JP2001072767A - 表面改質剤 - Google Patents

表面改質剤

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JP2001072767A
JP2001072767A JP25387399A JP25387399A JP2001072767A JP 2001072767 A JP2001072767 A JP 2001072767A JP 25387399 A JP25387399 A JP 25387399A JP 25387399 A JP25387399 A JP 25387399A JP 2001072767 A JP2001072767 A JP 2001072767A
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inorganic solid
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rubber
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JP25387399A
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Hitoshi Takiguchi
整 瀧口
Seiichi Miyanaga
清一 宮永
Taku Oda
卓 織田
Yuzo Tsunoda
裕三 角田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量で効率よく、無機固体と媒質との親和性
を大幅に向上させ、多量に無機固体を配合しても悪影響
がない組成物が得られる、無機固体の表面改質剤の提
供。 【解決手段】 一般式(I)で表される重合単位を有す
るポリ(N−アシルアルキレンイミン)からなる無機固
体の表面改質剤、及びこの表面改質剤で表面の少なくと
も一部を被覆された無機固体、並びにこの表面改質剤と
無機固体とを含有する組成物。 【化1】 [式中、R1は水素原子、炭素数1〜50の炭化水素基もし
くは炭化水素基の水素原子が一部又は全部フッ素原子に
置換された基、又はケイ素原子含有基を示す。aは2又
は3を示す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機固体を各種媒
質に分散させるために有用な表面改質剤、及び表面改質
された無機固体、並びにこれを含有する、合成樹脂分野
等に有用な組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリ
カ、酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、カーボンブラック、導電性金属粉、ガラス
ファイバー、カーボンファイバー、粘土鉱物、顔料(金
属酸化物やレーキ)等の無機固体が種々の目的のため
に、合成樹脂組成物、ワックス組成物又は液体組成物の
配合物として、あるいはそれ自身が機能性粉体(例えば
化粧料用粉体)として用いられている。この場合、無機
固体の表面特性が各種組成物又は機能性粉体の物性に大
きく影響し、しばしば意図した機能の実現を著しく抑制
する。
【0003】例えば、合成樹脂組成物や液体組成物にお
いて、無機固体表面の有機親和性の欠如が媒質(以下、
組成物において連続相を形成するものを媒質という)と
の界面剥離や無機固体の凝集をもたらし、作業性が大幅
に低下するだけでなく、これが、材料強度の大幅低下や
脆弱化、色相悪化、不導体化、顔料の沈降分離といった
致命的な問題の原因となる。また、機能性粉体におい
て、凝集体の生成、帯電特性や流動性の低下、きしみ感
等の不快な感触の発現等を引き起こす。これらの問題は
無機固体を多量に使用した場合や微細な無機固体を使用
した場合のように媒質と無機固体の界面の総面積が大き
くなる場合に特に顕著となり、無機固体のより有効な利
用を大幅に制限する。
【0004】このような問題を緩和するために、各種の
表面改質剤が用いられてきた。例えばシランカップリン
グ剤は極めて高価である上、これにより表面処理された
無機固体表面の有機親和性は十分なものではなかった。
さらに、シランカップリング剤が有効に働くのはその官
能基の特性上、シリカ、ガラスファイバー、アルミナ等
の無機固体に限定され、酸化チタン、炭酸カルシウム、
