JP2001072233A - 突起付き部品の規制装置および規制方法 - Google Patents

突起付き部品の規制装置および規制方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の高さ方向で見て上側または下側に突起
部分が形成されている突起付き部品を対象とするもので
あって、この部品が上下方向において異常な向きで移送
されて来たときにその部品の通過を阻止することが実施
されている。しかし、既知の実施のものは、高さ方向の
計測によって正常部品は通過、異常部品は停止を行わせ
ている。ところで、部品の向きが正常と異常とで高さに
大きな差があれば、このような検出は可能であるが、こ
の差がわずかであったり、あるいは差がないときには検
出が不可能となる。 【解決手段】 上述のような問題を解決するために、通
過規制部材17に、部品10の突起部分11の通過を阻
止する幅寸法とされた規制部18と突起部分11の通過
を阻止しない幅寸法とされた非規制部19を設置したの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】部品の高さ方向で見て上側ま
たは下側に突起部分が形成されている突起付き部品が、
上下方向において異常な向きで移送されて来たときに、
その部品の通過を阻止する必要がある。本発明は、この
ような技術分野に属している。
【0002】
【従来の技術】パーツフィーダから移送通路に送り出さ
れる部品、たとえば溶着用の突起付きプロジェクション
ナットは、パーツフィーダで表裏いずれかの向きに整え
られてから移送通路に出て行く。このようにパーツフィ
ーダにおいては表裏いずれかの向きに統一されているの
であるが、何等かの原因で表裏が逆向きになって送り出
されることがある。逆向きの部品が送り出されるのを阻
止するために、部品の高さを検知して正常なものは通
過、異常なものは停止というように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述のような高さの
次元で制御するものは、正常な向きと異常な向きとの高
さの差が大きければ制御が行いやすいのであるが、高さ
の差が小さいときには、部品を規制する部材の高さ空間
を微妙に調整する必要がある。例えば、プロジェクショ
ンナットは一般的に四角いナットの四隅に溶着用の突起
が形成してあるが、この突起の高さ方向の突出量は比較
的小さく、幅方向には高さ方向よりも大きな突出量が設
定されている。このように高さ方向で正常・異常を判別
することは、規制部材の微調整が困難であり、しかも少
しでも調整値が狂うと正否の判別が不可能となり、異常
な向きの部品がそのまま送出されることになる。
【0004】また、正常な向きと異常な向きのいずれで
あっても、高さに差がないような部品の場合には、高さ
方向の通過空間で規制制御をすることができない。
【0005】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、上
述の問題点を解決するために発案されたもので、請求項
1の発明は、部品の高さ方向で見て上側または下側に突
起部分が形成されている突起付き部品を対象とするもの
であって、この部品が上下方向において異常な向きで移
送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規制
部材が部品の移送通路に配置されていることを特徴とし
ている。
【0006】したがって、通過規制部材は、上側または
下側に形成された突起部分に対応した規制制御を果たし
て、異常な向きの部品通過を阻止している。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、通
過規制部材は、突起付き部品の突起部分の通過を阻止す
る幅寸法とされた規制部と突起部分の通過を阻止しない
幅寸法とされた非規制部を有していることを特徴として
いる。
【0008】したがって、突起付きの部分が規制部を通
過しようとしても、すなわち、異常な向きの部品は、突
起部分が規制部に引っ掛かって通過は許されない状態に
なるのである。これとは逆に突起部分が非規制部に対応
しているときには、部品の通過が許されるのである。
【0009】請求項3の発明は、部品の高さ方向で見て
上側または下側に突起部分が形成されている突起付き部
品を対象とするものであって、この部品が上下方向にお
いて異常な向きで移送されて来たときにその部品の通過
を阻止する通過規制部材が部品の移送通路に配置されて
