水分解性シリル基である。]で示されるも
のが挙げられる。
【0026】上記液状フッ素ゴム[I-a]において、Rf
が、2価のポリエーテル基である場合、式[II]:「−
(Rf’−O)q−」(但し、式[II]中、複数のRf’
は互いに同一でも異なっていてもよく、その炭素数が1
〜6,好ましくは1〜3のパーフルオロアルキレン基で
あることが望ましい。qは1〜500好ましくは2〜4
00の整数である。)で示されるものが挙げられる。ま
た、Rfが同上のパーフルオロポリエーテル基とパーフ
ルオロアルキレン基との組合せである場合、パーフルオ
ロアルキレン基としては、その炭素数が1〜10、好ま
しくは1〜6であることが望ましい。
【0027】R1及びR2としては、炭素数1〜20好ま
しくは2〜10の2価炭化水素基が挙げられ、R1及び
2には、N、O、Si原子の1種または2種以上を含
んでいてもよく、例えば、−O−、=C=O、−NR’−
(R’:H、アルキル基、アリール基等)などの形で含
んでいてもよい。Yとしては、カルボキシル基、ケトオ
キシム基、アルコキシ基、アルケノキシ基、アミノ基、
アミノキシ基、アミド基、ハロゲン原子等の加水分解性
基を有し、炭素数1〜8の1価炭化水素基を有する加水
分解性シリル基が挙げられる。
【0028】このような液状フッ素ゴム[I-a]のうち、
上記式[I-1]または[I-2]に示すパーフルオロポリエーテ
ル構造の液状フッ素ゴムとしては、例えば、上記[I-a]
中Rfが2価のポリエーテル基であるパーフルオロ(1
−メチルエチレン−2−オキシ)基(すなわち上記式[I
-1]中n=1に相当)あるいはパーフルオロ(2−メチ
ルエチレン−2−オキシ)基(すなわち上記式[I-2]中
n=1に相当)の液状フッ素ゴムが挙げられる。
【0029】本発明においては、上記のような液状フッ
素ゴム、好ましくは液状フッ素ゴム[I-1]または[I-2]と
共に、他の液状フッ素ゴム、シリコーンゴム等を1種ま
たは2種以上併用してもよい。他の液状フッ素ゴムとし
ては、例えば、下記(ロ)〜(ニ)に記載の液状フッ素ゴムが
挙げられる。 (ロ):特開平6−293850号公報に記載されている
ような、平均分子量が500〜20000であり、沃
素、臭素原子などを含有し、液状のビニリデンフロライ
ド−ヘキサフルオロプロペン共重合体、ビニリデンフロ
ライド−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ペン共重合体など。
【0030】このようなフッ素ゴム(イ)は、例えば、
「ダイエルG101」(ダイキン工業社)、「バイトン
LM」(昭和電工デュポン社、米国デュポン社)なる商
品名で上市されている。 (ハ):特開平4−275342号公報(特許第2501
044号)に記載されているような、有機過酸化物架橋
性のビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロペン二
元共重合体;ビニリデンフロライド−テトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロペン三元共重合体;ペンタ
フルオロプロペン−トリフルオロエチレン二元共重合
体;テトラフルオロエチレン、ビニルフロライド、パー
フルオロ(プロピルビニルエーテル)等の1種または2
種以上からなる共重合体;などに、有機過酸化物を配合
したもの。
【0031】(ニ):特開平10−138267号公報に
記載されているように、ポリオール架橋性を有する、ビ
ニリデンフロライド、ヘキサフルオロプロペン、テトラ
フルオロエチレン、ペンタフルオロプロペン、トリフル
オロエチレン、ビニルフルオライド、パーフルオロ(メ
チルビニルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニル
エーテル)等の1種または2種以上モノマーの共重合体
であって、液状のもの:例えば、ビニリデンフロライド
−ヘキサフルオロプロペン二元共重合体、ビニリデンフ
ロライド−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオオロ
プロペン三元共重合体など。
【0032】このような液状フッ素ゴム[I-1]または[I-
2]としては、例えば、特開平9−77944号公報に記
載されているようなものが好ましい。また、このような