カーボンブラック、グラファイト等、反応性に欠けるも
のには全く機能しないという重大な欠点を有していた。
【0005】その他の安価な無機固体の表面改質剤とし
て、アニオン、カチオン又はノニオン性の低分子界面活
性剤や脂肪酸が用いられることがあるが、これらの無機
固体表面の被覆力は極めて弱く、表面改質剤として極め
て限定的な領域でしか使用することができなかった。
【0006】本発明の課題は、幅広い各種無機固体につ
いて、少量で効率よく、無機固体と媒質との親和性を大
幅に向上させ、その結果、多量に無機固体を配合しても
悪影響がない組成物が得られる、無機固体の表面改質剤
を提供することである。また、本発明の課題は、このよ
うな表面改質剤で表面処理された無機固体及びこれを含
有する組成物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
で表される重合単位(以下、重合単位(I)という)を
有するポリ(N−アシルアルキレンイミン)からなる無
機固体の表面改質剤(以下、本発明の表面改質剤とい
う)、及び本発明の表面改質剤で表面の少なくとも一部
を被覆された無機固体、並びに本発明の表面改質剤と無
機固体とを含有する組成物を提供する。
【0008】
【化3】
【0009】[式中、R1は同一又は異なって水素原子を
示すか、置換基を有していてもよい、炭素数1〜50の炭
化水素基もしくは炭化水素基の水素原子が一部又は全部
フッ素原子に置換された基を示すか、又は一般式(II)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R2は同一又は異なって、置換基を
有していてもよい炭素数1〜22の炭化水素基を示し、b
及びcは同一又は異なって0〜22の整数を示す。)で表
されるケイ素原子含有基を示す。aは2又は3を示
す。]本発明の表面改質剤は、無機固体の表面に吸着す
ることによりその表面の有機親和性を向上させるもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】〔1〕無機固体 本発明における無機固体の種類や形態に制限はない。例
えば、(イ)シリカ、酸化チタン、アルミナ、酸化ジル
コニウム、酸化亜鉛、酸化フェライト、コバルト変性酸
化鉄、マグネタイト、α−Fe2O3 、γ−Fe2O3 、酸化イ
ンジウム−酸化スズ(ITO)、酸化マグネシウム、酸
化カルシウム等の金属酸化物、(ロ)水酸化ナトリウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属
水酸化物、(ハ)炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸バリウム、
塩化ナトリウム、チタン酸カリウム、タルク等のその他
金属塩、(ニ)ボロンニトリド、アルミニウムニトリ
ド、チタンニトリド、シリコンカーバイド等の非酸化物
系セラミックス類、(ホ)α−Fe粉、銀粉、銅粉、珪
素粉等の金属粉、(ヘ)カーボンブラック、グラファイ
ト、カーボンウィスカー等の炭素材、(ト)マイカ、ス
メクタイト(モンモリロナイト等)、セリサイト等の粘
土鉱物、(チ)ガラスファイバー、カーボンファイバー
等の無機繊維材、(リ)ベンガラ、鉛白、黄鉛、紺青、
チタン白等の無機顔料、(ヌ)フタロシアニンブルー、
染色レーキ等の金属イオン含有有機顔料(本発明におい
て、金属イオンを含有していれば、有機顔料も本発明の
無機固体とする。)等が使用できる。これらの無機固体
の2種以上を混合して用いてもよい。
【0013】また、形態として、粒子状でも繊維状でも
よい。粒子状である場合、その平均粒径は0.8nm〜1mm
が好ましく、さらに好ましくは3nm〜300μmであり、
さらに好ましくは5nm〜10μmである。繊維状である場
合、その断面の平均直径は 0.8nm〜1mmが好ましく、さ
らに好ましくは3nm〜 300μmであり、さらに好ましく
は5nm〜10μmである。 〔2〕表面改質剤 重合単位(I)において、R1が炭化水素基である場合、
好ましい例として、炭素数1〜42のアルキル基もしくは
アルケニル基、炭素数6〜42のアリール基、又は炭素数
7〜43のアリールアルキル基もしくはアルキルアリール
基が挙げられる。さらに好ましい例として、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、t−ブチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル
基、セチル基、ステアリル基、フェニル基、ノニルフェ
ニル基等が挙げられる。
【0014】R1がフッ素置換基である場合、好ましくは
R1 f、-E-R1 f(Eは炭素数1〜3のアルキレン基を示し、
R1 fは炭素数1〜22のパーフルオロ基を示す)、-(CF2)d
H(dは1〜22の数を示す)、もしくは-E-(CF2)dH(E及
びdは前記の意味を示す)が挙げられ、R1 fの炭素数が
1〜12のもの、もしくはdが1〜12のものが更に好まし
い。
【0015】R1がケイ素原子含有基である場合、R2がメ
チル基又はエチル基であり、bが0〜12のものが好まし
く、bが0〜3、cが0〜12のものが更に好ましい。
【0016】本発明の表面改質剤は一般式(III)で表さ
れる環状イミノエーテルの1種又は2種以上を開環重合
することにより得られる。
【0017】
【化5】
【0018】[式中、R1及びaは前記の意味を有す
る。]ここで環状イミノエーテルの開環重合は、開始剤
として、求電子反応性の強い化合物、例えば、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、硫酸等の強酸のメ
チル、エチル、3−プロペニルあるいはベンジルエステ
ル等を用いて行われる。
【0019】本発明の表面改質剤において、重合単位
(I)は複数の種類であってもよく、それらの配列様式
はブロック、交互、ランダムのいずれであってもよい。
また、重合度は5〜2000が好ましく、10〜2000が更に好
ましい。 〔3〕表面改質剤で表面被覆された無機固体 本発明の表面改質剤で表面の一部又は全てを被覆するこ
とによって、表面の有機親和性の改善された無機固体を
得ることができる。被覆方法は、湿式混合法、乾式混合
法の何れであってもよい。また、本発明の表面改質剤が
常温(例えば、25℃)で液状であるか又は加温により融
解して液状となる場合、この融解状態で無機固体と混合
してもよい。
【0020】本発明の表面改質剤で無機固体表面を被覆
する場合の表面改質剤の使用量は、無機固体の比表面
積、即ち平均粒径や多孔度等に依存するが、無機固体 1
00重量部に対し、本発明の表面改質剤 0.001〜 300重量
部が好ましく、さらに好ましくは0.05〜 100重量部であ
る。
【0021】ここで、本発明の表面改質剤は、単独で用
いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、公知
の表面改質剤、分散剤、界面活性剤、カップリング剤等
を併用できる。
【0022】〔4〕無機固体含有組成物 本発明の無機固体含有組成物を構成する媒質は、有機物
であれば何でもよい。本発明の組成物を得る場合、無機
固体を表面改質した後、媒質と混合してもよいし、媒質
と表面改質剤との混合物に無機固体を混合してもよい
し、媒質と無機固体の混合物に表面改質剤を混合しても
よい。本発明の表面改質剤の使用量は〔3〕項で述べた
通りである。
【0023】(4-1) 合成樹脂組成物 合成樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリブタジエン、ポリカーボネー
ト、ポリアクリロニトリル、ABS樹脂、AES樹脂、
ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド12、ポリ
エーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサ
ルホン、ポリアリルアミン、ポリフェニレンオキシド、
石油樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビ
ニル、ポリジメチルシリコーン、ポリジフェニルシリコ
ーン等の熱可塑性樹脂及びそれらの誘導体、並びにそれ
らを含む共重合体や、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ポリイミド、ポリウレタン、メラミン樹脂、ウレア樹
脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱
硬化性樹脂及びそれらの誘導体が例示される。この場
合、合成樹脂 100重量部に対し、無機固体は好ましくは
0.01〜500 重量部、更に好ましくは 0.1〜300 重量部配