いるものであって、パーツフィーダと部品供給装置は移
送通路で接続され、パーツフィーダ側の移送通路に通過
規制部材を設置し、部品供給装置の近傍の移送通路に部
品センサーを取付け、通過規制部材で部品通過が阻止さ
れたとき、部品センサーと部品供給装置との間の待機部
品個数が減少したことを部品センサーで検出し、この検
出信号でパーツフィーダを作動させ、この作動から一定
時間経過後に部品が前記センサーで検知されないときに
異常信号を出させることを特徴としている。
【0010】このような作動によって、通過規制部材で
異常な部品が阻止されてから一定の時間を経過しても、
待機部品の補充が開始されないときには、異常信号を出
してパーツフィーダの作動を停止したり、警報ブザーを
鳴らしたりするのである。パーツフィーダが作動し続け
ているのにもかかわらず、一定時間経過後であっても待
機部品の補充がなされないときには、通過規制部材に部
品が拘束されているものと判断して、パーツフィーダの
作動を停止させたり、警報を発して異常を告知して異常
部品の除去等の対応をとるのである。
【0011】請求項4の発明は、部品の高さ方向で見て
上側または下側に突起部分が形成されている突起付き部
品を対象とするものであって、この部品が上下方向にお
いて異常な向きで移送されて来たときにその部品の通過
を阻止する通過規制部材が部品の移送通路に配置されて
いるものであって、パーツフィーダと部品供給装置は移
送通路で接続され、パーツフィーダ側の移送通路に通過
規制部材を設置し、パーツフィーダの近傍であって通過
規制部材の下流側の移送通路に部品センサーを取付け、
通過規制部材で部品通過が阻止されたとき、この阻止さ
れる直前の部品を部品センサーで検知してから一定時間
経過後に部品が前記センサーで検知されないときに異常
信号を出させることを特徴としている。
【0012】上述のような作動によって、通過規制部材
で異常な部品が阻止されてから一定の時間を経過して
も、部品センサーが部品通過を検知しないときには、通
過規制部材に部品が拘束されているものと判断して、パ
ーツフィーダの作動を停止させたり、警報を発して異常
を告知して異常部品の除去等の対応をとるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態にしたがっ
て本発明をくわしく説明する。パーツフィーダの形式と
しては、円形のボウルを振動させるタイプのものや、振
動をさせないで磁石で部品を誘導するタイプなどがあ
る。以下の実施形態では、前者の振動式のものを例示し
ている。
【0014】振動式パーツフィーダ1は、円形のボウル
2の下側に起振部3が配置され、ボウル2の内周側に螺
旋通路4が形成されており、これに移送通路5が接続さ
れている。移送通路5は、螺旋通路4に連続した中継通
路6に連なっているもので、送出管7やそれに接続され
た送出ホース8等で形成されている。螺旋通路4はガイ
ド板9によって形成され、このガイド板9が中継通路6
から移送通路5を形成している。ここで扱われている突
起付き部品は、鉄製のプロジェクションナット10であ
り、四角いナットの四隅に溶着用の突起11が形成され
ている。したがって、送出管7や送出ホース8の通路形
状は、図10等から明らかなように断面が長方形になっ
ている。そして、図7(A)から明らかなように突起1
1は、幅方向に突き出ている。
【0015】円弧形の係止溝12がガイド板9の外周部
にそって形成され、この付近のガイド板9は外周側が低
くなっている。ナットの突起11が下側になっていると
き、すなわち「表」状態のときには突起11が係止溝1
2にはまり込んでいるので、ナットはガイド板9から滑
り落ちることなく中継通路6から移送通路5の方へ移動
して行く。もし、ナットの突起11が上側になったいわ
ゆる「裏」状態の時には、ナットは係止溝12に引っ掛
かることなくガイド板9から転落し、受け箱13の傾斜
した底板14から通孔15を経てボウル2内へ戻され
る。なお、ガイド板9はボウル2の内壁板16に溶接さ
れている。
【0016】通過規制部材17は、移送通路5のいずれ
かの箇所に設置されているもので、ここでは移送通路5
の上流端にとりつけてある。通過規制部材17は下向き
に開いたコの字型の断面形状であり、ステンレス鋼を用
いて作られ図5のようにガイド板9に溶接してある。通
過規制部材17には規制部18と非規制部19が形成さ
れ、規制部18は上側の内幅が狭く設定された箇所であ
り、部品の突起部分、すなわち幅方向に突き出た突起1
1の通過を阻止する幅寸法とされている。一方、非規制
部19は突起11の通過を阻止しない幅寸法とされてお