液状フッ素ゴムのうち式[I-1]または[I-2]で表されるも
のとしては、例えば、信越化学工業(株)より「SIF
EL」なる商品名で上市されているものが挙げられる。
【0033】本発明に係るトップカバーシール用フッ素
ゴム組成物には、上記液状フッ素ゴム以外に、通常のフ
ッ素ゴム組成物に配合されるような各種成分が本発明の
目的に反しない範囲で含まれていてもよく、このような
成分としては、例えば、ポリオール系、過酸化物系等の
架橋剤(加硫剤);白金等の触媒;架橋助剤;溶剤;充
填剤等が挙げられる。
【0034】このようなトップカバーシール用フッ素ゴ
ム組成物を調製するには、例えば、液状フッ素ゴムと上
記各種成分とを一度にあるいは任意の順序で配合し、混
合・攪拌等すればよい。また、上記トップカバーシール
用フッ素ゴム組成物を硬化させるには、該組成物中の配
合成分の持つ架橋性反応基の種類、架橋方法などに応じ
て、適宜、各種触媒、架橋剤、架橋助剤等が用いられ
る。
【0035】該架橋性反応基としては、例えば、ビニル
基、カルボキシル基、水酸基、アルコキシ基、エポキシ
基、酸無水物基、イソシアネート基、アミノ基等が挙げ
られる。またこれら架橋性反応基による架橋方法として
は、従来より公知のものが特に限定されることなく広く
採用でき、例えば、白金触媒の存在下に、ビニル基等の
炭素・炭素二重結合の解裂による架橋(例:「A−CH
=CH2」+「H−B」→「A−CH2−CH2−B」、
A,B:反応硬化性成分の各基体部分)、イソシアネー
ト基と水酸基とのウレタン化反応による架橋、エポキシ
基の加水分解−脱水縮合による架橋、カルボキシル基と
水酸基のエステル化による架橋、アミド結合の形成によ
る架橋など、従来より公知の架橋方法が挙げられる。
【0036】また、これらの架橋性反応基は、本発明の
トップカバーシール用フッ素ゴム組成物を硬化させ得る
限り、トップカバーシール用フッ素ゴム組成物中に含有
される特定の1種類の分子中にのみ存在していてもよ
く、また、相異なる2種またはそれ以上の分子中に存在
していてもよい。なお、本発明においては、「架橋」な
る語は、特にその趣旨に反しない限り広義で用い、フッ
素ゴム分子同士をところどころで橋架けして塑性変形し
ないように三次元網目構造を形成させることを意味す
る。
【0037】<トップカバーシール>本発明に係るトッ
プカバーシールは、例えば、図2に示す本体20と、該
本体20と嵌合されて本体内部を密閉する図1に示す板
状のトップカバー10との間を密封するものである。本
体20は、例えば、合成樹脂、金属[例:アルミニウ
ム]などにて形成され、また、トップカバー10は、金
属例えば、アルミニウム、ステンレス等にて形成されて
いる。
【0038】トップカバーシール14は、図3に示すよ
うに、接着剤層16と、その表面に形成された上記トッ
プカバーシール用フッ素ゴム組成物の硬化体(フッ素ゴ
ム架橋成形体)とからなっている。このトップカバーシ
ール14は、その接着剤層16側が、トップカバー10
のトップカバーシール取付面12に被着するように配置
されている。
【0039】接着剤層16は、エポキシ樹脂、シラン系
化合物等にて形成されている。このようなトップカバー
シール14の平面形状は、任意であり、特に本発明に係
るトップカバーシール14は、幅が狭小で、複雑な平面
形状を有していても、例えば、図1に示すようにトップ
カバーの外縁部に沿うように正確に形成できる。また、
トップカバーシール14が設けられる基材の断面形状も
階段状、連続した凹凸面など、特に限定されない。
【0040】<トップカバーシールの製造>次にこのよ
うなトップカバーシール14の製法について説明する。
本発明では、トップカバーシール14は、例えば、乾燥
した接着剤層16が所定位置に設けられた板状のトップ
カバー用基材10を図示せぬ金型内に装着した状態で、
上記液状フッ素ゴムを含有するフッ素ゴム組成物(トッ
プカバーシール用フッ素ゴム組成物)を金型内に圧入す
る。
【0041】上記基材10の材質としては、真鍮、アル
ミニウム、各種金属塗装したプラスチック板等が挙げら
れる。なお、接着剤層16は、基材10表面の所定位置
に接着剤を刷毛、ディスペンサー等にて塗付する方法、
スクリーン印刷する方法など従来より公知の方法で塗設
した後、接着剤中の樹脂、溶剤等の種類などにもよる
が、接着剤中に含まれる溶剤が揮散するような温度、例