合される。
【0024】(4-2) ゴム組成物 ゴムとして、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリル−ブタジエン
ゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、ノルボルネン
ゴム、エピクロロヒドリンゴム、フッ素ゴム、シリコー
ンゴムや熱可塑性エラストマー等の合成ゴムが例示され
る。なお、ゴム組成物を得るには、架橋操作を行う前に
無機固体及び本発明の表面改質剤を混合しておくことが
好ましい。
【0025】この場合、ゴム 100重量部に対し、無機固
体は好ましくは0.01〜500 重量部、更に好ましくは 0.1
〜300 重量部配合される。
【0026】本発明の表面改質剤は塩基性度の高い金属
水酸化物をも強力に疎水化できるため、これを添加した
金属水酸化物粒子含有ゴム組成物はタイヤトレッドとし
て極めて優れた特性を発現する。
【0027】この場合における金属水酸化物として、水
酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシ
ウム等が例示でき、水酸化マグネシウム又は水酸化アル
ミニウムが特に好ましい。これら金属水酸化物の平均粒
子径は好ましくは5nm〜10μm、さらに好ましくは10nm
〜1μmである。
【0028】金属水酸化物粒子を含有するタイヤトレッ
ド用ゴム組成物における金属水酸化物粒子の配合量は、
ゴム 100重量部に対し、5〜 150重量部が好ましいが、
この他に20〜 100重量部のカーボンブラックを併用する
ことが好ましい。この場合、金属水酸化物とカーボンブ
ラックを合わせた全無機粒子量は、30〜 200重量部が好
ましい。また、この範囲内において、シリカ、タルク、
アルミナ等その他の無機粒子を含有していてもよい。な
お、好ましいカーボンブラックとして、HAF、ISA
F、SAF等が挙げられ、ISAF又はSAFが特に好
ましい。
【0029】ここで、本発明の表面改質剤の使用量は、
無機粒子(全量) 100重量部に対し、好ましくは0.05〜
30重量部、さらに好ましくは 0.1〜10重量部、特に好ま
しくは 0.2〜5重量部である。
【0030】タイヤトレッド用ゴムとしては、天然ゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ある
いはこれらの混合物が好ましいが、これら以外のゴムと
して、ポリイソプレン、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム、クロロプレンゴム等を含有していてもよい。
【0031】その他、金属水酸化物粒子を含有するタイ
ヤトレッド用ゴム組成物は、硫黄等の加硫剤や各種の加
硫促進剤を含有していてもよい。また、老化防止剤、軟
化剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化防止剤、アロマテ
ィックオイルやその他の樹脂成分等、各種の添加剤を含
有していてもよい。
【0032】(4-3) ワックス組成物 ワックスとして、常温(例えば25℃)で固体又は半固体
状のワックス状のものが使用され、例えばキャンデリラ
ワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木
蝋、蜜蝋、ラノリン等の天然ワックスや、パラフィンワ
ックス、マイクロワックス、ペトロラタム等の石油ワッ
クス、ポリエチレンワックス、硬化ひまし油等が挙げら
れる。
【0033】この場合、ワックス 100重量部に対し、無
機固体は好ましくは0.01〜500 重量部、更に好ましくは
0.1〜300 重量部配合される。
【0034】(4-4) 液体組成物 液体として、ペンタン、ヘキサン、ガソリン、トルエ
ン、キシレン、石油エーテル等の炭化水素系溶剤や、シ
ンナー、酢酸エチル、シクロヘキサノン、エーテル、テ
トラヒドロフラン等に代表されるエーテル、エステル、
又はケトン系の極性溶剤、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノール等のアルコール類、液状ゴム、
流動パラフィン、潤滑油、ギヤーオイル、シリコーン油
等が例示される。
【0035】この場合、液体 100重量部に対し、無機固
体は好ましくは 0.005〜300 重量部、更に好ましくは0.