り、下側の内幅が広く設定されている。そして、ナット
10が滑らかに通過できるようにするために、図7
(C)のように規制部18に斜面20が形成してある。
同図の矢線21はナット10の移動方向を示している。
【0017】図7(A)は、ナット10が表状態の正常
な場合であり、この時には突起11、11は非規制部1
9内に位置し、ナット10の四角い部分の上側は規制部
18内に位置している。したがって、ナット10は通過
規制部材17のどこにも引っ掛かることなく同部材を通
過する。図7(B)は、ナット10が裏状態の異常な場
合であり、このときにはナット10の四角い部分は非規
制部19に対応しており、突起11、11は規制部18
に対応しているので、ナット10が通過規制部材17を
通過しようとしても、突起11、11が規制部18の間
を通過することができないので、ナット10の通過が阻
止される。
【0018】通過規制部材17の後流側には送出管7が
接続され、さらに送出ホース8が送出管7に接続されて
いる。送出管7は鋼板製であり、送出ホース8はウレタ
ン製であり、両方とも移送通路5はナット10の通過に
適した矩形断面とされている。送出管7内に向かって圧
縮空気を吹込んで、ナット10を送出ホース8の方に圧
送するようになっている。図6はその部分の断面図であ
り、送出管7に斜め方向のノズル孔22を明け、これに
合致させて空気管23が溶接されている。空気管23に
は、図1のように空気ホース24が接続されている。し
たがって、ノズル孔22よりも右側(後流側)にナット
10が移動してくると、ノズル孔22から圧縮空気が噴
射されてナット10は勢い良く移送されてゆく。
【0019】送出管7の直後の送出ホース8に部品セン
サー25が取り付けてある。部品センサーの種類として
はいろいろなものが採用できるが、ここでは近接スイッ
チを使っており、図10のように固定バンド26で送出
ホース8に密着させてある。部品センサー25で移動し
てきたナット10が検出されると、その信号によって圧
縮空気がノズル孔22からナット10に噴射され、ナッ
ト移送がなされる。このようなナット検出から空気噴射
に至る作動は、通常の空気切替え弁や制御回路によって
簡単に実施できるので、ここでは具体的な説明は省略し
た。
【0020】逆L字型をした支持アーム27はその基部
28が内壁板16と送出管7に溶接され、支持部29上
に送出ホース8が載置され、それをハット型断面の押さ
え金具30で固定している。押さえ金具30は、フラン
ジ31に固定ボルト32をねじ込んで、支持部29に固
定されている。
【0021】図11について説明すると、パーツフィー
ダ1と部品供給装置33とは移送通路5、すなわち送出
ホース8で接続され、通過規制部材17はパーツフィー
ダ1側に近い箇所の移送通路5に設置されている。部品
供給装置33の近傍の移送通路5に部品センサー25が
取り付けられており、このセンサー25と部品供給装置
33との間の移送通路5が部品を待機させる機能を果た
している。この待機個数は、たとえば10個のナットで
あり、10個目または11個目が部品センサー25で感
知されているときには、センサー25からは何も信号は
発せられない。センサー25のところまで並んでいたナ
ット10が部品供給装置33で消費されるので、部品供
給装置33と部品センサー25との間の部品が減少した
ことを部品センサー25が検出し、その信号を起振ユニ
ット34に伝達して、パーツフィーダ1が作動を開始す
る。しかし、通過規制部材17で異常な向きのナットが
その移動を阻止されると、パーツフィーダ1の運転を続
行しても無駄であるから、パーツフィーダ1の運転開始
後一定時間を経過したら、パーツフィーダ1を停止させ
るように構成してある。そのために、タイマー35が部
品センサー25と起振ユニット34を接続する結線36
の途中に挿入してある。このようにして、タイマー35
によって一定時間後に信号が発せられると、これによっ
て起振ユニット34を停止させたり、警報を発するよう
にするのである。
【0022】部品供給装置33は供給ロッド37でナッ
ト10を供給するものであって、エアシリンダ38で供
給ロッド37が進退するようになっている。ナット10
の供給先はプロジェクション溶接装置39であり、固定
電極40と可動電極41とが対をなしており、固定電極
40上に鋼板部品42が載置され、そこから突き出た固
定電極40のガイドピン43にナット10がはめ込ま
れ、その後可動電極41が下降してきてナットが鋼板部
品に溶接される。なお、可動電極41はエアシリンダ