えば、20〜200℃[例:100℃]で1〜3時間程
度加熱し、接着剤を乾燥させ、基材10表面に該接着剤
を被着・固定させることにより形成される。
【0042】この際用いられる接着剤としては、エポキ
シ系接着剤、シラン系接着剤等が挙げられる。シラン系
接着剤としては、例えば、「プライマーSF−1」(信
越化学工業社製)等が用いられる。また、本発明では、
上記のようにフッ素ゴム組成物を金型内に圧入(注入あ
るいは充填とも言う。)することにより、図3中、付番
18に対応する位置に未架橋のフッ素ゴム成形物を配置
させる。
【0043】次いで、本発明では、このような加圧状態
で、金型内容物すなわち基材10の表面の所定位置に接
着剤層16と未架橋フッ素ゴム層18とが順次積層され
た金型内容物を加熱し、未架橋フッ素ゴム成形物の架橋
(加硫)による固化を行うと共に、得られたフッ素ゴム
架橋物18と基材10とを上記接着剤層16を介して接
着させる。
【0044】加熱温度および加熱時間は、上記のように
未架橋フッ素ゴム成形物の架橋・固化が行われる限り特
に限定されないが、例えば、100〜200℃の温度
で、0.5〜10分間程度保持(加熱)される。このよ
うに加熱固化して得られたトップカバーシール14は、
基材10の所定位置に密着固定しており、該トップカバ
ーシール14からの放出ガス量は例えば、ヘッドスペー
ス法に準拠し、ガスクロマトグラム質量分析を行うと、
トータルイオンクロマトグラムの最大強度が、通常10
00mV以下、好ましくは500〜300mV程度
[例:326mV]と、加熱処理(二次加硫)を行って
いないにも拘わらず極めて低く、従来のトップカバーシ
ールの放出ガス量が例えば、326000mV×hrで
あるのに比して、1000分の1程度と極く微量になっ
ている。勿論、温度150〜270℃、好ましくは18
0〜250℃で、2〜48時間、好ましくは20〜30
時間程度さらに二次加硫(加熱処理)すれば、トップカ
バーシールからのガス放出量をより低減させることがで
きる。
【0045】なお、本発明においては、上記のように、
塗布作業性、放出ガス量の低減効率等の点から、予めト
ップカバー用基材表面の所定位置に接着剤を塗布し乾燥
(溶剤の揮散)させた後、得られた接着剤層付きトップ
カバー用基材を金型内に装着してもよく、また、金型内
で基材10の表面に接着剤を塗布し乾燥させてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、各種機能障害の原因と
なるような放出ガス量が少なく、気密特性に優れたトッ
プカバーシールが得られるようなトップカバーシール用
フッ素ゴム組成物及びこのようなトップカバーシールが
提供される。本発明では、上記のような特定の液状フッ
素ゴムを用いているため、得られたトップカバーシール
の放出ガスの低減のための加熱処理を特に行わなくと
も、充分に放出ガス量の低いトップカバーシールが得ら
れる。
【0047】また本発明によれば、トップカバーシール
の平面形状などが複雑であっても容易に製造でき、放出
ガス量が少なく、優れた気密性を確保できるようなトッ
プカバーシールの製造方法が提供される。また本発明で
は、上記のようなトップカバーシールを好ましくはLI
M成形しているため、基材金具にゴム材料を接着する際
に、塵埃などの異物が混入せず、優れたトップカバーシ
ールが得られる。なお、LIM成形とは、完全に密閉さ
れたクローズドシステムで、ゴム材料の計量、混合、射
出、成形等を一貫して行う成形法である。
【0048】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づき、さら
に具体的に説明するが、本発明はかかる実施例により何
ら限定されるものではない。
【0049】
【実施例1】接着剤塗布:図1に示すような平面形状
の金具(制振鋼板、新日本製鐵社製、厚さ:1mm×タ
テ145mm×ヨコ100mm)の表面所定位置に、接
着剤(「プライマーSF−1」信越化学社製、シラン系
接着剤)をディスペンサーにて乾燥厚み0.05mm厚
となるように刷毛にて塗布した。
【0050】接着剤の乾燥:次いで、塗膜表面に約1
50℃で1時間、熱を加え溶剤を揮散させ塗膜(接着
剤)を乾燥させたところ、金具に接着剤は固着した。 成形:接着剤付き金具を金型内へ装着し、フッ素ゴム