05〜 100重量部配合される。
【0036】
【実施例】合成樹脂組成物の動的粘弾性測定並びに熱変
性温度測定には、アイティー計測制御社製DVA-225 を使
用した。耐摩耗性測定は、アクロン型摩耗性試験機(上
島製作所製)を用い、JIS K6264(A-2法)に準拠して行
った。試験片と摩耗輪との角度は15°、加重は2749gf、
回転数は75回転/分とした。体積固有抵抗測定には、AD
VANTEC社製R8340Aを使用した。測定プローブはダイアイ
ンストルメンツ社製抵抗測定プローブ HRS型を改造して
用いた。測定電圧は100V。
【0037】合成例1:表面改質剤 温度計、滴下ロート及び攪拌機付き5Lの四つ口フラス
コを乾燥窒素にて置換した後、この四つ口フラスコに室
温下アセトニトリル1500mL、メチルトシレート9.31g
(0.050mol)を仕込んだ。撹拌を開始し、還流状態まで昇
温した。還流下、2−ウンデシル−2−オキサゾリン67
4.4g(3.00mol)を3時間かけて滴下し、さらに24時間還
流させて重合を行った。冷却後、20Lのイソプロピルエ
ーテルにて再沈殿を行い、濾別後、80℃にて真空乾燥し
て、式(IV)で表される重合単位を有する重合体を得た。
GPC測定(25℃、クロロホルム、ポリスチレン換算)
にて分子量を求めたところ、Mn=11,200であった。
【0038】
【化6】
【0039】合成例2:表面改質剤 モノマーとして2−ヘプチル−2−オキサゾリン634.9
g(3.75mol)を用いる以外は合成例1と同様の条件で重
合、精製を行い、式(V)で表される重合単位を有する重
合体を得た。GPC測定によると、Mn=11,500であっ
た。
【0040】
【化7】
【0041】合成例3:表面改質剤 モノマーとして2−エチル−2−オキサゾリン148.7g
(1.50mol)と2−フェニル−2−オキサゾリン152.4g
(1.00mol)の混合物を用いる以外は合成例1と同様の条
件で重合、精製を行い、式(VI)及び(VII)で表される重
合単位を有するランダム共重合体を得た。GPC測定に
よると、Mn=5,800であった。
【0042】
【化8】
【0043】合成例4:表面改質剤 モノマーとして式(VIII)で表される化合物331.2g(1.00
mol)を用いる以外は合成例1と同様の条件で重合、精製
を行い、式(IX)で表される重合単位を有する重合体を得
た。GPC測定によると、Mn=4,800であった。
【0044】
【化9】
【0045】合成例5:表面改質剤 モノマーとして式(X)で表される化合物351.7g(0.50mo
l)を用いる以外は合成例1と同様の条件で重合、精製を
行い、式(XI)で表される重合単位を有する重合体を得
た。GPC測定によると、Mn=3,100であった。
【0046】
【化10】
【0047】実施例1 ベンガラ(バイエル社製バイフェロックス140M)6.0gと
表面改質剤0.12gを、50gの流動パラフィンに加え、
70℃で加温/撹拌後、室温まで放冷した。ベンガラ粒子
は均一に微分散し、12ヶ月経過後も沈降しなかった。
【0048】比較例1−1 実施例1と同じベンガラ 6.0gを、50gの流動パラフィ
ンに加え、70℃で加温/撹拌後、室温まで放冷した。ベ
ンガラ粒子は、撹拌停止後、直ちに沈降した。
【0049】比較例1−2 実施例1と同じベンガラ6.0gに、γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン0.3gを含むエタノール溶液を噴
霧、風乾後、 120℃で1時間加熱処理し、シランカップ
リング処理ベンガラを得た。これを50gの流動パラフィ
ンに加え、70℃で加温/撹拌後、室温まで放冷した。ベ
ンガラ粒子は、撹拌停止後、2〜3分で沈降した。
【0050】試験例1 実施例1、比較例1−1及び1−2で得たベンガラ−流
動パラフィン組成物の発色を目視評価した。結果を表1
に示す。
【0051】
【表1】
【0052】実施例2 ポリエチレンワックス(東洋ペトロライト社製ポリワッ
クス655 ;融点:102℃)10gと、ミリスチン酸n−ブ
チル40gを加熱混合後放冷し、素ワックス50gを得た。
これと、実施例1と同じベンガラ 6.0g、表面改質剤
0.12gを50℃で10分間ロール混練後、成形し、ベンガラ