(図示されていない)によって、進退するように構成さ
れている。
【0023】図12について説明すると、これは部品セ
ンサー25の設置箇所が図11のものと異なっているだ
けである。ここでは、部品センサー25がパーツフィー
ダ1の近傍であって、通過規制部材17の下流側の移送
通路5に対して部品センサー25が取り付けられてい
る。このように構成することによって、ナット10が通
過規制部材17に阻止されることなく定間隔で送出され
てくるときには、部品センサー25がそれを感知してタ
イマー35に信号を送り、それによってタイマー35は
計時を開始するが、その後からさらにナットが流れてき
て部品センサー25からタイマー35に信号が送られる
ので、タイマー35からは異常信号は発信されない。し
かし、異常な向きのナットが通過規制部材17に引っ掛
かると、一定間隔のナット移送が途絶えるので、部品セ
ンサー25からの信号で計時を開始したタイマー35か
らは、異常信号が発せられて、これによってパーツフィ
ーダ1の作動を止めたり、警報を発するようにするので
ある。
【0024】この発明において対象にしている部品は、
高さ方向で見て上側または下側に突起部分が形成されて
おり、それが縦方向の幅、横方向の幅のいずれの側にも
突出している(図1の二点鎖線図示の形状を参照)もの
であり、その代表的なものとしてプロジェクションナッ
トがある。他方、図9のように円形の本体部44の下側
に円形のフランジ45が設置されているような部品10
でも、本発明の対象になり、フランジ45が突起部分に
相当している。
【0025】図8は、ナット10が裏向きに出されるこ
とが正常な場合であり、したがって、規制部18と非規
制部19との上下関係が図7のものとは逆になってい
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、部品の高さ方向で見て
上側または下側に突起部分が形成されている突起付き部
品を対象とするものであって、この部品が上下方向にお
いて異常な向きで移送されて来たときにその部品の通過
を阻止する通過規制部材が部品の移送通路に配置されて
いるから、異常部品の通過を確実に停止させることがで
きるのである。
【0027】通過規制部材は、部品の突起部分の通過を
阻止する幅寸法とされた規制部と突起部分の通過を阻止
しない幅寸法とされた非規制部を有しているから、これ
らの規制部と非規制部を固定的に設置して、従来技術の
ような微調整が不要なものとなり、したがって、作動精
度は著しく高くなり、同時に日常の管理も簡単になるの
である。さらに、正常・異常いずれの向きであっても部
品の高さに差がない場合、本発明では幅方向で設定した
規制部と非規制部の関連で、異常部品を阻止するもので
あるから、対象部品の範囲を広く求めて、高い有用性が
確保できるのである。
【0028】部品の高さ方向で見て上側または下側に突
起部分が形成されている突起付き部品を対象とするもの
であって、この部品が上下方向において異常な向きで移
送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規制
部材が部品の移送通路に配置されているものであって、
パーツフィーダと部品供給装置は移送通路で接続され、
パーツフィーダ側の移送通路に通過規制部材を設置し、
部品供給装置の近傍の移送通路に部品センサーを取付
け、通過規制部材で部品通過が阻止されたとき、部品セ
ンサーと部品供給装置との間の待機部品個数が減少した
ことを部品センサーで検出し、この検出信号でパーツフ
ィーダを作動させ、この作動から一定時間経過後に部品
が前記センサーで検知されないときに異常信号を出させ
ることを特徴とする方法であるから、通過規制部材で異
常部品が阻止されたときには、異常信号が発せられるの
で、この信号を用いてブザーやランプなどの警報をする
ことが可能であり、また、この異常信号を用いてパーツ
フィーダの作動を停止させることも可能であり、パーツ
フィーダの騒音低減や電力の節約に有効である。
【0029】部品の高さ方向で見て上側または下側に突
起部分が形成されている突起付き部品を対象とするもの
であって、この部品が上下方向において異常な向きで移
送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規制
部材が部品の移送通路に配置されているものであって、
パーツフィーダと部品供給装置は移送通路で接続され、
パーツフィーダ側の移送通路に通過規制部材を設置し、
パーツフィーダの近傍であって通過規制部材の下流側の