組成物(式[I-1]または[I-2]で示されるパーフルオロポ
リエーテル構造を有する液状フッ素ゴムを含有する架橋
反応性のゴム組成物、硬化触媒:Pt、商品名「SIF
EL」、信越化学社製)材料を金型内に注入して、15
0℃で30秒間で加熱成形し、本発明のトップカバーシ
ールを製造した。
【0051】以上のうちの工程を、クローズドシステ
ム(LIM成形)で行った。<トップカバーシールの放出ガス量の測定> 以上のよう
な方法で得られたトップカバーシールからの放出ガス量
を以下の方法で測定したところ、トータルイオンクロマ
トグラムの総面積(放出ガスの総量)は、検出限界以下と
なり、トータルイオンクロマトグラムの最大強度は32
6(単位:mV×時間(hr))となり、予想したよう
な放出ガス量は極少量であり、放出ガスを特定すること
(放出ガスの定性)は困難(検出されず)であった。
【0052】結果を併せて表1に示す。
【0053】
【実施例2】実施例1において、得られた試料をさら
に、200℃の温度で24時間、常圧下に保持すること
により加熱処理した試料(加熱処理品)を用いた以外
は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
【0054】
【比較例】実施例1において、試料として市販品を用い
た以外は、実施例1と同様ににした。結果を表1に示
す。実施例、比較例で用いた分析機器およびその測定条
件は以下の通り。
【0055】<分析機器およびその測定条件> 1.使用機器 :Turbomass GC Mass Spectrometer HS 40XL 自動ヘッドスペースサンプラー (株)パーキンエルマージャパン製 2.カラム :SPB−1 (膜厚0.25μm、長さ25m、無極性キャピラリー
カラム)SPELCO社製 3.分析条件 :気化室温度190℃、インタフェース
温度200℃、イオン化室温度150℃、昇温条件(カ
ラム初期温度50℃(保持時間3min)、カラム最終
温度230℃、昇温速度5℃/min) キャリアーガス(ヘリウムガス(圧力12psi:0.70
31kgf/cm2)) スプリット比1:50 試料注入量:500μl 測定分子量範囲:45〜400 4.ヘッドスペース条件:加熱温度85℃、加熱時間1
0min、トランスファーニードル温度100℃、試料
重量0.2g <試料の調製> トップカバーシールを細かく切り、0.2g秤量し、
試料とする。
【0056】試料(0.2g)をサンプルバイアル瓶
(20ml)に入れて、この瓶内を窒素ガスで充分に置
換した後、この瓶を密封する。 試料を入れない状態での操作を行い、この瓶を調製
する。これを空試験の試料とする。 <ガスクロマトグラフ分析> サンプルバイアル瓶を自動ヘッドスペーサーサンプラ
ー(HS40XL)で85℃×10分間加熱する。
【0057】加熱したサンプルバイアル瓶から試料ガ
ス(500μl)を採取して、上記条件でガスクロマト
グラフ質量分析を行う。 <試験結果>市販のガスケット(トップカバーシー
ル)、上記実施例1のトップカバーシール、及び上記実
施例1の試料の加熱処理品について、ヘッドスペース法
によるガスクロマトグラフ質量分析を行った。
【0058】結果を表1に示す。なお、表1中、「放出
ガスの定性」とは、放出ガス中に含まれている物質が何
であるかということを意味し、「検出されず」とは、フ
ッ素化合物等の放出ガスが検出されなかったことを意味
する。
【0059】
【表1】
【0060】実施例1で得られた試料(加熱処理な
し)、及び、その加熱処理品[すなわちこの実施例1で
得られた試料をさらに、200℃の温度で24時間、常
圧下に保持することにより加熱処理した試料(加熱処理
品)]では、空試験とほぼ同様の結果が得られており、
放出ガスの発生が少ないものと推定される。一方市販の
試料(比較例)では、本発明のトップカバーシール(実
施例1)に比べて、放出ガスの発生が多いものと推定さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施態様に係るトップカバ
ーシールを備えたトップカバーの概略平面図である。
【図2】図2は、上記トップカバーと嵌合されるハード
ディスク装置本体の取付面を示す概略平面図である。
【図3】図3は、図1に示すトップカバーシールのA−