−ワックス組成物を得た。
【0053】比較例2−1 実施例2記載の素ワックス50gと、ベンガラ 6.0gを、
60℃で10分間ロール混練後、成形し、ベンガラ−ワック
ス組成物を得た。
【0054】比較例2−2 実施例2記載の素ワックス50gと、比較例1−2記載の
シランカップリング処理ベンガラ 6.3gを、50℃で10分
間ロール混練後、成形し、ベンガラ−ワックス組成物を
得た。
【0055】試験例2 実施例2、比較例2−1、比較例2−2で得たベンガラ
−ワックス組成物の発色を目視評価した。結果を表2に
示す。
【0056】
【表2】
【0057】実施例3 ポリスチレン(旭化成工業社製スタイロン666) 600g、
シリカ(日本シリカ社製ニップシールAQ)300g、表面
改質剤 1.5gを、 160℃のロール混練機で7分間混練
し、シリカ含有ポリスチレン組成物を得た。
【0058】比較例3 表面改質剤 1.5gの代わりに、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン6gを用いた以外は実施例3と同様に
して、ポリスチレン組成物を得た。
【0059】試験例3 実施例3及び比較例3で得たポリスチレン組成物の破断
面を偏光顕微鏡で観察し、無作為に抽出した同一画角の
顕微鏡写真各10枚を画像解析し、シリカ凝集粒の粒径分
布を調べた。写真で識別できる粒径2μm以上及び10μ
m以上のシリカ凝集粒の全シリカ量に対する割合を表3
に示す。これらの結果から実施例3では比較例3に比べ
粗大凝集粒の割合が大幅に低下していることがわかっ
た。
【0060】
【表3】
【0061】実施例4 天然ゴム(RSS 1 号)360g、スチレン−ブタジエンゴム
(日本ゼオン社製ニッポール#1502)240g、カーボンブ
ラック(東海カーボン社製シースト300) 300g、表面改
質剤0.75gを、 140℃の小型バンバリーミキサーで4
分間素練り後、これを70℃のロール混練機に移し、硫黄
18g、加硫促進剤2種(ジベンゾチアジルジスルフィ
ド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスル
フェンアミド)各3gを加え、さらに7分間混練した。
得られたゴム組成物の一部を厚さ2mmの板状にプレス成
形した(170℃, 15分間)。
【0062】比較例4 表面改質剤0.75gの代わりに、ジアルキルスルホコハ
ク酸ソーダ(花王製ペレックスOT-P)15gを用いた以外
は実施例4と同様にして、ゴム組成物を得た。
【0063】試験例4 実施例4及び比較例4で得たゴム組成物の動的粘弾性を
測定した。50℃での弾性率とtan δ値を表4に示す。実
施例4のゴム組成物の弾性率が高いことは、本発明の表
面改質剤により同ゴム組成物中でカーボンブラックがよ
り微細に分散していることを示す。他方で、実施例4の
ゴム組成物のtan δ値が小さいことは、本発明の表面改
質剤が従来の分散剤より強固にカーボンブラック表面に
固着し、界面でのエネルギー・ロスが非常に小さくなっ
ていることを示している。
【0064】実施例4と比較例4のゴム組成物中の、2
μm以上の粗大カーボンブラック凝集粒の割合を偏光顕
微鏡下で調べた結果も表4に示す。
【0065】
【表4】
【0066】実施例5 カーボンブラック 300gの代わりに、カーボンブラック
150gと水酸化アルミニウム(昭和電工社製ハイジライ
トH-43M) 120gを用いた以外は実施例4と同様にして、
ゴム組成物を得た。
【0067】比較例5 表面改質剤0.75gの代わりに、ビス(3−トリエトキ
シシリルプロピル)ポリスルフィド[ポリスルフィド部
のS数:2−8]12gを用いた以外は実施例5と同様に
して、ゴム組成物を得た。
【0068】試験例5 実施例5及び比較例5で得たゴム組成物のグリップ性能
(0℃でのtan δ値より)、転がり抵抗性(50℃でのta
n δ値より)、並びに耐摩耗性を評価し、表5に示し
た。何れも比較例5のゴム組成物の値を100 とする指数
で表し、指数が大きいほど性能がよいことを示す。
【0069】実施例5のゴム組成物は、比較例5の組成
物に比べ、高い耐摩耗性を維持しながら、極めて高いグ
リップ性、転がり抵抗性を示す。これは、本発明の表面