移送通路に部品センサーを取付け、通過規制部材で部品
通過が阻止されたとき、この阻止される直前の部品を部
品センサーで検知してから一定時間経過後に部品が前記
センサーで検知されないときに異常信号を出させること
を特徴とする方法であるから、通過規制部材で異常部品
が阻止されたときには、異常信号が発せられるので、こ
の信号を用いてブザーやランプなどの警報をすることが
可能であり、また、この異常信号を用いてパーツフィー
ダの作動を停止させることも可能であり、パーツフィー
ダの騒音低減や電力の節約に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図2】パーツフィーダの全体形状を示す簡略的な平面
図である。
【図3】図1の(3)−(3)断面図である。
【図4】図1の(4)−(4)断面図である。
【図5】図1の(5)−(5)断面図である。
【図6】空気噴射部分の断面図である。
【図7】通過規制部材の形状を示すもので、(A)はナ
ットが正常な向きで通過している状態を、(B)はナッ
トが異常な向きで対応している状態を、(C)は反転さ
せた状態を示している。
【図8】通過規制部材の正面図で、規制部と非規制部を
上下逆にした場合である。
【図9】他の部品の外観を示す側面図である。
【図10】部品センサーの取付けを示す断面図である。
【図11】全体的なシステム図である。
【図12】図11のものとは異なった全体的なシステム
図である。
【符号の説明】
11 突起部分 10 突起付き部品 17 通過規制部材 5 移送通路 18 規制部 19 非規制部 1 パーツフィーダ 33 部品供給装置 25 部品センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の高さ方向で見て上側または下側に
    突起部分が形成されている突起付き部品を対象とするも
    のであって、この部品が上下方向において異常な向きで
    移送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規
    制部材が部品の移送通路に配置されていることを特徴と
    する突起付き部品の規制装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、通過規制部材は、突
    起付き部品の突起部分の通過を阻止する幅寸法とされた
    規制部と突起部分の通過を阻止しない幅寸法とされた非
    規制部を有していることを特徴とする突起付き部品の規
    制装置。
  3. 【請求項3】 部品の高さ方向で見て上側または下側に
    突起部分が形成されている突起付き部品を対象とするも
    のであって、この部品が上下方向において異常な向きで
    移送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規
    制部材が部品の移送通路に配置されているものであっ
    て、パーツフィーダと部品供給装置は移送通路で接続さ
    れ、パーツフィーダ側の移送通路に通過規制部材を設置
    し、部品供給装置の近傍の移送通路に部品センサーを取
    付け、通過規制部材で部品通過が阻止されたとき、部品
    センサーと部品供給装置との間の待機部品個数が減少し
    たことを部品センサーで検出し、この検出信号でパーツ
    フィーダを作動させ、この作動から一定時間経過後に部
    品が前記センサーで検知されないときに異常信号を出さ
    せることを特徴とする突起付き部品の規制方法。
  4. 【請求項4】 部品の高さ方向で見て上側または下側に
    突起部分が形成されている突起付き部品を対象とするも
    のであって、この部品が上下方向において異常な向きで
    移送されて来たときにその部品の通過を阻止する通過規
    制部材が部品の移送通路に配置されているものであっ
    て、パーツフィーダと部品供給装置は移送通路で接続さ
    れ、パーツフィーダ側の移送通路に通過規制部材を設置
    し、パーツフィーダの近傍であって通過規制部材の下流
    側の移送通路に部品センサーを取付け、通過規制部材で
    部品通過が阻止されたとき、この阻止される直前の部品
    を部品センサーで検知してから一定時間経過後に部品が
    前記センサーで検知されないときに異常信号を出させる
    ことを特徴とする突起付き部品の規制方法。
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