A線拡大断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・トップカバー(基材) 12・・・・・基材(トップカバー)の表面 14・・・・・トップカバーシール 16・・・・・接着剤層 18・・・・・フッ素ゴム組成物の硬化体 20・・・・・ハードディスク装置の本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜 井 慎 也 大阪府八尾市安中町5−5−5 日本バル カー工業株式会社八尾工場内 Fターム(参考) 3J040 BA01 EA16 EA26 FA06 HA01 4F071 AA51 AG05 AG11 AG12 AG32 AH14 AH19 BA02 BA03 BB01 BC06 4J002 BD132 BD142 BD152 BD162 CH021 FD140 FD150 GJ02 GS01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式[I-1]または[I-2]: 【化1】 (式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単位数を示
    す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構造を有す
    る、液状ないしペースト状のフッ素ゴムを含有すること
    を特徴とするトップカバーシール用フッ素ゴム組成物。
  2. 【請求項2】上記フッ素ゴムの粘度が300〜2000
    0ポイズである請求項1に記載のトップカバーシール用
    フッ素ゴム組成物。
  3. 【請求項3】本体と、該本体と嵌合されて本体内部を密
    閉する板状のトップカバーとの間を密封するトップカバ
    ーシールであって、 前記トップカバーのトップカバーシール取付面に接着剤
    層を有すると共に、該接着剤層の表面に、液状ないしペ
    ースト状のフッ素ゴムを含有するフッ素ゴム組成物の硬
    化体からなり、前記本体と密接するシール部を有するこ
    とを特徴とするトップカバーシール。
  4. 【請求項4】上記液状ないしペースト状フッ素ゴムが下
    記式[I-1]または[I-2]: 【化2】 (式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単位数を示
    す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構造を有す
    るものであることを特徴とする請求項3に記載のトップ
    カバーシール。
  5. 【請求項5】上記フッ素ゴムの粘度が300〜2000
    0ポイズである請求項3〜4の何れかに記載のトップカ
    バーシール。
  6. 【請求項6】乾燥した接着剤層が所定位置に設けられた
    板状のトップカバー用基材を金型内に装着した状態で、
    液状ないしペースト状のフッ素ゴムを含有するフッ素ゴ
    ム組成物を該金型内に圧入し、得られた未架橋のフッ素
    ゴム成形物と該基材とを上記接着剤層を介して架橋接着
    すると共に、このフッ素ゴム成形物を固化させることを
    特徴とするトップカバーシールの製造方法。
  7. 【請求項7】上記液状ないしペースト状フッ素ゴムが下
    記式[I-1]または[I-2]: 【化3】 (式[I-1]または[I-2]中、nは繰り返し単位数を示
    す。)で表されるパーフルオロポリエーテル構造を有す
    るものであることを特徴とする請求項6に記載のトップ
    カバーシールの製造方法。
  8. 【請求項8】上記フッ素ゴムの粘度が300〜2000
    0ポイズである請求項6〜7の何れかに記載のトップカ
    バーシールの製造方法。
  9. 【請求項9】予めトップカバー用基材表面の所定位置に
    接着剤を塗布し乾燥させた後、得られた接着剤層付きト
    ップカバー用基材を金型内に装着し、次いでフッ素ゴム
    組成物を該金型内に圧入することを特徴とする請求項6
    〜8の何れかに記載のトップカバーシールの製造方法。
  10. 【請求項10】上記基材が金属製である請求項6〜8の
    何れかに記載の方法。
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