改質剤がシランカップリング剤より強固に水酸化アルミ
ニウム表面に固着し、界面でのエネルギー・ロスを非常
に小さく低減しつつ、ゴムマトリックスとの親和性を高
めていることを示す。
【0070】
【表5】
【0071】実施例6 実施例3と同じポリスチレン 100gに、チューブ状グラ
ファイト1〜5gを加え、160 ℃で7分間ロール混練し
た。この時、チューブ状グラファイト添加量の0.5%量
の表面改質剤をそれぞれ添加した。得られたチューブ
状グラファイト含有ポリスチレン組成物を厚さ10mmの板
状にプレス成形した(165℃, 2分間)。
【0072】尚、チューブ状グラファイトは次のように
合成した。ブチルメタクリレートとビニルフェロセンの
9:1共重合体1kgと、石油ピッチ1kgをよく混合し、
窒素気流下、シリコニット管状炉で1000℃で熱分解し
た。放冷後、炉の端部内壁に析出した炭素化合物を集
め、ヘキサン、次いでトルエンで十分に洗浄した。これ
をエタノール中、ボールミルで湿式粉砕(48時間)した
後、乾燥した。本炭素状化合物が直径10〜20nmのチュー
ブ状グラファイトであることは、透過型電子顕微鏡で確
認した。
【0073】比較例6−1 表面改質剤の代わりに、チューブ状グラファイト使用
量の3%量のジアルキルスルホコハク酸ソーダ(比較例
4と同じもの)を用いた以外は実施例6と同様にして、
チューブ状グラファイト含有ポリスチレン組成物のプレ
ス品を得た。
【0074】比較例6−2 ブランクとして、ポリスチレンのみを実施例6と同様の
条件にてプレス成型した。
【0075】試験例6 実施例6、比較例6−1記載の計10種類のポリスチレン
組成物、並びに比較例6−2記載のポリスチレンの体積
固有抵抗値を測定した。結果を表6に示す。比較例6−
1記載のポリスチレン組成物では、体積固有抵抗値が 1
07Ω・cm以下となるのに4g以上のチューブ状グラファ
イトを添加せねばならないが、本発明の表面改質剤を含
有する実施例6記載のポリスチレン組成物では、チュー
ブ状グラファイト1gを添加するだけで体積固有抵抗値
は 105Ω・cmオーダーを示した。これは、電気伝導度の
高いチューブ状グラファイトが、凝集することなく効率
よく分散したためである。
【0076】
【表6】
【0077】実施例7 表面改質剤 0.125gと銅フタロシアニン(チバ・スペ
シャルティ・ケミカルズ社製イルガジンBlue X-3367)
2.5gを80℃で混合後、ポリエステル樹脂(東洋紡社製
バイロン)50gを加えて小型二軸押出機で5分間混練
し、顔料分散ポリエステル組成物を得た。本組成物は透
明感のある鮮青色を呈し、光学顕微鏡下で2μm以上の
顔料粗大凝集粒は認められなかった。
【0078】比較例7 表面改質剤を用いず、銅フタロシアニン 2.5gとポリ
エステル樹脂50gのみを用いる以外は実施例7と同様に
して顔料分散ポリエステル組成物を得た。本組成物は不
透明な青色を呈し、光学顕微鏡下で観察すると、樹脂マ
トリックスは基本的に非着色で、顔料は数〜数十μm以
上の粗大凝集粒を形成していた。
【0079】実施例8 メラミン樹脂(大日本インキ社製スーパーベッカミンG-
821-60)100g、銅粉末(平均粒径:6μm)80g、リノ
ール酸5g、表面改質剤 0.4gを15分間ロール混練し
た。これをガラス基板上に厚さ1μmで塗布後、 150℃
に15分間保持して硬化し、銅粉末含有メラミン樹脂組成
物被膜を得た。
【0080】比較例8 表面改質剤を添加しなかった以外は実施例8と同様に
して、銅粉末含有メラミン樹脂組成物被膜を得た。
【0081】試験例7 実施例8及び比較例8で得た銅粉末含有メラミン樹脂組
成物の体積固有抵抗値を測定した。結果を表7に示す。
実施例8では銅粉末が凝集することなく分散しており、
より高い電気伝導度を示した。
【0082】
【表7】
【0083】実施例9 超微粒子無水シリカ(日本アエロジル社製アエロジル20
0 ;平均粒径:12nm、BET比表面積: 200±25m2
g)500gを、表面改質剤 5.0gと共に、ヘンシェルミ
キサーにて5分間混合し、表面改質した超微粒子シリカ
を得た。
【0084】試験例8(粉体の感触評価) 実施例9で得た有機表面処理超微粒子シリカと、比較例
9として未処理のアエロジル200 の粉体感触を、専門パ
ネラー10名によって、以下に示す5段階で評価し、その
平均値を表8に示した。
【0085】粉体感触評価基準(きしみ、ざらつき、し
っとり感) 1:感触が悪い 2:感触がやや悪い 3:ふつう 4:感触がやや良い 5:感触が良い
【0086】
【表8】
【0087】実施例9では表面改質剤で処理すること
により超微粒子シリカの粉体感触が向上した。
【0088】実施例10 実施例9と同じ超微粒子無水シリカ 500gをヘンシェル
ミキサーで撹拌しながら、表面改質剤の20%ジクロロ
メタン溶液12.5mLを添加した。換気しながら5分間撹拌
し、表面処理した超微粒子シリカを得た。
【0089】比較例10 実施例9と同じ超微粒子無水シリカ 500gをヘンシェル
ミキサーで撹拌しながら、(トリデカフルオロ−1,
1,2,2−テトラヒドロオクチル)トリエトキシシラ
ンの20%ジクロロメタン溶液12.5mLを添加した。5分間
撹拌後、 110℃のオーブンで4時間加熱処理し、シラン
カップリング処理超微粒子シリカを得た。
【0090】試験例9(撥水/撥油性試験) 実施例10及び比較例10で得た有機表面処理超微粒子
シリカをそれぞれ、加圧機で圧縮ペレット(φ:40mm、
厚さ:5mm)とし、大気中で、水及びスクワレンの接触
角を測定した。結果を表9に示す。
【0091】
【表9】
【0092】実施例10では表面改質剤で処理するこ
とにより超微粒子シリカの撥水、撥油性能が向上した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/16 C09D 179/02 C09D 179/02 C08L 101/00 (72)発明者 織田 卓 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 角田 裕三 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社すみだ事業場内 Fターム(参考) 4J002 CM011 CP171 DA016 DA026 DA036 DE056 DE076 DE086 DE096 DE116 DE146 DE186 DE226 DG046 DG056 DJ016 DJ056 EY016 EZ006 FA046 FD016 4J038 DJ002 EA011 4J043 PA02 QA07 RA02 ZA02 ZB03 ZB35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表される重合単位を有す
    るポリ(N−アシルアルキレンイミン)からなる無機固
    体の表面改質剤。 【化1】 [式中、R1は同一又は異なって水素原子を示すか、置換
    基を有していてもよい、炭素数1〜50の炭化水素基もし
    くは炭化水素基の水素原子が一部又は全部フッ素原子に
    置換された基を示すか、又は一般式(II) 【化2】 (式中、R2は同一又は異なって、置換基を有していても
    よい炭素数1〜22の炭化水素基を示し、b及びcは同一
    又は異なって0〜22の整数を示す。)で表されるケイ素
    原子含有基を示す。aは2又は3を示す。]
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表面改質剤で表面の少な
    くとも一部を被覆された無機固体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表面改質剤と、無機固体
    とを含有する合成樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の表面改質剤と、無機固体
    とを含有するゴム組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表面改質剤と、無機固体
    とを含有するワックス組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表面改質剤と、無機固体
    とを含有する液体組成物。
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